JPH091494A - リボンカット装置 - Google Patents

リボンカット装置

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Publication number
JPH091494A
JPH091494A JP17544195A JP17544195A JPH091494A JP H091494 A JPH091494 A JP H091494A JP 17544195 A JP17544195 A JP 17544195A JP 17544195 A JP17544195 A JP 17544195A JP H091494 A JPH091494 A JP H091494A
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JP
Japan
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ribbon
upper blade
cutting
blade
passage
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Pending
Application number
JP17544195A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Seki
豊 関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Tosok Corp
Original Assignee
Nidec Tosok Corp
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Publication date
Application filed by Nidec Tosok Corp filed Critical Nidec Tosok Corp
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Publication of JPH091494A publication Critical patent/JPH091494A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 送出するリボンの詰まりに起因する装置の停
止を防止する。 【構成】 リボンカット装置1を、リボン3を送り出す
送り機構5と、送り機構5より送出されたリボン3が通
過するリボン通路8と、リボン通路8より送出されるリ
ボン3を切断する切断機構15とにより構成する。切断
機構15を、リボン通路8の先端部12上に固定された
上刃16と、上刃16よりリボン3の送出側に枢支され
た下刃17とにより構成し、上刃16の上刃超硬部18
に、リボン3の切断部位を形成する切り欠き部20を設
ける。上刃16の裏面21に溝22を設け、上刃超硬部
18に、溝22及び切り欠き部20に連続した細溝23
を設ける。上刃16の裏面21が密着した装置本体4の
壁面24にパイプ25を設け、パイプ25を介して送ら
れて来る窒素ガスが、上刃16の溝22、細溝23を介
して上刃16の切り欠き部20へ向けて噴出するように
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リボン通路より送出さ
れるリボンを切断するリボンカット装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体などのチップをパッケージ
やリードフレームのダイパッド上に搭載する際には、リ
ボンカット装置によりカットされたリボン片を、前記チ
ップと前記ダイパッドとの間に介在させ、前記チップを
固定させている。
【0003】前記リボンカット装置の装置本体81に
は、図6に示すように、テープ状のリボン82が巻かれ
たリボンリール83と、該リボンリール83のリボン8
2を送り出す送り機構84と、該送り機構84より送ら
れて来る前記リボン82を切断する切断機構85とが設
けられており、前記装置本体81には、前記送り機構8
4より送られて来るリボン82を前記切断機構85へ案
内するリボン通路86が形成されている。
【0004】前記送り機構84は、駆動ローラー87
と、該駆動ローラー87の回転に従動する従動ローラー
88とからなり、前記リボンリール83のリボン82
を、一定のタイミングで所定量づつ前記リボン通路86
を介して前記切断機構85へ送るように構成されてい
る。また、前記切断機構85は、前記装置本体81に固
定された上刃89と、前記装置本体81に一端側が枢支
された前記上刃89と対をなす下刃90とからなり、該
下刃90が、前記駆動ローラー87のタイミングに同期
して上下作動することにより、両刃89,90の間に送
られてくる前記リボン82を切断して、リボン片91を
形成するように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
リボンカット装置にあっては、使用時間の経過に伴い、
前記切断機構85の上刃89あるいは下刃90が摩耗し
てくる。すると、リボン82の切れが悪くなり、切断さ
れたリボン82が前記上刃89の縁、すなわち切断部位
に付着することがある。この状態において、前記送り機
構84が、次の動作タイミングで前記リボン82を送り
出した際に、このリボン82は前記リボン通路86上に
て弛んでしまう。
【0006】この状態でリボンカット装置の作動を続け
ると、前記リボン通路86内でリボン82が重なり合
い、やがて前記リボン82がリボン通路86内に詰まっ
てしまう。この場合には、リボンカット装置を停止さ
せ、前記リボン通路86内に詰まったリボン82を取り
除かなければならず、リボンカット装置を再稼働させる
ために苦労を要する。
【0007】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、送出するリボンの詰まりに起因す
る装置の停止を防止することができるリボンカット装置
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明にあっては、テープ状のリボンを送るリボン通
路と、該リボン通路より送出される前記リボンを切断す
る切断刃と、を備えたリボンカット装置において、前記
切断刃における前記リボンの切断部位へ向け、前記リボ
ン通路側より気体を流す送風路を備えている。
【0009】また、前記切断刃は、前記リボン通路の前
記リボンの送出側に固定された上刃と、該上刃より前記
リボンの送出側に設けられ、前記リボンを切断する方向
に作動する前記上刃と対をなした下刃とからなり、前記
上刃に、前記送風路を形成した。
【0010】
【作用】前記構成のリボンカット装置において、リボン
を切断する切断刃における前記リボンの切断部位には、
送風路を介してリボン通路側より気体が流されるので、
前記リボンを切断した際に、前記切断刃の切断部位に前
記リボンが付着した場合であっても、このリボンは、前
記気体の圧力を受け、前記切断刃から剥離される。
【0011】また、前記切断刃を、上刃と、該上刃と対
をなす下刃とにより構成し、前記上刃に前記送風路を形
成したリボンカット装置にあっては、前記上刃と前記下
刃とによってリボンを切断する際に、前記下刃は、リボ
ンを切断する方向に作動するので、前記リボンの付着が
防止される。一方、前記上刃は前記リボン通路の前記リ
ボンの送出側に固定されているため、該上刃に前記リボ
ンが付着することがある。しかし、この上刃には送風路
が設けられており、この送風路を介して前記上刃におけ
る前記リボンの切断部位に気体が流されるので、前記上
刃に付着したリボンは、前記送風路より送られて来る気
体の圧力を受け、前記上刃から剥離される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面にしたがって
説明する。図1に示すように本実施例にかかるリボンカ
ット装置1は、従来例で示したものと同様に、半導体な
どのチップをパッケージやリードフレームのダイパッド
上に搭載する際に、前記チップと前記ダイパッドとの間
に介在させるリボン片2を、テープ状のリボン3を切断
して形成するものである。
【0013】前記リボンカット装置1の装置本体4に
は、前記リボン3が巻かれた図示しないリボンリールが
回動自在に装着されており、前記リボン3は、前記装置
本体4に設けられた送り機構5によって送り出されるよ
うに構成されている。この送り機構5は、一定のタイミ
ングで所定量回転する駆動ローラー6と、該駆動ローラ
ー6の回転に従動して回転する従動ローラー7とからな
り、前記駆動ローラー6と前記従動ローラー7との間に
挟まれたリボン3を一定のタイミングで所定量づつリボ
ン通路8へ送り出すように構成されている。
【0014】前記装置本体4には、長さ寸法が上面9側
から底面10側に向かうに従って小さくなる断面台形状
の基台部材11が設けられており、この基台部材11
は、先端部12が前記装置本体4より延出するように固
定されている。また、装置本体4における前記基台部材
11の上面9上、すなわち前記リボン3を送る前記リボ
ン通路8上には、該リボン通路8を通過するリボン3を
覆うとともに、前記リボン3の幅寸法に適合した幅寸法
を有する断面L字状の案内部14が前記装置本体4に一
体的に設けられており、リボン通路8上を通過するリボ
ン3を切断機構15へ案内するように構成されている。
【0015】この切断機構15は、前記装置本体4に密
着して固定された前記リボン通路8の先端部12上の上
刃16(図3参照)と、該上刃16より前記リボン3の
送出側にて前記装置本体4に一端側が枢支された前記上
刃16と対をなす下刃17(図2参照)とからなる。前
記上刃16及び下刃17には、前記リボン3を切断する
上刃超硬部18及び下刃超硬部19が各々形成されてお
り、前記上刃超硬部18には、前記リボン3の幅寸法に
適合した幅寸法を有した前記リボン3の切断部位を形成
する切り欠き部20が設けられている。そして、前記下
刃17は、前記駆動ローラー6のタイミングに同期して
上下作動するように構成されており、この下刃17が上
動した際に、両刃16,17の間に送られてくる前記リ
ボン3を切断して、リボン片2を形成するように構成さ
れている。
【0016】前記上刃16の裏面21には、図4に示す
ように、縦方向に延在した送風路を形成する溝22が設
けられており、該溝22の下端に設けられた前記上刃超
硬部18には、図5に示すように、前記溝22及び前記
切り欠き部20に連続した細溝23が形成されている。
そして、図1に示すように、前記上刃16の裏面21が
密着した前記装置本体4の壁面24裏側には、前記壁面
24の穴に接続するパイプ25が突設されており、前記
送り機構5が前記リボン3を送り出す直前に前記パイプ
25を介して送られて来る窒素ガスが、前記上刃16の
溝22、細溝23及び、前記基台部材11の先端部1
2、つまり前記リボン通路8を介して、前記上刃16の
切り欠き部20へ向けて噴出するように構成されてい
る。
【0017】なお、前記切り欠き部20へ向けて噴出さ
れた窒素ガスは、前記基台部材11の先端部12と前記
上刃16との間を通って、装置本体4の外部へ流出する
ように構成されている。
【0018】以上の構成からなる本実施例において、リ
ボンカット装置1を稼働すると、初めのタイミングで、
送り機構5の駆動ローラー6が回転し、リボン3が所定
量送り出されるとともに、あらかじめリボン通路8上に
セットされた前記リボン3が切断機構15の上刃16と
下刃17との間に送出される。次のタイミングで前記下
刃17が上動し、送出されたリボン3を切断してリボン
片2を形成する。そして、図示しない搬送機構によって
前記リボン片2を搬送した後、前記下刃17が下動す
る。このように、前記下刃17は上下方向に作動するの
で、前記リボン3を切断した際にリボン3が下刃17に
付着した場合であっても、付着したリボン3は下刃17
より剥離される。
【0019】一方、前記上刃16は、前記装置本体4に
固定されているため、この上刃16にはリボン3が付着
する場合がある。しかし、前記送り機構5が前記リボン
3を送り出す直前には、前記パイプ25より窒素ガスが
送られて来るので、前記上刃16に付着したリボン3に
は、前記上刃16の溝22及び細溝23を介して送られ
て来る前記窒素ガスの圧力によって下方へ向けた力が加
えられる。これにより、前記リボン3は前記上刃16よ
り剥離され、従来のように、切断刃にリボンが付着して
リボン詰まりが発生するといった不具合は生じない。し
たがって、リボン詰まりによってリボンカット装置が停
止するようなことはなくなり、生産性の向上を図ること
ができる。
【0020】なお、本実施例では、上刃16の裏面21
に溝22,23を設けて送風路を形成したが、リボン通
路8と該リボン通路8上に設けられた案内部14との間
に気体を流し、この気体を、前記上刃16の切り欠き部
20へ向けて噴出させても良い。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1及び2の
リボンカット装置においては、切断したリボンが、上刃
などの切断刃に付着することがあっても、リボンを前記
切断刃より剥離することができるので、切断刃へのリボ
ンの付着に起因するリボン詰まりを防止することができ
る。したがって、リボン詰まりによるリボンカット装置
の停止がなくなり、生産性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す側面図である。
【図2】図1のA矢視図である。
【図3】図2において上刃を取り除いた図である。
【図4】同実施例における上刃の裏面図である。
【図5】図4のB部拡大図である。
【図6】従来のリボンカット装置を示す側面図である。
【符号の説明】
1 リボンカット装置 2 リボン片 3 リボン 5 送り機構 8 リボン通路 15 切断機構 16 上刃 17 下刃 20 切り欠き部(切断部位) 22 溝(送風路) 23 細溝(送風路)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープ状のリボンを送るリボン通路と、 該リボン通路より送出される前記リボンを切断する切断
    刃と、 を備えたリボンカット装置において、 前記切断刃における前記リボンの切断部位へ向け、前記
    リボン通路側より気体を流す送風路を備えたことを特徴
    とするリボンカット装置。
  2. 【請求項2】 前記切断刃は、前記リボン通路の前記リ
    ボンの送出側に固定された上刃と、該上刃より前記リボ
    ンの送出側に設けられ、前記リボンを切断する方向に作
    動する前記上刃と対をなした下刃とからなり、前記上刃
    に、前記送風路を形成したことを特徴とする請求項1記
    載のリボンカット装置。
JP17544195A 1995-06-19 1995-06-19 リボンカット装置 Pending JPH091494A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17544195A JPH091494A (ja) 1995-06-19 1995-06-19 リボンカット装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17544195A JPH091494A (ja) 1995-06-19 1995-06-19 リボンカット装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH091494A true JPH091494A (ja) 1997-01-07

Family

ID=15996145

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17544195A Pending JPH091494A (ja) 1995-06-19 1995-06-19 リボンカット装置

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JP (1) JPH091494A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106926298A (zh) * 2015-05-25 2017-07-07 管伟 一种纸芯线的裁切装置

Cited By (1)

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Effective date: 20041102