JPH09149186A - ビデオ電話装置 - Google Patents

ビデオ電話装置

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JPH09149186A
JPH09149186A JP7301507A JP30150795A JPH09149186A JP H09149186 A JPH09149186 A JP H09149186A JP 7301507 A JP7301507 A JP 7301507A JP 30150795 A JP30150795 A JP 30150795A JP H09149186 A JPH09149186 A JP H09149186A
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JP
Japan
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telephone
video
mode
voice
modem
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JP7301507A
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Yasuyuki Yoshizawa
靖之 吉沢
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M C M JAPAN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像通信を伴うビデオモードと、音声信号の
みによる通信が行われる音声電話モードとを任意に切り
替えることが可能なビデオ電話装置を提供する。 【解決手段】 ゴービデオボタンを押すことにより、リ
レーがモデム側に切り替えられ、ビデオモードに移行す
る。ビデオモードに移行後、再びゴービデオボタンを押
すと、メインCPUは「GO POTS」コマンドを含
むコマンドパケットを相手局に送出する。その後メイン
CPUは、リレーをモデム側から電話回線側に切り替え
る。一方、相手局においては、前記送信されてきた「G
O POTS」コマンドを受信すると、相手局における
リレーをモデムから電話回路に切り替える。自局と相手
局のリレーが各々電話回路に切り替えられることによ
り、ビデオモードから再び通常の音声電話モードに移行
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モデムを用いて画
像データを送受信し得るビデオ電話装置に関する。特
に、画像データを送受信し得るビデオモードと、通常の
音声信号のみによる電話通信が行われる音声電話モード
とを切り替える構成に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、いわゆるビデオ電話装置が幅広く
用いられている。このビデオ電話装置においては、通常
の音声による電話通信の他に、画像データの送受信の機
能が備えられており、相手の顔やあるいは周囲の状況等
を肉眼で確認しながら会話が可能となっている。
【0003】従来の典型的なビデオ電話装置の構成ブロ
ック図が図4に示されている。図4に示されているよう
に、ビデオ電話装置は、古典的な電話回路10に、コン
ピュータ12と、モデム14と、画像入出力装置16と
を備えた構成をしている。この画像入出力装置16は、
画像を表示するディスプレイと、画像を入力するビデオ
カメラ等から構成されており、ビデオ信号をコンピュー
タ12に送出したり、受信したりする。コンピュータ1
2はこのビデオ信号をA/Dコンバータ等によりデジタ
ル信号に変換し、モデム14を介して電話回線に送出
し、また電話回線からモデム14を介して受信したデジ
タル信号である画像データをD/Aコンバータを介して
画像入出力装置16にビデオ信号として送出する。
【0004】このようなビデオ電話装置においては、電
話通信の開始時においては、リレー18が電話回路10
側に切り替えられており、通常の電話による会話がまず
開始される。そして、図示されていない所定のスイッチ
を操作することにより、リレー18をモデム14側に切
り替えることにより、コンピュータ12を中心とした画
像データのやりとりが行われるのである。この所定のス
イッチは例えば「ゴービデオボタン」等と呼ばれる場合
がある。すなわち、操作者がこのゴービデオボタンを押
下することにより、ビデオ電話装置として働くモード
(ビデオモード)に移行することができる。
【0005】リレー18がモデム14側に切り替えられ
た場合、ハンドセット20は電話回路10を介してコン
ピュータ12に接続される。そして、音声信号について
は、通常の会話と同様にハンドセット20を介して行う
ことができる。このように、リレー18がモデム14側
に切り替えられた場合には、画像データだけではなく音
声データもコンピュータ12を介してデジタル信号とし
て送受信が行われる。すなわち、コンピュータ12は音
声信号をA/Dコンバータ等を用いてデジタル信号に変
換し、画像入出力装置16が出力するビデオ信号ととも
にモデム14を介して電話回線に送出するのである。ま
た受信の際にはモデム14を介して受信された画像デー
タとともに(デジタル信号である)音声信号をD/Aコ
ンバータを用いてアナログ信号に変換し、ハンドセット
20に送出するのである。
【0006】このように、従来のビデオ電話装置におい
ては、画像データとともに音声データも、デジタル信号
に変換し、モデム14を介して電話回線に送出したり又
は受信を行ったりしていた。
【0007】以上述べたように、従来のビデオ電話装置
においては、通信の最初においては通常の音声による電
話通信が行われ、所定のボタン等を操作することによ
り、ビデオモードに移行するのである。そして、電話通
信を終了する場合には、そのまま操作者がハンドセット
20をオンフックし、電話回線を切断することにより通
信が終了していた。
【0008】しかしながら、一般にビデオモードでは、
画像モードと音声データとの双方を送る必要があるた
め、通常の音声のみの電話通信(音声電話モード)に比
べて音声の品質が劣化してしまう。また更に、自分の周
囲の状況を相手には見せたくない場合も生じる。このよ
うな場合に、一度ビデオモードに移行した後でも再び通
常の音声のみによる電話通信モードに戻りたい場合が生
じる。また、ビデオモードは具体的に相手に所定の物品
の形状を見せたい場合にのみ使用し、それ以外の場合は
通常の音声による電話通信を行いたい場合もあるであろ
う。
【0009】例えば、特開平1−213058号公報に
は、音声信号を検出した場合には回線切替スイッチが電
話機側に切り替えられ、音声が検出されなくなるとモデ
ム側に切り替えられる構成が示されている。ここに示さ
れている文献によれば、静止画像送受信中における音声
通信が可能とされている。
【0010】また、特開平3−196758号公報に
は、画像信号と音声信号とを一定時間ごとに切り替えて
送出し、通話に支障を与えずに画像信号の伝送を可能に
する静止画テレビ電話装置が示されている。ここに示さ
れている構成によれば、それぞれの画像信号及び音声信
号のヘッド部分には、それぞれ識別信号が含ませられて
いるため、受信側においてはこの識別信号により音声モ
ードか映像モードかを識別することができる。また、映
像信号であれば、モデムによりデジタル信号に復調した
後に一定の処理が行われる構成が示されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】図4において説明した
ように、従来のビデオ電話装置においては、一旦ビデオ
モードに移行した後、通常の電話通信モードに再び移行
することは困難であった。更に、上記各公報には、音声
モードと画像モードとを融合した通信が行われている構
成が示されているが、いわゆるビデオ電話装置におい
て、音声信号のみによる音声電話通信モードと、ビデオ
モードとを操作者の指示に基づき、簡易に切り替えるこ
とができる構成は未だに提案されていない。
【0012】本発明は、係る課題に鑑みなされたもので
あり、その目的は、簡易な構成で音声電話モードとビデ
オモードとを操作者の任意に切り替え可能なビデオ電話
装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】第1の本発明は、上記課
題を解決するために、アナログ音声信号をアナログ回線
に送出し、音声信号のみによる電話通信を行う電話手段
と、デジタル画像データを変調し、アナログ信号に変換
し、前記アナログ回線に送出するモデム手段と、前記電
話手段による音声信号のみによる電話通信を行う音声電
話モードから、前記モデム手段を用いたビデオ電話通信
を行うビデオモードに移行するビデオモード移行手段
と、を備えたビデオ電話装置において、前記ビデオモー
ドから、前記音声電話モードに移行する音声電話モード
移行手段、を含み、この音声電話モード移行手段は、前
記ビデオモードから前記音声電話モードに移行する旨の
移行コマンドを相手側の電話装置に送信するコマンド送
信手段と、前記モデム手段を前記アナログ回線から切り
離し、前記電話手段を前記アナログ回線に接続する切替
手段と、を含むことを特徴とするビデオ電話装置であ
る。
【0014】このように、本発明は、ビデオモードから
音声電話モードに再び移行することが可能である。特
に、この移行手段は、相手側に移行コマンドを送信する
手段を備えているため、相手局も自局に合わせて音声電
話モードに移行させることが出きる。
【0015】第2の本発明は、上記第1の本発明のビデ
オ電話装置において、前記アナログ回線から前記移行コ
マンドを受信した場合に、前記切替手段を制御して、前
記モデム手段を前記アナログ回線から切り離し、前記電
話手段を前記アナログ回線に接続させる制御手段、を有
することを特徴とするビデオ電話装置である。
【0016】この第2の本発明は、上記第1の本発明の
ビデオ電話装置のコマンド送信手段が送信した移行コマ
ンドを受信する相手側のビデオ電話装置である。すなわ
ち、移行コマンドを受信することにより、ビデオモード
から音声電話モードへ移行するので、移行コマンドを送
出した「自局」とともにビデオモードへ移行することが
できる。
【0017】第3の本発明は、上記課題を解決するため
に、上記第1の本発明のビデオ電話装置において、前記
コマンド送信手段は、前記移行コマンドに基づいたコマ
ンドパケットを作成し、このコマンドパケットを送信す
ることを特徴とするビデオ電話装置である。
【0018】このように、第3の本発明は、移行コマン
ドをコマンドパケットに含めて送出したので、受信側で
は画像データのパケットや、音声データのパケットと容
易に区別することが可能である。
【0019】第4の本発明は、上記課題を解決するため
に、上記第1の本発明のビデオ電話装置において、通信
モードを切り替える切替ボタン、を備え、前記ビデオモ
ード移行手段は、前記音声電話モードの場合において前
記切替ボタンが押下された場合に、ビデオモードに移行
し、前記音声電話モード移行手段は、前記ビデオモード
の場合において前記切替ボタンが押下された場合に、前
記音声電話モードに移行することを特徴とするビデオ電
話装置である。
【0020】このように、切替ボタンを押す毎に、音声
電話モードとビデオモードとが切り替わるので、極めて
容易に通信モードの切替が行える。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図面に基づいて説明する。
【0022】図1には、本発明の好適な実施の形態であ
るビデオ電話装置の外観図が示されている。図1に示さ
れているように、このビデオ電話装置には、画像データ
を表示するためのディスプレイ100と相手方に送出す
るための話者の画像データを入力するビデオカメラ10
2と、を備えている。また、図1に向かって左側にハン
ドセット104が設けられており、向かって右下方には
ダイアルボタン群106を含む各種操作ボタンが配置さ
れている。操作ボタンとしては、例えば通常の音声によ
る会話が行われる音声電話モードから、画像データを送
受信するビデオモード(テレビ電話モード)に移行する
ためのゴービデオボタン108の他に、画像データの画
質を調整するためのボタンや短縮ダイアルやリダイアル
のためのボタンが設けられている。これら画質を調整す
るためのボタンや短縮ダイアル等のボタンは従来から広
く用いられている機能ボタンである。
【0023】このように、本実施の形態におけるビデオ
電話装置は、従来のビデオ電話装置と比べて、特に新た
な操作ボタンを付加するものではない。本実施の形態に
おいて特徴的なことは、ゴービデオボタン108を押し
て、ビデオモードに移行している場合に、再びゴービデ
オボタン108を押下すると、元の音声電話モードに移
行することである。つまりボタンの名称としてはゴービ
デオボタン108であるが、動作的にはいわば「ゴー音
声電話ボタン」となるのである。本実施の形態において
は、一つのボタンをいわばトグル的に用いることによ
り、2つのモードを適宜切り替え可能に構成しているの
である。
【0024】図2には、本実施の形態に係るビデオ電話
装置を構成する各回路ブロックの構成を表す構成ブロッ
ク図が示されている。図2に示されているように、本実
施の形態におけるビデオ電話装置は、メインボード20
0とこのメインボード200に接続されるキーパッドボ
ード300とモデムが含まれているモデムボード400
とから構成されている。なお、メインボード200に
は、ハンドセット104が接続されている。
【0025】メインボード200には、キーパットボー
ド300が接続される電話回路202が含まれている。
このキーパットボード300には、ハンドセット104
やダイアルボタン群106が含まれている。この電話回
路202は、CPUバスを介してメインCPU204に
接続されている。このメインCPU204はビデオモー
ドに移行した場合の制御を司るCPUである。このメイ
ンCPU204には、CPUバスを介してビデオDSP
206やオーディオDSP208も接続されている。ビ
デオDSP206は、ビデオカメラ102やディスプレ
イ100との間でビデオ信号のやりとりを行う回路であ
り、メインCPU204が出力する画像データの処理
(伸長などの処理)を行った後、アナログ信号に変換
し、ディスプレイ100に送出したり、ビデオカメラ1
00が出力するビデオ信号をデジタル信号に変換しかつ
所定の処理(圧縮等の処理)を行った後メインCPU2
04に送出する等の動作を行う。
【0026】オーディオDSP208は、オーディオ信
号をデジタル処理するための回路であり、電話回路20
2が出力する所定のトーンをAD/DA回路210を介
してデジタル信号として受信するとともに、デジタル信
号であるオーディオ信号をAD/DA回路210を介し
て電話回路202に送出する等の動作を行う。このオー
ディオDSP208は、所定のトーンが送出されてきた
か否か等を検出するのに用いられる。このオーディオD
SP208もビデオDSP206も共にメインCPU2
04により制御されている。
【0027】モデムボード400には、モデム402と
リレー404が含まれている。このモデム402は、前
記メインCPU204に接続されており、リレー404
もこのメインCPU204によって制御されている。
【0028】このモデムボード400に含まれているリ
レー404は電話回線をモデム402と電話回路202
とのいずれか一方に接続するためのスイッチである。リ
レー404は電話をかける際、すなわち発呼の際には、
電話回路202側に接続されている。すなわち、この状
態ではモデム302ではなく電話回路202が電話回線
に接続されており、通常の動作に従って電話をかけるこ
とが可能である。すなわち、ダイアルボタン群106を
操作し、相手の電話番号を入力したり、あるいは短縮ダ
イアルを利用することにより電話回路202が発呼を行
う。
【0029】相手側がこの発呼に応じて、受話器を上げ
る(オフフック)ことをすれば、いわゆるリンクが確立
し、通常の音声による会話が行われる(音声電話モー
ド)。この状態から、話者がゴービデオボタン108を
押すことにより、ディスプレイ100及びテレビカメラ
102を用いたビデオモードに移行することができる。
このビデオモードへの移行は、従来からビデオ電話装置
において行われている機能である。
【0030】このゴービデオボタン108を押すと、メ
インCPU204はリレー404をモデム側に切り替
え、モデム402を電話回線に接続するとともに、電話
回路202を電話回線から切り離す。そして、ビデオモ
ードに移行したことを相手に知らせるために、「A」ト
ーンをモデム402を用いて電話回線を介して相手側に
送出するのである。相手側の電話装置においては、この
「A」トーンは、電話回路202を介してAD/DA回
路210によりデジタル信号に変換された後、オーディ
オDSP208に入力される。このオーディオDSP2
08は、入力された信号が「A」トーンであることを検
出すると、検出した旨をメインCPU204に知らせ
る。相手側の電話装置のメインCPU204はこれを受
けてリレー404をモデム側に切り替えるのである。こ
のようにして、通常の音声による電話のモードからビデ
オモードへ移行するのである。
【0031】このように、ビデオモードに移行した場合
には、電話回線に送出されるデータは全てモデム402
を介して出力されるデジタルデータとなる。このデジタ
ルデータを電話回線から受け取る相手側においてもモデ
ム402が設けられており、モデム402を介して全て
デジタルデータによるデータのやりとりが行われる。本
実施の形態において特徴的なことは、ビデオモードに移
行した後に、ゴービデオボタン108を再び押すことに
より、ビデオモードから音声電話モードへ再び戻ること
ができることである。そして更に、音声電話モードにお
いては上述したように、ゴービデオボタン108を押す
ことにより更にまたビデオモードへの移行を行うことが
可能である。このように、本実施の形態においては、ゴ
ービデオボタン108をトグルスイッチとして用い、一
回押すごとにビデオモードと音声電話モードとを自由に
何回でも行き来することができるのである。
【0032】以下、このゴービデオボタン108を用い
て、ビデオモードと音声電話モードとが切り替えられる
様子を説明する。なお、図3においてPOTSとはPlai
n Old Telephone Set を表し、通常の音声による電話
機、本実施の形態でいえば、電話回路202を意味す
る。
【0033】図3に示されているように、通常の音声電
話モードから操作者がゴービデオボタン108を押す
と、メインCPU204の制御により、リレー404が
電話回路202からモデム402へ切り替えられる。そ
して、モデム402は、電話回線に「A」トーンの信号
を送出する。そして上述したように、相手局はこの
「A」トーンをオーディオDSP208が検出すること
により係る「A」トーンが検出されたことをメインCP
U204に知らせる。相手局のメインCPU204は、
これによってリレー404を電話回路202からモデム
402側に切り替えるのである。
【0034】このように、ゴービデオボタン108を押
すことにより、モデム402を用いたビデオモードに移
行し、以降はビデオ電話装置としての動作が行われる。
【0035】本実施の形態においては、このビデオモー
ドにおいて、更にゴービデオボタン108が押されるこ
とにより、通常の音声信号のみによる音声電話モードに
再び戻ることができる。図3に示されているように、こ
のビデオモードの状態において、自局において操作者が
ゴービデオボタン108を押すとメインCPU204は
これを検出し、相手局に「GO POTS」コマンドを
送出する。このコマンドは、コマンドパケットを用いて
相手局に送出される。本実施の形態においては画像デー
タは画像パケット、音声信号は音声パケットを用いてそ
れぞれ送出される。更に、画像データや音声データ以外
の制御コマンド等は、コマンドパケットを用いて相手の
局に送出されるのである。相手局においては、このパケ
ットの種類を検査することにより、その内容が画像であ
るのか、もしくは音声であるのか、または所定のコマン
ドであるのかを容易に区別することが可能である。この
「GO POTS」コマンドを送出した後、自局側にお
いてはメインCPU204は続いてリレー404を制御
し、モデム402側から再び電話回路202側に回線を
切り替えるのである。これで、自局側の電話装置はビデ
オモードから音声信号による通常の音声電話モードに移
行することが可能である。
【0036】一方、上記「GO POTS」コマンドを
受信した相手局においてはこのコマンドを含んだコマン
ドパケットがメインCPU204において解析され、
「GOPOTS」コマンドが送出されてきたことが判明
される。すると、この相手局においては、相手局のメイ
ンCPU204がリレー404を制御しモデム側から電
話回線202側に回線を切り替えるのである。このよう
にして、自局と相手局とがともにリレー404を切り替
えることにより、再び通常の音声信号による音声電話モ
ードに移行することが可能である。
【0037】本実施例において特徴的なことは、一つの
ゴービデオボタン108をいわゆるトグル的に用いるこ
とにより、きわめて簡単な操作でビデオモードと、音声
電話モードとを任意に切り替えることができることであ
る。このようにゴービデオボタン108をトグル的に用
いたため、2つのモードを何回でも移行することがで
き、利便性に富んだ電話装置が提供されるという効果を
奏する。
【0038】また、本実施の形態においては、コマンド
パケットを用いて相手局に音声電話モードへ戻る旨を伝
えたので、相手局側においては画像データや音声データ
とこのコマンドとを容易に区別することができ、確実に
音声電話モードへ移行することが可能となる。
【0039】以上述べたように、本実施の形態によれ
ば、1個のボタンをトグル的に用いることにより、きわ
めて簡易な構成でビデオモードと通常の音声による音声
電話モードとを自由に切り替えることが可能となった。
この結果、必要な場合にのみビデオモードに移行するこ
とができる利便性に富むビデオ電話装置が提供される。
なお、本実施の形態においては、音声データや画像デー
タが別個のパケットを構成するものとして説明したが、
1つのパケットの中に音声データフレーム、画像データ
フレームとして含めてしまうことも好適である。
【0040】
【発明の効果】このように、第1の本発明によれば、音
声電話モードと、ビデオモードとを容易に切り替えるこ
とが可能なビデオ電話装置が得られるという効果を奏す
る。
【0041】また、第2の本発明によれば、移行コマン
ドによってモードが切り替わるように構成したので、相
手局と自局とのモードを円滑に切り替えることが可能な
ビデオ電話装置が得られる。
【0042】第3の本発明によれば、コマンドパケット
を用いて移行コマンドを送出した。そのため、確実に相
手局の通信モードを移行させることが可能であり、安定
した電話通信が行える。
【0043】第4の本発明によれば、1つの切替ボタン
をトグル的に用いたので、音声電話モードと、ビデオモ
ードとを任意に切り替え可能なビデオ電話装置が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態におけるビデオ電話装置の外観
図である。
【図2】 本実施の形態におけるビデオ電話装置の回路
構成を表す構成ブロック図である。
【図3】 本実施の形態におけるビデオ電話装置におい
てビデオモードから、音声電話モードへ移行する場合の
動作を表す説明図である。
【図4】 従来のビデオ電話装置の構成を表す構成ブロ
ック図である。
【符号の説明】
100 ディスプレイ、102 ビデオカメラ、104
ハンドセット、106 ダイアルボタン群、108
ゴービデオボタン、200 メインボード、202 電
話回路、204 メインCPU、206 ビデオDS
P、208 オーディオDSP、210 AD/DA回
路、300 キーパッドボード、400モデムボード、
402 モデム、404 リレー。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログ音声信号をアナログ回線に送出
    し、音声信号のみによる電話通信を行う電話手段と、 デジタル画像データを変調し、アナログ信号に変換し、
    前記アナログ回線に送出するモデム手段と、 前記電話手段による音声信号のみによる電話通信を行う
    音声電話モードから、前記モデム手段を用いたビデオ電
    話通信を行うビデオモードに移行するビデオモード移行
    手段と、 を備えたビデオ電話装置において、 前記ビデオモードから、前記音声電話モードに移行する
    音声電話モード移行手段、 を含み、この音声電話モード移行手段は、 前記ビデオモードから前記音声電話モードに移行する旨
    の移行コマンドを相手側の電話装置に送信するコマンド
    送信手段と、 前記モデム手段を前記アナログ回線から切り離し、前記
    電話手段を前記アナログ回線に接続する切替手段と、 を含むことを特徴とするビデオ電話装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のビデオ電話装置におい
    て、 前記アナログ回線から前記移行コマンドを受信した場合
    に、前記切替手段を制御して、前記モデム手段を前記ア
    ナログ回線から切り離し、前記電話手段を前記アナログ
    回線に接続させる制御手段、を有することを特徴とする
    ビデオ電話装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のビデオ電話装置におい
    て、 前記コマンド送信手段は、前記移行コマンドに基づいた
    コマンドパケットを作成し、このコマンドパケットを送
    信することを特徴とするビデオ電話装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のビデオ電話装置におい
    て、 通信モードを切り替える切替ボタン、を備え、 前記ビデオモード移行手段は、前記音声電話モードの場
    合において前記切替ボタンが押下された場合に、ビデオ
    モードに移行し、 前記音声電話モード移行手段は、前記ビデオモードの場
    合において前記切替ボタンが押下された場合に、前記音
    声電話モードに移行することを特徴とするビデオ電話装
    置。
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