JPH09148275A - 大口径ウェーハのダイシングシステム - Google Patents

大口径ウェーハのダイシングシステム

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JPH09148275A
JPH09148275A JP32247195A JP32247195A JPH09148275A JP H09148275 A JPH09148275 A JP H09148275A JP 32247195 A JP32247195 A JP 32247195A JP 32247195 A JP32247195 A JP 32247195A JP H09148275 A JPH09148275 A JP H09148275A
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JP
Japan
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diameter
wafer
small
dicing
precision cutting
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JP32247195A
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English (en)
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Katsumi Saito
克己 斎藤
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Disco Corp
Original Assignee
Disco Abrasive Systems Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大口径ウェーハに対応するダイシング装置の
台数を最小限にし、その大口径用ダイシング装置ではウ
ェーハを適宜の大きさに分割するのみとし、分割された
ウェーハは小口径用ダイシング装置でダイシングするよ
うにした、ダイシングシステムを提供する。 【解決手段】 大口径の半導体ウェーハを保持し切削す
る大口径用精密切削装置と、小口径の半導体ウェーハを
保持し切削する小口径用精密切削装置とを具備し、大口
径用精密切削装置においては、小口径用精密切削装置が
保持できる程度に大口径の半導体ウェーハを適宜の大き
さのウェーハ片に分割し、小口径用精密切削装置におい
ては、前記ウェーハ片をIC等のチップにダイシングす
る。大口径とは直径12インチ以上であり、小口径とは
直径8インチ以下である。1台の大口径用精密切削装置
が分割したウェーハ片を、2台以上の小口径用精密切削
装置によってダイシングする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大口径ウェーハの
ダイシングシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体ウェーハをダイシングし
てIC等のチップに分割するには、ウェーハの径に対応
した大きさのチャックテーブルを有する精密切削装置
(ダイシング装置)が使用されている。例えば、6イン
チ径のウェーハをダイシングする場合は、6インチ用の
チャックテーブルが配設されたダイシング装置が用いら
れ、8インチ径のウェーハをダイシングする場合は、8
インチ用のチャックテーブルが配設されたダイシング装
置が用いられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】半導体ウェーハの径
は、生産性の向上を目指す上で年々大口径化が進み、昨
今では12インチになろうとしている。この傾向は今後
も続き更に大口径になることが予想される。このような
状況下では、ダイシング装置のチャックテーブルは大径
にならざるを得ないが、チャックテーブルが大径化する
と平面精度が悪くなり、ダイシング時に切削されている
部分とされていない部分が生じたり、チッピングが増え
る等の不都合が生じる。又、装置自体が大型化し、クリ
ーンルームの有効活用ができなくなり、1クリーンルー
ム当りの生産性が悪くなる。更に、6インチ用、8イン
チ用ダイシング装置等の既存の装置が使えなくて不経済
である、といったような問題が生じる。
【0004】そこで、本発明は、大口径ウェーハに対応
する精密切削装置例えばダイシング装置の台数を最小限
にし、その大口径用ダイシング装置によってはウェーハ
を適宜の大きさに分割するのみとし、分割されたウェー
ハは6インチ又は8インチ用のダイシング装置でダイシ
ングするというダイシングシステムを提供することを目
的とする。これにより、ウェーハが大口径化しても、既
存の小口径用ダイシング装置はそのまま使用できると共
に、大口径用ダイシング装置の台数は最小限に抑えるこ
とができ、クリーンルームの有効活用が確保されること
になる。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を技術的に解決
するための手段として、本発明は、大口径の半導体ウェ
ーハを保持し切削する大口径用精密切削装置と、小口径
の半導体ウェーハを保持し切削する小口径用精密切削装
置とを具備し、大口径用精密切削装置においては、小口
径用精密切削装置が保持できる程度に大口径の半導体ウ
ェーハを適宜の大きさのウェーハ片に分割し、小口径用
精密切削装置においては、前記ウェーハ片をIC等のチ
ップにダイシングする、大口径ウェーハのダイシングシ
ステムを要旨とする。又、大口径とは直径12インチ以
上であり、小口径とは直径8インチ以下であること、1
台の大口径用精密切削装置が分割したウェーハ片を、2
台以上の小口径用精密切削装置によってダイシングする
こと、を要旨とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を添
付図面に基づいて詳説する。図1において、Lは大口径
用精密切削装置であり、上下動するウェーハ載置領域A
上に12インチ等の大口径ウェーハW(テープNを介し
てフレームFに固定)を複数枚収容したカセットCを載
置し、搬出入手段Bにより大口径ウェーハWをカセット
C内から待機領域Dに搬出し、旋回アームを有する搬送
手段Eによって大口径ウェーハWを大口径のチャックテ
ーブルTに搬送して保持させ、このチャックテーブルT
を移動しアライメント手段Gに位置付けてアライメント
した後、回転ブレードを有する切削手段Hで切削して大
口径ウェーハWを適宜の大きさのウェーハ片に分割す
る。
【0007】大口径ウェーハWの分割は、例えば図2に
示すようにストリート1A、1Bで切削し、ウェーハ片
1、2、3、4に4分割する。分割されたウェーハ片
1、2、3、4は図3に示すように例えば6インチや8
インチ用の小口径用フレーム5にテープ6を介してそれ
ぞれ配設される。尚、分割されたウェーハ片を図3に示
す状態にする前に、チップが形成されていない側の面を
研磨しウェーハ片の厚さを薄くしても良い。これにより
研磨装置も従来のものを利用できる。
【0008】前記フレーム5に配設されたウェーハ片
1、2、3、4は、図4に示すように6インチ、8イン
チ等の小口径用精密切削装置S(小型である点を除けば
前記大口径用精密切削装置Lと同じ構成)に搬送され、
この小口径用精密切削装置Sにおいて通常のダイシング
が遂行され、ウェーハ片1、2、3、4をIC等の個々
のチップ7に分割する。
【0009】この場合、ウェーハ片1、2、3、4を1
つのカセット内に収容して同一の小口径用精密切削装置
でダイシングしても良いが、同一形状のウェーハ片のみ
をカセットに収容してダイシングしても良い。つまり、
ウェーハ片別にダイシングするのであり、小口径用精密
切削装置S1 はウェーハ片1のみをダイシングし、小口
径用精密切削装置S2 はウェーハ片2のみをダイシング
するという具合に、ウェーハ片1〜4に対応させて小口
径用精密切削装置をS1 〜S4 まで特定しておくと、常
に同一形状のウェーハ片をダイシングすることとなるの
で、ストリート毎の最適切削ストローク及び最適アライ
メント間隔を予め定めておくことができる。
【0010】又、分割すべきストリート1A、1Bを任
意とせず、何本目(何番地)のストリートかを認識する
ことにより、分割されたウェーハ片が元の大口径ウェー
ハWのどの領域に該当するかが認識でき、大口径ウェー
ハWのマッピングデータ(IC等のチップの良、不良の
情報が座標で表されている)を各ウェーハ片においても
利用することができる。
【0011】更に、バーコード等の識別表示8を前記フ
レーム5(又はテープ6)に配設し、大口径ウェーハW
の半導体チップ7の種類、ストリートの間隔、アライメ
ントパターン等のウェーハに関する情報(マッピングデ
ータも含めて良い)をウェーハ片毎に前記識別表示8を
介して認識できるようにしても良い。
【0012】かくして、半導体ウェーハが大口径化して
も大口径用精密切削装置の台数を最小限に抑えると共
に、既存の小口径用精密切削装置でのダイシングが可能
となる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
大口径用精密切削装置では大口径半導体ウェーハを数個
に分割するだけであるから、大口径チャックテーブルに
起因する平面精度の悪化、ダイシング時の切削されてい
る部分とされていない部分の出現、チッピングの増大等
の不都合を未然に防止することができ、分割後は既存の
小口径用精密切削装置をそのまま使用することができ
る。従って、大口径用精密切削装置の台数を最小限に抑
えて経済的であると共に、クリーンルームの有効活用を
確保できる等の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 大口径用精密切削装置の一例を示す斜視図で
ある。
【図2】 大口径半導体ウェーハの分割例を示す説明図
である。
【図3】 (イ) 〜(ニ) は分割されたウェーハ片を小口径
用のフレームに配設した状態をそれぞれ示す平面図であ
る。
【図4】 (イ) 〜(ニ) は各ウェーハ片をダイシングする
小口径用精密切削装置をそれぞれ示す斜視図である。
【符号の説明】
1、2、3、4…ウェーハ片 5…小口径用フレーム 6…テープ 7…チップ 8…識別表示 L…大口径用精密切削装置 S(S1 〜S4 )…小口径用精密切削装置 W…大口径ウェーハ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大口径の半導体ウェーハを保持し切削す
    る大口径用精密切削装置と、小口径の半導体ウェーハを
    保持し切削する小口径用精密切削装置とを具備し、 大口径用精密切削装置においては、小口径用精密切削装
    置が保持できる程度に大口径の半導体ウェーハを適宜の
    大きさのウェーハ片に分割し、 小口径用精密切削装置においては、前記ウェーハ片をI
    C等のチップにダイシングする、大口径ウェーハのダイ
    シングシステム。
  2. 【請求項2】 大口径とは直径12インチ以上であり、
    小口径とは直径8インチ以下である、請求項1記載の大
    口径ウェーハのダイシングシステム。
  3. 【請求項3】 1台の大口径用精密切削装置が分割した
    ウェーハ片を、2台以上の小口径用精密切削装置によっ
    てダイシングする、請求項1又は2記載の大口径ウェー
    ハのダイシングシステム。
JP32247195A 1995-11-17 1995-11-17 大口径ウェーハのダイシングシステム Pending JPH09148275A (ja)

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