JPH09148038A - 電線移載装置及び電線移載方法 - Google Patents

電線移載装置及び電線移載方法

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JPH09148038A
JPH09148038A JP30117795A JP30117795A JPH09148038A JP H09148038 A JPH09148038 A JP H09148038A JP 30117795 A JP30117795 A JP 30117795A JP 30117795 A JP30117795 A JP 30117795A JP H09148038 A JPH09148038 A JP H09148038A
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JP
Japan
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electric wire
clip
chuck
transfer
clips
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JP30117795A
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Junya Rachi
淳也 良知
Takamichi Maejima
孝通 前島
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 前工程から後工程へ複数の電線をタイムロス
なく搬送させる。 【解決手段】 各チャックヘッド71 〜74 が、第一,
第二搬送部2,4のクリップ3,5に対する昇降可能な
チャック爪9と、昇降可能なクリップ開放ブレードとを
備えて、独立して昇降し、移動手段19で第一〜第二搬
送部4へ一体的に移動する。チャック爪9が左右一対設
けられ、電線の両端末6a,6bを同時把持する。チャ
ック爪は、クリップの前後に接するガイドローラを有し
てもよい。そして、ブレードでクリップ3を開き、チャ
ック爪9で電線61 〜64 を把持して持ち上げ、第二搬
送部4へ移送し、ブレードでクリップ5を開き、電線を
移載する。後方のヘッド73 で後方の電線63 を第二搬
送部4の前方のクリップに移載し、第二搬送部をクリッ
プピッチ分移動させ、前方のヘッド71 で前方の電線6
1 を後方のクリップ5に移載して送り順を変える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電線検尺・
切断工程から端子圧着等の工程に複数の電線をタイムロ
スなく搬送させ得る電線移載装置及び電線移載方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図15は特開昭61−104578号公
報に記載された従来の電線移載装置を示すものである。
この装置33は、コンベアチェーン34のクリップ35
から移載ヘッド36で配列ステーション37へ端子付電
線を一本ずつ移載するものである。コンベアチェーン3
4は間欠送りされ、移載ヘッド36はガイドロッド38
に沿って水平に移動可能である。配列ステーション37
には端子付電線が端子挿入順に配列される。そして、端
子挿入ヘッド39で端子付電線が順にコネクタハウジン
グ40内に挿入される。
【0003】図16は、電線41を前工程の検尺・切断
工程42,43からクランプ竿44を用いて後工程の防
水ゴム栓挿入45・皮剥き46・皮剥きイメージ(画像
処理)47・端子圧着工程48に送る電線移送方法を示
すものである。
【0004】電線41は前工程42,43で規定長さに
ローラで検尺されて切断される。そして、クランプ竿4
4の複数のクリップ50に両端末を把持されて作業者に
より後工程へ運ばれ、クランプ竿44に把持された状態
で、防水ゴム栓の挿入45、被覆剥がし46、皮剥き状
態の画像処理確認47、端子圧着48が行われる。この
前工程の検尺・切断42,43の合計タクトは例えば8
端末につき8秒、後工程のゴム栓挿入45〜圧着48の
各タクトはそれぞれ1端末につき1秒である。1端末と
は端子を圧着する一本の電線の片側の端末のことであ
る。また、クランプ竿44はクリップ50を多数並列に
設けた竿状のものである。
【0005】しかしながら、例えば電線41が長い場合
には検尺・切断に1秒以上かかり、後工程でその分の待
ち時間ができ、時間のロスとなってしまうという問題が
あった。すなわち、クランプ竿44には多数のクリップ
50があるために、全てのクリップ50に電線41を充
填した場合には、電線一本につき少しのタイムロスでも
クランプ竿一本としては大きなタイムロスとなってしま
う。
【0006】また、検尺・切断42,43から皮剥き・
圧着等45〜48の工程への移送、あるいは圧着48か
ら端子挿入工程49への電線の移送は作業者がクランプ
竿44を使って行うために、クランプ竿44による中間
在庫が発生するという問題もあった。この問題を解消す
るために、クランプ竿44に代えて前記移載装置33を
使用して電線41を搬送させても、移載ヘッド36で電
線を一本づつ順送りするだけであるので、前工程と後工
程のタクトの差が縮まることはない。
【0007】図17は、本出願人が特願平7−2033
44号等で提案した端子挿入装置30を示すものであ
り、二台の端子挿入ヘッド31,32で一回路(両側に
端子51の付いた電線6)の両端末6a,6bを高速搬
送ベルト52上のクリップ53から同時に把持してコネ
クタハウジング54に挿入するものである。コネクタハ
ウジング54は保持部55に保持された状態で端子挿入
される。
【0008】この二台の端子挿入ヘッド31,32に端
子付電線を交互に振り分けるためには、二台の検尺機に
同一電線をセットしたり、搬送用のクリップ(図14の
50や図13の56)に空きを作り、順番をずらすとい
う方法をとらなければならず、それにより、電線設置ス
ペースの増大や、空を流すことによるタクトロスといっ
た問題を生じてしまう。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した点
に鑑み、電線の検尺・切断といった前工程から端子圧着
等の後工程へタイムロスなく電線を供給できると共に、
二台の端子挿入ヘッドを用いた端子挿入装置に電線をう
まく振り分けて供給することのできる電線移載装置及び
電線移載方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、複数の電線チャックヘッドを並列に備
え、各電線チャックヘッドが、第一搬送部及び第二搬送
部の複数のクリップに対応する電線把持用の開閉自在な
チャック爪と、該チャック爪を昇降させる第一昇降手段
と、該クリップを開かせるクリップ開放ブレードと、該
クリップ開放ブレードを昇降させる第二昇降手段とを備
えて、該第一昇降手段によりそれぞれ独立して昇降可能
であり、該複数の電線チャックヘッドが水平移動手段に
より第一搬送部から第二搬送部に一体的に移動可能であ
る電線移載装置を採用する。前記チャック爪が、隣り合
う二つのクリップに対応して左右各一対設けられ、一本
の電線の両端末を同時に把持可能であるものでもよい。
また、一方のクリップから他方のクリップへ電線を移載
させるために、クリップの前後で電線を把持する前後各
一対のチャック爪を備えた電線移載装置であって、該前
後のチャック爪に、該クリップの前後面に接触するガイ
ドローラを回動自在に設けた構造も有効である。また、
前記電線移載装置を用いた電線移載方法であって、クリ
ップ開放ブレードを下降させて第一搬送部のクリップを
開き、該クリップから各電線チャックヘッドのチャック
爪で電線の端末を把持して持ち上げ、水平移動手段で第
二搬送部へ移送し、クリップ開放ブレードを下降させて
第二搬送部のクリップを開き、該チャック爪を下降させ
て、該クリップに電線を移載する電線移載方法を採用す
る。電線送り方向に対して後方の電線チャックヘッドで
後方の電線を第二搬送部の前方のクリップに移載し、該
第二搬送部をクリップ一ピッチないし複数ピッチ分移動
させ、前方の電線チャックヘッドで前方の電線を後方の
クリップに移載して、電線の送り順を変えることも有効
である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態の具体
例を図面を用いて詳細に説明する。図1〜4は本発明に
係る電線移載装置の一実施例を示すものである。この電
線移載装置1は、電線検尺・切断工程の搬送ベルト2の
クリップ3から端子圧着工程の搬送ベルト4のクリップ
5へ複数の電線61 〜64 を同時にないしは送り順を換
えて供給するためのものであり、一本の電線6の両端末
6a,6bを同時に把持して同時に昇降させる複数の電
線チャックヘッド71 〜74 を備える。電線6は検尺・
切断と同時に第一搬送ベルト(第一搬送部)2のクリッ
プ3に把持され、第二搬送ベルト(第二搬送部)4のク
リップ5に移し換えられた後、クリップ5に把持された
状態で、端末6a,6bの防水ゴム栓挿入・皮剥き・皮
剥きイメージ(画像処理)・端子圧着等が行われる。
【0012】各電線チャックヘッド71 〜74 は、図2
〜3の如く、一体的に昇降する左右一対のチャック部
8,8で構成され、各チャック部8は、搬送ベルト2,
4上のクリップ3,5の前後に位置する前後各一対のチ
ャック爪9,9′と、各一対のチャック爪9,9′を開
閉させる前後各一対の一対のチャックシリンダ10,1
0′と、前後のチャック爪9,9′の間に進退可能なク
リップ開放ブレード11と、該チャックシリンダ10の
上方に位置して該クリップ開放ブレード11を昇降させ
る垂直な昇降シリンダ(第二昇降手段)12とで構成さ
れる。
【0013】一対のチャック部8,8は図4の如くスラ
イドブロック13に連結され、該スライドブロック13
は垂直な昇降シリンダ(第一昇降手段)14のロッド1
5に連結されている。該昇降シリンダ14は垂直基板1
6に固定され、該垂直基板16は水平方向のスライドガ
イド17を有し、該スライドガイド17は、固定された
水平なレール18にスライド自在に係合している。該垂
直基板16は水平方向のベルト19(図1)の上側部に
連結している。
【0014】本例において電線チャックヘッド71 〜7
4 は図2の如く四つ並列に設けられ、各電線チャックヘ
ッド71 〜74 は共通のシリンダブロック20に各々昇
降可能に連結され、図1の如く一体的にベルト19で水
平方向に移動可能である。水平ベルト19はサーボモー
タ21にプーリ22を介して接続し、水平移動手段を構
成している。電線チャックヘッド71 〜74 が四つ並列
に設けられているから、八端末すなわち四本の電線6の
両端末6a,6bを同時に把持して移載可能である。
【0015】各チャックヘッド71 〜74 において前後
各一対のチャック爪9,9′は昇降シリンダ14により
同時に昇降する。また、隣り合うチャックヘッド(例え
ば7 3 と74 )の前後各一対のチャック爪9,9′はそ
れぞれの昇降シリンダ14により独立して昇降可能であ
る。それにより、各チャックヘッド71 〜74 で把持し
た各電線61 〜64 の両端末6a,6bを第二搬送ベル
ト4のクリップ5に順序を変えて移し換えることができ
る(後述の作用図参照)。
【0016】前記クリップ開放ブレード11は一対のク
サビ状先端部11aを有して、クリップ3,5の各間に
割り込んでクリップ3,5を開かせるものであり、チャ
ック爪9,9′による電線61 〜64 の取り出し及び移
し換えを容易なものとする。該一対のクサビ状先端部1
1aの間に電線6を挿通可能である。該クリップ開放ブ
レード11は昇降シリンダ12のロッド23に連結され
ている。前後各一対のチャックシリンダ10,10′は
中央のセンタブロック24に固定され、該センタブロッ
ク24に昇降シリンダ12の本体部が支柱25を介して
固定されている。該クリップ開放ブレード11は該ブロ
ック24内をガイドされて昇降する。
【0017】搬送ベルト2,4上のクリップ3,5は複
数等ピッチで並列に設けられ、搬送ベルト2,4のモー
タ26,27(図1)で間欠送りされる。各クリップ
3,5はばね片31(図3)で閉じ方向に付勢されてい
る。
【0018】図5〜12は上記電線移載装置1の作用
(電線移載方法)を示すものである。図1において前工
程の第一搬送ベルト2の各クリップ3から八端末(四本
の電線61 〜64 )を把持して持ち上げた四つの電線チ
ャックヘッド71 〜74 (移載ユニット1′)は、サー
ボモータ21によるベルト19の回動で図5の如く後工
程の第二搬送ベルト4のクリップ5上に端末6a,6b
を移送させた状態で停止する。第二搬送ベルト4は間欠
送りされて一時停止している。
【0019】この状態で図6の如く電線送り方向の二番
目と三番目の電線(後方の電線)6 2 ,63 の各端末6
a,6bを搬送ベルト4のクリップ5に打ち込む(受け
渡す)。端末6a,6bの打ち込みは、第二、第三のチ
ャックヘッド(後方のチャックヘッド)72 ,73 にお
いて図4の如く開放ブレード11でクリップ(前方のク
リップ)52 ,53 を開かせた状態で、前後各一対のチ
ャック爪9,9′をシリンダ14で下降させることで行
う。
【0020】次いで図7の如く第二、第三のチャックヘ
ッド72 ,73 を上昇させ、搬送ベルト4をクリップ5
の一ピッチ分回動させる。そして図8の如く、前方(三
番目の電線63 との間)に二つのクリップ(二端末分)
の空きを作った状態で、第四のチャックヘッド74 を下
降させ、四番目の電線64 の両端末をクリップ55 に打
ち込む。次いで図9の如く第四のチャックヘッド74
上昇させ、図10の如く搬送ベルト4をクリップ二ピッ
チ分回動させる。
【0021】そして、図11の如く第一のチャックヘッ
ド(前方のチャックヘッド)71 を下降させ、三番目の
電線63 と四番目の電線64 との間のクリップ(後方の
クリップ)54 に一番目の電線(前方の電線)61 の両
端末を打ち込む。それにより、図12の如く第一のチャ
ックヘッド71 を上昇させた状態で、電線61 〜64
並び順が前から二番目の電線62 、三番目の電線63
一番目の電線61 、四番目の電線64 というように並び
換えられる。
【0022】この電線の並び順は第一〜第四のチャック
ヘッド71 〜74 を適宜昇降させることでランダムに変
えることができ、それにより、図15の端子挿入装置3
0における二つの端子挿入ヘッド31,32へ所要の電
線6をクリップ4の空きを作ることなく順々に振り分け
て供給することができる。また、電線四本分(八端末
分)と小さく限定して電線6を前工程から後工程に同時
に且つ次々に移載することができるから、前工程でのタ
イムロスが後工程に影響せず、後工程での待ち時間が減
少する。本例において移載ユニット1′の動作は八端末
同時であるので1回を8秒以内で行えばよい。
【0023】なお、前記チャックヘッド7の数は四つ
(電線四本分)に限定されるものではなく、前工程の工
順数、すなわちゴム栓挿入・皮剥き・皮剥きイメージ・
端子圧着という四つの工順や、電線トリム(端末の整
形)・ゴム栓挿入・皮剥き・皮剥きイメージ・端子圧着
という五つの工順に応じて適宜設定される。
【0024】図13〜14は上記電線移載装置における
前後各一対のチャック爪に改良を加えた例を示すもので
ある。この電線チャックヘッド7の前後各一対のチャッ
ク爪9,9′には、搬送ベルト2,4のクリップ3,5
の前面61及び後面62に接触するガイドローラ63が
回動自在に設けられている。ガイドローラ63は、チャ
ック爪9,9′の側面64に形成した凹溝65内に収容
され、クリップ3,5の前後面61,62に対向してロ
ーラ外周部の一部を突出させた状態で、内径側にベアリ
ング66を介してキャップボルト67で軸支されてい
る。該凹溝65はチャック爪9,9′の前後方向に貫通
し、ガイドローラ63の外径よりも若干広い内幅で形成
されている。
【0025】各ガイドローラ65はクリップ3,5の前
後面61,62とチャック爪9,9′との間の隙間Sを
なくして、クリップ3,5に対する電線6の位置決めを
行う。各搬送ベルト2,4は弾性を有するから、クリッ
プ3,5が前後方向に移動しやすく、電線6をチャック
爪9,9′で把持して移載した際に端末6a,6bの位
置が前後にずれやすくなる。クリップ3,5からの電線
6の突出長さLが変動すれば、電線皮剥きの長さが変動
したり、端子圧着の位置がずれて不良を生じる懸念があ
る。
【0026】それを防止するために、クリップ3から電
線6を把持する際や、クリップ5に電線6を受け渡す際
に、前後のガイドローラ63,63がクリップ3,5に
慴接し、クリップ3,5を前後から挟むように保持し
て、チャック爪9,9′に対するクリップ3,5の位置
を常に一定に保ち、チャック爪9,9′の電線把持位置
を常に一定にして、クリップ3,5からの電線6の突出
長さLを常に一定に確保するのである。これにより、皮
剥き長さ不良や端子圧着不良等が未然に防止される。
【0027】なお、ガイローラ63は前後各一対のチャ
ック爪9,9′のうち前後の片側のチャック爪にのみ設
けてもよい。また、この構造は、第一搬送ベルト2や第
二搬送ベルト4のクリップ3,5に限らず、端子挿入工
程における搬送ベルトのクリップや、クランプ竿のクリ
ップ等に対しても有効である。
【0028】
【発明の効果】以上の如くに、本発明によれば、電線を
前工程から後工程に同時に且つ次々に移載することがで
きるから、前工程でのタイムロスが後工程に影響せず、
後工程での待ち時間が減少する。また、各チャックヘッ
ドを適宜昇降させることで、電線の並び順をランダムに
変えることができるから、複数の端子挿入ヘッドを有す
る端子挿入装置において各端子挿入ヘッドに所要の電線
を、搬送部のクリップに空きを作ることなく順々に振り
分けて供給することができる。また、チャック爪に前後
のガイドローラを設けることにより、クリップとチャッ
ク爪との位置が規定され、移載時のクリップからの電線
の突出長が一定となって、皮剥きや端子圧着等の位置精
度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電線移載装置の一実施例の概要を
示す正面図である。
【図2】移載ユニットの詳細を示す正面図である。
【図3】電線チャックヘッドが上昇した状態を示す側面
図である。
【図4】電線チャックヘッドが下降した状態を示す側面
図である。
【図5】移載ユニットを第二搬送部へ移動した状態を示
す正面図である。
【図6】第二,第三の電線を移載した状態を示す正面図
である。
【図7】第二搬送部のクリップを移動した状態を示す正
面図である。
【図8】第四の電線を移載した状態を示す正面図であ
る。
【図9】第四のチャックヘッドを上昇させた状態を示す
正面図である。
【図10】クリップを移動した状態を示す正面図であ
る。
【図11】第一の電線を移載した状態を示す正面図であ
る。
【図12】電線の並び換えを完了した状態の正面図であ
る。
【図13】チャック爪にガイドローラを設けた例を示す
側面図である。
【図14】同じくガイドローラを設けた例を示す正面図
である。
【図15】従来の電線移載装置を示す正面図である。
【図16】従来の電線移送方法を示す説明図である。
【図17】端子挿入装置を示す平面図である。
【符号の説明】
1 電線移載装置 2 第一搬送ベルト 3,5 クリップ 4 第二搬送ベルト 61 〜64 電線 6a,6b 両端末 71 〜74 電線チャックヘッド 9,9′ チャック爪 11 クリップ開放ブレード 12 第二昇降シリンダ 14 第一昇降シリンダ 19 水平ベルト 63 ガイドローラ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電線チャックヘッドを並列に備
    え、各電線チャックヘッドが、第一搬送部及び第二搬送
    部の複数のクリップに対応する電線把持用の開閉自在な
    チャック爪と、該チャック爪を昇降させる第一昇降手段
    と、該クリップを開かせるクリップ開放ブレードと、該
    クリップ開放ブレードを昇降させる第二昇降手段とを備
    えて、該第一昇降手段によりそれぞれ独立して昇降可能
    であり、該複数の電線チャックヘッドが水平移動手段に
    より第一搬送部から第二搬送部に一体的に移動可能であ
    ることを特徴とする電線移載装置。
  2. 【請求項2】 前記チャック爪が、隣り合う二つのクリ
    ップに対応して左右各一対設けられ、一本の電線の両端
    末を同時に把持可能であることを特徴とする請求項1記
    載の電線移載装置。
  3. 【請求項3】 一方のクリップから他方のクリップへ電
    線を移載させるために、クリップの前後で電線を把持す
    る前後各一対のチャック爪を備えた電線移載装置であっ
    て、該前後のチャック爪に、該クリップの前後面に接触
    するガイドローラを回動自在に設けたことを特徴とする
    電線移載装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何かに記載の電線移載装
    置を用いた電線移載方法であって、クリップ開放ブレー
    ドを下降させて第一搬送部のクリップを開き、該クリッ
    プから各電線チャックヘッドのチャック爪で電線の端末
    を把持して持ち上げ、水平移動手段で第二搬送部へ移送
    し、クリップ開放ブレードを下降させて第二搬送部のク
    リップを開き、該チャック爪を下降させて、該クリップ
    に電線を移載することを特徴とする電線移載方法。
  5. 【請求項5】 電線送り方向に対して後方の電線チャッ
    クヘッドで後方の電線を第二搬送部の前方のクリップに
    移載し、該第二搬送部をクリップ一ピッチないし複数ピ
    ッチ分移動させ、前方の電線チャックヘッドで前方の電
    線を後方のクリップに移載して、電線の送り順を変える
    ことを特徴とする請求項4記載の電線移載方法。
JP30117795A 1995-11-20 1995-11-20 電線移載装置及び電線移載方法 Withdrawn JPH09148038A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013254686A (ja) * 2012-06-08 2013-12-19 Yazaki Corp 不良電線取出装置及び不良電線取出方法
JP2014002853A (ja) * 2012-06-15 2014-01-09 Yazaki Corp 電線搬送装置及び電線搬送方法
CN110091182A (zh) * 2019-04-29 2019-08-06 浙江达威电子股份有限公司 耦合器自动化流水线生产系统

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