JP2014002853A - 電線搬送装置及び電線搬送方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】端子圧着工程の電線の搬送を一時停止させた場合でも、その前後の工程においては電線の搬送を停止させずに常に一定に稼働させてワイヤハーネスの生産性を高める。
【解決手段】前行程の第一搬送ベルト18から上流バッファ部11を経て端子圧着行程の第二搬送ベルト26に電線15付きのパレット17を送り、第二搬送ベルトから下流バッファ部13を経て後行程の第三搬送ベルト33に電線付きのパレットを送り、第二搬送ベルトの停止時に、第一搬送ベルトからの電線付きのパレットを上流バッファ部に溜めて、下流バッファ部から第三搬送ベルトに電線付きのパレットを送るようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数本の電線を端末処理等するために前工程から圧着工程を経て後工程に搬送する途中で電線を一時溜めておくバッファ機構を設けた電線搬送装置及び電線搬送方法に関するものである。
例えば特許文献1(図示せず)には、電線を所要長さに切断し、切断した電線の端末に端子を圧着接続する工程において、電線切断工程と端子圧着工程との間にバッファ機構を設けて、電線切断工程と端子圧着工程との作業を平行して行い、これら工程間における作業待ちを減少させることが記載されている。
このバッファ機構は、電線収納用の複数のケースを有し、各ケース内に電線を検知する各スイッチを有して、スイッチのオンオフ信号で制御部を経て端子圧着工程に電線に対応した端子圧着データを表示させるものである。
また、特許文献2(図示せず)には、検尺・切断された電線をUターンして、タイミングベルト上の隣り合う二つの電線クランプに電線の両端末を把持させ、電線の端末の皮剥き、端末への端子圧着を行った後、端子反転移載ハンドでタイミングベルト上の電線クランプから端子付き電線を取り上げて、端子挿入工程の電線クランプ竿に端子付き電線を移載し、端子挿入装置の挿入ヘッドで電線クランプ竿から電線付き端子を取り上げてコネクタハウジングに挿入することが記載されている。
特開平8−243855号公報(図1) 特開平10−3979号公報(図1,図5)
しかしながら、上記従来の特許文献1に記載されたバッファ機構は、ケースへの電線の収納やケースからの電線の取り出しを作業員の手作業で行うものであるために、例えば特許文献2に記載されたような、電線の検尺・切断、皮剥き、端子圧着、コネクタハウジングへの端子挿入といった一連の工程を連続して自動的に行わせる既存の工程には不適なものであった。
例えば、図16に示すマルチ圧着機14を備えた電線搬送装置(電線端末処理装置)81においては、マルチ圧着機14が、端子58の種類に対応した複数種のアプリケータ82を電線送り方向(図16の図面直交方向)に等ピッチで並列に有し、複数種のアプリケータ82を共通のラム昇降駆動部83に対してアプリケータ82毎のクラッチ84で断続させ(電線15の送り順に選択された一つの所要なアプリケータ82以外の全てのアプリケータ82のクラッチ84を切り)、送られた電線15の端末に所要のアプリケータ82で所要の端子58を圧着させる構造となっている。
そのために、クラッチ84の切り替え(断続)に際してマルチ圧着機14における電線搬送を一時停止させることで、マルチ圧着機以外の(圧着工程の前後の工程の)端末処理装置も同時に停止させなければならなくなって、端子付き電線15やその集合体であるワイヤハーネスの生産性が低下するという問題があった。
図16において、共通のラム昇降駆動部83は、不図示のモータで回転する水平な軸部85と、軸部85にキーで固定されたカム86と、カム86の回転に伴って昇降する横長の共通押し板87とで構成されている。共通押し板87は各アプリケータ82の昇降自在なラム88の上方に隙間を存して位置し、ラム88の上方の隙間89に各アプリケータ82のブロック状のクラッチ84が水平なシリンダ90で進退可能に配置され、所要のアプリケータ82のクラッチ84を介してラム88とその下方の圧着具(上型)であるクリンパ91が昇降して、電線クランプ16で把持された電線15の端末に端子58を圧着させる。
電線クランプ16はブロック状のパレット17’に設けられ、複数のパレット17’が無端ベルトに沿って等ピッチで並列に配置されて各端末処理工程毎に間欠送りされる。各端末処理工程において、電線15の検尺・切断、皮剥き、ゴム栓挿入、端子圧着、圧着良否確認、ハウジングへの端子58の挿入等を行う。
上記共通のラム昇降駆動部83を用いずに、アプリケータ82毎に垂直なシリンダ(単独のラム昇降駆動部)又はモータと昇降機構の組合わせでラム88とクリンパ91を昇降させるようにした場合は、マルチ圧着機14の構造が大型化すると共に、アプリケータ82間のピッチが広がって、電線15の搬送効率が低下するという懸念があった。
また、たとえその懸念を解消した場合でも、電線15への端子58の圧着に要する時間が、電線15の検尺・切断、皮剥き、ゴム栓挿入等といった他の各端末処理に要する時間よりも多く必要となる場合には、上記同様に、マルチ圧着機14以外の(圧着工程の前後の工程の)端末処理装置を停止させなければならなくなって、端子58付き電線15やその集合体であるワイヤハーネスの生産性が低下するという懸念があった。
また、上記共通のラム昇降駆動部83を用いた場合においても、電線15の端末に端子58を後付けする場合等においては、端子後付け用の電線(端子圧着の不要な電線)15を端子圧着工程にスルーさせた後、端子後付け用の電線(端子圧着の不要な電線)15の次の電線(端子圧着の必要な電線)15を前工程から所要のアプリケータ82まで搬送するまでに多くの無駄な時間がかかるという懸念があった。
本発明は、上記した点に鑑み、端子圧着工程においてアプリケータの選択操作等で電線の搬送を一時停止させた場合でも、端子圧着工程の前後の工程においては電線の搬送を停止させることなく、端子圧着工程の前後の工程を常に一定に稼働させることのできる電線搬送装置及び電線搬送方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る電線搬送装置は、前行程の第一搬送ベルトと、端子圧着行程の第二搬送ベルトと、後行程の第三搬送ベルトと、該第一搬送ベルトと該第二搬送ベルトとの間に配設された上流バッファ部と、該第二搬送ベルトと該第三搬送ベルトとの間に配設された下流バッファ部とを備え、該上流バッファ部が、該第一搬送ベルトから電線付きのパレットを取る第一移送手段と、該第一移送手段から該電線付きのパレットを受け、該第二搬送ベルトに渡す第二移送手段又は第二移送手段と第三移送手段とを備え、該下流バッファ部が、該第二搬送ベルトから電線付きのパレットを取る第四移送手段と、該第四移送手段から該電線付きのパレットを受け、該第三搬送ベルトに渡す第五移送手段又は第五移送手段と第六移送手段とを備えた、ことを特徴とする。
上記構成により、前行程の第一搬送ベルトから上流側バッファ部を経て端子圧着行程の第二搬送ベルトに電線付きのパレットが送られ、第二搬送ベルトから下流側バッファ部を経て後行程の第三搬送ベルトに電線付きのパレットが送られ、第二搬送ベルトの停止時に、上流バッファ部に該第一搬送ベルトからの電線付きのパレットが溜められ、下流バッファ部から第三搬送ベルトに電線付きのパレットが送られる。これにより、第二搬送ベルトが圧着機のアプリケータの選択操作等で停止しても(第二搬送ベルトに複数の電線付きパレットが並んで配置されて複数の電線への端子圧着が可能な時にのみ第二搬送ベルトが停止する)、前行程の第一搬送ベルトと後行程の第三搬送ベルトとが停止することなく電線付きのパレットを一定間隔で送って、前工程と後工程の電線の端末処理を効率的に行わせる。
なお、「該第一移送手段から該電線付きのパレットを受け、該第二搬送ベルトに渡す第二移送手段又は第二移送手段と第三移送手段」とは、「該第一移送手段から該電線付きのパレットを受け、該第二搬送ベルトに渡す第二移送手段」でもよく、「該第一移送手段から該電線付きのパレットを受ける第二移送手段と、該第二移送手段から該電線付きのパレットを該第二搬送ベルトに渡す第三移送手段」でもよいという意味である。同様に、「該第四移送手段から該電線付きのパレットを受け、該第三搬送ベルトに渡す第五移送手段又は第五移送手段と第六移送手段」とは、「該第四移送手段から該電線付きのパレットを受け、該第三搬送ベルトに渡す第五移送手段」でもよく、「該第四移送手段から該電線付きのパレットを受ける第五移送手段と、該第五移送手段から該電線付きのパレットを該第三搬送ベルトに渡す第六移送手段」でもよいという意味である。
請求項2に係る電線搬送装置は、請求項1記載の電線搬送装置において、前記第一〜第三及び第四〜第六の各移送手段が、進退可能なパレット支持爪を上下方向に互い違いに有し、前記パレットがパレット支持爪挿入用の上下二つの孔部を有したことを特徴とする。
上記構成により、上流バッファ部において、第一移送手段が第二移送手段の上下方向にラップして(重なって)、第一移送手段から第二移送手段にパレットが位置ずれなく確実に渡される。また、第二移送手段が第三移送手段の上下方向にラップして、第二移送手段から第三移送手段にパレットが位置ずれなく確実に渡される。同様に、下流バッファ部において、第四移送手段が第五移送手段の上下方向にラップして(重なって)、第四移送手段から第五移送手段にパレットが位置ずれなく確実に渡される。また、第五移送手段が第六移送手段の上下方向にラップして、第五移送手段から第六移送手段にパレットが位置ずれなく確実に渡される。
請求項3に係る電線搬送装置は、請求項2記載の電線搬送装置において、前記パレット支持爪とは反対側に、進退可能な第二のパレット支持爪を有する固定側の位置決め手段が配設され、前記パレットが、前記孔部とは反対側に第二のパレット支持爪挿入用の孔部を有したことを特徴とする。
上記構成により、上流バッファ部において、前工程の第一搬送ベルトと端子圧着行程の第二搬送ベルトとの間で各パレットが両側から移送手段のパレット支持爪と固定側の位置決め手段のパレット支持爪とで安定に位置決め支持される。同様に、下流バッファ部において、端子圧着行程の第二搬送ベルトと後工程の第三搬送ベルトとの間で各パレットが両側から移送手段のパレット支持爪と固定側の位置決め手段のパレット支持爪とで安定に位置決め支持される。
請求項4に係る電線搬送方法は、前行程の第一搬送ベルトから上流バッファ部を経て端子圧着行程の第二搬送ベルトに電線付きのパレットを送り、該第二搬送ベルトから下流バッファ部を経て後行程の第三搬送ベルトに電線付きのパレットを送り、該第二搬送ベルトの停止時に、該第一搬送ベルトからの電線付きのパレットを該上流バッファ部に溜めて、該下流バッファ部から該第三搬送ベルトに電線付きのパレットを送ることを特徴とする。
上記構成により、前行程の第一搬送ベルトから上流バッファ部を経て端子圧着行程の第二搬送ベルトに電線付きのパレットが送られ、第二搬送ベルトから下流バッファ部を経て後行程の第三搬送ベルトに電線付きのパレットが送られ、第二搬送ベルトの停止時に、上流バッファ部に該第一搬送ベルトからの電線付きのパレットが溜められ、下流バッファ部から第三搬送ベルトに電線付きのパレットが送られる。これにより、第二搬送ベルトが圧着機のアプリケータの選択操作等で停止しても、前行程の第一搬送ベルトと後行程の第三搬送ベルトとが停止することなく電線付きのパレットを一定間隔で送って、前工程と後工程の電線の端末処理を効率的に行わせる。
請求項1記載の発明によれば、端子圧着工程においてアプリケータの選択操作等で電線の搬送を一時停止させた場合でも、上流バッファ部と下流バッファ部の作用で、端子圧着工程の前後の工程において電線の搬送を停止させることなく、端子圧着工程の前後の工程を常に一定に稼働させることができる。これにより、端子付き電線やその集合体であるワイヤハーネスの生産性を高めることができる。また、端子圧着行程に端子を圧着すべき所要の電線がない場合は、上流バッファ部から所要の電線を端子圧着行程の搬送ベルトで一度に長い距離を所要の端子圧着位置まで運ぶことで、端子圧着作業の効率を上げて端子付き電線の生産性を高めることができる。
請求項2記載の発明によれば、パレットの受け渡し時に各移送手段を上下方向にラップさせることで、パレットを一の移送手段から位置ずれなく確実に次の移送手段に受け渡すことができる。
請求項3記載の発明によれば、パレットを両側から移送手段のパレット支持爪と位置決め手段のパレット支持爪とでぐらつきや位置ずれなく安定して位置決め支持することで、上流バッファ部と下流バッファ部においてパレットによる電線の搬送をスムーズ且つ確実に行うことができる。
請求項4記載の発明によれば、端子圧着工程においてアプリケータの選択操作等で電線の搬送を一時停止させた場合でも、上流バッファ部と下流バッファ部の作用で、端子圧着工程の前後の工程において電線の搬送を停止させることなく、端子圧着工程の前後の工程を常に一定に稼働させることができる。これにより、端子付き電線やその集合体であるワイヤハーネスの生産性を高めることができる。また、端子圧着行程に端子を圧着すべき所要の電線がない場合は、上流バッファ部から所要の電線を端子圧着行程の搬送ベルトで一度に長い距離を所要の端子圧着位置まで運ぶことで、端子圧着作業の効率を上げて端子付き電線の生産性を高めることができる。
本発明に係る電線搬送装置及び電線搬送方法の一実施形態を示す平面図である。 同じく電線の搬送状態の一例を示す平面図である。 電線を保持するパレットを示す、(a)は斜視図、(b)は(a)の矢視K左側面図である。 電線搬送装置の上流バッファ部の詳細例を示す平面図である。 電線搬送装置の下流バッファ部の詳細例を示す平面図である。 電線搬送装置の標準動作の第一段階を説明する平面図である。 同じく標準動作の第二段階を説明する平面図である。 同じく標準動作の第三段階(サイクル初期)を説明する平面図である。 同じく標準動作の第四段階を説明する平面図である。 同じく標準動作の第五段階を説明する平面図である。 同じく標準動作の第六段階を説明する平面図である。 同じく標準動作の第七段階を説明する平面図である。 同じく標準動作の第八段階を説明する平面図である。 同じく標準動作の第九段階を説明する平面図である。 同じく標準動作の第十段階(サイクル終期)を説明する平面図である。 既存のマルチ圧着機を前方から見て示す側面図である。
図1〜図5は、本発明に係る電線搬送装置及び電線搬送方法の一実施形態を示すものである。
図1の如く、この電線搬送装置10は、マルチ圧着機14を含む端子圧着工程の搬送部12と、搬送部12に対して上流側の上流バッファ部11と下流側の下流バッファ部13とを備え、電線15の端末15aを把持した電線クランプ16を有するパレット17を上流側と下流側の各バッファ部11,13で溜めることができるようにしたものである。
上流バッファ部11は、電線15の検尺・切断、皮剥き、ゴム栓挿入を順次行う各モジュール31に沿って配置された前工程の無端の搬送ベルト(第一搬送ベルト)18の電線送り方向後側に配置されている。図1において電線(製品)送り方向を矢印Aで示す。前工程の搬送ベルト18には複数のパレット17が等ピッチで配置され、隣り合う二つのパレット17の電線クランプ16に、U字状に折り返された電線15の各端末15aが把持されている。
上流バッファ部11は、前工程の搬送ベルト18から電線15付きのパレット17を一つずつ電線送り方向(前から後)に短い距離で移動する第一移送手段1と、第一移送手段1から電線15付きのパレット17を受け取って電線送り方向に長い距離で移動可能な第二移送手段2と、第二移送手段2から電線15付きのパレット17を受け取ってマルチ圧着機14まで電線送り方向に長い距離で移動可能な第三移送手段3とを備えている。
各移送手段1〜3の移動ブロック19〜21はパレット17の受け渡し後に電線送り反対方向(後から前)にカラの状態(パレット17を持たない状態)で復帰する。なお、明細書では、図1の向かって右側を前、向かって左側を後、向かって上側を左、向かって下側を右として説明する。
第一移送手段1は、電線送り方向の水平なエアシリンダ22と、パレット17を位置決め支持する一対のパレット支持爪23を有してレール61に沿ってエアシリンダ22で電線送り方向に駆動される移動ブロック19とを備えている。第二移送手段2は、不図示のモータで回転駆動(正転・逆転)される電線送り方向の水平なサーボ軸24と、パレット17を位置決め支持する一対のパレット支持爪25を有してサーボ軸24に沿って移動する移動ブロック20とを備えている。サーボ軸24は圧着工程12の搬送ベルト(第二搬送ベルト)26の前端の手前まで延びている。
第三移送手段3は、不図示のモータで回転駆動(正転・逆転)される電線送り方向の水平なサーボ軸27と、複数のパレット17を同時に位置決め支持する複数対(偶数)のパレット支持爪28を有してサーボ軸27に沿って移動する横長な移動ブロック21とを備えている。サーボ軸27は圧着工程12の搬送ベルト26の途中(前半)まで延びている。
上流バッファ部11は搬送ベルトを有しておらず、前工程の搬送ベルト18と圧着工程の搬送ベルト26との間において、電線付きのパレット17を摺動案内させる水平なガイドレール29(図4)が配設されている。そして、第三移送手段3の側方に対向して(パレット17を境にして反対側に)、複数のパレット17を同時に位置決め支持する複数(本例で七つ)のパレット支持爪(第二のパレット支持爪)30を有する固定ブロック72を備えた固定側の位置決め手段7が配設されている。
固定ブロック72は不動であり、パレット支持爪30のみが短いエアシリンダの伸縮動作で電線送り直交方向(左右方向)に進退する。搬送ベルトのない位置でパレット17を左右両側から第三移送手段3のパレット支持爪28と位置決め手段7のパレット支持爪30とで安定に且つ正確に位置決め支持する。位置決め手段7は第三移送手段3の一部とも言える。本例において第二移送手段2の右側(対向位置)には位置決め手段7を配置していないが、パレット支持爪31を有する位置決め手段7を第二移送手段2の右側(対向位置)まで延長配置することも可能である。
本例において第三移送手段3は八つのパレット支持爪28を並列に等ピッチで有しており、最大八つのパレット17を溜めておく(バッファする)ことが可能である。図1において第三移送手段3には後半(下流寄り)に五つのパレット17が連続して配置されており、前半の鎖線で示すパレット三つ分の空きスペース32に三つのパレット17を前工程の搬送ベルト18から第一,第二移送手段1,2で移送可能である。パレット三つ分の空きスペース32の前側には第二移送手段2のためのパレット二つ分の空きスペース33が形成され、計パレット五つ分の空きスペース32,33にパレット17をバッファ可能である。
圧着工程12の搬送ベルト26のほぼ中央の一側部にマルチ圧着機14が配置され(搬送ベルト26のほぼ全長に渡ってマルチ圧着機14が配置されることもある)、圧着工程の搬送ベルト26に沿って複数の電線15付きのパレット17が連続して等ピッチで配列に配置されている。各パレット17の電線クランプ16には電線15の各端末15aが把持されている。圧着工程の搬送ベルト26の電線送り方向(前から後の方向)の後側に下流バッファ部13が配設されている。圧着工程の搬送ベルト26は常に前から後にパレット17を搬送する。マルチ圧着機14の不図示の各種のアプリケータは、電線15の種類に対応して適合する電線15が真下に来た時に端子58を圧着する(端子の圧着順はランダムである。搬送ベルトが逆回転することはない)。
下流バッファ部13は、圧着工程の搬送ベルト26の後半部から電線15付きのパレット17を電線送り方向(前から後)に移送可能な第四移送手段4と、第四移送手段4から電線付きのパレット17を受け取って電線送り方向に第四移送手段4よりも長い距離で移動可能な第五移送手段5と、第五移送手段5から電線付きのパレット17を受け取って後工程の搬送ベルト(第三搬送ベルト)33に受け渡す第六移送手段6とを備えている。
各移送手段4〜6はパレット17を受け渡し後に電線送り反対方向(後から前)にカラの状態で復帰する。後工程(33)はCCDカメラによる圧着良否確認工程や、圧着不良電線除去工程や、ハウジングへの端子挿入工程等である(端子挿入工程は後工程のさらに後工程として配置することが好ましい)。
第四移送手段4は、不図示のモータで駆動(正転・逆転)される電線送り方向の水平なサーボ軸34と、複数のパレット17を同時に位置決め支持する複数(本例で五つすなわち奇数)のパレット支持爪35を有してサーボ軸34に沿って移動する移動ブロック36とを備えている。サーボ軸34は圧着工程の搬送ベルト26の後部から後方に延びている。
第四移送手段4の後端のパレット支持爪355に対応(ほぼ対向)して、圧着工程の搬送ベルト26の後端に隣接して、パレット支持爪37を有する位置決め手段38が一つ配設されている。パレット支持爪37は電線送り直交方向(左右方向)に短いエアシリンダで進退可能であり、搬送ベルトのない位置で電線付きのパレット17を左右両側から第四移送手段4の後端のパレット支持爪355と位置決め手段38のパレット支持爪37とで安定に且つ正確に位置決め支持する。この左右対向するパレット支持爪35,37の作用は第六移送手段6においても同様である。
第五移送手段5は、不図示のモータで駆動(正転・逆転)される電線送り方向の水平なサーボ軸39と、各一対(計四つ)の電線付きのパレット17を位置決め支持する各一対のパレット支持爪40を有してサーボ軸39に沿って移動する前後一対の隣接する移動ブロック41とを備えている。サーボ軸39は圧着工程の搬送ベルト26の後端寄りから後工程の搬送ベルト33の前部にかけて延びている。なお、移動ブロック41を一つにして、一つの移動ブロック41に各一対(計二対)のパレット支持爪40を進退可能に設けてもよい。
第六移送手段6は、複数の電線付きのパレット17を同時に位置決め支持する複数(本例で六つ)のパレット支持爪43を有して、レール42に沿って不図示のエアシリンダで電線送り方向に駆動される移動ブロック44を備えている。レール42は圧着工程の搬送ベルト26と後工程の搬送ベルト33との間から後工程の搬送ベルト33の前部にかけて延びている。
下流バッファ部13は搬送ベルトを有しておらず、圧着工程の搬送ベルト26と後工程の搬送ベルト33との間において、パレット17を摺動案内させる水平なガイドレール29(図5)が配設されている。そして、第六移送手段6の側方に対向して(パレット17を境にして反対側に)、複数のパレット17を同時に位置決め支持する複数(本例で五つ)のパレット支持爪(第二のパレット支持爪)45を有する固定ブロック73を備えた固定側の位置決め手段8が配設されている。固定ブロック73は不動であり、パレット支持爪45のみが短いエアシリンダの伸縮動作で電線送り直交方向(左右方向)に進退する。位置決め手段8は第六移送手段6の一部とも言える。本例において第五移送手段5の右側(対向位置)には位置決め手段8を配置していないが、パレット支持爪45を有する位置決め手段8を第五移送手段5の右側(対向位置)に沿って位置決め手段38まで延長配置することも可能である。
本例で第六移送手段6は六本のパレット支持爪43を有しており、図1において前端のパレット支持爪431を除く五つのパレット支持爪43で各パレット17を位置決め支持し、下流バッファ部13に五つの電線付きのパレット17が溜められている。第六移送手段6のパレット支持爪43で支持した前端のパレット17と圧着工程の搬送ベルト26の後端のパレット17との間に、鎖線で示すパレット六つ分の空きスペース47が形成され、この空きスペース47に圧着工程の搬送ベルト26の後部から第四,第五の移送手段4,5でパレット17を移送可能である。
第四移送手段4は上流バッファ部11の第一移送手段1に対応し、第五移送手段5は同じく第二移送手段2に対応し、第六移送手段6は同じく第三移送手段3に対応する。下流の位置決め手段8は上流の位置決め手段7に対応する。上流バッファ部11と下流バッファ部13の構成及び動作(作用)はほぼ同じである。第六移送手段6で後工程の搬送ベルト33に送られたパレット17は最終工程でカラ(電線なし)の状態で例えば不図示のパレット回収搬送部を経て前工程の搬送ベルト18に送られる。
図2は、図1の状態から電線付きのパレット17を所要数移送した状態を示すものである。
すなわち、後工程の搬送ベルト33の反時計回りの回転で搬送ベルト33上の電線付きのパレット17が電線送り方向(後方向)に移動すると共に、第六移送手段6の移動ブロック44が後方向に移動して搬送ベルト33に一つのパレット17を移送する(搬送ベルト33が常にピッチ搬送でパレット17を一つずつ送るのに伴って、移動ブロック44が常にパレット17を一つずつ搬送ベルト33に渡す)。第六移送手段6の移動ブロック44が移動する際には、対向側の位置決め手段8のパレット支持爪45が短いエアシリンダの圧縮動作でパレット17から離脱し、第六移送手段6の移動ブロック44のパレット支持爪43のみでパレット17をガイドレール29(図5)に沿って移送する。
それと同時にあるいはその後に、第四移送手段4の移動ブロック36が図1の状態から圧着工程の搬送ベルト26と同期して後方向に移動して四つのパレット17をガイドレール29(図5)に沿って下流バッファ13の空きスペース47に移動させ、第五移送手段5の移動ブロック41の上側にラップして(隙間を存して重なって)位置する。
第四移送手段4の移動ブロック36のパレット支持爪35はパレット17の例えば上側の孔部48(図3参照)に係合している。その状態で、図2の如く第五移送手段5の移動ブロック41のパレット支持爪40が短いエアシリンダの伸長動作でパレット17の例えば下側の孔部49(図3参照)に進入係合して、第四移送手段4の移動ブロック36のパレット支持爪35からパレットを受け取る。第四移送手段4のパレット支持爪35は短いエアシリンダの圧縮動作で引っ込んでパレット17から離脱する。
第六移送手段6の移動ブロック44のパレット支持爪43はパレット17の左側面の例えば上側の孔部48(図3参照)に進入係合して、第五移送手段5の移動ブロック41のパレット支持爪40からパレット17を受け取る。位置決め手段8のパレット支持爪45はパレット17の右側面の孔部49’(図3参照)に進入係合する。第五移送手段5のパレット支持爪40は短いエアシリンダの圧縮動作で引っ込んでパレット17から離脱する。
それと同時に、圧着工程の搬送ベルト26が反時計回りに回転して、搬送ベルト26上のパレット17を電線送り方向(後方向)に移動させると共に、上流バッファ部11の第三移送手段3の移動ブロック21が図2の如く後方向に移動して、搬送ベルト26と同期した速度で搬送ベルト26の前半側に複数のパレット17を移送する。本例の第三移送手段3は最大で電線15の四つの端末15aすなわち四つのパレット17を一度に搬送可能である。圧着工程の搬送ベルト26の前端のパレット17と前工程の搬送ベルト18の後端のパレット17との間にパレット九つ分の空きスペース32が形成される。
第一移送手段1の移動ブロック19のパレット支持爪23はパレット17の例えば下側の孔部49(図3参照)に進入係合する。第一移送手段1の移動ブロック19はレール61(図1)に沿って後方に移動して第二移送手段2の移動ブロック20の下側にラップする(隙間を存して重なる)。第二移送手段2のパレット支持爪25はパレット17の例えば上側の孔部48(図3参照)に進入係合する。第二移送手段2の移動ブロック20は後方に移動して第三移送手段3の移動ブロック21の上側にラップする(隙間を存して重なる)。第三移送手段3のパレット支持爪28はパレット17の例えば下側の孔部49(図3)に進入係合する。位置決め手段7のパレット支持爪30はパレット17の右側面の孔部49’(図3参照)に進入係合する。
第一及び第二の移送手段1,2は一度にそれぞれ二つのパレット17を移送可能である。図2の例においては、第三移送手段3に偶数(四つ)のパレット17が配置(バッファ)されている。後述の図6〜図15の例におけるように第三移送手段3に奇数(三つ)のパレット17が配置(バッファ)されることもある。図2の例においては、例えば、第二移送手段2が二つのパレット17を第三移送手段3に受け渡した後、再度第一移送手段1から二つのパレット17を受け取って第三移送手段3に受け渡すことで、第三移送手段3に四つのパレット17がバッファされる(溜められる)。
二つのパレット17はU字状に屈曲した一本の電線15の各端末15aを把持している。例えば、一本の電線15を直線的に配置して電線15の片端末15aのみをパレット17の電線クランプ16に把持させた場合は、第一,第二の移送手段1,2の片方のパレット支持爪23,25で一つのパレット17を移送可能である。
上記した電線搬送装置10の作用における受動態の表現を能動態の表現に変えることで電線搬送方法とすることできる。上記図1〜図2の実施形態の下流バッファ部13において、第六移送手段6で五つのパレット17を移送したが、移送するパレット17の数は一つ〜六つの範囲で適宜選定可能である。第六移送手段6は最大六つのパレット17をバッファ(溜めることが)可能である。第五移送手段5は最大四つのパレット17をバッファ可能である。
また、第五移送手段5のパレット支持爪40の数を四つから二つに変更することも可能である。図1の実施形態では第五移送手段5で四つのパレット17をバッファしておくことが可能である。また、第四移送手段4では四つのパレット17を移送したが、同時に移送するパレット17の数は一つ〜五つの範囲で適宜選定可能である。第四移送手段4のパレット支持爪35の数を五つから二つに変更することも可能である。これらは後工程の搬送ベルト33と圧着工程の搬送ベルト26との速度差や後工程と圧着工程との処理能力等に応じて適宜設定可能である。
下流バッファ部13を設けたことにより、たとえマルチ圧着機14の不図示のアプリケータの選択操作等で圧着工程の搬送ベルト26が停止した(間欠送りによる一時停止よりも長く停止した)場合でも、下流バッファ部13に常に電線15付きのパレット17を溜めておくことで、後工程の搬送ベルト33に常に一定の速度(ピッチ)で電線15付きのパレット17を供給することができ、端子圧着良否確認や圧着不良電線除去等の後工程(33)の動作やハウジングへの端子挿入等のさらに後工程の動作を停止させることなく一定のピッチで行わせることができる。
図1,図2の実施形態において、第四移送手段4を省略して第五移送手段5で圧着工程の搬送ベルト26からパレット17を第六移送手段6に直接受け渡すようにすることも可能である。また、後工程(33)と圧着工程12のマシンサイクルタイムが間に合う場合には、第六移送手段6を省略し、第五移送手段5で第四移送手段4から受けたパレット17を直接後工程の搬送ベルト33に移送することも可能である。
上記図1〜図2の実施形態の上流バッファ部11において、第三移送手段3でパレット17を一つ〜八つの範囲で圧着工程の搬送ベルト26に同時に移送可能である。図1の実施形態では、第三移送手段3が八つのパレット支持爪28を有しているので、最大八つのパレット17をバッファ(溜めることが)可能であり、パレット八つ分の空きスペース32を形成可能である。
第二移送手段2を省略して、第一移送手段1から直接第三移送手段3にパレット17を受け渡すようにすることも可能である。図1の実施形態では第二移送手段2で二つのパレット17をバッファ可能であり、パレット二つ分の空きスペース32を形成可能である。
上流バッファ部11を設けたことにより、たとえマルチ圧着機12のアプリケータの選択操作等で圧着工程の搬送ベルト26が停止した(間欠送りによる一時停止よりも長く停止した)場合でも、上流バッファ部11に常にパレット17を溜めるスペース32を空けておくことで、上流バッファ部11が前工程の搬送ベルト18から常に一定の速度(ピッチ)で電線付きのパレット17を受け取ることができ、前工程の電線の検尺・切断、皮剥き、ゴム栓挿入といったユニット17の動作を停止させることなく一定のピッチで行わせることができる。
図3(a)(b)は、上記パレット17の一形態を示すものである。図3(b)は図3(a)の矢視K側面図である。
本例のパレット17は、合成樹脂製のブロック状のパレット本体51と、パレット本体51の上部に設けられた金属製の電線クランプ16と、パレット本体51の左右の側面の高さ方向中間部に回動自在に軸支された各一対のローラ52と、パレット本体51の右側面に対向して張り出した右端壁53の外面とパレット本体51の下面(底面)とに形成された凹凸部54とを備えるものである。
各凹凸部54は各搬送ベルト18,26,33(図1)の表面の凹凸部に歯合する。すなわち、右側面の凹凸部54は図1の垂直な搬送ベルト18,26,33の凹凸部に歯合し、下面の凹凸部54は不図示の水平な搬送ベルトの凹凸部に歯合する(図1の前工程の搬送ベルト18は水平であってもよい)。
電線クランプ16は左右一対の把持片16aと、一対の把持片16aを閉じ方向に付勢したばね部55とで構成されている。電線クランプ16を不図示の開き具で上方から押し開いた状態で電線15の端末15aが電線クランプ16内に挿入される。図3の電線15の端末15aの先端には端子58が圧着接続され(圧着部を符号58aで示す)、圧着部58aに防水ゴム栓59が共締め固定されている。
パレット本体51の左右の側面の上下(ローラ52に対して上下)に一対の孔部48,49が貫通して設けられ、各孔部48,49の内側中央に縦方向の軸部56が設けられている。パレット本体51の左側面の下側の孔部49に第一,第三,第五の各移送手段1,3,5のパレット支持爪23,28,40が進入係合する。パレット本体51の左側面の上側の孔部48に第二,第四,第六の各移送手段2,4,6のパレット支持爪25,35,43が進入係合する。これら上下の孔部48,49の選定は適宜変更可能である。
パレット本体51の右側面の下側の孔部49’に上流側と下流側の各位置決め手段7,8,38のパレット支持爪30,45,38が進入係合する。右側面の上側の孔部48は右端壁53で塞がれている。各孔部48,49の中央の軸部56には、図4,図5の各パレット支持爪23,26,28,30,35,40,43,37,45の先端の凹部57が係合して、パレット17が正確に位置決めされる。パレット17の形態は適宜変更可能である。
図4は上流バッファ部11の機構、図5は下流バッファ部13の機構のそれぞれ詳細例を示すものである。
図4の如く、上流バッファ部11において、前工程の水平な搬送ベルト18の上面の凹凸部60にパレット17の下面の凹凸部54(右側面の凹凸部54のみ図示する)が歯合し、搬送ベルト18の左右に沿う一対の水平なガイドレール29にパレット17の左右側面の各一対のローラ52が回動自在に摺接し、搬送ベルト18がサーボモータで反時計回りに間欠回転して、パレット17が前から後にパレット17のピッチすなわち各パレット支持爪23,25,28のピッチで間欠送りされる。圧着工程の搬送ベルト26にも同様の凹凸部60が形成されている。
第一移送手段1は、前後方向に延びる水平な短めのレール61と、レール61にスライド自在に係合した移動ブロック19と、移動ブロック19の短いエアシリンダ62で左右方向に進退可能な一対のパレット支持爪23と、不図示の水平なエアシリンダ22(図1)とを備える。レール61は搬送ベルト18の後部の左側にラップしつつ後方に延びている。パレット支持爪23は搬送ベルト18の上側に配置される。
第二移送手段2は、前後方向に延びる長いサーボ軸24と、サーボ軸24にナット部63を螺合させた移動ブロック20と、移動ブロック20の短いエアシリンダ64で左右方向に進退可能な一対のパレット支持爪25と、サーボ軸24を回転させるサーボモータとを備える。サーボ軸24は搬送ベルト18の後端部とレール61との左側にラップしつつ後方に延びている。
第三移送手段3は、前後方向に延びる中程度の長さのサーボ軸27と、サーボ軸27にナット部を螺合させた移動ブロック21と、移動ブロック21に固定された短いエアシリンダ65で左右方向に進退可能な横杆66に一体に設けられた複数(八つ)のパレット支持爪28と、サーボ軸27を回転させるサーボモータとを備える。サーボ軸27は第二移送手段2のサーボ軸24の後半の右側にラップしつつ圧着工程の搬送ベルト26の前部の左側まで達している。
第一〜第三の各移送手段1〜3の各パレット支持爪23,25,28は前後方向に等ピッチで並列に配置されている。第一移送手段1のパレット支持爪23に対して、第二移送手段2のパレット支持爪25は上側に段違いに位置し、第三移送手段3のパレット支持爪28はパレット支持爪23と同じ高さ(下側)に位置している。この逆に(上下逆に)各パレット支持爪23,25,28を配置することも可能である。第一移送手段1のパレット支持爪23は第二移送手段2のパレット支持爪25の下側にラップし(隙間を存して重なり)、第二移送手段2のパレット支持爪25は第三移送手段3のパレット支持爪28の上側にラップする(隙間を存して重なる)。これにより、パレット17をピッチずれなく正確に受け渡し可能である。
前工程の搬送ベルト18に沿う水平な一対のガイドレール29は圧着工程の搬送ベルト26まで水平に延長されて、図5の後工程の搬送ベルト33に沿って続いている。ガイドレール29に沿ってパレット17のローラ52が摺接案内される。圧着工程の垂直な搬送ベルト26にはパレット17の右側面の凹凸部54が歯合する。圧着工程の搬送ベルト26はサーボ機構で所望の大きなストロークで(パレット17間のピッチよりも遙かに大きなストロークで)パレット17を移送可能である。
両搬送ベルト18,26の間でパレット17を正確に位置決めするために、第二,第三の移送手段2,3のパレット支持爪25,28に対向して右側に固定側の位置決め手段7の固定ブロック72に複数(九つ)のパレット支持爪30がそれぞれ短いエアシリンダ67で左右方向に進退可能に配置されている。各パレット支持爪30は各エアシリンダ67で独立して進退可能である。各パレット支持爪23,25,28,30の先端には凹部57が形成され、凹部57は前後一対の片部と一対の片部の間の切欠溝とで構成されている。凹部57が図3のパレット17の孔部48,49,49’内の軸部56に係合してパレット17を正確に位置決めする。
図5の下流バッファ部13の機構は基本的に上流バッファ部11の機構と同様である。すなわち、圧着工程の搬送ベルト26の左側に沿って左右一対のガイドレール29が配置され、搬送ベルト26の後部においてガイドレール29に沿って第四移送手段4の複数(五つ)のパレット支持爪35が配置され、各パレット支持爪35は移動ブロック36の短いシリンダ68で同時に左右方向に進退可能であり、移動ブロック36は前後方向の中程度の長さのサーボ軸34にナット部で螺合している。
第四移送手段4のパレット支持爪35の後方下側に段違いに並列に等ピッチで第五移送手段5の複数(二対)のパレット支持爪40が配置され、各一対のパレット支持爪40は移動ブロック41の短い各シリンダ69で左右方向に進退可能で、移動ブロック41は前後方向の長いサーボ軸39にナット部70で螺合している。
第五移送手段5のパレット支持爪40の後方上側に段違いに並列に等ピッチで第六移送手段6の複数(六つ)のパレット支持爪43が配置され、各パレット支持爪43は移動ブロック44の短いシリンダ71で左右方向に同時に進退可能で、移動ブロック44は前後方向の比較的短いレール42にスライド自在に係合して不図示のエアシリンダで前後方向に一定距離で進退可能である。レール42をサーボ軸に代え、不図示のエアシリンダをサーボモータに代えることも可能である。
圧着工程の搬送ベルト26の後端から後工程の搬送ベルト33の前端にかけて固定側の位置決め手段8が配置され、位置決め手段8の固定ブロック73に複数のパレット支持爪45が短い各エアシリンダ74で左右方向に進退可能に等ピッチで並列に設けられている。各パレット支持爪45は各エアシリンダ74で独立して進退可能である。各移送手段4〜5や位置決め手段8の各パレット支持爪35,40,43,45は先端に図3のパレット17の軸部56に係合する凹部57を有し、位置決め手段8のパレット支持爪45の先端は第五移送手段5のパレット支持爪40の先端に対向し、且つ第四,第六の移送手段4,6のパレット支持爪35,43の先端の下側に段違いに対向している。圧着工程の搬送ベルト26と後工程の搬送ベルト33はそれぞれ不図示のサーボモータで間欠送りされる。
図6〜図15は、上記電線搬送装置10の標準動作、すなわち前工程9と同期して電線15付きのパレット17を上流バッファ部11から圧着工程に一個ずつ送る動作(電線搬送方法)を順に説明するものである。各図に記す各矢印は動作前の状態(これから動作する方向)を示している。
先ず図6の如く、第一移送手段1の移動ブロック19がレール61に沿って前端(始端)側に位置し、移動ブロック19の一対のパレット支持爪23が突出して前工程9の搬送ベルト18(図1)の後端の二つのパレット17の下側の孔部49(図3)に係合する。図6において、符号31は前工程9の電線検尺・切断、皮剥き、ゴム栓挿入等の各モジュール、符号2は第二移送手段、20はその移動ブロック、25はそのパレット支持爪、符号3は第三移送手段、28はそのパレット支持爪をそれぞれ示している。
次いで図7の如く、第一移送手段1の移動ブロック19が二つのパレット17を支持した状態でレール61に沿って後方へ移動して、第二移送手段2の移動ブロック20の下側にラップする(潜り込む)。次いで図8の如く、第二移送手段2の一対のパレット支持爪25が突出して二つのパレット17の上側の孔部48(図3)に進入係合する。次いで第一移送手段1の一対のパレット支持爪23(図7)がパレット17の下側の孔部49から引っ込んで離脱する。
図8において、圧着工程12の搬送ベルト26にはパレット(搬送ベルト26の前部の圧着前のパレット)17が配置され、搬送ベルト26の前方に二つのパレット17が固定側の位置決め手段7の後端側の二つのパレット支持爪30で位置決め支持され、上流バッファ部11にパレット五つ分の空きスペース33が形成されている。パレット五つ分の空きスペース33は図6〜図15において終始維持される。第三移送手段3の各パレット支持爪28はパレット17を支持せずに引っ込んだ状態となっている。
次いで図9の如く、第二移送手段2の移動ブロック20が一対のパレット支持爪25で二つのパレット17を支持したまま後方に移動して、固定側の位置決め手段7の後端側のパレット支持爪30で支持した二つのパレット17の前側に二つのパレット17を等ピッチで並列に配置する。それと同時に、第一移送手段1の移動ブロック19が前方に移動して前工程9の搬送ベルト18の後端側の二つのパレット17を一対のパレット支持爪23で支持する。第一移送手段1の移動ブロック19を駆動する不図示のエアシリンダの圧力が抜かれて(ブローされて)、移動ブロック19が小さな力で前後方向に移動可能となる。
次いで図10の如く、第三移送手段3の各パレット支持爪28が突出して、図9で固定側の位置決め手段7と第二移送手段2との各パレット支持爪25,30で保持した四つのパレット17を支持し、次いで位置決め手段7と第二移送手段2との各パレット支持爪25,30が引っ込んで四つのパレット17から離脱し、第三移送手段3のパレット支持爪28のみで四つのパレット17を支持する。
次いで図11の如く、圧着工程の搬送ベルト26が反時計回りに間欠移動して搬送ベルト26上のパレット17を圧着機14(図1)に送るのと同期して(同期した速度で)、第三移送手段3の各パレット支持爪28が四つのパレット17を支持したまま移動ブロック21ごと後方に移動する。それと同時に第二移送手段2の移動ブロック20が前方に復帰する。第一移送手段1の移動ブロック19は二つのパレット17を支持したまま前工程9の搬送ベルト18上の後端の二つのパレット17で押されて搬送ベルト18の駆動力で一ピッチ(パレット一つ分)後方へ移動して、第二移送手段2の移動ブロック20の前側に隣接する(第一移送手段1のエアシリンダ22の圧力は抜かれている)。
次いで図12の如く、固定側の位置決め手段7の後半の三つのパレット支持爪30が突出して(前半の四つのパレット支持爪30は引っ込んだままである)、圧着工程の搬送ベルト26の前方の三つのパレット17を支持する。第三移送手段3の各パレット支持爪28は同時に引っ込んで四つのパレット17から離脱する。
次いで図13の如く、第三移送手段3の移動ブロック21がパレット支持爪28ごと前方に移動して原(初期)位置に復帰する。次いで図14の如く、第三移送手段3の各パレット支持爪28が突出して、図13で固定側の位置決め手段7の各パレット支持爪30で支持した三つのパレット17を支持する。位置決め手段7の各パレット支持爪30は引っ込んで三つのパレット17から離脱する。
次いで図15の如く、圧着工程の搬送ベルト26に同期して(同期した速度で)第三移送手段3の移動ブロック21が後方に一ピッチ移動して移動ブロック21の後端のパレット17を搬送ベルト26上に移送(移載)する。それと同時に、第一移送手段1の移動ブロック19が前後方向のエアシリンダ22(図1)の圧力で後端(終端)側に移動して、第二移送手段2の原位置の移動ブロック20の下側にラップして(重なって)位置すると共に、パレット支持爪23で支持した二つのパレット17を一ピッチ後方へ移動させる。次いで、上記した図8の状態となり、図8〜図15の動作(サイクル)を繰り返して、電線15付きのパレット17が一つずつ圧着工程に送られる。
このように、上流バッファ部11に常に空きスペース33が形成されることで、前工程9の搬送ベルト18上の電線15付きのパレット17が不要な停止をすることなく上流バッファ部11に送られてバッファされる。同様にして、圧着工程12と後工程(33)との間の下流バッファ部13(図1)に常に電線15付きのパレット17が溜められることで(空きスペース47は完全には埋まらない方がよい)、下流バッファ部13から後工程(33)に電線付きパレット17が一定の間隔で送られて、後工程の不要な停止が防止される。従って、前工程9や後工程(33)よりも作業時間(工数)のかかる圧着工程12の影響を受けることなく、前工程9と後工程(33)を円滑に作動させて、端子58付き電線15(図3)とその集合体であるワイヤハーネスの生産性を高めることができる。
後工程(33)が圧着工程12と同程度ないしそれ以上に作業時間(工数)を要する場合は、下流バッファ部13に空きスペース47を多く形成しておくことで、下流バッファ部13の空きスペース47に端子58の圧着済みの電線15をバッファして、後工程(33)の作業時間を吸収することができる。
また、圧着工程の搬送ベルト26上にマルチ圧着機14(図1)で端子58を圧着すべき種類の電線15がない場合は、それらの電線15を把持したパレット17を圧着工程の搬送ベルト26から下流バッファ部13や後工程(33)に払い出し(移送)つつ、マルチ圧着機14で端子58を圧着すべき種類の電線15を把持したパレット17を上流バッファ部11から空いた搬送ベルト26に供給して、サーボ制御の搬送ベルト26でマルチ圧着機12の所要のアプリケータまで一度に通常の倍以上の距離を搬送することで、マルチ圧着機12の停止時間を短縮することができる。この操作(搬送ベルト26で電線付きのパレット17を所要のアプリケータまで一度に通常の倍以上の距離を搬送すること)は、上流バッファ部11や下流バッファ部13があることで可能となっている。
本発明に係る電線搬送装置及び電線搬送方法は、端子圧着工程においてアプリケータの選択操作等で電線の搬送を一時停止させた場合でも、端子圧着工程の前後の工程においては電線の搬送を停止させることなく、端子圧着工程の前後の工程を常に一定に稼働させて、端子付き電線やその集合体であるワイヤハーネスの生産性を高めるために利用することができる。
1 第一移送手段
2 第二移送手段
3 第三移送手段
4 第四移送手段
5 第五移送手段
6 第六移送手段
7,8 位置決め手段
10 電線搬送装置
11 上流バッファ部
13 下流バッファ部
15 電線
17 パレット
18 第一搬送ベルト
23,25,28,35,40,43パレット支持爪
26 第二搬送ベルト
30,45 第二のパレット支持爪
33 第三搬送ベルト
48,49,49’ 孔部

Claims (4)

  1. 前行程の第一搬送ベルトと、端子圧着行程の第二搬送ベルトと、後行程の第三搬送ベルトと、該第一搬送ベルトと該第二搬送ベルトとの間に配設された上流バッファ部と、該第二搬送ベルトと該第三搬送ベルトとの間に配設された下流バッファ部とを備え、
    該上流バッファ部が、該第一搬送ベルトから電線付きのパレットを取る第一移送手段と、該第一移送手段から該電線付きのパレットを受け、該第二搬送ベルトに渡す第二移送手段又は第二移送手段と第三移送手段とを備え、
    該下流バッファ部が、該第二搬送ベルトから電線付きのパレットを取る第四移送手段と、該第四移送手段から該電線付きのパレットを受け、該第三搬送ベルトに渡す第五移送手段又は第五移送手段と第六移送手段とを備えた、ことを特徴とする電線搬送装置。
  2. 前記第一〜第三及び第四〜第六の各移送手段が、進退可能なパレット支持爪を上下方向に互い違いに有し、前記パレットがパレット支持爪挿入用の上下二つの孔部を有したことを特徴とする請求項1記載の電線搬送装置。
  3. 前記パレット支持爪とは反対側に、進退可能な第二のパレット支持爪を有する固定側の位置決め手段が配設され、前記パレットが、前記孔部とは反対側に第二のパレット支持爪挿入用の孔部を有したことを特徴とする請求項2記載の電線搬送装置。
  4. 前行程の第一搬送ベルトから上流バッファ部を経て端子圧着行程の第二搬送ベルトに電線付きのパレットを送り、該第二搬送ベルトから下流バッファ部を経て後行程の第三搬送ベルトに電線付きのパレットを送り、該第二搬送ベルトの停止時に、該第一搬送ベルトからの電線付きのパレットを該上流バッファ部に溜めて、該下流バッファ部から該第三搬送ベルトに電線付きのパレットを送ることを特徴とする電線搬送方法。
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