JP5191780B2 - 製品の集積搬送装置 - Google Patents

製品の集積搬送装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5191780B2
JP5191780B2 JP2008099133A JP2008099133A JP5191780B2 JP 5191780 B2 JP5191780 B2 JP 5191780B2 JP 2008099133 A JP2008099133 A JP 2008099133A JP 2008099133 A JP2008099133 A JP 2008099133A JP 5191780 B2 JP5191780 B2 JP 5191780B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
alignment guide
stacking
groove
accumulation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008099133A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009249113A (ja
Inventor
尚彦 合田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Automatic Machinery Works Ltd
Original Assignee
Tokyo Automatic Machinery Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Automatic Machinery Works Ltd filed Critical Tokyo Automatic Machinery Works Ltd
Priority to JP2008099133A priority Critical patent/JP5191780B2/ja
Publication of JP2009249113A publication Critical patent/JP2009249113A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5191780B2 publication Critical patent/JP5191780B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Reciprocating Conveyors (AREA)
  • Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)

Description

本発明は、製品を集積し、集積製品として搬送する製品の集積搬送装置に関する。
供給コンベアから間欠的に供給される製品を多数列に集積するにあたり、例えば櫛歯状の整列ガイド、即ち、集積溝列を有する整列ガイドを備えた集積装置が知られている(特許第3445673号明細書)。この公知の集積装置の整列ガイドはその集積溝列の各溝が供給コンベアの終端に順次合致すべく移動され、各溝内に供給コンベアから供給される製品を所定の個数ずつ受入れて、集積製品を形成する。
特許第3445673号明細書
上述した公知の集積装置は、整列ガイドが往動側及び復動側のそれぞれにて間欠移動する過程にて、整列ガイド内への製品の集積を実施するため、集積製品の取出し位置もまた集積ガイドの往動側及び復動側の2カ所に存在する。このため、各取出し位置から後段の箱詰め装置等に集積製品を移送するには、2カ所の取出し位置に箱詰め装置をそれぞれ配置するか、又は、一方の取出し位置側に箱詰め装置が配置されている場合には、他方の取出し位置から箱詰め装置に向け、集積製品を余分な軌跡を経て移送するロボット等の移載装置が更に必要となり、取出し位置から後段の箱詰め装置等に移送する集積製品の後処理が複雑になる。
本発明は上述の事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは後処理を容易して製品を多数列に集積することができる製品の集積搬送装置を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明の製品の集積搬送装置は、製品を間欠的に供給する供給コンベアの出口近傍から前記供給コンベアの供給方向と交差する水平方向に延び、その上面にて製品を支持する搬送テーブルと、この搬送テーブルの上方に配置された複数の整列ガイドであって、個々に複数列の集積溝を有し、これら集積溝が前記供給方向に延びるともに前記水平方向に並んで配置され、前記供給コンベアの前記出口に1つの整列ガイドの集積溝が合致されたとき、この集積溝内に前記出口に到達した製品を順次受入れ可能とした複数の整列ガイドと、各整列ガイドに独立のボックスモーションを実施させる移動手段とを備えており、個々のボックスモーションは、対応する側の整列ガイドの各集積溝内に製品を受入れて集積製品を形成するために、前記出口に前記対応整列ガイドの各集積溝を順次合致させるべく、前記対応整列ガイドを前記水平方向に間欠移動させる集積行程と、他の整列ガイドが先行して集積行程にあるとき、この先行の集積行程に引き続いて前記対応整列ガイドの集積行程を実施可能とすべく、対応整列ガイドを待機させる待機モードとを含んでいる(請求項1)。
上述の集積搬送装置によれば、1つの整列ガイドに対して集積行程が実施されているとき、製品の受入れ過程にある集積溝内の製品は供給コンベアの出口を規定する供給コンベアの上面又は搬送テーブルの上面に支持された状態にある。この後、その集積溝内への製品の受入れが完了して1つの整列ガイドが間欠移動されると、集積溝内の製品は供給コンベアから搬送テーブルに乗り移るか、又は、搬送テーブル上を搬送される。
1つの整列ガイドに対する集積行程が完了し、この整列ガイド内に集積製品が形成されても、本発明の集積搬送装置は複数の整列ガイドを備えているので、この後は、他の整列ガイドに対する集積行程が連続して実施され、そして、集積製品は他の整列ガイドとは無関係にして、搬送テーブル上での搬送が1つの整列ガイドにより可能である。それ故、本発明の集積搬送装置は、上述の集積行程を連続して実施可能にしつつ、集積製品の取出し位置を一カ所にする。
好ましくは、複数の整列ガイドは、搬送テーブルと平行で且つ搬送テーブルからの高さが互いに異なる水平面内にてボックスモーションを実施し、前記待機モード中の前記対応整列ガイドは、先行の集積行程にある他の整列ガイドに対して上下方向に部分的に重なり合い、且つ、その集積溝のうちで端に位置した集積溝が前記出口に隣接した待機位置に位置付けられている(請求項2)。
このように個々の整列ガイドのボックスモーションが互いに上下に異なる水平面にて実施されれば、複数の整列ガイドの移動軌跡は上下方向でのオーパラップが許容される。つまり、集積行程中の整列ガイドと待機モード中の整列ガイドとの上下方向の重なり合いや、待機モード中にある整列ガイド同士の上下方向の重なり合いが許容される。それ故、1つの整列ガイドの集積行程が完了すると同時に、待機モード中の整列ガイドにその集積行程を開始させることも可能となる。
一方、ボックスモーションは、集積行程の終了後、供給コンベアの出口から水平方向に離れた搬送テーブル上の離間位置に対応整列ガイド内の集積製品を位置付けるべく、対応整列ガイドを搬送する搬送行程を更に含むことができる(請求項3)。この場合、集積製品が次の整列ガイドでの製品の集積を阻害することはなく、また、供給コンベアの出口から離れた離間位置にて、整列ガイドはそのボックスモーションにより集積製品を解放可能となる。
また、ボックスモーションは、搬送行程に引き続いて整列ガイドをその集積溝に沿う溝方向に退避させ、搬送テーブル上の離間位置に集積製品を残す退避行程を更に含み、そして、集積搬送装置は、離間位置にある集積製品を搬送テーブル上の取出し位置に搬送する排出手段を更に備えることができ、この排出手段は、前記溝方向とは直交する方向に集積製品を離間位置から前記取出し位置まで押し出す排出プッシャを含んでいる(請求項4)。
ここでの退避行程は、整列ガイドからの前述した集積製品の解放を達成し、そして、排出プッシャは集積製品を押し出すことで、集積製品の隣接する製品列を互いに密着させる。
請求項1の製品の集積搬送装置は複数の整列ガイドを備えているので、製品の集積行程を連続して実施でき、また、集積行程にて形成した集積製品を1カ所の取出し位置から取出すことができるので、後段の箱詰め装置等への集積製品を移送する後処理が頗る容易になる。
請求項2の集積搬送装置は、整列ガイドの相互の上下方向に重なり合いを許容しているので、複数の整列ガイドを備えていても、これらのボックスモーションが要求する占有領域を小さくでき、装置全体の省スペース化に大きく寄与する。
請求項3の集積搬送装置は、1つの整列ガイドに対する集積行程の完了後、集積製品を供給コンベアの出口から離間した離間位置に搬送するので、集積製品自体が次の整列ガイドに対する製品の集積を阻害することはない。
請求項4の集積搬送装置は、離間位置にて集積製品を整列ガイドから解放し、解放した
集積製品を取出し位置に搬送する過程にて、その隣接する製品列を互いに密着させることができ、この後の集積製品の箱詰めが容易になる。
図1は一実施例の製品の集積搬送装置を概略的に示す。
集積搬送装置は供給コンベア2に接続されており、この供給コンベア2はその出口4に向けて円筒状の製品Aを移送し、出口4に製品Aを間欠的に到達させる。ここで、出口4は本実施例の場合、供給コンベア2の終端域にて規定されている。
集積搬送装置は出口4の近傍に搬送テーブル6を備え、この搬送テーブル6は出口4から供給コンベア2の側方、即ち、供給コンベア2の製品Aの供給方向と交差する方向、具体的には直交する方向に水平方向に延びている。即ち、搬送テーブル6は出口4に隣接した一端と、出口4から離れた他端とを有し、その上面は供給コンベア2の出口4と同一の高さ位置に位置付けられている。
搬送テーブル6の上方には複数の整列ガイド8が配置され、本実施例の場合、整列ガイド8は8a,8bの2つ備えられている。これら整列ガイド8は水平な櫛状をなし、供給コンベア2側を向いた櫛歯を有する。具体的には、整列ガイド8はその櫛歯を形成する集積溝列10を有し、この集積溝列10の集積溝12は供給コンベア2における製品Aの供給方向に延び、そして、搬送テーブル6の長手方向(水平方向)に一定の配列ピッチで複数配置されている。集積溝12は製品Aを一列にして受入可能な溝幅を有し、また、製品Aを複数個収容可能な長さを有する。
本実施例の場合、集積溝列10は5列の集積溝12からなり、各集積溝12は5個の製品Aを収容可能な長さを有する。従って、集積溝列10の各集積溝12内が製品Aで満たされたとき、集積溝列10は5×5の製品Aからなる集積製品Bを形成する。
図2から明らかなように、搬送テーブル6からの整列ガイド8a,8bの高さ位置は互いに異なり、そして、整列ガイド8a,8bは独立したボックスモーションをその高さ位置の水平面内にて実施可能となっている。
次に、整列ガイド8a,8bのボックスモーションを実施する駆動系(移動手段)について説明する。
前述したように櫛状の整列ガイド8a,8bはその背部に支持ブラケット14をそれぞれ備え、これら支持ブラケット14を介して進退シリンダ16a,16b、即ち、これらの進退シリンダ16a,16bのピストンロッド18にそれぞれ支持されている。各進退シリンダ16は、供給コンベア2に対して反対側となる搬送テーブル6の側方に上下に配置され、それらのピストンロッド18は搬送テーブル6に対して接離する方向に延びている。
上側の進退シリンダ16aはホルダ20aを介して上側のリニアアクチュエータ22aに保持されている。このリニアアクチュエータ22aは図1から明らかなように、搬送テーブル6の長手方向に沿って水平に延び、その内部にフィードスクリュー(図示しない)を収容している。このフィードスクリューにはその往復回転に伴い、搬送テーブル6の長手方向に沿って往復動する可動体24aが取付けられており、この可動体24aに前述のホルダ20a、即ち、進退シリンダ16aが連結されている。
下側の進退シリンダ16bはホルダ20bを介して下側のリニアアクチュエータ22bに保持されており、このリニアアクチュエータ22bは図2に加えて図3からも明らかなようにリニアアクチュエータ22aと上下方向でみて互い重なり合うように配置され、リニアアクチュエータ22aと平行に延びている。リニアアクチュエータ22bは、リニアアクチュエータ22aに対してその上下の向きが異なるものの同一の構造を有し、その可動体24bがホルダ20b、即ち、進退シリンダ16bに連結されている。
一方、図1に示されているように、搬送テーブル6上には一対のサイドガイド26が備えられており、これらサイドガイド26は前述した整列ガイド8a,8bのボックスモーションが実施される水平面よりも下側に配置されている。具体的には、一対のサイドガイド26は搬送テーブル6の幅方向に互いに離間し、搬送テーブル6の一端から他端に向けて平行に延びている。なお、一対のサイドガイド26の間隔は前述した集積溝列10の集積溝12に沿った集積製品Bの集積長さにほぼ等しく設定されている。
更に、供給コンベア2側には、前述した上下のリニアアクチュエータ22a,22bとの間にて搬送テーブル6を挟むようにして排出機構28が配置されている。この排出機構28はリニアアクチュエータ22と同様なリニアアクチュエータ30を備え、このリニアアクチュエータ30は搬送テーブル6の上方を搬送テーブル6の長手方向に沿って延びている。
リニアアクチュエータ30はその下面に可動体32を備え、この可動体32にホルダを介して進退シリンダ34が取付けられている。この進退シリンダ34は搬送テーブル6に対して接離するピストンロッド36を有し、このピストンロッド36には搬送テーブル6側の端部に排出プッシャ38が支持されている。この排出プッシャ38はL字形状の板材からなり、搬送テーブル6の幅方向に延びるプッシャ面を有する。なお、排出プッシャ38は前述したサイドガイド26より高い位置に配置されている。
次に、図4〜図11を参照しながら集積搬送装置の動作について説明する。
先ず、図4(a),(b)は、集積搬送装置の初期状態を示す。この初期状態では、例えば、下側の整列ガイド8bが供給コンベア2の出口4に到達した製品Aをその集積溝列10の1つの集積溝12内に受入れる受入開始位置P1に位置付けられている。即ち、このとき、整列ガイド8bは搬送テーブル6の上方にあって、図4(a)でみたとき、集積溝列10の右端に位置する集積溝12が供給コンベア2の出口4と合致した状態、つまり、出口4の直上に位置すべく配置されている。それ故、供給コンベア2の出口4に順次到達する製品Aは、出口4と合致した集積溝12内に順次受入れられ、その先頭の製品Aが集積溝12の閉塞端に当接した状態で、集積溝12内にて一列に並ぶ。
一方、このとき、上側の整列ガイド8aは待機モード中、つまり、待機位置P2にて待機した状態にある。詳しくは、待機位置P2では、整列ガイド8aは整列ガイド8bと上下に部分的に重なり合い、その集積溝列10の右端の集積溝12が出口4に対して左側に隣接した位置、即ち、集積溝12の配列ピッチ分だけ出口4から左側にずれた位置にある。この場合、整列ガイド8aの右端の集積溝12は、整列ガイド8bの右端の集積溝12に対して左隣の集積溝12と上下方向に合致した状態にある。
なお、図4〜図11において、供給コンベア2の出口4は、この出口4に合致する集積溝12を明瞭に表すために、その合致する集積溝12の開口端と隣接した位置にて、製品Aと同様な円で示されており、また、整列ガイド8a,8bの識別を容易にするため、整列ガイド8bはその表面にドットを分布して示されている。
また、初期状態では、前述した排出プッシャ38もまた搬送テーブル6の上方から退避した待機位置P3にある。この待機位置P3は図4でみて出口4から右側に所定の距離だけ離れている。
整列ガイド8bの右端の集積溝12内が製品Aで満杯になったとき、即ち、この集積溝12内に5個の製品Aが受入られたとき、整列ガイド8bはリニアアクチュエータ22bの働きにより、集積溝12の配列ピッチだけ右方、つまり、搬送テーブル6の他端側に間欠移動され、次の集積溝12が出口4と合致する。それ故、この後にあっては次の集積溝12内に出口4に到達した製品Aが受入られる一方、右端の集積溝12は出口4から搬送テーブル6上に乗り移り、この集積溝12内の製品Aは搬送テーブル6の上面に支持される。
なお、整列ガイド8bの間欠移動は例えば、供給コンベア2の出口4手前に配置されたセンサ(図示しない)により、出口4に到達した製品A、即ち、集積溝12内に受入れられた製品Aの個数をカウントすることで制御され、また、ここでの間欠移動は出口4への製品Aの到達間隔内にて完了する。
図5中の矢印Cで示す整列ガイド8bの間欠移動の繰り返し、即ち、整列ガイド8bの集積行程が実施されることで、整列ガイド8bの各集積溝12は順次製品Aで満たされ、その集積溝列10内に製品Aが集積される。
整列ガイド8bに対する製品Aの集積が完了し、その集積溝列10内に集積製品Bが形成された時点で、整列ガイド8bはリニアアクチュエータ22bの働きにより、図6中の矢印Dで示す右方、即ち、搬送テーブル6の他端側に向けて大きく移動され、搬送テーブル6の長手方向でみて、前述した排出プッシャ36の待機位置P3を越えた離間位置P4に位置付けられる。ここでの整列ガイド8bの移動はその集積溝列10内に集積した集積製品Bを出口4側から離間位置P4まで搬送する搬送行程となる。
一方、整列ガイド8bの搬送行程と同時に、待機位置P2にあった上側の整列ガイド8aはそのリニアアクチュエータ22aの働きにより、整列ガイド8bでの集積行程と同様な集積行程を開始し、その集積溝列10の右端の集積溝12が出口4に合致した受入開始位置P1に位置付けられる。それ故、整列ガイド8bに対する製品Aの集積に引き続き同様にして、整列ガイド8aに対する製品Aの集積が連続して実施される。
なお、集積製品Bの搬送行程が実施される際、搬送テーブル6の長手方向でみて集積製品Bの両側は前述した一対のサイドガイド26により案内され、集積製品Bはその一部の製品Aが整列ガイド8bの集積溝列10から飛び出すこともなく、離間位置P4まで安定して搬送される。また、一対のサイドガイド26は集積製品Bの搬送を案内するのみならず、前述した集積行程中、各集積溝12内に形成された製品列の間欠移動をも案内する。
整列ガイド8aでの集積行程の実施中、図7中の矢印Eで示すように排出プッシャ38はその進退シリンダ34の働きにより待機位置P3から搬送テーブル6に向けて前進され、そして、搬送テーブル6の上方に規定された前進位置、即ち、離間位置P4にある集積製品Bの左方に位置付けられる。
一方、排出プッシャ38の前進と同時に、整列ガイド8bはその進退シリンダ16bの働きにより、矢印Fで示すように離間位置P4から搬送テーブル6の外側、つまり、排出プッシャ38の待機位置P3とは反対側に向けて、その集積溝12の溝方向に退避する。このような整列ガイド8bの退避行程は、整列ガイド8bから集積製品Bを解放し、搬送テーブル6上に残す。ここで、図7から明らかなように搬送テーブル6上に残された集積製品Bはその各製品列間に、整列ガイド8bによる間隔(隣接する集積溝12の離間間隔)を有している。
整列ガイド8bの退避行程が実施された後、排出プッシャ38はそのリニアアクチュエータ30の働きにより離間位置P4にある集積製品Bに向けて移動し、集積製品Bを搬送テーブル6の他端側に規定された取出し位置P5まで搬送する(図8中の矢印G方向)。ここでの排出プッシャ38による集積製品Bの搬送は、排出プッシャ38が集積製品Bの各製品列を順次、取出し位置P5に向けて押し出していくことから、図8から明らかなように集積製品Bは取出し位置P5に搬送される過程にて、その製品列間の間隔が解消され、これら製品列が互いに密着した集積製品B’となる。
一方、上述の退避行程の後、整列ガイド8bはそのリニアアクチュエータ22bの働きにより、図8中の矢印Hで示すように搬送テーブル6の一端側、即ち、供給コンベア2の終端4側に向けて回帰し、この回帰行程は上述した集積製品Bの搬送と並行して実施される。ここでの整列ガイド8bの回帰行程において、整列ガイド8bは集積行程中にある整列ガイド8aに対して上下方向に部分的に重なり合う回帰ラインを辿り、そして、搬送テーブル6の長手方向でみて、前述した待機位置P2と対応した回帰位置に位置付けられる。
このように整列ガイド8bが回帰行程を実施する際、また、前述した待機位置P2にて整列ガイド8aが待機するとき、整列ガイド8a,8b相互の上下の重なり合いが許容されていることから、これら整列ガイド8のボックスモーションが要求する占有領域を小さく抑えることができ、このことは集積搬送装置の省スペース化に大きく寄与する。
この後、図9中の矢印Iで示すように整列ガイド8bはその進退シリンダ16bの働きにより回帰位置から待機位置P2に向けて前進する準備行程を実施し、待機位置P2に位置付けられる。一方、排出プッシャ38もまたその進退シリンダ34の働きにより、矢印Jで示すように取出し位置P5から搬送テーブル6の外側に向けて退避し、この後、更に、図10中の矢印Kで示すように、そのリニアアクチュエータ30の働きにより待機位置P3に向けて回帰し、この待機位置P3に位置付けられる。
なお、取出し位置P5の集積製品B’は搬送テーブル6から取出され、図示しない箱詰め装置により箱詰めされる。
この後、図10から明らかなように整列ガイド8aでの製品Aの集積が完了すると、前述した整列ガイド8bでの場合と同様に図11に示される如く、整列ガイド8aはそのリニアアクチュエータ22aの働きによって離間位置P4に集積製品Bとともに移動され、この移動と同時に、待機位置P2の整列ガイド8bが再び受入開始位置P1に位置付けられ、この整列ガイド8bに対する製品Aの集積が繰り返される。それ故、図11の状態は図6中の整列ガイド8a,8bの位置を互いに入れ替えた状態に相当する。
そして、整列ガイド8aは、前述した整列ガイド8bのボックスモーション(C→D→F→H→I)と同様なボックスモーションを実施する一方、排出プッシャ38の排出動作が繰り返され、整列ガイド8aにより離間位置P4まで搬送された集積製品Bは集積製品B’として取出し位置P5まで搬送される。
従って、図6〜図10に示した整列ガイド8a,8bのボックスモーションが交互に繰り返して実施されることで、製品Aの連続した集積が可能となり、そして、集積製品B’の取出し位置P5が一カ所であるから、前述した集積製品B’の後処理が容易となる。
本発明は上述の一実施例に制約されるものではなく、種々の変形が可能である。
例えば、待機モード中の整列ガイド8は、製品Aの集積が実施されている他の整列ガイド8の集積行程と連動して受入開始位置P1に向けて間欠移動するものであってもよい。
また、集積搬送装置は3個以上の整列ガイド8を使用して製品Aの集積を連続して実施するものであってよい。
一実施例の集積搬送装置を示した概略平面図である。 図1の集積搬送装置の側面図である。 図1の集積搬送装置の正面図である。 図1の集積搬送装置の初期状態を示し、(a)はその平面図、(b)は正面図である。 図4の状態から製品の集積が進行した集積搬送装置の状態を示し、(a)はその平面図、(b)は正面図である。 1つの整列ガイドから他の整列ガイドに製品の集積が移行した集積搬送装置の状態を示し、(a)はその平面図、(b)は正面図である。 図6の状態から集積搬送装置の動作が進んだ状態を示し、(a)はその平面図、(b)は正面図である。 図7の状態から集積搬送装置の動作が進んだ状態を示し、(a)はその平面図、(b)は正面図である。 図8の状態から集積搬送装置の動作が進んだ状態を示し、(a)はその平面図、(b)は正面図である。 図9の状態から集積搬送装置の動作が進んだ状態を示し、(a)はその平面図、(b)は正面図である。 図10の状態から集積搬送装置の動作が進んだ状態を示し、(a)はその平面図、(b)は正面図である。
符号の説明
2 供給コンベア
4 出口
6 搬送テーブル
8a,8b 整列ガイド
10 集積溝列
12 集積溝
16a,16b 進退シリンダ(移動手段)
22a,22b リニアアクチュエータ(移動手段)
26 サイドガイド
28 排出機構(排出手段)
30 リニアアクチュエータ
34 進退シリンダ
38 排出プッシャ
A 製品
B,B’ 集積製品
P1 受入開始位置
P2 待機位置
P4 離間位置
P5 取出し位置

Claims (4)

  1. 製品を間欠的に供給する供給コンベアの出口近傍から前記供給コンベアの供給方向と交差する水平方向に延び、その上面にて製品を支持する搬送テーブルと、
    前記搬送テーブルの上方に配置された複数の整列ガイドであって、個々に複数列の集積溝を有し、これら集積溝が前記供給方向に延びるともに前記水平方向に並んで配置され、前記供給コンベアの前記出口に1つの整列ガイドの集積溝が合致されたとき、この集積溝内に前記出口に到達した製品を順次受入れ可能とした複数の整列ガイドと、
    前記各整列ガイドに独立のボックスモーションを実施させる移動手段と
    を具備し、
    個々のボックスモーションが、
    対応する側の整列ガイドの各集積溝内に製品を受入れて集積製品を形成するために、前記出口に前記対応整列ガイドの各集積溝を順次合致させるべく、前記対応整列ガイドを前記水平方向に間欠移動させる集積行程と、
    他の整列ガイドが先行して集積行程にあるとき、この先行の集積行程に引き続いて前記対応整列ガイドの集積行程を実施可能とすべく、前記対応整列ガイドを待機させる待機モードとを含む、ことを特徴とする製品の集積搬送装置。
  2. 前記複数の整列ガイドは、前記搬送テーブルと平行で且つ前記搬送テーブルからの高さが互いに異なる水平面内にて前記ボックスモーションを実施し、
    前記待機モード中の前記対応整列ガイドは、先行の集積行程にある前記他の整列ガイドに対して上下方向に部分的に重なり合い、且つ、その集積溝のうちで端に位置した集積溝が前記出口に隣接した待機位置に位置付けられていることを特徴とする請求項1に記載の製品の集積搬送装置。
  3. 前記ボックスモーションは、前記集積行程の終了後、前記供給コンベアの前記出口から前記水平方向に離れた前記搬送テーブル上の離間位置に前記対応整列ガイド内の集積製品を位置付けるべく、前記対応整列ガイドを搬送する搬送行程を更に含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の製品の集積搬送装置。
  4. 前記ボックスモーションは、前記搬送行程に引き続いて前記対応整列ガイドをその集積溝に沿う溝方向に退避させ、前記搬送テーブル上の前記離間位置に前記集積製品を残す退避行程を更に含み、
    一方、前記離間位置にある前記集積製品を前記搬送テーブル上の取出し位置に搬送する排出手段を更に備え、この排出手段は、前記溝方向とは直交する方向に前記集積製品を前記離間位置から前記取出し位置まで押し出す排出プッシャを含む、ことを特徴とする請求項3に記載の製品の集積搬送装置。
JP2008099133A 2008-04-07 2008-04-07 製品の集積搬送装置 Active JP5191780B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008099133A JP5191780B2 (ja) 2008-04-07 2008-04-07 製品の集積搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008099133A JP5191780B2 (ja) 2008-04-07 2008-04-07 製品の集積搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009249113A JP2009249113A (ja) 2009-10-29
JP5191780B2 true JP5191780B2 (ja) 2013-05-08

Family

ID=41310175

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008099133A Active JP5191780B2 (ja) 2008-04-07 2008-04-07 製品の集積搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5191780B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5836594B2 (ja) * 2011-01-06 2015-12-24 大森機械工業株式会社 搬送装置
JP6550613B2 (ja) * 2015-05-01 2019-07-31 合資会社60s 製品集積装置
PT108517B (pt) * 2015-05-29 2020-12-04 Amorim Cork Research, Lda. Unidade e processo de organização de pilhas de rolhas e máquina compreendendo a referida unidade
CN107297335B (zh) * 2017-06-15 2019-04-12 亚杰科技(江苏)有限公司 一种变速器垫片的检验设备
JP7273308B2 (ja) * 2019-08-30 2023-05-15 澁谷工業株式会社 物品群移送整列装置
CN111661397A (zh) * 2020-06-11 2020-09-15 北京和利康源医疗科技有限公司 一种物料整理传送装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5017916B1 (ja) * 1965-12-07 1975-06-25
JP3445673B2 (ja) * 1994-11-11 2003-09-08 株式会社京都製作所 商品集積装置
JPH11105822A (ja) * 1997-10-09 1999-04-20 Hokko Chem Ind Co Ltd 袋物の集合移送装置
JP2008013215A (ja) * 2006-07-06 2008-01-24 Meidensha Corp 瓶整列装置及び瓶自動収納方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009249113A (ja) 2009-10-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5191780B2 (ja) 製品の集積搬送装置
RU2334668C2 (ru) Устройство и способ изготовления упаковок для сосудов
GB2061893A (en) Pipe feeding apparatus
US12043430B2 (en) Feeding method and apparatus
JPS6351223A (ja) 包装機械に用紙を送る搬送装置
JP2005343698A (ja) 包装製品を積み上げ、積み上がった包装製品の束を包装製品搬送機構に引き渡す装置
US20100307107A1 (en) Device for inserting products into packaging containers
US11753207B2 (en) Combination for transporting spacers for cigarette packs
US20060288661A1 (en) Apparatus and method for loading a packaging station of an insulation batt packager
JP2011201579A (ja) 板状部材のラベル貼付システム
JP6228766B2 (ja) 集積装置
US20130269298A1 (en) Filling machine and method for operating a filling machine
JP2003276835A (ja) 部品搬送収納装置及びその方法
JP7184363B2 (ja) 物品集積移載装置
JP7273290B2 (ja) 袋状物品の集積装置
JPH0549567B2 (ja)
JP5877611B2 (ja) 電線搬送装置及び電線搬送方法
KR101952749B1 (ko) 2열 레일 구조를 갖는 3부 분리형 접착재 도포 장치
EP2995594B1 (en) Method and machine for cutting a glass sheet
JP5548003B2 (ja) 板状部材の受け入れ装置
JP2011026041A (ja) 物品集積供給装置
JP5709392B2 (ja) 板状部材のラベル貼付装置
JP6419483B2 (ja) 菓子類の整列装置
JP5840403B2 (ja) 環境試験装置
JPS62204559A (ja) 電子装置の製造工程におけるリ−ドベンド方法およびその装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110402

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120326

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130117

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130123

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130130

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5191780

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160208

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250