JPH09147315A - 磁気ヘッドの製造方法 - Google Patents

磁気ヘッドの製造方法

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JPH09147315A
JPH09147315A JP30117395A JP30117395A JPH09147315A JP H09147315 A JPH09147315 A JP H09147315A JP 30117395 A JP30117395 A JP 30117395A JP 30117395 A JP30117395 A JP 30117395A JP H09147315 A JPH09147315 A JP H09147315A
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thin film
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Hiroshi Domon
大志 土門
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ギャップ形成面の平面精度を十分に確保して
トラック加工精度を向上させ、歩留り及び信頼性の高い
磁気ヘッドを製造する。 【解決手段】 一対の磁気コア半体ブロック36,37
を作製するに際して、予め平面加工が施された各外側面
33a,33bを基準として第2の基板ブロック34,
35の切断面にそれぞれ平面加工を施してギャップ形成
面34a,35aを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオテープレコ
ーダや磁気ディスク装置等に好適な磁気ヘッドの製造方
法に関し、特に、非磁性基板に成膜された金属磁性薄膜
により閉磁路が形成されてなる磁気ヘッドの製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオテープレコーダ(VTR)や磁気
ディスク装置等の磁気記録再生装置の磁気ヘッドとして
は、フェライトよりなる磁気コアの磁気ギャップ形成面
に金属磁性薄膜を成膜した、いわゆるメタル・イン・ギ
ャップ型磁気ヘッドや、一対の非磁性材料よりなる基板
で金属磁性薄膜を挟み込んだ形の、いわゆるラミネート
型磁気ヘッド等が使用されており、高画質化、デジタル
化等に対応し、高周波域で良好な電磁変換特性を示すこ
とが考慮されている。
【0003】具体的に、ラミネート型の磁気ヘッドにお
いては、一対の磁気コア半体がギャップ膜を介して突き
合わせられ接合一体化されて磁気ギャップを有する磁気
コアが形成されている。
【0004】各磁気コア半体は、非磁性材料からなるガ
ード部材にFe−Al−Si等よりなる金属磁性薄膜が
狭持されてなるものであり、この金属磁性薄膜の端部が
突き合わせられることにより閉磁路が形成されることに
なる。このとき、磁気ギャップのトラック幅は上記ガー
ド部材が非磁性材料よりなることから上記金属磁性薄膜
の膜厚によって規制される。
【0005】この場合、上記金属磁性薄膜の代わりに、
当該金属磁性薄膜と酸化物膜或は窒化物膜等の絶縁膜と
が交互に多層積層されてなる多層膜を成膜することが好
適である。
【0006】また、各磁気コア半体の突合せ面には、磁
気ギャップのデプスを規制するとともに磁気コイルを形
成するための線材を巻回する巻線溝がそれぞれ形成さ
れ、当該巻線溝の上部には融着ガラスが充填されてい
る。
【0007】上記磁気ヘッドを製造するに際しては、先
ず、それぞれ一主面に金属磁性薄膜が成膜されてなる複
数の短冊状の非磁性基板を当該一主面にて接合一体化し
た後に、非磁性基板に所定のアジマス角をもって切断加
工を施して各基板ブロックを切り出す。
【0008】次いで、各基板ブロックの一方の切断面に
それぞれ平面加工を施してギャップ形成面を形成して磁
気コア半体ブロックを作製する。
【0009】続いて、上記磁気コア半体ブロックに長手
方向に沿って巻線溝を形成し、各磁気コア半体ブロック
の上記ギャップ形成面に磁気ギャップを構成するための
ギャップ膜をスパッタ等の手法により成膜した後に、一
対の各磁気コア半体ブロックを金属磁性薄膜が相対向す
るように各ギャップ膜にて突き合わせ、この状態で巻線
溝に例えば棒状のガラス材を挿入して加熱し、溶融ガラ
スにより両者を接合一体化して磁気コアブロックを作製
する。
【0010】次いで、上記磁気コアブロックの上面に研
磨砥石及び研磨テープ(ラッピング・テープ)を用いて
円筒研削を施して所定の曲率をもつ磁気記録媒体摺動面
を形成する。
【0011】続いて、上記磁気コアブロックに磁気コイ
ルをなす線材を巻回するためのガイド溝を長手方向に沿
って形成し、磁気記録媒体に対する当り幅を確保するた
めの当り幅加工を施した後、当該磁気コアブロックに切
断加工を施して所定のチップ幅に各ヘッドチップを切り
出す。
【0012】この磁気ヘッドは、上記金属磁性薄膜の膜
厚がすなわち磁気ギャップのトラック幅となるものであ
ることから、この金属磁性薄膜の膜厚を制御することに
より簡単に狭トラック化が図れること、構造的に疑似ギ
ャップが発生しないこと、また金属磁性薄膜と酸化物膜
或は窒化物膜を交互に積層した多層膜を成膜することに
より渦電流損失を回避することが可能となる等、種々の
利点を有している。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、各基板ブロ
ックに平面加工を施してギャップ形成面を形成するとき
に、他方の切断面(外側面)を基準面となる。この外側
面の平面精度は切断時のものであるために不十分であ
り、その影響を受けてトラック加工精度が低下するとい
う問題がある。
【0014】そこで本発明は、上述の問題を解決すべく
提案されたものであって、ギャップ形成面の平面精度を
十分に確保してトラック加工精度を向上させ、歩留り及
び信頼性の高い磁気ヘッドの製造方法を提供することを
目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の対象とするもの
は、一対の保護板により金属磁性薄膜を狭持してなる磁
気コア半体同士が、前記金属磁性薄膜の端面同士を対向
させてギャップ膜を介して接合されて磁気ギャップが形
成されてなる磁気ヘッドの製造方法である。
【0016】本発明の磁気ヘッドの製造方法は、それぞ
れ一主面に金属磁性薄膜が成膜されてなる複数の短冊状
の基板を積層して接合一体化させて複合基板を作製する
工程と、上記複合基板に所望の磁気コア半体ブロックの
略々2倍の幅をもって切断加工を施して第1の基板ブロ
ックを切り出した後に、当該第1の基板ブロックの両切
断面にそれぞれ平面加工を施して各外側面を形成する工
程と、第1の基板ブロックに上記外側面と平行に切断加
工を施し当該第1の基板ブロックを2等分して一対の第
2の基板ブロックを切り出した後に、当該第2の基板ブ
ロックの切断面に上記各外側面を基準としてそれぞれ平
面加工を施し各ギャップ形成面を形成して磁気コア半体
ブロックを作製する工程と、一対の磁気コア半体ブロッ
クを各ギャップ形成面にて接合一体化して磁気コアブロ
ックを作製する工程と、磁気コアブロックに切断加工を
施して各ヘッドチップ毎に切り出す工程とを経ることに
より、上記磁気ヘッドを製造するものである。
【0017】このとき、上記磁気ヘッドとしては、磁気
ギャップがアジマス角だけ傾斜したいわゆるアジマスヘ
ッドを主な対象とし、このアジマスヘッドを製造するに
際しては、特に各第1,第2の基板ブロックを切り出す
際に、金属磁性薄膜が成膜された各基板の一主面と直交
する方向から所定のアジマス角だけ傾斜させて切断加工
を施す。
【0018】また、上記金属磁性薄膜として、金属磁性
薄膜と絶縁膜とが交互に積層されてなる多層膜を成膜す
ることが好適である。
【0019】このとき、多層膜の構成要素である金属磁
性薄膜の材料としては、Fe−Al−Si,Fe−Ni
−Al−Si,Fe−Ga−Si,Fe−Al−Ge,
及びこれらの合金にCo,Ti,Cr,Nb,Mo,T
a,Ru,Au,Pd,N,C,Oのうちから1種或は
数種を添加した結晶質材料や、Coを主としてZr,T
a,Ti,Hf,Mo,Nb,Au,Pd,Ruのうち
から1種或は数種を添加したアモルファス材料、Co,
Feを主としてNi,Zr,Ta,Ti,Hf,Mo,
Nb,Si,Al,B,Ga,Ge,Cu,Sn,R
u,Bのうちから1種或は数種とN,C,Oのうちから
1種或は数種を添加した多結晶質材料等のうちから選ば
れたものを用いることが好適である。
【0020】また、多層膜の構成要素である絶縁膜の材
料としては、酸化物或は窒化物、例えばSi02 ,Al
2 3 ,或はSi3 4 等のうちから選ばれた1種を用
いることが好ましい。
【0021】上述のように、本発明に係る磁気ヘッドの
製造方法においては、磁気コア半体ブロックを作製する
に際して、予め平面加工が施された各外側面を基準とし
て第2の基板ブロックの切断面にそれぞれ平面加工を施
してギャップ形成面を形成する。
【0022】このとき、基準となる上記外側面は平面加
工によりその平面精度が十分確保されており、これを基
準として平面加工が施されて形成されたギャップ形成面
もまた十分な平面精度を有する。したがって、後続の工
程において一対の磁気コア半体ブロックを各ギャップ形
成面にて接合一体化するに際して、安定且つ高精度に各
磁気ギャップが形成され、高い加工精度に形成されたト
ラックをもつ磁気コアブロックが作製されることにな
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した磁気ヘッ
ドの製造方法の具体的な実施の形態について、図面を用
いて詳細に説明する。
【0024】本実施の形態において作製される磁気ヘッ
ドは、一対の非磁性材料よりなる保護板で金属磁性薄膜
を挟み込んだかたちの、いわゆるラミネート型の磁気ヘ
ッドである。
【0025】この磁気ヘッドにおいては、図1に示すよ
うに、一対の磁気コア半体11,12がギャップ膜13
を介して突き合わせられ接合一体化されて所定のトラッ
ク幅Twの磁気ギャップgを有する磁気コア1が形成さ
れている。
【0026】各磁気コア半体11,12は、それぞれ非
磁性材料からなるガード部材である一対の保護板21,
22にFe−Al−Si等よりなる多層膜14が狭持さ
れてなるものであり、この多層膜14の端部が突き合わ
せられることにより閉磁路が形成されることになる。こ
のとき、磁気ギャップgのトラック幅は保護板21,2
2が非磁性材料よりなることから多層膜14の膜厚によ
って規制される。
【0027】この多層膜14は、金属磁性薄膜と酸化物
膜或は窒化物膜等の絶縁膜とが交互に多層積層されると
ともに、最上層及び最下層に接合膜が成膜されてなるも
のである。
【0028】また、一方の磁気コア半体11の突合せ面
には、磁気ギャップgのデプスDpを規制するとともに
磁気コイルを形成するための線材を巻回する巻線溝15
が形成され、当該巻線溝15の上部には図示しない融着
ガラスが充填されている。
【0029】上記磁気ヘッドを製造するに際しては、先
ず、図2に示すように、両面に鏡面加工が施された複数
の短冊状の非磁性基板31を用意し、この非磁性基板3
1の各一主面にスパッタリング法、真空蒸着法、イオン
プレーティング法、イオンビーム法等に代表される真空
薄膜形成技術により多層膜14を成膜形成する。
【0030】具体的には、最下層に融着ガラス薄膜或は
Au,Ag,Pd等の接合膜を成膜した後に、金属磁性
薄膜と酸化物膜或は窒化物膜等の絶縁膜とを交互にそれ
ぞれ2〜5μm及び0.1〜0.3μmの膜厚に積層成
膜し、最上層に接合膜を成膜して多層膜14を形成す
る。
【0031】非磁性基板31の材料としては、非磁性フ
ェライト、酸化ジルコニウム系セラミック、結晶化ガラ
ス、非磁性酸化鉄系セラミック、チタン酸系等、或はこ
れらの接合材を用いる。
【0032】上記金属磁性薄膜の材料としては、Fe−
Al−Si合金,Fe−Ni−Al−Si合金,Fe−
Ga−Si合金,Fe−Al−Ge合金,及びこれらの
合金にCo,Ti,Cr,Nb,Mo,Ta,Ru,A
u,Pd,N,C,O等のうちから1種或は数種を添加
した結晶質材料や、Coを主としてZr,Ta,Ti,
Hf,Mo,Nb,Au,Pd,Ru等のうちから1種
或は数種を添加したアモルファス材料、Co,Feを主
としてNi,Zr,Ta,Ti,Hf,Mo,Nb,S
i,Al,B,Ga,Ge,Cu,Sn,Ru,B等の
うちから1種或は数種とN,C,Oのうちから1種或は
数種を添加した多結晶質材料等のうちから選ばれたもの
を用いることが好適である。
【0033】さらに、絶縁膜の材料としては、Si
2 ,Al2 3 ,或はSi3 4 等のうちから選ばれ
た1種を用いることが好ましい。
【0034】次いで、図3に示すように、複数の非磁性
基板31を整列させて加圧固定した状態で熱処理を施し
て接合一体化させ複合基板32を作製する。なお、接合
膜と金属磁性薄膜との密着力を向上させるために、当該
接合膜の下地膜としてCr膜等を成膜することが好まし
い。
【0035】続いて、図4に示すように、複合基板32
に所定のアジマス角θをもって例えば図4中の各破線M
に沿って切断加工を施して、図5に示すように、後述の
磁気コア半体ブロック36,37の略々2倍の厚みを有
する第1の基板ブロック33を切り出す。このとき、複
合基板32の垂直方向と多層膜14とのなす角度がアジ
マス角θとなる。ここでは、このアジマス角θを10゜
〜25゜程度の値とする。
【0036】次いで、第1の基板ブロック33の両切断
面にそれぞれ平面加工を施して各外側面33a,33b
を形成する。
【0037】その後、第1の基板ブロック33に外側面
33a,33bと平行に図4及び図5中の各一点鎖線N
に沿って切断加工を施し当該第1の基板ブロック33を
2等分して、一対の第2の基板ブロック34,35を切
り出す。
【0038】続いて、図6に示すように、各第2の基板
ブロック34,35の切断面に各外側面33a,33b
を基準としてそれぞれ平面加工を施し各ギャップ形成面
34a,35aを形成して一対の磁気コア半体ブロック
36,37を作製する。
【0039】次いで、スライサーを用いて一方の磁気コ
ア半体ブロック36の各ギャップ形成面34aに長手方
向に沿って巻線溝15を形成する。
【0040】続いて、各磁気コア半体ブロック36,3
7の各ギャップ形成面34a,35aに鏡面加工を施
す。そして、これらギャップ形成面34a,35aにギ
ャップ膜13として融着用ガラス膜、或はAu,Ag,
Pd等(ここではCrを材料とした下地膜を介したAu
膜)を材料としてスパッタ等により成膜する。
【0041】その後、図7に示すように、各磁気コア半
体ブロック36,37をそれぞれの多層膜14が相対向
するようにギャップ形成面34a,35aにて突き合わ
せ、ガラス融着法或は低温金属接合法により両者を接合
一体化させて磁気コアブロック38を作製する。なお、
この場合の熱処理時に巻線溝15に挿入した棒状のガラ
ス材を溶融させて充填させる。
【0042】次に、図8に示すように、磁気コアブロッ
ク38の上面に研磨砥石、円筒研削機、及び研磨テープ
(ラッピング・テープ)を用いて円筒研削を施して所定
の曲率をもつ磁気記録媒体摺動面aを形成する。
【0043】そして、図9に示すように、磁気記録媒体
摺動面aに磁気記録媒体に対する当り幅を確保するため
の当り幅溝39を形成した後に、当該磁気コアブロック
38に図9中線分A−A’に沿って切断加工を施して所
定のチップ幅に各ヘッドチップを切り出す。
【0044】その後、各ヘッドチップである各磁気コア
1に巻線等の後処理を施すことにより、上記磁気ヘッド
が完成する。
【0045】上述のように、本実施の形態に係る磁気ヘ
ッドの製造方法においては、磁気コア半体ブロック3
6,37を作製するに際して、予め平面加工が施された
各外側面33a,33bを基準として第2の基板ブロッ
ク34,35の切断面にそれぞれ平面加工を施してギャ
ップ形成面34a,35aを形成する。
【0046】このとき、基準となる外側面33a,33
bはその平面精度が十分確保されており、これを基準と
して平面加工が施されて形成されたギャップ形成面34
a,35aもまた十分な平面精度を有する。したがっ
て、後続の工程において一対の磁気コア半体ブロック3
6,37を各ギャップ形成面34a,35aにて接合一
体化するに際して、安定且つ高精度に各磁気ギャップが
形成され、高い加工精度に形成されたトラックをもつ磁
気コアブロック38が作製されることになる。
【0047】したがって、十分なトラック加工精度をも
ち、高い歩留り及び信頼性を有する磁気ヘッドが製造さ
れる。
【0048】
【発明の効果】本発明の磁気ヘッドの製造方法によれ
ば、ギャップ形成面の平面精度を十分に確保してトラッ
ク加工精度を向上させ、歩留り及び信頼性の高い磁気ヘ
ッドの製造が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態における磁気ヘッドを模式的に示
す斜視図である。
【図2】非磁性基板に金属磁性薄膜と絶縁膜とからなる
多層膜が成膜された様子を模式的に示す斜視図である。
【図3】複数の非磁性基板が接合一体化されて複合基板
が作製された様子を模式的に示す斜視図である。
【図4】複合基板から第1の基板ブロックが切り出され
る様子を模式的に示す平面図である。
【図5】切り出された第1の基板ブロックを模式的に示
す平面図である。
【図6】切り出された一対の第2の基板ブロックに平面
加工が施されてギャップ形成面されてなる一対の磁気コ
ア半体ブロックを模式的に示す斜視図である。
【図7】各磁気コア半体ブロックが突き合わされて磁気
コアブロックが作製された様子を模式的に示す斜視図で
ある。
【図8】磁気コアブロックの上面に円筒研削が施されて
磁気記録媒体摺動面が形成された様子を模式的に示す斜
視図である。
【図9】磁気コアブロックに当り幅溝が形成された後
に、当該磁気コアブロックから各ヘッドチップが切り出
される様子を模式的に示す斜視図である。
【符号の説明】
1 磁気コア 11,12 磁気コア半体 14 多層膜 21,22 保護板 31 非磁性基板 32 複合基板 33 第1の基板ブロック 33a,33b 外側面 34,35 一対の第2の基板ブロック 34a,35a ギャップ形成面 36,37 一対の磁気コア半体ブロック 38 磁気コアブロック

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の保護板により金属磁性薄膜を狭持
    してなる磁気コア半体同士が、前記金属磁性薄膜の端面
    同士を対向させてギャップ膜を介して接合されて磁気ギ
    ャップが形成されてなる磁気ヘッドを製造するに際し
    て、 それぞれ一主面に金属磁性薄膜が成膜されてなる複数の
    短冊状の基板を積層して接合一体化させて複合基板を作
    製する工程と、 上記複合基板に所望の磁気コア半体ブロックの略々2倍
    の幅をもって切断加工を施して第1の基板ブロックを切
    り出した後に、当該第1の基板ブロックの両切断面にそ
    れぞれ平面加工を施して各外側面を形成する工程と、 第1の基板ブロックに上記外側面と平行に切断加工を施
    し当該第1の基板ブロックを2等分して一対の第2の基
    板ブロックを切り出した後に、当該第2の基板ブロック
    の切断面に上記各外側面を基準としてそれぞれ平面加工
    を施し各ギャップ形成面を形成して磁気コア半体ブロッ
    クを作製する工程と、 一対の磁気コア半体ブロックを各ギャップ形成面にて接
    合一体化して磁気コアブロックを作製する工程と、 磁気コアブロックに切断加工を施して各ヘッドチップ毎
    に切り出す工程とを有することを特徴とする磁気ヘッド
    の製造方法。
  2. 【請求項2】 各第1,第2の基板ブロックを切り出す
    際に、金属磁性薄膜が成膜された各基板の一主面と直交
    する方向から所定のアジマス角だけ傾斜させて切断加工
    を施すことを特徴とする請求項1記載の磁気ヘッドの製
    造方法。
  3. 【請求項3】 金属磁性薄膜として、金属磁性薄膜と絶
    縁膜とが交互に積層されてなる多層膜を成膜することを
    特徴とする請求項1記載の磁気ヘッドの製造方法。
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