JPH09120504A - 磁気ヘッドの製造方法 - Google Patents

磁気ヘッドの製造方法

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JPH09120504A
JPH09120504A JP27940695A JP27940695A JPH09120504A JP H09120504 A JPH09120504 A JP H09120504A JP 27940695 A JP27940695 A JP 27940695A JP 27940695 A JP27940695 A JP 27940695A JP H09120504 A JPH09120504 A JP H09120504A
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JP
Japan
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magnetic
magnetic core
core half
films
film
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JP27940695A
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Kazuo Kashiwa
和郎 柏
Kaoru Aoki
薫 青木
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高周波帯域における特性劣化を極小化すると
ともに、生産性の高い磁気ヘッドの製造方法を提供す
る。 【解決手段】 切断加工用の砥石として、#600程度
の砥粒を有するダイヤモンド砥石を用い、各磁気コア半
体ブロック33,34の外周部に露出する多層膜14の
表面粗度Rmaxが5μm以下となるように、非磁性基
板ブロック32から一対の磁気コア半体ブロック33,
34を切り出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオテープレコ
ーダや磁気ディスク装置等に好適な磁気ヘッドの製造方
法に関し、特に、非磁性基板に成膜された金属磁性薄膜
により閉磁路が形成されてなる磁気ヘッドの製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオテープレコーダ(VTR)や磁気
ディスク装置等の磁気記録再生装置の磁気ヘッドとして
は、フェライトよりなる磁気コアの磁気ギャップ形成面
に金属磁性薄膜を成膜した、いわゆるメタル・イン・ギ
ャップ型磁気ヘッドや、一対の非磁性材料よりなる基板
で金属磁性薄膜を挟み込んだ形の、いわゆるラミネート
型磁気ヘッド等が使用されており、高画質化、デジタル
化等に対応し、高周波域で良好な電磁変換特性を示すこ
とが考慮されている。
【0003】具体的に、ラミネート型の磁気ヘッドにお
いては、一対の磁気コア半体がギャップ膜を介して突き
合わせられ接合一体化されて磁気ギャップを有する磁気
コアが形成されている。
【0004】各磁気コア半体は、非磁性材料からなるガ
ード部材にFe−Al−Si等よりなる金属磁性薄膜が
狭持されてなるものであり、この金属磁性薄膜の端部が
突き合わせられることにより閉磁路が形成されることに
なる。このとき、磁気ギャップのトラック幅は上記ガー
ド部材が非磁性材料よりなることから上記金属磁性薄膜
の膜厚によって規制される。
【0005】この場合、上記金属磁性薄膜の代わりに、
当該金属磁性薄膜と酸化物膜或は窒化物膜等の絶縁膜と
が交互に多層積層されてなる多層膜を成膜することが好
適である。
【0006】また、各磁気コア半体の突合せ面には、磁
気ギャップのデプスを規制するとともに磁気コイルを形
成するための線材を巻回する巻線溝がそれぞれ形成さ
れ、当該巻線溝の上部には融着ガラスが充填されてい
る。
【0007】上記磁気ヘッドを製造するに際しては、先
ず、それぞれ一主面に金属磁性薄膜が成膜されてなる複
数の短冊状の非磁性基板を当該一主面にて接合一体化し
た後に、非磁性基板に所定のアジマス角をもって切断加
工を施して一対の磁気コア半体ブロックを切り出す。
【0008】続いて、各磁気コア半体ブロックに長手方
向に沿って巻線溝を形成し、各磁気コア半体ブロックを
突き合わせた状態でこの巻線溝に棒状のガラス材を挿入
して加熱し、溶融ガラスにより両者を接合一体化して磁
気コアブロックを作製する。
【0009】次いで、磁気コアブロックの上面に円筒研
削を施して磁気記録媒体摺動面を形成した後に、線材を
巻回するためのガイド溝を長手方向に沿って形成する。
そして、磁気記録媒体に対する当り幅を確保するための
当り幅加工を施し、当該磁気コアブロックに切断加工を
施して所定のチップ幅に各ヘッドチップを切り出す。
【0010】この磁気ヘッドは、上記金属磁性薄膜の膜
厚がすなわち磁気ギャップのトラック幅となるものであ
ることから、この金属磁性薄膜の膜厚を制御することに
より簡単に狭トラック化が図れること、構造的に疑似ギ
ャップが発生しないこと、また金属磁性薄膜と酸化物膜
或は窒化物膜を交互に積層した多層膜を成膜することに
より渦電流損失を回避することが可能となる等、種々の
利点を有している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、接合一体化
された非磁性基板から各磁気コア半体ブロックを切り出
す際に、表面粗度Rmaxが〜8μm程度の砥石を用い
て切断加工を施している。このとき、この砥石加工によ
ってヘッドチップ外周部の上記多層膜のうち積層された
金属磁磁性膜に層間リークが発生することがある。この
場合、特にこの磁気ヘッドが搭載される磁気記録再生装
置に要求される40MHz以上の高周波帯域にて出力減
衰(S/N劣化)が生じることになる。
【0012】そこで本発明は、上述の従来の磁気ヘッド
の有する欠点を解消すべく提案されたものであって、高
周波帯域における特性劣化を極小化するとともに、生産
性の高い磁気ヘッドの製造方法を提供することを目的と
する。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の対象とするもの
は、一対の非磁性保護板により金属磁性薄膜と絶縁膜と
が交互に積層されてなる多層膜を狭持してなる磁気コア
半体同士が、前記多層膜の端面同士を対向させてギャッ
プ膜を介して接合されて磁気ギャップが形成されてなる
磁気ヘッドの製造方法である。
【0014】本発明の磁気ヘッドの製造方法は、それぞ
れ一主面に多層膜が成膜されてなる複数の短冊状の非磁
性基板を当該一主面にて接合一体化する工程と、接合一
体化された非磁性基板に切断加工を施して一対の磁気コ
ア半体ブロックを切り出す工程と、各磁気コア半体ブロ
ックに所定の溝加工を施した後に両者を融着して接合一
体化して磁気コアブロックを作製する工程と、磁気コア
ブロックに切断加工を施して各ヘッドチップ毎に切り出
す工程とを有し、各磁気コア半体ブロックを切り出す際
に、或は磁気コアブロックから各ヘッドチップを切り出
す際に、各磁気コア半体ブロック或は各ヘッドチップの
外周部に露出する多層膜の表面粗度Rmaxが5μm以
下となるように切断加工を施すものである。ここで、上
記多層膜の表面粗度Rmaxが5μmより大となると、
砥石加工によって各磁気コア半体ブロック或は各ヘッド
チップ外周部の上記多層膜のうち積層された金属磁磁性
膜間に層間リークが発生する虞れがある。
【0015】この場合、各磁気コア半体ブロックを切り
出す際に、#400以上の砥粒を有するダイヤモンド砥
石を用いることが好適である。
【0016】また、多層膜の構成要素である金属磁性薄
膜の材料としては、Fe−Al−Si,Fe−Ni−A
l−Si,Fe−Ga−Si,Fe−Al−Ge,及び
これらの合金にCo,Ti,Cr,Nb,Mo,Ta,
Ru,Au,Pd,N,C,Oのうちから1種或は数種
を添加した結晶質材料や、Coを主としてZr,Ta,
Ti,Hf,Mo,Nb,Au,Pd,Ruのうちから
1種或は数種を添加したアモルファス材料、Co,Fe
を主としてNi,Zr,Ta,Ti,Hf,Mo,N
b,Si,Al,B,Ga,Ge,Cu,Sn,Ru,
Bのうちから1種或は数種とN,C,Oのうちから1種
或は数種を添加した多結晶質材料等のうちから選ばれた
ものを用いることが好適である。
【0017】さらに、多層膜の構成要素である絶縁膜の
材料としては、酸化物或は窒化物、例えばSi02 ,A
2 3 ,或はSi3 4 等のうちから選ばれた1種を
用いることが好ましい。
【0018】このように、本発明に係る磁気ヘッドの製
造方法においては、各磁気コア半体ブロック或は各ヘッ
ドチップの外周部に露出する多層膜の表面粗度Rmax
が5μm以下となるように切断加工を施すために、この
砥石による切断加工によって各磁気コア半体ブロック或
はヘッドチップ外周部の多層膜のうち積層された金属磁
性薄膜間に層間リークが発生することがない。しかも、
高周波帯域における出力状態は、例えば切断面に鏡面加
工を施した場合と等価な特性を示すとともに、鏡面加工
を施した場合に比して高い生産効率が実現される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した磁気ヘッ
ドの製造方法の具体的な実施の形態について、図面を用
いて詳細に説明する。
【0020】本実施の形態において作製される磁気ヘッ
ドは、一対の非磁性材料よりなる保護板で金属磁性薄膜
を挟み込んだかたちの、いわゆるラミネート型の磁気ヘ
ッドである。
【0021】この磁気ヘッドにおいては、図1に示すよ
うに、一対の磁気コア半体11,12がギャップ膜13
を介して突き合わせられ接合一体化されて磁気ギャップ
gを有する磁気コア1が形成されている。
【0022】各磁気コア半体11,12は、非磁性材料
からなるガード部材である一対の保護板21,22にF
e−Al−Si等よりなる多層膜14が狭持されてなる
ものであり、この多層膜14の端部が突き合わせられる
ことにより閉磁路が形成されることになる。このとき、
磁気ギャップgのトラック幅は保護板21,22が非磁
性材料よりなることから多層膜14の膜厚によって規制
される。
【0023】この多層膜14は、図2に示すように、金
属磁性薄膜23と酸化物膜或は窒化物膜等の絶縁膜24
とが交互に多層積層されてなるものである。金属磁性薄
膜23の材料としては、Fe−Al−Siの他に,Fe
−Ni−Al−Si,Fe−Ga−Si,Fe−Al−
Ge,及びこれらの合金にCo,Ti,Cr,Nb,M
o,Ta,Ru,Au,Pd,N,C,Oのうちから1
種或は数種を添加した結晶質材料や、Coを主としてZ
r,Ta,Ti,Hf,Mo,Nb,Au,Pd,Ru
のうちから1種或は数種を添加したアモルファス材料、
Co,Feを主としてNi,Zr,Ta,Ti,Hf,
Mo,Nb,Si,Al,B,Ga,Ge,Cu,S
n,Ru,Bのうちから1種或は数種とN,C,Oのう
ちから1種或は数種を添加した多結晶質材料等のうちか
ら選ばれたものを用いることが好適である。さらに、絶
縁膜24の材料としては、Si02 ,Al2 3 ,或は
Si3 4 等のうちから選ばれた1種を用いることが好
ましい。
【0024】また、各磁気コア半体11,12の突合せ
面には、磁気ギャップgのデプスを規制するとともに磁
気コイルを形成するための線材を巻回する巻線溝15及
びガイド溝16がそれぞれ形成され、当該巻線溝15の
上部には融着ガラス17が充填されている。
【0025】上記磁気ヘッドを製造するに際しては、先
ず、図3に示す両面に鏡面加工が施された複数の短冊状
の非磁性基板31の各一主面にスパッタ等の真空薄膜形
成技術により金属磁性薄膜23と酸化物膜或は窒化物膜
等の絶縁膜24とを交互に積層成膜して図4に示すよう
に多層膜14を形成する。
【0026】次いで、図5に示すように、各非磁性基板
31の両面に接合膜として融着ガラス薄膜或はAu,A
g,Pd等の貴金属膜をスパッタ等により成膜した後
に、複数の非磁性基板31を整列させて加圧固定した状
態で熱処理を施して接合一体化させ非磁性基板ブロック
32を作製する。
【0027】続いて、非磁性基板ブロック32に所定の
アジマス角をもって例えば図5中破線A−A’,B−
B’,C−C’に沿って切断加工を施して、図6に示す
ように一対の磁気コア半体ブロック33,34を切り出
す。このとき、切断加工用の砥石として、#400以
上、ここでは#600程度の砥粒を有するダイヤモンド
砥石を用い、各磁気コア半体ブロック33,34の外周
部に露出する多層膜14の表面粗度Rmaxが5μm以
下となるようにする。ここで、多層膜14の表面粗度R
maxが5μmより大となると、砥石加工によって各磁
気コア半体ブロック33,34の外周部の上記多層膜1
4のうち積層された金属磁磁性膜23間に層間リークが
発生する虞れがある。
【0028】次いで、図7に示すように、各磁気コア半
体ブロック33,34に長手方向に沿って巻線溝15を
形成した後に、この巻線溝加工を施した多層膜14の露
出面に鏡面加工を施す。そして、この鏡面加工が施され
た研磨面にギャップ膜として融着用ガラス膜、或はA
u,Ag,Pd等の貴金属膜をスパッタ等により成膜し
た後に、図8に示すように各磁気コア半体ブロック3
3,34をそれぞれの多層膜14が相対向するように突
き合わせ、ガラス融着法或は低温金属接合法により両者
を接合一体化させて磁気コアブロック35を作製する。
なお、この場合の熱処理時に図9に示すように巻線溝1
5に挿入した棒状のガラス材36を溶融させて充填させ
る。
【0029】次に、図10に示すように、磁気コアブロ
ック35の上面に円筒研削を施して所定の曲率をもつ磁
気記録媒体摺動面aを形成した後に、線材を巻回するた
めのガイド溝16を長手方向に沿って形成する。そし
て、図11に示すように、磁気記録媒体に対する当り幅
を確保するための当り幅溝37を形成し、図12に示す
ように、当該磁気コアブロック35に切断加工を施し
て、例えば図12中の破線D−D’,E−E’,F−
F’,G−G’,H−H’に沿って所定のチップ幅に各
ヘッドチップ41を切り出す。
【0030】このように、本実施の形態に係る磁気ヘッ
ドの製造方法においては、各磁気コア半体ブロック3
3,34或は各ヘッドチップ41の外周部に露出する多
層膜14の表面粗度Rmaxが5μm以下となるように
切断加工を施すために、この砥石による切断加工によっ
て各磁気コア半体ブロック33,34或は各ヘッドチッ
プ41の外周部の多層膜14のうち積層された金属磁性
薄膜23間に層間リークが発生することがない。しか
も、高周波帯域における出力状態は、例えば切断面に鏡
面加工を施した場合と等価な特性を示すとともに、鏡面
加工を施した場合に比して高い生産効率が実現される。
【0031】以下、本実施の形態に示した製造方法によ
って作製した磁気ヘッドを用いて、比較例として掲げる
磁気ヘッドとの比較に基づいてインダクタンスの周波数
依存性について調べた実験例について説明する。
【0032】ここでは、本実施の形態において、#60
0程度の砥粒を有するダイヤモンド砥石を用いて一対の
磁気コア半体ブロック33,34を切り出して多層膜1
4の表面粗度Rmaxが2〜4μmとされた磁気ヘッド
をサンプルBとし、#300程度の砥粒を有するダイヤ
モンド砥石を用いて多層膜14の表面粗度Rmaxが5
〜8μmとされた磁気ヘッドをサンプルA、一対の磁気
コア半体ブロックを切り出した後に切断面に鏡面加工を
施した磁気ヘッドをサンプルCとした。
【0033】実験結果を図13に示す。このように、2
0MHz程度の低周波帯域ではサンプルA〜Cの3者に
大きなインダクタンスの差異は見られない。ところが、
磁気ヘッドが搭載される磁気記録再生装置に要求される
40〜50MHz以上の高周波帯域では、表面粗度Rm
axの影響が明確となる。すなわち、サンプルAでは金
属磁性薄膜23間の層間リークが原因となって大きな特
性劣化が生じた。一方、サンプルBでは鏡面仕上げされ
たサンプルCと変わらない特性を示した。したがって、
上記多層膜14の表面粗度Rmaxが5μm以下となる
ように非磁性基板ブロック32に切断加工を施すことに
より、金属磁性薄膜23間の層間リークが防止されるこ
とが分かる。
【0034】なお、鏡面加工が施されたサンプルCを製
造するときに比して、本実施の形態のサンプルBを製造
するときは10〜20%生産効率が優れている。
【0035】
【発明の効果】本発明の磁気ヘッドの製造方法によれ
ば、高周波帯域における特性劣化が極小化されるととも
に、高い生産性をもって、一対の非磁性保護板により金
属磁性薄膜と絶縁膜とが交互に積層されてなる多層膜を
狭持してなる磁気コア半体同士が、前記多層膜の端面同
士を対向させてギャップ膜を介して接合されて磁気ギャ
ップが形成されてなる磁気ヘッドを製造することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態における磁気ヘッドを模式的に示
す斜視図である。
【図2】金属磁性薄膜と絶縁層とからなる多層膜を模式
的に示す平面図である。
【図3】両面に鏡面加工が施された複数の短冊状の非磁
性基板を模式的に示す斜視図である。
【図4】非磁性基板に金属磁性薄膜と絶縁膜とからなる
多層膜が成膜された様子を模式的に示す斜視図である。
【図5】複数の非磁性基板が接合一体化されて非磁性基
板ブロックが作製された様子を模式的に示す斜視図であ
る。
【図6】非磁性基板ブロックから一対の磁気コア半体ブ
ロックが切り出された様子を模式的に示す斜視図であ
る。
【図7】各磁気コア半体ブロックに巻線溝が形成された
様子を模式的に示す斜視図である。
【図8】各磁気コア半体ブロックが突き合わされて磁気
コアブロックが作製された様子を模式的に示す斜視図で
ある。
【図9】突き合わされた磁気コア半体ブロックの巻線溝
に棒状のガラス材が挿入された様子を模式的に示す斜視
図である。
【図10】磁気コアブロックに磁気記録媒体摺動面が形
成されるとともに、ガイド溝が形成された様子を模式的
に示す斜視図である。
【図11】磁気コアブロックに当り幅加工が施された様
子を模式的に示す斜視図である。
【図12】磁気コアブロックから各ヘッドチップが切り
出される様子を模式的に示す斜視図である。
【図13】各サンプルにおけるインダクタンスの周波数
依存性を示す特性図である。
【符号の説明】
1 磁気コア 11,12 磁気コア半体 14 多層膜 21,22 保護板 23 金属磁性薄膜 24 絶縁膜 31 非磁性基板 41 ヘッドチップ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の非磁性保護板により金属磁性薄膜
    と絶縁膜とが交互に積層されてなる多層膜を狭持してな
    る磁気コア半体同士が、前記多層膜の端面同士を対向さ
    せてギャップ膜を介して接合されて磁気ギャップが形成
    されてなる磁気ヘッドを製造するに際して、 それぞれ一主面に多層膜が成膜されてなる複数の短冊状
    の非磁性基板を当該一主面にて接合一体化する工程と、 接合一体化された非磁性基板に切断加工を施して一対の
    磁気コア半体ブロックを切り出す工程と、 各磁気コア半体ブロックに所定の溝加工を施した後に両
    者を融着して接合一体化して磁気コアブロックを作製す
    る工程と、 磁気コアブロックに切断加工を施して各ヘッドチップ毎
    に切り出す工程とを有し、 各磁気コア半体ブロックを切り出す際に、或は磁気コア
    ブロックから各ヘッドチップを切り出す際に、各磁気コ
    ア半体ブロック或は各ヘッドチップの外周部に露出する
    多層膜の表面粗度Rmaxが5μm以下となるように切
    断加工を施すことを特徴とする磁気ヘッドの製造方法。
  2. 【請求項2】 各磁気コア半体ブロックを切り出す際
    に、#400以上の砥粒を有するダイヤモンド砥石を用
    いることを特徴とする請求項1記載の磁気ヘッドの製造
    方法。
JP27940695A 1995-10-26 1995-10-26 磁気ヘッドの製造方法 Withdrawn JPH09120504A (ja)

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Effective date: 20030107