JPH0914641A - 液体燃料供給装置 - Google Patents

液体燃料供給装置

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JPH0914641A
JPH0914641A JP16327795A JP16327795A JPH0914641A JP H0914641 A JPH0914641 A JP H0914641A JP 16327795 A JP16327795 A JP 16327795A JP 16327795 A JP16327795 A JP 16327795A JP H0914641 A JPH0914641 A JP H0914641A
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JP
Japan
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pump
liquid level
liquid fuel
circuit
control
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Application number
JP16327795A
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English (en)
Inventor
Hironobu Kurosawa
宏信 黒沢
Shuichi Henmi
修一 辺見
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Sanden Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 少なくとも過剰液位用センサに関わるポンプ
のオフ制御を確実に行える液体燃料供給装置を提供す
る。 【構成】 ポンプを駆動するモータ5を強制的にオフ制
御するための強制オフ制御手段に用いる複数のリレース
イッチR1およびR2が設けられている。強制オフ制御
手段は、過剰液位用センサとしてのリードスイッチS3
の検出信号に基づいて少なくとも2つ以上のリレースイ
ッチであるリレースイッチR1、R2を開にすることに
よりモータ5(ポンプ)をオフ制御するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、暖房器、給湯機等の燃
焼器に液体燃料を供給する液体燃料供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、実公平7−11321号公報等
に示されているこの種の液体燃料供給装置の一例を示す
図である。図4において、この液体燃料供給装置は、液
体燃料を一時的に貯蔵可能な貯蔵タンク1と、貯蔵タン
ク1内に液体燃料を吸い上げるポンプ3と、貯蔵タンク
1内の液体燃料の液位を検出する液位センサとしてのフ
ロートスイッチ16(リードスイッチS1〜S3を含
む)と、ポンプ3(を駆動するモータ5)をオン・オフ
するように閉開可能なリレースイッチ(図4には示さ
ず)と、液位センサ(リードスイッチS1〜S3)の検
出信号に基づいてリレースイッチを閉開することにより
ポンプ3をオン・オフ制御するポンプオン・オフ回路
(図4には示さず)とを備えている。
【0003】貯蔵タンク1の底面には、図示しないメイ
ンタンクに接続される流入口1aと、図示しない燃焼装
置に接続される流出口1bとが設けられている。
【0004】ポンプ3は、フィルタ室2の上部開口を塞
ぐように設けられたロータリ式の吸い上げポンプであ
る。貯蔵室1c内の底面には、筒形の予備液室9が突設
されている。予備液室9内と、ポンプ3を包囲するオイ
ルカップ8内とは、傾斜通路10により連通されてい
る。予備液室9内に配置された予備液導出用フロート1
1は、貯蔵室1c内に燃料が無くなった状態でポンプ3
を作動させる際に使用するもので、押上バネ付きの操作
ボタン11bを押下して予備液導出用フロート11を予
備液室9内に押し込むことにより、予備液室9内に貯留
されている燃料を傾斜通路10を介してオイルカップ8
内に導入できる。
【0005】貯蔵室1c内の底面には、筒形のオーバー
フロー管12が立設されている。オーバーフロー管12
は、その上端開口が貯蔵室1cの内上面近傍に位置する
一方、下端開口が図示しないメインタンクに接続するた
めに貯蔵タンク1の底面に位置している。貯蔵室1c内
の底面にはまた、流出口1bの上部開口を包囲する流出
室13が立設されている。流出室13内には、流出室1
3上部開口を開閉可能な流出弁14が配置されている。
流出弁14は、そのシャフト14aを上方へ引上げ、貯
蔵タンク1の上面に設けたホルダ15に係合させたとき
には開状態となり、貯蔵室1c内の燃料を流出口1bか
ら流出できる。
【0006】貯蔵室1c内の上面には、フロートスイッ
チ16が垂設されている。ここで、図5は、フロートス
イッチ16の詳細を示す図である。図4に図5を併せ参
照すると、フロートスイッチ16は、縦長筒形のフロー
ト管16aと、フロート管16aの外側に上下方向に移
動可能に取り付けられ、ストッパ16dによって上下動
を規制されたリング状の16bとを有している。フロー
ト16b内には、磁石16cが内蔵されている。また、
フロート管16a内には、磁石16cの近接によりオン
になる一方、磁石16cの離反によりオフになる計3個
のリードスイッチS1、S2、およびS3が配置されて
いる。詳しくは、フロート管16aの最下部には、フロ
ート16bがストッパ16dに当接している状態でオン
になる下限液面L1を検出するリードスイッチS1が、
また、リードスイッチS1の上方位置には上限液面L2
を検出するリードスイッチS2が、さらに、リードスイ
ッチS2の上方位置には過剰液面L3を検出するリード
スイッチS3がそれぞれ配置されている。また、リード
スイッチS1とS2とは互いに検出領域ST1、ST2
が重ならないように所定の間隔をおいて配置されてお
り、また、リードスイッチS2とS3とは互いの検出領
域ST2、ST3が部分的に重なるように配置されてい
る。
【0007】再び図4において、貯蔵タンク1の上面に
は、基板ケース17が設けられていている。基板ケース
17内には前記ポンプオン・オフ回路を含む制御回路が
収容されている。また、基板ケース17には発光ダイオ
ードD1、D2、およびD3を含む表示部18と、スラ
イドスイッチ19とが設けられている。そして、ポンプ
3の作動状態を表示する場合には、発光ダイオードD1
でポンプ3が故障を生じて停止していることが、発光ダ
イオードD2でポンプ3が正常に作動していることが、
発光ダイオードD3でリードスイッチや制御回路等の異
常によってポンプ3が異常停止していることがそれぞれ
点灯または点滅によって表示される。一方、貯蔵室1c
内の液面位置を表示する場合には、発光ダイオードD1
で液面が不足位置にあることが、発光ダイオードD2で
液面が正常位置にあることが、発光ダイオードD3で液
面が過剰位置にあることがそれぞれ点灯または点滅によ
って表示される。スライドスイッチ19は、制御基板ケ
ース17の表示部18の上部に配置された表示モード切
換え用のスイッチである。スライドスイッチ19は、左
右にスライドさせることにより、表示部18における表
示を、ポンプの作動状態を表示する運転モードと、貯蔵
室内の液面位置を表示する液面モードとに切換えること
ができる。
【0008】図6は、図4に示す液体燃料供給装置の制
御系を示す図である。図4に図6を併せ参照すると、ポ
ンプオン・オフ回路20には、電源スイッチSWと、液
位センサとしてのリードスイッチS1〜S3と、ポンプ
3を駆動するモータ5をオン・オフするように閉開可能
なリレースイッチR1とが接続されている。ポンプオン
・オフ回路20にはさらに、ANDゲート回路Gを介し
てR2が接続されている。ANDゲート回路Gの入力端
には、過剰液位センサとしてのリードスイッチS3もポ
ンプオン・オフ回路20を通さずに接続されている。
【0009】ポンプオン・オフ回路20は、液位センサ
としてのリードスイッチS1〜S3の検出信号に基づい
て、リレースイッチRに対して制御信号出力し、リレー
スイッチRを閉開することによりモータ5(ポンプ3)
をオン・オフ制御する。
【0010】図7は、この装置のポンプ制御行程を示す
フローチャート図である。以下、図7を参照して、ポン
プオン・オフ回路20によるポンプ3の制御行程を説明
する。
【0011】まず、電源スイッチSWを閉じてポンプ3
を作動させて燃料の吸い上げを開始すると共に(ステッ
プ1、2)、ポンプオン・オフ回路20内のタイマをス
タートさせる(ステップ3)。
【0012】次に、ポンプ3が作動してから所定時間
(例えば、15分)を経過したか否かを判断し(ステッ
プ4)、経過した段階でリードスイッチS1がオフにな
っているかを判断する(ステップ5)。ポンプ3が正常
に作動している場合には前記時間の経過で貯蔵室1cの
液面が下限液面L1を十分に越えており、リードスイッ
チS1はオフになる。
【0013】次に、リードスイッチS2、S3がオンに
なっているかを順に判断する(ステップ6、7)。ポン
プ3の作動によって貯蔵室1cの液面がさらに上昇しこ
の液面が上限液面L2に達しリードスイッチS2がオン
になった場合、また液面が上限液面L2と過剰液面L3
との間に入り、リードスイッチS2、S3が共にオンに
なった場合には、ポンプ3の作動を停止して燃料の吸い
上げを中断する(ステップ8)。
【0014】ポンプ3の作動が停止された後は、燃料の
供給によって貯蔵室1cの液面が下がり、液面が下限液
面L1に達し、リードスイッチS1がオンになったかを
判断し(ステップ9)、リードスイッチS1がオンにな
った場合には、再びポンプ3を作動させて燃料の吸い上
げを行う(ステップ10)。
【0015】通常は、貯蔵室1cの液面が下限液面L1
と上限液面L2との間に位置するようにステップ8とス
テップ12との間でポンプ3の作動が制御される。
【0016】ステップ4、5にてポンプ3が作動を開始
してから15分を経過した後においても、リードスイッ
チS1がオフになっていない場合には、ポンプ3の故障
等により吸い上げ不良を生じているとみなし、ポンプ3
を停止させて(ステップ11)、ステップ1に戻る。
【0017】ステップ6にてリードスイッチS2がオン
になっていない場合には、次いでリードスイッチS3が
オンになっているか否かを判断する(ステップ12)。
リードスイッチS2がオンになっていないにも拘らず、
リードスイッチS3がオンになっている場合には、リー
ドスイッチS2の作動不良やポンプオン・オフ回路内の
回路の故障によるポンプ3の暴走等を生じているとみな
し、ポンプ3を停止させて(ステップ13)ステップ1
に戻る。
【0018】ステップ12にてリードスイッチS3がオ
ンになっていない場合には、ポンプ3が作動してから所
定時間(例えば、30分)を経過したか否かを判断し
(ステップ14)、30分を経過していない場合には、
ステップ6に戻る。30分を経過している場合には、ポ
ンプ3が故障により吸い上げ不良を生じているとみな
し、ポンプ3を停止させて(ステップ15)ステップ1
に戻る。
【0019】以上説明したように、従来のこの種の液体
燃料供給装置においては、ポンプを駆動するモータのオ
ン・オフ制御は、基本的には、ポンプオン・オフ回路
が、液位センサの検出信号に基づき、所定のプログラム
にしたがって、リレースイッチを作動させて行ってい
る。
【0020】これと共に、この種の液体燃料供給装置に
おいては、図6から明らかなように、過剰液位用センサ
(リードスイッチS3)の検出信号に直接基づいて、即
ち、ポンプオン・オフ回路を通さずに、リレースイッチ
R2を開にすることによりポンプ3(モータ5)をオフ
制御する強制オフ制御手段を有している。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の液体燃料供給装置では、そのポンプの強制オフ制御手
段はリレースイッチ1つを開とするものであるため、仮
にこの1つのリレースイッチが閉の状態でもって故障す
ると、ポンプの強制オフ制御が不能となってしまう。こ
のとき、ポンプオン・オフ回路も故障したり誤動作し、
強制オフ用ではないリレースイッチをも閉状態となる
と、ポンプが作動し続ける虞がある。この場合には、液
体燃料が過剰に貯蔵され、液体燃料が貯蔵タンク外へ溢
れる等の問題がおこる。したがって、液体燃料供給装置
においては、少なくとも過剰液位用センサに関わるポン
プのオフ制御を確実に行うことが要求される。
【0022】本発明の課題は、少なくとも過剰液位用セ
ンサに関わるポンプのオフ制御を確実に行える液体燃料
供給装置を提供することである。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、液体燃
料を一時的に貯蔵可能な貯蔵タンクと、前記貯蔵タンク
内に液体燃料を吸い上げるポンプと、前記貯蔵タンク内
の前記液体燃料の液位を検出する液位センサと、ポンプ
をオン・オフするように閉開可能なリレースイッチと、
前記液位センサの検出信号に基づいて前記リレースイッ
チを閉開することにより前記ポンプをオン・オフ制御す
るポンプオン・オフ回路とを備え、前記液位センサは、
前記液体燃料の過剰液位を検出する過剰液位用センサを
含み、さらに、前記ポンプオン・オフ回路による前記ポ
ンプのオン・オフ制御とは独立して前記過剰液位用セン
サの検出信号に基づいて前記リレースイッチを開にする
ことにより前記ポンプをオフ制御する強制オフ制御手段
を有する液体燃料供給装置において、前記強制オフ制御
手段に用いる前記リレースイッチは、複数設けられ、前
記強制オフ制御手段は、前記過剰液位用センサの検出信
号に基づいて少なくとも2つ以上のリレースイッチを開
にすることにより前記ポンプをオフ制御するものである
ことを特徴とする液体燃料供給装置が得られる。
【0024】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例によ
る液体燃料供給装置を説明する。尚、以下の説明に用い
る図面において、従来例と同一部あるいは同様部には、
図4〜6と同符号を付している。
【0025】[実施例1]本発明の実施例1による液体
燃料供給装置は、図4に示した従来例と同様に、液体燃
料を一時的に貯蔵可能な貯蔵タンクと、貯蔵タンク内に
液体燃料を吸い上げるポンプと、貯蔵タンク内の前記液
体燃料の液位を検出する液位センサと、ポンプをオン・
オフするように閉開可能なリレースイッチと、液位セン
サの検出信号に基づいてリレースイッチを閉開すること
によりポンプをオン・オフ制御するポンプオン・オフ回
路とを備えており、液位センサは、液体燃料の過剰液位
を検出する過剰液位用センサを含んでいる。ポンプオン
・オフ回路によるポンプ動作制御は、図7等で説明した
従来例と同じである。尚、ポンプオン・オフ回路は、マ
イクロコンピュータにより構成してもよい。この場合に
は、ポンプのオン・オフ制御だけではなく、表示機能等
をも含めた液体燃料供給装置全体の各種動作を総合的に
制御させることも可能である。
【0026】図1は、本発明の実施例1による液体燃料
供給装置の要部、即ち、ポンプ動作の制御系を示す図で
ある。図1において、ポンプオン・オフ回路20には、
電源スイッチSWと、液位センサとしてのリードスイッ
チS1〜S3とが接続されている。
【0027】さらに、本実施例では、ポンプ3を駆動す
るモータ5をオン・オフするように閉開可能な2つのリ
レースイッチR1およびR2と、ANDゲート回路Gと
を有している。ANDゲート回路Gの2入力端には、ポ
ンプオン・オフ回路20からの従来同様の制御信号と、
液体燃料の過剰液位を検出する過剰液位用センサとして
のリードスイッチS3からの検出信号が直接入力され
る。また、ANDゲート回路Gの出力端は、リレースイ
ッチR1およびR2両方の入力端に接続されている。
【0028】即ち、本装置は、ポンプオン・オフ回路2
0によるモータ5のオン・オフ制御とは独立して、リー
ドスイッチS3の検出信号に基づいて、リレースイッチ
R1およびR2を開にすることによりモータ5(ポン
プ)をオフ制御する強制オフ制御手段を有している。こ
れにより、貯蔵タンク内の液体燃料が過剰液位になると
きには、ポンプオン・オフ回路20によるモータ5のオ
ン・オフ制御に(ポンプオン・オフ回路20の故障によ
るオン・オフ制御不能にも)かかわらず、強制的にモー
タ5(ポンプ)がオフ制御される。特に本発明において
は、この強制的なオフ制御は、リレースイッチR1およ
びR2の一方がオン状態のまま作動不能となった場合で
あっても他方のリレースイッチを用いて確実になされ
る。
【0029】[実施例2]図2は、本発明の実施例2に
よる液体燃料供給装置のポンプ動作の制御系を示す図で
ある。図2において、実施例2では、ポンプ3を駆動す
るモータ5をオン・オフするように閉開可能な3つのリ
レースイッチR1、R2、およびR3を有している。
【0030】リレースイッチR1の入力端には、ポンプ
オン・オフ回路20からの従来同様の制御信号のみが直
接入力される。他方、2つのリレースイッチR2および
R3の各入力端には、過剰液位センサとしてのリードス
イッチS3からの検出信号のみが直接入力される。
【0031】即ち、本装置は、ポンプオン・オフ回路2
0によるリレースイッチR1を用いたモータ5のオン・
オフ制御とは独立して、リードスイッチS3の検出信号
のみに直接に基づいて、リレースイッチR2、R3を開
にすることによりモータ5(ポンプ)をオフ制御する強
制オフ制御手段を有している。これにより、貯蔵タンク
内の液体燃料が過剰液位になるときには、ポンプオン・
オフ回路20によるリレースイッチR1を用いたモータ
5のオン・オフ制御に(ポンプオン・オフ回路20の故
障によるオン・オフ制御不能にも)かかわらず、強制的
にモータ5(ポンプ)がオフ制御される。特に本発明に
おいては、この強制的なオフ制御は、リレースイッチR
2およびR3の一方がオン状態のまま作動不能となった
場合であっても他方のリレースイッチを用いて確実にな
される。
【0032】[実施例3]図3は、本発明の実施例3に
よる液体燃料供給装置のポンプ動作の制御系を示す図で
ある。図3において、実施例3では、ポンプ3を駆動す
るモータ5をオン・オフするように閉開可能な2つのリ
レースイッチR1およびR2と、ANDゲート回路G1
およびG2とを有している。加えて、実施例3では、図
示しないフロートスイッチにて、上限液位用センサとし
てののリードスイッチS2と過剰液位用センサとしての
S3との間の高さ位置に、さらに、過剰液位用センサと
してのリードスイッチS4を配置している。即ち、本実
施例では、過剰液位用センサを2つ有しているといえ
る。
【0033】さて、ANDゲート回路G1の2入力端に
は、ポンプオン・オフ回路20からの従来同様の制御信
号と、液体燃料の過剰液位を検出する過剰液位用センサ
としてのリードスイッチS3からの検出信号が直接入力
される。また、ANDゲート回路G1の出力端は、リレ
ースイッチR1の入力端に接続されている。他方、AN
Dゲート回路G2の2入力端には、ポンプオン・オフ回
路20からの従来同様の制御信号と、過剰液位用センサ
としてのリードスイッチS4からの検出信号が直接入力
される。また、ANDゲート回路G2の出力端は、リレ
ースイッチR2の入力端に接続されている。
【0034】即ち、本装置は、ポンプオン・オフ回路2
0によるモータ5のオン・オフ制御とは独立して、リー
ドスイッチS2、S4の検出信号に基づいて、リレース
イッチR1、R2を開にすることによりモータ5(ポン
プ)をオフ制御する強制オフ制御手段を有している。こ
れにより、貯蔵タンク内の液体燃料が過剰液位になると
きには、ポンプオン・オフ回路20によるモータ5のオ
ン・オフ制御に(ポンプオン・オフ回路20の故障によ
るオン・オフ制御不能にも)かかわらず、強制的にモー
タ5(ポンプ)がオフ制御される。特に本発明において
は、この強制的なオフ制御は、リレースイッチR1およ
びR2の一方がオン状態のまま作動不能となった場合で
あっても他方のリレースイッチを用いて確実になされ
る。さらに、実施例3においては、リードスイッチS
3、S4のいずれか一方がオフ(開)状態で故障した場
合であっても、他方のリードスイッチが正常であればモ
ータの強制オフ制御は動作可能である。
【0035】尚、以上説明した実施例1、3において
は、ゲート回路としてANDゲート回路を例にあげた
が、本発明におけるゲート回路としては、その複数の入
力端へ入力される少なくとも1つの入力信号がリレース
イッチを開とすべき旨の信号である場合にリレースイッ
チを開とするようなゲート回路であれば、ANDゲート
回路に限定されるものではない。
【0036】
【発明の効果】本発明による液体燃料供給装置は、ポン
プの強制オフ制御手段に用いるリレースイッチが複数設
けられ、この強制オフ制御手段は、過剰液位用センサの
検出信号に基づいて少なくとも2つ以上のリレースイッ
チを開にすることによりポンプをオフ制御するものであ
るため、少なくとも過剰液位用センサに関わるポンプの
オフ制御を確実に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1による液体燃料供給装置の要
部を示す図である。
【図2】本発明の実施例2による液体燃料供給装置の要
部を示す図である。
【図3】本発明の実施例3による液体燃料供給装置の要
部を示す図である。
【図4】従来の液体燃料供給装置を示す図である。
【図5】図4に示す液体燃料供給装置におけるフロート
スイッチを示す図である。
【図6】従来例による液体燃料供給装置の要部を示す図
である。
【図7】図6に示す液体燃料供給装置のポンプ制御行程
を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1 貯蔵タンク 3 ポンプ 5 モータ 16 フロートスイッチ 20 ポンプオン・オフ回路 S1〜S3 リードスイッチ R1〜R3 リレースイッチ G、G1、G2 ANDゲート回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体燃料を一時的に貯蔵可能な貯蔵タン
    クと、前記貯蔵タンク内に液体燃料を吸い上げるポンプ
    と、前記貯蔵タンク内の前記液体燃料の液位を検出する
    液位センサと、ポンプをオン・オフするように閉開可能
    なリレースイッチと、前記液位センサの検出信号に基づ
    いて前記リレースイッチを閉開することにより前記ポン
    プをオン・オフ制御するポンプオン・オフ回路とを備
    え、前記液位センサは、前記液体燃料の過剰液位を検出
    する過剰液位用センサを含み、さらに、前記ポンプオン
    ・オフ回路による前記ポンプのオン・オフ制御とは独立
    して前記過剰液位用センサの検出信号に基づいて前記リ
    レースイッチを開にすることにより前記ポンプをオフ制
    御する強制オフ制御手段を有する液体燃料供給装置にお
    いて、前記強制オフ制御手段に用いる前記リレースイッ
    チは、複数設けられ、前記強制オフ制御手段は、前記過
    剰液位用センサの検出信号に基づいて少なくとも2つ以
    上のリレースイッチを開にすることにより前記ポンプを
    オフ制御するものであることを特徴とする液体燃料供給
    装置。
JP16327795A 1995-06-29 1995-06-29 液体燃料供給装置 Pending JPH0914641A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030319