JP2002233688A - 全自動洗濯機 - Google Patents

全自動洗濯機

Info

Publication number
JP2002233688A
JP2002233688A JP2002026546A JP2002026546A JP2002233688A JP 2002233688 A JP2002233688 A JP 2002233688A JP 2002026546 A JP2002026546 A JP 2002026546A JP 2002026546 A JP2002026546 A JP 2002026546A JP 2002233688 A JP2002233688 A JP 2002233688A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
priming
pump
water supply
self
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002026546A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3540798B2 (ja
Inventor
Suikou Murakami
穂幸 村上
Takao Kuraseko
隆生 倉世古
Satoru Nakamura
哲 中村
Masahiko Nakano
雅彦 仲野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2002026546A priority Critical patent/JP3540798B2/ja
Publication of JP2002233688A publication Critical patent/JP2002233688A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3540798B2 publication Critical patent/JP3540798B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗濯資源を有効活用できる風呂水吸水ポンプ
を備えた全自動洗濯機を提供する。 【解決手段】 風呂水を汲み上げて洗濯槽に供給するた
めの自吸ポンプと、自吸ポンプの呼び水として、自吸ポ
ンプに水を供給するための呼び水供給水路と、呼び水供
給水路を開閉する呼び水供給水路開閉手段と、自吸ポン
プの運転開始前に呼び水供給水路開閉手段を開くことに
よって、呼び水の供給を開始し、自吸ポンプの運転開始
後の所定時間の経過後に呼び水供給水路開閉手段を閉じ
ることによって、呼び水の供給を停止する呼び水供給制
御手段とを備えた。 【効果】 呼び水は、自吸ポンプの運転開始から所定時
間の経過後まで供給されるので、呼び水の不足による自
吸時間の増加を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、全自動洗濯機に関
するものである。特に、風呂の残り湯を洗濯用に利用で
きる風呂水吸水ポンプを備えた全自動洗濯機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】この
ような全自動洗濯機では、風呂水吸水ポンプに自吸ポン
プが用いられる。自吸ポンプでは、運転開始時に呼び水
を与えなければならないので、運転開始時には、必ず呼
び水として水道水がポンプに与えられていた(例えば、
特開平8−131688号公報参照)。
【0003】上述の全自動洗濯機では、呼び水の供給停
止後に、ポンプを運転開始している。しかしながら、ポ
ンプが運転されると、内部の呼び水の一部が吐出口から
流出するので、ポンプ内の呼び水が減少する結果、ポン
プの運転開始から風呂水を吐出するまでの時間(自吸時
間)が長くなる。その結果、ポンプの運転時間が長くな
り、洗濯槽への給水時間も長くなる。また、洗濯一回当
たりのポンプの運転時間が長くなるので、ポンプに想定
される寿命時間に達する迄の、洗濯可能回数が減少して
しまう。つまり、ポンプが傷み易くなる。
【0004】ところで、運転開始操作後の予め定める開
始時間になったときに運転開始する予約運転を行える全
自動洗濯機がある。この全自動洗濯機では、運転開始時
に、所定の洗剤容器内の洗剤を水道水で流出させること
ができる。この全自動洗濯機に風呂水給水ポンプを備え
る場合には、洗剤容器に流入する水道水の水路を開閉す
る弁が、呼び水としての水道水の水路を同時に開閉する
ことが考えられる。しかしながら、水道水の流量が少な
い場合等には、洗剤容器内を流れる水道水も少なく、呼
び水を供給するための時間内に、洗剤が洗剤容器から確
実に流し出されないことが想定される。
【0005】そこで、本発明の第1の目的は、上述の技
術的課題を解決し、洗浄水、洗剤等の洗濯資源を有効活
用できる、風呂水吸水ポンプを備えた全自動洗濯機を提
供することである。
【0006】また、本発明の第2の目的は、上述の技術
的課題を解決し、風呂水吸水ポンプ使用時の洗濯時間の
短縮や風呂水吸水ポンプの長寿命化を図れる、風呂水吸
水ポンプを備えた全自動洗濯機を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明の全自動洗濯機は、風呂水を汲
み上げて洗濯槽に供給するための自吸ポンプと、自吸ポ
ンプの呼び水として、自吸ポンプに水を供給するための
呼び水供給水路と、呼び水供給水路を開閉する呼び水供
給水路開閉手段と、自吸ポンプの運転開始前に呼び水供
給水路開閉手段を開くことによって、呼び水の供給を開
始し、自吸ポンプの運転開始後の所定時間の経過後に呼
び水供給水路開閉手段を閉じることによって、呼び水の
供給を停止する呼び水供給制御手段とを備えたことを特
徴とする。
【0008】この構成によれば、以下の作用を奏する。
すなわち、呼び水は、自吸ポンプの運転に伴い自吸ポン
プ内から送り出される場合がある。このような場合に、
呼び水は、自吸ポンプの運転開始から所定時間の経過後
まで供給されることによって補われるので、呼び水の不
足による自吸時間の増加を防止することができる。従っ
て、呼び水の供給が自吸ポンプの運転開始前に終了する
場合に比べて、自吸時間が短くなるので、自吸ポンプの
運転時間、さらには洗濯槽への給水時間を短縮すること
ができる。また、自吸ポンプの運転時間の短縮によっ
て、自吸ポンプの長寿命化を図ることができる。
【0009】また、自吸ポンプは、呼び水の供給後に運
転開始されるので、呼び水の供給と自吸ポンプの運転開
始が同時に行われる場合に比べて、呼び水を確実に供給
でき、自吸時間を短くできる。従って、自吸ポンプの運
転時間や給水時間の短縮や、自吸ポンプの長寿命化をよ
り一層図ることができる。
【0010】請求項2に係る発明の全自動洗濯機は、運
転開始操作に応答して運転開始する通常運転と、運転開
始操作後の予め定める開始時間になったときに運転開始
する予約運転とを行える全自動洗濯機において、風呂水
を汲み上げて洗濯槽に供給するための自吸ポンプと、自
吸ポンプの呼び水として、自吸ポンプに水道水を供給す
るための呼び水供給水路と、内部に流入する水道水が内
部に収容された洗剤等を流出させることによって、洗い
に際して洗剤等を供給できる洗剤容器と、洗剤容器へ水
道水を流入させるための水道水供給水路と、水道水供給
水路および呼び水供給水路を開閉する水路開閉手段と、
通常運転の洗いのための給水に際しては、呼び水のため
の第1の所定時間で水路開閉手段を開き且つ自吸ポンプ
を運転し、予約運転の洗いのための給水に際しては、洗
剤容器内の洗剤等が流し出せるように、第1の所定時間
よりも長い第2の所定時間で水路開閉手段を開き且つ自
吸ポンプを運転する洗い給水制御手段とを備えたことを
特徴とする。
【0011】この構成によれば、以下の作用を奏する。
すなわち、予約運転時には、第2の所定時間で流れる水
道水が、第1の所定時間で流れる場合よりも、洗剤容器
内の洗剤等を確実に流し出すことができる。
【0012】また、呼び水は、一般に洗剤容器が使用さ
れない通常運転時には第1の所定時間で行われ、洗剤容
器が使用されることのある予約運転時に第2の所定時間
で行われるので、運転態様に応じた適切な呼び水供給が
でき、水道水を節約することができる。
【0013】なお、呼び水供給水路と水道水供給水路と
の一部が兼用されていてもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を、
添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明の実施の形態にかかる全自
動洗濯機の概略構成の正面断面図である。
【0016】この全自動洗濯機は、箱状のハウジング1
と、ハウジング1の内部に洗濯槽2として、つり棒3に
支持された外槽4と、外槽4内に回動可能に設けられ、
表面に多数の小孔5aを有した内槽5とを備えている。
洗濯槽2内に洗浄水が溜められ、洗濯物は内槽5内に収
容される。内槽5および、内槽5内の底部に設けられた
攪拌翼6は、モータ7等を含む駆動装置8によって駆動
される。洗いおよびすすぎ時には攪拌翼6のみが一方向
または両方向に回転し、脱水時には攪拌翼6および内槽
5がともに高速で一方向に回転する。
【0017】またハウジング1内の下部には、洗濯槽2
から排水をするために、機外に導出された排水管21、
弁22等を有した排水機構が設けられている。
【0018】またハウジング1内の上部には、洗濯槽2
内へ洗浄水を供給するための給水機構30が設けられて
いる。給水機構30は、外部の水道等の給水設備(図示
せず)から供給される水道水を、また、浴槽の風呂水
を、洗濯用に給水することができる。
【0019】図2は、給水機構30の概略構成の水路図
である。
【0020】給水機構30には、各管41〜47と、以
下の水路を開閉する開閉手段としての例えば電磁弁から
なる各弁31,32と、水を吸い込んで送り出すことの
できるポンプPとを備えている。これら各部によって、
水道等から供給される水道水を洗濯槽2内へ導くための
第1水道水供給水路および第2水道水供給水路と、浴槽
等から風呂水を洗濯槽2内へ導くための風呂水供給水路
と、ポンプPに呼び水として水道水を供給するための呼
び水供給水路とが形成されている。
【0021】第1水道水供給水路は、一端が水道等に接
続されて他端がハウジング1内上部に導入されて分岐し
た管41と、管41の分岐した他端の一方に第1給水弁
31を介して接続された管42と、管42と接続されて
洗濯槽2の上部に導かれた管43とによって構成されて
いる。管43の洗濯槽2側の端部には、第1注水口部3
6が設けられ、ここには、洗濯槽2内に臨む注水口が形
成され、内部に洗剤容器38が取り付けられている。第
1水道水供給水路は、第1給水弁31によって開閉さ
れ、水道水を洗濯槽2内に供給するとともに、後述する
ように、洗剤容器38内の洗剤を投入することができ
る。
【0022】第2水道水供給水路は、上述の管41と、
管41の分岐した他端の他方に第2給水弁32を介して
接続されて洗濯槽2の上部に導入された管45とによっ
て構成されている。管45の洗濯槽2側の端部には、第
2注水口部37が設けられ、ここには、洗濯槽2内に臨
む注水口が形成され、内部に柔軟剤容器39が前方から
出し入れ自在に取り付けられている。柔軟剤容器39
は、内部に仕上げ剤を収容でき、その内部は、サイフォ
ン効果の得られる上下に延びる屈曲状水路39aを通じ
て洗濯槽2内へ連通している。第2水道水供給水路は、
第2給水弁32によって開閉され、水道水を洗濯槽2内
に供給するとともに、柔軟剤容器39内の仕上げ剤を屈
曲状水路39aから徐々に流出させることができる。
【0023】風呂水供給水路は、一端が機外に導出され
て浴槽等に導かれて他端がポンプPの吸込口51dに接
続された管46と、ポンプP内の水路と、ポンプPの吐
出口51iから洗濯槽2の上部に導入された管47とに
よって構成されている。管46の一端にはフィルタ(図
示せず)が取り付けられ、吸い込まれる風呂水中の異物
を捕獲することができる。ポンプPは、管46を通じて
風呂水を吸い込み、吐出口51iから送り出すことがで
きる。
【0024】呼び水供給水路は、上述の管41と、管4
2と、管42とポンプPの呼び水口51hとを接続する
管44とによって構成されている。呼び水供給水路は、
第1水道水供給水路と一部を兼用され、第1給水弁31
によって開閉され、ポンプPに呼び水として水道水を供
給することができる。
【0025】図3は、第1注水口部36の近傍部分の概
略構造の断面側面図である。
【0026】第1注水口部36は、多数の小孔36dを
下壁に有する通水路36aと、この通水路36aの下側
に位置する凹部36bとからなる。凹部36b内には、
前方から出し入れ自在に、内部に洗剤を収容できる洗剤
容器38が装着されている。洗剤容器38の後壁下部に
は、後壁開口38aが形成されている。洗剤容器38の
凹部36bへの装着時には、洗剤容器38と凹部36b
の下壁との間に隙間36cが存在する。この隙間36c
は後壁開口38aを介して洗剤容器38内に通じてい
る。洗剤容器38には前部に引出し用の把手38bが形
成されている。
【0027】洗濯に際して、洗剤容器38に予め洗剤を
投入し、洗剤容器38を凹部36bに装着した状態で、
第1給水弁31が開くと、管42,管43を通って来た
水道水は、第1注水口部36に至る。そして、水道水
は、通水路36aから小孔36dを通り洗剤容器38内
に落下し、洗剤容器38内の洗剤とともに、後壁開口3
8aから隙間36cを流れて、洗濯槽2内へ供給され
る。
【0028】なお、この第1注水口部36および上述の
第2注水口部37は、本願出願人の先願(特開平7─2
22890号)に開示されているものと同様のものであ
るが、構成の一例であり、上述の構成に限定されない。
【0029】図4は、ポンプPの断面図である。図5
は、ポンプP内部の水路の模式図であり、運転状況に応
じて示されている。
【0030】ポンプPは、上述の吸込口51dと、吐出
口51iと、呼び水口51hとが形成され、内部に水路
となる各室を区画するケーシング51と、ケーシング5
1内にあって水を押し動かす回転部材であるインペラ5
2とを備えている。インペラ52は、シール部材55に
よってシールされた軸56を介して、モータ53によっ
て回転することができる。
【0031】ケーシング51内部には、吸込口51dに
接続された吸込室51aと、吸込室51aと中央開口5
1eを通じて連通してインペラ52を回転可能に収容す
る回転室51bと、回転室51bに上部開口51gおよ
び戻り水口51fで連通して回転室51bの周囲に設け
られた排出室51cとが区画されている。排出室51c
には、吐出口51iと呼び水口51hとが形成されてい
る。また、吸込口51dには、吸込室51a内から管4
6への洗浄水の流出を阻止するための逆止弁54が設け
られている。
【0032】ポンプPは、運転開始時、内部に呼び水が
溜められている状態で運転されると、空の管46内に水
を吸い込むことができる(この運転を自吸運転という)
自吸ポンプである。自吸ポンプは、自吸運転後、継続し
て水を吸い込み、吐出することができる。なお、ポンプ
Pは自吸ポンプであればよく、上述の構成に限定されな
い。
【0033】ポンプPの運転を図5を参照して説明す
る。図5(a)に示すように、呼び水を呼び水供給水路
から排出室51c内に所定量、例えば、供給された水道
水が戻り水口51fを塞ぐ程度に供給すると、水道水は
回転室51b内にも流入する。図5(b)に示すよう
に、インペラ52が回転すると、回転室51b内の空気
(白抜き矢印)と洗浄水(矢印)が排出室51cに排出
される。この排出された洗浄水は排出室51c内を通り
戻り水口51fから回転室51b内に戻り、排出室51
c内の空気は吐出口51iから排出される。それととも
に、吸込室51a内が負圧となり、管46内の空気が吸
い込まれて、風呂水が吸水される。やがて、図5(c)
に示すように、風呂水は、吸込室51aに至り、ケーシ
ング51内に満たされて、管47へ継続して吐出され
る。また、インペラ52の回転が停止しても、吸込室5
1a内の水は、逆止弁54によって管46へ流出せず、
ケーシング51内底部に溜められる。この溜まっている
水は、以後のポンプPの運転時の呼び水として利用する
ことができる。
【0034】図1を参照して説明する。
【0035】また、全自動洗濯機には、各部を制御する
ための制御部11と、洗濯槽2内の水位を検知する水位
検知手段とが、ハウジング1内に設けられている。
【0036】水位検知手段は、ハウジング1内の上部に
設けられた水位センサ91と、水位センサ91から外槽
4の底部一角に設けられているエアートラップ4aに接
続された圧力ホース92とを備えている。洗濯槽2内の
洗浄水の水位が上昇すると、エアートラップ4a内の圧
力が上昇する。この圧力を圧力ホース92を介して水位
センサ91で検出することにより、制御部11が洗濯槽
2内の水位を検知することができる。
【0037】制御部11は、制御中枢としてのマイクロ
コンピュータ(CPU)を含んでおり、CPUが、RO
M、RAM等に予め記憶されたプログラムやデータに基
づいて制御を実行してゆく。この際、制御部11は、ソ
フトウェア上に設定したカウンタの計数量によって時間
を計時して制御を行なう。
【0038】制御部11には、ポンプP、第1給水弁3
1、動作表示するためのLED等の表示素子13等が、
駆動回路(図示せず)を介してそれぞれ接続されてい
る。CPUは、これらの各機器に指令信号を与えて、各
機器を所望の状態に運転する。例えば、CPUが第1給
水弁31に開/閉信号を与え、第1給水弁31を開/閉
状態とする。また、CPUは、モータ53を駆動して、
インペラ52を回転させ、ポンプPを運転する。また、
CPUは、所定のLEDを発光させて、異状報知等を行
うことができる。
【0039】また、制御部11には、上述の水位スイッ
チ91、この全自動洗濯機を運転するための操作パネル
12等が接続されている。CPUは操作パネル12等の
出力信号に応じて各機器の動作を制御する。
【0040】操作パネル12には、風呂水を利用するた
めの風呂水キーと、運転開始操作後の予め定める開始時
間になったときに運転開始する予約運転するための予約
キーと、運転開始操作のための開始キーとが設けられて
いる。風呂水キーをセットすると、ポンプPによって浴
槽から風呂水を吸い込み、洗浄水として利用することが
できる。また、予約キーをセットすると、所定時間の経
過後にこの全自動洗濯機の運転が開始される。この風呂
水キーと予約キーの組合せで、計4通りの運転を行うこ
とができる。すなわち、風呂水キーだけをセットし
て、風呂水吸水しながら、すぐに運転開始するコース
(風呂水コース)、風呂水キーと予約キーとを同時に
セットして、予約運転時に、風呂水吸水するコース(風
呂水予約コース)、風呂水キーも予約キーも何れもセ
ットせずに、水道水を給水して、すぐに運転開始するコ
ース、予約キーだけをセットして、水道水で予約運転
するコースの〜のコースがある。
【0041】次に、制御部11の制御内容を、上述の
とのコースについて、図6と図7に示すフローチャー
トを参照して説明する。また、その時の動作を図8〜図
10のタイミングチャートを参照して説明する。なお、
各図では、第1給水弁31(「給水弁」と表記)の開状
態を「ON」、閉状態を「OFF」、ポンプPの運転状
態を「ON」、停止状態を「OFF」として示した。
【0042】風呂水コース 図6と図8を参照する。
【0043】開始キーが押されると、まず、第1給水弁
31が開かれて(ステップS1)、水道水が給水され始
める(タイミングD1)。この水道水は、ポンプPに呼
び水として供給されるとともに、第1注水口部36から
洗濯槽2内に供給される。所定時間Ta、例えば、20
秒の間、水道水が供給され続ける(ステップS2)。こ
こで所定時間Taは、ポンプPに所定量の呼び水を供給
できる時間として設定されている。時間Taの経過後
(タイミングD2)、ポンプPが運転される(ステップ
S3)。風呂水コースの場合(ステップS4でNo)、
同時に、第1給水弁31が閉じられて(ステップS
6)、呼び水の供給が終了する。
【0044】ポンプPが運転されると、管46を通じ
て、浴槽から風呂水が吸い上げられ、洗濯槽2内に供給
される。全自動洗濯機の運転開始時には、ポンプPの運
転開始から自吸時間の経過後、例えば、約1分後に、風
呂水が洗濯槽2内に吐出され始める(タイミングD
4)。それとともに、風呂水が洗濯槽2内に溜められ、
その水位が設定水位に到達するまで、ポンプPによって
風呂水の供給が継続される(ステップS7)。すなわ
ち、水位検知手段によって、風呂水の水位が、設定水
位、例えば、洗濯槽2内の所定の洗濯水量に対応した水
位に到達したことが検知される。水位が設定水位に達す
ると、ポンプPは運転を停止される(ステップS8)
(タイミングD3)。その後、所定条件での洗い運転が
行われる(ステップS9)。
【0045】洗い運転の終了後に弁22が開かれて排水
され(ステップS10)、所定条件でモータ7が駆動さ
れ脱水運転(中間脱水という)される(ステップS1
1)。以降、以下に詳述するすすぎ工程(ステップS1
2)、脱水(ステップS13)が行われる。
【0046】次に、すすぎ工程について、図7のフロー
チャートを参照して説明する。
【0047】上述のように、ステップS1〜6で呼び水
が供給され(図7のステップS21)、ステップS3〜
8でポンプPが運転されて(図7のステップS22)、
洗い運転が行われている。従って、ポンプP内には、風
呂水が充分に溜まっており、この状態であれば、ポンプ
Pは、呼び水を供給されずとも、風呂水を吸い上げて、
洗濯槽2内に供給することができる。
【0048】そこで先ず、ポンプPが運転される(ステ
ップS30)。このとき、ステップS21のような呼び
水の供給は行われない。ポンプPの運転開始とともに、
通常は、風呂水が吸い上げられ、きわめて短時間で吐出
され始める(タイミングE1)。それとともに、洗濯槽
2内の水位が上昇し始める。
【0049】次に、ステップS31では、洗濯槽2内の
水位がリセット水位(水位検知手段による検知下限水
位)に到達したか否かが判断される。すなわち、ポンプ
運転開始から所定時間の間、水位検知手段によって、水
位がリセット水位に到達することが検知される。ここで
の所定時間は、ポンプPの吸水能力で洗濯槽2内の水位
が充分にリセット水位に到達できる時間として設定され
ている。従って、水位の到達が検知できなければ、風呂
水が吐出されていないと判断することができ、一方、水
位の到達が検知できれば、風呂水が吐出されていると判
断することができる。つまり、ステップS31で洗濯槽
2内に水が供給されていることを検知することができ
る。
【0050】ポンプPの運転によって風呂水が吐出され
ていれば、水位の到達が検知され(ステップS31でY
ES)、そのまま、ポンプPの運転が継続されて、水位
も上昇を続ける。
【0051】ステップS40では、洗濯槽2内の水位が
設定水位に到達したことが判断される。すなわち、ポン
プ運転開始から所定時間の間、水位検知手段によって、
水位が設定水位に到達することが検知される。ここで、
所定時間は、ポンプの吸水能力で洗濯槽2内の水位が充
分に設定水位に到達できる時間として設定されている。
従って、水位の到達が検知できなければ、風呂水の供給
が途絶えたと判断できる。
【0052】ポンプPの運転によって、風呂水が設定水
位にまで溜められると(ステップS40でYES)、ポ
ンプPは運転を停止される(ステップS41)(タイミ
ングE2)。その後、所定条件でのすすぎ運転が行われ
(ステップS42)、すすぎ運転の終了後に排水され
(ステップS43)、すすぎ工程が終了する。
【0053】このように、すすぎに際して呼び水の供給
を省けるので、呼び水の供給を伴う場合に比べて、呼び
水として供給される水道水を節約することができる。
【0054】ところで、上述の説明は、浴槽内に風呂水
が充分に溜められており、且つ洗いの際に吸い込まれた
風呂水がポンプP内に溜まっている場合を想定してい
る。実際の洗濯運転に際しては、状況が異なる場合もあ
る。例えば、逆止弁54が充分に機能せず、ポンプP内
に呼び水が溜められていない場合である。また、洗い工
程が行われずに、すすぎ工程から全自動洗濯機が運転開
始される場合も、ステップS21が行われておらず、ポ
ンプP内に呼び水が溜められていない。図7と図9を参
照して説明する。
【0055】このような場合には、ステップS30のポ
ンプPの運転によっても、ポンプPは自吸運転できず、
その結果、風呂水は吸水されず、水位はリセット水位に
到達しない(ステップS31でNO)。従って、ポンプ
Pが停止されて、第1給水弁31が開かれて、ポンプP
内に呼び水が供給される(ステップS32)(タイミン
グE3)。呼び水の供給を所定時間Tc、例えば、20
秒間行う(ステップS33)。ここで、所定時間Tc
は、所定時間Taと同様に、呼び水のための時間として
設定されている。
【0056】その後、第1給水弁31が閉じられて、ポ
ンプPが再度、運転される(ステップS34)(タイミ
ングE4)。ポンプPは、ステップS32〜34で呼び
水を供給されているので、風呂水を吸い込み始めて、自
吸時間の後に、風呂水が洗濯槽2内に吐出され始め、水
位が上昇する。
【0057】ステップS35では、ステップS31と同
様に、ステップS34のポンプPの運転開始から所定時
間内に、水位がリセット水位に到達したか否かが判断さ
れる。
【0058】ポンプPの運転によって風呂水が吐出され
ていれば、所定時間内に到達が検知され(ステップS3
5でYES)、そのまま、ポンプPの運転が継続され
て、水位も上昇を続ける。そして、風呂水が設定水位に
まで溜められると(ステップS40でYES)、ポンプ
Pは運転を停止され(ステップS41)(タイミングE
5)、その後、すすぎ運転、排水(ステップS42,4
3)が行われる。
【0059】このように、すすぎに際して、ポンプP内
に呼び水が無く、ポンプPが自吸運転できない場合で
も、呼び水を供給することによって、ポンプPを支障無
く運転でき、風呂水を給水することができる。
【0060】ところで、ステップS34でポンプPが呼
び水の供給後に運転されても、風呂水が吐出されない場
合も想定される。例えば、風呂水が浴槽中に無い場合等
であり、ポンプPが運転されても、風呂水は洗濯槽2内
に供給されない。このような場合には、図7と図10を
参照して、その水位はリセット水位に到達しないので
(ステップS35でNO)、まず、ポンプPが停止され
て、所定のLEDを発光させて異状報知を行う(ステッ
プS36)。次いで、以下の水道水の給水処理を行う。
すなわち、第1給水弁31を開け(ステップS37)
(タイミングE6)、設定水位まで給水して(ステップ
S38)、第1給水弁31を閉じる(ステップS39)
(タイミングE7)。その後、上述と同様に、すすぎ運
転、排水(ステップS42,43)が行われる。
【0061】また、風呂水が無くなるのは、すすぎ工程
前とは限らない。例えば、ポンプPの運転中(ステップ
S31でYESの場合や、ステップS35でYESの場
合)に無くなることもあり、このとき、水位は、設定水
位に至る途中までしか上昇しない。このような場合に
は、ステップS40で水位の到達が検知されず(ステッ
プS40でNO)、上述のように、ポンプPの運転停
止、異状報知(ステップS36)、水道水の給水処理
(ステップS37〜39)が行われ、その後、すすぎ運
転、排水(ステップS42,43)が行われる。
【0062】このように、ポンプPが風呂水を吐出でき
ない場合でも、水道水を供給して、支障無く洗濯のため
の給水をすることができる。
【0063】風呂水予約コース 図6と図8を参照して説明する。
【0064】予約キーによる予約運転の設定後、所定時
間が経過すると、以下の処理が行われる。なお、予約運
転時には、洗剤が洗剤容器38に収容され、自動投入さ
れる場合が想定される。
【0065】まず、第1給水弁31が開かれて(ステッ
プS1)(タイミングD1)、水道水が、ポンプPに呼
び水として供給され始め、第1注水口部36から洗濯槽
2内にも供給され始める。第1注水口部36を流通する
水道水は、洗剤容器38内に収容された洗剤を流出させ
ながら、洗濯槽2内に供給される。
【0066】タイミングD1から所定時間Ta、例え
ば、20秒の経過後(ステップS2)(タイミングD
2)、ポンプPが運転される(ステップS3)。風呂水
予約コースの場合(ステップS4でYES)、所定時間
Tb、例えば、1分の経過後(ステップS5)(タイミ
ングD10)、第1給水弁31が閉じられる(ステップ
S6)。ここで、所定時間Tbは、水道水の流量が少な
い場合に、時間(Ta+Tb)の間に、洗剤容器38内
の洗剤を確実に流出させることのできる時間として設定
されている。
【0067】ポンプPが運転された後は、上述の風呂水
コースと同様にして、風呂水の供給が開始される。そし
て、風呂水が洗濯槽2内に設定水位に到達するまで供給
され(ステップS7〜8)、以後、洗い運転、排水、中
間脱水、すすぎ工程、および脱水(ステップS9〜1
3)が順次行われる。
【0068】このように、風呂水予約コースでは、所定
時間(Ta+Tb)で流れる水道水が、所定時間Taで
流れる風呂水コースの場合よりも、洗剤容器38内の洗
剤を確実に流し出すことができる。
【0069】また、呼び水は、一般に洗剤容器38が使
用されない通常の風呂水コースでは所定時間Taで行わ
れ、洗剤容器38が使用されると想定される風呂水予約
コースで所定時間(Ta+Tb)で行われるので、運転
態様、すなわち、洗剤容器38の使用状況に応じた適切
な呼び水供給ができ、水道水を節約することができる。
【0070】また、時間Tbの間は、ポンプPが運転開
始後も、呼び水の供給が行われているので、ポンプPの
運転で流出する呼び水を補うことができ、以下で詳述す
るように洗濯時間の短縮等の効果もある。
【0071】ところで、上述の実施の形態では、ポンプ
Pの運転開始時の呼び水は、ポンプPの運転開始と同時
に終了するように行われている(風呂水予約コースの洗
い時の給水を除く)が、後述するように呼び水をポンプ
Pの運転開始後にまで継続してもよい。
【0072】図11のフローチャートと、図13のタイ
ミングチャートを参照して説明する。なお、図13に
は、(a),(b)に上述の実施の形態の場合、
(c),(d)に図11の場合、(e),(f)に後述
する図12の場合が、それぞれ図示されている。
【0073】まず、第1給水弁31が開かれて(ステッ
プS70)(タイミングD1)、水道水が、ポンプPに
呼び水として供給され始める。タイミングD1から所定
時間Ta、例えば、20秒の経過後(ステップS71)
(タイミングD2)、ポンプPの運転が開始される(ス
テップS72)。所定時間Td、例えば、10秒の経過
後(ステップS73)(タイミングD5)、第1給水弁
31が閉じられる(ステップS74)。ここで、所定時
間Tdは、上述のようにインペラ52の回転に伴ってポ
ンプPの吐出口51iから流出してしまう呼び水を補う
ことのできる時間として設定されている。
【0074】その後、設定水位まで風呂水が給水され
(ステップS75)、ポンプPが停止される(ステップ
S76)(タイミングD6)。
【0075】このように、呼び水の一部がポンプPの運
転に伴い吐出口51iから流出する場合に、呼び水はポ
ンプPの運転開始後に供給されることによって補われる
ので、呼び水の不足による自吸時間の増加を防止するこ
とができる。従って、呼び水の供給がポンプPの運転開
始前に終了する場合に比べて、自吸時間が短くなるの
で、ポンプPの運転時間、さらには洗濯時間を短縮する
ことができる。また、ポンプPの運転時間の短縮によっ
て、ポンプPの長寿命化を図ることができる。例えば、
図13(d)のポンプPの運転時間(タイミングD2〜
D6)は、図6の制御内容の場合である図13(b)の
ポンプPの運転時間(タイミングD2〜D3)よりも短
くなっている。
【0076】また、ポンプPは、呼び水の供給開始後に
運転開始されるので、呼び水の供給とポンプの運転開始
が同時に行われる場合に比べて、呼び水を確実に供給で
き、自吸時間を短くできる。従って、ポンプPの運転時
間や洗濯時間の短縮や、ポンプPの長寿命化をより一層
図ることができる。
【0077】また、図11の上述の制御内容に代えて、
以下の図12のフローチャートに示す制御を行ってもよ
い。
【0078】まず、第1給水弁31が開かれて(ステッ
プS80)(タイミングD1)、水道水が、ポンプPに
呼び水として供給され始める。タイミングD1から所定
時間Ta、例えば、20秒の経過後(ステップS81)
(タイミングD2)、第1給水弁31が閉じられ、ポン
プPの運転が開始される(ステップS82)。所定時間
Te、例えば、5秒の経過後(ステップS83)(タイ
ミングD7)、第1給水弁31が開かれる(ステップS
84)。ここで、所定時間Teは、ポンプPの回転が充
分に上がる時間として設定されている。ついで、所定時
間Tf、例えば、9秒の経過後(ステップS85)(タ
イミングD8)、第1給水弁31が閉じられる(ステッ
プS86)。ここで、所定時間Tfは、ポンプPの運転
に伴って、ポンプPの吐出口51iから流出してしまう
呼び水を補うことのできる時間として設定されている。
【0079】その後、設定水位まで風呂水が給水され
(ステップS87)、ポンプPが停止される(ステップ
S88)(タイミングD9)。
【0080】このように、図12に示す制御内容の場合
には、図11の場合の効果に加えて、ポンプPのインペ
ラ52の回転が上がってから、呼び水を供給できるの
で、無駄無く呼び水を補い、水道水を節約できる。
【0081】なお、上述の所定時間Td、Tfは、特に
限定されない。例えば、ポンプPの運転中、呼び水が継
続され続けてもよい。この場合には、ポンプPの運転中
に流出する呼び水も補うことができる。
【0082】また、図11および図12の制御内容は、
洗いおよびすすぎのいずれにも適用できる。すなわち、
図11および図12の制御内容は、図6のステップS1
〜8に代えて行うことができる(風呂水コースの場
合)。また、図7のステップS34〜36のポンプPと
第1給水弁31の動作に代えて、図11および図12の
動作を行なってもよい。
【0083】また、上述の実施の形態では、第1水道水
供給水路と、呼び水供給水路の一部が兼用されていた
が、これには、限定されない。例えば、両水路は別々に
形成され、両水路を開閉する第1給水弁31だけが共用
されていてもよい。また、第1水道水供給水路と、呼び
水供給水路との全体が兼用されていてもよい。
【0084】その他、本発明の要旨を変更しない範囲で
種々の設計変更を施すことが可能である。
【0085】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、以下の効
果を奏する。すなわち、呼び水が自吸ポンプの運転に伴
い自吸ポンプ内から流出する場合に、呼び水を自吸ポン
プの運転開始後に供給して補えるので、呼び水の不足に
よる自吸時間の増加を防止することができる。従って、
自吸ポンプの運転時間や給水時間を短縮することがで
き、また、自吸ポンプの長寿命化を図ることができる。
【0086】また、自吸ポンプは呼び水の供給後に運転
開始されるので、呼び水の供給と自吸ポンプの運転開始
が同時に行われる場合に比べて、呼び水を確実に供給で
き、自吸時間を短くできる。従って、自吸ポンプの運転
時間や給水時間の短縮や、自吸ポンプの長寿命化をより
一層図ることができる。
【0087】請求項2に係る発明によれば、以下の効果
を奏する。すなわち、予約運転時には、第2の所定時間
で流れる水道水で、洗剤容器内の洗剤等を確実に流し出
すことができる。また、呼び水は、洗剤容器の使用状態
に対応して適切な呼び水供給ができ、水道水を節約する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の全自動洗濯機の概略構成
の断面正面図である。
【図2】図1の全自動洗濯機の給水機構の概略構成の水
路図である。
【図3】図1の全自動洗濯機の第1注水口部の近傍部分
の概略構造の断面側面図である。
【図4】図1の全自動洗濯機のポンプの断面図である。
【図5】図4のポンプの水路の模式図であり、(a)〜
(c)に運転状況毎に水(→)と空気(白抜き→)の流
れを図示している。
【図6】図1の全自動洗濯機の制御内容のフローチャー
トである。
【図7】図6のすすぎ工程を詳細に示したフローチャー
トである。
【図8】図6および図7の制御内容による動作の第1の
タイミングチャートである。
【図9】図6および図7の制御内容による動作の第2の
タイミングチャートである。
【図10】図6および図7の制御内容による動作の第3
のタイミングチャートである。
【図11】図1の全自動洗濯機の呼び水の制御内容のフ
ローチャートである。
【図12】図1の全自動洗濯機の呼び水の制御内容の他
のフローチャートである。
【図13】図11および図12の制御内容による動作の
タイミングチャートである。
【符号の説明】
2 洗濯槽 P ポンプ(自吸ポンプ) 31 第1給水弁(呼び水供給水路開閉手段、水道水供
給水路開閉手段、水路開閉手段) 38 洗剤容器 41 管(呼び水供給水路、水道水供給水路) 42 管(呼び水供給水路、水道水供給水路) 43 管(水道水供給水路) 44 管(呼び水供給水路)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 哲 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会 社内 (72)発明者 仲野 雅彦 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会 社内 Fターム(参考) 3B155 AA01 AA03 AA17 AA21 BB01 BB02 BB14 BB16 CB41 CB42 FA02 FA04 FA07 FA31 FA36 GB01 GB10 HB05 HB06 HB09 HB12 LA12 LA14 LB02 LB22 LB31 LC07 LC28 MA01 MA02 MA03 MA06 MA07

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】風呂水を汲み上げて洗濯槽に供給するため
    の自吸ポンプと、 自吸ポンプの呼び水として、自吸ポンプに水を供給する
    ための呼び水供給水路と、 呼び水供給水路を開閉する呼び水供給水路開閉手段と、 自吸ポンプの運転開始前に呼び水供給水路開閉手段を開
    くことによって、呼び水の供給を開始し、自吸ポンプの
    運転開始後の所定時間の経過後に呼び水供給水路開閉手
    段を閉じることによって、呼び水の供給を停止する呼び
    水供給制御手段とを備えたことを特徴とする全自動洗濯
    機。
  2. 【請求項2】運転開始操作に応答して運転開始する通常
    運転と、運転開始操作後の予め定める開始時間になった
    ときに運転開始する予約運転とを行える全自動洗濯機に
    おいて、 風呂水を汲み上げて洗濯槽に供給するための自吸ポンプ
    と、 自吸ポンプの呼び水として、自吸ポンプに水道水を供給
    するための呼び水供給水路と、 内部に流入する水道水が内部に収容された洗剤等を流出
    させることによって、洗いに際して洗剤等を供給できる
    洗剤容器と、 洗剤容器へ水道水を流入させるための水道水供給水路
    と、 水道水供給水路および呼び水供給水路を開閉する水路開
    閉手段と、 通常運転の洗いのための給水に際しては、呼び水のため
    の第1の所定時間で水路開閉手段を開き且つ自吸ポンプ
    を運転し、予約運転の洗いのための給水に際しては、洗
    剤容器内の洗剤等が流し出せるように、第1の所定時間
    よりも長い第2の所定時間で水路開閉手段を開き且つ自
    吸ポンプを運転する洗い給水制御手段とを備えたことを
    特徴とする全自動洗濯機。
JP2002026546A 2002-02-04 2002-02-04 全自動洗濯機 Expired - Fee Related JP3540798B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002026546A JP3540798B2 (ja) 2002-02-04 2002-02-04 全自動洗濯機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002026546A JP3540798B2 (ja) 2002-02-04 2002-02-04 全自動洗濯機

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21488796A Division JP3306307B2 (ja) 1996-08-14 1996-08-14 全自動洗濯機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002233688A true JP2002233688A (ja) 2002-08-20
JP3540798B2 JP3540798B2 (ja) 2004-07-07

Family

ID=19192357

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002026546A Expired - Fee Related JP3540798B2 (ja) 2002-02-04 2002-02-04 全自動洗濯機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3540798B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013121408A (ja) * 2011-12-09 2013-06-20 Sharp Corp 洗濯機
JP2019024910A (ja) * 2017-07-28 2019-02-21 東芝ライフスタイル株式会社 洗濯機
JP2021504021A (ja) * 2017-11-28 2021-02-15 青島海爾洗衣机有限公司QingDao Haier Washing Machine Co.,Ltd. 洗濯機の給水装置及び洗濯機

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013121408A (ja) * 2011-12-09 2013-06-20 Sharp Corp 洗濯機
JP2019024910A (ja) * 2017-07-28 2019-02-21 東芝ライフスタイル株式会社 洗濯機
JP2021504021A (ja) * 2017-11-28 2021-02-15 青島海爾洗衣机有限公司QingDao Haier Washing Machine Co.,Ltd. 洗濯機の給水装置及び洗濯機
JP7114018B2 (ja) 2017-11-28 2022-08-08 重慶海爾洗衣机有限公司 洗濯機の給水装置及び洗濯機

Also Published As

Publication number Publication date
JP3540798B2 (ja) 2004-07-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10125448B2 (en) Washing machine
WO2018133620A1 (zh) 外置洗涤剂投放装置、其控制方法及洗衣机
JP2006000623A (ja) 排水ポンプ及びこれを備えたドラム洗濯機
CN111962255A (zh) 洗衣机及其控制方法
US8997288B2 (en) Method of controlling drainage of wash water remaining in a washing machine
JP3540798B2 (ja) 全自動洗濯機
JP3306307B2 (ja) 全自動洗濯機
JP2013123555A (ja) ドラム式洗濯機
JP3317615B2 (ja) 洗濯機及び洗剤投入装置
JP3066288B2 (ja) 洗濯機の給水制御装置
JP3148669B2 (ja) 洗濯機
JP3263614B2 (ja) 洗濯機
JPH11104391A (ja) 二槽式洗濯機
JP5866192B2 (ja) 洗濯機
JP3306308B2 (ja) 全自動洗濯機
JP3125784B2 (ja) 洗濯機
JP3116943B2 (ja) 自吸式ポンプ
JP2000014964A (ja) 全自動洗濯機
JPH07250989A (ja) 脱水洗濯機
JP2014054276A (ja) 洗濯機
JPH0928976A (ja) 洗濯機
KR20240002122A (ko) 세탁기 및 세탁기의 제어방법
JP3203159B2 (ja) 洗濯機の給水制御装置
JPH07289784A (ja) 給水ポンプ付き洗濯機
JP2007319715A (ja) 洗濯機

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040302

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040325

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090402

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100402

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110402

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees