JPH09146299A - 電子写真用トナーの製造方法 - Google Patents

電子写真用トナーの製造方法

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JPH09146299A
JPH09146299A JP30103495A JP30103495A JPH09146299A JP H09146299 A JPH09146299 A JP H09146299A JP 30103495 A JP30103495 A JP 30103495A JP 30103495 A JP30103495 A JP 30103495A JP H09146299 A JPH09146299 A JP H09146299A
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kneading
toner
kneaded body
pulverization
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Hideyuki Yoshida
秀幸 吉田
Akihiro Nakamura
昭裕 中村
Hiroshi Nakamura
寛 中村
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粗粉砕物から微粉砕物への粉砕効率を向上さ
せ、さらに処理量をアップさせること。 【解決手段】 少なくともバインダー樹脂と着色剤から
なる混合物を溶融、混練し、得られた混練物を冷却固化
した後で粗粉砕し、該粗粉砕物を微粉砕する電子写真用
トナーの製造方法において、前記混練物中に多数の空隙
を存在せしめることを特徴とする電子写真用トナーの製
造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真用の小粒径
トナーを得るのに適した製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に電子写真複写に用いられるトナー
は、着色剤、バインダー樹脂およびその他の添加剤を混
合、混練し、得られた混練物を一旦粉砕し、この粗粉砕
物を微粉砕し、さらに分級することにより得られる。
【0003】最近の複写画像の高画質化に伴うトナーの
小径化が望まれる中で、粗粉砕物を微粉砕する工程とし
ては、粗粉砕物を機械式衝撃粉砕機等により一旦中粉砕
する工程を経て、該中粉砕物を衝突式気流粉砕機等によ
り微粉砕することが粒径5〜9μmのトナー(以下、小粒
径トナーという)を得るために有用であると知られてい
る。
【0004】しかしながら、かかる機械式衝撃粉砕機や
衝突式気流粉砕機等を使用しての中粉砕工程や微粉砕工
程では多大なエネルギーが必要とされるため、トナーの
小径化を図ったり、処理量をアップさせる際には、かか
る粉砕機を制御してエネルギーを効率的に使用しなけれ
ばならず、また、そのようにできたとしても不十分であ
り、粗粉砕機から微粉砕機への工程のさらなる効率化が
期待されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みなされたものであり、粗粉砕物から微粉砕物への粉砕
効率を向上させ、さらに処理量をアップさせる電子写真
用トナーの製造方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段および発明の実施の形態】
本発明は少なくともバインダー樹脂と着色剤からなる混
合物を溶融、混練し、得られた混練物を冷却固化した後
で粗粉砕し、該粗粉砕物を微粉砕する電子写真用トナー
の製造方法において、前記混練物中に多数の空隙を存在
せしめることを特徴とする電子写真用トナーの製造方法
に関する。
【0007】本発明のトナーの製造方法は、少なくとも
バインダー樹脂と着色剤からなる混合物の溶融、混練工
程におして該混練物中に気泡を混入させることからな
る。これにより、多数の空隙を有する冷却固化した混練
物は粉砕され易くなり、その後の粗粉砕および微粉砕が
効率よく達成され、処理量もアップする。
【0008】本発明で使用されるバインダー樹脂として
は、従来用いられている熱可塑性樹脂、例えば、スチレ
ン・アクリル共重合樹脂、アミド樹脂、ウレタン樹脂、
尿素樹脂、エポキシ樹脂またはポリエステル樹脂等が挙
げられる。
【0009】着色剤としては、従来電子写真で用いられ
てきた有機ないし無機の各種、各色の顔料、染料が使用
可能であり、以下のものが例示できる。黒色顔料として
は、カーボン・ブラック、酸化銅、二酸化マンガン、ア
ニリンブラック、活性炭、フェライト、マグネタイト等
を使用することができる。黄色顔料としては、黄鉛、亜
鉛黄、カドミウムイエロー、黄色酸化鉄、ミネラルファ
ストイエロー、ニッケルチタンイエロー、ネーブルスイ
エロー、ナフトールイエローS、バンザーイエローG、
バンザーイエロー10G、ベンジジンイエローG、ベン
ジジンイエローGR、キノリンイエローレーキ、パーマ
ネントイエローNCG、タートラジンレヘーキなどを使
用することができる。
【0010】また、赤色顔料としては、赤色黄鉛、モリ
ブデンオレンジ、パーマネントオレンジGTR、ピラゾ
ロンオレンジ、バルカンオレンジ、インダスレンブリリ
アントオレンジRK、ベンジジンオレンジG、インダス
レンブリリアントオレンジGK、ベンガラ、カドミウム
レッド、鉛丹、パーマネントレッド4R、リソールレッ
ド、ピラゾロンレッド、ウオッチングレッド、レーキレ
ッドC、レーキレッドD、ブリリアントカーミン6B、
エオシンレーキ、ローダミンレーキB、アリザリンレー
キ、ブリリアントカーミン3B、パーマネントオレンジ
GTR、バルカンファストオレンジGG、パーマネント
レッドF4RH、パーマネントカーミンFBなどを使用
することができる。また、青色顔料としては、紺青、コ
バルトブルー、アルカリブルーレーキ、ビクリトアブル
ーレーキ、フタロシアニンブルーなどを使用することが
できる。
【0011】その他に、従来電子写真用トナーに使用さ
れているオフセット防止剤や荷電制御剤等の所望の添加
剤を添加することもできる。
【0012】オフセット防止剤としては、各種ワック
ス、特に低分子量ポリプロピレン、ポリエレチン、ある
いは酸化型のポリプロピレン、ポリエレチン等のポリオ
レフィン系ワックス、カルナウバワックス、ライスワッ
クス、モンタン系ワックス等の天然ワックスが好適に用
いられる。オフセット防止剤の添加量は、バインダー樹
脂100重量部に対して1〜7重量部、好ましくは2〜
5重量部である。
【0013】また、荷電制御剤としては、従来の乾式現
像剤で一般に使用されているものが使用可能であり、負
荷電制御剤として、クロム錯塩型アゾ染料、銅フタロシ
アニン系染料、クロム錯塩、亜鉛錯塩、アルミニウム錯
塩、フッ素四級アンモニウム塩、正荷電制御剤として、
ニグロシン系染料、第四級アンモニウム塩、アルコキシ
化アミン、アルキルアミド、モリブデン酸キレート顔
料、イミダゾール系化合物を使用することができる。
【0014】本発明の方法は二成分系現像剤、一成分系
現像剤(磁性および非磁性)いずれにも適用できる。二成
分系現像剤として用いる場合には、キャリア粉、例え
ば、フェライトキャリア、コーティングキャリア、鉄粉
キャリア、バインダー型キャリア、複合荷電面を有する
キャリア等公知のものを使用することができる。
【0015】本発明はかかる材料からなる混合物を混合
した後、混練工程中、混練物に多数の空隙を存在させる
ように混練する。従来では、連続押出機(PCM: 池貝
鉄工社製)等の大気密閉型混練機が用いられており、こ
れらにおいては密閉された中空円筒の中を軸(スクリュ
ー部およびニーダ部を有する)が回転し、またその中空
円筒は外部の減圧ポンプにより脱気されているため、混
練中の混練物に気泡が混入することはなかった。しかし
ながら、密閉型とすることなく、混練機を開放型にする
ことにより、混練工程において気泡の混練物へのかみこ
みを起こさせ、これを冷却固化して多数の空隙を有する
混練物を得ることができる。
【0016】また、従来使用されている連続押出機等の
大気密閉型混練機を用いても、混練前の段階で発泡剤を
混合しておき混練するか、または、混練中に発泡剤を直
接投入して混練することにより、混練工程中混練物に気
泡を発生させ、冷却固化後所望の混練物を得ることがで
きる。さらに、大気開放型混練機として、3本ロール等
のバッチ式の混練機を用い、さらに発泡させることによ
り、同様の混練物を得ることができる。
【0017】発泡剤としては、樹脂中に固定された気泡
群を生成するものであれば制限されないが、例えば、重
炭酸ソーダ、炭酸アンモニウム等の無機発泡剤、アゾジ
カルボンアミド等の有機発泡剤等を挙げることができ
る。好ましくは、難燃性のアゾジカルボンアミドを使用
する。アゾジカルボンアミドを使用する場合、例えば、
尿素エタノールアミン、亜鉛華、炭酸鉛、ステアリン酸
鉛、グリコール等の助剤と共に用いることにより分解温
度を下げ、約170℃において窒素を主成分とする気泡
を発生させ、混練物中に空隙を存在せしめることができ
る。発泡剤の添加量は、発泡剤により単位量当たりの気
体発生量が異なるため、適宜選定して使用する。
【0018】本発明による多数の空隙を有する混練物
は、平均空隙径をA、空隙間の平均間隔をBおよびトナ
ーの体積平均粒径をDとした場合、以下の関係: 0.5D≦A≦5D 0.5D≦B≦15D 5.0μm≦D≦15.0μm を満足することが必要である。
【0019】好ましくは、 1D≦A≦3D 1D≦B≦6D 5μm≦D≦9μm である。
【0020】平均空隙径が0.5D未満の場合、トナー
中にも空隙が取り込まれてトナーの強度が低下し、5D
を越えると実質混練物中の空隙の数が少なくなる。ま
た、空隙間の平均間隔が0.5D未満の場合、所望の粒
径のトナーを効率良く製造することが困難となり、15
Dを越えると、粉砕性向上の効果が低下する。また、ト
ナーの平均粒径が5.0μm未満の場合、画像形成装置
内での取り扱いが難しくなり、15.0μmを越える
と、画質が低下する。
【0021】上記のような空隙は、バインダー樹脂、発
泡剤等を選択し、添加量、混練時間、混練時のスクリュ
ー速度および温度等を制御して混練物中の空隙の大きさ
および空隙間の距離等を適宜調節することにより調整可
能である。
【0022】なお、平均空隙径および空隙間の平均間隔
は、走査電子顕微鏡により撮影した冷却固化後の混練物
の粗粉砕物の写真から読み取り、これを平均して求め
た。
【0023】上記混練物を使用して粗粉砕すると、粒径
1〜2mmの粗粉砕物が容易に得られ、その後該粗粉砕物
を直接微粉砕しても粒径10〜15μmの微粉砕物を効
率良く得ることができ、処理量もアップする。微粉砕に
は機械式粉砕機、衝突式気流粉砕機等を使用することが
できる。
【0024】好ましくは、粒径1〜2mmの粗粉砕物を一
旦、中粉砕して粒径10〜20μmの中粉砕物を得る工
程を経ることにより、これを微粉砕して粒径5〜9μm
の小粒径粒子を得ることもできる。中粉砕には機械式粉
砕機を使用し微粉砕には衝突式気流粉砕機を使用するこ
とが好ましい。
【0025】このように、本発明の混練物には空隙が多
数存在するため、単位エネルギー当たりの粉砕効率が向
上し、従来と同一エネルギーでのトナーの小径化および
処理量のアップを達成することができる。また、空隙が
存在することにより、ある程度粒径が小さくなっても、
従来の混練物を使用する場合より、さらなる体積粉砕を
起こす確率が高くなるため、後の工程で分級されるべき
微粉の発生を抑制でき、最終の微粉分級時の収率も高く
なる。
【0026】本発明を以下の実施例でさらに説明する。
【0027】
【実施例】実施例1 ・スチレン−n−ブチルメタクリレート樹脂 100重量部 (Tm:132℃、Tg:60℃) ・ニグロシン系染料 5重量部 (ニグロシンベースEX:オリエント化学工業社製) ・低分子ポリプロピレン 5重量部 (ビスコール500P:三洋化成工業社製) ・カーボンブラック 10重量部 (MA#8:三菱化学工業社製) 上記材料をヘンシェルミキサー(三井三池製作所社製)に
より混合し、得られた混合物を大気開放型混練機(ニー
デックスMOS210−1500:三井鉱山社製)によ
り、処理量50kg/hr、フロントロール回転数80rp
m、バックロール回転数60rpm、フロントロール供給側
温度70℃、フロントロール吐出側温度40℃、バック
ロール供給側温度30℃、バックロール吐出側温度20
℃(水冷)、ギャップ0.3mmの混練条件にて混練した。
その後、混練物を自然冷却し、かかる混練物をフェーザ
ミル(ホソカワミクロン社製)により粗粉砕した。平均粒
径は2mmであった。走査電子顕微鏡にて該粗粉砕物を撮
影したところ、平均空隙径は20μm、空隙間の平均間
隔は40μmであった。このときの走査電子顕微鏡写真
(以下、SEM写真という)を図1に示した。
【0028】次に、該粗粉砕物を機械式衝撃粉砕機(K
TM−O型: 川崎重工業社製)によりモーター回転数1
0000rpm、処理量7kg/hにて中粉砕し、平均粒径1
4μmの中粉砕物を得た。これをさらに、衝突式気流粉
砕機(IDS−5型: 日本ニューマチック工業社製)によ
り圧縮空気圧6kg/cm2G、風量5.0Nm3/min.にて
微粉砕し、該微粉砕物を気流分級機(DS−5型: 日本
ニューマチック工業社製)により微粉分級して、平均粒
径8μmのトナーを得た。微粉砕工程処理量は45kg/h
であり、微粉分級後の回収率は75%であった。これら
の結果を表1にまとめて示した。なお、得られたトナー
粒子中には空隙はない。
【0029】実施例2 混練物を粗粉砕した後、中粉砕することなく、直接微粉
砕した以外、実施例1と同様にして、平均粒径14μm
のトナーを得た。微粉砕工程処理量は57kg/hであ
り、微粉分級後の回収率は90%であった。これらの結
果を表1にまとめて示した。
【0030】実施例3 混練条件の処理量を20kg/hにした以外、実施例1と
同様にして、平均空隙径35μm、空隙間の平均間隔1
00μmの粗粉砕物を得た。このときのSEM写真を図
2に示した。
【0031】かかる粗粉砕物を、実施例1と同様にし
て、中粉砕、微粉砕および分級し、平均粒径8μmのト
ナーを得た。中粉砕物の平均粒径は14μmであり、微
粉砕工程処理量は42kg/hであり、微粉分級後の回収
率は71%であった。これらの結果を表1にまとめて示
した。
【0032】実施例4 実施例1の材料を実施例1と同様にして混合し、得られ
た混合物を大気密封型混練機(PCM−30: 池貝鉄工
所製)により、処理量5kg/h、設定温度125℃、スク
リュー回転数150rpmの混練条件にて、混練中ベント
部より脱気せずにそこから重炭酸ソーダ(樹脂100重
量部に対して1重量部)を添加して混練した。その後、
自然冷却した後、実施例1と同様にして粗粉砕し、平均
空隙径10μm、空隙間の平均間隔20μmの粗粉砕物を
得た。
【0033】かかる粗粉砕物を、実施例1と同様にし
て、中粉砕、微粉砕および分級し、平均粒径8μmのト
ナーを得た。中粉砕の平均粒径は14μmであり、微粉
砕工程処理量は48kg/hであり、微粉分級後の回収率
は76%であった。これらの結果を表1にまとめて示し
た。
【0034】比較例1 混練中重炭酸ソーダを添加せずに、ベント部より脱気し
ながら混練した以外、実施例4と同様にして粗粉砕物を
得た。このときのSEM写真を図3に示した。
【0035】かかる粗粉砕物を、実施例1と同様にし
て、中粉砕、微粉砕および分級し、平均粒径8μmのト
ナーを得た。中粉砕の平均粒径は14μmであり、微粉
砕工程処理量は40kg/hであり、微粉分級後の回収率
は71%であった。これらの結果を表1にまとめて示し
た。
【0036】比較例2 混練物を粗粉砕した後、中粉砕することなく、直接微粉
砕した以外、比較例1と同様にして、平均粒径14μm
のトナーを得た。微粉砕工程処理量は50kg/hであ
り、分級後の微粉回収率は85%であった。これらの結
果を表1にまとめて示した。
【0037】評価 微粉砕工程処理量について、比較例1および2のそれを
元に算出したそれぞれの比を能力比として記載し、1.
2以上を「◎」、1.1以上1.2未満を「○」、1.0以
上1.1未満を「△」として評価した。結果をまとめて以
下の表1に示す。なお、微粉砕工程処理量はトナー粒径
により大きく異なり、異なる粒径のトナー間での比較は
有意差をもたないため、表中の能力比の算出はそれぞれ
の粒径のトナー毎に行った。
【0038】
【表1】
【0039】以上より、大気開放型混練機を用いること
により、混練中の混練物に気泡がかみこまれ、冷却後の
混練物には空隙が存在することとなり、これにより粉砕
効率は向上し、処理量はアップすることが明らかとなっ
た。また、大気密閉型混練機を用いても、規定量の発泡
剤を添加すると、同様の効果が得られることが明らかと
なった。
【0040】実施例1、3および4を比較例1と比較す
ると、同粒径のトナーを製造する場合、空隙を有する混
練物を使用すると、微粉砕時において、処理量、回収率
共に向上することが証明された。これは、実施例2を比
較例2と比較しても同様であった。また、中粉砕を行う
ことにより、トナーの仕上がり平均粒径は小径化できて
いた。
【0041】
【発明の効果】本発明による方法により、粗粉砕物から
微粉砕物への粉砕効率を向上させ、さらに処理量をアッ
プさせることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1における粗粉砕物の走査電子顕微鏡
写真を示す。
【図2】 実施例3における粗粉砕物の走査電子顕微鏡
写真を示す。
【図3】 比較例1における粗粉砕物の走査電子顕微鏡
写真を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともバインダー樹脂と着色剤から
    なる混合物を溶融、混練し、得られた混練物を冷却固化
    した後で粗粉砕し、該粗粉砕物を微粉砕する電子写真用
    トナーの製造方法において、前記混練物中に多数の空隙
    を存在せしめることを特徴とする電子写真用トナーの製
    造方法。
  2. 【請求項2】 空隙の平均空隙径A、空隙間の平均間隔
    Bおよびトナーの体積平均粒径Dが以下の関係を満足す
    ることを特徴とする請求項1記載の方法: 0.5D≦A≦5D 0.5D≦B≦15D 5.0μm≦D≦15.0μm
  3. 【請求項3】 粗粉砕物を体積平均粒径10〜20μm
    に中粉砕した後、該中粉砕物を体積平均粒径5〜9μm
    に微粉砕することを特徴とする請求項1または2記載の
    方法。
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