JPH0749583A - 電子写真用トナーの製造方法 - Google Patents

電子写真用トナーの製造方法

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JPH0749583A
JPH0749583A JP5194656A JP19465693A JPH0749583A JP H0749583 A JPH0749583 A JP H0749583A JP 5194656 A JP5194656 A JP 5194656A JP 19465693 A JP19465693 A JP 19465693A JP H0749583 A JPH0749583 A JP H0749583A
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toner
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particle diameter
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Hitoshi Kato
仁 加藤
Shuntaro Kori
俊太郎 郡
Hiroyuki Fukuda
洋幸 福田
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    • B07B7/08Selective separation of solid materials carried by, or dispersed in, gas currents using centrifugal force
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 帯電性、耐刷性(耐久性)、耐熱性、流動性
および環境性が向上した小粒径トナーを生産効率よく製
造することのできる電子写真用トナーの製造方法を提供
すること。 【構成】 粗粉砕粒子から高速気流中衝撃粉砕により得
た平均粒径10〜19μmの中粉砕粒子を、ジェット気
流式粉砕により、平均粒径5〜10μm未満)を有する
小粒径粒子を得、次いで得られた小粒径粒子を分級ロー
タ型分級機で分級して得られることを特徴とする電子写
真用トナーの製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真用の小粒径トナ
ーを得るための改良された製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に電子写真複写に用いられるトナー
は、着色剤、結着樹脂およびその他の添加剤を混合、混
練りし、得られた混練り物を一旦粗粉砕し、この粗粉砕
物を微粉砕し、さらに分級することにより得られる。
【0003】この粗粉砕物を粉砕する手段としては種々
知られている。例えば、粗粉砕が高速で回転するカッタ
ーとメッシュで行われる破砕機、剪断が高速で回転する
ハンマーとライナーとのクリアランスの間で起こるハン
マーミルやターボミル、剪断を円盤上に突き出たピンが
高速で回転することで行うピンミル、剪断と摩砕を大き
なローターとライナーとの間で行うクリプトロン粉砕
機、粉砕をジェットエアーに乗せ、衝突板に衝突させる
ことにより行うジェットミル等がある。
【0004】従来はこのような方法で、例えば、平均粒
径12〜15μm程度のトナーを製造する場合には、ジ
ェット気流式粉砕装置を使用し、粗粉砕物から、所望の
小粒径粒子まで一気に微粉砕していた。
【0005】しかし、今日、複写画像の高画質化のため
に、トナーの小粒径化が望まれており、上記のような方
法、装置で平均粒径10μm以下の小粒径トナーを製造
しようとした場合、そこまで粉砕するのに多くのエネル
ギーを必要とするため、生産能力が低下しコストアップ
になる。また、そのようにしてトナーを製造したとして
も、このトナーを、例えばキャリアとともに使用する2
成分現像剤に使用した場合、過粉砕によるトナー微粉が
多く混在し、この微粉がキャリアに付着しやすいため、
キャリアに対するスペントが生じやすく、耐久性に問題
が生じる。また小粒径のため流動性が不足する問題があ
る。また、粒子同士の接触確率(表面積)が多く、流動性
が低下するため、耐熱性の低下の問題も発生する。さら
に、平均粒径10μm以下にまで微粉砕すると、粒子の
分布の幅が広くなり、極微粒子が多数発生する。その極
微粒子は、風力分級後でも最終製品である粒径約10μ
mのトナー粒子表面に静電的に付着したまま残留しやす
いため、それが原因で複写に際してカブリ現象が生じや
すいという問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みなされあものであり 帯電性、耐久性、耐熱性および
流動性に優れ、カブリ等の発生しない小粒径トナーを生
産効率よく製造することのできる電子写真用トナーの製
造方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は粗粉砕
粒子から高速気流中衝撃粉砕により得た平均粒径10〜
19μmの中粉砕粒子を、ジェット気流式粉砕により、
平均粒径5〜10μm未満)を有する小粒径粒子を得、
次いで得られた小粒径粒子を分級ロータ型分級機で分級
して得られることを特徴とする電子写真用トナーの製造
方法に関する。
【0008】本発明のトナー製造方法の実施において
は、まず着色剤、結着樹脂およびその他所望の添加剤を
混合、混練りし、得られた混練り物を、後の粉砕工程に
供するに便利なように粗粉砕し、重量平均粒径(以下、
単に「平均粒径」という)0.5〜5mmの粗粉砕粒子
を得る。
【0009】このようにして得られた粗粉砕粒子を平均
粒径10〜19μmの粒子(以下、「中粉砕粒子」とい
う)に粉砕する。
【0010】粉砕は、衝撃粉砕法、好ましくは高速気流
衝撃粉砕法により行う。高速気流衝撃粉砕法とは、ロー
ター等の高速回転により外周ライナーとの間に発生する
渦気流を利用する粉砕法をいう。ジェットノズルからの
超高速気流を利用するジェット粉砕により行うことも可
能であるが、動力費が衝撃粉砕法に比べ格段に高く、本
発明の生産能力の向上という目的に沿わない。特に高速
気流衝撃粉砕により、効率良く中粉砕粒子を形成するこ
とができる。
【0011】また上記中粉砕粒子形成工程を経て得られ
る最終製品たるトナーは帯電性、耐刷性、耐熱性、流動
性等に優れたものとなる。
【0012】中粉砕粒子を形成するに適している粉砕機
としては、従来から使用されている衝撃式粉砕機を使用
することができるが、特に高速気流衝撃粉砕法を適用し
たクリプトロンシステム(川崎重工業社製)が好まし
い。
【0013】図1にクリプトロンシステムの概略構成図
を示した。回転部は多数の溝のついたローター(1)よ
り構成されており、ケーシングは内面に多数の溝のつい
たステータ(2)が取り付けられている。ローター
(1)が高速回転することによって、機内に激しい渦流
と圧力振動が発生する。原料は空気と共に吸気口(3)よ
り吸い込まれ空気流で粉砕室へ供給される。続いて激し
い空気の渦流によって粉砕され、ローターに沿って回転
しながら上昇し排気口(4)より空気と共に排出される。
【0014】かかる装置は、凝集物の解砕と同時に、中
粉砕粒子表面に結合している添加された有機または無機
微粒子ならびにそれらの超微粉を機械的衝撃力によりさ
らに強固に固定化することが可能である。
【0015】このようにして解砕され得られた中粉砕粒
子には、表面に有機ないし無機微粒子が強固に結合して
おり、また粒子中に超微粉の含まれる割合が少ない。
【0016】次に、上記で得られた中粉砕粒子をジェッ
ト気流式粉砕法により、平均粒径5〜10μm未満の小
粒径粒子を得る。ジェット気流粉砕法とは高速気流によ
り粒子を加速し衝突板にぶつけるか、あるいは粒子同士
を衝突させることにより粒子を粉砕する方法である。
【0017】上記のように中粉砕粒子を衝撃粉砕法によ
り、小粒径粒子をジェット気流式粉砕法により製造する
と、中粉砕粒子の製造工程を経ず粗粉砕粒子から小粒径
粒子まで衝撃粉砕法のみによりあるいはジェット気流式
粉砕法のみにより製造した場合に比べて、生産能力が飛
躍的に向上する。
【0018】ジェット気流式粉砕法としては、従来のジ
ェット気流式粉砕機として用いられていると同様の粉砕
機が用いられる。そのようなものとして、例えばジェッ
ト粉砕機(I型ジェットミル;日本ニューマチック工業
社製)、カウンタージェットミル(ホソカワミクロン社
製)等を挙げることができる。
【0019】最後に、上記で得られた小粒径粒子を分級
する。分級は、分級ロータ型分級器でおこなう。かかる
分級により帯電性、耐刷性(耐久性)、耐熱性、流動性
および環境性が向上したトナーを得ることができる。こ
れは、かかる分級により粒子表面が分級ローターによる
衝撃力の作用により平滑化あるいは球形化されること、
分級ローターによる衝撃力の作用により、超微粉がトナ
ー表面に強く付着し埋め込まれて遊離超微粉を減少させ
るとともに、分級ローターの衝撃力による分散効果によ
り分級効率が向上し、トナー製品側への超微粉の混入を
防止できること、さらに同様の理由により遊離荷電制御
剤の発生が防止できることによる。従来の粒子の軽重で
篩分ける風力分級器によってはこのような効果は得られ
ない。
【0020】上記のような分級ロータ型分級器としては
ターボクラシファイアー(日清エンジニアリング社製)、
アキュカット(日本ドナルドソン社製)等種々知られてい
る。これらの中でも、ティープレックス超微粉分級機1
00〜1000ATPシリーズ(ホソカワミクロン社
製)が好ましい。このシリーズの中でティープレックス
マルチホイール型分級機の概略構成図を図2および図3
に記載する。図2は中央垂直断面図であり、図3は分級
部の水平断面図である。
【0021】原料(小粒径粒子)は、原料投入口(1
2)から装入され、図2に示されたようにロータリバル
ブを介してか、あるいは流入空気と一緒に分級室内に運
ばれる。流入空気は分級機内で例えば矢印のごとく下か
ら上に流れる。その流れに従って、原料は上昇し、分級
部(11)に入り分級され、分級物が共通微粉排出口
(13)より取り出される。分級部(11)は個別駆動
方式による分級ローターが水平に複数個取り付けられて
いる。共通のスピードコントロールは、1台の周波数変
換機を通して行われる。分級機には粗粉排出口(14)に
粗粉分級機が組み込まれており、微粉精度の向上が図ら
れている。また、原料としての小粒径粒子は分級ロータ
型分級機に供給される前に、風力分級したものを使用し
てもよい。
【0022】以下、さらに具体的実施例を用いて本発明
を説明する。
【実施例】実施例1 ・スチレンアクリル系共重合樹脂 100重量部 (Mn:5000、Mw/Mn:48(GPC測定) ・カーボンブラック(MA#8;三菱化成工業社製) 8重量部 ・ニグロシン系染料(ボントロンN-01;三洋化成工業社製) 5重量部 ・低分子量ポリプロピレン 2.5重量部 (ビスコール550P;三洋化成工業社製) 以上の材料を高速回転羽根型混合機で混合した。得られ
た混合物を連続押し出し混練機で混練した。混練物を冷
却後ハンマーミルで粗粉砕し、重量平均粒径2mmの粗
粉砕粒子を得た。
【0023】得られた粗粉砕粒子を機械式衝撃粉砕機
(クリプトロンKTMO型;川崎重工業社製)で粉砕
し、重量平均粒径11μmの中粉砕粒子を得た。
【0024】得られた中粉砕粒子を、ジェット粉砕機
(I−5;日本ニューマチック工業社製)と気流分級機
(DS−5;日本ニューマチック工業社製)を組み合わ
せて作った閉回路中で微粉砕し、小粒径粒子を得た。
【0025】得られた小粒径粒子を、分級ロータ型分級
機(ティープレックス型分級機タイプ(ATP10
0);ホソカワミクロン社製)を使用して、回転数11
500rpm(ロータ周速:30m/sec)の条件下
で分級し、重量平均粒径8.5μmのトナー粒子を得
た。なおこのトナー粒子径の平均粒径に対する中粉砕粒
子の平均粒径は1.29であった。
【0026】最後に、得られたトナー粒子に疎水性シリ
カ(R−976:日本アエロジル社製)を0.2重量%
添加混合しトナーAを得た。
【0027】実施例2 実施例1で得られた小粒径粒子を気流式分級機(DS−
5UR;日本ニューマチック工業社製)で微粉分級を行
なった。その後、実施例1と同条件下で、回転羽根式分
級機で再度分級を行っい重量平均8.5μmのトナー粒
子を得た。得られたトナー粒子を実施例1と同様にして
後処理を行いトナーBを得た。
【0028】実施例3 実施例1で得られたトナー粒子を、回転羽根式分級機で
再度分級した。このとき回転数は実施例1と同一とした
が、製品回収率を低下させないために分級点を下げて分
級を行った。こうして重量平均粒径8.5μmのトナー
粒子を得た。得られたトナー粒子を実施例1と同様にし
て後処理を行いトナーCを得た。
【0029】実施例4 実施例1において重量平均粒径17μmの中粉砕粒子を
得た以外は実施例1と同様にして重量平均粒径8.5μ
mのトナーDを得た。
【0030】比較例1 実施例1において、回転羽根式分級機を使用せず、気流
式の2段分級を行なった以外実施例1と同様にして重量
平均粒径8.5μmのトナーHAを得た。
【0031】比較例2 実施例1において、中粉砕粒子を得る工程を行わなかっ
た以外実施例1と同様にして重量平均粒径8.5μmの
トナーHBを得た。
【0032】比較例3 実施例1において、中粉砕粒子を得る工程を行わず、か
つ回転羽根式分級機を使用せず、気流式の微粉分級を行
った以外実施例1と同様にして重量平均粒径8.5μm
のトナーHCを得た。
【0033】比較例4 比較例1においてシリカ添加剤を0.4重量%とした以
外、比較例1と同様にして重量平均粒径8.5μmのト
ナーHDを得た。
【0034】比較例5 実施例1において、中粉砕粒子の粒径を17.5μmと
すること以外実施例1と同様にして重量平均粒径8.5
μmのトナーHEを得た。
【0035】比較例6 実施例1において、中粉砕粒子の粒径を8.9μmとす
ること以外実施例1と同様にして重量平均粒径8.5μ
mのトナーHEを得た。
【0036】以上の実施例1〜6および比較例1〜6の
各トナーの製造方法を簡単に表1および表2にまとめ
た。
【0037】
【評価】
(1) 生産能力 比較例2における生産能力を1.0にしたときの各例の
生産能力を倍率で表した。本実施例にいう生産能力とは
粉砕分級ラインから時間当りに得られる製品量いう。
【0038】(2)帯電性 別途調製したバインダー型キャリア(平均粒径65μ
m)とトナー混合比5wt%で混合し、回転円筒型撹拌
機で3分間混合したときのトナー帯電量(Q1)と1時
間混合したときのトナー帯電量(Q2)の比(Q1
2)をとり、以下のように評価した。 ◎:0.85以上 ○:0.75〜0.85未満 △:0.65〜0.75未満 ×:0.65未満
【0039】なお、バインダー型キャリアはフェライト
粉とスチレン−アクリル樹脂を混合し、これを加熱溶融
したものを冷却後粉砕・分級することにより調製した。
【0040】(3)耐刷性 現像剤としては、上記のバインダー型キャリア(平均粒
径65μm)と各例のトナーとの混合比5wt%で混合
し、回転円筒型撹拌機で10時間混合したものを使用し
た。
【0041】複写機としては、ミノルタカメラ社製の複
写機EP−8600の感光体を負帯電型の有機系感光体
に変更したものを用いた。
【0042】100000枚の複写を行なった後、複写
紙へのトナーカブリおよびトナー飛散を評価した。
【0043】トナーカブリは目視で白地部のカブリを観
察評価し、以下のようにランク付を行った。 R−5:全く白紙同様であった。 R−4:目視ではカブリが判別できなかった。 R−3:実用上問題ない。 R−2:カブリが少し認められた。 R−1:実用上使用できない。
【0044】トナー飛散は複写機の通紙汚れの如何を観
察しすることにより評価した。
【0045】上記のトナーカブリおよびトナー飛散を総
合的に評価し、以下のようにランク付けした。 ◎: R−5、通紙汚れは観察されなかった。 ○: R−4、通紙汚れは観察されなかった。 △: R−3、通紙汚れは観察されなかった。 ×: R−2、通紙汚れが少し観察された。 ××:R−1、通紙汚れがひどかった。
【0046】(4)耐熱性 ガラスビン(全体の大きさ50ml、口の大きさ直径2
cm)にトナーを10g入れ、50℃で24時間恒温槽
中に保管した。ガラスビンを恒温槽から取り出し、トナ
ーのガラスビンからの排出性を評価し、以下のようにラ
ンク付した。 ◎:ビンを恒温槽から取り出し後、すぐにトナー粉は流
動し、ビンからスムーズに排出した。 ○:ビンを数回振ることにより、トナー粉は流動し、ビ
ンからスムーズに排出した。 △:ビンを激しく振ることにより、トナー粉は流動し、
ビンからスムーズに排出した。 ×:ビンを激しく振ってもトナー凝集物が残った。ビン
からの排出は可能であった。 ××:トナーがブロック化し、ビンからの排出が不可能
であった。
【0047】(5)環境性 耐刷性の評価で用いた現像剤を使用し、20℃15%の
環境(N/L)下、および30℃80%の環境(H/
H)下で10時間混合した後のトナー帯電量を測定し、
N/L環境下での帯電量に対するH/H環境下での帯電
量の変化率により評価し、以下のようにランク付けし
た。 ◎:変化率10%未満。 ○:変化率10%以上20%未満 △:変化率20%以上30%未満 ×:変化率30%以上
【0048】(6)総合評価 上記評価(1)〜(5)を総合的に評価し、以下のよう
にランク付した。 ◎ :全てにおいて問題なし(全項目◎) ○ :全てにおいて○以上であるもの △ :半分以上の項目が△であるもの × :致命欠点(×)が1項目あるもの ××:致命欠点(×)が2項目以上あるもの 以上の結果を下記表1および表2にまとめた。
【0049】
【表1】
【0050】
【表2】
【0051】
【発明の効果】 本発明の電子写真用トナーの製造方法
に従うと、帯電性、耐刷性(耐久性)、耐熱性、流動性
および環境性が向上した小粒径トナーを生産効率よく製
造することのできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 高速気流中衝撃粉砕装置例の概略構成図を示
す。
【図2】 分級ロータ型分級機の一例であって、その中
央垂直断面図を表す。
【図3】 図2の分級ロータ型分級機の分級部の水平断
面図を表す。
【符号の説明】
1:ローター、2:ステータ、3:吸気口、4:排気
口、5:電動機、11:分級部、12:原料投入口、1
3:共通微粉排出口、14:粗粉分級機

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粗粉砕粒子から高速気流中衝撃粉砕によ
    り得た平均粒径10〜19μmの中粉砕粒子を、ジェッ
    ト気流式粉砕により、平均粒径5〜10μm未満を有す
    る小粒径粒子を得、次いで得られた小粒径粒子を分級ロ
    ータ型分級機で分級することを特徴とする電子写真用ト
    ナーの製造方法。
JP5194656A 1993-08-05 1993-08-05 電子写真用トナーの製造方法 Pending JPH0749583A (ja)

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JP5194656A JPH0749583A (ja) 1993-08-05 1993-08-05 電子写真用トナーの製造方法
US08/578,395 US6300031B1 (en) 1993-08-05 1995-12-22 Method for manufacturing an electrophotographic toner

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JP2005196142A (ja) * 2003-12-12 2005-07-21 Ricoh Co Ltd トナー、その製造方法、現像剤及び画像形成方法並びに画像形成装置

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