JPH091459A - 鋼板のディスケ−リング方法およびその装置 - Google Patents
鋼板のディスケ−リング方法およびその装置Info
- Publication number
- JPH091459A JPH091459A JP17439795A JP17439795A JPH091459A JP H091459 A JPH091459 A JP H091459A JP 17439795 A JP17439795 A JP 17439795A JP 17439795 A JP17439795 A JP 17439795A JP H091459 A JPH091459 A JP H091459A
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- rotational position
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- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 鋼板の幅に応じて遠心投射装置による自動的
に研掃材の投射方向を制御する鋼板のディスケ−リング
方法及びその装置を提供する。 【構成】 搬送されてくる鋼板3の上方に該鋼板3の搬
送方向と交差する方向に間隔をおいて複数配置されかつ
コントロ−ルケ−ジを回動位置変更させ得るように構成
した遠心投射装置をもって鋼板をディスケ−リング方法
において、前記搬送されてくる鋼板3の幅を検出手段6
により予め検出する工程と、該検出した鋼板3の幅の検
出信号を前記コントロ−ルケ−ジ8の回動位置指令信号
に変換して駆動装置5に指令する工程と、該回動位置指
令信号に応じて少なくともひとつの前記コントロ−ルケ
−ジ8を前記駆動手段5により位置調整する工程と、を
具備したことを特徴とする鋼板のディスケ−リング方法
及びその装置。
に研掃材の投射方向を制御する鋼板のディスケ−リング
方法及びその装置を提供する。 【構成】 搬送されてくる鋼板3の上方に該鋼板3の搬
送方向と交差する方向に間隔をおいて複数配置されかつ
コントロ−ルケ−ジを回動位置変更させ得るように構成
した遠心投射装置をもって鋼板をディスケ−リング方法
において、前記搬送されてくる鋼板3の幅を検出手段6
により予め検出する工程と、該検出した鋼板3の幅の検
出信号を前記コントロ−ルケ−ジ8の回動位置指令信号
に変換して駆動装置5に指令する工程と、該回動位置指
令信号に応じて少なくともひとつの前記コントロ−ルケ
−ジ8を前記駆動手段5により位置調整する工程と、を
具備したことを特徴とする鋼板のディスケ−リング方法
及びその装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋼板の幅に応じて自動
的に遠心投射装置による研掃材の投射方向を制御して鋼
板のディスケ−リングをする方法およびその装置に関す
る。
的に遠心投射装置による研掃材の投射方向を制御して鋼
板のディスケ−リングをする方法およびその装置に関す
る。
【0002】
【従来技術と問題点】従来、鋼板のディスケ−リングに
際し、研掃材のムダ打ちを少なくするため、鋼板の幅に
応じて複数の遠心投射装置による研掃材の投射方向を変
え研掃材の投射領域を制御する方法は公知である(特開
昭61−257774号公報)。この方法では、研掃材
の投射方向は、必要に応じて手動でコントロ−ルケ−ジ
を回動させて突出口の向きを変えていた。しかしなが
ら、この方法において、コントロ−ルケ−ジを回動させ
るためには、研掃装置を止めて行う必要があった。この
ため、鋼板の幅がしばしば変わる場合には、その鋼板の
幅に合わせるため頻繁にディスケ−リング作業が中断し
ていた。一方、ディスケ−リング作業の継続を重視すれ
ば、広い幅の鋼板を基準として研掃材の投射領域を設定
することになり、この設定に狭い幅の鋼板が搬送されて
処理をする場合には研掃材のムダ打ちを招来していた。
本発明はこれらの問題に鑑みなされたものであり、鋼板
の幅に応じて自動的に遠心投射装置による研掃材の投射
方向を制御して鋼板のディスケ−リングをする方法及び
その装置を提供することを目的とする。
際し、研掃材のムダ打ちを少なくするため、鋼板の幅に
応じて複数の遠心投射装置による研掃材の投射方向を変
え研掃材の投射領域を制御する方法は公知である(特開
昭61−257774号公報)。この方法では、研掃材
の投射方向は、必要に応じて手動でコントロ−ルケ−ジ
を回動させて突出口の向きを変えていた。しかしなが
ら、この方法において、コントロ−ルケ−ジを回動させ
るためには、研掃装置を止めて行う必要があった。この
ため、鋼板の幅がしばしば変わる場合には、その鋼板の
幅に合わせるため頻繁にディスケ−リング作業が中断し
ていた。一方、ディスケ−リング作業の継続を重視すれ
ば、広い幅の鋼板を基準として研掃材の投射領域を設定
することになり、この設定に狭い幅の鋼板が搬送されて
処理をする場合には研掃材のムダ打ちを招来していた。
本発明はこれらの問題に鑑みなされたものであり、鋼板
の幅に応じて自動的に遠心投射装置による研掃材の投射
方向を制御して鋼板のディスケ−リングをする方法及び
その装置を提供することを目的とする。
【0003】
【問題解決のための手段】上記の目的を達成するため、
本発明における鋼板のディスケ−リング方法は、搬送さ
れてくる鋼板の上方に、該鋼板の搬送方向と交差する方
向に間隔をおいて複数配置されかつコントロ−ルケ−ジ
を回動位置変更させ得るように構成した遠心投射装置を
もって投射材を鋼板に向けて投射する鋼板のディスケ−
リング方法において、前記搬送されてくる鋼板の幅を予
め検出手段により検出する工程と、該検出した鋼板の幅
の検出信号を前記コントロ−ルケ−ジの回動位置指令信
号に変換して駆動手段に指令する工程と、該回動位置指
令信号に応じて少なくともひとつの前記コントロ−ルケ
−ジを前記駆動手段により回動位置調整する工程と、を
具備したことを特徴とする。また、上記の目的を達成す
るため、本発明における鋼板のディスケ−リング装置
は、キャビネットに対し、左右に貫通する鋼板搬送用の
コンベアを設けると共に、該コンベアの上方に該鋼板の
搬送方向と交差する方向に間隔をおいて複数配置されか
つコントロ−ルケ−ジを回動位置変更可能に構成した遠
心投射装置とを備えた鋼板ディスケ−リング装置におい
て、前記コンベアにおけるキャビネットの入口側の外側
に設けられて前記鋼板の幅を検出する検出手段と、該検
出手段に電気的に接続されて該検出手段により検出され
た検出信号を前記コントロ−ルケ−ジの回動位置指令信
号に変換する変換手段と、前記変換手段に電気的に接続
されて該変換手段から出力される回動位置指令信号に応
じて前記コントロ−ルケ−ジを回動位置変更させる駆動
手段5と、を備えたことを特徴とする。
本発明における鋼板のディスケ−リング方法は、搬送さ
れてくる鋼板の上方に、該鋼板の搬送方向と交差する方
向に間隔をおいて複数配置されかつコントロ−ルケ−ジ
を回動位置変更させ得るように構成した遠心投射装置を
もって投射材を鋼板に向けて投射する鋼板のディスケ−
リング方法において、前記搬送されてくる鋼板の幅を予
め検出手段により検出する工程と、該検出した鋼板の幅
の検出信号を前記コントロ−ルケ−ジの回動位置指令信
号に変換して駆動手段に指令する工程と、該回動位置指
令信号に応じて少なくともひとつの前記コントロ−ルケ
−ジを前記駆動手段により回動位置調整する工程と、を
具備したことを特徴とする。また、上記の目的を達成す
るため、本発明における鋼板のディスケ−リング装置
は、キャビネットに対し、左右に貫通する鋼板搬送用の
コンベアを設けると共に、該コンベアの上方に該鋼板の
搬送方向と交差する方向に間隔をおいて複数配置されか
つコントロ−ルケ−ジを回動位置変更可能に構成した遠
心投射装置とを備えた鋼板ディスケ−リング装置におい
て、前記コンベアにおけるキャビネットの入口側の外側
に設けられて前記鋼板の幅を検出する検出手段と、該検
出手段に電気的に接続されて該検出手段により検出され
た検出信号を前記コントロ−ルケ−ジの回動位置指令信
号に変換する変換手段と、前記変換手段に電気的に接続
されて該変換手段から出力される回動位置指令信号に応
じて前記コントロ−ルケ−ジを回動位置変更させる駆動
手段5と、を備えたことを特徴とする。
【0004】
【作用】本発明は上記のような解決手段を用いることに
より、研掃作業を中断することなく鋼板の幅に応じて、
研掃材の投射領域を変更して鋼板のディスケ−リングが
できる。
より、研掃作業を中断することなく鋼板の幅に応じて、
研掃材の投射領域を変更して鋼板のディスケ−リングが
できる。
【0005】
【実施例1】以下本発明の実施例を図面にもとづいて詳
しく説明する。図1は本発明の実施例を示す全体構成を
示す一部断面概略図である。鋼板3のディスケ−リング
装置のキャビネット1には、コンベア2が左右に貫通し
ている。コンベア2の上部には鋼板3が左側から右側に
搬送される。キャビネット1の上部には、並列した3
組、合計6個の遠心投射装置4が配設されており、該遠
心投射装置4には、各々、コントロ−ルケ−ジ8(図4
参照)の回動位置を調節するため、駆動手段5として電
動シリンダが設けられている。 一方、キャビネット1
の前方からキャビネット1内に搬送される鋼板3の上下
位置には、検出手段6として所定間隔(例えば200m
m)で複数の光センサが一列に設けられている(図
2)。各検出手段6は、鋼板3により遮光される場合に
はOFF信号を出力し、一列の検出手段6で、鋼板3の
幅に対応した検出信号を出力することができる。さら
に、各検出手段6aは、演算装置を含む変換手段7に電
気的に連結されており、該検出手段6による検出信号を
コントロ−ルケ−ジ8の回動位置指令信号に変換する。
この変換手段7にはマイクロコンピュ−タが使用されて
いる。該変換手段7は、前記駆動手段5に電気的に連結
されており、駆動手段5は回動指令信号によりコントロ
−ルケ−ジ8の回動位置を調節位置決めする。
しく説明する。図1は本発明の実施例を示す全体構成を
示す一部断面概略図である。鋼板3のディスケ−リング
装置のキャビネット1には、コンベア2が左右に貫通し
ている。コンベア2の上部には鋼板3が左側から右側に
搬送される。キャビネット1の上部には、並列した3
組、合計6個の遠心投射装置4が配設されており、該遠
心投射装置4には、各々、コントロ−ルケ−ジ8(図4
参照)の回動位置を調節するため、駆動手段5として電
動シリンダが設けられている。 一方、キャビネット1
の前方からキャビネット1内に搬送される鋼板3の上下
位置には、検出手段6として所定間隔(例えば200m
m)で複数の光センサが一列に設けられている(図
2)。各検出手段6は、鋼板3により遮光される場合に
はOFF信号を出力し、一列の検出手段6で、鋼板3の
幅に対応した検出信号を出力することができる。さら
に、各検出手段6aは、演算装置を含む変換手段7に電
気的に連結されており、該検出手段6による検出信号を
コントロ−ルケ−ジ8の回動位置指令信号に変換する。
この変換手段7にはマイクロコンピュ−タが使用されて
いる。該変換手段7は、前記駆動手段5に電気的に連結
されており、駆動手段5は回動指令信号によりコントロ
−ルケ−ジ8の回動位置を調節位置決めする。
【0006】上記のように構成された装置の動作につい
て述べる。図1において入口側である左側より、コンベ
ア2上を鋼板3が搬送されてくると、検出手段6として
の各光センサは作動状態となり、そのON−OFFの検
出信号を演算装置を含む変換手段7に送る。該変換手段
7では前記検出手段6による検出信号をコントロ−ルケ
−ジ8の回動位置を指令する信号に変換する。この変換
に用いられる鋼板3の幅とコントロ−ルケ−ジ8の回動
位置指令信号の関係を示したのが図3である。
て述べる。図1において入口側である左側より、コンベ
ア2上を鋼板3が搬送されてくると、検出手段6として
の各光センサは作動状態となり、そのON−OFFの検
出信号を演算装置を含む変換手段7に送る。該変換手段
7では前記検出手段6による検出信号をコントロ−ルケ
−ジ8の回動位置を指令する信号に変換する。この変換
に用いられる鋼板3の幅とコントロ−ルケ−ジ8の回動
位置指令信号の関係を示したのが図3である。
【0007】図3において、縦軸は、コントロ−ルケ−
ジ8の回動位置指令信号すなわち、投射材の投射領域分
布の基準位置をキャビネット1の右端Sからの距離で示
した回動位置指令信号を示す(キャビネット1の断面図
(図5〜図8)参照)。横軸は、変換手段6の検出信号
が演算装置により演算された結果求められた鋼板3の幅
である。ここで、鋼板3の幅が演算装置により演算され
ると、それに対応して、コントロ−ルケ−ジ8の回動位
置の指令信号すなわち、投射材の投射領域分布の基準位
置が決定される。例えば、図3において鋼板3の幅がa
と演算された場合、図5に示すように投射領域を広くす
るために、Aにコントロ−ルケ−ジ8の回動位置がくる
ように駆動手段5に指令信号が出される。また、図3に
おいて鋼板3の幅がbと演算された場合、図7に示すよ
うに投射領域を狭くするために、Bにコントロ−ルケ−
ジ8の回動位置がくるように駆動手段5に指令信号が出
される。
ジ8の回動位置指令信号すなわち、投射材の投射領域分
布の基準位置をキャビネット1の右端Sからの距離で示
した回動位置指令信号を示す(キャビネット1の断面図
(図5〜図8)参照)。横軸は、変換手段6の検出信号
が演算装置により演算された結果求められた鋼板3の幅
である。ここで、鋼板3の幅が演算装置により演算され
ると、それに対応して、コントロ−ルケ−ジ8の回動位
置の指令信号すなわち、投射材の投射領域分布の基準位
置が決定される。例えば、図3において鋼板3の幅がa
と演算された場合、図5に示すように投射領域を広くす
るために、Aにコントロ−ルケ−ジ8の回動位置がくる
ように駆動手段5に指令信号が出される。また、図3に
おいて鋼板3の幅がbと演算された場合、図7に示すよ
うに投射領域を狭くするために、Bにコントロ−ルケ−
ジ8の回動位置がくるように駆動手段5に指令信号が出
される。
【0008】次に、変換手段7から回動位置指令信号が
駆動手段5である電動シリンダに送られ、該回動位置指
令信号によりコントロ−ルケ−ジ8の回動位置を調節位
置決めするように駆動する。この駆動により、投射材の
投射方向を変えて投射領域をコントロ−ルすることがで
きる。
駆動手段5である電動シリンダに送られ、該回動位置指
令信号によりコントロ−ルケ−ジ8の回動位置を調節位
置決めするように駆動する。この駆動により、投射材の
投射方向を変えて投射領域をコントロ−ルすることがで
きる。
【0009】従って、本発明によれば、図8の斜線で示
すような投射材のムダ打ちを自動的に防止できる。
すような投射材のムダ打ちを自動的に防止できる。
【0010】本実施例においては、鋼板3の幅の検出手
段6は光センサを上下一対として一列に並べたものを用
いたが、通常使用されるエリアセンサなど、鋼板3の幅
の検出ができれば、その種類は問わない。
段6は光センサを上下一対として一列に並べたものを用
いたが、通常使用されるエリアセンサなど、鋼板3の幅
の検出ができれば、その種類は問わない。
【0011】本実施例においては、鋼板3の幅とコント
ロ−ルケ−ジ8の開口位置の関係を図3のように、鋼板
3の最も広い基準幅に対するコントロ−ルゲ−ジの開口
位置Aと鋼板3の最も狭い基準幅に対するコントロ−ル
ゲ−ジの開口位置Bとを決め、その間の鋼板3の幅に対
してコントロ−ルケ−ジ8の開口位置を鋼板3の幅の増
大に従って緩やかに変更させるとともに、鋼板3の最も
広い基準幅より広い幅の鋼板3に対しては最も広い鋼板
3の基準幅と同じコントロ−ルケ−ジ8の開口位置を適
用し、鋼板3の最も狭い基準幅より狭い幅の鋼板3に対
しては最も狭い鋼板3の基準幅と同じコントロ−ルケ−
ジ8の開口位置を指令することとしたが、コントロ−ル
ケ−ジ8の開口位置を鋼板3の幅の増大に従って階段状
に変更させて指令してもよい。
ロ−ルケ−ジ8の開口位置の関係を図3のように、鋼板
3の最も広い基準幅に対するコントロ−ルゲ−ジの開口
位置Aと鋼板3の最も狭い基準幅に対するコントロ−ル
ゲ−ジの開口位置Bとを決め、その間の鋼板3の幅に対
してコントロ−ルケ−ジ8の開口位置を鋼板3の幅の増
大に従って緩やかに変更させるとともに、鋼板3の最も
広い基準幅より広い幅の鋼板3に対しては最も広い鋼板
3の基準幅と同じコントロ−ルケ−ジ8の開口位置を適
用し、鋼板3の最も狭い基準幅より狭い幅の鋼板3に対
しては最も狭い鋼板3の基準幅と同じコントロ−ルケ−
ジ8の開口位置を指令することとしたが、コントロ−ル
ケ−ジ8の開口位置を鋼板3の幅の増大に従って階段状
に変更させて指令してもよい。
【0012】なお、図3においてコントロ−ルケ−ジ8
の開口位置が鋼板3の基準幅より広くなっているところ
と基準幅より狭くなっているところで一定となっている
のは、基準外の幅の鋼板3が搬送されても、キャビネッ
ト1自体を研掃することがないようにするためである。
の開口位置が鋼板3の基準幅より広くなっているところ
と基準幅より狭くなっているところで一定となっている
のは、基準外の幅の鋼板3が搬送されても、キャビネッ
ト1自体を研掃することがないようにするためである。
【0013】本実施例においては、駆動手段5の動きに
応じて複数の遠心投射装置4のうちの一方の遠心投射装
置4が研掃材の投射方向を変えることにより、投射領域
の制御を自動的に行ったが、キャビネット1の幅の中央
に投射材の投射領域分布の基準位置を設定し、複数の遠
心投射装置の両方について研掃材の投射方向を変えても
よい。
応じて複数の遠心投射装置4のうちの一方の遠心投射装
置4が研掃材の投射方向を変えることにより、投射領域
の制御を自動的に行ったが、キャビネット1の幅の中央
に投射材の投射領域分布の基準位置を設定し、複数の遠
心投射装置の両方について研掃材の投射方向を変えても
よい。
【0014】また、本実施例においては、鋼板の上面の
みをディスケ−リングする場合を示したが、上下面を同
時にディスケ−リングする場合にも適用できることは言
うまでもない。
みをディスケ−リングする場合を示したが、上下面を同
時にディスケ−リングする場合にも適用できることは言
うまでもない。
【0015】
【発明の効果】本発明による鋼板のディスケ−リング方
法は上記の説明から明らかなように、研掃前に鋼板の幅
を検出し、これをコントロ−ルケ−ジの回動位置に変換
してコントロ−ルケ−ジの駆動装置を自動的に調整でき
るようにしたから、ディスケ−リング作業を中断するこ
となく鋼板の幅に応じた研掃材の投射方向の制御ができ
る。この結果、研掃材のムダ打ちを防ぎつつ効率よくデ
ィスケ−リングを行うことができる。 以上のように本
発明が産業界に与える効果は著大である。
法は上記の説明から明らかなように、研掃前に鋼板の幅
を検出し、これをコントロ−ルケ−ジの回動位置に変換
してコントロ−ルケ−ジの駆動装置を自動的に調整でき
るようにしたから、ディスケ−リング作業を中断するこ
となく鋼板の幅に応じた研掃材の投射方向の制御ができ
る。この結果、研掃材のムダ打ちを防ぎつつ効率よくデ
ィスケ−リングを行うことができる。 以上のように本
発明が産業界に与える効果は著大である。
【図1】本発明の実施例を示す全体構成を示す一部断面
概略正面図である。
概略正面図である。
【図2】本発明の鋼板の幅を検出する検出手段を示す一
部断面概略側面図である。
部断面概略側面図である。
【図3】本発明の変換手段に用いられる鋼板幅とコント
ロ−ルケ−ジ開口位置の関係を示すグラフである。
ロ−ルケ−ジ開口位置の関係を示すグラフである。
【図4】本発明における遠心投射装置と駆動手段を示す
一部断面概略図である。
一部断面概略図である。
【図5】本発明の研掃状態を示す一部断面概略側面図で
ある。
ある。
【図6】本発明の研掃状態を示す一部断面概略側面図で
ある。
ある。
【図7】本発明の研掃状態を示す一部断面概略側面図で
ある。
ある。
【図8】ムダ打ち範囲を示す一部断面概略側面図であ
る。
る。
1 キャビネット 3 鋼板 4 遠心投射装置 5 駆動手段 6 検出手段 7 変換手段 8 コントロ−ルケ−ジ
Claims (2)
- 【請求項1】 搬送されてくる鋼板3の上方に、該鋼板
3の搬送方向と交差する方向に間隔をおいて複数配置さ
れかつコントロ−ルケ−ジを回動位置変更させ得るよう
に構成した遠心投射装置をもって投射材を鋼板に向けて
投射する鋼板のディスケ−リング方法において、前記搬
送されてくる鋼板3の幅を予め検出手段6により検出す
る工程と、 該検出した鋼板3の幅の検出信号を前記コントロ−ルケ
−ジ8の回動位置指令信号に変換して駆動手段5に指令
する工程と、 該回動位置指令信号に応じて少なくともひとつの前記コ
ントロ−ルケ−ジ8を前記駆動手段5により回動位置調
整する工程と、 を具備したことを特徴とする鋼板のディスケ−リング方
法。 - 【請求項2】 キャビネット1に対し、左右に貫通す
る鋼板搬送用のコンベア2を設けると共に、該コンベア
2の上方に該鋼板の搬送方向と交差する方向に間隔をお
いて複数配置されかつコントロ−ルケ−ジ8を回動位置
変更可能に構成した遠心投射装置4とを備えた鋼板ディ
スケ−リング装置において、 前記コンベア2におけるキャビネット1の入口側の外側
に設けられて前記鋼板3の幅を検出する検出手段6と、
該検出手段6に電気的に接続されて該検出手段6により
検出された検出信号を前記コントロ−ルケ−ジ8の回動
位置指令信号に変換する変換手段7と、 前記変換手段7に電気的に接続されて該変換手段7から
出力される回動位置指令信号に応じて前記コントロ−ル
ケ−ジ8を回動位置変更させる駆動手段5と、 を備えたことを特徴とする鋼板のディスケ−リング装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17439795A JPH091459A (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | 鋼板のディスケ−リング方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17439795A JPH091459A (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | 鋼板のディスケ−リング方法およびその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH091459A true JPH091459A (ja) | 1997-01-07 |
Family
ID=15977875
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17439795A Pending JPH091459A (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | 鋼板のディスケ−リング方法およびその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH091459A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0919334A2 (de) * | 1997-11-27 | 1999-06-02 | SCHLICK-Roto-Jet Maschinenbau GmbH | Verfahren zur Strahlbildnachstellung sowie zur Durchführung des Verfahrens geeignetes Schleuderrad |
JP2006055926A (ja) * | 2004-08-18 | 2006-03-02 | Kamei Tekkosho:Kk | 砥粒噴射装置 |
JP2006198708A (ja) * | 2005-01-19 | 2006-08-03 | Nisshin Steel Co Ltd | ショットブラスト方法および装置 |
CN104325410A (zh) * | 2014-11-19 | 2015-02-04 | 满城县永红铸造机械有限公司 | 一种自动喷砂机 |
-
1995
- 1995-06-16 JP JP17439795A patent/JPH091459A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0919334A2 (de) * | 1997-11-27 | 1999-06-02 | SCHLICK-Roto-Jet Maschinenbau GmbH | Verfahren zur Strahlbildnachstellung sowie zur Durchführung des Verfahrens geeignetes Schleuderrad |
EP0919334A3 (de) * | 1997-11-27 | 2000-10-25 | SCHLICK-Roto-Jet Maschinenbau GmbH | Verfahren zur Strahlbildnachstellung sowie zur Durchführung des Verfahrens geeignetes Schleuderrad |
JP2006055926A (ja) * | 2004-08-18 | 2006-03-02 | Kamei Tekkosho:Kk | 砥粒噴射装置 |
JP2006198708A (ja) * | 2005-01-19 | 2006-08-03 | Nisshin Steel Co Ltd | ショットブラスト方法および装置 |
CN104325410A (zh) * | 2014-11-19 | 2015-02-04 | 满城县永红铸造机械有限公司 | 一种自动喷砂机 |
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