JPH0914580A - エルボカバーの粘着コーティングシート - Google Patents

エルボカバーの粘着コーティングシート

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JPH0914580A
JPH0914580A JP18821995A JP18821995A JPH0914580A JP H0914580 A JPH0914580 A JP H0914580A JP 18821995 A JP18821995 A JP 18821995A JP 18821995 A JP18821995 A JP 18821995A JP H0914580 A JPH0914580 A JP H0914580A
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aluminum foil
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】エルボカバーの表面をアルミ箔ガラスクロスで
粘着コーティングするのに使用する、エルボカバーの粘
着コーティングシートを提供する。 【構成】配管の曲り部2aをカバーするに用いる周知の
エルボカバー1と周知のアルミ箔ガラスクロス粘着シー
ト7において、アルミ箔ガラスクロス粘着シート7をエ
ルボカバー1の表面積より一回り大な大きさに裁断し、
その中央部10から周辺部に向って放射状に切り込み1
1を入れて複数枚の単片12を形成して設けた、エルボ
カバーの粘着コーティングシート9であり、該粘着コー
ティングシート9の中央部10をエルボカバー1の背部
1中央に粘着したのち各単片12を順に粘着し、各単片
12の先端を内面側に折り返し粘着して、エルボカバー
の表面にアルミ箔ガラスクロスを粘着コーティングす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】配管の曲り部をカバーするエルボ
カバーの表面をアルミ箔ガラスクロスで粘着コーティン
グするのに使用する、粘着コーティングシートに係り、
該粘着コーティングシートの中央部をエルボカバーの背
部中央に粘着したのち各単片を順に粘着し、各単片の先
端を内面側に折り返し粘着するだけで、極めて迅速に、
また正確かつ美麗に、エルボカバーの表面にアルミ箔ガ
ラスクロスを粘着コーティングできるようにしたエルボ
カバーの粘着コーティングシート、及び、該粘着コーテ
ィングシートによるエルボカバーの粘着コーティング方
法を提供するものである。
【0002】
【従来の課題】現在、建築構築物の屋内外に設置した空
調用配管等の各種の管を断熱材、保温材等で被覆するこ
とが一般的に行われている。上記管を被覆する保温材等
の種類及び施工法などは種々のものがあるが、近時、管
の外周に保温筒を嵌着することが行われている。
【0003】該保温筒は、その外周面を防火耐熱及び補
強のためのアルミ箔ガラスクロス粘着シートで被覆(粘
着コーティング)したものであり、該アルミ箔ガラスク
ロス粘着シートは、厚手のアルミ箔シートとヘッシヤン
クロス状のガラス繊維織布を積層し粘着材を塗布したも
のであって、その粘着剤で保温筒の外周面全体にコーテ
ィングしたものである。
【0004】然して、アルミ箔ガラスクロスを粘着コー
ティングした保温筒を配管に套嵌着したとき、保温筒だ
けでは配管の曲り部(エルボ部、ベンド部)が露出して
しまうため、該曲り部にエルボカバーを取り付けてカバ
ーするようにしている。
【0005】ところが、エルボカバー(例、プラスチッ
ク製)には、その表面を上面アルミ箔ガラスクロスで被
覆したようなものは存在しないため、やむをえず、事後
的にエルボカバーの表面に、手作業によってアルミ箔ガ
ラスクロス粘着テープを粘り着けるようにしているのが
現状である。
【0006】現在、エルボカバーの表面に対するアルミ
箔ガラスクロスの粘着コーティングは、全て手作業で、
狭巾なテープ状に形成したアルミ箔ガラスクロス粘着テ
ープをエルボカバーの目的粘着部分の長さに合わせて一
々切断し、隣接テープの側辺部を重ね合わせ乍ら、次々
と粘着し、またテープの末端を接手部の内面側に折り返
して粘着して、エルボカバーの表面にアルミ箔ガラスク
ロスを粘着コーティングして行っており、
【0007】従って、作業に多くの手数と時間を要し
て、作業効率が低く人件費が高く、製品コストも高くな
る課題があり、
【0008】また、全て手加減で行う作業であるため、
熟練の度合いによって粘着精度及び仕上り外観にばらつ
きが生じ、特に、多数枚の狭巾なテープを貼り合わせた
ままの仕上りとなるため製品、商品としての外観も、ま
た施工後の外観も共に良くない課題があって、その有効
な解決が強く要望されてきたものである。
【0009】そこで、本発明は上記従来の課題を本発明
手段によって有効に解決したものである。
【0010】
【課題を解決する手段】
(エルボカバーの粘着コーティングシート)即ち、本発
明は、配管の曲り部をカバーするに用いるエルボカバー
であり、円弧状の背部及び腹部に続く2方向に円形の接
手部を開口し、腹部を二つ割にした周知のエルボカバー
と、アルミ箔とガラスクロスを積層しガラスクロス側に
接着剤を塗布し剥離紙を貼着した周知のアルミ箔ガラス
クロス粘着シートにおいて、
【0011】上記エルボカバーの表面にアルミ箔ガラス
クロスを粘着コーティングする粘着コーティングシート
であり、上記アルミ箔ガラスクロス粘着シートを上記エ
ルボカバーの表面積より一回り大な大きさに裁断し、そ
の中央部から周辺部に向って放射状に切り込みを入れて
複数枚の単片を形成して設けたものである、エルボカバ
ーの粘着コーティングシートによって、課題を解決した
ものである。
【0012】
【実施例】配管の曲り部2aをカバーするに用いるエル
ボカバー1であり、円弧状の背部4及び腹部5に続く2
方向に円形の接手部6を開口し、腹部5を二つ割にした
周知のエルボカバー1と、アルミ箔7aとガラスクロス
7bを積層しガラスクロス7b側に接着剤7cを塗布し
剥離紙7dを貼着した周知のアルミ箔ガラスクロス粘着
シート7において、
【0013】上記エルボカバー1の表面にアルミ箔ガラ
スクロス7a、7bを粘着コーティングする粘着コーテ
ィングシート9であり、上記アルミ箔ガラスクロス粘着
シート7を上記エルボカバー1の表面積より一回り大な
大きさに裁断し、その中央部10から周辺部に向って放
射状に切り込み11を入れて複数枚の単片12を形成し
て、エルボカバーの粘着コーティングシート9を設けた
ものである。
【0014】図示実施例においては、前記アルミ箔ガラ
スクロス粘着シート7を上記エルボカバー1の表面積よ
り一回り大なビヤ樽形に裁断し、円形の中央部10から
放射状に切り込み11を入れ、左、右の広巾な各1枚の
単片12aと、上、下の狭巾な各複数枚の単片12bを
形成して粘着コーティングシート9を設けたものであ
る。
【0015】エルボカバー1は、実施例をはじめ、主と
してプラスチック製であるが、その材質は板金その他任
意である。
【0016】粘着コーティングシート9は、図示実施例
のビヤ樽形の他、円形、楕円形、方形、長方形、若しく
はエルボカバーの展開形状に略合わせた形、その他、エ
ルボカバー1の表面を隙間なく粘着コーティングできる
形状及び大きさであれば任意である。
【0017】また、エルボカバー1の形状及び大小等に
応じて、粘着コーティングシート9の中央部10の広さ
及び形状(図示、実施例は円形)は任意であり、また、
各単片12の枚数、形状、及び巾等も任意である。
【0018】
【課題を解決する方法】
(エルボカバーの粘着コーティング方法)また、本発明
は、配管の曲り部をカバーするに用いるエルボカバーで
あり、円弧状の背部及び腹部に続く2方向に円形の接手
部を開口し、腹部を二つ割にした周知のエルボカバー
と、アルミ箔とガラスクロスを積層しガラスクロス側に
粘着剤を塗布し剥離紙を貼着した周知のアルミ箔ガラス
クロス粘着シートにおいて、
【0019】上記アルミ箔ガラスクロス粘着シートを上
記エルボカバーの表面積より一回り大な大きさに裁断
し、その中央部から周辺部に向って放射状に切り込みを
入れて複数枚の単片を形成して、粘着コーティングシー
トを設け、
【0020】該粘着コーティングシートの剥離紙を剥が
したのち、その中央部をエルボカバーの背部中央に押し
付けて粘着し、次で各単片を相互にその側辺の一部を重
合し乍ら、背部中央から接手部若しくは腹部に向って粘
着し、各単片の先端を接手部若しくは腹部の内面側に折
り返して粘着して、もって、エルボカバーの表面にアル
ミ箔ガラスクロスを粘着コーティングするようにした、
エルボカバーの粘着コーティング方法によって、課題を
解決したものである。
【0021】
【方法の実施例】上前記アルミ箔ガラスクロス粘着シー
ト9を上記エルボカバー1の表面積より一回り大なビヤ
樽形に裁断し、その円形の中央部10から放射状に切り
込み11を入れ、左、右の広巾な各1枚の単片12a
と、上、下の狭巾な各複数枚の単片12bを形成して、
粘着コーティングシート9を設け、
【0022】該粘着コーティングシート9の剥離紙7d
を剥がしたのち、その中央部10をエルボカバー1の背
部4中央に押し付けて粘着し、次に、背部4中央から接
手部6の中央に粘着する左、右の広巾な単片12aを残
して、上、下の狭巾な各単片12bを上位若しくは下位
のものから順に、背部4中央から接手部6及び腹部5に
向って相互にその側辺の一部を重合し乍ら粘着し、各単
片12bの先端を接手部6及び腹部5の内面側に折り返
して粘着し、最後に左、右の単片12aを背部10中央
から接手部6の中央に向って粘着してその先端を接手部
6の内面側に折り返して粘着して、もって、エルボカバ
ー1の表面にアルミ箔ガラスクロス7a、7bを粘着コ
ーティングするようにした、エルボカバーの粘着コーテ
ィング方法である。
【0023】上記実施例において、例えば、粘着コーテ
ィングシート9に、その中央部10を1番目として各単
片12a、12b毎にエルボカバー1に粘着する順番
(図示例、2〜15番)を設定し、エルボカバー1の背
部4中央に1番目の中央部10を粘着したのち、各単片
12a、12bを設定番号順に粘着して、もって、エル
ボカバー1の表面にアルミ箔ガラスクロス7a、7bを
粘着コーティングするようにすれば、作業者の熟練を要
せずに、極めて効率的に、また高精度に粘着コーティン
グを行い得る。
【0024】
【作用】エルボカバー1に対する本発明粘着コーティン
グシート9によるアルミ箔ガラスクロス7a、7bを粘
着コーティングする作用は、上記発明方法の説明と同じ
である。
【0025】然して、上記によってアルミ箔ガラスクロ
スを粘着コーティングしたエルボカバー1は、配管2に
保温筒3(表面にアルミ箔ガラスクロスをコーティング
してある)を嵌着した配管の曲り部2aに、その両方の
接手部6、6に保温筒3の先端を挿入した状態で套嵌着
して、該曲り部をカバーし、これによって配管の表面全
体を保温筒及びエルボカバーに夫々粘着コーティングし
たアルミ箔ガラスクロスで綺麗に統一した状態に施工す
るものである。
【0026】
【効果】粘着コーティングシートの中央部をエルボカバ
ーの背部中央に粘着したのち単片を順に粘着し、各単片
の先端を内面側に折り返し粘着するだけで、極めて迅速
に、また正確かつ美麗に、エルボカバーの表面にアルミ
箔ガラスクロスを粘着コーティングできる優れた効果が
ある。
【0027】従って、従来、狭巾なアルミ箔ガラスクロ
ス粘着テープを一々使用寸法に切断し乍ら粘着して粘着
コーティングしていたのに比し、革期的に作業能率を向
上し得ると共に、仕上り精度及び外観においても格段に
向上し得る。
【0028】粘着コーティングシートの中央部を1番目
として各単片の粘着順を予じめ作業者に記憶せしめ、若
しくは各単片に粘着順の番号を付しておくなどによっ
て、作業者の熟練を要せずに極めて高能率、高精度に粘
着コーティングを行い得る。
【0029】エルボカバーを配管の曲り部に装着したと
き、最も目に付く部分である背部中央から接手部を結ぶ
中心線周辺を単片の切れ込線が表われない連続した面状
態に粘着コーティングし得て、極めて外観が優れ、また
背部から腹部方向に向って単片の切り込み目が放射光線
状に揃ってスッキリと現われて、観者に機能的で整然と
した好印象を与える効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明粘着コーティングシートを粘着コーティ
ングした実施例のエルボカバーの正面図、平面図、底面
図、及び、右側面図。
【図2】本発明粘着コーティングシートの実施例の正面
図及び側面図。
【図3】保温筒を嵌着した配管の曲り部に本発明粘着コ
ーティングを実施したエルボカバーを装着した一部切断
正面図。
【図4】エルボカバーの1例の一部切断正面図、平面
図、底面図、及び右側面図。
【図5】アルミ箔ガラスクロス粘着シートの一部拡大一
部切断正面図及び横断面図。
【図6】エルボカバーに従来の粘着コーティングテープ
を粘着コーティングした正面図、平面図、底面図、及び
右側面図。
【符号の説明】
1 エルボカバー 2 管(配管) 2a 曲り部(エルボ、ベンド等) 3 保温筒 4 背部 5 腹部 6 接手部 7 アルミ箔ガラスクロス粘着シート 8 従来の粘着コーティングテープ 9 本発明の粘着コーティングシート 10 中央部 11 切り込み 12 単片 12a 左、右の広巾な単片 12b 上、下の狭巾な単片
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年7月9日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 エルボカバーの粘着コーティングシー
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】配管の曲り部をカバーするエルボ
カバーの表面をアルミ箔ガラスクロスで粘着コーティン
グするのに使用する、粘着コーティングシートに係り、
該粘着コーティングシートの粘着中央部をエルボカバー
の背部中央に粘着したのち各粘着単片を順に粘着し、各
粘着単片の先端を内面側に折り返し粘着するだけで、極
めて迅速に、また正確かつ美麗に、エルボカバーの表面
にアルミ箔ガラスクロスを粘着コーティングできるよう
にしたエルボカバーの粘着コーティングシート、該粘着
コーティングシートによるエルボカバーの粘着コーティ
ング方法、及び、エルボカバーの表面に粘着コーティン
グシートを粘着コーティングして設けたアルミ箔ガラス
クロス粘着コーティングエルボカバーを提供するもので
ある。
【0002】
【従来の課題】現在、建築構築物の屋内外に設置した空
調用配管等の各種の管を断熱材、保温材等で被覆するこ
とが一般的に行われている。上記管を被覆する保温材等
の種類及び施工法などは種々のものがあるが、近時、管
の外周に保温筒を嵌着することが行われている。
【0003】該保温筒は、その外周面を防火耐熱及び補
強のためのアルミ箔ガラスクロス粘着シートで被覆(粘
着コーティング)したものであり、該アルミ箔ガラスク
ロス粘着シートは、厚手のアルミ箔シートとヘッシヤン
クロス状のガラス繊維織布を積層し粘着材を塗布したも
のであって、その粘着剤で保温筒の外周面全体にコーテ
ィングしたものである。
【0004】然して、アルミ箔ガラスクロスを粘着コー
ティングした保温筒を配管に套嵌着したとき、保温筒だ
けでは配管の曲り部(エルボ部、ベンド部)が露出して
しまうため、該曲り部にエルボカバーを取り付けてカバ
ーするようにしている。
【0005】ところが、エルボカバー(例、プラスチッ
ク製)には、その表面を上面アルミ箔ガラスクロスで被
覆したようなものは存在しないため、やむをえず、事後
的にエルボカバーの表面に、手作業によってアルミ箔ガ
ラスクロス粘着テープを粘り着けるようにしているのが
現状である。
【0006】現在、エルボカバーの表面に対するアルミ
箔ガラスクロスの粘着コーティングは、全て手作業で、
狭巾なテープ状に形成したアルミ箔ガラスクロス粘着テ
ープをエルボカバーの目的粘着部分の長さに合わせて一
々切断し、隣接テープの側辺部を重ね合わせ乍ら、次々
と粘着し、またテープの末端を接手部の内面側に折り返
して粘着して、エルボカバーの表面にアルミ箔ガラスク
ロスを粘着コーティングして行っており、
【0007】従って、作業に多くの手数と時間を要し
て、作業効率が低く人件費が高く、製品コストも高くな
る課題があり、
【0008】また、全て手加減で行う作業であるため、
熟練の度合いによって粘着精度及び仕上り外観にばらつ
きが生じ、特に、多数枚の狭巾なテープを貼り合わせた
ままの仕上りとなるため製品、商品としての外観も、ま
た施工後の外観も共に良くない課題があって、その有効
な解決が強く要望されてきたものである。
【0009】そこで、本発明は上記従来の課題を本発明
手段によって有効に解決したものである。
【0010】
【課題を解決する手段】 「エルボカバーの粘着コーティングシート」即ち、本発
明は、配管の曲り部をカバーするに用いるエルボカバー
であり、球面状の背部及び円弧状の腹部に続く2方向に
短円筒形の接手部を開口し、腹部を二つ割にした周知の
エルボカバーと、アルミ箔とガラスクロスを積層しガラ
スクロス側に粘着剤を塗布し剥離紙を貼着した周知のア
ルミ箔ガラスクロス粘着シートにおいて、
【0011】上記エルボカバーの表面にアルミ箔ガラス
クロスを粘着コーティングする粘着コーティングシート
であり、上記アルミ箔ガラスクロス粘着シートを上記エ
ルボカバーの表面積より一回り大な大きさに裁断し、円
形の中央部から周辺部に向って放射状に切り込みを切設
して設けた、円形の粘着中央部と放射状の複数枚の粘着
単片からなるエルボカバーの粘着コーティングシートに
よって、課題を解決したものである。
【0012】
【実施例】配管2の曲り部2aをカバーするに用いるエ
ルボカバー1であり、球面状の背部4及び円弧状の腹部
5に続く2方向に短円筒形の接手部6を開口し、腹部5
を二つ割にした周知のエルボカバー1(図4参照)と、
アルミ箔7aとガラスクロス7bを積層しガラスクロス
7b側に粘着剤7cを塗布し剥離紙7dを貼着した周知
のアルミ箔ガラスクロス粘着シート7(図5参照)にお
いて、
【0013】上記エルボカバー1の表面にアルミ箔ガラ
スクロス7a、7bを粘着コーティングする粘着コーテ
ィングシート9であり、上記アルミ箔ガラスクロス粘着
シート7を上記エルボカバー1の表面積より一回り大な
大きさに裁断し、円形の中央部10から周辺部に向って
放射状に切り込み11を切設して、円形の粘着中央部1
0aと放射状の複数枚の粘着単片12からなるエルボカ
バーの粘着コーティングシート9を設けたものである。
【0014】図示実施例においては、前記アルミ箔ガラ
スクロス粘着シート7を上記エルボカバー1の表面積よ
り一回り大なビヤ樽形に裁断し、円形の中央部10から
放射状に切り込み11を切設して、円形の粘着中央部1
0aと放射状の左、右の広巾な各1枚の粘着単片12a
及び上、下の狭巾な各複数枚の粘着単片12bを形成し
て粘着コーティングシート9を設けたものである。(図
2参照)
【0015】エルボカバー1の材質は、プラスチック、
金属等である。
【0016】粘着コーティングシート9は、図示実施例
のビヤ樽形の他、円形、楕円形、方形、長方形、若しく
はエルボカバーの展開形状に略合わせた形、その他、エ
ルボカバー1の表面を隙間なく粘着コーティングできる
形状及び大きさであれば任意である。
【0017】エルボカバー1の形状及び大小等に応じ
て、粘着コーティングシート9の粘着中央部10aの円
の大きさを調節し、また、各粘着単片12の枚数、形
状、及び巾等を調節するものである。
【0018】
【課題を解決する方法】 「エルボカバーの粘着コーティング方法」また、本発明
は、配管の曲り部をカバーするに用いるエルボカバーで
あり、球面状の背部及び円弧状の腹部に続く2方向に短
円筒形の接手部を開口し、腹部を二つ割にした周知のエ
ルボカバーと、アルミ箔とガラスクロスを積層しガラス
クロス側に粘着剤を塗布し剥離紙を貼着した周知のアル
ミ箔ガラスクロス粘着シートにおいて、
【0019】上記アルミ箔ガラスクロス粘着シートを上
記エルボカバーの表面積より一回り大な大きさに裁断
し、円形の中央部から周辺部に向って放射状に切り込み
を切設して、円形の粘着中央部と放射状の複数枚の粘着
単片からなる粘着コーティングシートを設け、
【0020】該粘着コーティングシートの剥離紙を剥が
したのち、円形の粘着中央部をエルボカバーの背部中央
に押し付けて粘着し、次で各粘着単片を相互にその側辺
の一部を重合し乍ら、背部中央から接手部若しくは腹部
に向って粘着し、各粘着単片の先端を接手部若しくは腹
部の内面側に折り返して粘着して、もって、エルボカバ
ーの表面にアルミ箔ガラスクロスを粘着コーティングす
るようにした、エルボカバーの粘着コーティング方法に
よって、課題を解決したものである。
【0021】
【方法の実施例】上前記アルミ箔ガラスクロス粘着シー
ト9を上記エルボカバー1の表面積より一回り大なビヤ
樽形に裁断し、円形の中央部10から放射状に切り込み
11を切設して、円形の粘着中央部10aと放射状の
左、右の広巾な各1枚の粘着単片12a及び上、下の狭
巾な各複数枚の粘着単片12bからなる粘着コーティン
グシート9を設け、
【0022】該粘着コーティングシート9の剥離紙7d
を剥がしたのち、円形の粘着中央部10aをエルボカバ
ー1の背部4中央に押し付けて粘着し、次に、背部4中
央から接手部6の中央に粘着する左、右の広巾な粘着単
片12aを残して、上、下の狭巾な各粘着単片12bを
上位若しくは下位のものから順に、背部4中央から接手
部6及び円弧状の腹部5に向って相互にその側辺の一部
を重合し乍ら粘着し、各粘着単片12bの先端を接手部
6及び円弧状の腹部5の内面側に折り返して粘着し、最
後に左、右の粘着単片12aを背部10中央から接手部
6の中央に向って粘着してその先端を接手部6の内面側
に折り返して粘着して、もって、エルボカバー1の表面
にアルミ箔ガラスクロス7a、7bを粘着コーティング
するようにした、エルボカバーの粘着コーティング方法
である。(図1、図2参照)
【0023】上記実施例において、例えば、粘着コーテ
ィングシート9に、円形の粘着中央部10aを番目と
して各粘着単片12a、12b毎にエルボカバー1に粘
着する順番(図示例、番〜〇15番)を設定し、エルボ
カバー1の背部4中央に番目の粘着中央部10aを粘
着したのち、各粘着単片12a、12bを設定番号順に
粘着して、もって、エルボカバー1の表面にアルミ箔ガ
ラスクロス7a、7bを粘着コーティングするようにす
れば、作業者の熟練を要せずに、極めて効率的に、また
高精度に粘着コーティングを行い得る。(図1、図2参
照)
【0024】
【作用】エルボカバー1に対する本発明粘着コーティン
グシート9によるアルミ箔ガラスクロス7a、7bを粘
着コーティングする作用は、前記の本発明方法の説明と
同じである。
【0025】然して、アルミ箔ガラスクロスを粘着コー
ティングしたエルボカバー1は、配管2に保温筒3(表
面にアルミ箔ガラスクロスをコーティングしてある)を
嵌着した配管の曲り部2aに、その両方の接手部6、6
に保温筒3の先端を挿入した状態で套嵌着して、該曲り
部をカバーし、これによって配管の表面全体を保温筒及
びエルボカバーに夫々粘着コーティングしたアルミ箔ガ
ラスクロスで綺麗に統一した状態に施工するものであ
る。(図3参照)
【0026】
【効果】粘着コーティングシートの粘着中央部をエルボ
カバーの球面状の背部中央に粘着したのち各粘着単片を
順に粘着し、各粘着単片の先端を内面側に折り返し粘着
するだけで、極めて迅速に、また正確かつ美麗に、エル
ボカバーの表面にアルミ箔ガラスクロスを粘着コーティ
ングできる優れた効果がある。
【0027】従って、従来、狭巾なアルミ箔ガラスクロ
ス粘着テープを一々使用寸法に切断し乍ら粘着して粘着
コーティングしていたのに比し、革期的に作業能率を向
上し得ると共に、仕上り精度及び外観においても格段に
向上し得る。
【0028】粘着コーティングシートの粘着中央部を
番目として各粘着単片の粘着順を予じめ作業者に記憶せ
しめ、若しくは各粘着単片に粘着順の番号を付しておく
などによって、作業者の熟練を要せずに極めて高能率、
高精度に粘着コーティングを行い得る。
【0029】エルボカバー1を配管2の曲り部に装着し
たとき、最も目に付く部分である球面状の背部4中央を
円形の粘着中央部10aによって粘着コーティングする
と同時に、該背部4中央から短円筒形の接手部6を結ぶ
中心線周辺を粘着単片12aによって切り込み11の接
合線が表われない連続した面状態に粘着コーティングし
たので、極めて仕上がり外観が優れた粘着コーティング
エルボカバーを提供し得る。
【0030】また、球面状の背部4中央から円弧状の腹
部5方向に向って粘着単片12bの切り込み11の接合
線が背部4中央を中心とする放射光線状に揃ってスッキ
リと現われて、観者に機能的で整然とした好印象を与え
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明粘着コーティングシートを粘着コーティ
ングした実施例のエルボカバーの正面図、平面図、底面
図、及び、右側面図。
【図2】本発明粘着コーティングシートの実施例の正面
図及び側面図。
【図3】保温筒を嵌着した配管の曲り部に本発明粘着コ
ーティングを実施したエルボカバーを装着した一部切断
正面図。
【図4】エルボカバーの1例の一部切断正面図、平面
図、底面図、及び右側面図。
【図5】アルミ箔ガラスクロス粘着シートの一部拡大一
部切断正面図及び横断面図。
【図6】エルボカバーに従来の粘着コーティングテープ
を粘着コーティングした正面図、平面図、底面図、及び
右側面図。
【符号の説明】 1 エルボカバー 2 管(配管) 2a 曲り部(エルボ、ベンド等) 3 保温筒 4 背部 5 腹部 6 接手部 7 アルミ箔ガラスクロス粘着シート 7a アルミ箔 7b ガラスクロス 7c 粘着剤 7d 剥離紙 8 従来の粘着コーティングテープ 9 本発明の粘着コーティングシート 10 中央部 10a 粘着中央部 11 切り込み 12 粘着単片 12a 左、右の広巾な粘着単片 12b 上、下の狭巾な粘着単片
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】配管の曲り部をカバーするに用いるエルボ
    カバーであり、円弧状の背部及び腹部に続く2方向に円
    形の接手部を開口し、腹部を二つ割にした周知のエルボ
    カバーと、 アルミ箔とガラスクロスを積層しガラスクロス側に接着
    剤を塗布し剥離紙を貼着した周知のアルミ箔ガラスクロ
    ス粘着シートにおいて、 上記エルボカバーの表面にアルミ箔ガラスクロスを粘着
    コーティングする粘着コーティングシートであり、 上記アルミ箔ガラスクロス粘着シートを上記エルボカバ
    ーの表面積より一回り大な大きさに裁断し、その中央部
    から周辺部に向って放射状に切り込みを入れて複数枚の
    単片を形成して設けたものである、 エルボカバーの粘着コーティングシート。
  2. 【請求項2】前記アルミ箔ガラスクロス粘着シートを上
    記エルボカバーの表面積より一回り大なビヤ樽形に裁断
    し、円形の中央部から放射状に切り込みを入れ、左、右
    の広巾な各1枚の単片と、上、下の狭巾な各複数枚の単
    片を形成して設けた、 請求項1のエルボカバーの粘着コーティングシート。
  3. 【請求項3】前記エルボカバーは主としてプラスチック
    製であるが、その材質は板金その他任意である、 請求項1のエルボカバーの粘着コーティングシート。
  4. 【請求項4】粘着コーティングシートは、ビヤ樽形の
    他、円形、楕円形、方形、長方形、若しくはエルボカバ
    ーの展開形状に略合わせた形、その他、エルボカバーの
    表面を隙間なく粘着コーティングできる形状及び大きさ
    であれば任意である、 請求項1のエルボカバーの粘着コーティングシート。
  5. 【請求項5】エルボカバーの形状及び大小等に応じて、
    粘着コーティングシートの中央部の広さ及び形状は任意
    であり、また、各単片の枚数、形状、及び巾等も任意で
    ある、 請求項1のエルボカバーの粘着コーティングシ
    ート。
  6. 【請求項6】配管の曲り部をカバーするに用いるエルボ
    カバーであり、円弧状の背部及び腹部に続く2方向に円
    形の接手部を開口し、腹部を二つ割にした周知のエルボ
    カバーと、 アルミ箔とガラスクロスを積層しガラスクロス側に粘着
    剤を塗布し剥離紙を貼着した周知のアルミ箔ガラスクロ
    ス粘着シートにおいて、 上記アルミ箔ガラスクロス粘着シートを上記エルボカバ
    ーの表面積より一回り大な大きさに裁断し、その中央部
    から周辺部に向って放射状に切り込みを入れて複数枚の
    単片を形成して、粘着コーティングシートを設け、 該粘着コーティングシートの剥離紙を剥がしたのち、そ
    の中央部をエルボカバーの背部中央に押し付けて粘着
    し、次で各単片を相互にその側辺の一部を重合し乍ら、
    背部中央から接手部若しくは腹部に向って粘着し、各単
    片の先端を接手部若しくは腹部の内面側に折り返して粘
    着して、もって、エルボカバーの表面にアルミ箔ガラス
    クロスを粘着コーティングするようにした、 エルボカバーの粘着コーティング方法。
  7. 【請求項7】前記アルミ箔ガラスクロス粘着シートを上
    記エルボカバーの表面積より一回り大なビヤ樽形に裁断
    し、その円形の中央部から放射状に切り込みを入れ、
    左、右の広巾な各1枚の単片と、上、下の狭巾な各複数
    枚の単片を形成して、粘着コーティングシートを設け、 該粘着コーティングシートの剥離紙を剥がしたのち、そ
    の中央部をエルボカバーの背部中央に押し付けて粘着
    し、次に、背部中央から接手部の中央に粘着する左、右
    の広巾な単片を残して、上、下の狭巾な各単片を上位若
    しくは下位のものから順に、背部中央から接手部及び腹
    部に向って相互にその側辺の一部を重合し乍ら粘着し、
    各単片の先端を接手部及び腹部の内面側に折り返して粘
    着し、最後に左、右の単片を背部中央から接手部の中央
    に向って粘着してその先端を接手部の内面側に折り返し
    て粘着して、 もって、エルボカバーの表面にアルミ箔ガラスクロスを
    粘着コーティングするようにした、 請求項6のエルボカバーの粘着コーティング方法。
  8. 【請求項8】粘着コーティングシートに、その中央部を
    1番目として各単片毎にエルボカバーに粘着する順番を
    設定し、エルボカバーの背部中央に1番目の中央部を粘
    着したのち、各単片を設定番号順に粘着して、もって、
    エルボカバーの表面にアルミ箔ガラスクロスを粘着コー
    ティングするようにした、 請求項6のエルボカバーの粘着コーティング方法。
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