JPH09145734A - 速度検出装置 - Google Patents

速度検出装置

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JPH09145734A
JPH09145734A JP7300904A JP30090495A JPH09145734A JP H09145734 A JPH09145734 A JP H09145734A JP 7300904 A JP7300904 A JP 7300904A JP 30090495 A JP30090495 A JP 30090495A JP H09145734 A JPH09145734 A JP H09145734A
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speed
phase signal
signal
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counter
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Shinichi Emura
真一 江村
Yoshihiro Fujisaki
好洋 藤崎
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は速度検出装置に関するもので、速度
検出対象の回転方向を検出でき、低速回転時に回転パル
ス信号にチャタリングが生じてもこれが検出誤差となら
ず、さらに、低速回転時にその速度変化に対し迅速に追
従し得ることを目的とする。 【解決手段】 回転パルス発生器8と、エッジ検出回路
3とその出力信号の周期を計測する周期計測カウンタ4
と、4逓倍回路9とその出力信号よりカウントを行うア
ップダウンカウンタ10を具備し、周期計測カウンタ4
のカウント値、または、アップダウンカウンタ10のカ
ウント値に基づき速度を検出し、かつ、検出速度が、ゼ
ロ速度およびゼロ速度近傍の領域の時に、次回の速度検
出をアップダウンカウンタ10のカウント値に基づき行
い、それ以外の時は周期計測カウンタ4のカウント値に
基づいて行う構成としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータ等の速度検
出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、モータ等の速度検出には、その回
転数に比例した周波数のパルス信号を出力する回転パル
ス発生器を設け、そのパルス信号の周期から速度を算出
する速度検出装置が広く利用されている。
【0003】以下に、この種の従来の速度検出装置につ
いて説明する。図8は、従来の速度検出装置のブロック
図である。図8において、回転パルス発生器2はモータ
1の回転数に比例した周波数のパルス信号cを出力する
ものであり、エッジ検出回路3はそのパルス信号cの立
ち上がりエッジを検出してエッジ検出信号dを出力する
ものであり、周期計測カウンタ4はエッジ検出信号dの
入力周期を計測し、その結果を内部の周期データレジス
タ5に書き込むものである。
【0004】また、中央処理装置(以下CPUと称す)
6はデータバス7を介して周期データレジスタ5から計
測した周期データを読み出し、このデータに基づき速度
を算出するものである。
【0005】図9は、回転パルス発生器2の具体的構成
例を示すものである。図9において、リング状マグネッ
ト2aはモータ1の回転軸に固定されており、モータ1
と同一速度で回転する。
【0006】また、磁気センサ2bはモータ1のフレー
ムに固定されており、リング状マグネット2aの磁気を
検出するため、リング状マグネット2aと一定量のわず
かなすき間を保つように配設されている。
【0007】この磁気センサ2bの出力信号は波形処理
回路(図示せず)を介してパルス波形に成形し回転パル
ス信号cとするように構成されている。
【0008】以上の構成において、その動作を説明す
る。図10はモータ1が回転しているときの各部の信号
波形を示すタイムチャートである。リング状マグネット
2aはモータ1の回転軸に固定されているため、モータ
1の回転により磁気センサ2bが検出する磁極は変化
し、回転パルス発生器2の出力信号はモータ1の回転数
に比例した周波数のパルス信号cとなる。このパルス信
号cはエッジ検出回路3にてその立ち上がりエッジが検
出されエッジ検出信号dとなる。周期計測カウンタ4は
その内部で作成した一定周期のクロックパルスをカウン
トしており、エッジ検出信号dの有効レベルである’
H’レベルパルス信号が入力されるとカウント値を周期
データレジスタ5に転送し、同時にカウンタをクリアす
る。よって、周期データレジスタ5のデータは回転パル
ス信号cの立ち上がりエッジ間の周期を計測した最新の
データとなる。CPU6はこの周期データレジスタ5の
データを読み出し、このデータの逆数演算を行うことで
速度を算出する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、モータ1の回転方向が正転と逆転のいずれにあっ
ても、回転パルス発生器2の出力信号cの波形が同じで
あるため速度の絶対値しか検出できず、回転方向が検出
できなかった。また、モータ1が低速で回転している場
合には磁気センサ2bが出力する信号は、時間に対して
緩やかな傾きで変化する信号となるため、この信号を波
形成形した回転パルス信号cの変化点にチャタリングが
生じることがある。この時、このチャタリングによる非
常に短いパルスの周期をも測定してしまうため、大きな
誤差を生じていた。さらに、速度検出を行う周期は回転
パルス信号cの周期と同じであり、速度に依存するわけ
であるから、モータ1が低速で回転するに伴いその速度
の逆数に比例して速度検出周期は長くなってしまう。こ
のため、低速回転時には速度検出周期が極めて長くな
り、速度の変化をとらえにくいという問題があった。
【0010】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、モータ1の回転方向を検出でき、モータ1が低速回
転している場合に、回転パルス信号cにチャタリングが
生じてもこれが検出誤差とならず、さらに、低速回転時
の速度変化を早く検出することのできる速度検出装置を
提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の速度検出装置は、第1に、モータに装着さ
れ、前記モータの回転数に比例した周波数で、かつ、互
いに90度の位相差を有するA相信号とB相信号のパル
ス信号を出力する回転パルス発生器と、A相信号とB相
信号のいずれか一方の信号の立ち上がりもしくは立ち下
がりエッジを検出するエッジ検出回路と、前記エッジ検
出回路の出力信号の周期を計測する周期計測カウンタ
と、前記回転パルス発生器の出力パルス信号を受けて、
A相信号の立ち上がり/立ち下がり両方のエッジのタイ
ミングでB相信号のレベルを検出し、またB相信号の立
ち上がり/立ち下がり両方のエッジのタイミングでA相
信号のレベルを検出することで、アップカウントパルス
信号もしくはダウンカウントパルス信号を出力する4逓
倍回路と、前記4逓倍回路のアップカウントパルス信号
で、アップカウントし、ダウンカウントパルス信号で、
ダウンカウントするアップダウンカウンタとを備え、前
記周期計測カウンタのカウント値、または、前記アップ
ダウンカウンタのカウント値に基づき速度を検出し、か
つ、検出した速度がゼロ速度およびゼロ速度近傍の領域
にある場合に、次回の速度検出をアップダウンカウンタ
のカウント値に基づき行い、それ以外の場合には次回の
速度検出を周期計測カウンタのカウント値に基づき行う
構成としたことを特徴とするものである。
【0012】第2に、上記第1の速度検出装置におい
て、周期計測カウンタのカウント値に基づいた速度検出
からアップダウンカウンタのカウント値に基づいた速度
検出へ切り換える速度と、アップダウンカウンタのカウ
ント値に基づいた速度検出から周期計測カウンタのカウ
ント値に基づいた速度検出へ切り換える速度とには差を
有する構成としたものである。
【0013】第3に、上記第1もしくは第2の速度検出
装置において、アップダウンカウンタのカウント値に基
づいた速度検出と周期計測カウンタのカウント値に基づ
いた速度検出との切り換えは、アップダウンカウンタの
カウント値が4の倍数となる検出速度において行う構成
としたものである。
【0014】これにより、モータの回転方向を検出で
き、モータが低速回転している場合に、回転パルス信号
cにチャタリングが生じてもこれが検出誤差とならず、
さらに、低速回転時の速度変化を早く検出することので
きる速度検出装置を実現できる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、速度検出対象の回転数に比例した周波数で、かつ、
互いに90度の位相差を有するA相信号とB相信号のパ
ルス信号を出力する回転パルス発生器と、A相信号とB
相信号のいずれか一方の信号の立ち上がり、もしくは立
ち下がりエッジを検出するエッジ検出回路と、前記エッ
ジ検出回路の出力信号の周期を計測する周期計測カウン
タと、前記回転パルス発生器の出力パルス信号を受け
て、B相信号が ’L’である時の A相信号の立ち上
がりエッジ、および、A相信号が ’H’である時の
B相信号の立ち上がりエッジ、および、B相信号が ’
H’である時の A相信号の立ち下がりエッジ、およ
び、A相信号が ’L’である時の B相信号の立ち下
がりエッジ、を検出した時にアップカウントパルス信号
を出力し、B相信号が ’H’である時の A相信号の
立ち上がりエッジ、および、A相信号が ’H’である
時の B相信号の立ち下がりエッジ、および、B相信号
が ’L’である時の A相信号の立ち下がりエッジ、
および、A相信号が ’L’である時の B相信号の立
ち上がりエッジ、を検出した時にダウンカウントパルス
信号を出力する4逓倍回路と、前記4逓倍回路のアップ
カウントパルス信号でアップカウントし、ダウンカウン
トパルス信号でダウンカウントするアップダウンカウン
タとを備え、前記周期計測カウンタのカウント値、また
は、前記アップダウンカウンタのカウント値に基づき速
度を検出し、かつ、検出した速度がゼロ速度およびゼロ
速度近傍の領域にある場合に、次回の速度検出をアップ
ダウンカウンタのカウント値に基づき行い、それ以外の
場合には次回の速度検出を周期計測カウンタのカウント
値に基づき行う構成としたことを特徴とする速度検出装
置であり、この構成により、速度検出対象が低速回転時
にアップダウンカウンタのカウント値に基づく速度検出
を用いた場合、回転方向によりそのカウント値の増減方
向が変化するため、回転方向に関する情報が得られ、ま
た、非常に短い周期の誤パルス信号の混入の影響を相殺
でき、また、速度検出を行う周期が速度に依存しないも
のとなる。
【0016】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
速度検出装置において、周期計測カウンタのカウント値
に基づいた速度検出からアップダウンカウンタのカウン
ト値に基づいた速度検出へ切り換える速度と、アップダ
ウンカウンタのカウント値に基づいた速度検出から周期
計測カウンタのカウント値に基づいた速度検出へ切り換
える速度とには差を有する構成としたものであり、これ
により、周期計測カウンタのカウント値に基づいた速度
検出とアップダウンカウンタのカウント値に基づいた速
度検出との切り換えを円滑に行うことが可能となる。
【0017】請求項3および請求項4に記載の発明は、
各々請求項1、2記載の速度検出装置において、アップ
ダウンカウンタのカウント値に基づいた速度検出と周期
計測カウンタのカウント値に基づいた速度検出との切り
換えは、アップダウンカウンタのカウント値が4の倍数
となる検出速度で行う構成としたものであり、これによ
り速度検出の切り換えの際、アップダウンカウンタのカ
ウント値に基づいた検出速度の精度が最も高くなり、切
り換えに伴う検出速度の変化を低減することが可能とな
る。
【0018】以下、本発明の実施の形態について図1か
ら図7を用いて説明する。 (実施の形態1)以下に、本発明の実施の形態の一例に
ついて、図1を参照しながら説明する。
【0019】図1において、回転パルス発生器8は、モ
ータ1の回転数に比例した周波数のA相信号aとB相信
号bの2つの回転パルス信号を出力するもので、A相信
号aとB相信号bは互いに90度の位相差を有する。
【0020】エッジ検出回路3は、A相信号aを入力と
し、その立ち上がりエッジを検出すると、エッジ検出信
号eを出力する。
【0021】周期計測カウンタ4は、エッジ検出信号e
を入力とし、その周期を測定する。このエッジ検出回路
3と周期計測カウンタ4の構成は従来例と同様のもので
ある。4逓倍回路9は、回転パルス発生器8からA相信
号aとB相信号bの2つの回転パルス信号を受けて、A
相信号の立ち上がり/立ち下がり両方のエッジのタイミ
ングでB相信号のレベルを検出し、またB相信号の立ち
上がり/立ち下がり両方のエッジのタイミングでA相信
号のレベルを検出し、A相信号の立ち上がりエッジで検
出したB相信号が ’L’レベルである時、および、B
相信号の立ち上がりエッジで検出したA相信号が ’
H’レベルである時、および、A相信号の立ち下がりエ
ッジで検出したB相信号が ’H’レベルである時、お
よび、B相信号の立ち下がりエッジで検出したA相信号
が ’L’レベルである時にアップカウントパルス信号
fを出力し、A相信号の立ち上がりエッジで検出したB
相信号が ’H’レベルである時、および、B相信号の
立ち下がりエッジで検出したA相信号が ’H’レベル
である時、および、A相信号の立ち下がりエッジで検出
したB相信号が ’L’レベルである時、および、B相
信号の立ち上がりエッジで検出したA相信号が ’L’
レベルである時にダウンカウントパルス信号gを出力す
るものである。
【0022】アップダウンカウンタ10は、4逓倍回路
9からのアップカウントパルス信号fが入力されると、
アップカウントし、ダウンカウントパルス信号gの入力
で、ダウンカウントする。
【0023】CPU6は周期計測カウンタ4のデータ、
またはアップダウンカウンタ10のデータを基にして速
度を算出するもので、周期計測カウンタ4とアップダウ
ンカウンタ10とはデータバス7を介して接続されてい
る。
【0024】図3は、回転パルス発生器8の具体的構成
例を示すものである。図3において、リング状マグネッ
ト8aはモータ1の回転軸に固定されており、モータ1
と同一速度で回転する。磁気センサ8b,8cはモータ
1のフレームに固定されており、リング状マグネット8
aの磁気を検出するため、リング状マグネット8aと一
定量のわずかなすき間を保つように、また、互いに90
度の位相関係を持つように、回転軸に対し直角の位置に
配設されている。この磁気センサ8b,8cの出力信号
は波形処理回路(図示せず)を介してパルス波形に成形
しそれぞれA相信号a,B相信号bの回転パルス信号と
するように構成されている。
【0025】以上の構成において、その動作を説明す
る。図4はモータ1が回転しているときの各部の信号波
形を示すタイムチャートである。図4(a)は、モータ1
が図3において方向h1に回転している時、図4(b)
は、モータ1が図3において方向h2に回転している時
のものである。
【0026】リング状マグネット8aはモータ1の回転
軸に固定されているため、モータ1の回転により磁気セ
ンサ8b,8cが検出する磁極は変化し、A相信号a,
B相信号bの波形はモータ1の速度に比例した周波数
で、かつ、互いに90度の位相差を有するパルス信号と
なる。
【0027】このパルス信号a,bの入力を受けた4逓
倍回路9は、A相信号の立ち上がり/立ち下がり両方の
エッジのタイミングおよびB相信号の立ち上がり/立ち
下がり両方のエッジのタイミングにて、前述したように
アップカウントパルス信号f、もしくはダウンカウント
パルス信号gを出力する。
【0028】アップダウンカウンタ10は、アップカウ
ントパルス信号fの有効レベルである’H’レベルパル
ス信号の入力でアップカウントし、ダウンカウントパル
ス信号gの有効レベルである’H’レベルパルス信号の
入力でダウンカウントする。そして、予め設定された一
定のサンプリング時間毎に、そのカウント値を内部のパ
ルスカウントレジスタ11に転送し、同時にカウンタを
クリアする。よって、パルスカウントレジスタ11のデ
ータは一定サンプリング時間毎の入力パルス数を示すも
のとなる。
【0029】また、エッジ検出回路3では、A相信号a
の立ち上がりエッジが検出されエッジ検出信号eとな
る。
【0030】周期計測カウンタ4はその内部で作成した
一定周期のクロックパルスをカウントしており、エッジ
検出信号eの有効レベルである’H’レベルパルス信号
が入力されるとカウント値を周期データレジスタ5に転
送し、同時にカウンタをクリアする。よって、周期デー
タレジスタ5のデータはA相信号aの立ち上がりエッジ
間の周期を計測した最新のデータとなる。
【0031】CPU6では、パルスカウントレジスタ1
1を読み出したデータあるいは、周期データレジスタ5
を読み出したデータの逆数に基づいて速度を算出する。
【0032】ここで、パルスカウントレジスタ11の値
と周期データレジスタ5の値のどちらを用いるかは前回
の検出速度によって決定し、図2に示すように、前回検
出速度が、ゼロ速度および予め設定されたゼロ速度近傍
の値であった場合、パルスカウントレジスタ11のデー
タを用い、それ以外の場合には、周期データレジスタ5
のデータを用いて速度を検出する。この切り換え速度V
1およびV2は周期計測の検出周期が実用上問題なく、
かつ、チャタリングの問題の生じない範囲でできる限り
低速に設定してある。例えば、数10〜数100r/min
程度の値に設定してある。
【0033】ここで、アップダウンカウンタについて詳
しく説明すると、図4(a),図4(b)に示すとおり、アッ
プダウンカウンタの値の増加、減少がモータ1の回転方
向により切り換わるため、アップダウンカウンタの値の
符号によりモータの回転方向を判断することができる。
また、図5に示すようにモータが低速回転している場合
に、A相信号a、B相信号bのパルス信号にチャタリン
グが生じても、このチャタリングによる非常に短いパル
スのカウントは相殺され、これが検出誤差とはならな
い。さらに、速度検出を行う周期については、パルスカ
ウントレジスタ11のデータの書き換えがアップダウン
カウンタ10の一定のサンプリング時間毎に行われるた
め、モータ1の速度に依存することなく、低速回転時も
モータの速度変化に対して迅速に追従することが可能と
なる。
【0034】以上のように、本実施の形態によれば、ゼ
ロ速度およびゼロ速度近傍の領域でアップダウンカウン
タ10のカウント値に基づき速度検出を行うことで、モ
ータの回転方向の検出が可能となり、モータが低速回転
している場合に、回転パルス信号にチャタリングが生じ
てもこれが検出誤差とならず、さらに、アップダウンカ
ウンタ10では、一定のサンプリング時間毎に速度検出
に用いられるデータが更新されるため、速度検出を行う
周期は速度に依存せず、低速回転時の速度変化を早く検
出することのできる速度検出装置を実現できる。
【0035】(実施の形態2)以下、本発明の第2の実
施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0036】図6は本実施の形態における速度検出の切
り換え速度を示すもので、V3,V4は周期計測カウン
タ4のカウント値に基づいた速度検出からアップダウン
カウンタ10のカウント値に基づいた速度検出へと切り
換える第1の切り換え速度、V5,V6はアップダウン
カウンタ10のカウント値に基づいた速度検出から周期
計測カウンタ4のカウント値に基づいた速度検出へと切
り換える第2の切り換え速度である。すなわち、実施の
形態1に示した速度検出装置において、周期計測カウン
タ4のカウント値に基づいた速度検出からアップダウン
カウンタ10のカウント値に基づいた速度検出へ切り換
える速度と、アップダウンカウンタ10のカウント値に
基づいた速度検出から周期計測カウンタ4のカウント値
に基づいた速度検出へ切り換える速度とには、差を有す
る構成としたものである。
【0037】前述した第1の実施の形態の構成では、速
度検出時の誤差のために、アップダウンカウンタ10に
よる速度検出と周期計測カウンタ4による速度検出を切
り換える速度V1,V2において、その2つの速度検出
の相互の切り換えをしばらくの間繰り返し行ってしまう
という不具合の生じることがあった。この不具合を回避
するため本実施の形態の構成としている。
【0038】モータ1が一定速度で回転していても、サ
ンプリングタイミングによってカウントパルス1パルス
のカウント誤差が生じるため、検出速度は一定とならず
バラツキが生じる。速度検出を切り換える速度V1,V
2のような低速時には、周期計測カウンタ4ではサンプ
リング周期に対してカウントパルス周期は十分に短いた
め検出誤差は小さいが、アップダウンカウンタ10では
カウントパルス数が少ないため、サンプリング周期に対
してカウントパルス周期が大きくすなわち、1カウント
パルスの重みが大きくなり、検出誤差が大きくなる。こ
のために例えばアップダウンカウンタ10から周期計測
カウンタ4へ速度検出を切り換えた際に、モータ1の実
際の速度が変わらなくても、検出速度が低くなることが
あり、この時元のアップダウンカウンタ10へ速度検出
を戻してしまう現象が生じる。また、逆に周期計測カウ
ンタ4からアップダウンカウンタ10へ速度検出を切り
換えた際には、検出速度が高くなることがあり、この時
は周期計測カウンタ4へ速度検出を戻してしまう。
【0039】こういった現象が生じないように、本実施
の形態では、第1の切り換え速度V3と第2の切り換え
速度V5に、第1の切り換え速度V4と第2の切り換え
速度V6の差を設け、この差をアップダウンカウンタ1
0における検出速度のバラツキ範囲の最大値と周期計測
カウンタ4における検出速度のバラツキ範囲の最小値と
の差以上に設定している。
【0040】この構成をとることでアップダウンカウン
タ10から周期計測カウンタ4へ速度検出を切り換えた
際に検出速度が低くなっても周期計測カウンタ4からア
ップダウンカウンタ10へ切り換える速度はそれよりも
低く設定されているため、速度検出が元のアップダウン
カウンタ10に戻ってしまう不具合がなくなる。また、
周期計測カウンタ4からアップダウンカウンタ10へ速
度検出を切り換えた際にも、検出速度がアップダウンカ
ウンタ10から周期計測カウンタ4へ切り換える速度を
上回ることはないので速度検出は元には戻らない。
【0041】以上のように本実施の形態によれば、周期
計測カウンタ4のカウント値に基づいた速度検出からア
ップダウンカウンタ10のカウント値に基づいた速度検
出への切り換えと、アップダウンカウンタ10のカウン
ト値に基づいた速度検出から周期計測カウンタ4のカウ
ント値に基づいた速度検出への切り換えが別のポイント
で行われることとなり、速度検出の切り換え前後での検
出速度の変化による影響を受けないため、切り換え速度
における、周期計測カウンタ使用時とアップダウンカウ
ンタ使用時の検出速度の誤差の違いによる、速度検出の
切り換えのバタツキを抑えることができる。
【0042】(実施の形態3)以下、本発明の第3の実
施の形態について説明する。
【0043】本実施の形態において、実施の形態1およ
び、実施の形態2に示した速度検出装置と異なるのは、
アップダウンカウンタ10のカウント値に基づいた速度
検出と、周期計測カウンタ4のカウント値に基づいた速
度検出との切り換えは、アップダウンカウンタ10のカ
ウント値が4の倍数となる検出速度で行う構成とした点
である。
【0044】前述した、第1の実施の形態および、第2
の実施の形態での速度検出装置では、回転パルス発生器
8から出力されるA相信号a、B相信号bの2つのパル
ス信号において、その各エッジ間の位相差は、必ずしも
正確に90度となっているわけではない。ここで、図7
(a)は、モータ1の回転軸を正面から見た時の、回転パ
ルス発生器8内部におけるリング状マグネット8a、磁
気センサ8b,8cの位置関係を示したものである。本
来、リング状マグネット8aは、180度の角度を持つ
べくN極とS極に着磁されている。また、磁気センサ8
b,8cは互いに90度の位相関係を持つように配設さ
れている。しかし、磁気センサ8b,8cが回転軸に対
し有する角度θ1は磁気センサ取付精度により90度か
らずれを有し、リング状マグネット8aのN極の有する
角度θ2も着磁精度により180度からずれを有してい
る。また、磁気センサ8b,8cについてもその特性に
バラツキを有する。これらの誤差の影響により、図7
(b)に示すように、たとえモータ1が一定の速度で回転
していても、磁気センサの出力信号から成形されたA相
信号a、B相信号bの回転パルス信号の各エッジ間の時
間T1,T2,T3,T4は同じ値とはならない。した
がって、実施の形態2で説明したアップダウンカウンタ
10の誤差は更に大きなものとなり、第1の切り換え速
度と第2の切り換え速度との差は、これを考慮して大き
く設定しなければならない。
【0045】しかし、T1,T2,T3,T4の4つを
合計した値T5は1つのセンサの出力信号の周期である
から、前述した要因による誤差が生じず、モータが一定
の速度で回転していれば、常にT5は一定となる。した
がって、見方を変えれば一定時間毎に4の倍数の数のエ
ッジをカウントした時に最も誤差が小さくなる。つま
り、アップダウンカウンタ10のカウント値に基づいて
速度検出を行う際には、その出力カウント値が4の倍数
である時が検出速度の精度が最も高くなる。
【0046】本実施の形態では、速度検出の切り換え時
における前記誤差による影響を低減するため、アップダ
ウンカウンタ10のカウント値が4の倍数となる検出速
度において速度検出の切り換えを行う。それにより、切
り換え時のアップダウンカウンタ10による検出速度の
誤差が最も小さくなるために、切り換え前後での検出速
度の変化の量を低減することができる。
【0047】以上のように本実施の形態によれば、速度
検出の切り換え速度をアップダウンカウンタ10におい
て最も精度が高い、出力カウント値が4の倍数となる検
出速度に設定することで、速度検出の切り換え前後での
検出速度の変化量を低減することが可能となり、それに
伴い、実施の形態2に示した第1の切り換え速度と第2
の切り換え速度との差を小さくすることができる。
【0048】
【発明の効果】以上のように本発明は、第1に、回転パ
ルス発生器を速度検出対象の回転数に比例した周波数
で、かつ、互いに90度の位相差を有する2相のパルス
信号を出力するものとし、周期計測カウンタに加え、4
逓倍回路からの出力を受けてカウントするアップダウン
カウンタを用い、検出速度が、ゼロ速度およびゼロ速度
近傍の領域にある時に、次回の速度検出をアップダウン
カウンタのカウント値に基づき行い、それ以外の時は周
期計測カウンタのカウント値に基づいて行うという構成
としているので、速度検出対象の回転方向の検出が可能
となり、速度検出対象が低速回転している場合に、回転
パルス信号にチャタリングが生じてもこれが検出誤差と
ならず、その速度を正確に検出可能であり、さらに、低
速回転時にその速度変化に対し迅速に追従する事が可能
である速度検出装置を提供することが実現できるもので
ある。
【0049】第2に、上記第1の速度検出装置におい
て、周期計測カウンタのカウント値に基づいた速度検出
からアップダウンカウンタのカウント値に基づいた速度
検出へ切り換える速度と、アップダウンカウンタのカウ
ント値に基づいた速度検出から周期計測カウンタのカウ
ント値に基づいた速度検出へ切り換える速度とには差を
有する構成としたことで、速度検出方法の円滑な切り換
えを実現することができ、周期計測カウンタ使用時とア
ップダウンカウンタ使用時の検出速度の誤差の違いによ
り発生する、速度検出の切り換えのバタツキを抑えるこ
とが可能である速度検出装置の提供が実現できるもので
ある。
【0050】第3に、上記第1もしくは第2の速度検出
装置において、アップダウンカウンタのカウント値に基
づいた速度検出と、周期計測カウンタのカウントに基づ
いた速度検出との切り換えは、アップダウンカウンタの
カウント値が4の倍数となる検出速度において行う構成
とすることで、アップダウンカウンタが最も高い精度で
速度を検出できる点において速度検出の切り換えが行わ
れ、速度検出の切り換え前後の検出速度の変化を低減す
ることが可能となり、さらに、上記第2の速度検出装置
において速度検出の切り換え速度の差を小さくすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のブロック図
【図2】第1の実施の形態における速度検出切り換えの
説明図
【図3】回転パルス発生器の構成図
【図4】(a)モータ1の回転方向h1時の図1の動作
説明図 (b)モータ1の回転方向h2時の図1の動作説明図
【図5】回転パルス信号におけるチャタリングの説明図
【図6】本発明の第2の実施の形態における速度検出切
り換えの説明図
【図7】(a)回転パルス発生器の内部構成説明図 (b)回転パルス信号の位相差の誤差についての説明図
【図8】従来の速度検出装置のブロック図
【図9】回転パルス発生器の構成図
【図10】従来の速度検出装置の動作説明図
【符号の説明】
1 モータ 3 エッジ検出回路 4 周期計測カウンタ 5 周期データレジスタ 6 中央処理装置(CPU) 7 データバス 8 回転パルス発生器 9 4逓倍回路 10 アップダウンカウンタ 11 パルスカウントレジスタ a A相信号 b B相信号 e エッジ検出信号 f アップカウントパルス信号 g ダウンカウントパルス信号

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 速度検出対象の回転数に比例した周波数
    で、かつ、互いに90度の位相差を有するA相信号とB
    相信号のパルス信号を出力する回転パルス発生器と、 A相信号とB相信号のいずれか一方の信号の立ち上が
    り、もしくは立ち下がりエッジを検出するエッジ検出回
    路と、 前記エッジ検出回路の出力信号の周期を計測する周期計
    測カウンタと、 前記回転パルス発生器の出力パルス信号を受けて、B相
    信号が ’L’である時の A相信号の立ち上がりエッ
    ジ、および、A相信号が ’H’である時の B相信号
    の立ち上がりエッジ、および、B相信号が ’H’であ
    る時の A相信号の立ち下がりエッジ、および、A相信
    号が ’L’である時の B相信号の立ち下がりエッ
    ジ、を検出した時にアップカウントパルス信号を出力
    し、B相信号が ’H’である時の A相信号の立ち上
    がりエッジ、および、A相信号が ’H’である時の
    B相信号の立ち下がりエッジ、および、B相信号が ’
    L’である時の A相信号の立ち下がりエッジ、およ
    び、A相信号が ’L’である時の B相信号の立ち上
    がりエッジ、を検出した時にダウンカウントパルス信号
    を出力する4逓倍回路と、 前記4逓倍回路のアップカウントパルス信号でアップカ
    ウントし、ダウンカウントパルス信号でダウンカウント
    するアップダウンカウンタとを備え、 前記周期計測カウンタのカウント値、または、前記アッ
    プダウンカウンタのカウント値に基づき速度を検出し、
    かつ、検出した速度がゼロ速度およびゼロ速度近傍の領
    域にある場合に、次回の速度検出をアップダウンカウン
    タのカウント値に基づき行い、それ以外の場合には次回
    の速度検出を周期計測カウンタのカウント値に基づき行
    う構成としたことを特徴とする速度検出装置。
  2. 【請求項2】 速度検出対象の回転数に比例した周波数
    で、かつ、互いに90度の位相差を有するA相信号とB
    相信号のパルス信号を出力する回転パルス発生器と、 A相信号とB相信号のいずれか一方の信号の立ち上が
    り、もしくは立ち下がりエッジを検出するエッジ検出回
    路と、 前記エッジ検出回路の出力信号の周期を計測する周期計
    測カウンタと、 前記回転パルス発生器の出力パルス信号を受けて、B相
    信号が ’L’である時の A相信号の立ち上がりエッ
    ジ、および、A相信号が ’H’である時の B相信号
    の立ち上がりエッジ、および、B相信号が ’H’であ
    る時の A相信号の立ち下がりエッジ、および、A相信
    号が ’L’である時の B相信号の立ち下がりエッ
    ジ、を検出した時にアップカウントパルス信号を出力
    し、B相信号が ’H’である時の A相信号の立ち上
    がりエッジ、および、A相信号が ’H’である時の
    B相信号の立ち下がりエッジ、および、B相信号が ’
    L’である時の A相信号の立ち下がりエッジ、およ
    び、A相信号が ’L’である時の B相信号の立ち上
    がりエッジ、を検出した時にダウンカウントパルス信号
    を出力する4逓倍回路と、 前記4逓倍回路のアップカウントパルス信号でアップカ
    ウントし、ダウンカウントパルス信号でダウンカウント
    するアップダウンカウンタとを備え、 前記周期計測カウンタのカウント値、または、前記アッ
    プダウンカウンタのカウント値に基づき速度を検出し、
    かつ、検出した速度がゼロ速度およびゼロ速度近傍の領
    域にある場合に、次回の速度検出をアップダウンカウン
    タのカウント値に基づき行い、それ以外の場合には次回
    の速度検出を周期計測カウンタのカウント値に基づき行
    い、周期計測カウンタのカウント値に基づいた速度検出
    からアップダウンカウンタのカウント値に基づいた速度
    検出へ切り換える速度と、アップダウンカウンタのカウ
    ント値に基づいた速度検出から周期計測カウンタのカウ
    ント値に基づいた速度検出へ切り換える速度とには差を
    有する構成としたことを特徴とする速度検出装置。
  3. 【請求項3】 速度検出対象の回転数に比例した周波数
    で、かつ、互いに90度の位相差を有するA相信号とB
    相信号のパルス信号を出力する回転パルス発生器と、 A相信号とB相信号のいずれか一方の信号の立ち上が
    り、もしくは立ち下がりエッジを検出するエッジ検出回
    路と、 前記エッジ検出回路の出力信号の周期を計測する周期計
    測カウンタと、 前記回転パルス発生器の出力パルス信号を受けて、B相
    信号が ’L’である時の A相信号の立ち上がりエッ
    ジ、および、A相信号が ’H’である時の B相信号
    の立ち上がりエッジ、および、B相信号が ’H’であ
    る時の A相信号の立ち下がりエッジ、および、A相信
    号が ’L’である時の B相信号の立ち下がりエッ
    ジ、を検出した時にアップカウントパルス信号を出力
    し、B相信号が ’H’である時の A相信号の立ち上
    がりエッジ、および、A相信号が ’H’である時の
    B相信号の立ち下がりエッジ、および、B相信号が ’
    L’である時の A相信号の立ち下がりエッジ、およ
    び、A相信号が ’L’である時の B相信号の立ち上
    がりエッジ、を検出した時にダウンカウントパルス信号
    を出力する4逓倍回路と、 前記4逓倍回路のアップカウントパルス信号でアップカ
    ウントし、ダウンカウントパルス信号でダウンカウント
    するアップダウンカウンタとを備え、 前記周期計測カウンタのカウント値、または、前記アッ
    プダウンカウンタのカウント値に基づき速度を検出し、
    かつ、検出した速度がゼロ速度およびゼロ速度近傍の領
    域にある場合に、次回の速度検出をアップダウンカウン
    タのカウント値に基づき行い、それ以外の場合には次回
    の速度検出を周期計測カウンタのカウント値に基づき行
    い、アップダウンカウンタのカウント値に基づいた速度
    検出と周期計測カウンタのカウント値に基づいた速度検
    出との切り換えは、アップダウンカウンタのカウント値
    が4の倍数となる検出速度において行う構成としたこと
    を特徴とする速度検出装置。
  4. 【請求項4】 アップダウンカウンタのカウント値に基
    づいた速度検出と周期計測カウンタのカウント値に基づ
    いた速度検出との切り換えは、アップダウンカウンタの
    カウント値が4の倍数となる検出速度において行い、周
    期計測カウンタのカウント値に基づいた速度検出からア
    ップダウンカウンタのカウント値に基づいた速度検出へ
    切り換える速度と、アップダウンカウンタのカウント値
    に基づいた速度検出から周期計測カウンタのカウント値
    に基づいた速度検出へ切り換える速度とには差を有する
    構成とした請求項1記載の速度検出装置。
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