JPH09144586A - 内燃機関のアイドル回転速度学習制御装置 - Google Patents

内燃機関のアイドル回転速度学習制御装置

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JPH09144586A
JPH09144586A JP7301494A JP30149495A JPH09144586A JP H09144586 A JPH09144586 A JP H09144586A JP 7301494 A JP7301494 A JP 7301494A JP 30149495 A JP30149495 A JP 30149495A JP H09144586 A JPH09144586 A JP H09144586A
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JP
Japan
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learning
lower limit
value
idle
rotation speed
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Application number
JP7301494A
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Kenji Mitsui
健至 三井
Junichi Furuya
純一 古屋
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Hitachi Unisia Automotive Ltd
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Unisia Jecs Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィードバック補正量がリミッターにはりつ
いたときには、学習値或いは上下限値の少なくとも一方
を変更することで、学習値の誤学習を防止し、もって、
学習精度が向上する技術を提供することを目的とする。 【解決手段】 S1ではリミッターにはりついている状
態が所定時間継続しているか否かを判断し、条件が成立
していてばS2へと進み、条件が不成立であればS3へ
と進む。S2ではリミッターへのはりつきを回避すべ
く、(1) 学習値を変更又はリセットする、(2) 上下限値
を一定量変更又は所定値に変更する、のうち少なくとも
一方を行う。S3では学習を行う条件が成立しているか
否かを判断する。具体的には、冷却水温度が所定値以上
であり、バッテリ電圧が所定範囲内であり、かつ、リミ
ッターにはりついていないときに学習可能と判断し、条
件が成立していればS4へ進み、条件が不成立であれば
本ルーチンを終了する。S4では空気漏れ量の学習を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関のアイド
ル回転速度制御を行いつつ目標回転速度が得られるとき
の制御値を学習する制御装置に関し、特に、アイドル回
転速度のフィードバック補正量が上下限値に制限された
場合の学習制御技術に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関のアイドル回転速度制御装置と
しては、例えば、特開昭62−129544号公報に開
示されるように、機関の吸気系に介装されたスロットル
弁をバイパスする補助空気通路を設けると共に、この補
助空気通路に電磁式のアイドル制御弁を設け、このアイ
ドル制御弁の開閉を制御することで吸入空気流量を制御
しつつ、実際のアイドル回転速度が目標回転速度に近づ
くようにフィードバック制御するものがある。
【0003】ところで、かかるアイドル回転速度制御装
置にあっては、機関のフリクションやスロットル弁と吸
気通路内壁面との隙間のバラツキ及びこれらの経時劣化
等により、吸入空気流量の制御値が初期状態から変化し
てくる。そのため、かかる制御値を逐次学習して学習値
として記憶することで、この学習値を制御初期値として
使用することでフィードバック制御開始直後の回転速度
変動を低減することが一般的に行われている。
【0004】また、前記フィードバック制御を行うに際
し、例えば、半クラッチや高地走行等によりアイドル回
転速度のフィードバック補正量が制御不可能な値になる
ことがあるので、このような制御不可能な状態を回避す
べく、学習した制御初期値を中心としてフィードバック
制御可能な範囲であるフィードバック補正量の上下限値
を設定し、該上下限値の範囲内に制限してアイドル回転
速度のフィードバック制御が行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フィー
ドバック補正量が上下限値に制限された(以下、「リミ
ッターにはりつく」という)場合の他の原因として、学
習値の異常(誤学習)が考えられるが、かかる場合には
学習が行われず学習精度が向上しないので、その結果、
目標回転速度の範囲内に機関回転速度を制御することが
できなくなるおそれがある。
【0006】そこで、本発明は以上のような従来の問題
点に鑑み、フィードバック補正量が上下限値に制限され
たときには、学習値或いは上下限値の少なくとも一方を
変更することで、学習値の誤学習を防止し、もって、学
習精度が向上する技術を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の発明は、図1に示すように、機関のアイドル運転時に
目標回転速度となるように吸入空気流量をフィードバッ
ク制御しつつ該目標回転速度が得られるときの制御値を
学習するアイドル回転速度学習制御装置において、前記
アイドル回転速度のフィードバック補正量を所定の上下
限値に制限する上下限値制限手段と、該上下限値制限手
段によりフィードバック補正量が制限されている状態が
所定時間継続しているか否かを判断する制限判断手段
と、を備えると共に、前記学習値の変更を行う学習値変
更手段と、前記上下限値を変更する上下限値変更手段
と、のうち少なくとも1つを含み、前記制限判断手段に
よりフィードバック補正量が制限されている状態が所定
時間継続していると判断されたときに、前記学習値変更
手段による学習値の変更と、前記上下限値変更手段によ
る上下限値の変更と、の少なくとも1つを行うようにし
た。
【0008】このようにすれば、アイドル回転速度のフ
ィードバック補正量が上下限値に制限されたときには、
学習値の変更或いは上下限値の変更のうち少なくとも一
方が行われる。請求項2記載の発明は、前記学習値変更
手段及び上下限値変更手段は、夫々前記目標回転速度と
実回転速度の偏差に基づき、前記学習値及び上下限値の
変更量を設定するようにした。
【0009】このようにすれば、学習値或いは上下限値
の変更量が適正に設定される。請求項3記載の発明は、
前記学習値変更手段及び上下限値変更手段は、夫々前記
学習値及び上下限値の変更量を一定量とした。このよう
にすれば、簡単な制御内容で学習値或いは上下限値の変
更が行われる。
【0010】請求項4記載の発明は、前記学習値変更手
段は、前記学習値をリセットするようにした。このよう
にすれば、学習値を初めから学習し直すようになる。請
求項5記載の発明は、前記制限判断手段は、機関始動後
の初回の判断において、前回の機関稼働時にアイドル回
転速度のフィードバック補正量が上下限値に制限されて
いる状態が所定時間継続していたときには、フィードバ
ック補正量が上下限値に制限されている状態であると、
直ちにフィードバック補正量が制限されている状態が所
定時間継続していると判断するようにした。
【0011】このようにすれば、実際にフィードバック
補正量が制限されている状態が所定時間継続しなくと
も、直ちに学習値或いは上下限値の変更が行われる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付された図面を参照して
本発明を詳述する。図2は、本発明に係る内燃機関のア
イドル回転速度学習制御装置の一実施形態のシステム構
成を示す。エアクリーナ1からの空気は、吸気ダクト2
を通り、吸気ダクト2に介装され図示しないアクセルペ
ダルに連動するスロットル弁3と、このスロットル弁3
をバイパスして設けられた補助空気通路4に介装された
電磁式のアイドル制御弁5とを夫々介して内燃機関8に
吸入される。一方、燃料は、吸気マニホールド6に介装
された燃料噴射弁7から機関回転に同期して間欠的に噴
射され、前記吸入空気と混合してシリンダ内に吸引され
る。
【0013】ここで、アイドル制御弁5は、例えば、開
弁用コイルと閉弁用コイルとを備えて構成されたものが
用いられている。そして、マイクロコンピュータを内蔵
したコントロールユニット9からの駆動パルス信号(開
度制御信号)が、前記コイル夫々に互いに反転された状
態で送られるようになっており、前記駆動パルス信号の
デューティ比(開弁用コイルに対する通電時間割合%)
により、アイドル制御弁5の開度が制御され、アイドル
制御弁5の開度を介してアイドル運転時の機関吸入空気
流量Qが制御され、機関の回転速度Ne が制御されてい
る。
【0014】このコントロールユニット9には、前記駆
動パルス信号のデューティ比(アイドル制御弁5の開
度)を決定するために各種のセンサからの信号が入力さ
れるようになっている。各種センサとしては、クランク
シャフトやカムシャフトから回転信号を取り出して機関
回転速度Ne を検出する回転速度センサ10、スロット
ル弁3に付設されてスロットル弁3のアイドル位置(全
閉位置)でONとなるアイドルスイッチ11、内燃機関
8のウォータジャケット部に設けられ機関温度を代表す
る冷却水温度TW を検出する水温センサ12及び車載バ
ッテリ(図示せず)の端子間電圧VB を検出する電圧セ
ンサ13などが設けられている。
【0015】ここで、かかるシステムにおけるアイドル
制御弁5は、アイドルスイッチ11がONとなるアイド
ル運転時に、回転速度センサ10によって検出された機
関回転速度Ne が、水温センサ12によって検出された
冷却水温度TW に基づいて設定される目標回転速度Ne'
に近づくようにコントロールユニット9からの制御信号
により開閉されるフィードバック制御が行われている。
また、アイドル制御弁5の開度制御は、アイドルスイッ
チ11からの信号がONとなる所定のアイドル状態で、
冷却水温度TW 、機関回転速度Ne 及び電圧センサ13
によって検出されるバッテリ電圧VB 等に基づいてコン
トロールユニット9が、アイドル制御弁5に供給するパ
ルス信号のデューティ比を変化させることによって行わ
れる。
【0016】なお、コントロールユニット9は、上下限
値制限手段、制限判断手段、学習値変更手段及び上下限
値変更手段としての機能を有している。また、アイドル
運転を開始した直後のフィードバック制御において、フ
ィードバック制御の遅れに起因する機関運転の不安定を
防止するために、予め初期状態におけるスロットル弁と
吸気通路内壁面との隙間からの空気漏れ量(以下、空気
漏れ量と略記する)を設定しておき、この空気漏れ量に
対応する制御量をアイドル制御弁から引くことで、アイ
ドル運転開始直後のフィードバック制御量を低減するよ
うにしている。これに加えて、例えば、吸気通路内壁面
に汚れが付着し、空気漏れ量が変化することを考慮し
て、この空気漏れ量に相当する制御値を随時更新する学
習を行っている。
【0017】しかし、例えば、誤学習により学習値が異
常となった場合には、フィードバック補正量がリミッタ
ーにはりつき、目標回転速度の範囲内に機関回転速度を
制御することができなくなるおそれがある。そこで、こ
のような不具合を解消した空気漏れ量の学習制御の第1
の実施例を、図3のフローチャートに従って説明する。
なお、この学習制御はアイドル回転速度のフィードバッ
ク制御実行中に一定時間(例えば、100msec)毎に実
行される。
【0018】ステップ1(図では、S1と略記する。以
下同様)では、フィードバック補正量がリミッターには
りついている状態が所定時間継続しているか否かを判断
し、かかる条件が成立していてばステップ2へと進み、
かかる条件が不成立であればステップ3へと進む。な
お、この処理が制限判断手段に相当する。ステップ2で
は、フィードバック補正量のリミッターへのはりつきを
回避すべく、以下の2つの処理のうち少なくとも1つの
処理を行う。
【0019】(1) 学習値を変更、又は、リセットする。 (2) 上下限値を一定量変更、又は、所定値に変更する。 なお、前記(1) の処理が学習値変更手段に、(2) の処理
が上下限値変更手段に相当する。ステップ3では、学習
を行う条件が成立しているか否かを判断する。具体的に
は、水温センサ12によって検出された冷却水温度TW
が所定値T1 以上(TW≧T1 )であり、電圧センサ1
3によって検出されたバッテリ電圧VB が所定範囲内
(V1 ≦VB ≦V2 )であり、かつ、フィードバック補
正量がリミッターにはりついていないときに学習可能と
判断する。つまり、このような判断は、機関の暖機運転
が終了し、バッテリ電圧が安定し、かつ、正常なフィー
ドバック制御が行われている状態では、アイドル回転速
度は安定しているので、かかる状態のときのみ学習を行
うようにしている。そして、学習条件が成立していると
判断できるときにはステップ4へと進み、学習条件が不
成立であると判断できるときには本ルーチンを終了す
る。
【0020】ステップ4では、空気漏れ量の学習を行
い、本ルーチンを終了する。以上説明した図3のフロー
チャートに示す学習制御を行うと、フィードバック補正
量がリミッターにはりついたときには、学習値或いは上
下限値の変更が行われるので、リミッターへのはりつき
が解除され、空気漏れ量の学習条件が成立するようにな
るため、以後学習頻度が向上し、もって、学習精度が向
上する。さらに、学習精度が向上することによって、ア
イドル回転速度の不安定を是正することもできる。
【0021】図4は、空気漏れ量の学習制御の第2の実
施例を示すフローチャートで、図3のフローチャートに
示す学習値の変更(リセットを含む)及び上下限値の変
更を行う処理を変更したものである。ここでは、図3の
フローチャートと相違する部分の説明のみを行い、他の
部分の説明は図3のフローチャートの説明を参照された
い。なお、この学習制御もアイドル回転速度のフィード
バック制御実行中に一定時間(例えば、100msec)毎
に実行される。
【0022】ステップ10では、フィードバック補正量
がリミッターにはりついている状態が所定時間継続して
いるか否かを判断し、かかる条件が成立していてばステ
ップ11へと進み、かかる条件が不成立であればステッ
プ3へと進む。この処理は、図3のフローチャートにお
けるステップ1の処理と同一であるので、詳細はステッ
プ1の説明を参照されたい。
【0023】ステップ11では、水温センサ12によっ
て検出された冷却水温度TW に基づいて設定される目標
回転速度Ne'と回転速度センサ10によって検出される
実回転速度Ne の偏差α=Ne'−Ne を演算する。ステ
ップ12では、演算された偏差αに基づき予め設定した
テーブルの検索を行い、以下の2つの処理のうち少なく
とも1つの処理を行う。
【0024】(1) 学習値の変更量を検索し、この変更量
だけ学習値を変更する。 (2) 上下限値の変更量を検索し、この変更量だけ上下限
値を変更する。 以上説明した図4のフローチャートに示す学習制御を行
うと、フィードバック補正量がリミッターにはりついた
ときには、アイドル回転速度の目標回転速度と実回転速
度の偏差に基づいて、学習値或いは上下限値の変更量を
適切に設定するので、迅速にはりつきが解除され、誤学
習を防止することができる。
【0025】図5は、空気漏れ量の学習制御の第3の実
施例を示すフローチャートで、図3及び4のフローチャ
ートに示す処理を改良したものである。ここでは、改良
点及び図3及び4の処理と相違する点のみを図5に示
し、以下説明する。なお、この学習制御もアイドル回転
速度のフィードバック制御実行中に一定時間(例えば、
100msec)毎に実行される。
【0026】ステップ20では、機関の再始動後の初回
の処理であるか否かをフラグ等に基づいて判断し、初回
の処理であればステップ21へと進み、初回の処理でな
ければステップ23へと進む。ステップ21では、前回
のトリップ(前回の機関稼働時を意味する。以下同様)
において、所定時間フィードバック補正量のリミッター
へのはりつきがあったか否かを判断し、はりつきがあっ
たときにはステップ22へと進み、はりつきがなかった
ときにはステップ23へと進む。この処理は、例えば、
機関を停止するときにリミッターへのはりつきがあるか
否かを調べ、この状態をバックアップメモリに保存して
おき、次回機関を始動したときにこのバックアップメモ
リの内容を参照するようにすればよい。
【0027】ステップ22では、フィードバック補正量
がリミッターにはりついているか否かを判断し(所定時
間継続する必要はない)、はりついていればステップ2
又は11へと進み、はりついていなければステップ3へ
と進む(図3及び4参照)。ステップ23では、フィー
ドバック補正量がリミッターにはりついている状態が所
定時間継続しているか否かを判断し、かかる条件が成立
していてばステップ2又は11へと進み、かかる条件が
不成立であればステップ3へと進む(図3及び4参
照)。この処理は、図3のフローチャートにおけるステ
ップ1の処理と同一であるので、詳細はステップ1の説
明を参照されたい。
【0028】以上説明した図5のフローチャートに示す
学習制御を行うと、前回のトリップ時のリミッターへの
はりつき状態を考慮することで、所定時間リミッターへ
のはりつきを監視しなくとも、機関始動後の初回の処理
で迅速な学習値或いは上下限値の変更を行うことがで
き、もって、誤学習を防止することができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、アイドル回転速度のフィードバック補正量
が上下限値に制限されたときには、学習値の変更或いは
上下限値の変更のうち少なくとも一方が行われるので、
フィードバック補正量の制限が解除され、空気漏れ量の
学習条件が成立するようになり、学習頻度が向上し、も
って、学習精度が向上する。さらに、アイドル回転速度
の不安定を是正することもできる。
【0030】請求項2記載の発明によれば、学習値或い
は上下限値の変更量が適正に設定されるので、迅速にフ
ィードバック補正量の制限が解除され、誤学習を防止す
ることができる。請求項3記載の発明によれば、簡単な
制御内容で学習値或いは上下限値の変更が行われるの
で、制御内容の変更に伴うコストアップを極力抑えるこ
とができる。
【0031】請求項4記載の発明によれば、学習値がリ
セットされるので、誤学習によるフィードバック補正量
の制限が解除すると共に、アイドル回転速度の不安定を
防止することができる。また、学習が初めから行われる
ようになるので、学習精度を向上することもできる。請
求項5記載の発明によれば、実際にフィードバック補正
量が制限されている状態が所定時間継続しなくとも、直
ちに学習値或いは上下限値の変更が行われるので、かか
る状態を迅速に解除すると共に、アイドル回転速度が不
安定である状態を極力短時間とすることができ、また、
誤学習を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の構成を示すブロック図
【図2】 本発明に係るアイドル回転速度学習制御装置
の一実施形態を示すシステム構成図
【図3】 同上の学習制御内容を示す第1実施例として
のフローチャート
【図4】 同上の学習制御内容を示す第2実施例として
のフローチャート
【図5】 同上の学習制御内容を示す第3実施例として
のフローチャート
【符号の説明】
2 吸気ダクト 4 補助空気通路 5 アイドル制御弁 9 コントロールユニット 10 回転速度センサ 11 アイドルスイッチ 12 水温センサ 13 電圧センサ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機関のアイドル運転時に目標回転速度とな
    るように吸入空気流量をフィードバック制御しつつ該目
    標回転速度が得られるときの制御値を学習するアイドル
    回転速度学習制御装置において、 前記アイドル回転速度のフィードバック補正量を所定の
    上下限値に制限する上下限値制限手段と、該上下限値制
    限手段によりフィードバック補正量が制限されている状
    態が所定時間継続しているか否かを判断する制限判断手
    段と、を備えると共に、前記学習値の変更を行う学習値
    変更手段と、前記上下限値を変更する上下限値変更手段
    と、のうち少なくとも1つを含み、前記制限判断手段に
    よりフィードバック補正量が制限されている状態が所定
    時間継続していると判断されたときに、前記学習値変更
    手段による学習値の変更と、前記上下限値変更手段によ
    る上下限値の変更と、のうち少なくとも1つを行うこと
    を特徴とする内燃機関のアイドル回転速度学習制御装
    置。
  2. 【請求項2】前記学習値変更手段及び上下限値変更手段
    は、 前記目標回転速度と実回転速度の偏差に基づき、夫々前
    記学習値及び上下限値の変更量を設定することを特徴と
    する請求項1記載の内燃機関のアイドル回転速度学習制
    御装置。
  3. 【請求項3】前記学習値変更手段及び上下限値変更手段
    は、 夫々前記学習値及び上下限値の変更量を一定量としたこ
    とを特徴とする請求項1記載の内燃機関のアイドル回転
    速度学習制御装置。
  4. 【請求項4】前記学習値変更手段は、 前記学習値をリセットすることを特徴とする請求項1記
    載の内燃機関のアイドル回転速度学習制御装置。
  5. 【請求項5】前記制限判断手段は、 機関始動後の初回の判断において、前回の機関稼働時に
    アイドル回転速度のフィードバック補正量が上下限値に
    制限されている状態が所定時間継続していたときには、
    フィードバック補正量が上下限値に制限されている状態
    であると、直ちにフィードバック補正量が制限されてい
    状態が所定時間継続していると判断することを特徴とす
    る請求項1〜4のいづれか1つに記載の内燃機関のアイ
    ドル回転速度学習制御装置。
JP7301494A 1995-11-20 1995-11-20 内燃機関のアイドル回転速度学習制御装置 Pending JPH09144586A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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