JPH09144354A - 駐輪場出場管理システム - Google Patents

駐輪場出場管理システム

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JPH09144354A
JPH09144354A JP32243695A JP32243695A JPH09144354A JP H09144354 A JPH09144354 A JP H09144354A JP 32243695 A JP32243695 A JP 32243695A JP 32243695 A JP32243695 A JP 32243695A JP H09144354 A JPH09144354 A JP H09144354A
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国雄 大久保
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    • G07B15/02Arrangements or apparatus for collecting fares, tolls or entrance fees at one or more control points taking into account a variable factor such as distance or time, e.g. for passenger transport, parking systems or car rental systems

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無人で効率良く管理できる駐輪場の管理に最
適な駐輪場の出場管理システムを提供する。 【解決手段】 駐輪場における出場通路に、料金清算器
1と、この料金清算器1の前後に所定間隔を隔てて設け
た1対の車輪部検知用センサ2A、2Bと、自動開閉ゲ
ートと、車種判別装置とを配設し、前記の1対の車輪部
検知用センサ2A、2Bの所定の作動条件において、車
種判別装置によってこの1対の車輪部検知用センサ2
A、2Bを作動した車種を判別し、料金清算器の所定の
投入口に投入された整理券、又は、所定のカード及び車
種判別装置による判別車種に対応して予め設定した料金
を算出して料金清算器1に表示し、この料金清算器1に
表示された料金が所定の払い込み口に払い込まれると自
動開閉ゲートを開扉し、自動開閉ゲートの開扉後所定条
件で閉扉するように構成した。なお、この構成は使用条
件に基づき各種の変形が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駐輪場における出
場管理システムに係り、特に、出場用ゲートにおける管
理人を無くして自動的に集金業務を実行できるようにし
た駐輪場出場管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、郊外における住宅地域の増加等に
伴って、駅と自宅の間は自転車やバイクに乗って通勤/
通学する人が増加し、駅周辺の道路上が駐輪場となり、
歩行者の交通を妨害するという問題が発生した。そのた
めに、駅周辺に駐輪場が多く設けられるようになり、そ
の多くは有料になっている。駅周辺以外においても、自
転車やバイクに乗って集まる箇所には、有料の駐輪場が
設けられている。このような駐輪場においては出場時に
所定の料金を集金するために、管理人が駐在している。
自転車又はバイク等、駐輪する車種が決まっている駐輪
場においては、一般ビルの出入口に設けた自動扉と同様
の検知機能に連動した自動扉を設けた出場用ゲートと料
金精算器を組み合わせ、出場用ゲートを無人にすること
が試みられている。この場合、自転車とバイクを混入し
て駐輪できる駐輪場において、無人で自転車とバイクで
異なった料金の課金を可能にするために、自動的に自転
車とバイクの違いを判別する技術に、本願発明の出願人
により出願された特願平7−190809号、特願平7
−190810号及び特願平7−204926号の各特
許出願に係わる明細書に記載の先行技術がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近時、駐輪
場と道路との位置関係で入場用ゲートと出場用ゲートの
位置を分離して設ける必要上から、駐輪場の駐輪スペー
スが広くなると、朝、夜の入出場処理を効率良く実行で
きるために、ゲートの数を増加することが必要になる。
又、駐輪場配設条件から自転車とバイクのために個別の
駐輪場を設けることが困難である場合が多い。ビルに使
用される自動扉の単なる応用的手段を適用すると自転車
とバイクの判別が困難であるばかりではなく、いたずら
や悪用を完全に防止することは困難であった。そのため
に、自転車とバイクを混入して駐輪できる駐輪場におい
て、無人で自転車とバイクで異なった料金の課金を可能
にするために、自動的に自転車とバイクの違いを判別す
る技術としては、前述した本願発明の出願人による先行
技術のものがある。しかしながら、これらの先行技術の
ものは、駐輪場における車種の判別を目的とする技術で
あって、無人で、効率良く、的確に、集金できる出場管
理システムまでは開示されておらず、無人で出場管理を
実行できる駐輪場の管理システムの開発が要望されてい
た。本発明は従来のものの上記課題(問題点)を解決
し、無人で効率良く課金・集金業務が実行できる駐輪場
の出場管理システムを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に基づく駐輪場出場管理システムにおいて
は、駐輪場における出場通路に、料金精算器と、この料
金精算器の前後に所定間隔を隔てて設けた1対の車輪部
検知用センサと、自動開閉ゲートと、車種判別装置とを
配設し、前記の1対の車輪部検知用センサの所定の作動
条件において、車種判別装置によってこの1対の車輪部
検知用センサを作動した車種を判別し、料金精算器の所
定の投入口に投入された整理券、又は所定のカード及び
車種判別装置による判別車種に対応して予め設定した料
金を算出して料金精算器に表示し、この料金精算器に表
示された料金が所定の料金払い込み口に払い込まれると
自動開閉ゲートを開扉し、自動開閉ゲートの開扉後所定
条件で閉扉するように構成した。この場合、自動開閉ゲ
ートを閉扉する条件にあっても、次の出場者の車両が感
知されていると、閉扉を禁止するのが望ましい。
【0005】上記の自動開閉ゲートを開扉する1対の車
輪部検知用センサの所定の作動条件とは、料金精算器の
内側に配置した第1の車輪部検知用センサがオン/オフ
した後、料金精算器の外側に配置した第2の車輪部検知
用センサと第1の車輪部検知用センサがほぼ同時又は同
時にオンした時であることが望ましい。又、上記の車輪
部検知用センサは検知すべき車輪のタイヤ部の厚みと高
さ位置とに対応する位置にビーム光線を設けるようにし
た光センサで、1対の車輪部検知用センサは検知すべき
車輪のタイヤ部の間隔に対応する位置にビーム光線を設
けるようにした光センサとすることができる。さらに、
上記の自動開閉ゲート開扉後閉扉する条件は、自動開閉
ゲートの開扉後この自動開閉ゲートの機構と周辺の構成
条件に対応して設定する所定時間後であるようにし、自
動開閉ゲートの駐輪場内の所定位置に設置した出場者又
は/及び車両検知用のゲート内センサの作動によるのが
望ましい。
【0006】又、上記の自動開閉ゲートに、出場者又は
/及び車両検知用のゲート内センサを設置し、車両の移
動する条件に対応して、1対の車輪部検知用センサとこ
のゲート内センサがオン及び/又はオフしたことを検知
して料金精算器の科金動作をリセットして料金精算待機
状態にリセットするようにしても良い。又、自動開閉ゲ
ートに出場者又は/及び車両検知用のゲート内センサを
設置し、所定時間以上ゲート内センサが作動するといた
ずら又は異常状態の発生と判定して所定の警報機能を作
動するようにすることもできる。この場合、上記のゲー
ト内センサは、少なくとも1個の光センサであるのが望
ましい。
【0007】さらに、この駐輪場出場管理システムにお
いて、1対の車輪部検知用センサと自動開閉ゲートの間
に第3の車輪部検知用センサを設け、この第3の車輪部
検知用センサによるオン/オフ動作期間が所定時間以上
長い場合、又は、3個の車輪部検知用センサの動作が、
所定距離を隔てて装着された通過車両の2輪の通過条件
に対応して非論理であると判定した場合は、1台以上の
車両が連なって退場しようとしていると判定して所定の
警報処理を行うようにするのが望ましい。又、上記の第
3の車輪部検知用センサによるオン/オフ動作期間が所
定時間以上長い場合とは、1対の車輪部検知用センサ夫
々のオン/オフ動作期間より長い場合とすることができ
る。この場合、上記の第3の車輪部検知用センサによる
オン/オフ動作期間が所定時間以上長い場合とは、例え
ば、5秒程度の時間、異常が継続する場合とすれば良
い。
【0008】さらに、この駐輪場出場管理システムにお
いて、自動開閉ゲートの駐輪場内側に向けて撮像手段を
装着して監視及び/又は記録手段に記録するようにする
のが望ましく、この撮像手段は、車種判別用の撮像手段
と共用にするのが望ましい。この場合は、少なくとも出
場車両が車種判別位置にある場合は車種判別機能を実行
するサーチモードとし、その他の状況、又は、所定の操
作によって監視モードにすることができる。なお、この
撮像手段は、CCDカメラを用いれば良い。
【0009】さらに、この駐輪場出場管理システムに設
置した料金精算器において、投入されたカードが期限切
れ等の無効カードである場合は、このカードが無効カー
ドであって、整理券を投入すべきことを表示し、以降の
動作は整理券投入に伴う動作と同一にするのが望まし
く、投入されたカードが対象車種が異なるカードであっ
て支払い金額が不足する場合は、不足金額を表示し、こ
の金額が投入されると自動開閉ゲートを開扉するのが望
ましい。又、投入されたカードがプリペードカードであ
って、このカードの残金が支払い金額に不足する場合
は、残額を表示し、この金額が投入されると自動開閉ゲ
ートを開扉するのが望ましい。又、投入されたカードが
定期券であって期限切れの場合は、その車種に対応する
料金を表示して、この金額が投入されると自動開閉ゲー
トを開扉するのが望ましい。この場合、定期券再発行に
必要な料金を表示し、この追加料金が投入されると定期
券を再発行するのが望ましい。又、投入されたカードが
専用のクレジットカードの場合は、このクレジットカー
ドの登録台帳に支払い金額を記帳して自動開閉ゲートを
開扉するのが望ましい。
【0010】又、投入されたカードが定期券であって入
場管理で確認されていない場合は、この定期券の使用を
無効とするようにするか、入場管理で確認機能がない場
合は、使用されてから所定時間内に再使用されようとし
た場合は、この定期券の使用を無効とするのが望まし
い。さらに、上記の料金精算器に整理券紛失スイッチを
設け、このスイッチの操作によって、車種判別装置によ
り判別された車種に対応する等予め設定された料金を表
示し、この料金の支払いによって自動開閉ゲートを開扉
するようにするのが望ましい。これに代え、整理券紛失
時又は、別に設けた伝票請求スイッチの操作によって支
払い伝票を発行するようにしても良い。
【0011】さらに、この駐輪場出場管理システムにお
いて、この駐輪場の入場管理システムで記録した入場デ
ータと対応させた出場データとによってこの駐輪場使用
の統計的データ、残留車両データ等を作成し、又、機械
の作動ミス等によって発生するクレーム処理に使用し
て、駐輪場の管理システムの改善やサービスの向上に利
用することもできる。又、この出場用ゲートの所定位置
に、管理室に対する呼び出しスイッチを設け、及び/或
いは管理室との間の通話機能を設けることができる。
又、料金精算器に設けた整理券又は所定のカードの投入
口及び/又は料金払込口は、制御機能によって自動的に
開閉するのが望ましい。
【0012】上述のように駐輪場の出場管理システムを
構成したので、無人で管理用の整理券を確認して課金業
務と集金業務を実行すると共に、ゲートの開閉を効率良
く実行し、さらに、いたずら等の実行を容易に発見する
ことができる。又、定期券等この駐輪場で発行したカー
ド類による不正使用の監視を含む出場管理が実行でき
る。さらに、撮像手段を使用した車種判別装置を採用す
ると、この撮像手段が監視/管理用に使用できる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明に基づく駐輪場の出場管理
システムの詳細を、以下図1乃至図7に示す各実施の形
態によって詳細に説明する。 第1の実施の形態:図1は本発明を適用した駐輪場の出
場用ゲートの概要構成例を示している。図1(A)にお
いて、1は料金精算器で、矢印は車両の出場方向を示し
ている。料金精算器1には、この駐輪場の規模や管理サ
ービス条件等に対応して、下記の機能のいずれか又はい
ずれかを組み合わせ、又はすべての機能を備えている。 (1)出場しようとする利用者が後述する検知手段によっ
て接近したことを検知すると、この駐輪場の入場時に入
場用ゲートで発行された整理券又は所定のカードを所定
の投入口に投入するように、音声又は/及び光学的表示
機能によって報知する。利用者が整理券を投入すると、
整理券に記録された整理番号と発券日時を機械読み取り
機で読み取り、予め設定された条件によって料金を設定
して表示部に表示し、利用者が表示された金額を所定の
払込口に払い込むと、出場用ゲートに開扉信号を出力す
る。上記の整理券又はカードの投入口及び料金支払口は
後述するように所定の管理制御装置によって自動的に開
口又は閉鎖する機能を備えることによって、いたずらの
防止ができる。 (2)この駐輪場の規模等の条件に対応して整理券に記載
された整理番号と発券日時及び使用時間を記録して駐輪
場の保管管理等に使用する。例えば、入場曜日と時刻に
対応する預かり時間のデータから統計的データを作成し
て管理システムの改善に使用する。入場されながら退場
されない整理券の番号から残留車両のチェックを行い、
又、整理券紛失者のためのサービスを実行する等の管理
システムを形成させる。
【0014】(3)出場しようとする利用者が、整理券の
代わりに定期券を所定の投入口に投入すると、定期券に
記載された有効期限、利用車種を読み取り、有効期限内
であって、出場用ゲートに設けた車種判別機能によって
判定された車と一致すると出場用ゲートに開扉信号を出
力し、一致しないと予め設定された条件によって定めた
不足料金を設定して表示部に表示し、利用者が表示され
た金額を支払うと、出場用ゲートに開扉信号を出力す
る。定期券の有効期限が切れていると、期限切れの表示
と共に、この出場用ゲートに設けた車種判別機能によっ
て判定された車種に対して予め設定した料金を表示す
る。この場合、利用者が表示された金額を支払うと、出
場用ゲートに開扉信号を出力する。 (4)定期券の有効期限が切れている場合、期限切れの表
示と共に、定期券再発行の場合の支払い料金を表示し、
この料金が支払われると、定期券を再発行すると共に出
場用ゲートに開扉信号を出力する。 (5)定期券の有効期限が切れている場合、この駐車場が
入場時整理券を取るシステムの場合は、期限切れの表示
と共に、整理券投入の表示をし、以降は表示券に対応す
るのと同一の処理を実行する。 (6)この駐輪場の規模等の条件に対応して、例えば、定
期券による入場時にこの定期番号の入場時刻を記録して
おき、出場時から利用時間を算出し、定期券による入場
曜日と時刻に対応する預かり時間のデータから統計的デ
ータを作成して管理システムの改善に使用する。
【0015】(7)出場しようとする利用者が定期券では
ないプリペードカードを所定の投入口に投入すると、こ
の出場用ゲートに設けた車種判別機能によって判定され
た車種に対して予め設定した金額を差し引いて残り金額
をプリペードカードに記録して、出場用ゲートに開扉信
号を出力し、プリペードカードの残額が設定した料金よ
り不足すると、不足料金を表示部に表示し、利用者が表
示された金額を支払うと、出場用ゲートに開扉信号を出
力する。 (8)出場しようとする利用者がクレジットカードを所定
の投入口に投入すると、この出場用ゲートに設けた車種
判別機能によって判定された車種に対して予め設定した
金額を所定のクレジットカードの登録台帳に支払い金額
を加算して記録し直し出場用ゲートに開扉信号を出力す
る。 (9)定期券以外のカードに対しても、入場日時等の所定
のデータ記録機能を設けて演算処理し、この駐輪場のサ
ービス向上等に利用する。 (10)上述の各機能を実行するための整理券やカード類に
記録された事項の読み取りと書き込み、及び正規の整理
券又はカードであるかの判定機能を備えている。
【0016】(11)整理券を紛失した利用者等のために、
整理券紛失スイッチを設け、利用者がこのスイッチを操
作すると、車種判別装置により判別された車種に対応す
る等予め設定された料金を表示し、利用者が表示された
金額を支払うと、出場用ゲートに開扉信号を出力する。 (12)受領書発行機能を設け、支払い完了時に自動的に、
又は、受領書発行スイッチを設けて、利用者による受領
書発行スイッチの操作によって、少なくとも利用日時を
含む利用内容と支払い金額を記載した受領書を発行す
る。
【0017】さらに、下記のような機能を設けることに
よってサービス向上をはかることができる。 (13)管理室の担当者を呼び出すためのスイッチを設け
る。このスイッチ操作によって、利用者が出場しようと
する車種に対する料金よりも高い料金が表示された場
合、出場用ゲートが開かない場合等、異常が発生した場
合に速やかに担当者を呼び出すことができる。 (14)管理室との間に形成した音声伝送機能のスピーカと
マイクロフォンを設置しておくことによって、異常発生
時等に状況を管理室の担当者に連絡し、担当者の指示に
よって、速やかに対応処置が実行できる。 (15)監視用の撮像手段、例えば、CCDカメラ(以下C
CDカメラとして説明する)を設置し、管理室でCCD
カメラによる撮像を監視又は操作できるようにしておく
ことによって、上述のような異常発生時等の状況把握が
容易にできるので対応が取りやすくなり、又不正出場の
把握も可能になる。 (16)CCDカメラによる撮像結果を撮像時刻を付して記
録しておくことによって、トラブル発生時等の場合の確
認等に利用できる。
【0018】料金精算器の前後に、車輪部検知用センサ
2A、2Bを1対として設置し、さらに、車輪部検知用
センサ2Bの出場用ゲート側にさらに1個の車輪部検知
用センサ2Cを設置している。車輪部検知用センサ2
A、2B、2Cの夫々に示す2aは投光器、2bは受光
器である。3は出場用のゲートの機構部であって、左右
の遮蔽壁3A、3Bの間に開閉扉3a、3bが破線で示
す矢印のように、図示しないモータによって開閉自在に
装着されている。4は車種判別と出場管理を兼ねたCC
Dカメラで得た映像は通過車両の車種判別と、管理室に
よる監視に使用する。即ち、管理用としては、管理室で
CCDカメラによる撮像を監視、又、操作できるように
しておくことによって、異常発生時等の状況把握が容易
にできるので対応が取りやすくなる。又不正出場の把握
も可能になる。さらに、CCDカメラによる撮像結果を
撮像時刻を付して記録しておくことによって、トラブル
発生時等の場合の確認等に利用できる。従って、CCD
カメラ4は、車輪部検知用センサが出場する車両を検知
するとサーチモードとなって車種判別機能が働き、管理
室で所定の操作をするとき又は車両が出場してサーチモ
ードの必要がなくなると監視モードになり、予め設定し
た監視状態になるようにするのが適切である。このいず
れのモードの場合も管理室で監視し、又、記録するのが
トラブル防止機能上望ましい。
【0019】図3に車種判別機能と出場車両検知機能を
兼ねた機能を説明する。図3において、同図(A)は図
1に示した料金精算器部を側面から見て料金精算器を除
いた状況を示す側面図、同図(B)は同図(A)のX−
X′から見た正面図を示している。図3において、2
A、2B、2Cは夫々図1に示した夫々が同一構造の車
輪部検知用のセンサであるエリアセンサ(以降車輪部検
知用センサをエリアセンサと称して説明する)である。
各エリアセンサ2A、2B、2Cにおいて、2aは投光
器であって、例えば、角柱で形成されていて複数の光源
2a1乃至2anを垂直方向に配設して構成される。2bは
受光器で、例えば角柱で形成されていて、投光器2aに
配設した光源2a1乃至2anの投射する複数の光ビーム2
c1乃至2cnの夫々を受光する位置に光センサ2b1乃至2
bnを配設して構成される。なお、以下の説明ではエリア
センサを形成する光ビームが遮断されたのをオン、再び
光ビームが形成されるのをオフと称して説明する。上述
の構成で、例えば光源2anと光センサ2bnの対が地上か
ら350ミリの位置に配設し、それから40ミリピッチ
で光源と光センサを13対配設する。従って、最も上の
光源2a1と光センサ2b1の対は地上から870ミリの位
置になる。上述した光源2anと光センサ2bnの対は、こ
の駐輪場が対応する車両、即ち各種2輪車のタイヤの条
件、例えば、タイヤの厚みと全体の高さ等に対応して、
全ての車輪を検知できるように必要で十分条件に対応さ
せて上記した光ビームを適切に配設すれば良い。
【0020】又、4はCCDカメラ、5は出場するため
にエリアセンサ2Aと2Bの前を通過しようとする車両
であり、5Aは前輪のタイヤ、5Bは後輪のタイヤであ
る。エリアセンサ2Aと2Bは、この駐輪場を利用する
各種車両の前後2輪のタイヤ5A、5Bの間隔に対応し
た間隔で配置し、利用者が料金精算器を操作する位置に
来たとき、又はその直前に、対象2輪車のタイヤ5A、
5Bを同時に検知するようにしている。この駐輪場を利
用する各種車両の前後のタイヤ5Aと5Bの間隔の種類
が非常に多くて1種類のエリアセンサ2Aと2Bの配置
間隔で適用できない場合は、前述したエリアセンサの光
ビームの配置を適切に設定するか、管理処理装置に構成
する判定条件によって1対のエリアセンサ2Aと2Bが
ほぼ同時に車輪を検知することを判定条件にしても良
い。
【0021】次に、駐輪場を出場する車両に対する料金
設定の基準となる車種判定の手段例を説明する。図3に
おいて、CCDカメラ4は、この出場用ゲートにおい
て、エリアセンサ2Aと2Bが同時に、又は略同時に車
輪を検知できる位置に対象車両が位置する場合等、所定
の条件のときに、利用車両の車輪部を撮影できる位置姿
勢で装着されている。以上の構成において、この駐輪場
の図示しない、後述する管理処理装置に記録した判定基
準によって撮像手段が撮影した車輪の寸法から車種の判
定を行う。即ち、例えば、エリアセンサ2Aと2Bが同
時に対象車輪を検知できるような位置に進入してきた車
輪の幅を上記の撮像手段によって計測し、この幅が予め
設定した判別しきい値よりも小さいと自転車と判定し、
この幅が予め設定した判別しきい値よりも大きいとバイ
クであると判定する。車両の種類に対応して、車輪の寸
法が上述の手段のみでは判別できない場合等のために
は、エリアセンサ2A又は/及び2Bの夫々に設けた光
ビームの遮断状況と組み合わせて判定するようにしても
良い。2Cは、例えば、エリアセンサ2A、2Bと同一
構造に形成した第3のエリアセンサであって、エリアセ
ンサ2Bから進行方向の所定位置に配設し、第3のエリ
アセンサ2Cがタイヤ5A及び5Bを検知すると、上記
の判定機能をリセットして次に出場しようとする車両の
ために,車種判別機能を待機状態にする。第3のエリア
センサ2Cは、出場用ゲートと料金精算器との位置関係
等の条件に対応して適切に配設し、その配設状況に対応
して、速やか、かつ、安全に次に出場しようとする利用
者に対応できるように上記の判定機能をリセットする各
エリアセンサのオンオフ条件を設定する。
【0022】図2に本発明を適用する管理と各自動機構
の制御及び各種データ処理を行う電子装置(以下管理処
理装置と称して説明する)の概要構成例を示す。この管
理処理装置は、この駐輪場全体を管理する管理処理装置
に含まれる機能であっても、この駐輪場の入場管理と出
場管理を行う機能であっても、出場管理を専用とする、
この駐車場の各種機能を分担する1機能として構成して
も良い。図2において、10はこの駐輪場の出場管理シ
ステムを実行する管理処理装置の基本機能であるCPU
(central processing unit)であってバスライン11
に接続している。バスライン11にはデータ伝送ライ
ン、番地の伝送ライン等必要な信号線を複合して示して
いる。又、電源等の図示は省略している。12はCPU
10がその機能を実行するための基本ソフトである所定
のOS(operating system)を記録した第1の記憶機
能、13は、車種判別機能を含む駐輪場の出場管理シス
テムを実行する基本ソフト又は/及び駐輪場の全体を管
理する基本ソフトを記録する第2の記憶機能、14は第
3の記憶機能で、出場管理システム又は/及び駐輪場の
全体の管理システムを実行するために必要な、例えば車
両の車種判別機能を含めたセンサの判定基準、タイマの
設定時間等の固有データを記録する。15は第4の記憶
機能で、この管理処理装置が作動中に発生して一時的に
記録すべきデータ又は、予め設定した管理用のデータを
記録する。第4の記憶機能15にはCCDカメラによる
映像データ等を含め長時間大きなデータを記録する必要
のある場合は、テープ、ディスク等も含むものとし、各
記憶機能には書き込み/読み取りの機能を含めて記して
いる。各記憶機能は、本駐輪場の出場管理システムの実
行機能を説明するために便宜上分割して示したものであ
って、各記憶機能は同一の記憶機能の記憶番地を適切に
分割して使用しても、記憶すべき内容に対応して、RO
MやRAMを適当に使用しても良いことは当然である。
この駐輪場管理システムが前述したCCDカメラが撮像
した撮像データを記録して管理やサービスに使用するよ
うに形成している場合は、撮像データを上述した第4の
記憶機能15にその記録領域を形成すれば良い。撮像デ
ータの記録や日常業務に対応して作成された管理データ
記録等、大容量の記憶を必要とする場合は、第4の記憶
機能15にテープ、ディスク等の記憶容量に大なる記憶
機能を設けても良い。
【0023】16は各センサを一括して示したセンサで
あって、16aはセンサ16の検知した信号をCPU1
0によって所定の処理が実行できる信号形態に変換する
入力インタフェースである。センサ16の検知した信号
は必要と条件に対応して第4の記憶機能15に記録して
駐車場出場管理システムとして実行される処理に利用さ
れる。17は料金精算器機能であって、17aは料金精
算器に設けられた硬貨や紙幣の送り機構と弁別機構、釣
銭管理機構及び料金表示機能、整理券/定期券投入口の
開口/閉鎖機構、料金支払口の開口/閉鎖機構等の各部
の機能を一括して示したものであり、17bは出力イン
タフェースで、CPU10によって処理された発券機制
御信号や料金等の所定の信号を発券機の機構や表示機能
に対応させた信号形態に変換するためのものである。1
7cは入力インタフェースで、料金精算器に支払われた
金額、又は、料金と支払い金額が一致した信号等、所定
の信号をCPU10によって処理されるデータコード等
所定の信号形態に変換するためのものである。18は出
場用ゲートに設けられたゲート機能で、18aは出場用
ゲートに設けられた開閉扉3a、3bを駆動するモータ
等の駆動機能を一括して示したものである。18bは出
力インタフェースで、CPU10によって処理されたゲ
ート機構部の駆動信号等の所定の信号をゲート18の機
構に対応させた信号形態に変換するためのものである。
18cは入力インタフェースで、ゲート18の機構に設
けられた、例えば開閉扉3a、3bの開閉を監視するた
めのセンサの検知信号等、このゲート18の機構で作成
される信号類をCPUが処理するに適した信号形態に変
換するためのものである。
【0024】19は車種判別機能等を実行する撮像機能
を総合して示していて、19aはCCDカメラと、この
駐輪場の管理条件に対応したCCDカメラの機能と用法
等に対応して設けたCCDカメラの操作機構類を含めて
記している。又、管理室に設けたCCDカメラの遠隔操
作器を操作すると、操作信号はバスライン11を経由し
て出力インタフェース19bで信号を変換してCCDカ
メラの操作調整機能(19に含まれる)を操作する。
又、CCDカメラ(19aの一部)が撮像した撮像デー
タは入力インタフェース19cによってCPU処理又は
/及び第4の記憶機能15に設けた所定の映像記憶機能
に記録する。又、CCDカメラ(19aの一部)が撮像
した撮像データは管理室に設けた表示機能に直接表示す
る。
【0025】20は出場用ゲート又は、出場用ゲートか
ら離れたこの駐輪場の適切な位置に配設された管理室に
設けられた管理機能であって、20aは、この駐輪場の
管理システムの設計思想に基づく、撮像データを含めた
表示機能と、撮像手段の操作機能を含めた操作機能類を
一括して示したものであって、20bは出力インタフェ
ースで、警報信号等管理室に伝送して表示すべき信号類
を表示機能に適切な信号に変換するためのものである。
20cは入力インタフェースで、操作信号等この駐輪場
の管理に必要な操作信号類をCPU10によって所定の
処理を実行できる信号形態に変換するためのものであ
る。上述した表示機能は、この駐輪場の管理システムの
構成条件に対応させて、音声で報知する、表示ランプで
表示する、液晶等で構成した表示機能に画又は文字で表
示する等のように適切に構成し、操作機能は、この駐輪
場の管理システムの構成条件に対応させて、所定の機能
を遠隔で操作するCPU10の動作内容を遠隔でチェッ
クする等のためのスイッチ類を適切に構成すれば良い。
又、管理室は単に入場管理のみではなく、出場管理及び
その他、この駐輪場に必要な管理機能を総括して設けて
も良いことは当然である。上述の構成には、この駐輪場
の管理システムに対応させて設けた料金精算器又は/及
び出場用ゲートの機構部から管理室に対する呼び出しス
イッチ、料金精算器又は/及び出場用ゲートの機構部と
管理室との間に設けた通話機能等、CPUを経由しない
でも構成できる機能の図示は省略している。
【0026】CCDカメラは上述の構成において、その
駐輪場の規模、サービス条件、管理方式等に対応し下記
に記すような適切な手段を付加すればよい。 撮像手段を図1に示すように、出場用ゲートから車種
を判定するために配置すると共に、利用者の異常動作等
予め設定した異常信号が出力すると、この撮像手段を機
能させて、得られた映像を管理室に伝送する。又、記録
機能に予め設定した発生時間や異常警報の内容等のデー
タを付して記録する。 上述の条件において撮像手段を、管理室からの遠隔操
作で、又は警報発信箇所に対応させて自動的に監視範囲
を変化できるようにする。例えば、図1に示すのとは逆
方向に、入場用ゲートから外部に向けて撮像できるよう
にして利用者の出場後の挙動を撮像し、駐輪場内の通路
整備等に利用できるようにする。
【0027】上述した構成における本発明に基づく出場
管理システムの働きを図4に示す概要フローに、図1、
図2及び図4を参照して説明する。このフローを実行す
るプログラムは前述したように第2の記憶機能13に記
録され、判定基準やタイマの設定時間等は第3の記憶機
能14に予め記録されている。又、本実施の形態の説明
では駐輪場が扱う車両を自転車とバイクのいずれかであ
るとする。又、図4のフローでは、エリアセンサ2A、
2Bによる検知動作を「Aセンサ検知」、「Bセンサ検
知」、又エリアセンサ2Cの作動を「Cセンサ作動」と
いうように簡略に記載している。図4において、この駐
輪場の出場管理システムが待機状態に、利用者が預けて
いた車両、例えば、自転車を出場するために、乗って、
又は押してこの駐輪場の出場用ゲートにくると(S
0)、車両の前輪を第1のエリアセンサ2Aが検知し
(S1)、さらに車両が進んで、車両の前輪を第2のエ
リアセンサ2Bが、車両の後輪を第1のエリアセンサ2
Aが、同時に検知すると(S2)、車種判別機能がその
車種を判定し、自転車であると(S3)、第3の記憶機
能14に記録した自転車の預かり料金を読み出して料金
精算器に出力する(S4)。自転車ではなく(S3)、
バイクであると(S5)、第3の記憶機能(図2に示し
た14)に記録したバイクの預かり料金を読み出して料
金精算装置に出力する(S6)。自転車でもバイクでも
ないと(S3、S5)、予め設定した警報処理を行う
(S7)。即ち、例えば、管理室の表示機能に表示し、
管理担当者がこの駐輪場に設定されたマニュアルに従っ
た所定の処置を行う。
【0028】車種判別機能が判定した車種が、予め設定
された扱い車種に含まれている自転車かバイクである
と、料金精算器には、この駐輪場の入場用ゲートで発行
した整理券か、この駐輪場が予め発行している定期券等
のカードを所定の整理券投入口かカード投入口に投入す
るように表示すると共に、この投入口を開口する。整理
券(又はカード)を投入口に投入するように表示した
後、タイマをスタートさせ、予め設定した時間経過して
も(S10)、整理券又はカードが投入されないと、整
理券紛失スイッチを操作するように、音声又は/及び光
学的に表示する(S11)。さらに、所定時間に設定さ
れたタイマを始動し、予め設定した時間経過しても(S
12)、整理券紛失スイッチが操作されないと(S1
3)、予め設定した警報処理を行う(S7)。即ち、例
えば、管理室の表示機能に表示し、管理者担当者が所定
の処置を行う。例えば、CCDカメラで状況を確認し、
管理室から音声で利用者に必要な指示を与える。整理券
紛失スイッチが操作されると、第3の記憶機能14に記
録した予め設定された料金が読み出される(S14)。
この料金はその車種が複数日預けた料金に対応させて設
定しておく。さらに、整理券紛失操作をして出場する利
用者を前述したCCDカメラで撮像して記録しておくこ
とによって、整理券紛失操作によって他人の車両を持ち
出した場合にも、その確認ができる。
【0029】上述の動作に並行して、投入された整理券
又はカードが正規のものであると判定されると(S
9)、整理券投入口を閉鎖する(S15)と共に、料金
支払口を開き、上述したように(S4、S6、S14)
第3の記憶機能14から出力された料金が支払い料金を
表示する表示機能に表示される(S16)。但し、投入
されたカードが定期券であって、本出場管理システムに
対応する入場管理システムでこの定期券を確認して記録
がなされるようにしている場合に、記録がなされていな
い定期券の場合は、この定期券を無効として自動的に没
収し、整理券紛失と同等金額を料金として表示する。本
出場管理システムに対応する入場管理システムで定期券
の所有者でもすべての入場者が整理券を取るようにした
システムの場合は、期限切れ定期を使用した場合、定期
券が期限ぎれの表示をすると共に整理券投入の表示を
し、以降は整理券による管理と同一のステップで進行す
る。次に、整理券で入場し、他人の定期券で出場しよう
とする場合のように、入場管理システムで定期券の投入
が確認されていない定期券を、本出場管理システムの出
場時に所定時間内に再使用された場合は、定期券の不正
使用として、当該定期券を無効とし、整理券紛失と同等
金額を料金として表示する。料金精算器又は近傍に、管
理室の担当者の呼び出しスイッチ、通話機能等を設けて
いる場合は、利用者が上記の処理が不満の場合は、担当
者にその修正を求める。管理室の担当者はCCDカメラ
で撮像し、記録したデータと利用者の発言内容によって
機械のミスかどうか等を判定して修正処理を行う。又
は、請求料金を支払ってもらうと共に、仮り定期券と証
明書を発行して後日精算するようにする。その他この駐
輪場の設定サービス条件等に対応して、上記を含む段落
番号13乃至17に記載した機能を適切に採用した処理
機能を形成すればよい。上記の、特殊な場合のための動
作のフローは図示を省略している。表示された料金が支
払われると(S17)出場用ゲート3の開閉扉3a、3
bを開き(S18)、料金支払口を閉鎖する(S1
9)。
【0030】上述した料金表示額が利用者の納得できな
い金額であって、この出場管理システムに管理担当者を
呼び出すスイッチと通話機能が設けられていると、利用
者はこの設備を利用して管理担当者に確認を求める。例
えば、車種の判定が間違っているようであれば、管理担
当者は、車種判別用又は、監視用のCCDカメラの撮影
した映像を見て、表示料金の修正処理を行う。利用者が
整理券紛失処理の場合の料金が高いという場合は、この
駐輪場の課金システムを説明し、例えば、後日整理券が
見つかった場合は超過料を払い戻す等の説明をする。管
理担当者が不在の場合は利用者は指定された料金を支払
わないと以降の処理が実行されず、出場できないので、
一応指定料金を支払って出場し、車種判別用又は監視用
のCCDカメラの記録映像を参照して精算するようにす
る。上記の特殊な場合のための動作のフローは図示を省
略している。
【0031】利用者が車と共に移動して、1対のエリア
センサ2A、2Bが順次オン/オフして(S20)、第
3のエリアセンサ2Cが作動すると(S21)、即ち、
車両の2個の車輪を検知した後切れると管理システムの
料金精算器は待機状態になり、1対のエリアセンサ2
A、2Bが次に出場しようとする利用者の車両を検知す
ると車種の判定機能が作動する(S2)。第3のエリア
センサ2Cが上述のように作動すると(S21)所定時
間に設定されたタイマが始動し、設定時間が経過すると
(S22)開閉扉3a、3bを閉鎖し利用者は出場す
る。しかしながら、上述したように次の利用者が出場し
ようとしてステップ(S2)が機能していると、開閉扉
3a、3bの閉鎖は実行しない。又、上述したS21の
ステップにおいて、第3のエリアセンサ2Cが予め設定
した時間、例えば5秒以上オン状態が継続すると、2台
の車両が連続して出場していると判定し、予め設定した
警報処理を行う。例えば、管理室の表示機能に表示し、
管理者は監視用のCCDカメラの映像を確認して所定の
処置を行う。即ち、利用者が立ち止まっていると、速や
かに出場するように通話機能によって指示し、2台の車
両が連続して出場しようとしていると、所定の出場処理
を行うように指示する。上記の、特殊な場合のための動
作のフローは図示を省略している。
【0032】第2の実施の形態:上述の働きで所定単位
の業務、例えば、一日の業務を完了した後に実行する管
理業務例を図5のフローと図2とを参照して説明する。
集計操作とその確認作業を開始するために、管理室に設
けた操作機能によってCPU10を操作すると(S
0)、本発明に対応する駐輪場入場管理システムで作成
し、第4の記憶機能15に記録した入場データと、第4
の記憶機能15に記録した出場データを読込み(S1、
S2)両データの同一整理番号を対応させて(S3)、
残留車両データを検索して当日残留車両データを作成す
ると共に、昨日までの残留車両データに加算して集計残
留車両データを作成し(S4A)、得られたデータをプ
リントアウトする(S5A)。又、出場した車両の車種
と台数、及び、上述した残留車両データと出場データか
ら求めた当日入場しなかった車両の車種と台数の預かり
日数及び整理券紛失処理件数と、それらの基準料金等か
ら当日入金金額を算出して、別に記録した入金データと
を所定のデータフォーマットに整理し(S4B)、得ら
れたデータをプリントアウトする(S5B)。当日の管
理担当者は上記の2件のプリントアウトしたデータを付
して日報を作成する。又、日報を1カ月分纏め、整理し
て月報資料を作成し、又、所定の時期に残留車両の総点
検のための資料を作成する。なお、この動作のフローは
図示を省略している)。
【0033】第3の実施の形態:次に、自動開閉ゲート
に、入場者又は/及び車両検知用のゲート内センサを設
置し、このゲート内センサの機能を用いて料金精算器の
課金動作をリセットするようにし、又は、いたずらや事
故を発見する第3の実施の形態を説明する。図6にこの
実施の形態のゲート内センサの概要構成を示している。
図6に出場用のゲート3の機構部を上から見た図を示
し、同図に示すように左右の遮蔽壁3A、3Bの間に開
閉扉3a、3bが設けられている。又、7A、7B、7
C、7Dは夫々ゲート内センサである。夫々のゲート内
センサにおいて、7aは例えば、地上200ミリと10
00ミリの2箇所に光源(図示せず)を配設した投光器
であって、7bはこの投光器の投射する光ビームを受光
する光センサ(図示せず)を設けた受光器で、投光器2
aに配設した光源の投射する複数の光ビーム夫々を受光
する位置に光センサ(図示せず)を配設している。な
お、以下の説明ではゲート内センサを形成する光ビーム
が遮断されたのをオン、再び光ビームが形成されるのを
オフと称して説明する。各ゲート内センサ7A〜7Dに
設ける光ビームの数はその目的とする条件とゲートの機
構部の構造条件等に対応して1条以上適切に配設すれば
良い。又、ゲート内センサを4組設けるように説明した
が、その数と位置も後述するように適切に設ければ良い
ことは当然である。
【0034】出場用ゲートの位置条件に対応して、例え
ば、料金精算器と出場用ゲートが近接している場合等
に、第1の実施の形態の説明で図1に示した第3のエリ
アセンサに替えてゲート内センサを使用した場合の働き
を、図4、図7のフロー図と図6を参照して説明する。
図7は図4に示したフローの末尾を修正したものであ
り、従って、図4ステップS18に継続したフローを示
すものである。利用者が車と共に移動して、1対のエリ
アセンサ2A、2Bが順次作動して(S19′)、ゲー
ト内センサ7A又は7Bのいずれかが作動すると(S2
0′)、管理システムの料金精算器は待機状態になり、
1対のエリアセンサ2A、2Bが次に出場しようとする
利用者の車両を検知すると車種の判定機能が作動する
(S2)。又、ゲート内センサ7C又は7Dのいずれか
が上述のように作動すると(S21′)、すぐか、この
出場ゲート機構部の条件に対応して所定の短時間後に開
閉扉3a、3bを閉鎖し(S22′)、利用者は出場す
る(S23′)。即ち、本用途の場合は、料金精算器と
出場用ゲートとの位置関係に対応して4個のゲート内セ
ンサ7A乃至7Dの内のいずれか適切なセンサがあれば
良い。なお、本実施の形態においても、第1の実施の形
態と同様、次の利用者が入って来ていると、開閉扉3
a、3bを閉鎖しない。
【0035】第4の実施の形態:図6に示したゲート内
センサの別の用法を説明する。図6に示すように、4個
のゲート内センサ7A乃至7Dのいずれか又はすべてが
所定時間以上作動すると異常警報を管理室に伝送する。
従って、管理室の担当者はゲート内における利用者の滞
留を検知し、いたずらか、扉と車両の干渉等による滞留
であるかを、CCDカメラの映像か、直接ゲートに行く
かによって判定する。上記の場合で、滞留者に危険を与
える恐れがある場合は開閉扉(図1に示す3a、3b)
を閉鎖しないようにするのが望ましい。さらに、各ゲー
ト内センサの作動順序を記録することによって、どのよ
うな順序でゲート内センサが作動したか、又、作動中で
あるかを調査して、いたずらか事故か等を判定すること
ができる。
【0036】本発明は上述した各実施の形態に限定され
ることなく、本発明の基本思想を満足する手段を構成
し、実行するようにすれば良い。即ち、駐輪場が扱う車
両の種類と駐輪可能台数、駐輪場の地形条件等に対応し
て上述した各実施の形態を選択し、又、変形して使用す
れば良い。例えば、駐輪可能台数が多い場合は、利用者
が殺到する時間帯に対応させて入場及び出場のゲート数
を増加し、閑散時はゲートの一部を閉鎖するようにする
等の処理が実行できる管理処理機能を設け、又管理、監
視機能も適切に設定し配置すれば良い。又、整理券又は
カード投入口、又は/及び料金支払口を自動開閉できる
ように説明したが、開閉機構を除いても良い。又、条件
に対応して料金精算器又は/及び出場用ゲートに異常報
知ベルのためのスイッチを設け、又、出場用ゲートの開
閉扉の開閉状態を示すスイッチを設け、それらの表示部
を管理室に設けて、開閉扉が開かない又は閉じない等の
異常時に管理室に速やかに報知できる機能を設けても良
い。又、上記のように駐車台数と出場ゲート数との条
件、車種が限定されている駐車場、車種によって出場用
ゲートが固定されている駐車場、定期券等のカードの出
場用ゲートと整理券の出場用ゲートが固定されている駐
車場、定期券のみしか使用しない駐車場、整理券のみし
か使用しない駐車場等、駐車場夫々の経営条件に対応し
て上記各実施の形態の記載を参照して応用し適切に設定
すれば良い。上記の実施の形態の説明で車種判別手段
に、本願発明の出願者が出願した特願平7−20492
6号公報に開示した手段を利用して撮像手段を使用した
例について説明したが、その他の車種判別手段を利用
し、その車種判別手段に対応した出場管理システムを形
成しても良いことは当然である。又、上述の説明ではこ
の駐輪場の出場管理システムをコンピュータ(CPUと
記憶機能による構成)によって処理するように説明した
が、特定の機能を専用のIC(integrated circuit)素
子で構成しても、上述した機能を実行するように全体を
一般的な半導体素子類で構成するようにしても良いこと
は当然である。
【0037】
【発明の効果】本発明は上記のようなシステムにしたの
で、次に示すような優れた効果を有する。 (1)無人で管理用の整理券又は定期券等この駐輪場で発
行している使用カードを確認して課金業務と集金業務を
実行すると共に、ゲートの開閉を効率良く実行すること
ができる。 (2)従って、出場業務を短時間で効率良く実行できる。 (3)自動開閉ゲートを開扉する指令信号となる1対の車
輪部検知用センサ(エリアセンサ)の作動条件を、料金
精算器の内側に配置した第1の車輪部検知用センサが作
動して切れた後、料金精算器の外側に配置した第2の車
輪部検知用センサと第1の車輪部検知用センサがほぼ同
時又は同時に作動した時に設定すると、出場車両を的確
に把握できる。 (4)上記の車輪部検知用センサは検知すべき車輪のタイ
ヤ部の厚みと高さ位置とに対応する位置にビーム光線を
設けるようにした光センサにすると、この駐輪場を使用
するすべての車種に対応して車輪を的確に把握できる。 (5)上記の1対の車輪部検知用センサは検知すべき車輪
のタイヤ部の間隔に対応する位置にビーム光線を設ける
ようにすると、この駐輪場を使用するすべての車種に対
応して出場車両を的確に把握できる。 (6)開扉した自動開閉ゲートの閉扉する条件として、自
動開閉ゲート開扉後この自動開閉ゲート機構と周辺の構
成条件に対応して設定する所定時間後であるようにする
と、安価な手段で、安定な閉扉動作を実行できる。 (7)自動開閉ゲートの閉扉する条件であっても、次に出
場する車両が検知された場合、開扉のままにしておく
と、出場業務がスムーズに実行できる。 (8)開扉した自動開閉ゲートの閉扉する条件を自動開閉
ゲートの駐輪場内の所定位置に装置したゲート内センサ
の作動によると、確実に利用者の出場が確認できるの
で、出場しようとする車両と開閉扉が干渉するような恐
れがない。 (9)上記の自動開閉ゲートにゲート内センサを設置し、
2輪の移動する条件に対応して、前記の1対の車輪部検
知用センサとこのゲート内センサの作動状態を検知して
料金精算器の課金動作をリセットし、料金精算待機状態
にリセットするようにすると、安定かつ効率良く車両の
出場を図ることができる。 (10)上記の自動開閉ゲートにゲート内センサを設置し、
所定時間以上前記ゲート内センサが作動するといたずら
又は事故であると判定して所定の警報機能を作動するよ
うにすると自動開閉ゲートの異常を速やかに把握でき
る。 (11)上記のゲート内センサは、出場用ゲートの条件に対
応して少なくとも1個の光センサにすると、安価な手段
で上記の効果が得られる。 (12)この駐輪場出場管理システムにおいて、1対の車輪
部検知用センサと自動開閉ゲートの間に第3の車輪部検
知用センサを設け、この第3の車輪部検知用センサによ
るオン/オフ動作期間が所定時間以上長い場合、又は3
個の車輪部検知用センサの動作が、所定距離を隔てて車
両に装着された2輪の通過条件に対応して非論理である
と判定した場合は、1台以上の車両が連なって退場しよ
うとしていると判定するようにすると、不正出場を速や
かに把握して対策が取れる。 (13)上記の第3の車輪部検知用センサによるオン/オフ
動作期間が所定時間以上長い場合は1対の車輪部検知用
センサ夫々のオン/オフ動作期間より長い場合とする
と、上記の確認が速やか、かつ安定に実行できる。 (14)上記の第3の車輪部検知用センサによるオン/オフ
動作期間が所定時間以上長い場合を、例えば約5秒継続
する場合にすると、処理時間を長くしすぎないで判定ミ
スを減らすことができる。 (15)この駐輪場出場管理システムにおいて、自動開閉ゲ
ートの駐輪場内側に向けて撮像手段を装着して監視する
と、駐輪場内の異常状態や不正出場の恐れを速やかに把
握することができ、記録するようにすると事後のトラブ
ル発生を防止し駐輪場管理を有効に実行できる。 (16)上記の撮像手段を、車種判定用の撮像手段と共用に
すると経済的なシステムの構成ができる。 (17)上記の場合、車種判定条件にある場合はサーチモー
ドとし、その他の場合等は監視モードになるようにする
と出場すべき車両の車種判定を実行すべきなのに監視モ
ードで使用していて利用者に迷惑をかけたりする恐れが
ない。 (18)上記の撮像手段をCCDカメラにすると、遠隔から
の操作性が良く、安定で信頼性の高いある撮像手段が得
られる。 (19)この出場管理システムに使用する料金精算器におい
て、投入されたカードが期限切れ等の無効カードである
場合は、このカードが無効カードであって、整理券を投
入すべきことを表示するようにすると、利用者が誤って
無効カードを使用した場合に速やかに改善動作が実行で
きる。 (20)上記の料金精算器において、投入されたカードが対
象車種が異なるカードであって支払い金額が不足する場
合は不足金額を表示するようにすると、利用者が1枚の
カードで複数の車種の駐輪を行うことができる。 (21)上記の料金精算器において、投入されたカードがプ
リペードカードであって、このカードの残金が支払い金
額に不足する場合は、残額を表示するようにすると、利
用者は残額の僅かなプリペードカードであっても、残額
の不明なプリペードカードであっても安心して使用でき
る。 (22)この料金精算器において、投入されたカードが定期
券であって期限切れの場合、所定の請求金額を表示する
と、利用者が誤って期限切れの定期券を使用しても、出
場用ゲートでの出場者の滞留がおこらない。 (23)この駐輪場が全ての利用者に整理券を取らせるシス
テムの場合は、投入されたカードが定期券であって期限
切れの場合、整理券を投入するように表示し、整理券使
用者と相当の扱いをするようにすると、期限切れの定期
券を使用しても出場用ゲートでの出場者の滞留がおこら
ない。 (24)この料金精算器において、投入されたカードが定期
券であって期限切れの場合、定期券再発行に必要な料金
を表示し、追加料金を支払うと定期券を再発行するよう
にすると、利用者の定期券再発行のための手続きを解消
するので、サービスを向上できる。 (25)この料金精算器において、入場管理でカードを確認
するシステムの場合、投入されたカードが定期券であっ
て入場管理で確認されていない場合、この定期券の使用
を無効とするようにすると、定期券の不正使用を防止で
きる。 (26)この料金精算器において、投入されたカードが定期
券であって、使用から所定時間内に再使用されようとし
た場合、この定期券の使用を無効とするようにしても定
期券の不正使用を防止できる。 (27)この料金精算器において、投入されたカードが所定
のクレジットカードの場合は、このクレジットカードの
登録台帳に支払い金額を記帳するようにすると、クレジ
ットカードの使用が可能になって、サービスを向上でき
る。 (28)この料金精算器に整理券紛失スイッチを設け、この
スイッチの操作によって、予め設定された料金を表示す
るようにすると、利用者が整理券を紛失した場合にも、
出場用ゲートでの出場者の滞留がおこらない。 (29)上記のような、整理券紛失時、又は別に設けた伝票
請求スイッチの操作によって支払い伝票を発行するよう
にすると、紛失した整理券ができた場合に精算が可能で
あり、又事後のトラブル発生を防止できる。 (30)この駐輪場の入場管理システムで入場データを記録
し、この入場データと出場データとを対応させ、整理す
ることによって、この駐輪場使用の統計的データや残留
車両データ等を作成し、又、機械の作動ミスの確認作業
に使用することによって、この駐輪場の改善設計が容易
になり、又、サービスが向上される。 (31)料金精算器又は/及び出場用ゲート機構部又はそれ
らの近傍に、管理室に対する呼び出しスイッチを設ける
と、出場用ゲートにおける異常発生時等に利用者が直ち
に管理室に通報できるので、対応が速やかに取れてサー
ビスが向上できる。 (32)さらに、管理室との間の通話機能を設けると、異常
発生時等に利用者が具体的に状況を管理室に説明でき、
又管理室からは、担当者が動くことなく、利用者に対す
る指示説明ができるので、サービスが向上できる。 (33)整理券又はカード投入口、又は/及び料金支払口を
自動開閉できるようにすると、いたずら等の防止ができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく駐輪場出場管理システムを説明
する駐輪場の出場用ゲートの概要構成例を示す平面図で
ある。
【図2】本発明に基づく駐輪場出場管理システムを制御
管理する管理処理装置を説明する要素機能の構成例を示
す概要ブロック図である。
【図3】本発明に基づく駐輪場出場管理システムにおい
て車種判別手段を含めて説明する駐輪場の出場用ゲート
の概要構成例を示すもので、同図(A)は料金精算器部
の側面図、同図(B)は同図(A)のX−X′側から見
た正面図である。
【図4】本発明に基づく駐輪場出場管理システムの第1
の実施の形態を説明する動作の概要フロー図である。
【図5】本発明に基づく駐輪場出場管理システムの第2
の実施の形態を説明する動作の概要フロー図である。
【図6】本発明に基づく駐輪場入場管理システムの第3
及び第4の実施の形態に使用するゲート内センサの概要
構成を説明する平面図である。
【図7】本発明に基づく駐輪場出場管理システムの第3
の実施の形態を説明する動作の概要フロー図である。
【符号の説明】
1:料金精算器 2A、2B、2C:エリアセンサ(車輪部検知用セン
サ) 3:出場ゲート 3a、3b:開閉扉 7A、7B、7C、7D:ゲート内センサ 10:CPU 12、13、14、15:記憶機能 16:センサ 17:料金精算器機能 18:出場用ゲートのゲート機能 19:撮像手段(CCDカメラ)と操作用付帯機能 20:管理室に設けられた管理機能

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駐輪場における出場通路に、料金精算器
    と、該料金精算器の前後に所定間隔を隔てて設けた1対
    の車輪部検知用センサと、自動開閉ゲートと、車種判別
    装置とを配設し、前記1対の車輪部検知用センサの所定
    の作動条件において、車種判別装置によって前記1対の
    車輪部検知用センサを作動した車種を判別し、料金精算
    器に設けた整理券又は所定のカードの投入口に投入され
    た整理券、又は所定のカード及び車種判別装置による判
    別車種に対応して予め設定した料金を算出して前記料金
    精算器に表示し、該料金精算器に表示された料金が所定
    の料金払込口に払い込まれると自動開閉ゲートを開扉
    し、自動開閉ゲートの開扉後所定条件で閉扉するように
    したことを特徴とする駐輪場出場管理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自動開閉ゲートを開扉す
    る1対の車輪部検知用センサの所定の作動条件とは、料
    金精算器の内側に配置した第1の車輪部検知用センサが
    オン/オフした後、料金精算器の外側に配置した第2の
    車輪部検知用センサと前記第1の車輪部検知用センサが
    ほぼ同時又は同時にオンした時である駐輪場出場管理シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の車輪部検知用セン
    サは、検知すべき車輪のタイヤ部の厚みと高さ位置とに
    対応する位置に、ビーム光線を設けるようにした光セン
    サである駐輪場出場管理システム。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2記載の1対の車輪部検知
    用センサは、検知すべき車輪のタイヤ部の間隔に対応す
    る位置にビーム光線を設けるようにした光センサである
    駐輪場出場管理システム。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の自動開閉ゲート開扉後に
    閉扉する条件は、自動開閉ゲートの開扉後当該自動開閉
    ゲートの機構と周辺の構成条件に対応して設定する所定
    時間後であるようにした駐輪場出場管理システム。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の自動開閉ゲートの開扉後
    に閉扉する条件は、自動開閉ゲートの駐輪場内所定位置
    に設置した出場者又は/及び車両検知用のゲート内セン
    サの作動によるようにした駐輪場出場管理システム。
  7. 【請求項7】 請求項5又は6記載の自動開閉ゲートを
    閉扉する条件において閉扉する条件にあっても、次の出
    場者の車両が感知されていると、閉扉を禁止するように
    した駐輪場出場管理システム。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の自動開閉ゲートに、出場
    者又は/及び車両検知用のゲート内センサを設置し、車
    両に備えた前後2輪の移動する条件に対応して、前記1
    対の車輪部検知用センサと当該ゲート内センサがオン及
    び/又はオフしたことを検知して料金精算器の課金動作
    をリセットし、料金精算待機状態にリセットするように
    した駐輪場出場管理システム。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の自動開閉ゲートに、出場
    者又は/及び車両検知用のゲート内センサを装置し、所
    定時間以上前記ゲート内センサが作動すると所定の警報
    機能を作動するようにした駐輪場出場管理システム。
  10. 【請求項10】 請求項6、8及び9のいずれかに記載
    の出場者又は/及び車両検知用のゲート内センサは、少
    なくとも1個の光センサである駐輪場出場管理システ
    ム。
  11. 【請求項11】 請求項1記載の駐輪場出場管理システ
    ムにおいて、上記1対の車輪部検知用センサと自動開閉
    ゲートの間に第3の車輪部検知用センサを設け、該第3
    の車輪部検知用センサによるオン/オフ動作期間が所定
    時間以上長い場合、又は3個の車輪部検知用センサの動
    作が、所定距離を隔てて装着された通過車両に装備した
    前後2輪車の通過条件に対して非論理であると判定した
    場合は、1台以上の車両が連なって退場しようとしてい
    ると判別して所定の警報処理を行うようにした駐輪場出
    場管理システム。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の第3の車輪部検知用
    センサによるオン/オフ動作期間が所定時間以上長い場
    合とは、前記1対の車輪部検知用センサ夫々のオン/オ
    フ動作期間より長い場合である駐輪場出場管理システ
    ム。
  13. 【請求項13】 請求項11記載の第3の車輪部検知用
    センサによるオン/オフ動作期間が所定時間以上長い場
    合とは約5秒以上継続する場合である駐輪場出場管理シ
    ステム。
  14. 【請求項14】 請求項1記載の駐輪場出場管理システ
    ムにおいて、自動開閉ゲートの駐輪場内側に向けて撮像
    手段を装着して監視及び/又は記録手段に記録するよう
    にした駐輪場出場管理システム。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の撮像手段は、車種判
    別用の撮像手段と共用にした駐輪場出場管理システム。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の撮像手段を車種判別
    用の撮像手段と共用にした駐輪場出場管理システムにお
    いては、少なくとも出場車両が車種判別位置にある場合
    は車種判別機能を実行するサーチモードとし、その他の
    状況、又は、所定の操作によって監視モードにする駐輪
    場出場管理システム。
  17. 【請求項17】 請求項14乃至16のいずれかに記載
    の撮像手段は、CCDカメラである駐輪場出場管理シス
    テム。
  18. 【請求項18】 請求項1記載の料金精算器において、
    投入されたカードが期限切れ等の無効カードである場合
    は、該カードが無効カードであって、整理券を投入すべ
    きことを表示し、以降の動作は整理券投入に伴う動作と
    同一にした駐輪場出場管理システム。
  19. 【請求項19】 請求項1記載の料金精算器において、
    投入されたカードが対象車種が異なるカードであって支
    払い金額が不足する場合は、不足金額を表示し、該金額
    が投入されると自動開閉ゲートを開扉するようにした駐
    輪場出場管理システム。
  20. 【請求項20】 請求項1記載の料金精算器において、
    投入されたカードがプリペードカードであって、当該カ
    ードの残金が支払い金額に不足する場合は残額を表示
    し、この金額が投入されると自動開閉ゲートを開扉する
    ようにした駐輪場出場管理システム。
  21. 【請求項21】 請求項1記載の料金精算器において、
    投入されたカードが定期券であって期限切れの場合は、
    車種判別装置によって判別した車種に対応して予め設定
    した料金を表示し、該追加料金が投入されると自動開閉
    ゲートを開扉するようにした駐輪場出場管理システム。
  22. 【請求項22】 請求項1記載の料金精算器において、
    投入されたカードが定期券であって期限切れの場合は、
    定期券再発行に必要な料金を表示し、該追加料金が投入
    されると定期券を再発行するようにした駐輪場出場管理
    システム。
  23. 【請求項23】 請求項1記載の料金精算器において、
    投入されたカードが定期券であって入場管理で確認され
    ていない場合は、該定期券の使用を無効とするようにし
    た駐輪場出場管理システム。
  24. 【請求項24】 請求項1記載の料金精算器において、
    投入されたカードが定期券であって、使用から所定時間
    内に再使用されようとした場合は、該定期券の使用を無
    効とするようにした駐輪場出場管理システム。
  25. 【請求項25】 請求項1記載の料金精算器において、
    投入されたカードが所定のクレジットカードの場合は、
    該クレジットカードの登録台帳に支払い金額を記帳して
    自動開閉ゲートを開扉するようにした駐輪場出場管理シ
    ステム。
  26. 【請求項26】 請求項1記載の料金精算器において、
    該料金精算器に整理券紛失スイッチを設け、該スイッチ
    の操作によって、前記車種判別装置により判別された車
    種に対応する等予め設定された料金を表示し、該料金の
    支払いによって該自動開閉ゲートを開扉するようにした
    駐輪場出場管理システム。
  27. 【請求項27】 請求項1記載の料金精算器において、
    整理券紛失時、又は、別に設けた伝票請求スイッチの操
    作によって支払い伝票を発行するようにした駐輪場出場
    管理システム。
  28. 【請求項28】 請求項1記載の駐輪場出場管理システ
    ムにおいて、当該駐輪場の入場管理システムで記録した
    入場データと対応させた出場データとによって当該駐輪
    場使用の統計的データ、残留車両データ等を作成し、
    又、機械の作動ミスの確認作業に使用することによっ
    て、該駐輪場の改善又は/及びサービスに使用するよう
    にした駐輪場出場管理システム。
  29. 【請求項29】 請求項1記載の駐輪場出場管理システ
    ムにおいて、料金精算器又は/及び自動開閉ゲート、又
    は、料金精算器又は/及び自動開閉ゲートの近傍に、管
    理室に対する呼び出しスイッチを設けた駐輪場出場管理
    システム。
  30. 【請求項30】 請求項1記載の駐輪場出場管理システ
    ムにおいて、料金精算器又は/及び自動開閉ゲート、又
    は、料金精算器又は/及び自動開閉ゲートの近傍に、管
    理室との間の通話機能を設けた駐輪場出場管理システ
    ム。
  31. 【請求項31】 請求項1記載の料金精算器に設けた整
    理券又は所定のカードの投入口は当該駐輪場出場管理シ
    ステムの制御機能によって開閉するようにした駐輪場出
    場管理システム。
  32. 【請求項32】 請求項1記載の料金精算器に設けた料
    金払込口は当該駐輪場出場管理システムの制御機能によ
    って開閉するようにした駐輪場出場管理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001325633A (ja) * 2000-05-12 2001-11-22 Kawasaki Heavy Ind Ltd 車両計数システム
JP2012063806A (ja) * 2010-09-14 2012-03-29 Amano Corp 駐輪場ゲートシステム
JP5622963B1 (ja) * 2014-03-10 2014-11-12 俊之介 島野 車種判別システム

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JP5641379B1 (ja) * 2014-03-10 2014-12-17 俊之介 島野 車種判別システム

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