JPH09143399A - 熱及び活性エネルギ−線硬化型ハイソリッド塗料組成物及びその塗膜形成方法 - Google Patents
熱及び活性エネルギ−線硬化型ハイソリッド塗料組成物及びその塗膜形成方法Info
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- JPH09143399A JPH09143399A JP30423995A JP30423995A JPH09143399A JP H09143399 A JPH09143399 A JP H09143399A JP 30423995 A JP30423995 A JP 30423995A JP 30423995 A JP30423995 A JP 30423995A JP H09143399 A JPH09143399 A JP H09143399A
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- coating
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- actinic
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、縦面及び横面の塗装面での塗膜仕上
がり外観及び硬化性等に優れた塗膜が形成できる。 【解決手段】熱硬化型塗料組成物100重量部に対して
活性エネルギ−線硬化型多官能不飽和モノマ−及び/又
は活性エネルギ−線硬化型プレポリマ−を1〜10重量
部配合してなるものであり、且つ塗装時における樹脂
(モノマ−及びプレポリマ−も含む)固形分が75重量
%以上であることを特徴とする熱及び活性エネルギ−線
硬化型ハイソリッド塗料組成物。
がり外観及び硬化性等に優れた塗膜が形成できる。 【解決手段】熱硬化型塗料組成物100重量部に対して
活性エネルギ−線硬化型多官能不飽和モノマ−及び/又
は活性エネルギ−線硬化型プレポリマ−を1〜10重量
部配合してなるものであり、且つ塗装時における樹脂
(モノマ−及びプレポリマ−も含む)固形分が75重量
%以上であることを特徴とする熱及び活性エネルギ−線
硬化型ハイソリッド塗料組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規な熱及び活性エ
ネルギ−線硬化型ハイソリッド塗料組成物及びその塗膜
形成方法に係わる。
ネルギ−線硬化型ハイソリッド塗料組成物及びその塗膜
形成方法に係わる。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、自動車等の車体外板
表面にはアクリルメラミン樹脂系の有機溶剤型塗料が一
般的に塗装されている。しかしながら、このような塗料
は塗装作業工程や焼付け工程において多量の有機溶剤が
揮発するため公害を発生したり、地球環境を汚染したり
するといった問題がある。この対策として低粘度の樹脂
成分を使用することにより有機溶剤の含有量を少なくし
たハイソリッド塗料を塗装することが提案されている。
しかしながら、このようなハイソリッド塗料はスプレ−
時の塗装粘度と塗着粘度との差が小さいので自動車車体
のような縦面では塗着時における1次タレや焼付け時に
おける2次タレ等の塗膜欠陥を生じるといった問題があ
る。
表面にはアクリルメラミン樹脂系の有機溶剤型塗料が一
般的に塗装されている。しかしながら、このような塗料
は塗装作業工程や焼付け工程において多量の有機溶剤が
揮発するため公害を発生したり、地球環境を汚染したり
するといった問題がある。この対策として低粘度の樹脂
成分を使用することにより有機溶剤の含有量を少なくし
たハイソリッド塗料を塗装することが提案されている。
しかしながら、このようなハイソリッド塗料はスプレ−
時の塗装粘度と塗着粘度との差が小さいので自動車車体
のような縦面では塗着時における1次タレや焼付け時に
おける2次タレ等の塗膜欠陥を生じるといった問題があ
る。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記した
問題点を解決するために鋭意研究を重ねた結果、熱硬化
性塗料に特定割合の多官能不飽和モノマ−及び/又はプ
レポリマ−を配合したハイソリッド塗料及びそれを用い
て活性エネルギ−線及び加熱により硬化させる塗膜形成
方法が、ハイソリッドで仕上り外観に優れた塗膜が形成
できるものであることを見出し、本発明を完成するに至
った。
問題点を解決するために鋭意研究を重ねた結果、熱硬化
性塗料に特定割合の多官能不飽和モノマ−及び/又はプ
レポリマ−を配合したハイソリッド塗料及びそれを用い
て活性エネルギ−線及び加熱により硬化させる塗膜形成
方法が、ハイソリッドで仕上り外観に優れた塗膜が形成
できるものであることを見出し、本発明を完成するに至
った。
【0004】即ち、本発明は熱硬化型塗料組成物100
重量部に対して活性エネルギ−線硬化型多官能不飽和モ
ノマ−及び/又は活性エネルギ−線硬化型プレポリマ−
を1〜10重量部配合してなるものであり、且つ塗装時
における樹脂(モノマ−及びプレポリマ−も含む)固形
分が75重量%以上であることを特徴とする熱及び活性
エネルギ−線硬化型ハイソリッド塗料組成物並びに自動
車外板に塗料組成物をスプレ−塗装するに際して、塗料
組成物として上記ハイソリッド塗料組成物を使用し、且
つ自動車外板の縦面相当部分に塗着する噴霧塗料に対し
ては活性エネルギ−線を照射することを特徴とする塗膜
形成方法に係わる。
重量部に対して活性エネルギ−線硬化型多官能不飽和モ
ノマ−及び/又は活性エネルギ−線硬化型プレポリマ−
を1〜10重量部配合してなるものであり、且つ塗装時
における樹脂(モノマ−及びプレポリマ−も含む)固形
分が75重量%以上であることを特徴とする熱及び活性
エネルギ−線硬化型ハイソリッド塗料組成物並びに自動
車外板に塗料組成物をスプレ−塗装するに際して、塗料
組成物として上記ハイソリッド塗料組成物を使用し、且
つ自動車外板の縦面相当部分に塗着する噴霧塗料に対し
ては活性エネルギ−線を照射することを特徴とする塗膜
形成方法に係わる。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明塗料において使用する熱硬
化型塗料組成物は、従来から公知の有機溶剤系塗料、例
えば、水酸基/アミノ基硬化型有機溶剤系塗料(例え
ば、アクリル/メラミン型、ポリエステル/メラミン型
等)、水酸基/ブロックイソシアネ−ト基硬化型有機溶
剤系塗料(例えば、アクリル/ブロックポリイソシアネ
−ト型、ポリエステル/ブロックポリイソシアネ−ト型
等)、カルボキシル基/エポキシ基硬化型有機溶剤系塗
料、カルボキシル基/エポキシ基/シリル基硬化型有機
溶剤系塗料等が包含される。
化型塗料組成物は、従来から公知の有機溶剤系塗料、例
えば、水酸基/アミノ基硬化型有機溶剤系塗料(例え
ば、アクリル/メラミン型、ポリエステル/メラミン型
等)、水酸基/ブロックイソシアネ−ト基硬化型有機溶
剤系塗料(例えば、アクリル/ブロックポリイソシアネ
−ト型、ポリエステル/ブロックポリイソシアネ−ト型
等)、カルボキシル基/エポキシ基硬化型有機溶剤系塗
料、カルボキシル基/エポキシ基/シリル基硬化型有機
溶剤系塗料等が包含される。
【0006】本発明塗料において使用する活性エネルギ
−線硬化型多官能不飽和モノマ−は、1分子中に2個以
上の活性エネルギ−線硬化型二重結合基を含有するモノ
マ−である。具体的には、例えば、ネオペンチルグリコ
−ルジアクリレ−ト、1,3−ブチレングリコ−ルジア
クリレ−ト、エチレングリコ−ルジアクリレ−ト、ジエ
チレングリコ−ルジアクリレ−ト、トリエチレングリコ
−ルジアクリレ−ト、トリメチロ−ルエタントリアクリ
レ−ト、トリメチロ−ルプロパントリアクリレ−ト、ペ
ンタエリスリト−ルトリアクリレ−ト、ペンタエリスリ
ト−ルテトラアクリレ−ト等が挙げられる。また、活性
エネルギ−線硬化型プレポリマ−(オリゴマ−)として
は、1分子中に平均約1個以上の活性エネルギ−線硬化
型二重結合基を含有する平均分子量約200〜2000
の範囲のものが好適に使用することができる。具体的に
は、例えば、ポリエステル(ポリ)アクリレ−ト、ポリ
ウレタン(ポリ)アクリレ−ト、エポキシ(ポリ)アク
リレ−ト、ポリエ−テル(ポリ)アクリレ−ト、オリゴ
(ポリ)アクリレ−ト、ポリオ−ル(ポリ)アクリレ−
ト、アルキッド(ポリ)アクリレ−ト等が挙げられる。
−線硬化型多官能不飽和モノマ−は、1分子中に2個以
上の活性エネルギ−線硬化型二重結合基を含有するモノ
マ−である。具体的には、例えば、ネオペンチルグリコ
−ルジアクリレ−ト、1,3−ブチレングリコ−ルジア
クリレ−ト、エチレングリコ−ルジアクリレ−ト、ジエ
チレングリコ−ルジアクリレ−ト、トリエチレングリコ
−ルジアクリレ−ト、トリメチロ−ルエタントリアクリ
レ−ト、トリメチロ−ルプロパントリアクリレ−ト、ペ
ンタエリスリト−ルトリアクリレ−ト、ペンタエリスリ
ト−ルテトラアクリレ−ト等が挙げられる。また、活性
エネルギ−線硬化型プレポリマ−(オリゴマ−)として
は、1分子中に平均約1個以上の活性エネルギ−線硬化
型二重結合基を含有する平均分子量約200〜2000
の範囲のものが好適に使用することができる。具体的に
は、例えば、ポリエステル(ポリ)アクリレ−ト、ポリ
ウレタン(ポリ)アクリレ−ト、エポキシ(ポリ)アク
リレ−ト、ポリエ−テル(ポリ)アクリレ−ト、オリゴ
(ポリ)アクリレ−ト、ポリオ−ル(ポリ)アクリレ−
ト、アルキッド(ポリ)アクリレ−ト等が挙げられる。
【0007】上記モノマ−及びプレポリマ−の配合割合
は、熱硬化型塗料組成物100重量部に対して1〜10
重量部、好ましくは2〜8重量部の範囲である。配合割
合が1重量部を下回ると活性エネルギ−線照射による塗
料粘度上昇が十分でないため塗着時及び焼付け時に塗膜
にタレを生じる、一方、10重量部を上回ると活性エネ
ルギ−線を照射しない部分の塗膜に活性エネルギ−線硬
化型二重結合基が残存するようになるので塗膜外観や硬
度、耐候性、耐酸性等の塗膜性能が悪くなる。本発明塗
料は樹脂固形分が75重量%以上のものである。該樹脂
固形分が75重量%未満のものでは、塗料中の有機溶剤
が多くなるため無公害塗料としての価値が低くなり、ま
た、活性エネルギ線照射による塗料の粘度上昇が小さく
なるため塗膜にタレが生じ易くなり好ましくない。
は、熱硬化型塗料組成物100重量部に対して1〜10
重量部、好ましくは2〜8重量部の範囲である。配合割
合が1重量部を下回ると活性エネルギ−線照射による塗
料粘度上昇が十分でないため塗着時及び焼付け時に塗膜
にタレを生じる、一方、10重量部を上回ると活性エネ
ルギ−線を照射しない部分の塗膜に活性エネルギ−線硬
化型二重結合基が残存するようになるので塗膜外観や硬
度、耐候性、耐酸性等の塗膜性能が悪くなる。本発明塗
料は樹脂固形分が75重量%以上のものである。該樹脂
固形分が75重量%未満のものでは、塗料中の有機溶剤
が多くなるため無公害塗料としての価値が低くなり、ま
た、活性エネルギ線照射による塗料の粘度上昇が小さく
なるため塗膜にタレが生じ易くなり好ましくない。
【0008】本発明塗料において、上記した成分以外に
必要に応じて、有機溶剤、光開始剤、光増感剤、熱硬化
触媒、流動性調整剤等の添加剤を配合することができ
る。
必要に応じて、有機溶剤、光開始剤、光増感剤、熱硬化
触媒、流動性調整剤等の添加剤を配合することができ
る。
【0009】本発明塗料は、特に自動車用のクリア−上
塗り塗料として使用することが好ましい。
塗り塗料として使用することが好ましい。
【0010】本発明方法は、自動車外板に塗料組成物を
スプレ−塗装するに際して、塗料組成物として上記ハイ
ソリッド塗料組成物を使用し、且つ自動車外板の縦面相
当部分に塗着する噴霧塗料に対しては活性エネルギ−線
を照射することによって行われる。
スプレ−塗装するに際して、塗料組成物として上記ハイ
ソリッド塗料組成物を使用し、且つ自動車外板の縦面相
当部分に塗着する噴霧塗料に対しては活性エネルギ−線
を照射することによって行われる。
【0011】上記スプレ−塗装は、従来から公知の静電
スプレ−塗装や非静電スプレ−塗装等で行うことができ
る。活性エネルギ−線の照射は噴霧中もしくは塗着と同
時に照射を行うことができる。活性エネルギ−線として
は、紫外線や電子線が包含される。紫外線照射は波長4
00nm以下で約100〜3000mj/m2 の範囲で
行うことができる。また、電子線照射は2〜3Mrad
の範囲で行うことができる。活性エネルギ−線が照射さ
れた噴霧塗料は、自動車外板の縦面相当部分に塗着され
る。該縦面相当部分としては、例えば、ドア−部、フェ
ンダ−部等が含まれる。活性エネルギ−線照射した後、
次いで自動車車体の焼付けが行われる。該焼付けによっ
て、活性エネルギ−線が照射されなかった塗装部分での
硬化及び活性エネルギ−線が照射された塗装部分での熱
による硬化が行なわれる。焼付け条件は塗料の種類によ
って異なるが、通常、約130〜200℃で約20〜6
0分間の範囲である。
スプレ−塗装や非静電スプレ−塗装等で行うことができ
る。活性エネルギ−線の照射は噴霧中もしくは塗着と同
時に照射を行うことができる。活性エネルギ−線として
は、紫外線や電子線が包含される。紫外線照射は波長4
00nm以下で約100〜3000mj/m2 の範囲で
行うことができる。また、電子線照射は2〜3Mrad
の範囲で行うことができる。活性エネルギ−線が照射さ
れた噴霧塗料は、自動車外板の縦面相当部分に塗着され
る。該縦面相当部分としては、例えば、ドア−部、フェ
ンダ−部等が含まれる。活性エネルギ−線照射した後、
次いで自動車車体の焼付けが行われる。該焼付けによっ
て、活性エネルギ−線が照射されなかった塗装部分での
硬化及び活性エネルギ−線が照射された塗装部分での熱
による硬化が行なわれる。焼付け条件は塗料の種類によ
って異なるが、通常、約130〜200℃で約20〜6
0分間の範囲である。
【0012】
【実施例】以下、本発明について、実施例を掲げて詳細
に説明する。
に説明する。
【0013】実施例1 ERL−4221(ユニオンカ−バイド社製、商品名、
脂環式ジエポキシ化合物)80g、ジフェニルシランジ
オ−ル20g、トリス(アセチルアセトナト)アルミニ
ウム1g、トリメチロ−ルプロパントリアクリレ−ト8
g及びトルエン27gに溶解した樹脂溶液(固形分80
%)のクリア−塗料を製造した。
脂環式ジエポキシ化合物)80g、ジフェニルシランジ
オ−ル20g、トリス(アセチルアセトナト)アルミニ
ウム1g、トリメチロ−ルプロパントリアクリレ−ト8
g及びトルエン27gに溶解した樹脂溶液(固形分80
%)のクリア−塗料を製造した。
【0014】燐酸亜鉛化成処理を施した厚さ0.8×縦
300×横100(mm)のダル鋼板にカチオン電着塗
装及び中塗り塗装を施した塗装板を自動車外板素材とし
て使用して次ぎのように塗装試験を行った。
300×横100(mm)のダル鋼板にカチオン電着塗
装及び中塗り塗装を施した塗装板を自動車外板素材とし
て使用して次ぎのように塗装試験を行った。
【0015】上記素材を縦面とし、このものに上記クリ
ア−塗料をUV照射(1000mj/m2 )しながら硬
化膜厚30ミクロンになるようにスプレ−塗装した。次
いで塗装板を縦面としたまま熱風炉で140℃で30分
間焼付けを行った。その結果、塗膜にはツヤボケ、チヂ
ミ、タレ、ワキ等の欠陥がなく塗膜外観は良好であっ
た。
ア−塗料をUV照射(1000mj/m2 )しながら硬
化膜厚30ミクロンになるようにスプレ−塗装した。次
いで塗装板を縦面としたまま熱風炉で140℃で30分
間焼付けを行った。その結果、塗膜にはツヤボケ、チヂ
ミ、タレ、ワキ等の欠陥がなく塗膜外観は良好であっ
た。
【0016】また、上記素材を横面とし、このものに上
記クリア−塗料を硬化膜厚30ミクロンになるようにス
プレ−塗装した。次いで塗装板を熱風炉で140℃で3
0分間焼付けを行った。その結果、塗膜にはツヤボケ、
チヂミ、タレ、ワキ等の欠陥がなく塗膜外観は良好であ
った。
記クリア−塗料を硬化膜厚30ミクロンになるようにス
プレ−塗装した。次いで塗装板を熱風炉で140℃で3
0分間焼付けを行った。その結果、塗膜にはツヤボケ、
チヂミ、タレ、ワキ等の欠陥がなく塗膜外観は良好であ
った。
【0017】上記縦面及び横面で形成した塗膜の表面に
キシロ−ルをしみこませたガ−ゼで強く10回擦った後
の塗膜外観を観察した。その結果、両塗膜とも全く変化
がなく硬化性は良好であった。
キシロ−ルをしみこませたガ−ゼで強く10回擦った後
の塗膜外観を観察した。その結果、両塗膜とも全く変化
がなく硬化性は良好であった。
【0018】実施例2 実施例1においてトリメチロ−ルプロパントリアクリレ
−トに換えてポリシロキサン系マクロモノマ−(メチル
トリメトキシシラン及びγ−アクリロキシプロピルトリ
メトキシシランとの縮合物、平均分子量約2000、1
分子中に平均約2個のアクリロイル基を含有)を使用し
た以外は実施例1と同様にしてクリア−塗料を製造し
た。
−トに換えてポリシロキサン系マクロモノマ−(メチル
トリメトキシシラン及びγ−アクリロキシプロピルトリ
メトキシシランとの縮合物、平均分子量約2000、1
分子中に平均約2個のアクリロイル基を含有)を使用し
た以外は実施例1と同様にしてクリア−塗料を製造し
た。
【0019】上記で得られたクリア−塗料を実施例1と
同様にして塗装、焼付けを行って塗板を作成した。その
結果、縦面及び横面の塗膜外観(上記と同様の評価)及
び硬化性(上記と同様の評価)は良好であった。
同様にして塗装、焼付けを行って塗板を作成した。その
結果、縦面及び横面の塗膜外観(上記と同様の評価)及
び硬化性(上記と同様の評価)は良好であった。
【0020】比較例1 実施例1においてトリメチロ−ルプロパントリアクリレ
−トを全く使用しない以外は実施例1と同様にしてクリ
ア−塗料を製造した。
−トを全く使用しない以外は実施例1と同様にしてクリ
ア−塗料を製造した。
【0021】上記で得られたクリア−塗料を実施例1と
同様にして塗装、焼付けを行って塗板を作成した。その
結果、縦面の塗膜外観はツヤボケ、チヂミ、タレ、ワキ
等の欠陥があり悪かった。
同様にして塗装、焼付けを行って塗板を作成した。その
結果、縦面の塗膜外観はツヤボケ、チヂミ、タレ、ワキ
等の欠陥があり悪かった。
【0022】比較例2 実施例1においてトリメチロ−ルプロパントリアクリレ
−トを12gとした以外は実施例1と同様にしてクリア
−塗料を製造した。
−トを12gとした以外は実施例1と同様にしてクリア
−塗料を製造した。
【0023】上記で得られたクリア−塗料を実施例1と
同様にして塗装、焼付けを行って塗板を作成した。その
結果、横面の塗膜外観はチヂミ、ワキ等の欠陥があり悪
く、また、その硬化性もツヤビケがあり悪かった。
同様にして塗装、焼付けを行って塗板を作成した。その
結果、横面の塗膜外観はチヂミ、ワキ等の欠陥があり悪
く、また、その硬化性もツヤビケがあり悪かった。
【0024】
【発明の効果】本発明によると、縦面及び横面の塗装面
での塗膜仕上がり外観及び硬化性等に優れた塗膜が形成
できる。
での塗膜仕上がり外観及び硬化性等に優れた塗膜が形成
できる。
Claims (2)
- 【請求項1】熱硬化型塗料組成物100重量部に対して
活性エネルギ−線硬化型多官能不飽和モノマ−及び/又
は活性エネルギ−線硬化型プレポリマ−を1〜10重量
部配合してなるものであり、且つ塗装時における樹脂
(モノマ−及びプレポリマ−も含む)固形分が75重量
%以上であることを特徴とする熱及び活性エネルギ−線
硬化型ハイソリッド塗料組成物。 - 【請求項2】自動車外板に塗料組成物をスプレ−塗装す
るに際して、塗料組成物として上記ハイソリッド塗料組
成物を使用し、且つ自動車外板の縦面相当部分に塗着す
る噴霧塗料に対しては活性エネルギ−線を照射すること
を特徴とする塗膜形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30423995A JPH09143399A (ja) | 1995-11-22 | 1995-11-22 | 熱及び活性エネルギ−線硬化型ハイソリッド塗料組成物及びその塗膜形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30423995A JPH09143399A (ja) | 1995-11-22 | 1995-11-22 | 熱及び活性エネルギ−線硬化型ハイソリッド塗料組成物及びその塗膜形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09143399A true JPH09143399A (ja) | 1997-06-03 |
Family
ID=17930678
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30423995A Pending JPH09143399A (ja) | 1995-11-22 | 1995-11-22 | 熱及び活性エネルギ−線硬化型ハイソリッド塗料組成物及びその塗膜形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09143399A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003160760A (ja) * | 2001-09-14 | 2003-06-06 | Kansai Paint Co Ltd | 熱硬化塗膜形成方法 |
WO2003068870A1 (fr) * | 2002-02-18 | 2003-08-21 | Kansai Paint Co., Ltd. | Compositions de revetement et procede de formation de pellicule de protection |
-
1995
- 1995-11-22 JP JP30423995A patent/JPH09143399A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003160760A (ja) * | 2001-09-14 | 2003-06-06 | Kansai Paint Co Ltd | 熱硬化塗膜形成方法 |
WO2003068870A1 (fr) * | 2002-02-18 | 2003-08-21 | Kansai Paint Co., Ltd. | Compositions de revetement et procede de formation de pellicule de protection |
US7955655B2 (en) | 2002-02-18 | 2011-06-07 | Kansai Paint Co., Ltd. | Coating compositions and method of forming coating film |
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JP2883699B2 (ja) | 水性中塗り塗料 |
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