JPH09142297A - 管内移動装置 - Google Patents
管内移動装置Info
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- JPH09142297A JPH09142297A JP7239042A JP23904295A JPH09142297A JP H09142297 A JPH09142297 A JP H09142297A JP 7239042 A JP7239042 A JP 7239042A JP 23904295 A JP23904295 A JP 23904295A JP H09142297 A JPH09142297 A JP H09142297A
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- JP
- Japan
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- wheel
- wheels
- attached
- pipe
- pulley
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N2291/00—Indexing codes associated with group G01N29/00
- G01N2291/04—Wave modes and trajectories
- G01N2291/044—Internal reflections (echoes), e.g. on walls or defects
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N2291/00—Indexing codes associated with group G01N29/00
- G01N2291/26—Scanned objects
- G01N2291/269—Various geometry objects
- G01N2291/2695—Bottles, containers
Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 曲管部を円滑に通過できるようにする。
【解決手段】 モータ2を収納するケース1の一端側の
外周部等間隔位置に、3本の支軸6a,6b,6cを放
射方向に取り付ける。支軸6a,6b,6cに、先端部
に車輪9a,9b,9cを設けたサスペンションアーム
8a,8b,8cの基端部を回動自在に取り付ける。サ
スペンションアーム8a,8b,8cに、車輪9a,9
b,9cを配管12の内壁面に押し付けるための押付用
ばねを組み付ける。モータ2の出力軸3に駆動側ベベル
ギヤ4を取り付ける。ケース1の一端部に、駆動側ベベ
ルギヤ4と噛合する従動側ベベルギヤ5a,5b,5c
を備えた中間軸7a,7b,7cを支持させる。1つの
中間軸7aの端にプーリ13を設け、1つの車輪9aの
軸18にプーリ14を設け、プーリ13,14間にタイ
ミングベルト15を掛け回す。
外周部等間隔位置に、3本の支軸6a,6b,6cを放
射方向に取り付ける。支軸6a,6b,6cに、先端部
に車輪9a,9b,9cを設けたサスペンションアーム
8a,8b,8cの基端部を回動自在に取り付ける。サ
スペンションアーム8a,8b,8cに、車輪9a,9
b,9cを配管12の内壁面に押し付けるための押付用
ばねを組み付ける。モータ2の出力軸3に駆動側ベベル
ギヤ4を取り付ける。ケース1の一端部に、駆動側ベベ
ルギヤ4と噛合する従動側ベベルギヤ5a,5b,5c
を備えた中間軸7a,7b,7cを支持させる。1つの
中間軸7aの端にプーリ13を設け、1つの車輪9aの
軸18にプーリ14を設け、プーリ13,14間にタイ
ミングベルト15を掛け回す。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はボイラや各種プラン
トにおける小径配管の内部検査時に用いる管内移動装置
に関するものである。
トにおける小径配管の内部検査時に用いる管内移動装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ボイラ熱交換チューブや腐食性流体用ラ
イニング配管は、管肉厚や溶接部、ライニングの健全性
を確認する必要があるが、作業員が近付いて検査するこ
とができないのが殆どであるため、管内移動装置として
のロボットにより自動的に検査させるようにしており、
近年では内部検査の重要性が高まってきている。
イニング配管は、管肉厚や溶接部、ライニングの健全性
を確認する必要があるが、作業員が近付いて検査するこ
とができないのが殆どであるため、管内移動装置として
のロボットにより自動的に検査させるようにしており、
近年では内部検査の重要性が高まってきている。
【0003】従来における管内移動装置としては、たと
えば、特開平3−31058号公報や特開昭61−27
8475号公報等に開示されたものがある。
えば、特開平3−31058号公報や特開昭61−27
8475号公報等に開示されたものがある。
【0004】前者は、図6にその概要を示す如く、装置
本体aの外壁部の周方向対向位置に、一端部にタイヤb
を備えたリンクcの他端部を、ヒンジdにより回動自在
に取り付け、又、上記リンクcの一端部と装置本体aと
の間にばねeを取り付けると共に、上記リンクcの中間
部と装置本体aの外壁部との間に油圧シリンダfをそれ
ぞれ介装させ、且つこれら対向するシリンダfのヘッド
側圧力室同士及びロッド側圧力室同士を連通管にて接続
した構成とし、検査すべき配管gの直径差等により配管
gの軸心と装置本体aの中心とがずれた場合に、短縮さ
せられたばねeと伸長させられたばねeのたわみ量に相
当するばね力の差が生じ、一方、対向する油圧シリンダ
fはずれ量だけストロークに差が生じることになり、ば
ねeのたわみ開始と同時に短縮している油圧シリンダf
を伸長させ、反対に、伸長している油圧シリンダfを短
縮させ、ストローク差及びばね力の差を解消する方向に
自動的に圧油を流動させるため、装置本体aの中心を配
管gの軸心に一致させることができるものである。
本体aの外壁部の周方向対向位置に、一端部にタイヤb
を備えたリンクcの他端部を、ヒンジdにより回動自在
に取り付け、又、上記リンクcの一端部と装置本体aと
の間にばねeを取り付けると共に、上記リンクcの中間
部と装置本体aの外壁部との間に油圧シリンダfをそれ
ぞれ介装させ、且つこれら対向するシリンダfのヘッド
側圧力室同士及びロッド側圧力室同士を連通管にて接続
した構成とし、検査すべき配管gの直径差等により配管
gの軸心と装置本体aの中心とがずれた場合に、短縮さ
せられたばねeと伸長させられたばねeのたわみ量に相
当するばね力の差が生じ、一方、対向する油圧シリンダ
fはずれ量だけストロークに差が生じることになり、ば
ねeのたわみ開始と同時に短縮している油圧シリンダf
を伸長させ、反対に、伸長している油圧シリンダfを短
縮させ、ストローク差及びばね力の差を解消する方向に
自動的に圧油を流動させるため、装置本体aの中心を配
管gの軸心に一致させることができるものである。
【0005】一方、後者は、図7にその概要を示す如
く、装置本体aの外周部の周方向対向位置に、軸受hに
て支持される車輪iを先端に備えた支持棒jを、押しば
ねkによって車輪iが配管gの内壁面に常時接するよう
にそれぞれ組み付け、且つ上記各軸受hに固定したベー
スlにそれぞれロータリーエンコーダmを設置し、該ロ
ータリーエンコーダmの軸と車輪iの軸とをギヤn,o
にて連結して、装置本体aの移動に比例した信号がロー
タリーエンコーダmによって得られるようにし、直管部
を移動するときには2つのロータリーエンコーダmの信
号が等しく得られ、曲管部を移動するときには2つのロ
ータリーエンコーダmの信号に差が発生するようにし
て、曲管部でも装置本体aの移動距離がわかるようにし
たものである。
く、装置本体aの外周部の周方向対向位置に、軸受hに
て支持される車輪iを先端に備えた支持棒jを、押しば
ねkによって車輪iが配管gの内壁面に常時接するよう
にそれぞれ組み付け、且つ上記各軸受hに固定したベー
スlにそれぞれロータリーエンコーダmを設置し、該ロ
ータリーエンコーダmの軸と車輪iの軸とをギヤn,o
にて連結して、装置本体aの移動に比例した信号がロー
タリーエンコーダmによって得られるようにし、直管部
を移動するときには2つのロータリーエンコーダmの信
号が等しく得られ、曲管部を移動するときには2つのロ
ータリーエンコーダmの信号に差が発生するようにし
て、曲管部でも装置本体aの移動距離がわかるようにし
たものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前者の場合
には、部品点数が多く構造が複雑であるため、管径が大
きい配管にしか適用することはできず、たとえば、内径
が80mm程度の配管を対象とする場合には小型部品によ
らねばならず、製作コストが非常に高くなる問題があ
る。又、後者の場合、エルボ部等の曲管部を安定走行さ
せるためには、各車輪をそれぞれ別のモータで制御する
ことになるので、やはり、部品点数が多くて構造が複雑
となることから、小型化には不向きである。
には、部品点数が多く構造が複雑であるため、管径が大
きい配管にしか適用することはできず、たとえば、内径
が80mm程度の配管を対象とする場合には小型部品によ
らねばならず、製作コストが非常に高くなる問題があ
る。又、後者の場合、エルボ部等の曲管部を安定走行さ
せるためには、各車輪をそれぞれ別のモータで制御する
ことになるので、やはり、部品点数が多くて構造が複雑
となることから、小型化には不向きである。
【0007】そこで、本発明は、小径管に適用でき、し
かも部品点数が少なく構造が簡単で且つ曲管部を円滑に
通過することができるような管内移動装置を提供しよう
とするものである。
かも部品点数が少なく構造が簡単で且つ曲管部を円滑に
通過することができるような管内移動装置を提供しよう
とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、先端部に車輪を回転自在に取り付けたサ
スペンションアームの基端部を、モータを内蔵せるケー
スの一端側に放射方向に取り付けた3本の支軸に、回動
自在に取り付け、該ケースとサスペンションアームとの
間に介在させた押付用ばねにより常時該サスペンション
アームを介して車輪を外方へ押しているようにし、且つ
上記モータの出力軸に取り付けた駆動側ベベルギヤと、
上記ケースの一端側にモータの出力軸と直交する方向に
回転自在に支持させた中間軸上の従動側ベベルギヤとを
噛合させると共に、該中間軸の一端に取り付けたプーリ
と、3つの車輪のうち少なくとも1つの車輪の軸上のプ
ーリとの間にタイミングベルトを掛け回して該車輪をモ
ータにより回転駆動させるようにしてなる構成とする。
決するために、先端部に車輪を回転自在に取り付けたサ
スペンションアームの基端部を、モータを内蔵せるケー
スの一端側に放射方向に取り付けた3本の支軸に、回動
自在に取り付け、該ケースとサスペンションアームとの
間に介在させた押付用ばねにより常時該サスペンション
アームを介して車輪を外方へ押しているようにし、且つ
上記モータの出力軸に取り付けた駆動側ベベルギヤと、
上記ケースの一端側にモータの出力軸と直交する方向に
回転自在に支持させた中間軸上の従動側ベベルギヤとを
噛合させると共に、該中間軸の一端に取り付けたプーリ
と、3つの車輪のうち少なくとも1つの車輪の軸上のプ
ーリとの間にタイミングベルトを掛け回して該車輪をモ
ータにより回転駆動させるようにしてなる構成とする。
【0009】配管内に装入すると、押付用ばねの作用で
各車輪が管内壁面に押し付けられるため、ケースがセン
タリングされる。モータを駆動すると、動力が駆動側ベ
ベルギヤから従動側ベベルギヤ、プーリ、タイミングベ
ルトを経て車輪に伝えられることによりその車輪が回転
させられるため、管内を移動させられる。この場合に、
1つの車輪のみを駆動し、他の2つの車輪がアイドル輪
とすることにより曲管部をスムーズに通過することがで
きる。
各車輪が管内壁面に押し付けられるため、ケースがセン
タリングされる。モータを駆動すると、動力が駆動側ベ
ベルギヤから従動側ベベルギヤ、プーリ、タイミングベ
ルトを経て車輪に伝えられることによりその車輪が回転
させられるため、管内を移動させられる。この場合に、
1つの車輪のみを駆動し、他の2つの車輪がアイドル輪
とすることにより曲管部をスムーズに通過することがで
きる。
【0010】又、サスペンションアームの先端部に、前
後に2つの車輪を取り付けたフレームを支持させ、且つ
いずれか一方の車輪の軸上のギヤと噛合するギヤ付プー
リを上記フレームに備えた構成とすると、管内移動時の
姿勢をより安定化させることができる。
後に2つの車輪を取り付けたフレームを支持させ、且つ
いずれか一方の車輪の軸上のギヤと噛合するギヤ付プー
リを上記フレームに備えた構成とすると、管内移動時の
姿勢をより安定化させることができる。
【0011】更に、ケースの他端側にも3本の支軸を放
射方向に取り付けて、先端に取り付けた車輪が一端側の
車輪の後側に位置するようサスペンションアームの基端
部を各支軸に回動自在に取り付け、該各サスペンション
アームを外方へ押付用ばねにより付勢して前後に2つの
車輪があるようにした場合でも、管内移動時の姿勢を前
後2つの車輪により安定化させられる。
射方向に取り付けて、先端に取り付けた車輪が一端側の
車輪の後側に位置するようサスペンションアームの基端
部を各支軸に回動自在に取り付け、該各サスペンション
アームを外方へ押付用ばねにより付勢して前後に2つの
車輪があるようにした場合でも、管内移動時の姿勢を前
後2つの車輪により安定化させられる。
【0012】更に又、ケースの他端側の外壁部に、半円
弧状に湾曲させたセンタリング用の板ばねの一端部を取
り付けて、該板ばねの他端側が自由端となるようにして
周方向に複数個取り付けた構成とすることによっても、
安定した姿勢で管内を移動させることができる。
弧状に湾曲させたセンタリング用の板ばねの一端部を取
り付けて、該板ばねの他端側が自由端となるようにして
周方向に複数個取り付けた構成とすることによっても、
安定した姿勢で管内を移動させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0014】図1及び図2は本発明の管内移動装置Iの
実施の一形態として、曲管の内部を移動させるのに好適
なものとした場合を示すもので、ミニチュアのモータ2
を収納させた円筒状のケース1の一端部側の周方向等間
隔位置に、3本の支軸6a,6b,6cを放射方向に取
り付け、該各支軸6a,6b,6cに、サスペンション
アーム8a,8b,8cの基端部を回動自在に取り付け
ると共に、該各サスペンションアーム8a,8b,8c
の先端部に、車輪9a,9b,9cを回転自在に支承す
る車輪フレーム10a,10b,10cを取り付け、且
つ上記各支軸6a,6b,6c上に車輪押付用ばねとし
てのねじりばね11a,11b,11cを配設して、該
各ねじりばね11a,11b,11cの一端をケース1
の外壁部に固定すると共に他端をサスペンションアーム
8a,8b,8cに係止させ、ねじりばね11a,11
b,11cのねじり力によりサスペンションアーム8
a,8b,8cを介して常時車輪9a,9b,9cが外
方へ押されるようにして、小径の配管12内に装入する
ことによって各車輪9a,9b,9cが配管12の内壁
面に圧接させられるようにする。
実施の一形態として、曲管の内部を移動させるのに好適
なものとした場合を示すもので、ミニチュアのモータ2
を収納させた円筒状のケース1の一端部側の周方向等間
隔位置に、3本の支軸6a,6b,6cを放射方向に取
り付け、該各支軸6a,6b,6cに、サスペンション
アーム8a,8b,8cの基端部を回動自在に取り付け
ると共に、該各サスペンションアーム8a,8b,8c
の先端部に、車輪9a,9b,9cを回転自在に支承す
る車輪フレーム10a,10b,10cを取り付け、且
つ上記各支軸6a,6b,6c上に車輪押付用ばねとし
てのねじりばね11a,11b,11cを配設して、該
各ねじりばね11a,11b,11cの一端をケース1
の外壁部に固定すると共に他端をサスペンションアーム
8a,8b,8cに係止させ、ねじりばね11a,11
b,11cのねじり力によりサスペンションアーム8
a,8b,8cを介して常時車輪9a,9b,9cが外
方へ押されるようにして、小径の配管12内に装入する
ことによって各車輪9a,9b,9cが配管12の内壁
面に圧接させられるようにする。
【0015】又、上記モータ2の出力軸3に駆動側ベベ
ルギヤ4を取り付け、更に、上記ケース1の一端部側の
周方向等間隔位置に、モータ2の出力軸3と直交する方
向へ向けて3本の中間軸7a,7b,7cを回転自在に
支持させ、該各中間軸7a,7b,7cに、上記駆動側
ベベルギヤ4に噛合させるようにした従動側ベベルギヤ
5a,5b,5cを設け、又、上記3本の中間軸7a,
7b,7cのケース1外への突出端にプーリ13をそれ
ぞれ取り付けると共に、上記3つの車輪9a,9b,9
cの各軸18の端部にプーリ14をそれぞれ取り付け、
且つ上記中間軸7a,7b,7cのうち中間軸7aに取
り付けたプーリ13と車輪9a,9b,9cのうち車輪
9aの軸18に取り付けたプーリ14との間に、無端状
のタイミングベルト15を掛け回して、車輪9aをモー
タ2により回転駆動させるようにする。
ルギヤ4を取り付け、更に、上記ケース1の一端部側の
周方向等間隔位置に、モータ2の出力軸3と直交する方
向へ向けて3本の中間軸7a,7b,7cを回転自在に
支持させ、該各中間軸7a,7b,7cに、上記駆動側
ベベルギヤ4に噛合させるようにした従動側ベベルギヤ
5a,5b,5cを設け、又、上記3本の中間軸7a,
7b,7cのケース1外への突出端にプーリ13をそれ
ぞれ取り付けると共に、上記3つの車輪9a,9b,9
cの各軸18の端部にプーリ14をそれぞれ取り付け、
且つ上記中間軸7a,7b,7cのうち中間軸7aに取
り付けたプーリ13と車輪9a,9b,9cのうち車輪
9aの軸18に取り付けたプーリ14との間に、無端状
のタイミングベルト15を掛け回して、車輪9aをモー
タ2により回転駆動させるようにする。
【0016】なお、上記において、支軸6aと中間軸7
a、支軸6bと中間軸7b、支軸6cと中間軸7cは、
図2に示す如く互いに軸心が一致しているようにしてあ
る。16はモータ2用の給電ケーブル、17は車輪9
a,9b,9cを除く全体を覆うようにしたカバーを示
す。
a、支軸6bと中間軸7b、支軸6cと中間軸7cは、
図2に示す如く互いに軸心が一致しているようにしてあ
る。16はモータ2用の給電ケーブル、17は車輪9
a,9b,9cを除く全体を覆うようにしたカバーを示
す。
【0017】ボイラ熱交換チューブの如き小径の配管1
2の内部検査を行う場合には、図示してないが、管内移
動装置Iの前部に、可撓性を有するが座屈はしない太め
のワイヤを介してセンサ(探傷プローブ)を連結した状
態としたり、あるいは、管内移動装置Iの後部にワイヤ
を介してセンサを連結した状態として、管内移動装置I
を配管12内に装入させるようにする。この際、ケース
1の外周部に位置する3本のサスペンションアーム8
a,8b,8cは、ねじりばね11a,11b,11c
のねじり力の作用により、各支軸6a,6b,6cを支
点に外方へ回動付勢されているので、上記ねじりばね1
1a,11b,11cのねじり力に抗し内方へ変位させ
た状態として配管12内に押し込むようにする。このよ
うにして管内に挿入させることにより、サスペンション
アーム8a,8b,8cの先端部に設けられている車輪
9a,9b,9cが上記ねじりばね11a,11b,1
1cのねじり力の作用によって配管12の内壁面に押し
当てられることになり、しかもこれら車輪9a,9b,
9cは周方向等間隔に配置してあることから、ケース1
が配管12の中心部にセンタリングされることになる。
2の内部検査を行う場合には、図示してないが、管内移
動装置Iの前部に、可撓性を有するが座屈はしない太め
のワイヤを介してセンサ(探傷プローブ)を連結した状
態としたり、あるいは、管内移動装置Iの後部にワイヤ
を介してセンサを連結した状態として、管内移動装置I
を配管12内に装入させるようにする。この際、ケース
1の外周部に位置する3本のサスペンションアーム8
a,8b,8cは、ねじりばね11a,11b,11c
のねじり力の作用により、各支軸6a,6b,6cを支
点に外方へ回動付勢されているので、上記ねじりばね1
1a,11b,11cのねじり力に抗し内方へ変位させ
た状態として配管12内に押し込むようにする。このよ
うにして管内に挿入させることにより、サスペンション
アーム8a,8b,8cの先端部に設けられている車輪
9a,9b,9cが上記ねじりばね11a,11b,1
1cのねじり力の作用によって配管12の内壁面に押し
当てられることになり、しかもこれら車輪9a,9b,
9cは周方向等間隔に配置してあることから、ケース1
が配管12の中心部にセンタリングされることになる。
【0018】上記の状態で電源を入れると、モータ2が
駆動され、出力軸3上の駆動側ベベルギヤ4が回転させ
られるため、その回転が従動側ベベルギヤ5a、中間軸
7a、プーリ13、タイミングベルト15、プーリ1
4、軸18を介して車輪9aに伝えられることになる。
したがって、管内移動装置Iは車輪9aを駆動輪とし、
車輪9b,9cをアイドル輪としてセンサを押し又は引
きながら図1の如き曲っている配管12内を円滑に移動
することができる。
駆動され、出力軸3上の駆動側ベベルギヤ4が回転させ
られるため、その回転が従動側ベベルギヤ5a、中間軸
7a、プーリ13、タイミングベルト15、プーリ1
4、軸18を介して車輪9aに伝えられることになる。
したがって、管内移動装置Iは車輪9aを駆動輪とし、
車輪9b,9cをアイドル輪としてセンサを押し又は引
きながら図1の如き曲っている配管12内を円滑に移動
することができる。
【0019】上記において、周方向に等間隔に配置され
た3つの車輪9a,9b,9cをすべて駆動輪として同
一速度で回転駆動させるようにするか、又は2つの車輪
を駆動輪として同一速度で回転駆動させるようにする
と、図1に示す如く、配管12の曲管部においては、い
ずれかの車輪はスリップしながら回転することになり、
曲管部を円滑に通過することができなくなるが、本発明
においては、1つの車輪9aのみを駆動輪とするように
していることから、曲管部でも円滑に通過することがで
きる。すなわち、エルボ部等の曲管部の内部を移動する
ときには車輪9a,9b,9c毎に走行距離が異なる
が、1つの車輪9aのみが駆動され、他の2つの車輪9
b,9cはアイドル輪となっているようにすると、曲管
部の通過性の悪さを回避することができる。又、車輪フ
レーム10a,10b,10cを介して各車輪9a,9
b,9cを支持するサスペンションアーム8a,8b,
8cは、ねじりばね11a,11b,11cのねじり力
の作用によって常に外方へ回動付勢されているため、図
1及び図2において二点鎖線で示す如く、管径の異なる
配管12に対しても対応することができると共に、配管
12の内部に溶接線等が出張っていてもそれを容易に通
過することができる。因に、φ61〜73.5mm程度の
管径を有する配管12に適用できる。
た3つの車輪9a,9b,9cをすべて駆動輪として同
一速度で回転駆動させるようにするか、又は2つの車輪
を駆動輪として同一速度で回転駆動させるようにする
と、図1に示す如く、配管12の曲管部においては、い
ずれかの車輪はスリップしながら回転することになり、
曲管部を円滑に通過することができなくなるが、本発明
においては、1つの車輪9aのみを駆動輪とするように
していることから、曲管部でも円滑に通過することがで
きる。すなわち、エルボ部等の曲管部の内部を移動する
ときには車輪9a,9b,9c毎に走行距離が異なる
が、1つの車輪9aのみが駆動され、他の2つの車輪9
b,9cはアイドル輪となっているようにすると、曲管
部の通過性の悪さを回避することができる。又、車輪フ
レーム10a,10b,10cを介して各車輪9a,9
b,9cを支持するサスペンションアーム8a,8b,
8cは、ねじりばね11a,11b,11cのねじり力
の作用によって常に外方へ回動付勢されているため、図
1及び図2において二点鎖線で示す如く、管径の異なる
配管12に対しても対応することができると共に、配管
12の内部に溶接線等が出張っていてもそれを容易に通
過することができる。因に、φ61〜73.5mm程度の
管径を有する配管12に適用できる。
【0020】次に、図3は本発明の他の実施の形態を示
すもので、図1及び図2に示したものと同様な構成にお
いて、各車輪9a,9b,9cを車輪フレーム10a,
10b,10cに直接支持させることに代えて、車輪フ
レーム10a,10b,10c(図3では10aの部分
のみを示す)に、前後方向に延びるフレーム20の中間
部を軸19にて揺動自在に取り付けて、該各フレーム2
0ごとにその前後両端部に2つずつの車輪9aと9bと
9cとを取り付け、更に、各フレーム20ごとに、軸1
9上にタイミングベルト15を掛けるプーリ14とギヤ
21とを取り付け、且つ前後いずれか一方の車輪9a,
9b,9cの各軸18にギヤ21と噛合するギヤ22を
取り付け、車輪9a,9b,9cのいずれか1つの車輪
9a側のプーリ14と中間軸7a上のプーリ13との間
に無端状のタイミングベルト15を掛け回わしてプーリ
14で受けた回転動力を、ギヤ21,22を介して車輪
9aに伝えるようにしたものである。
すもので、図1及び図2に示したものと同様な構成にお
いて、各車輪9a,9b,9cを車輪フレーム10a,
10b,10cに直接支持させることに代えて、車輪フ
レーム10a,10b,10c(図3では10aの部分
のみを示す)に、前後方向に延びるフレーム20の中間
部を軸19にて揺動自在に取り付けて、該各フレーム2
0ごとにその前後両端部に2つずつの車輪9aと9bと
9cとを取り付け、更に、各フレーム20ごとに、軸1
9上にタイミングベルト15を掛けるプーリ14とギヤ
21とを取り付け、且つ前後いずれか一方の車輪9a,
9b,9cの各軸18にギヤ21と噛合するギヤ22を
取り付け、車輪9a,9b,9cのいずれか1つの車輪
9a側のプーリ14と中間軸7a上のプーリ13との間
に無端状のタイミングベルト15を掛け回わしてプーリ
14で受けた回転動力を、ギヤ21,22を介して車輪
9aに伝えるようにしたものである。
【0021】図3に示すような構成とすると、ケース1
の外側の周方向等間隔位置(3個所)において、車輪が
前後に2つ宛配置された6輪構造となることから、管内
移動装置I全体の移動を更に安定化させることができ
る。又、この際、前後の車輪はフレーム20の中間部の
軸19を中心に揺動変位できることから、曲管部であっ
ても、曲管部の形状に対応できて何ら支障なく移動する
ことができる。
の外側の周方向等間隔位置(3個所)において、車輪が
前後に2つ宛配置された6輪構造となることから、管内
移動装置I全体の移動を更に安定化させることができ
る。又、この際、前後の車輪はフレーム20の中間部の
軸19を中心に揺動変位できることから、曲管部であっ
ても、曲管部の形状に対応できて何ら支障なく移動する
ことができる。
【0022】次いで、図4は本発明の更に他の実施の形
態を示すもので、図1及び図2に示したものと同様な構
成において、モータ2の出力軸3を前後両方向に突出さ
せ、後方へ突出する出力軸3の部分側に、前方へ突出す
る部分側の機構と同じ機構を対称的に設けたものであ
る。すなわち、駆動側ベベルギヤ4、中間軸7a,7
b,7c、従動側ベベルギヤ5a,5b,5c、支軸6
a,6b,6c、サスペンションアーム8a,8b,8
c、車輪フレーム10a,10b,10c、車輪9a,
9b,9c、ねじりばね11a,11b,11c、プー
リ13,14、タイミングベルト15等からなる一端側
の動力伝達駆動機構23Aと同様な構成とした動力伝達
駆動機構23Bを、モータ2の出力軸3の後方突出部側
に対称的に配置構成して、動力伝達駆動機構23A側の
車輪9a,9b,9cの後側に動力伝達駆動機構23B
側の車輪9a,9b,9cが位置するようにしたもので
ある。
態を示すもので、図1及び図2に示したものと同様な構
成において、モータ2の出力軸3を前後両方向に突出さ
せ、後方へ突出する出力軸3の部分側に、前方へ突出す
る部分側の機構と同じ機構を対称的に設けたものであ
る。すなわち、駆動側ベベルギヤ4、中間軸7a,7
b,7c、従動側ベベルギヤ5a,5b,5c、支軸6
a,6b,6c、サスペンションアーム8a,8b,8
c、車輪フレーム10a,10b,10c、車輪9a,
9b,9c、ねじりばね11a,11b,11c、プー
リ13,14、タイミングベルト15等からなる一端側
の動力伝達駆動機構23Aと同様な構成とした動力伝達
駆動機構23Bを、モータ2の出力軸3の後方突出部側
に対称的に配置構成して、動力伝達駆動機構23A側の
車輪9a,9b,9cの後側に動力伝達駆動機構23B
側の車輪9a,9b,9cが位置するようにしたもので
ある。
【0023】図4に示すような構成とすると、周方向で
3個所で2つずつの車輪9aと9bと9cとがそれぞれ
前後に配置されることから、配管12内を移動するとき
の姿勢をより安定化させることができることに加えて、
前後の2つの車輪9aをそれぞれ回転駆動させるように
すると、移動力を強くすることができ、更に、前進、後
退を容易に行うことができるようになる。なお、動力伝
達駆動機構23Aと23Bは、周方向に、たとえば、6
0°位相をずらすようにしてもよい。又、動力伝達駆動
機構23Bの車輪9a,9b,9cをすべてアイドルと
する場合には、タイミングベルト15を外しておくよう
にすればよい。
3個所で2つずつの車輪9aと9bと9cとがそれぞれ
前後に配置されることから、配管12内を移動するとき
の姿勢をより安定化させることができることに加えて、
前後の2つの車輪9aをそれぞれ回転駆動させるように
すると、移動力を強くすることができ、更に、前進、後
退を容易に行うことができるようになる。なお、動力伝
達駆動機構23Aと23Bは、周方向に、たとえば、6
0°位相をずらすようにしてもよい。又、動力伝達駆動
機構23Bの車輪9a,9b,9cをすべてアイドルと
する場合には、タイミングベルト15を外しておくよう
にすればよい。
【0024】又、図5は本発明の更に別の実施の形態を
示すもので、図1及び図2に示したものと同様な構成に
おいて、ケース1の外壁部の後端部寄り位置に、半円弧
状としたセンタリング用の板ばね24を、各車輪9a,
9b,9cの位置とは周方向に位相をずらして3個所配
置すると共に、該各板ばね24の一端のみを固定し他端
を自由端として、湾曲により配管12の管径変化に対応
できるようにし、更に、各板ばね24の中央部に、配管
12の内壁面に接して転動し得るようにしたローラ25
を回転自在に取り付けたものである。
示すもので、図1及び図2に示したものと同様な構成に
おいて、ケース1の外壁部の後端部寄り位置に、半円弧
状としたセンタリング用の板ばね24を、各車輪9a,
9b,9cの位置とは周方向に位相をずらして3個所配
置すると共に、該各板ばね24の一端のみを固定し他端
を自由端として、湾曲により配管12の管径変化に対応
できるようにし、更に、各板ばね24の中央部に、配管
12の内壁面に接して転動し得るようにしたローラ25
を回転自在に取り付けたものである。
【0025】図5に示すように構成した場合でも管内を
安定した姿勢で移動できるのは勿論のこと、図4に示し
たものよりも簡単な構成とすることができると共に全長
を短くできるので、図3の場合と同様に安定よく配管1
2の曲管部を通過することができる。
安定した姿勢で移動できるのは勿論のこと、図4に示し
たものよりも簡単な構成とすることができると共に全長
を短くできるので、図3の場合と同様に安定よく配管1
2の曲管部を通過することができる。
【0026】なお、図1及び図2と図3と図5の各実施
の形態では、曲管部を有する配管12内を移動させるこ
とを対象として中間軸7a上のプーリ13と車輪9aの
軸18上のプーリ14との間にタイミングベルト15を
掛け回して車輪9aのみが駆動される1輪駆動とし、
又、図4の実施の形態では前後の車輪9aが同様に駆動
される2輪駆動とした場合を示したが、直管内を移動さ
せることを対象とする場合には、中間軸7b及び7c上
の各プーリ13と車輪9b及び9cの軸18上のプーリ
14との間に、それぞれタイミングベルト15を掛け回
してすべての車輪を駆動させるようにして直管内に挿入
させるようにする。これにより大きな駆動力で管内を移
動させることができることになり有利である。
の形態では、曲管部を有する配管12内を移動させるこ
とを対象として中間軸7a上のプーリ13と車輪9aの
軸18上のプーリ14との間にタイミングベルト15を
掛け回して車輪9aのみが駆動される1輪駆動とし、
又、図4の実施の形態では前後の車輪9aが同様に駆動
される2輪駆動とした場合を示したが、直管内を移動さ
せることを対象とする場合には、中間軸7b及び7c上
の各プーリ13と車輪9b及び9cの軸18上のプーリ
14との間に、それぞれタイミングベルト15を掛け回
してすべての車輪を駆動させるようにして直管内に挿入
させるようにする。これにより大きな駆動力で管内を移
動させることができることになり有利である。
【0027】又、図2では押付用ばね11a,11b,
11cを支軸6a,6b,6cの周りに設けた場合を示
したが、これに代えてケース1と各サスペンションアー
ムとの間に弾発力を有する押付用ばねを介在させるよう
にしてもよい。
11cを支軸6a,6b,6cの周りに設けた場合を示
したが、これに代えてケース1と各サスペンションアー
ムとの間に弾発力を有する押付用ばねを介在させるよう
にしてもよい。
【0028】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明の管内移動装置
によれば、次の如き優れた効果を発揮する。 (1) 車輪を支持するサスペンションアームに押付用ばね
を組み付けて、車輪を配管の内壁面に押し付けることが
できるようにしてあるので、小型部品、少部品点数とし
て小型化を図ることができ、これにより小径の配管に適
用できると共に管径の異なる配管にも対応でき、且つ配
管内を安定して移動することができ、したがって、セン
サを円滑に移動させることができ、しかも車輪は1つだ
けを駆動できるようにすることができて、各車輪の駆動
制御を要することなくエルボ部等の曲管部を円滑に通過
することができる。 (2) 周方向各部の車輪を前後2つ宛とすることによっ
て、管内移動時の安定性を更に向上することができる。 (3) ケースの他端側にもサスペンションアームに支持さ
れる車輪を対称的に配置して、ケースの前後2個所に車
輪が位置するようにすることによって、安定性を向上で
きると共に、前後の車輪を駆動させるようにした場合に
は、大きな移動力を得られると共に、前進、後退が容易
となる。 (4) センタリング用の板ばねを併設することにより、管
内移動を安定した姿勢で行わせることができ、且つ曲管
部を更に通過し易くすることができ、更に、車輪を前後
に配置する場合に比して構成の簡単化を図ることができ
る。
によれば、次の如き優れた効果を発揮する。 (1) 車輪を支持するサスペンションアームに押付用ばね
を組み付けて、車輪を配管の内壁面に押し付けることが
できるようにしてあるので、小型部品、少部品点数とし
て小型化を図ることができ、これにより小径の配管に適
用できると共に管径の異なる配管にも対応でき、且つ配
管内を安定して移動することができ、したがって、セン
サを円滑に移動させることができ、しかも車輪は1つだ
けを駆動できるようにすることができて、各車輪の駆動
制御を要することなくエルボ部等の曲管部を円滑に通過
することができる。 (2) 周方向各部の車輪を前後2つ宛とすることによっ
て、管内移動時の安定性を更に向上することができる。 (3) ケースの他端側にもサスペンションアームに支持さ
れる車輪を対称的に配置して、ケースの前後2個所に車
輪が位置するようにすることによって、安定性を向上で
きると共に、前後の車輪を駆動させるようにした場合に
は、大きな移動力を得られると共に、前進、後退が容易
となる。 (4) センタリング用の板ばねを併設することにより、管
内移動を安定した姿勢で行わせることができ、且つ曲管
部を更に通過し易くすることができ、更に、車輪を前後
に配置する場合に比して構成の簡単化を図ることができ
る。
【図1】本発明の管内移動装置の実施の一形態の概要を
示す一部切断側面図である。
示す一部切断側面図である。
【図2】図1のII−II矢視図である。
【図3】本発明の他の実施の形態の概要を示す部分側面
図である。
図である。
【図4】本発明の更に他の実施の形態の概要を示す一部
切断側面図である。
切断側面図である。
【図5】本発明の更に別の実施の形態の概要を示す一部
切断側面図である。
切断側面図である。
【図6】従来の管内移動装置の一例を示す側面図であ
る。
る。
【図7】従来の管内移動装置の他の例を示す正面図であ
る。
る。
1 ケース 2 モータ 3 出力軸 4 駆動側ベベルギヤ 5a,5b,5c 従動側ベベルギヤ 6a,6b,6c 支軸 7a,7b,7c 中間軸 8a,8b,8c サスペンションアーム 9a,9b,9c 車輪 11a,11b,11c 押付用ばね(ねじりばね) 12 配管 13,14 プーリ 15 タイミングベルト 20 フレーム 24 板ばね
Claims (4)
- 【請求項1】 先端部に車輪を回転自在に取り付けたサ
スペンションアームの基端部を、モータを内蔵せるケー
スの一端側に放射方向に取り付けた3本の支軸に、回動
自在に取り付け、該ケースとサスペンションアームとの
間に介在させた押付用ばねにより常時該サスペンション
アームを介して車輪を外方へ押しているようにし、且つ
上記モータの出力軸に取り付けた駆動側ベベルギヤと、
上記ケースの一端側にモータの出力軸と直交する方向に
回転自在に支持させた中間軸上の従動側ベベルギヤとを
噛合させると共に、該中間軸の一端に取り付けたプーリ
と、3つの車輪のうち少なくとも1つの車輪の軸上のプ
ーリとの間にタイミングベルトを掛け回して該車輪をモ
ータにより回転駆動させるようにしてなることを特徴と
する管内移動装置。 - 【請求項2】 サスペンションアームの先端部に、前後
に2つの車輪を取り付けたフレームを支持させ、且つい
ずれか一方の車輪の軸上のギヤと噛合するギヤ付プーリ
を上記フレームに備え、該ギヤ付プーリにタイミングベ
ルトがかけられるようにした請求項1記載の管内移動装
置。 - 【請求項3】 ケースの他端側にも3本の支軸を放射方
向に取り付けて、先端に取り付けた車輪が一端側の車輪
の後側に位置するようサスペンションアームの基端部を
各支軸に回動自在に取り付け、各サスペンションアーム
を外方へ押付用ばねにより付勢した請求項1記載の管内
移動装置。 - 【請求項4】 ケースの他端側の外壁部に、半円弧状に
湾曲させたセンタリング用の板ばねの一端部を取り付け
て、該板ばねの他端側が自由端となるようにして周方向
に複数個取り付けた請求項1記載の管内移動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7239042A JPH09142297A (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | 管内移動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7239042A JPH09142297A (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | 管内移動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09142297A true JPH09142297A (ja) | 1997-06-03 |
Family
ID=17039018
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7239042A Pending JPH09142297A (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | 管内移動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09142297A (ja) |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100467792B1 (ko) * | 2001-08-11 | 2005-01-26 | 서울도시가스 주식회사 | 배관 내부 검사용 이동 로봇 |
JP2011158392A (ja) * | 2010-02-02 | 2011-08-18 | Shin Nippon Hihakai Kensa Kk | 配管減肉測定装置 |
JP2013095254A (ja) * | 2011-10-31 | 2013-05-20 | Osaka Gas Co Ltd | 管内移動装置 |
JP2013147078A (ja) * | 2012-01-17 | 2013-08-01 | Osaka Gas Co Ltd | 管内走行装置 |
CN103847826A (zh) * | 2013-01-28 | 2014-06-11 | 中国科学院合肥物质科学研究院 | 仿生履带式粘附行走机构及其运动方法 |
CN107215342A (zh) * | 2017-07-14 | 2017-09-29 | 文安县朔翰塑料制品有限公司 | 一种管道运输系统 |
CN109648537A (zh) * | 2018-11-29 | 2019-04-19 | 山东康威通信技术股份有限公司 | 一种驱动总成装置及圆管轨道机器人 |
CN109819798A (zh) * | 2019-03-15 | 2019-05-31 | 广西大学 | 一种利用自身重力增加爬升力的桉树修枝机 |
CN110466542A (zh) * | 2019-07-22 | 2019-11-19 | 山东康威通信技术股份有限公司 | 一种圆管轨道机器人的行走机构及圆管轨道机器人 |
CN111169552A (zh) * | 2020-01-03 | 2020-05-19 | 深圳市人工智能与机器人研究院 | 一种重构机器人模块及重构机器人 |
JP2020176371A (ja) * | 2019-04-15 | 2020-10-29 | 戸田建設株式会社 | 掘削機引戻し装置 |
CN113123230A (zh) * | 2021-05-04 | 2021-07-16 | 北华大学 | 一种土木工程用桥梁检测机构 |
CN113490445A (zh) * | 2018-12-28 | 2021-10-08 | 尚科宁家运营有限公司 | 用于机器人吸尘器的轮组件和具有轮组件的机器人吸尘器 |
-
1995
- 1995-08-25 JP JP7239042A patent/JPH09142297A/ja active Pending
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100467792B1 (ko) * | 2001-08-11 | 2005-01-26 | 서울도시가스 주식회사 | 배관 내부 검사용 이동 로봇 |
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CN109648537A (zh) * | 2018-11-29 | 2019-04-19 | 山东康威通信技术股份有限公司 | 一种驱动总成装置及圆管轨道机器人 |
CN113490445A (zh) * | 2018-12-28 | 2021-10-08 | 尚科宁家运营有限公司 | 用于机器人吸尘器的轮组件和具有轮组件的机器人吸尘器 |
CN109819798A (zh) * | 2019-03-15 | 2019-05-31 | 广西大学 | 一种利用自身重力增加爬升力的桉树修枝机 |
CN109819798B (zh) * | 2019-03-15 | 2021-03-30 | 广西大学 | 一种利用自身重力增加爬升力的桉树修枝机 |
JP2020176371A (ja) * | 2019-04-15 | 2020-10-29 | 戸田建設株式会社 | 掘削機引戻し装置 |
CN110466542A (zh) * | 2019-07-22 | 2019-11-19 | 山东康威通信技术股份有限公司 | 一种圆管轨道机器人的行走机构及圆管轨道机器人 |
CN110466542B (zh) * | 2019-07-22 | 2021-04-23 | 康威通信技术股份有限公司 | 一种圆管轨道机器人的行走机构及圆管轨道机器人 |
CN111169552A (zh) * | 2020-01-03 | 2020-05-19 | 深圳市人工智能与机器人研究院 | 一种重构机器人模块及重构机器人 |
CN113123230A (zh) * | 2021-05-04 | 2021-07-16 | 北华大学 | 一种土木工程用桥梁检测机构 |
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