JPH09142145A - 車両用後付けサンバイザ - Google Patents

車両用後付けサンバイザ

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JPH09142145A
JPH09142145A JP32620995A JP32620995A JPH09142145A JP H09142145 A JPH09142145 A JP H09142145A JP 32620995 A JP32620995 A JP 32620995A JP 32620995 A JP32620995 A JP 32620995A JP H09142145 A JPH09142145 A JP H09142145A
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JP
Japan
Prior art keywords
sun visor
hinge
holder
bracket
connecting member
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Pending
Application number
JP32620995A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitake Nakazawa
佳丈 中澤
Hitoshi Hoshino
仁志 星野
Masahiko Oguro
正彦 小黒
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murakami Corp
Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
Original Assignee
Murakami Corp
Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
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Publication date
Application filed by Murakami Corp, Mitsubishi Motors Corp, Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd filed Critical Murakami Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取り外し等の面倒な操作を必要とせず簡単操
作にて、入射角度が大きい時、小さい時の日光を遮光す
ることのできる後付けサンバイザを提供することを目的
とする。 【解決手段】 ホルダ、連繋部材、及び遮光板にて構成
され、ホルダと連繋部材とを第1のヒンジにて回動自在
に接続し、連繋部材と遮光板とを第2のヒンジにて回動
自在に接続する。そして、ホルダを既設のサンバイザの
上縁端に挟み込んで固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の車室内に
入射する日光を遮光するために用いる車両用後付けサン
バイザに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車の室内においてはフロン
トガラスを通して入射する日光を遮るために、運転席前
部及び助手席前部にサンバイザが配置されている。サン
バイザは通常平板形状を成しており、車室内の天井部に
配置された支軸に回転自在に枢支されている。そして、
使用しないときはこれを天井側に折り畳み、使用する際
にはサンバイザを折り返してフロントガラス上部を遮光
するように配置する。これにより、入射する日光を遮る
ことができ眩しさを低減することができるようになる。
ところが、このようなサンバイザにあっては、遮光する
範囲が限定されているので、日光の入射角度が低いとき
には直接ドライバーの目に入射する光を遮光することが
できず、眩しさを回避することができないことがあっ
た。
【0003】そこで、従来より、例えば実公平5−42
885号公報(以下、第1従来例という)や実開昭55
−41923号マイクロフィルム(以下第2従来例とい
う)に記載されているものが知られている。このうち、
第1従来例に記載されたものは、透光性を有する平板状
の日除け板に支軸にて回転可能に取付部材を取付け、こ
の取付部材にて日除け板を既設のサンバイザに固定する
ことにより、既設のサンバイザに対して折り畳み可能と
することができる。従って、日光の入射角度が低いとき
においても、これを遮ることができるものである。
【0004】図5、図6は、第1従来例の記載内容を示
す説明図であり、フロントガラス103に入射する日光
の入射角度が大きいときには図5(a),(b)に示す
ように、回転軸105を中心として回動可能な既設サン
バイザ101の上縁側に取付部材104を取り付け、フ
ロントガラス103の上部に透光性の日除け板102が
来るようにする。また、入射角度が小さいときには、図
6(a),(b)に示すように既設サンバイザ101を
フロントガラス103側に折り返した状態の下縁部に取
付部材104を取り付け、既設サンバイザ104よりも
更に下の部分から入射する日光を遮光するようにしてい
る。また、第2従来例に記載されたものは、有色透明板
にて構成された日除け板を既設のサンバイザに折り畳み
可能に取付け、日光の入射角度が小さいときにはこの日
除け板を折り返すことによって日光を遮光するようにし
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た第1従来例においては、フロントガラスに入射する日
光の入射角度に応じて日除け板を着脱しなければなら
ず、操作が面倒であるという欠点がある。また、第2従
来例では、有色透明板の日除け板は必ず既設サンバイザ
の下に位置するので、日除け板のみを使用するというこ
とができず融通性に欠ける。この発明はこのような従来
の課題を解決するためになされたものであり、その目的
とするところは、既設のサンバイザの位置によらず簡単
な操作でフロントガラス側に折り返すことのできる車両
用後付けサンバイザを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、車両内天井部に配置された回転軸に枢支さ
れ、該回転軸を中心として天井側及びフロントガラス側
に回転可能な平板状のサンバイザに取り付ける車両用後
付けサンバイザにおいて、前記サンバイザの回転軸側の
端縁から当該サンバイザを挟持するホルダと、該ホルダ
と一端が連繋される短冊状の連繋部材と、この連繋部材
の他端と連繋される平板状の遮光板と、前記ホルダと前
記連繋部材とを回転自在に接続する第1のヒンジと、前
記連繋部材と前記遮光板とを回転自在に接続する第2の
ヒンジと、を有することが特徴である。また、前記遮光
板は、反射率が20〜40%のハーフミラーであること
が望ましい。
【0007】上述の如く構成された本発明によれば、既
設のサンバイザ及び後付けのサンバイザを共に使用しな
いときには、既設のサンバイザを車室内の天井部側に折
り畳み、更に、ホルダ、連繋部材及び日除け板にて既設
サンバイザの周囲を覆うように第1のヒンジ、第2のヒ
ンジの位置を合わせる。そして、日光の入射角度が大き
いときには既設のサンバイザをそのままの状態とし、第
1のヒンジを鋭角的に折り返し、更に第2のヒンジを折
り返して遮光板がフロントガラス上部にかかるようにす
る。また、日光の入射角度が小さいときには既設のサン
バイザをフロントガラス側に折り返してフロントガラス
の上部に入射する光を遮光し、更に、第2のヒンジを折
り返して、遮光板が既設サンバイザの下部に位置するよ
うに操作する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。図1は本発明が適用された車両用後付
けサンバイザの一実施例の構成を示す分解斜視図、図2
は組立図である。図1に示すように、本実施例の後付け
サンバイザは、ホルダ1と、連繋部材2と、遮光板3と
に大別して構成されている。ホルダ1は、弾性を有する
材質にて構成され、短冊形状の平板を中央部にて折り曲
げた断面フック形状を成しており、一方の面のほぼ中央
部に矩形状の開口部4が穿設されている。また、該ホル
ダの折り曲げ部近傍には、第1のヒンジの構成要素とな
るブラケット5が形成されている。
【0009】連繋部材2は、略矩形の平板形状を成して
おり一方の縁部に前記したホルダ1のブラケット5と係
合して第1のヒンジ(図2の符号31)を形成するブラ
ケット6a,6bが形成され、対向する縁部には第2の
ヒンジの構成要素となるブラケット7が形成されてい
る。そして、ブラケット6a,6bの間にブラケット5
を間挿して両者の孔を連通させ、この連通された孔にビ
ス20、ブッシュ21、ブッシュ22、スプリング23
をこの順で挿通し、ナット24とビス20とを螺合して
ホルダ1と連繋部材2とを回動自在に連繋する。また、
ブッシュ21,22は多角形形状部と円錐部とからな
り、多角形形状部は連繋部材2のブラケット6a,6b
の多角形形状部孔とで回転しないように固定され、円錐
部はブラケット5の円錐部孔との摩擦抵抗で適度な保持
力を発生させ、無段階的に角度調整して連繋部材2とホ
ルダ1とを固定することができる。
【0010】遮光板3は、例えば20〜40%の反射率
で光を反射するハーフミラーにて構成され、リング8、
9にて挟持されて固定される。即ち、遮光板3には一方
の長辺縁に沿って2つの開口部10a,10bが穿設さ
れており、また、各リング8,9にも同様の位置に2つ
の開口部11a,11b,12a,12bが穿設されて
いる。そして、ビス13(13a,13b)を、開口部
12(12a,12b),10(10a,10b),1
1(11a,11b)の順に挿通し、締め付けることに
より遮光板3とリング8,9とを一体化する。
【0011】リング9の一長辺縁には、前記したブラケ
ット7と係合して第2のヒンジ(図2の符号32)を構
成するブラケット14a,14bが形成されており、該
ブラケット14a,14bの間にブラケット7を間挿し
て両者の孔を連通させ、連通された孔にビス15を挿通
する。この際、ブラケット14aとの接触部位にはブッ
シュ16が間挿され、ブラケット14bとの接触部位に
もやはりブッシュ17が間挿され、更にスプリング18
を介してビス15とナット19とが螺合される。従っ
て、この第2のヒンジにおいても無段階的に所定の回転
位置にて遮光板3を固定することができる。
【0012】図3(a)、(b)は、後付けサンバイザ
の動作を示す説明図であり、以下、この図を参照しなが
ら本実施例の作用について説明する。同図(a)は日光
の入射角度が大きい時の後付けサンバイザの状態を示し
ており、実線で示す状態が折り畳んだ状態で、2点鎖線
にて示す状態が遮光板3を折り換えした状態を示してい
る。即ち、使用しないときには、既設のサンバイザ33
の周囲を覆うようにホルダ1、連繋部材2、遮光板3が
配置され、遮光板3を折り返すときには、図中点線の矢
印にて示すように第1のヒンジ31、第2のヒンジ32
を回転させる。また、同図(b)は日光の入射角度が小
さい時の後付けサンバイザの状態を示しており、同図
(a)と同様に、実線で示す状態が折り畳んだ状態で、
2点鎖線にて示す状態が遮光板3を折り換えした状態を
示している。即ち、まず既設のサンバイザ33を回転軸
35を中心として折り返し、その後、第2のヒンジを回
転させて遮光板3を折り返す。
【0013】図4は、実際に車室内に取り付けたときの
状態を示す説明図であり、同図(a)はサンバイザを使
用せず、天井側に折り畳んだ状態を示している。この状
態では後付けサンバイザは既設のサンバイザ33を覆設
するように配置されている。そして、日光の入射角度が
高い時には同図(b)に示すように第1のヒンジ31を
鋭角的に回転させ、更に、第2のヒンジ32を回転させ
て遮光板3をフロントガラス41の上部にかかるように
する。これにより、フロントガラス上部から入射する日
光の一部が遮光板3により反射され、車室内での眩しさ
が低減される。
【0014】更に、日光の入射角度が低いときには、ま
ず、既設のサンバイザ33を回転軸35を中心として回
転させて、フロントガラス上部にかかるようにし、その
後、第2のヒンジ32を回転させて既設サンバイザ33
よりも下側のフロントガラス41に遮光板3がかかるよ
うにする。これにより、低い入射角度にて入射される日
光の一部を反射することができ、車室内の眩しさを低減
することができるようになる。こうして、日光の入射角
度が大きい時及び、小さい時のいずれの場合においても
光を遮光することができるようになる。このようにし
て、本実施例においては、着脱等の面倒な操作を必要と
せずに簡単な操作で、フロントガラスに入射する日光の
入射角度が高い時、及び低い時に関わらず遮光すること
ができ、眩しさを低減することができるようになる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の後付けサ
ンバイザによれば、第1のヒンジ及び第2のヒンジを回
転させるという簡単な操作で、フロントガラスに入射す
る日光の入射角度の大小によらず光を遮ることができ、
眩しさを低減することができる。また、遮光板を反射率
が20〜40%のハーフミラーにて構成すれば、入射角
度が低いときにおいて、当該後付けサンバイザを前面に
倒したときでも視界が遮られることなく、広い視野を確
保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る後付けサンバイザの
構成を示す分解斜視図。
【図2】 本発明の一実施例に係る後付けサンバイザの
構成を示す組立斜視図。
【図3】 本発明の一実施例の動作を示す説明図。
【図4】 フロントガラスから入射する日光を遮光する
様子を示す説明図。
【図5】 第1従来例において、日光の入射角度が高い
ときの日除け板の取り付け状態を示す説明図。
【図6】 第1従来例において、日光の入射角度が低い
ときの日除け板の取り付け状態を示す説明図。
【符号の説明】 1 ホルダ 2 連繋部材 3 遮光板 4 開口 5,6a,6b,7,14a,14b ブラケット 8 第1のリング 9 第2のリング 15,20 ビス 16,17,21,22 ブッシュ 19,24 ナット 31 第1のヒンジ 32 第2のヒンジ 33 既設のサンバイザ 35 回転軸 41 フロントガラス
フロントページの続き (72)発明者 星野 仁志 東京都大田区下丸子四丁目21番1号 三菱 自動車エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 小黒 正彦 東京都大田区下丸子四丁目21番1号 三菱 自動車エンジニアリング株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両内天井部に配置された回転軸に枢支
    され、該回転軸を中心として天井側及びフロントガラス
    側に回転可能な平板状のサンバイザに取り付ける車両用
    後付けサンバイザにおいて、 前記サンバイザの回転軸側の端縁から当該サンバイザを
    挟持するホルダと、該ホルダと一端が連繋される短冊状
    の連繋部材と、この連繋部材の他端と連繋される平板状
    の遮光板と、前記ホルダと前記連繋部材とを回転自在に
    接続する第1のヒンジと、前記連繋部材と前記遮光板と
    を回転自在に接続する第2のヒンジと、を有することを
    特徴とする車両用後付けサンバイザ。
  2. 【請求項2】 前記遮光板は、反射率が20〜40%の
    ハーフミラーであることを特徴とする請求項1記載の車
    両用後付けサンバイザ。
JP32620995A 1995-11-22 1995-11-22 車両用後付けサンバイザ Pending JPH09142145A (ja)

Priority Applications (1)

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JP32620995A JPH09142145A (ja) 1995-11-22 1995-11-22 車両用後付けサンバイザ

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JP32620995A JPH09142145A (ja) 1995-11-22 1995-11-22 車両用後付けサンバイザ

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JPH09142145A true JPH09142145A (ja) 1997-06-03

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JP32620995A Pending JPH09142145A (ja) 1995-11-22 1995-11-22 車両用後付けサンバイザ

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000808