JPH09140168A - 振動モータの駆動装置 - Google Patents

振動モータの駆動装置

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JPH09140168A
JPH09140168A JP7296503A JP29650395A JPH09140168A JP H09140168 A JPH09140168 A JP H09140168A JP 7296503 A JP7296503 A JP 7296503A JP 29650395 A JP29650395 A JP 29650395A JP H09140168 A JPH09140168 A JP H09140168A
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electric
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mechanical energy
voltage
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Kiyoshi Mogi
清 茂木
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Nikon Corp
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    • H02NELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H02N2/10Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing rotary motion, e.g. rotary motors
    • H02N2/14Drive circuits; Control arrangements or methods
    • H02N2/142Small signal circuits; Means for controlling position or derived quantities, e.g. speed, torque, starting, stopping, reversing
    • HELECTRICITY
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    • H02NELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H02N2/14Drive circuits; Control arrangements or methods
    • H02N2/145Large signal circuits, e.g. final stages
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
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    • H02N2/10Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing rotary motion, e.g. rotary motors
    • H02N2/16Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing rotary motion, e.g. rotary motors using travelling waves, i.e. Rayleigh surface waves
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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な回路構成及び制御手順により、常時効
率的な駆動が可能である振動モータの駆動装置を提供す
る。 【解決手段】 振動モータの駆動装置において、電気/
機械エネルギー変換素子に所定電圧を印加する充電回路
(6、21、24、25、26)と、電気/機械エネル
ギー変換素子を誘導性素子を介して放電させる放電回路
(22、23)と、電気/機械エネルギー変換素子に、
充電回路と放電回路とを交互に接続する制御回路(1、
2、3、4)と、電気/機械エネルギー変換素子と誘導
性素子とで構成する回路の共振振動の周期を検出する周
期検出回路(7、8)とを備え、制御回路は、放電回路
を接続する期間を周期検出回路が検出した周期と等しく
なるよう制御し、充電回路を接続する期間を増減させる
ことにより、振動モータの駆動周波数を変化させること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気/機械エネル
ギー変換素子によって生じた機械的振動により駆動す
る、いわゆる振動モータの駆動装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図14は、従来の振動モータの一般的な
構成を示す図である。図14(A)は、振動モータの断
面図であり、互いに接着されているロータ100−1及
び摺動材100−2からなる移動子と、同様に互いに接
着されている弾性体100−3及び電気/機械エネルギ
ー変換素子である振動体100−4からなる固定子とに
より構成されている。これらの移動子と固定子は、不図
示の加圧手段により加圧接触されて駆動される。
【0003】図14(B)は、振動体100−4の電極
の配置を示す平面図である。電極100−4a及び10
0−4bは、入力電極であり、これらの電極に振動モー
タ毎に決まった周波数であって、相互に90゜あるいは
270゜の位相差を持つ周波電圧が印加されることによ
り固定子が振動する。また、電極100−4cは、接地
される共通電極である。一方、電極100−4dは、モ
ニター電圧を取り出すことに使用される電極であるが、
振動体100−4の振動には直接寄与しない電極であ
る。
【0004】図14(C)は、振動体100−4の入力
電極100−4a、又は100−4bと接地電極間の等
価回路を示したものである。図に示すように、等価回路
は、自己容量C0 と、C0 と並列接続されたL、C、R
の直列共振回路で表される。振動モータ100の駆動量
(回転速度)は、振動体等価回路のL、C、Rの直列共
振回路に流れる電流(モーショナル電流)の値によって
変化するものと考えられている。すなわち、振動体に印
加する周波電圧の電圧値を大きくする、又は周波電圧の
周波数をこの直列共振回路の共振周波数に近づけること
によりモーショナル電流を増大させ、大きな駆動量を得
ることが可能となる。
【0005】そこで従来より、振動モータの駆動量を調
定する方法として、2つの方法が知られている。第1の
方法は、周波電圧の周波数を一定に維持しつつ、周波電
圧の電圧値を変えることによりモーショナル電流を変化
させるものである。第2の方法は、周波電圧の電圧値を
変更せず、周波数を上記直列共振回路の共振周波数の近
傍で増減させ、モーショナル電流を変化させるものであ
る。
【0006】次に、振動モータ100の従来の駆動装置
について説明する。図15は、図14の振動モータの駆
動装置を示したブロック図である。従来の駆動装置は、
駆動周波数設定回路101と、移相回路102と、振動
体駆動回路103(103A、103B)等から構成さ
れている。駆動周波数設定回路101は周波信号を出力
する回路であり、その周波数は振動モータごとに決めら
れた駆動周波数に対応して設定され、その出力は、移相
回路102に接続されている。移相回路102は、駆動
周波数設定回路101の出力を相互に90゜あるいは2
70゜だけ位相の異なった2つの周波信号を出力する回
路であり、その出力は、振動体駆動回路103(103
A、103B)に接続されている。振動体駆動回路10
3(103A、103B)は、移相回路102からの周
波信号を増幅した周波電圧をそれぞれ振動体100−4
の電極100−4a、100−4bに入力する回路であ
る。振動体100−4は、周波電圧が入力されることに
より励振され、移動子を駆動する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
の振動モータでは、正弦波状の周波電圧を発生させて振
動体の電極に印加する必要があるために、駆動装置の回
路が複雑になり、また、駆動装置におけるエネルギーの
損失が大きくなるという問題があった。さらに、駆動装
置の回路が複雑であることは、回路自体の体積の増大に
つながり、そのために振動モータの携帯用機器への適用
が困難となるという問題もあった。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1に係る発明は、電気的エネルギーを機械的
エネルギーに変換する電気/機械エネルギー変換素子の
振動運動を利用して駆動する振動モータの駆動装置にお
いて、電気/機械エネルギー変換素子に所定電圧を印加
することにより電気エネルギーを供給する充電回路
(6、21、24、25、26)と、電気エネルギーが
供給された電気/機械エネルギー変換素子を誘導性素子
を介して放電させることにより、電気/機械エネルギー
変換素子において機械エネルギーを発生させる放電回路
(22、23)と、電気/機械エネルギー変換素子に、
誘導性素子のインダクタンス特性に依存しない期間だけ
充電回路を接続し、インダクタンス特性に依存する期間
だけ放電回路を接続することを交互に繰り返す制御回路
(1、2、3、4)と、電気/機械エネルギー変換素子
と誘導性素子とで構成する回路の共振振動の周期を検出
する周期検出回路(7、8;10)とを備え、制御回路
は、放電回路を電気/機械エネルギー変換素子に接続す
る期間を周期検出回路が検出した周期と等しくなるよう
制御し、充電回路を電気/機械エネルギー変換素子に接
続する期間を増減させることにより、振動モータの駆動
周波数を変化させることを特徴とする。
【0009】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
振動モータの駆動装置において、周期検出回路は、放電
回路又は電気/機械エネルギー変換素子における電圧変
化の極大値を検出することより回路の共振振動の周期を
検出することを特徴とする。
【0010】請求項3に係る発明は、電気的エネルギー
を機械的エネルギーに変換する電気/機械エネルギー変
換素子の振動運動を利用して駆動する振動モータの駆動
装置において、電気/機械エネルギー変換素子に所定電
圧を印加することにより電気エネルギーを供給する充電
回路(6、21、24、25、26)と、電気エネルギ
ーが供給された電気/機械エネルギー変換素子を誘導性
素子を介して放電させることにより、電気/機械エネル
ギー変換素子において機械エネルギーを発生させる放電
回路(22、23)と、電気/機械エネルギー変換素子
に、誘導性素子のインダクタンス特性に依存しない期間
だけ充電回路を接続し、インダクタンス特性に依存する
期間だけ放電回路を接続することを交互に繰り返す制御
回路(30〜37、39)とを備え、制御回路は、電気
/機械エネルギー変換素子の電圧変化を検出可能であ
り、放電回路を電気/機械エネルギー変換素子に接続し
た後であって、電圧波形において極大値を検出したとき
は、充電回路を電気/機械エネルギー変換素子に接続す
ることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面等を参照して、本発明
に係る実施形態について、さらに詳しく説明する。な
お、以下に示す図面において、従来の技術において既に
説明したものと同様な機能を果たす部分には、同一の符
号を付して、重複する説明を適宜省略する。また、以
下、電気/機械エネルギー変換素子として用いられる圧
電体、電歪体などを総称して振動体と呼称するものとす
る。 (第1実施形態)図1は、本発明に係る第1実施形態で
ある振動モータの駆動装置を示すブロック図である。図
1に示されるように、本実施形態は、制御回路(マイク
ロコンピュータ1、D/Aコンバータ2、VCO3、振
動体駆動ロジック4)と、励振回路5(A、B)、及び
周期検出回路(振動周期検出器7、パルス幅比較器8)
などから構成されている。
【0012】図2は、励振回路5の構成を示す回路図で
ある。励振回路5は、振動体駆動ロジック4より出力さ
れる駆動信号Sに基づいて、図中等価回路で示す振動体
100−4に高電圧の交番電圧(周波電圧)を印加する
回路である。励振回路5は、スイッチング素子21及び
22、誘導性素子23、抵抗24及び25、トランジス
タ26、位相反転器27、並びに必要に応じて挿入され
るダイオード等の整流素子28及び29から構成され
る。
【0013】スイッチング素子21は、その一端が高圧
電源6に接続されているとともに、他端が誘導性素子2
3を介してスイッチング素子22と接続されている。ま
た、スイッチング素子22は、スイッチング素子21に
接続されているのと異なる一端が接地されている。な
お、本実施形態では、スイッチング素子として例えばM
OS型FETを用いたが、これは、特にMOS型FET
に限定されるものではなく、その他のスイッチング素子
であってもよい。振動体100−4の一端は、スイッチ
ング素子21と誘導性素子23の接点Aに接続されてい
る。
【0014】励振回路5に入力した駆動信号Sは、励振
回路5内において2つに分岐され、一方の信号は、位相
反転器27を介してスイッチング素子22に入力し、他
方は、トランジスタ26に入力する。スイッチング素子
21は、抵抗24、25、トランジスタ26からなる回
路の働きにより、駆動信号Sが論理レベル”H”(充電
制御信号)であるときのみ閉鎖、すなわち、スイッチO
Nの状態となる。一方、スイッチング素子22は、位相
反転器27からの信号により、駆動信号Sが論理レベ
ル”L”(放電制御信号)であるときにのみ閉鎖され
る。
【0015】駆動信号Sが論理レベル”H”であるとき
は、振動体100−4にスイッチング素子21を介して
高圧電源6の電圧Vd が印加される。これにより、振動
体100−4内の等価静電容量には、電圧Vd が充電さ
れる。なお、充電に要する時間は、スイッチング素子の
ON抵抗値が小さいことから極めて短い。一方、駆動信
号Sの論理レベル”L”である場合は、誘導性素子23
の一端は、スイッチング素子22によって接地される。
この結果、振動体100−4の等価静電容量と誘導性素
子23のインダクタンスによる共振振動が発生する。
【0016】図3(A)、(B)は、駆動信号Sと励振
回路5内の接点Aにおける電圧VAの変化との関係を示
す線図である。駆動信号Sは、論理レベル”H”である
期間TC と、”L”である期間Tr を駆動周期Ta で繰
り返す(図3(A)上段)。これにより、振動体には、
図3(A)下段に示す周波電圧VA が印加される。ここ
で、振動モータ100の駆動周波数をfa とすれば、T
a =1/fa の関係が成り立つ。
【0017】高圧電源6より振動体100−4に供給さ
れる電流Id は、期間Tr の時間を共振振動の周期に一
致させると最小となる。これは、以下の理由による。振
動体の静電容量に充電される電荷量Qは、静電容量の大
きさCと充電電圧差Vの積(Q=C・V)で表される。
したがって、図示の充電電圧差δVが小さい程、充電さ
れる電荷量Qは小さくなるのである。
【0018】図3(B)は、仮に期間Tc の終了時刻t
0 より駆動信号Sを論理レベル”L”で保持した場合
に、接点Aにおける電圧VA の変化の様子を示したもの
である。電圧VA は、時刻t0 以降、振動周期をTK
する減衰振動を繰り返しながら接地電位に漸近する。電
源電圧Vd とVA の差が最小になるのは、時刻t0 から
K 経過後の時刻t1 である。よって、充電電荷量Q
は、図3(A)において期間Tr =TK とすれば最小と
なり、したがって、高圧電源6から振動体100−4に
供給される電流Id も最小となり、振動モータの駆動
は、最も効率的な状態で行われる。
【0019】一方、本実施形態では、振動モータ100
の駆動量は、駆動周波数fa (=1/Ta )を所定の値
に設定することにより調定される。したがって、上記の
ように、Tr を変化させる場合には、期間Tc をTc
a −Tr となるように変化させることにより、Ta
所定値に維持する必要がある。ここで、期間Tc は、少
なくとも振動体100−4の静電容量の充電に要する時
間よりも長い必要があるため、Tr (=TK )は、その
条件を満たすことができる値である必要がある。本実施
形態では、適切な値のインダクタンスを有する誘導性素
子23を選択することにより、TK の値を調整し、もっ
て、Tr の値を上記条件を実現するものに設定してい
る。
【0020】ところで、振動体の等価回路定数(L、
C、R、C0 )は、温度、移動子と固定子との加圧力、
駆動周波数等によって変化する。よって、期間Tr の長
さを一定値に固定すると、モータ駆動中の全時間におい
て、必ずしもTr =TK とならず、モータの効率的な駆
動がなされない。そこで、本実施形態は、振動周期TK
を検出する周期検出回路をさらに設け、周期検出回路か
らTK に関する情報を制御回路にフィードバックし、常
にTr =TK となるように期間TC の長さを制御するこ
ととした。以下、この点について図1などを参照しなが
ら説明する。
【0021】マイクロコンピュータ1は、振動モータ1
00の駆動を制御するためのものであり、D/Aコンバ
ータ2と接続されている。D/Aコンバータ2は、入力
されたデジタル信号をアナログ信号に変換する回路であ
り、その出力側をVCO3に接続されている。VCO3
(電圧制御型発振器)は、入力電圧の値によって出力信
号の発振周波数を変化させる発振回路であり、その出力
側を振動体駆動ロジック4に接続されている。振動体駆
動ロジック4は、VCO3からの出力信号を励振回路5
A、5Bのそれぞれを駆動するための駆動信号Sa、S
bに変換する回路である。振動体駆動ロジック4は、マ
イクロコンピュータ1とも接続されており、マイクロコ
ンピュータ1よりモータの駆動方向指示信号と期間TC
の変調信号が入力される。
【0022】なお、励振回路5A、5Bの回路構成につ
いては、図2において既に説明しているので、ここでの
説明を省略する。また、駆動信号Sa、Sbは、振動体
の駆動周波数をfa とするとTa =1/fa なる周期T
a を有し、互いに90゜又は270゜の位相差を有する
論理信号である。位相差が90゜となるか270゜とな
るかは、振動モータの駆動方向(回転方向)によって定
められる。励振回路5A、5Bは、電圧がVd である高
圧電源6から電力の供給を受け、その出力をそれぞれ振
動体100−4の入力電極100−4a、100−4b
に印加する。また、励振回路5Bの出力は、振動周期検
出器7にも接続されている。
【0023】振動周期検出器7は、振動体100−4と
誘導性素子23とで構成する回路の共振振動の周期を検
出する回路であり、その出力側がパルス幅比較器8に接
続されている。パルス幅比較器8は、振動周期検出器7
の他に、振動体駆動ロジック4の出力側と接続されてお
り、駆動信号Sbが入力されている。また、パルス幅比
較器8の出力側は、マイクロコンピュータ1に接続され
ている。一方、駆動量検出器9は、振動モータ100の
駆動量を検出するものであり、その出力側は、マイクロ
コンピュータ1に接続されている。なお、上記構成は、
振動周期検出器7に振動体100−4aの電圧波形を入
力し、かつ、パルス幅比較器8に駆動信号Saを入力す
ることであってもよい。
【0024】図4は、振動周期検出器7の構成の一例を
示すブロック図である。図4に示すように、振動周期検
出器7は、微分器71、低周波数域通過フィルターであ
るLPF72、電圧比較器73、D型フリップ・フロッ
プ(D−FF)74から構成されている。ここで、微分
器71は、入力された電圧波形VA の微分波形を出力す
るものである。また、電圧比較器73は、その正入力端
子が接地されていることから、負入力端子に負電圧が入
力されたとき論理レベル”H”を出力し、負入力端子に
正電圧が入力されたとき論理レベル”L”を出力する。
ただし、負入力端子に接地電圧が入力されたときには、
論理レベル”L”を出力するものとする。図5は、振動
周期検出器7の動作を説明するための線図である。図5
(A)1段目の波形は、駆動信号Sbを表している。こ
こで、説明の便宜上、駆動信号Sbが”H”から”L”
へ変わる時刻をt0 、その後に”L”から”H”に変わ
る時刻をt3 とする。
【0025】図5(A)2段目の波形は、励振回路5内
の接点Aにおける電圧VA の変化を示すものである。図
に示されるように、電圧VA は、時刻t0 以前、すなわ
ち期間Tc においてVA =Vd である。また、時刻t0
からt3 の間、すなわち期間Tr では、時刻t1 、t2
にそれぞれ極小値及び極大値を有する正弦波状の減衰振
動を行っている。ここで、この減衰振動の周期は、t0
から極大値を有するt2 までの期間TK である。
【0026】図5(A)3段目に示す波形は、微分器7
1及びLPF72を通過した後の電圧波形である。微分
器71は、電圧VA を入力されると、その波形の微分処
理を行い、期間t0 〜t1 において負の値を、期間t1
〜t2 において正の値を有する図示のような波形を出力
する。なお、電圧VA の波形は、時刻t3 において振動
体100−4を再充電するために急激な変化を示すこと
から、微分器71の出力は、大きな正の尖頭電圧(不図
示)を発生するが、本実施形態では、LPF72により
この尖頭電圧が除去されている。
【0027】LPF72の出力信号は、電圧比較器73
の負入力端子へ出力される。ここで、電圧比較器73
は、期間t0 〜t1 において論理レベル”H”を、ま
た、期間t1 〜t2 において論理レベル”L”を出力す
る。この結果、電圧比較器73の出力側では、図5
(A)の4段目に示すような電圧波形が発生する。
【0028】電圧比較器73の出力を受けるD−FF7
4は、時刻t0 の直前において、図示しない回路によっ
てその出力論理レベルを”L”に強制的にリセットされ
る。その後に、D−FF74は、電圧比較器73の出力
波形の立ち上がりエッジ(図5(A)4段目の矢印部
分)が入力されるごとに、その出力論理レベルを反転さ
せる。この結果、D−FF74の出力信号、すなわち周
期検出信号Srは、図5(A)5段目に示すように振動
周期TK の期間だけ論理レベル”H”となる。したがっ
て、Tr >TK である場合は、期間Tr の終了時(時刻
3 )に周期検出信号Srの論理レベルは”L”となり
(図5(A)参照)、Tr <TK である場合は、論理レ
ベルは”H”となる(図5(B)参照)。
【0029】パルス幅比較器8は、期間Tr の終了時、
すなわち駆動信号Sbの立ち上がり時の周期検出信号S
rの論理レベルを比較信号としてマイクロコンピュータ
1に出力するものである。よって、比較信号が”L”の
場合は、 期間Tr >振動周期TK ; 比較信号が”H”の場合は、 期間Tr <振動周期TK ; であることを示す。
【0030】次に、マイクロコンピュータ1の動作につ
いて説明する。図6は、マイクロコンピュータ1の動作
を示すフローチャートである。マイクロコンピュータ1
は、振動モータを駆動するための命令が実行されると、
振動体100−4の励振駆動の制御を開始する。
【0031】ステップ1では、マイクロコンピュータ1
は、振動体駆動ロジック4に振動モータの駆動方向を駆
動方向指示信号によって指示する。ステップ2では、D
/Aコンバータ2に駆動周波数fa のデジタルデータを
出力する。このときに、D/Aコンバータ2は、デジタ
ルデータに対応するアナログ信号をVCO3に出力し、
VCO3は、周波信号を振動体駆動ロジック4に出力す
る。これによって、振動体駆動ロジック4は、周波数が
a である駆動信号SaとSbを発生し、その結果、励
振回路5A、5Bは、振動体100−4の励振を開始す
る。なお、駆動信号SaとSbの位相差は駆動方向指示
信号に依存し、90゜あるいは270゜のいずれかとな
る。
【0032】ステップ3では、マイクロコンピュータ1
は、パルス幅比較器8から出力される比較信号の論理レ
ベルを読み込む。ステップ4では、ステップ3で検出し
た比較信号の論理レベルを判断し、”L”である場合
(Tr >TK )はステップ5に進み、”H”である場合
(Tr <TK )はステップ6に進む。ステップ5では、
振動体駆動ロジック4に期間TC の時間を現在の時間よ
り所定量だけ延長する様に期間TC の変調信号を用いて
指示し、ステップ7に進む。この時、駆動信号Sbの周
期はTa (=1/fa )であるからTr =Ta −TC
あり、期間TC が長くなると期間Tr は短くなり、期間
r が振動周期TK に近づくように作用する。
【0033】ステップ6では、マイクロコンピュータ1
は、振動体駆動ロジック4に期間TC の時間を現在の時
間より所定量だけ短縮するように、期間TC の変調信号
を用いて指示する。このとき、駆動信号Sbの周期は、
a (=1/fa )であって、また、Tr =Ta −TC
であることから、期間TC が短くなると期間Tr が長く
なり、振動周期TK に近づく。
【0034】ステップ5、6において出力された期間T
C の変調信号は、駆動信号Sbの期間TC の長さを変調
すると共に、駆動信号Saの期間TC の長さをも変調す
る。振動体100−4の2つの入力電極100−4a、
4bに接続された振動体の特性は、ほぼ同じであるため
に、一方の入力電極の電圧波形と駆動信号(図1では入
力電極100−4bの電圧波形と駆動信号Sb)を検出
して、双方の駆動信号の期間TC の長さを制御しても差
し支えないからである。
【0035】ステップ7では、マイクロコンピュータ1
は、駆動量検出器9からの駆動量検出信号を読み込む。
ステップ8では、マイクロコンピュータ1は、駆動量検
出器9の出力信号に基づいて振動モータの駆動量が所望
の駆動量で駆動しているか否かを判定する。その結果、
所望の駆動量よりも低い場合はステップ9に進み、所望
の駆動量よりも高い場合はステップ10に進む。また、
振動モータが所望の駆動量で駆動している場合にはステ
ップ3に戻る。
【0036】ステップ9では、マイクロコンピュータ1
は、振動体の駆動周波数fa を現在の駆動周波数よりも
低くする処理を行う。すなわち、マイクロコンピュータ
1は、D/Aコンバータ2の出力電圧を所定量だけ変化
させることにより、VCO3の発振周波数を振動体の共
振周波数に近づけるように制御する。逆に、ステップ1
0では、マイクロコンピュータ1は、D/Aコンバータ
2の出力電圧を所定量だけ変化させ、VCO3の発振周
波数を振動体の共振周波数から遠ざけるように制御す
る。
【0037】以上説明したように、本実施形態の駆動装
置は、制御回路が出力する矩形波の論理信号に基づい
て、振動体に所定電圧を印加することにより電気エネル
ギーを供給し、その後に振動体を誘導性素子を介して放
電させることを周期的に繰り返し行う。ここで、振動体
は誘導性素子を介して放電されるので、制御回路が出力
する信号が矩形であるにも関わらず、振動体の印加電圧
波形は、誘導性素子のインダクタンスと振動体の等価回
路定数から定まる共振周波数に従って正弦波状の振動運
動をする。これにより、振動体において電気エネルギー
の機械エネルギーへの変換が生じ、振動モータが駆動す
る。従って、本実施形態では、振動体を振動運動させる
ために、制御回路が正弦波状の信号を出力する必要がな
く、その回路構成を簡単でコンパクトなものとすること
が可能となっている。
【0038】また、本実施形態では、振動体を充電する
ときは、振動体に直接高圧電源が接続される構成とした
ので、高圧電源と振動体との間において電気エネルギー
の損失を生じさせる要因を排除でき、振動モータを高効
率で駆動することが可能となっている。さらに、本実施
形態では、振動体を充電する期間は、上記放電を行う期
間と異なり、誘導性素子及び振動体の共振周波数と無関
係に設定することが可能である。本実施形態は、この点
に着目し、充電期間を増減させることにより振動体の駆
動周波数を変化させ、もって、振動モータの駆動量を容
易に調定することを可能としている。
【0039】また、本実施形態においてマイクロコンピ
ュータ1は、フローチャートのステップ3からステップ
10までの動作を繰り返すことにより、振動体の駆動周
波数を制御して振動モータの駆動量(回転速度)を調定
すると共に、期間Tr を振動体100−4と励振回路5
内の誘導性素子23による共振振動の周期TK に一致さ
せるように制御している。これにより、本実施形態で
は、温度の影響等によりTK が変化した場合であって
も、期間Tr がTr =TK となるように調整されるの
で、常に高圧電源6から供給される電流は最小となり、
振動モータの効率的な駆動を可能としている。
【0040】(第1実施形態の変形例)次に、第1実施
形態の変形例について説明する。図7は、第1実施形態
の変形例である振動モータの駆動装置を示すブロック図
である。本実施形態は、振動周期検出器7とパルス幅比
較器8の代わりに時間差比較器10を使用して比較信号
を発生させている点において第1実施形態と異なってい
る。
【0041】時間差比較器10の入力側は、振動体駆動
ロジック4と振動体100−4の入力電極100−4b
に接続されており、それぞれから駆動信号Sbと電圧波
形VA を入力されている。また、出力側は、マイクロコ
ンピュータ1に接続されている。図8は、時間差比較器
10の構成の一例を示した図である。時間差比較器10
において、入力された電圧波形VA は、まず微分器11
に入力される。微分器11より出力されたVA の微分波
形は、次にLPF20を通過してその高周波成分を取り
除かれる。
【0042】次に、LPF20の出力は、電圧比較器1
2に入力される。電圧比較器12は、その正入力端子が
接地されていることから、負入力端子に入力されるVA
の微分波形が負電圧であるときに、論理レベル”H”を
出力し、VA の微分波形が正電圧であるときに、論理レ
ベル”L”を出力する。ただし、VA の微分波形が接地
電圧であるときには、論理レベル”L”を出力するもの
とする。電圧比較器12の出力は、パルス発振器13の
出力と共にAND(論理積)回路14に入力され、AN
D回路14の出力は、カウンタ15に入力される。カウ
ンタ15は、電圧比較器12の出力が”H”である期間
だけパルス発振器13から出力されるパルス数をカウン
トする。このカウント値NK は、入力信号Sbが”H”
になると同時に二倍回路16へ伝達され、2NK とされ
た後に、デジタルコンパレータ19に伝達される。
【0043】一方、駆動信号Sbは、インバータ21
(位相反転器)を通して、パルス発振器13の出力と共
にAND回路17に入力され、AND回路17の出力
は、カウンタ18に入力される。すなわち、カウンタ1
8は、入力信号Sbが”L”である期間だけパルス発振
器13から出力されるパルス数をカウントする。このカ
ウント値Nr は、入力信号Sbが”H”になると同時に
デジタルコンパレータ19に送られる。デジタルコンパ
レータ19は、2NK とNr の大小関係を判定して2N
K >Nr 、2NK =Nr 、2NK <Nr のそれぞれの場
合に対応した3つの信号線のいずれかに比較信号を出力
する。なお、カウンタ15、18は、図示しない回路に
よって駆動信号Sbが論理レベル”H”である期間(期
間TC )の最後に、そのカウント値Nr 、NK を”0”
にリセットされる。
【0044】図9は、時間差比較器10の動作を説明す
るための線図である。以下、図9を用いて、振動体の駆
動周期Ta における時間差比較器10の動作について時
間を追って説明する。なお、便宜上、駆動信号Sbが”
H”である期間TC の終了直前の時刻をt0 、期間Tr
の開始時刻(期間Tc の終了時刻)をt1 、同終了時刻
をt5 とする。まず、時刻t0 において、カウンタ1
5、18のカウント値Nr 、NK は、前述の不図示の回
路により”0”にリセットされる。時刻t1 〜t5 の間
は、AND回路17によりカウンタ18にパルス発振器
13からのパルスが入力される(図中3段目)。したが
って、時刻t5 におけるカウンタ18のカウント値Nr
は、期間Tr の時間を反映し、パルス発振器13の発振
パルス周期をTP とすると、Nr =Tr /TP となる
(図中2段目)。
【0045】一方、VA の電圧波形は、期間Tr (t1
〜t5 )では、時刻t3 において極小値を有し、時刻t
4 において極大値を有する減衰振動波形を示す(図中4
段目)。時刻t5 からは、次の駆動周期の期間TC であ
るのでVA =Vd となり、以後同様な変化を繰り返す。
このようなVA の電圧波形から、この減衰振動の周期T
K は、TK =t4 −t1 であることがわかる。
【0046】電圧比較器12の出力は、t1 からt3
間で論理レベル”H”を、t3 からt4 の間で論理レベ
ル”L”を、t4 からt5 で再び論理レベル”H”を出
力する(図中6段目)。ここで、電圧比較器12の出力
が”H”である第1の期間(t1 〜t3 )は、振動周期
K の1/2の時間である。この第1の期間では、AN
D回路14によってカウンタ15にパルス発振器13の
パルスが入力される。電圧比較器12の出力が”H”で
ある第2の期間TB (t4 〜t5 )においても、カウン
タ15にはパルスが入力されるが、本実施形態のカウン
タ15は、これをカウントしない。よって、カウンタ1
5のカウント値NK は、NK =TK /(2TP )とな
る。
【0047】このカウント値NK は、二倍回路16によ
って2倍され2NK (=TK /TP )として出力され
る。すなわち、2NK は、振動周期TK を反映してい
る。時刻t5 において、カウンタ18のカウント値Nr
と二倍回路16の出力2NK とは、デジタルコンパレー
タ19によりその大小関係を判定される。ここで、2N
K <Nr の場合はTK <Tr であり、2NK =Nr の場
合はTK =Tr である。また、2NK >Nr の場合はT
K >Tr である。図9の線図は、TK <Trの場合に相
当する。デジタルコンパレータ19は、判定の後に、3
つの比較信号線のうちで、判定の結果に対応するの一つ
の信号線に論理レベル”H”を出力する。
【0048】図10は、本実施形態におけるマイクロコ
ンピュータ1の動作を説明するためのフローチャートで
ある。本実施形態のマイクロコンピュータ1の動作は、
ステップ4において、3つの比較信号線のいずれの論理
レベルが”H”であるかを検出し、もって、NK とNr
の関係を判断する。その結果、2NK <Nr である場合
は、ステップ5に進み、期間TC を所定量だけ延長する
(すなわち、期間Tr を短縮する)。2NK >Nr であ
る場合は、ステップ6に進み、期間TC を所定量だけ短
縮する(すなわち、期間Tr を延長する)。また、2N
K =Nr である場合は、期間TC の時間を変更せず、ス
テップ7に進む。なお、上記以外の動作については、本
実施形態のマイクロコンピュータ1の動作と第1実施形
態のそれとは実質的に同一であるので、説明を省略す
る。
【0049】以上説明したように、本実施形態では、少
なくともTr >TK /2となるようにTr の最小値を規
定しておけば、例えば、Tr <TK の場合でも、振動周
期TK の半周期の長さを測定することにより振動周期T
K を求めることが可能であるという利点を有する。
【0050】(第2実施形態)次に、本発明に係る第2
実施形態について説明する。図11は、本発明に係る第
2実施形態の回路構成を示す図である。本実施形態は、
制御電圧源39の電圧VC を変化させることにより期間
C の時間を調整し、振動モータの駆動量(回転速度)
を調定する点において、また、電圧制御型発振器(VC
O)を用いることなく、振動電圧波形を基に自らその駆
動周波数を決定する自励振回路によって駆動される点に
おいて、第1実施形態と異なっている。
【0051】図中、高圧電源40は電圧値がVd の電源
であり、また、励振回路41a、41bはそれぞれ振動
体100−4の入力電極100−4a、100−4bに
励振電圧を与えるものであり、いずれも第1実施形態に
おける高圧電源、励振回路と同等のものである。微分回
路36は、励振回路41aの出力側に接続されており、
入力電極100−4aに印加される振動電圧VA を入力
される。また、微分回路36は、その出力側をLPF3
7(低周波数域通過フィルター)を介して電圧比較器3
5aの負入力端子に接続している。
【0052】電圧比較器35aは、正入力端子が接地さ
れており、また、出力側をワンショット回路34aの入
力に接続されている。ワンショット回路34aは、入力
された信号におけるパルスの立ち上がりを検出し、微小
な所定時間の正論理パルスを1パルスだけ出力するもの
であり、その出力側をトランジスタ33aのベースに接
続されている。トランジスタ33aは、コレクタを電圧
比較器30aの負入力端子及び定電流源31aとに接続
され、エミッタを接地されている。また、トランジスタ
33aのコレクタと接地の間にコンデンサ32aが接続
されている。電圧比較器30aは、正入力端子を制御電
圧源39と接続し、出力側を励振回路41aに接続して
いる。
【0053】さらに、トランジスタ33aのコレクタ
は、電圧ホールド回路38と電圧比較器35bの正入力
端子に接続されている。電圧ホールド回路38の出力側
は、抵抗r、2r、rの直列回路に接続されている。よ
って、電圧ホールド回路38の出力電圧をVH とする
と、各抵抗の接続点CN1及びCN2には、それぞれ3
/4・VH 及び1/4・VH の電圧値が現れる。スイッ
チSWは、各抵抗の接続点CN1又はCN2と電圧比較
器35bの負入力端子を接続するものである。スイッチ
SWが、いずれの接続点と電圧比較器35bとを接続す
るかは、振動モータの駆動方向によって定められる。
【0054】電圧比較器35bと励振回路41bとの間
には、ワンショット回路34b、トランジスタ33b、
コンデンサ32b、定電流源31b及び電圧比較器30
bからなる回路が構成されている。この回路構成及び機
能は、電圧比較器35aと励振回路41aとの間に構成
されている回路と同等であるので、ここでは、説明を省
略する。
【0055】次に本実施形態において、励振回路41
(a、b)の駆動信号S(a、b)を生成するための回
路の動作について説明する。図12は、ワンショット回
路34等における入出力信号の様子を示す線図である。
なお、以下の説明において、入力信号Sa、Sbはその
位相が異なるだけでその生成原理は同じであるから、各
部材、信号名称の添字(a、b)は省略する。
【0056】ワンショット回路34は、入力された信号
(図中1段目参照)にパルスの立ち上がりを検出すると
(時刻t0 )、パルス幅tP の正パルスをトランジスタ
33のベースに出力する(図中2段目参照)。トランジ
スタ33は、正パルスの伝達を受ける期間tP の間のみ
ONの状態となり、この結果、コンデンサ32は、充電
された電荷を放電し、その電圧が零となる。ここで、期
間tP は、少なくともコンデンサ32がその電荷を十分
に放電させるのに必要な微小な時間であればよい。トラ
ンジスタ33は、期間tP が経過した後はOFFの状態
となり、コンデンサ32は、定電流源31によって充電
を開始される。したがって、コンデンサ32の電圧は、
次にワンシュット回路34にパルスの立ち上がりが入力
される時刻t2 まで、時間に比例して大きくなる(図中
3段目参照)。
【0057】電圧比較器30は、上記コンデンサ32が
示す電圧波形を制御電圧VC と比較し、コンデンサ32
の電圧がVC と比較して小さい期間に論理レベル”H”
の信号を、それ以外のときは論理レベル”L”の信号を
出力する。図中の4段目に示す波形は、電圧比較器30
が上記比較の結果として出力する波形であり、この出力
信号が励振回路41の駆動信号Sとなる。よって、駆動
信号Sの繰り返し周期Ta は、ワンショット回路34へ
入力される信号の立ち上がり信号の周期で決まる。ま
た、期間TC の時間は、制御電圧VC の値によって変化
する。すなわち、VC が大きいほど期間TC は長くな
り、VC が小さいほど期間TC は短くなる。
【0058】次に、ワンショット回路34(a、b)の
入力パルスに立ち上がりが発生する原理について説明す
る。図13は、上記原理を説明するために、電圧比較器
35等の入出力信号を示した線図である。なお、以下の
説明においても、前述と同様の理由により、特に必要が
ない場合は各部材又は信号の名称の添字(a、b)を省
略する。
【0059】図13中、1段目は、駆動信号Sを示して
いる。駆動信号Sは、時刻t0 からt1 において論理レ
ベルが”H”であり、時刻t1 からt3 まで論理レベル
が”L”である。すなわち、時刻t0 からt3 が駆動信
号Sの一周期、すなわち振動体100−4の駆動の一周
期である。また、図中2段目は、振動体100−4の入
力電極100−4aにおける電圧VA の波形を示すもの
である。この電圧波形については、既に図3等において
記述しているので、ここでは説明を省略する。電圧VA
の波形は、微分回路36及びLPF37を通されること
により図中3段目に示すような微分波形に変換される。
ここで、LPF37は、時刻t3 においてVA が電圧V
d に急激に変化するために発生する微分波形の高周波成
分(図中、破線部)を取り除くという役割を果たしてい
る。
【0060】図中3段目に示す微分波形は、次に電圧比
較器35において2値信号に変換される(図中4段
目)。すなわち、微分波形が負である時刻t0 からt2
の期間は論理レベルが”H”であり、正である時刻t2
からt3 の期間は”L”である信号が得られる。ただ
し、電圧比較器35の負入力端子の電圧が接地電位と等
しい場合は、電圧比較器35は論理レベルが”H”の信
号を出力するものとする。ここで、時刻t1 は、電圧V
A の振動周期の開始時刻であり、時刻t3 は、その終了
時刻である。すなわち、時刻t1 からt3 が振動の一周
期である。ワンショット回路34は、電圧比較器35か
らの信号を入力し、時刻t1 及びt3 における信号の立
ち上がりを検出する。したがって、ワンショット回路3
4は、時刻t1 、さらには時刻t3 においても前述のパ
ルス信号を出力する。この結果、図12において説明し
たように、時刻t3 より新たな周期の駆動信号Sが発生
することとなる。本実施形態では、このような一連の操
作を繰り返すことにより、振動体100−4の入力電極
100−4(a、b)に連続する周波電圧を印加する。
【0061】一方、振動体100−4の入力電極100
−4a、bのそれぞれには、位相が90゜又は270゜
異なる駆動信号を印加する必要がある。本実施形態は、
この点に対応するために、駆動周期Ta 内で時間に比例
して大きくなるコンデンサ32aの最終電圧を駆動信号
Saの一周期の終わりに電圧ホールド回路38を用いて
保持する。電圧ホールド回路38が保持する電圧をVH
とすると、VH の値は、周期Ta の長さを表し、周期T
a が長いほど大きくなる。したがって、VH の1/4の
電圧は、駆動信号Sa(周期Ta )の開始から1/4・
a 時間の経過、すなわち、90゜の位相差時間に相当
する。同様に、3/4・Ta は、270゜の位相差時間
に相当する。
【0062】次に本実施形態では、VH の電圧をr、2
r、rの抵抗で分圧することによって、各抵抗の接続点
にそれぞれ1/4・VH 、3/4・VH の電圧を発生さ
せ、スイッチSWによっていずれか一方の電圧を電圧比
較器35bの負入力端子に接続している。一方、電圧比
較器35bの正入力端子には、駆動信号Saの次周期に
おけるコンデンサ32aの電圧が入力されているため、
電圧比較器35bの出力が論理レベル”L”から”H”
に変化する時刻t1/4 、t3/4 は、それぞれ駆動信号S
aに対し90゜、270゜の位相差を有することとなる
(図13の6段目参照。実線は位相差90゜、破線は位
相差270゜の信号を表す)。
【0063】また、電圧比較器35bの出力は、ワンシ
ョット回路34bに出力されるために、入力信号Sbも
入力信号Saに対して90゜あるいは270゜の位相差
を有するようになる(図13の8段目参照。実線は位相
差90゜、破線は位相差270゜の信号を表す)。よっ
て、励振回路41bは励振回路41aに対して90゜あ
るいは、270゜の位相差で振動体100−4の入力電
極100−4bに周波電圧を印加することとなる。
【0064】このように、本実施形態では、駆動信号S
の出力信号における期間Tr は、誘導性素子と振動体の
等価回路定数によって決まる振動周期TK に自動的に一
致する。これにより、本実施形態では、高圧電源40か
ら振動体に供給される電流は、温度等の影響に関わら
ず、常に最小となり、効率的な振動モータの駆動を可能
としている。また、本実施形態では、振動モータの駆動
量は、期間Tc の長さを増減させ、駆動信号Sa、Sb
の繰り返し周期Ta を変化させることにより調定する。
ここで、TC の長さの増減は、制御電圧VC を変化させ
ることにより容易に行うことが可能となっている。すな
わち、VC を大きくすればTC が長くなり、この結果、
駆動周波数が低下し、振動モータの駆動量(回転速度)
が大きくなる。反対に、制御電圧VC を小さくすれば、
周期Ta は短くなり、駆動周波数が増大し、振動モータ
の駆動量(回転速度)が小さくなる。振動体の共振周波
数は、振動波モータの弾性運動によるため、もっとも効
率のよい弾性運動を行う第1の共振周波数帯を中心に、
それよりも高い周波数域に第2の共振周波数帯と、それ
よりも低い周波数域に第3の共振周波数帯が存在する。
よって、第2実施形態では、第2、第3の共振周波数帯
で駆動周波数がロックされないように、駆動周波数範囲
を制限可能な構成とすることが望ましい。
【0065】(その他の実施形態)なお、本発明は、上
記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態
は、例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された
技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効
果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技
術的範囲に包含される。
【0066】1)上記実施形態においては、円環型の振
動モータについて説明をしたが、本発明に係る技術的思
想は、リニア型の振動モータに対して適用することも可
能である。 2)第1実施形態の変形例では、カウンタ15が時刻t
1 〜t3 間でパルスをカウントするようにしたが、TK
=4(t2 −t1 )の関係が成立すると考えられるの
で、時刻t1〜t2の間でパルスをカウントするように
し、2倍回路の代わりに4倍回路を用いてNKを4倍す
るようにしても良い。
【0067】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、 1)電気/機械エネルギー変換素子を振動運動させるた
めに、制御回路が正弦波状の信号を出力する必要がない
ことから、その回路構成を簡単でコンパクトなものとす
ることが可能となっている、 2)制御回路が放電回路を電気/機械エネルギー変換素
子に接続する期間を増減させることにより、振動モータ
の駆動周波数を変化させることとしたので、振動モータ
の駆動量を容易に調定することが可能となっている、 3)制御回路が放電回路を電気/機械エネルギー変換素
子に接続する期間を周期検出回路が検出した周期と等し
くなるよう制御することとしたので、常に振動モータの
効率的な駆動が可能となっている、等の効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施形態である振動モータの
駆動装置を示すブロック図である。
【図2】第1実施形態における励振回路5の構成を示す
回路図である。
【図3】第1実施形態における駆動信号Sと励振回路5
内の接点Aにおける電圧VA の変化との関係を示す線図
である。
【図4】第1実施形態における振動周期検出器7の構成
を例示するブロック図である。
【図5】第1実施形態における振動周期検出器7の動作
を説明するための線図である。
【図6】第1実施形態におけるマイクロコンピュータ1
の動作を示すフローチャートである。
【図7】第1実施形態の変形例を示すブロック図であ
る。
【図8】第1実施形態の変形例における時間差比較器1
0の構成の一例を示した図である。
【図9】第1実施形態の変形例における時間差比較器1
0の動作を説明するための線図である。
【図10】第1実施形態の変形例におけるマイクロコン
ピュータ1の動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【図11】本発明に係る第2実施形態の回路構成を示す
図である。
【図12】第2実施形態におけるワンショット回路34
等の入出力信号を示した線図である。
【図13】第2実施形態における電圧比較器35等の入
出力信号を示した線図である。
【図14】従来の振動モータの一般的な構成を示す図で
ある。
【図15】従来の振動モータの駆動装置を示したブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 マイクロコンピュータ 2 D/A
コンバータ 3 VCO 4 振動体
駆動ロジック 5 励振回路 6 高圧電
源 7 振動周期検出器 8 パルス
幅比較器 9 駆動量検出器 100 振
動体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気的エネルギーを機械的エネルギーに
    変換する電気/機械エネルギー変換素子の振動運動を利
    用して駆動する振動モータの駆動装置において、 前記電気/機械エネルギー変換素子に所定電圧を印加す
    ることにより電気エネルギーを供給する充電回路と、 電気エネルギーが供給された前記電気/機械エネルギー
    変換素子を誘導性素子を介して放電させることにより、
    前記電気/機械エネルギー変換素子において機械エネル
    ギーを発生させる放電回路と、 前記電気/機械エネルギー変換素子に、前記誘導性素子
    のインダクタンス特性に依存しない期間だけ前記充電回
    路を接続し、前記インダクタンス特性に依存する期間だ
    け前記放電回路を接続することを交互に繰り返す制御回
    路と、 前記電気/機械エネルギー変換素子と前記誘導性素子と
    で構成する回路の共振振動の周期を検出する周期検出回
    路と、 を備え、 前記制御回路は、 前記放電回路を前記電気/機械エネルギー変換素子に接
    続する期間を前記周期検出回路が検出した周期と等しく
    なるよう制御し、 前記充電回路を前記電気/機械エネルギー変換素子に接
    続する期間を増減させることにより、前記振動モータの
    駆動周波数を変化させる、 ことを特徴とする振動モータの駆動装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の振動モータの駆動装置
    において、 前記周期検出回路は、前記放電回路又は前記電気/機械
    エネルギー変換素子における電圧変化の極大値を検出す
    ることより前記回路の共振振動の周期を検出する、 ことを特徴とする振動モータの駆動装置。
  3. 【請求項3】 電気的エネルギーを機械的エネルギーに
    変換する電気/機械エネルギー変換素子の振動運動を利
    用して駆動する振動モータの駆動装置において、 前記電気/機械エネルギー変換素子に所定電圧を印加す
    ることにより電気エネルギーを供給する充電回路と、 電気エネルギーが供給された前記電気/機械エネルギー
    変換素子を誘導性素子を介して放電させることにより、
    前記電気/機械エネルギー変換素子において機械エネル
    ギーを発生させる放電回路と、 前記電気/機械エネルギー変換素子に、前記誘導性素子
    のインダクタンス特性に依存しない期間だけ前記充電回
    路を接続し、前記インダクタンス特性に依存する期間だ
    け前記放電回路を接続することを交互に繰り返す制御回
    路と、 を備え、 前記制御回路は、 前記電気/機械エネルギー変換素子の電圧変化を検出可
    能であり、 前記放電回路を前記電気/機械エネルギー変換素子に接
    続した後であって、前記電圧波形において極大値を検出
    したときは、前記充電回路を前記電気/機械エネルギー
    変換素子に接続する、 ことを特徴とする振動モータの駆動装置。
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