JPH09139764A - 携帯電話機 - Google Patents

携帯電話機

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JPH09139764A
JPH09139764A JP29409595A JP29409595A JPH09139764A JP H09139764 A JPH09139764 A JP H09139764A JP 29409595 A JP29409595 A JP 29409595A JP 29409595 A JP29409595 A JP 29409595A JP H09139764 A JPH09139764 A JP H09139764A
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Motoyoshi Komoda
元喜 菰田
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NEC Saitama Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】着信時の応答操作を簡単にする。 【解決手段】携帯電話機が使用者が着衣している衣服内
(例えば、ポケット内)にある状態の場合、感知部13
は人体からの赤外線及び体温を感知して感知信号を制御
部6に送出している。制御部6は予め設定された期間以
上感知部13から感知信号が入力されているので、人体
の近くにある状態であると判断している。この状態で、
スピーカ21から着信音が拡声され、それを聞いた使用
者が手で携帯電話機を衣服内から取り出すと、感知部1
3は赤外線及び体温の変化した状態変化感知信号を制御
部6へ送出する。制御部6はこの状態変化感知信号を受
信すると、状態の変化と判断して自動的に着信応答し、
着信音を停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯電話機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯電話機では、着信時に、着信
キーを押すか、あるいは任意のキーを押すことで着信に
対して応答し通話に入るようになっていた。また、従来
の携帯電話機を自動車の中でハンズフリーアダプタ付き
で使用する場合には、着信時に予め設定された数回の着
信音の後自動的にハンズフリー通話に入るような自動応
答機能があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の携帯電話機
では、着信時に何らかのキーを押してはじめて通話に入
るようになっているので、携帯電話機本体を上着の内ポ
ケットに入れて持ち歩いているような場合に、着信があ
っても、内ポケットに入れて持ち歩いているような場合
に、着信があっても、内ポケットに手を入れて取り出
し、いちいち着信キーを押すか、任意のキーを押してか
らでないと通話に入るようにならないという問題点があ
った。
【0004】また、机の上においてあったり、鞄の中に
いれておいた携帯電話機に着信が掛かった場合にも、同
様に、いちいち着信キーを押すか、任意のキーを押して
からでないと通話ひ入るようにならないという問題点が
あった。更に、ハンズフリー通話に入るための自動応答
にするためには、特別のハンズフリーアダプタの接続が
必要であるという問題点があった。
【0005】本発明の目的は、携帯電話機を携帯者の身
体につけている時に着信があった場合や、携帯電話機が
机の上においてあったりする場合に携帯電話機に手を近
づけただけで着信応答したり、鞄の中にいれておいた携
帯電話機に着信があった場合にも、携帯電話機を鞄から
取り出すときに自動的に着信応答するような携帯電話機
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の携帯電話機は、
人体からの赤外線及び体温を含む人体情報の有無及び変
化を感知する感知手段と、予め設定された期間以上に、
前記感知手段が前記人体情報を感知していない状態に着
信がありその後に前記人体情報有りを感知した場合、及
び前記人体情報有りを感知している状態に着信がありそ
の後に前記人体情報の変化を感知した場合に、前記着信
に対して自動応答して着信音を停止させ通話状態に入る
べく制御する制御手段とを備えている。
【0007】本発明の携帯電話機は、人体からの赤外線
及び体温からなる人体情報の有無及び変化を感知する焦
電センサーを含む感知部と、着信時に着信音を発生する
着信音発生部と、入力信号から自己の番号,着信信号を
含む入力の制御信号及び入力音声信号を分離し、相手の
番号,応答信号を含む出力の制御信号及び出力音声信号
からなる出力信号を送出する機能を含む信号処理部と、
予め設定された期間以上に前記感知部から前記人体情報
無しの感知信号を受信している状態に前記信号処理部を
介して着信信号を検出した場合に前記人体情報有りの感
知信号を受信した際及び前記予め設定された期間以上に
前記感知部から前記人体情報有りの感知信号を受信して
いる状態に前記信号処理を介して着信信号を検出した場
合に前記人体情報の変化の感知信号を受信した際に、前
記着信音発生部に対して着信音を停止し前記検出した着
信信号に対する応答信号を前記信号処理部に送出し、前
記信号処理部を介して通話状態に設定させる制御部とを
備えている。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
【0009】図1は本発明の一実施の形態を示すブロッ
ク図である。
【0010】図1において、本実施の形態の携帯電話機
は、アンテナ1及び共用器2を通して受信した受信情報
を復調する受信機3と、送信情報を変調して共用器2及
びアンテナ1を通して発信する発信機4と、復調された
受信情報から自局の番号データを含む受信制御信号と受
話音声信号とに分離して受話音声信号を受話器22へ送
出し、送話器23からの送話音声信号と相手先の番号デ
ータを含む送信制御信号とを結合して送信機4へ送信情
報として送出する信号処理部5と、着信音を発生してス
ピーカ21に送出する着信音発生部10と、相手局の番
号データの入力等本実施の形態の携帯電話機に対して種
々の状態の設定を入力する操作部12と、本実施の形態
の携帯電話機が使用者の人体から予め設定された期間以
上離れている状態や使用者の衣服内に保持されている状
態等からの人体からの赤外線及び体温を含む人体情報の
変化を検出する焦電センサーを含む感知部13と、本実
施の形態の携帯電話機全体を制御する制御部6とを有し
ている。
【0011】次に、本実施の形態の着信応答の動作につ
いて説明する。
【0012】本実施の形態が使用者の手に保持されて
いる状態の場合 この状態の場合には、感知部13が使用者の手の温度及
び赤外線を感知してその信号を制御部6へ送出し、制御
部6は予め設定された期間以上に人体で保持されている
と判断し、通常の携帯電話機の場合と同様に使用者はス
ピーカ21から着信音を聞くと、操作部12の中の応答
キーを押すことによって制御部6は着信音を停止させ、
着信応答の制御信号を信号処理部5へ送出し、信号処理
部5は送信機4を介して着信応答信号を送出する。
【0013】本実施の形態が、机の上や鞄の中等に入
って、使用者の人体から離れて置かれている状態の場合 この状態の場合では、感知部13は人体からの赤外線及
び体温を感知していない信号を制御部6に送出し、制御
部6は予め設定された期間以上感知部13から感知信号
が入力されないので、人体から離れている状態であると
判断している。この状態でスピーカ21から着信音が拡
声されて、それを聞いた使用者が手で本実施の形態の携
帯電話機を持つと、感知部13は使用者の手からの赤外
線及び体温を感知して制御部6へ感知信号を送出する。
制御部6は感知信号を受信すると、状態の変化と判断し
て自動的に着信応答し、着信音を停止させ、その後の処
理は上記の場合と同じである。
【0014】本実施の形態が使用者が着衣している衣
服内(例えば、ポケット内)にある状態の場合 この場合には、感知部13は人体からの赤外線及び体温
を感知して感知信号を制御部6に送出している。制御部
6は予め設定された期間以上感知部13から感知信号が
入力されているので、人体の近くにある状態であると判
断している。
【0015】この状態で、スピーカ21から着信音が拡
声され、それを聞いた使用者が手で本実施の形態の携帯
電話機を衣服内から取り出すと、感知部13は赤外線及
び体温の変化した状態変化感知信号を制御部6へ送出す
る。制御部6はこの状態変化感知信号を受信すると、状
態の変化と判断して自動的に着信応答し、着信音を停止
させ、その後の処理は上記の場合と同じである。
【0016】このように、本実施の形態の携帯電話機
は、人体からの赤外線及び体温有無及び変化を感知部1
3で感知することにより、使用者が着信時に操作部12
の中の応答キーを押す煩雑な動作をする必要がなく、使
用者が手で掴む行為で自動的に着信応答するので、スム
ーズに通話に入って、非常に使い勝手をよくすることが
できる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、人体から
の赤外線及び体温を含む人体情報の有無及び変化を感知
する感知手段と、予め設定された期間以上に、感知手段
が前記人体情報を感知していない状態に着信がありその
後に人体情報有りを感知した場合、及び人体情報有りを
感知している状態に着信がありその後に人体情報の変化
を感知した場合に、着信に対して自動応答して着信音を
停止させ通話状態に入るべく制御する制御手段とを備え
ることにより、常時、携帯電話機を手に持っている状態
の場合以外では、着信時にいちいち応答キーを押す煩雑
な動作をする必要がなく、現在の状態から手で携帯電話
機を掴んで、状態変化させることで自動的に着信応答す
るので、スムーズに通話に入って非常に使い勝手を従来
よりよくすることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の形態を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 共用器 3 受信機 4 送信機 5 信号処理部 6 制御部 10 着信音発生部 12 操作部 13 感知部 21 スピーカ 22 受話器 23 送話器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人体からの赤外線及び体温を含む人体情
    報の有無及び変化を感知する感知手段と、予め設定され
    た期間以上に、前記感知手段が前記人体情報を感知して
    いない状態に着信がありその後に前記人体情報有りを感
    知した場合、及び前記人体情報有りを感知している状態
    に着信がありその後に前記人体情報の変化を感知した場
    合に、前記着信に対して自動応答して着信音を停止させ
    通話状態に入るべく制御する制御手段とを備えることを
    特徴とする携帯電話機。
  2. 【請求項2】 人体からの赤外線及び体温からなる人体
    情報の有無及び変化を感知する焦電センサーを含む感知
    部と、着信時に着信音を発生する着信音発生部と、入力
    信号から自己の番号,着信信号を含む入力の制御信号及
    び入力音声信号を分離し、相手の番号,応答信号を含む
    出力の制御信号及び出力音声信号からなる出力信号を送
    出する機能を含む信号処理部と、予め設定された期間以
    上に前記感知部から前記人体情報無しの感知信号を受信
    している状態に前記信号処理部を介して着信信号を検出
    した場合に前記人体情報有りの感知信号を受信した際及
    び前記予め設定された期間以上に前記感知部から前記人
    体情報有りの感知信号を受信している状態に前記信号処
    理を介して着信信号を検出した場合に前記人体情報の変
    化の感知信号を受信した際に、前記着信音発生部に対し
    て着信音を停止し前記検出した着信信号に対する応答信
    号を前記信号処理部に送出し、前記信号処理部を介して
    通話状態に設定させる制御部とを有することを特徴とす
    る携帯電話機。
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