JPH05327833A - コードレス電話機 - Google Patents

コードレス電話機

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JPH05327833A
JPH05327833A JP4133377A JP13337792A JPH05327833A JP H05327833 A JPH05327833 A JP H05327833A JP 4133377 A JP4133377 A JP 4133377A JP 13337792 A JP13337792 A JP 13337792A JP H05327833 A JPH05327833 A JP H05327833A
Authority
JP
Japan
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distance
unit
signal
master
slave
Prior art date
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Pending
Application number
JP4133377A
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English (en)
Inventor
Hiroto Yamashita
宏人 山下
Hideshi Takehiro
秀視 竹広
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Publication of JPH05327833A publication Critical patent/JPH05327833A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 子機で外線捕捉した場合に、親機と子機との
間の距離に応じて、親機でのキー操作を有効にでき、操
作性を向上できるコードレス電話機を提供する。 【構成】 このコードレス電話機は、親機100と子機
200との間の距離を検出し上記距離を表す距離信号を
出力する距離検出器8と、上記距離信号を受けて、上記
距離信号が表す距離を、所定の基準距離と比較し、上記
距離が基準距離を越えていると判断したときには、親機
100と子機200との内、外線の捕捉が行なわれた方
が有する操作部からの入力信号によってのみダイヤル発
信が可能になるように、ダイヤル部2を制御する一方、
上記距離が上記基準値以下であると判断したときには、
少なくとも、親機100の操作部からの入力信号によっ
て、ダイヤル発信が可能になるように、ダイヤル部2を
制御するダイヤル制御部9を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コードレス電話機に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に用いられているコードレス
電話機では、親機と子機との間の距離に関係なく、親機
と子機の内、外線を捕捉する操作を行った方においての
み、ダイヤル発信,回線保留操作,通話録音操作等のキー
操作を有効に行えるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
コードレス電話機では、子機を持った使用者が、親機の
近くに居て、使用者が親機のキー操作をできる状態であ
っても、上記使用者が上記子機を用いて外線捕捉した場
合には、この外線捕捉した子機においてのみ、キー操作
が有効であり、上記親機のキー操作は無効である。つま
り、子機を持った使用者が、親機の近くに居て、親機の
キー操作をできる状態であっても、親機に比べて使い勝
手が劣る子機のキーを操作せざるを得ず、操作性が悪い
という問題がある。
【0004】そこで、本発明の目的は、子機で外線捕捉
した場合であっても、親機と子機との間の距離に応じ
て、親機でのキー操作を有効にでき、操作性を向上させ
ることができるコードレス電話機を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、親機および子機が、電波
による音声信号および制御信号の送受信を行う無線送受
信手段を備えたコードレス電話機において、上記親機も
しくは子機のいずれか一方は、上記親機と子機との間の
距離を検出し、上記距離を表す距離信号を出力する距離
検出手段を備え、上記親機は、上記距離信号を受けて、
上記距離信号が表す距離を、所定の基準距離と比較し、
上記距離が上記基準距離を越えていると判断したときに
は、上記親機と子機の内、外線の捕捉操作が行なわれた
方が有する操作部からの入力信号によってのみダイヤル
発信が可能になるように、上記親機が含むダイヤル部を
制御する一方、上記距離が上記基準距離以下であると判
断したときには、少なくとも、親機が有する操作部から
の入力信号によって、ダイヤル発信が可能になるよう
に、上記ダイヤル部を制御するダイヤル発信制御部を備
えたことを特徴としている。
【0006】また、請求項2に記載の発明は、親機およ
び子機が、電波による音声信号および制御信号の送受信
を行う無線送受信手段を備えたコードレス電話機におい
て、上記親機もしくは子機のいずれか一方は、上記親機
と子機との間の距離を検出し、上記距離を表す距離信号
を出力する距離検出手段を備え、上記親機は、上記距離
信号を受けて、上記距離信号が表す距離を、所定の基準
距離と比較し、上記距離が上記基準距離を越えていると
判断したときには、上記親機と子機の内、外線の捕捉操
作が行なわれた方が有する操作部からの入力信号によっ
てのみ回線保留が可能になるように、上記親機が含む保
留部を制御する一方、上記距離が上記基準距離以下であ
ると判断したときには、少なくとも、上記親機が有する
操作部からの入力信号によって、回線保留が可能になる
ように、上記保留部を制御する保留制御部を備えたこと
を特徴としている。
【0007】また、請求項3に記載の発明は、親機およ
び子機が、電波による音声信号および制御信号の送受信
を行う無線送受信手段を備えたコードレス電話機におい
て、上記親機もしくは子機のいずれか一方は、上記親機
と子機との間の距離を検出し、上記距離を表す距離信号
を出力する距離検出手段を備え、上記親機は、上記距離
信号を受けて、上記距離信号が表す距離を、所定の基準
距離と比較し、上記距離が上記基準距離を越えていると
判断したときには、上記親機と子機の内、外線の捕捉操
作が行なわれた方が有する操作部からの入力信号によっ
てのみ通話内容を録音することが可能になるように、上
記親機が含む録音部を制御する一方、上記距離が上記基
準距離以下であると判断したときには、少なくとも、上
記親機が有する操作部からの入力信号によって、通話内
容を録音することが可能になるように、上記録音部を制
御する通話録音制御部を備えたことを特徴としている。
【0008】また、上記距離検出手段を、上記親機に設
けられ、上記子機が送信した電波を受信して、この受信
した電波の電波強度に基づいて上記親機と子機との間の
距離を検出する電波強度検出器で構成したことが望まし
い。
【0009】また、上記距離検出手段を、上記子機に設
けられ、上記親機が送信した電波を受信して、この受信
した電波の電波強度に基づいて上記親機と子機との間の
距離を検出する電波強度検出器で構成したことが望まし
い。
【0010】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、上記距離検出
手段が、上記親機と子機との間の距離を検出し、上記距
離を表す距離信号を出力する。そして、上記ダイヤル発
信制御部は、上記距離信号を受けて、上記距離信号が表
す距離を、所定の基準距離と比較し、上記距離が上記基
準距離を越えていると判断したときには、上記親機と子
機の内、外線の捕捉操作が行なわれた方が有する操作部
からの入力信号によってのみダイヤル発信が可能になる
ように、上記親機が含むダイヤル部を制御する。
【0011】したがって、例えば、使用者が、上記親機
から上記所定距離を越えて、離れている子機で外線捕捉
して、上記子機の操作部を操作して、ダイヤル発信して
いる最中に、上記親機の近くにいた別の人が、上記親機
の操作部をダイヤル発信操作しても、この親機でのダイ
ヤル発信操作は無効である。したがって、上記親機と子
機とが上記所定の距離を越えて離れている場合に、上記
親機と子機の両方から二重にダイヤル発信されることが
防がれ、誤ったダイヤル発信が防がれる。
【0012】また、上記ダイヤル発信制御部は、上記距
離検出手段から受けた上記距離信号が表す距離が上記基
準距離以下であると判断したときには、少なくとも、親
機が有する操作部からの入力信号によって、ダイヤル発
信が可能になるように、上記ダイヤル部を制御する。
【0013】したがって、使用者が、上記基準距離より
も上記親機と接近している子機で外線捕捉した場合、上
記子機を持つ使用者は、上記子機の受話器を耳に当て、
この受話器からのダイヤルトーンを聞きながら、上記親
機の操作部を操作することによって、ダイヤル発信でき
る。つまり、上記親機と子機とが上記基準距離よりも接
近している場合には、上記親機の操作部よりも操作性が
劣る上記子機の操作部でダイヤル発信操作をする必要が
なく、上記子機の操作部に比べて操作性が優れている上
記親機の操作部を操作することによって、ダイヤル発信
できる。したがって、請求項1の発明によれば、ダイヤ
ル発信操作性が向上する。
【0014】請求項2に記載の発明によれば、上記距離
検出手段が、上記親機と子機との間の距離を検出し、上
記距離を表す距離信号を出力する。そして、上記保留制
御部は、上記距離信号を受けて、上記距離信号が表す距
離を、所定の基準距離と比較し、上記距離が上記基準距
離を越えていると判断したときには、上記親機と子機の
内、外線の捕捉操作が行なわれた方が有する操作部から
の入力信号によってのみ回線保留が可能になるように、
上記親機が含む保留部を制御する。
【0015】したがって、例えば、使用者が、上記親機
から上記所定距離を越えて、離れている子機で外線捕捉
して、外線通話している最中に、上記親機の近くにいた
別の人が、上記親機の操作部を回線保留操作しても、こ
の親機での回線保留操作は無効である。したがって、上
記親機と子機とが上記所定の距離を越えて離れている場
合に、子機での外線通話が、上記親機の操作部の回線保
留操作によって保留されることがなく、上記外線通話の
不用意な中断が防止される。
【0016】また、上記保留制御部は、上記距離検出手
段から受けた上記距離信号が表す距離が上記基準距離以
下であると判断したときには、少なくとも、親機が有す
る操作部からの入力信号によって、回線保留が可能にな
るように、上記保留部を制御する。
【0017】したがって、使用者が、上記基準距離より
も上記親機と接近している子機で外線捕捉し、外線通話
している場合、上記子機を持つ使用者は、上記子機の受
話器を耳に当て、この受話器からの音声を聞きながら、
上記親機の操作部を操作することによって、回線保留で
きる。つまり、上記親機と子機とが上記基準距離よりも
接近している場合には、上記親機の操作部よりも操作性
が劣る上記子機の操作部で回線保留操作をする必要がな
く、上記子機の操作部に比べて操作性が優れている上記
親機の操作部を操作することによって、回線保留でき
る。したがって、請求項2の発明によれば、回線保留の
操作性が向上する。
【0018】請求項3に記載の発明によれば、上記距離
検出手段が、上記親機と子機との間の距離を検出し、上
記距離を表す距離信号を出力する。そして、上記通話録
音制御部は、上記距離信号を受けて、上記距離信号が表
す距離を、所定の基準距離と比較し、上記距離が上記基
準距離を越えていると判断したときには、上記親機と子
機の内、外線の捕捉操作が行なわれた方が有する操作部
からの入力信号によってのみ通話内容を録音することが
可能になるように、上記親機が含む録音部を制御する。
【0019】したがって、例えば、使用者が、上記親機
から上記所定距離を越えて、離れている子機で外線捕捉
して、外線通話している最中に、上記親機の近くにいた
別の人が、上記親機の操作部を通話録音操作しても、こ
の親機での通話録音操作は無効である。したがって、上
記親機と子機とが上記所定の距離を越えて離れている場
合に、子機での外線通話が、使用者とは別の人が上記親
機の操作部を通話録音操作することによって録音される
ことがなく、上記外線通話の不要な録音が防止される。
【0020】また、上記通話録音制御部は、上記距離検
出手段から受けた上記距離信号が表す距離が上記基準距
離以下であると判断したときには、少なくとも、親機が
有する操作部からの入力信号によって、通話内容を録音
することが可能になるように、上記録音部を制御する。
【0021】したがって、使用者が、上記基準距離より
も上記親機と接近している子機で外線捕捉し、外線通話
している場合、上記子機を持つ使用者は、上記子機の受
話器を耳に当て、この受話器からの音声を聞きながら、
必要に応じて上記親機の操作部を操作することによっ
て、通話内容を録音できる。つまり、上記親機と子機と
が上記基準距離よりも接近している場合には、上記親機
の操作部よりも操作性が劣る上記子機の操作部で通話録
音操作をする必要がなく、上記子機の操作部に比べて操
作性が優れている上記親機の操作部を操作することによ
って、通話内容を録音できる。したがって、請求項3の
発明によれば、通話録音操作性が向上する。
【0022】また、上記距離検出手段を、上記親機に設
けられ、上記子機が送信した電波を受信して、この受信
した電波の電波強度に基づいて上記親機と子機との間の
距離を検出する電波強度検出器で構成した場合には、上
記親機と子機との間で、やり取りされる電波信号を利用
して、上記親機と子機との間の距離を検出できる。
【0023】また、上記距離検出手段を、上記子機に設
けられ、上記親機が送信した電波を受信して、この受信
した電波の電波強度に基づいて上記親機と子機との間の
距離を検出する電波強度検出器で構成した場合にも、上
記親機と子機との間で、やり取りされる電波信号を利用
して、上記親機と子機との間の距離を検出できる。
【0024】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例により詳細に説
明する。
【0025】図1に、本発明のコードレス電話機の第1
実施例を示す。この実施例は、親機100と、子機20
0で構成されている。図1において、L1,L2は、電
話回線、10は直流ループの開閉を行うフックスイッ
チ、1はこの電話機に着信があったことを検出する着信
検出部、2はフックスイッチ10によって直流ループが
閉結された後に上記電話回線にダイヤル信号を送出する
ダイヤル部、3は周知の電話機回路、4は親機100か
ら子機200に信号を送信する無線送信器、5は子機2
00からの信号を受信する無線受信器、6は信号を分離
もしくは結合させるデュプレクサ、7はアンテナ、8は
子機からの電波の強度を検知し、この電波強度に基づい
て、親機100と子機200との間の距離を検出し、上
記距離を表す距離信号を出力する距離検出器、9は距離
検出器8からの距離信号を受けて上記ダイヤル部2を制
御するダイヤル制御部、11は上記電話回線L1,L2
を保留し保留メロディ等を電話回線に出力する保留部、
14は上記距離信号を受けて上記保留部11を制御する
保留制御部、13は通話内容をテープ等に録音する録音
部、12は上記距離信号を受けて上記録音部を制御する
通話録音制御部である。
【0026】また、21は子機のアンテナ、22は子機
のデュプレクサ、23は親機100からの信号を受信す
る無線受信器、24は子機200から親機100に信号
を送信する無線送信器、26は子機の受信アンプ、27
は子機の送信アンプ、28は子機のスピーカー、29は
子機のマイク、25はダイヤル操作や保留部操作等を行
う子機のキー操作部、20は上記キー操作部25で操作
されたキーに対応する信号を出力する子機の信号送出部
である。
【0027】次に、上記実施例においてダイヤル発信を
行う場合の動作について、以下に、(1),(2),(3)の3
つの場合に分けて説明する。
【0028】(1) 上記コードレス電話機の親機100
を操作することによって、フックスイッチ10を閉結
し、ダイヤル発信を行う場合には、まず、上記親機10
0の受話器を上げるか、あるいは上記親機100のオン
フックボタンを押す。すると、上記フックスイッチ10
が閉結すると共に、上記親機100と子機200との間
の距離が所定の基準距離以上でも以下でも、上記ダイヤ
ル制御部9は、上記親機100が有する操作部(図示せ
ず)からの入力信号によってのみ、ダイヤル発信が可能
になるように上記ダイヤル部2を制御する。次に、上記
親機100の操作部をダイヤル発信操作すると、この操
作部から入力される入力信号に応じて、ダイヤル部2は
ダイヤル信号を上記電話回線L1,L2に出力し、ダイ
ヤル発信する。
【0029】(2) 次に、上記親機100と子機200
との間の距離が、所定の基準距離よりも小さく、かつ、
上記子機200のキー操作部25を操作して、親機10
0のフックスイッチ10を閉結した場合、つまり、親機
100の近くにある子機200で外線捕捉した場合に
は、まず、上記キー操作部25を操作したときに、ID
データ信号等のデータ信号が、無線送,受信器4,24,
5,23を介して、親機100と子機200との間で、
無線でやり取りされる。この時、上記子機200から送
信された上記データ信号を表す電波は、親機100のア
ンテナ7,デュプレクサ6を介して、距離検出器8で受
信される。そして、上記距離検出器8は、上記受信した
電波の強度に基づいて、親機100と子機200との間
の距離を検出し、上記距離を表す距離信号を出力する。
【0030】そして、この場合、上記親機100と子機
200との間の距離は、所定の基準距離よりも小さいの
で、ダイヤル制御部9は、上記距離検出信号を受けて、
上記距離信号が表す距離を、所定の基準距離と比較し、
上記距離が所定の基準距離以下であると判断して、上記
子機200が有する操作部からの入力信号だけでなく上
記親機100が有する操作部からの入力信号によって
も、ダイヤル発信が可能になるようにダイヤル部2を制
御する。
【0031】したがって、上記子機200を持つ使用者
は、上記子機200の受話器を耳に当て、この受話器か
らのダイヤルトーンを聞きながら、上記子機200のキ
ー操作部25に比べて操作性が優れた親機100の操作
部を操作することによってダイヤル発信できる。したが
って、この実施例によれば、子機が外線捕捉した場合に
は子機からのみダイヤル発信が可能な従来例に比べて、
ダイヤル発信操作性を向上できる。
【0032】(3) 更に、上記親機100と子機200
との間の距離が、所定の基準距離よりも大きく、かつ、
上記子機200のキー操作部25を操作して、親機10
0のフックスイッチ10を閉結した場合、つまり、親機
100のかなり離れた所にある子機200で外線捕捉し
た場合には、まず、上記キー操作部25を操作したとき
に、IDデータ信号等のデータ信号が、無線送,受信器
4,24,5,23を介して、親機100と子機200と
の間で、無線でやり取りされる。この時、上記子機20
0から送信された上記データ信号を表す電波は、親機1
00のアンテナ7,デュプレクサ6を介して、距離検出
器8で受信される。そして、上記距離検出器8は、上記
受信した電波の強度に基づいて、親機100と子機20
0との間の距離を検出し、上記距離を表す距離信号を出
力する。
【0033】この場合、上記親機100と子機200と
の間の距離は、所定の基準距離よりも大きいので、ダイ
ヤル制御部9は、上記距離検出信号を受けて、上記距離
信号が表す距離を、所定の基準距離と比較し、上記距離
が所定の基準距離を越えていると判断して、上記子機2
00が有するキー操作部25からの入力信号によっての
みダイヤル発信が可能になるようにダイヤル部2を制御
する。つまり、この時には、上記親機100の操作部を
操作することによっては、ダイヤル発信できない。
【0034】したがって、上記子機200を持つ使用者
が、上記子機200のキー操作部25を操作して、ダイ
ヤル発信している最中に、上記親機100の近くにいる
別の人が上記親機100の操作部をダイヤル発信操作し
ても、この親機100でのダイヤル発信操作は無効であ
る。したがって、上記親機100と子機200の両方か
ら二重にダイヤル発信されることを防止でき、誤ったダ
イヤル発信を防止できる。
【0035】次に、上記実施例の回線保留動作について
説明する。使用者が子機200で外線通話を行っている
ときに、上記親機100の距離検出器8は、上記子機2
00から親機100へ送信された音声信号を表す電波を
受信して、この受信した電波の電波強度に基づいて上記
親機100と子機200との間の距離を検出し、この距
離を表す距離信号を出力する。そして、上記保留制御部
14は、上記距離信号を受けて、上記距離信号が表す距
離を、所定の基準距離と比較し、上記距離が上記基準距
離を越えていると判断したときには、上記子機200の
キー操作部25からの入力信号によってのみ回線保留で
きるように、保留部11を制御する。
【0036】したがって、上記子機200を持つ使用者
が、上記親機100からかなり離れた所で外線通話して
いる最中に、上記親機100の近くに居たべつの人が、
上記親機100の操作部を回線保留操作しても、この親
機100での回線保留操作は無効になる。したがって、
上記親機100から離れた所での子機200による外線
通話が、親機100を操作することによって不用意に中
断されることを防止できる。
【0037】一方、上記距離検出器8からの距離信号を
受けた上記保留制御部14が、上記親機100と子機2
00との間の距離が上記所定の基準距離以下であると判
断したときには、上記保留制御部14は、上記子機20
0のキー操作部25からの入力信号によってのみなら
ず、上記親機100が有する保留部11が含む保留キー
を押すことによって入力された入力信号によっても、回
線L1,L2を保留できるように上記保留部11を制御
する。
【0038】したがって、上記子機200を持つ使用者
が、上記親機100の近くで外線通話している場合、上
記使用者は、上記子機200の受話器を耳に当てたま
ま、上記子機200のキー操作部に比べて、操作しやす
い上記親機100の保留キーを押すことによって、回線
保留できる。したがって、この実施例によれば、通話中
の子機のキーを操作しなければ回線保留できない従来例
に比べて、回線保留操作性を向上できる。なお、上記回
線保留時に、上記保留部11は上記電話機回路3を通じ
て、回線L1,L2へ保留メロディを送出する。
【0039】次に、上記実施例の通話録音動作について
説明する。使用者が子機200で外線通話を行っている
ときに、上記親機100の距離検出器8は、上記子機2
00から親機100へ送信された音声信号を表す電波を
受信して、この受信した電波の電波強度に基づいて上記
親機100と子機200との間の距離を検出し、この距
離を表す距離信号を出力する。そして、上記通話録音制
御部12は、上記距離信号を受けて、上記距離信号が表
す距離を、所定の基準距離と比較し、上記距離が上記基
準距離を越えていると判断したときには、上記子機20
0のキー操作部25からの入力信号によってのみ、通話
内容を録音することができるように、録音部13を制御
する。
【0040】したがって、上記子機200を持つ使用者
が、上記親機100からかなり離れた所で外線通話して
いる最中に、上記親機100の近くに居た別の人が、上
記親機100の録音部13が含む録音キーを押しても、
この親機100での通話録音操作は無効になる。したが
って、上記親機100から離れた所での子機200によ
る外線通話が、親機100を操作することによって不用
意に録音されることを防止でき、通話内容の不必要な録
音を防止できる。
【0041】一方、上記距離検出器8からの距離信号を
受けた上記通話録音制御部12が、上記親機100と子
機200との間の距離が上記所定の基準距離以下である
と判断したときには、上記通話録音制御部12は、上記
子機200のキー操作部25からの入力信号によっての
みならず、上記親機100が有する録音部13が含む録
音キーを押すことによって入力された入力信号によって
も、通話内容を録音できるように上記録音部13を制御
する。
【0042】したがって、上記子機200を持つ使用者
が、上記親機100の近くで外線通話している場合、上
記使用者は、上記子機200の受話器を耳に当てたま
ま、この受話器からの音声を聞きながら、上記子機20
0のキー操作部よりも操作しやすい親機100の録音キ
ーを押すことによって、必要な部分の通話を録音でき
る。したがって、この実施例によれば、通話中の子機の
キーを操作しなければ通話録音できない従来例に比べ
て、通話録音操作性を向上できる。
【0043】次に、第2実施例を図2に示す。この実施
例は親機101と子機201とからなる。上記親機10
1は電話回線L1,L2に接続されている。図2におい
て、41は上記電話機に着信があったことを検出する着
信検出部、42はフックスイッチ48によって直流ルー
プが閉結された後に上記電話回線にダイヤル信号を送出
するダイヤル部、43は電話機回路、44は子機201
に信号を送出する無線送信器、45は子機201からの
信号を受信する無線受信器、46は信号を分離もしくは
結合させるデュプレクサ、47はアンテナ、48はフッ
クスイッチ、49は上記ダイヤル部42を制御するダイ
ヤル制御部である。
【0044】また、51は子機201のアンテナ、52
は子機のデュプレクサ、53は親機101からの信号を
受信する無線受信器、54は子機201から親機101
に信号を送信する無線送信器、55は親機101から受
けた電波を検知し、この電波強度に基づいて、上記親機
101と子機201との間の距離を検出し、上記距離を
表す距離信号を出力する距離検出器、56は子機のダイ
ヤル制御部、57は子機のダイヤル部、58は子機の受
信アンプ、59は子機の送信アンプ、60はスピーカ
ー、61はマイクである。
【0045】次に、上記第2実施例において、ダイヤル
発信を行う場合の動作について、以下に、(A),(B),
(C)の3つの場合に分けて説明する。
【0046】(A) まず、上記コードレス電話機の親機
101を操作することによって、フックスイッチ48を
閉結し、ダイヤル発信を行う場合には、上記親機101
の受話器を上げるか、あるいは上記親機101のオンフ
ックボタンを押す。すると、上記フックスイッチ48が
閉結すると共に、上記親機101と子機201との間の
距離が所定の基準距離以上でも以下でも、上記ダイヤル
制御部49は、上記親機101が有する操作部(図示せ
ず)からの入力信号によってのみ、ダイヤル発信が可能
になるように上記ダイヤル部42を制御する。そして、
上記親機101の操作部をダイヤル発信操作すると、こ
の操作部から入力される入力信号に応じて、ダイヤル部
42はダイヤル信号を上記電話回線L1,L2に出力
し、ダイヤル発信する。
【0047】(B) 次に、上記親機101と子機201
との間の距離が、上記所定の基準距離よりも小さく、か
つ、上記子機201のキー操作部(図示せず)を操作し
て、親機101のフックスイッチ48を閉結した場合、
つまり、親機101の近くにある子機201で外線捕捉
した場合には、まず、上記子機201のキー操作部を操
作したときに、IDデータ信号等のデータ信号が、無線
送,受信器44,54,45,53を介して、親機101と
子機201との間で、無線でやり取りされる。この時、
上記親機101から送信された上記データ信号を表す電
波は、子機201のアンテナ51,デュプレクサ52を
介して、距離検出器55で受信される。そして、上記距
離検出器55は、上記受信した電波の強度に基づいて、
親機101と子機201との間の距離を検出し、上記距
離を表す距離信号を出力する。
【0048】そして、この場合、上記親機101と子機
202との間の距離は、上記所定の基準距離よりも小さ
いので、ダイヤル制御部56は、上記距離検出信号を受
けて、上記距離信号が表わす距離を、上記所定の基準距
離と比較し、上記距離が所定の基準距離以下であると判
断して、上記子機201が有するキー操作部からの入力
信号によって、ダイヤル発信できるように上記子機20
1のダイヤル部57を制御する。
【0049】さらに、上記親機101のダイヤル制御部
49は、アンテナ47およびデュプレクサ46,無線受
信器45を介して、上記子機201の距離検出器55か
らの上記距離信号を受けて、上記距離信号が表す距離
を、上記所定の基準距離と比較し、上記距離が所定の基
準距離以下であると判断して、上記親機101が有する
操作部からの入力信号によって、ダイヤル発信が可能に
なるようにダイヤル部42を制御する。
【0050】したがって、上記子機201を持つ使用者
は、上記子機201の受話器を耳に当て、この受話器か
らのダイヤルトーンを聞きながら、上記子機201のキ
ー操作部に比べて操作しやすい親機101の操作部を操
作することによって、ダイヤル発信できる。したがっ
て、この実施例によれば、子機が外線捕捉した場合には
子機からのみダイヤル発信が可能な従来例に比べて、ダ
イヤル発信操作性を向上できる。
【0051】(C) 次に、上記親機101と子機201
との間の距離が、所定の基準距離よりも大きく、かつ、
上記子機201のキー操作部を操作して、親機101の
フックスイッチ48を閉結した場合、つまり、親機10
1からかなり離れた所にある子機201で外線捕捉した
場合には、まず、上記キー操作部を操作したときに、I
Dデータ信号等のデータ信号が、無線送,受信器44,5
4,45,53を介して、親機101と子機201との間
で、無線でやり取りされる。この時、上記親機101か
ら送信された上記データ信号を表す電波は、子機201
のアンテナ51,デュプレクサ52を介して、距離検出
器55で受信される。そして、上記距離検出器55は、
上記受信した電波の強度に基づいて、親機101と子機
201との間の距離を検出し、上記距離を表す距離信号
を出力する。
【0052】この場合、上記親機101と子機201と
の間の距離は、所定の基準距離よりも大きいので、ダイ
ヤル制御部56は、上記距離信号を受けて、上記距離信
号が表す距離を、上記所定の基準距離と比較し、上記距
離が所定の基準距離を越えていると判断して、上記子機
201が有するキー操作部からの入力信号によってダイ
ヤル発信が可能になるようにダイヤル部57を制御す
る。さらに、上記距離検出器55からの上記距離信号を
受信した親機101のダイヤル制御部49は、親機10
1のダイヤル部42を制御して、上記親機101の操作
部でのダイヤル発信操作を無効にする。つまり、この場
合には、上記親機101の操作部を操作することによっ
ては、ダイヤル発信できない。
【0053】したがって、上記子機201を持つ使用者
が、上記子機201のキー操作部を操作して、ダイヤル
発信している最中に、上記親機101の近くにいる別の
人が上記親機101の操作部をダイヤル発信操作して
も、この親機101でのダイヤル発信操作は無効であ
る。したがって、上記親機101と子機201の両方か
ら二重にダイヤル発信されることを防止でき、誤ったダ
イヤル発信を防止できる。
【0054】尚、上記第1,第2実施例において、距離
検出器8,55を、受信した電波の強度に基づいて親機
と子機との間の距離を検出する電波強度検出器で構成し
たが、超音波等を利用した距離センサー用いて、距離検
出手段を構成してもよい。
【0055】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1に記
載の発明のコードレス電話機は、距離検出手段が、親機
と子機との間の距離を検出し、上記距離を表す距離信号
を出力する。そして、ダイヤル発信制御部が、上記距離
信号を受けて、上記距離信号が表す距離を、所定の基準
距離と比較し、上記距離が上記基準距離を越えていると
判断したときには、上記親機と子機の内、外線の捕捉操
作が行なわれた方が有する操作部からの入力信号によっ
てのみダイヤル発信が可能になるように、上記親機が含
むダイヤル部を制御する。
【0056】したがって、例えば、使用者が、上記親機
から上記所定距離を越えて、離れている子機で外線捕捉
して、上記子機の操作部を操作して、ダイヤル発信して
いる最中に、上記親機の近くにいた別の人が、上記親機
の操作部をダイヤル発信操作しても、この親機でのダイ
ヤル発信操作は無効である。したがって、上記親機と子
機とが上記所定の距離を越えて離れている場合に、上記
親機と子機の両方から二重にダイヤル発信されることを
防止でき、誤ったダイヤル発信を防ぐことができる。
【0057】また、上記ダイヤル発信制御部は、上記距
離検出手段から受けた上記距離信号が表す距離が上記基
準距離以下であると判断したときには、少なくとも、親
機が有する操作部からの入力信号によって、ダイヤル発
信が可能になるように、上記ダイヤル部を制御する。
【0058】したがって、使用者が、上記基準距離より
も上記親機と接近している子機で外線捕捉した場合、上
記子機を持つ使用者は、上記子機の受話器を耳に当て、
この受話器からのダイヤルトーンを聞きながら、上記親
機の操作部を操作することによって、ダイヤル発信でき
る。つまり、上記親機と子機とが上記基準距離よりも接
近している場合には、上記子機の操作部に比べて操作性
が優れている上記親機の操作部を操作することによっ
て、ダイヤル発信できる。したがって、請求項1の発明
によれば、子機と親機とが接近していても外線を捕捉し
た子機の操作部を操作することによってのみダイヤル発
信が可能な従来例に比べて、ダイヤル発信操作性を向上
できる。
【0059】また、請求項2に記載の発明は、距離検出
手段が、上記親機と子機との間の距離を検出し、上記距
離を表す距離信号を出力する。そして、保留制御部は、
上記距離信号を受けて、上記距離信号が表す距離を、所
定の基準距離と比較し、上記距離が上記基準距離を越え
ていると判断したときには、上記親機と子機の内、外線
の捕捉操作が行なわれた方が有する操作部からの入力信
号によってのみ回線保留が可能になるように、上記親機
が含む保留部を制御する。
【0060】したがって、例えば、使用者が、上記親機
から上記所定距離を越えて、離れている子機で外線捕捉
して、外線通話している最中に、上記親機の近くにいた
別の人が、上記親機の操作部を回線保留操作しても、こ
の親機での回線保留操作は無効である。したがって、上
記親機と子機とが上記所定の距離を越えて離れている場
合に、子機での外線通話が、上記親機の操作部の回線保
留操作によって保留されることがなく、上記外線通話の
不用意な中断を防止できる。
【0061】また、上記保留制御部は、上記距離検出手
段から受けた上記距離信号が表す距離が上記基準距離以
下であると判断したときには、少なくとも、親機が有す
る操作部からの入力信号によって、回線保留が可能にな
るように、上記保留部を制御する。
【0062】したがって、使用者が、上記基準距離より
も上記親機と接近している子機で外線捕捉し、外線通話
している場合、上記子機を持つ使用者は、上記子機の受
話器を耳に当て、この受話器からの音声を聞きながら、
上記親機の操作部を操作することによって、回線保留で
きる。つまり、上記親機と子機とが上記基準距離よりも
接近している場合には、上記子機の操作部に比べて操作
性が優れている上記親機の操作部を操作することによっ
て、回線保留できる。したがって、請求項2の発明によ
れば、子機と親機とが接近していても外線を捕捉した子
機の操作部を操作することによってのみ回線保留が可能
な従来例に比べて、回線保留の操作性を向上できる。
【0063】また、請求項3に記載の発明は、距離検出
手段が、上記親機と子機との間の距離を検出し、上記距
離を表す距離信号を出力する。そして、通話録音制御部
は、上記距離信号を受けて、上記距離信号が表す距離
を、所定の基準距離と比較し、上記距離が上記基準距離
を越えていると判断したときには、上記親機と子機の
内、外線の捕捉操作が行なわれた方が有する操作部から
の入力信号によってのみ通話内容を録音することが可能
になるように、上記親機が含む録音部を制御する。
【0064】したがって、例えば、使用者が、上記親機
から上記所定距離を越えて、離れている子機で外線捕捉
して、外線通話している最中に、上記親機の近くにいた
別の人が、上記親機の操作部を通話録音操作しても、こ
の親機での通話録音操作は無効である。したがって、上
記親機と子機とが上記所定の距離を越えて離れている場
合に、子機での外線通話が、使用者とは別の人が上記親
機の操作部を通話録音操作することによって録音される
ことがなく、上記外線通話の不要な録音を防止できる。
【0065】また、上記通話録音制御部は、上記距離検
出手段から受けた上記距離信号が表す距離が上記基準距
離以下であると判断したときには、少なくとも、親機が
有する操作部からの入力信号によって、通話内容を録音
することが可能になるように、上記録音部を制御する。
【0066】したがって、使用者が、上記基準距離より
も上記親機と接近している子機で外線捕捉し、外線通話
している場合、上記子機を持つ使用者は、上記子機の受
話器を耳に当て、この受話器からの音声を聞きながら、
必要に応じて上記親機の操作部を操作することによっ
て、通話内容を録音できる。つまり、上記親機と子機と
が上記基準距離よりも接近している場合には、上記子機
の操作部に比べて操作性が優れている上記親機の操作部
を操作することによって、通話内容を録音できる。した
がって、請求項3の発明によれば、子機と親機とが接近
していても外線を捕捉した子機の操作部を操作すること
によってのみ通話内容を録音することが可能な従来例に
比べて、通話録音操作性を向上できる。
【0067】また、上記距離検出手段を、上記親機に設
けられ、上記子機が送信した電波を受信して、この受信
した電波の電波強度に基づいて上記親機と子機との間の
距離を検出する電波強度検出器で構成した場合には、上
記親機と子機との間で、やり取りされる電波信号を利用
して、上記親機と子機との間の距離を検出できる。
【0068】また、上記距離検出手段を、上記子機に設
けられ、上記親機が送信した電波を受信して、この受信
した電波の電波強度に基づいて上記親機と子機との間の
距離を検出する電波強度検出器で構成した場合にも、上
記親機と子機との間で、やり取りされる電波信号を利用
して、上記親機と子機との間の距離を検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のコードレス電話機の第1実施例のブ
ロック図である。
【図2】 本発明のコードレス電話機の第2実施例のブ
ロック図である。
【符号の説明】
1,41 着信検出部 2,42,57
ダイヤル部 3,43 電話機回路 4,24,44,5
4 無線送信器 5,23,45,53 無線受信器 6,22,46,5
2 デュプレクサ 7,21,47,51 アンテナ 8,55
距離検出器 9,49,56 ダイヤル制御部 10,48
フックスイッチ 11 保留部 12
通話録音制御部 13 録音部 14
保留制御部 26,27,58,59 アンプ 28,60
スピーカー 29,61 マイク 100,101
親機 200,201 子機 L1,L2
電話回線

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親機および子機が、電波による音声信号
    および制御信号の送受信を行う無線送受信手段を備えた
    コードレス電話機において、 上記親機もしくは子機のいずれか一方は、上記親機と子
    機との間の距離を検出し、上記距離を表す距離信号を出
    力する距離検出手段を備え、 上記親機は、 上記距離信号を受けて、上記距離信号が表す距離を、所
    定の基準距離と比較し、上記距離が上記基準距離を越え
    ていると判断したときには、上記親機と子機の内、外線
    の捕捉操作が行なわれた方が有する操作部からの入力信
    号によってのみダイヤル発信が可能になるように、上記
    親機が含むダイヤル部を制御する一方、上記距離が上記
    基準距離以下であると判断したときには、少なくとも、
    親機が有する操作部からの入力信号によって、ダイヤル
    発信が可能になるように、上記ダイヤル部を制御するダ
    イヤル発信制御部を備えたことを特徴とするコードレス
    電話機。
  2. 【請求項2】 親機および子機が、電波による音声信号
    および制御信号の送受信を行う無線送受信手段を備えた
    コードレス電話機において、 上記親機もしくは子機のいずれか一方は、上記親機と子
    機との間の距離を検出し、上記距離を表す距離信号を出
    力する距離検出手段を備え、 上記親機は、 上記距離信号を受けて、上記距離信号が表す距離を、所
    定の基準距離と比較し、上記距離が上記基準距離を越え
    ていると判断したときには、上記親機と子機の内、外線
    の捕捉操作が行なわれた方が有する操作部からの入力信
    号によってのみ回線保留が可能になるように、上記親機
    が含む保留部を制御する一方、上記距離が上記基準距離
    以下であると判断したときには、少なくとも、上記親機
    が有する操作部からの入力信号によって、回線保留が可
    能になるように、上記保留部を制御する保留制御部を備
    えたことを特徴とするコードレス電話機。
  3. 【請求項3】 親機および子機が、電波による音声信号
    および制御信号の送受信を行う無線送受信手段を備えた
    コードレス電話機において、 上記親機もしくは子機のいずれか一方は、上記親機と子
    機との間の距離を検出し、上記距離を表す距離信号を出
    力する距離検出手段を備え、 上記親機は、 上記距離信号を受けて、上記距離信号が表す距離を、所
    定の基準距離と比較し、上記距離が上記基準距離を越え
    ていると判断したときには、上記親機と子機の内、外線
    の捕捉操作が行なわれた方が有する操作部からの入力信
    号によってのみ通話内容を録音することが可能になるよ
    うに、上記親機が含む録音部を制御する一方、上記距離
    が上記基準距離以下であると判断したときには、少なく
    とも、上記親機が有する操作部からの入力信号によっ
    て、通話内容を録音することが可能になるように、上記
    録音部を制御する通話録音制御部を備えたことを特徴と
    するコードレス電話機。
  4. 【請求項4】 上記距離検出手段を、上記親機に設けら
    れ、上記子機が送信した電波を受信して、この受信した
    電波の電波強度に基づいて上記親機と子機との間の距離
    を検出する電波強度検出器で構成したことを特徴とする
    請求項1乃至3のいずれかに記載のコードレス電話機。
  5. 【請求項5】 上記距離検出手段を、上記子機に設けら
    れ、上記親機が送信した電波を受信して、この受信した
    電波の電波強度に基づいて上記親機と子機との間の距離
    を検出する電波強度検出器で構成したことを特徴とする
    請求項1乃至3のいずれかに記載のコードレス電話機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006261945A (ja) * 2005-03-16 2006-09-28 Sanyo Electric Co Ltd 親機及びそれを備えた通信システム
JP2007221213A (ja) * 2006-02-14 2007-08-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd コードレス電話装置およびその制御方法

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