JPH09139422A - 半導体集積回路およびその製造方法 - Google Patents

半導体集積回路およびその製造方法

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JPH09139422A
JPH09139422A JP29636595A JP29636595A JPH09139422A JP H09139422 A JPH09139422 A JP H09139422A JP 29636595 A JP29636595 A JP 29636595A JP 29636595 A JP29636595 A JP 29636595A JP H09139422 A JPH09139422 A JP H09139422A
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semiconductor
layer
substrate
integrated circuit
semiconductor integrated
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JP29636595A
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English (en)
Inventor
Satoshi Ueno
聡 上野
Taku Harada
卓 原田
Kenji Nagai
謙治 永井
Takahide Ikeda
隆英 池田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板寄生素子の低減。 【解決手段】 半導体支持基板の主面に絶縁層を介して
半導体層を形成したSOI基板と、前記半導体層を複数
の領域(アイランド)に絶縁分離する分離膜(U溝分離
膜)と、前記所望の領域の半導体層に形成された所望の
回路素子とを有する半導体集積回路であって、前記分離
膜は多重(三重)に形成され、かつ前記分離膜は前記絶
縁層を突き抜けて前記半導体基板の途中にまで延在して
いる。また、前記絶縁層の下にはエッチングストッパ用
絶縁層が形成され、前記分離膜の下端はエッチングスト
ッパ用絶縁層に接触している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体集積回路およ
びその製造方法に関し、特にSOI(silicon oninsula
tor) 基板を用いた半導体集積回路の製造技術に適用し
て有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】高速動作を必要とする光通信用の半導体
集積回路(半導体デバイス)には、ヘテロバイポーラト
ランジスタ(HBT),GaAs−MESFET,Si
バイポーラトランジスタが使用されている。
【0003】また、半導体集積回路は、動作速度の高速
化に伴い、SOI基板(SOIウエハ)を用い、素子間
分離はU溝分離膜を用いる傾向にある。
【0004】SOI技術については、たとえば、工業調
査会発行「電子材料」1992年6月号、同年6月1日発
行、P44〜P53に「超薄膜SOI技術と次世代デバイ
ス」として記載されている。この文献には、SOI基板
として、Siの厚さが2〜3μm以上のいわゆる厚膜S
OIと、100〜200nm以下のいわゆる超薄膜SO
Iとがあり、超薄膜SOIは、膜厚の制御性の良いSI
MOX(separation by implantation of oxygen) 技
術、または結晶性の良い張り合わせ技術とによって製造
される旨記載されている。
【0005】一方、特願平4-145192号公報(平成4年6
月5日出願)には、SOI基板を使用した半導体集積回
路において、トレンチ溝に囲まれる領域内に縦型構造の
バイポーラトランジスタを形成した例が記載されてい
る。前記トレンチ溝は、SOI基板の主面から、最下層
であるベース基板と半導体基板との間の絶縁膜にまで到
達している。また、前記トレンチ溝内には2層の絶縁膜
および埋込み材が埋め込まれている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】SOI基板を用い、素
子間分離をU溝分離膜とする半導体デバイスは、素子分
離容量がpn接合分離容量に比べ十分小さくなることか
ら、デバイスの高速化が達成しやすい。
【0007】その結果、動作周波数の高速化により、素
子分離容量および基板寄生抵抗の影響が顕著に現れるよ
うになってきた。そのため、デバイスおよび従来の寄生
素子によって得られる特性に大きな影響を与えるため、
この基板寄生素子の影響を緩和することが必要となって
きている。
【0008】本発明者は従来の半導体集積回路において
分析検討した結果以下の事実を確認した。
【0009】図11は従来の半導体集積回路のバイポー
ラトランジスタ部分を示す断面図である。SOI基板1
は、半導体支持基板(p型またはn型、ここではn型シ
リコン基板)2の主面に絶縁膜(SiO2 膜)3を有
し、この絶縁膜3上にn型の埋め込み層(NBL)4お
よびn型のエピタキシャル層5を順次積層した構造とな
っている。
【0010】また、SOI基板1の主面には部分的にU
溝分離膜6が形成され、電気的に独立した領域(アイラ
ンド)7が形成されている。前記U溝分離膜6は、前記
エピタキシャル層5およびその下層のNBL4を貫通
し、絶縁膜3に達する溝(トレンチ溝)9に埋め込んだ
絶縁膜10によって形成されている。
【0011】アイランド7にはトランジスタQが形成さ
れている。すなわち、U溝分離膜6で囲まれたn型のエ
ピタキシャル層5およびNBL4はコレクタ領域11と
なり、このコレクタ領域11の表層部の一部には、p型
のベース領域12が形成されている。また、ベース領域
12の表層部の一部には、n型のエミッタ領域13が形
成されている。
【0012】前記エピタキシャル層5の表面には、絶縁
膜14が形成されている。この絶縁膜14は所定部分に
コンタクト用の穴が形成され、これらの穴を利用してコ
レクタ電極15,ベース電極16,エミッタ電極17が
形成されている。また、絶縁膜14上にはグランド(G
ND)電極19が設けられている。
【0013】このようなトランジスタQにおいては、ト
ランジスタQとグランド電極19との間に寄生素子が形
成される。すなわち、U溝分離膜6を経由する部分には
寄生容量CTS1 と寄生抵抗RSUB1や寄生容量CTS3 と寄
生抵抗RSUB3が発生し、絶縁膜3を経由する部分には寄
生容量CTS2 ,寄生抵抗RSUB2,寄生容量CTS4 ,寄生
抵抗RSUB4が発生する。
【0014】図12はバイポーラトランジスタQを2つ
(Q1 , Q2 )使用した差動増幅(アンプ)回路であ
る。トランジスタQ1 のベースが正相入力〔IN
(+)〕となり、トランジスタQ2 のベースが逆相入力
〔IN(−)〕となる。トランジスタQ1 とトランジス
タQ2 のエミッタは定電流源25に接続され、基準電位
VEEにつながる。
【0015】また、トランジスタQ1 のコレクタが出力
〔OUT(−)〕となり、トランジスタQ2 のコレクタ
が出力〔OUT(+)〕となる。差動増幅回路の出力
は、トランジスタQ1 , Q2 のベース入力の差に比例し
て〔OUT(−)〕と〔OUT(+)〕に出力される。
両トランジスタQ1 , Q2 のコレクタには、負荷抵抗R
L が接続されるとともに、基板寄生素子(CTS,R
SUB )が発生する。
【0016】このような半導体集積回路において、バイ
ポーラトランジスタQは、コレクタが直接、素子分離容
量を介してn型シリコン基板に接続されている。したが
って、図12に示す抵抗負荷のアンプの場合、利得の周
波数特性に基板寄生素子が影響を与える。
【0017】図12に示すアンプの利得は負荷により決
定される。図12に示す回路の場合、負荷抵抗RL に並
列に基板寄生素子(CTS,RSUB )が接続されるモデル
で表現できる。
【0018】したがって、アンプの負荷インピーダンス
total は(1)式に表すような周波数特性を有し、そ
の周波数特性が直接アンプの周波数特性となって現れ
る。
【0019】
【数1】
【0020】ここで、RL は負荷抵抗、RSUB は基板抵
抗、CTSはコレクタ基板間容量、ωは角周波数である。
【0021】図13は基板寄生素子の有無の状態におけ
るアンプの利得−周波数特性を示すグラフであるが、同
グラフから分かるように、トランジスタ動作周波数の高
速化に伴い、従来顕著でなかった基板寄生素子(CTS
SUB )の影響が、フラットな利得の周波数特性を得る
ことを困難としている。帯域内偏差の悪化は、信号伝送
の際、波形歪みをもたらし、正確な信号伝達が不可能と
なってしまう。
【0022】本発明の目的は、基板寄生素子の低減が達
成できるSOI基板を用いた半導体集積回路を提供する
ことにある。
【0023】本発明の前記ならびにそのほかの目的と新
規な特徴は、本明細書の記述および添付図面からあきら
かになるであろう。
【0024】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
【0025】(1)半導体支持基板の主面に絶縁層を介
して半導体層を形成したSOI基板と、前記半導体層を
複数の領域(アイランド)に絶縁分離する分離膜(U溝
分離膜)と、前記所望の領域の半導体層に形成された所
望の回路素子とを有する半導体集積回路であって、前記
分離膜は多重(三重)に形成され、かつ前記分離膜は前
記絶縁層を突き抜けて前記半導体基板の途中にまで延在
している。また、前記絶縁層の下にはエッチングストッ
パ用絶縁層が形成され、前記分離膜の下端はエッチング
ストッパ用絶縁層に接触している。
【0026】(2)半導体支持基板の主面に絶縁層を介
して半導体層を形成したSOI基板と、前記半導体層を
複数の領域(アイランド)に絶縁分離する分離膜(U溝
分離膜)と、前記所望の領域の半導体層に形成された所
望の回路素子とを有する半導体集積回路であって、前記
分離膜は多重(三重)に形成され、かつ前記絶縁層の下
側に絶縁層に沿って逆バイアスされるpn接合が設けら
れている。
【0027】(3)半導体支持基板の主面に絶縁層を介
して半導体層を有し、かつ前記半導体層を複数の領域
(アイランド)に絶縁分離する分離膜(U溝分離膜)を
有するSOI基板を用意する工程と、前記所望の領域の
半導体層に所望の回路素子を形成する工程とを有する半
導体集積回路の製造方法であって、主面に半導体層を有
する半導体支持基板を用意する工程と、イオン打ち込み
によって前記半導体支持基板の中層にエッチングストッ
パ用絶縁層を形成する工程と、前記半導体層を分離する
ための溝を前記エッチングストッパ用絶縁層まで多重
(三重)に形成しかつ前記溝に絶縁膜を形成して分離膜
を形成する工程と、前記エッチングストッパ用絶縁層の
上方の半導体支持基板中層にイオン打ち込みによって絶
縁層を形成してSOI基板とする工程と、前記半導体層
に所望の回路素子を形成する工程とを有する。
【0028】前記(1)の手段によれば、領域(アイラ
ンド)を形成するU溝分離膜は三重に形成されかつU溝
分離膜の下端は半導体支持基板の途中深さまで延在して
いることから、半導体層部分および半導体支持基板部分
の電流経路での寄生容量は、それぞれ直列に複数発生す
るため全体の寄生容量が低減される。
【0029】前記(2)の手段によれば、U溝分離膜は
三重に形成されることから半導体層部分の電流経路での
寄生容量は3つ直列に発生するため寄生容量が低減され
るとともに、絶縁層の下には逆バイアスされるpn接合
が設けられていることから、半導体支持基板部分では接
合容量が発生し全体の寄生容量が低減される。
【0030】前記(3)の手段によれば、主面に半導体
層を有する半導体支持基板を用意する工程と、イオン打
ち込みによって前記半導体支持基板の中層にエッチング
ストッパ用絶縁層を形成する工程と、前記半導体層を分
離するための溝を前記エッチングストッパ用絶縁層まで
多重(三重)に形成しかつ前記溝に絶縁膜を形成して分
離膜を形成する工程と、前記エッチングストッパ用絶縁
層の上方の半導体支持基板中層にイオン打ち込みによっ
て絶縁層を形成してSOI基板とする工程と、前記半導
体層に所望の回路素子を形成する工程とによって半導体
集積回路を形成するため、領域(アイランド)を形成す
るU溝分離膜は三重となり、かつU溝分離膜の下端は半
導体支持基板の途中深さまで延在するため、半導体層部
分および半導体支持基板部分に直列に複数寄生容量が発
生し、全体として寄生容量の小さい半導体集積回路を製
造できることになる。
【0031】また、SOI基板を形成するためのイオン
打ち込みによる絶縁層の形成前にトレンチ溝が形成され
るため、安定した絶縁層の形成が達成される。
【0032】また、トレンチ溝形成前にエッチングスト
ッパ用絶縁層が形成されることから、トレンチ溝深さ制
御が容易になり一定し、特性の安定した半導体集積回路
を製造できるとともに、エッチング過多も発生せずSO
I基板の機械的強度も一定となる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。なお、発明の実施の形態を
説明するための全図において、同一機能を有するものは
同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
【0034】(実施形態1)図1は本発明の一実施形態
(実施形態1)である半導体集積回路のバイポーラトラ
ンジスタ部分を示す模式的断面図、図2は本実施形態1
のバイポーラトランジスタ部分を示す模式的平面図、図
3は本実施形態1の半導体集積回路の製造においてSO
I基板の製造状態を示す断面図、図4は本実施形態1の
半導体集積回路の製造においてSOI基板に多重にU溝
分離膜を形成した状態を示す断面図である。
【0035】本実施形態1の半導体集積回路におけるバ
イポーラトランジスタ部分は、図1に示すような構造と
なっている。バイポーラトランジスタはSOI基板のア
イランドに形成されている。
【0036】図1に示すように、SOI基板1は、半導
体支持基板(n型シリコン基板)2の主面に絶縁膜(S
iO2 膜)3を有し、この絶縁膜3上にn型の埋め込み
層(NBL)4およびn型のエピタキシャル層5を順次
積層した構造となっている。前記NBL4はp型シリコ
ン基板2の表面に不純物を注入した後、エピタキシャル
層を形成する際同時に形成されるものである。
【0037】また、SOI基板1の主面には、図2にも
示すように多重、すなわち、三重にU溝分離膜6が形成
され、電気的に独立した領域(アイランド)7が形成さ
れている。前記U溝分離膜6は、前記エピタキシャル層
5およびその下層のNBL4を貫通し、絶縁膜3に達す
る溝(トレンチ溝)9に埋め込んだ絶縁膜10によって
形成されている。図示はしないが、前記U溝分離膜6
は、トレンチ溝9の表面を覆う絶縁膜(SiO2 膜)
と、この絶縁膜上に設けられたポリシリコンからなり、
前記ポリシリコンによってトレンチ溝9を埋め込んだ構
造となっている。なお、ポリシリコンを使用することな
く前記トレンチ溝9内全体を絶縁膜(SiO2 膜)で埋
める構造でも良い。
【0038】アイランド7にはトランジスタ(バイポー
ラトランジスタ)Qが形成されている。すなわち、U溝
分離膜6で囲まれたn型のエピタキシャル層5およびN
BL4はコレクタ領域11となり、このコレクタ領域1
1の表層部の一部には、p型のベース領域12が形成さ
れている。また、ベース領域12の表層部の一部には、
n型のエミッタ領域13が形成されている。
【0039】前記エピタキシャル層5の表面には、絶縁
膜14が形成されている。この絶縁膜14は所定部分に
コンタクト用の穴が形成され、これらの穴を利用してコ
レクタ(C)電極15,ベース(B)電極16,エミッ
タ(E)電極17が形成されている。また、絶縁膜14
上にはグランド(GND)電極19が設けられている。
また、コレクタ電極15はNBL4に電気的に接続され
るn+ 型の拡散領域20上に形成されている。
【0040】このようなトランジスタQにおいて、NB
L4およびエピタキシャル層5の水平方向の電流経路に
おけるU溝分離膜6によって発生する寄生容量は、直列
に3つ発生するため全体の寄生容量が低減される。
【0041】また、U溝分離膜6の下端が絶縁膜3を突
き抜けてn型シリコン基板2の途中深さまで到達してい
ることから、SOI基板1に垂直方向の電流経路におけ
る寄生容量は、絶縁膜3によって発生する寄生容量と三
重のU溝分離膜6による寄生容量となるため全体の寄生
容量が低減される。
【0042】つぎに、本実施形態1の半導体集積回路の
製造方法について説明する。
【0043】最初に、図3に示すように、SOI基板1
が用意される。このSOI基板1はSIMOX技術また
は張り合わせ技術によって製造されたものである。
【0044】SOI基板1は、半導体支持基板(n型シ
リコン基板)2の主面に、絶縁膜3,埋め込み層(NB
L)4,n型のエピタキシャル層5を順次重ねた構造と
なっている。
【0045】つぎに、SOI基板1の主面に常用のホト
リソグラフィによって溝(トレンチ溝)9を三重に形成
する。これらトレンチ溝9は、図4に示すように、絶縁
膜3を突き抜けて、n型シリコン基板2の途中深さまで
形成される。
【0046】つぎに、前記トレンチ溝9内に絶縁膜10
を埋め込みU溝分離膜6を形成する。実際には、図示は
しないが、前記U溝分離膜6は、トレンチ溝9の表面を
覆う絶縁膜(SiO2 膜)と、この絶縁膜上にトレンチ
溝9を埋めるように設けられたポリシリコンからなる。
なお、ポリシリコンを使用することなく前記トレンチ溝
9内全体を絶縁膜(SiO2 膜)で埋める構造でも良
い。これにより、図2に示すように、SOI基板1の主
面には、三重のU溝分離膜6で囲まれた領域(アイラン
ド)7が形成される。
【0047】つぎに、通常のプロセスで前記アイランド
7にトランジスタQを形成する。
【0048】本実施形態1の半導体集積回路は、アイラ
ンド7を形成するU溝分離膜6は三重に形成されかつU
溝分離膜6の下端は半導体支持基板2の途中深さまで延
在していることから、半導体層部分(埋め込み層4およ
びエピタキシャル層5)および半導体支持基板部分の電
流経路での寄生容量は、それぞれ直列に複数発生するた
め全体の寄生容量が低減される。
【0049】したがって、たとえば、差動増幅回路の場
合では、基板寄生容量の低減から、差動増幅回路の利得
周波数依存性が、動作周波数帯域内においてフラットな
特性が得られる。
【0050】なお、図5に示すように、SOI基板1に
おいて、絶縁膜3の下のn型シリコン基板2部分にエッ
チングストッパ用絶縁層26を形成しておけば、U溝分
離膜6を作製するためのトレンチ溝9の深さ制御が容易
になる。この場合、トレンチ溝9を形成するためのエッ
チング過多が発生しなくなり、半導体支持基板2の機械
的強度の低減が防止できる。
【0051】(実施形態2)図6は本発明の他の実施形
態(実施形態2)である半導体集積回路のバイポーラト
ランジスタ部分を示す模式的断面図である。
【0052】本実施形態2の半導体集積回路は、図1に
示す実施形態1の半導体集積回路において、絶縁膜3の
下の半導体支持基板(n型シリコン基板)2部分にエッ
チングストッパ用絶縁層26を有する構造となってい
る。このエッチングストッパ用絶縁層26には、三重の
U溝分離膜6の下端が接触する構造となっている。
【0053】本実施形態2の半導体集積回路は、実施形
態1の半導体集積回路の場合と同様に、アイランド7を
形成するU溝分離膜6は三重に形成されかつU溝分離膜
6の下端は半導体支持基板2の途中深さまで延在してい
ることから、半導体層部分(埋め込み層4およびエピタ
キシャル層5)および半導体支持基板部分の電流経路で
の寄生容量は、それぞれ直列に複数発生するため全体の
寄生容量が低減される。
【0054】したがって、たとえば、差動増幅回路の場
合では、基板寄生容量の低減から、差動増幅回路の利得
周波数依存性が、動作周波数帯域内においてフラットな
特性が得られる。
【0055】つぎに、本実施形態2の半導体集積回路の
製造方法について、図7乃至図9を参照しながら説明す
る。図7乃至図9は本実施形態2の半導体集積回路の製
造各工程の断面図であって、図7はシリコン基板にエッ
チングストッパ用絶縁膜を形成した状態を示す断面図、
図8はSOI基板に多重にU溝分離膜を形成した状態を
示す断面図、図9はシリコン基板をSOI基板に形成し
た状態を示す断面図である。
【0056】最初に、図7に示すように、主面に埋め込
み層(NBL)4およびエピタキシャル層5を有する半
導体支持基板(n型シリコン基板)2が用意される。前
記埋め込み層4は、n型シリコン基板2の主面に不純物
を注入した後、エピタキシャル層を形成する際同時に形
成されるものである。
【0057】このn型シリコン基板2に対して、その主
面にイオン打ち込みによって酸素イオン(O~ )を絶縁
膜3の下方のn型シリコン基板2内に打ち込む。その
後、アニーリングを行い、絶縁膜3の下のn型シリコン
基板2内にエッチングストッパ用絶縁層26を形成す
る。
【0058】つぎに、図8に示すように、n型シリコン
基板2の主面に常用のホトリソグラフィによって溝(ト
レンチ溝)9を三重に形成する。これらトレンチ溝9
は、図4に示すように、絶縁膜3を突き抜けて、n型シ
リコン基板2の途中深さまで形成される。トレンチ溝9
は、エッチングストッパ用絶縁層26に付き当たる。絶
縁層(SiO2 )のエッチング速度はシリコンのエッチ
ング速度に比較して十分遅い。この結果、エッチングス
トッパ用絶縁層26はエッチングストッパとして作用す
るため、エッチング時間を十分時間をとっておけば、エ
ピタキシャル層5の厚さのバラツキがあってもトレンチ
溝9は確実に形成される。
【0059】つぎに、前記トレンチ溝9内に絶縁膜10
を埋め込みU溝分離膜6を形成する。実際には、図示は
しないが、前記U溝分離膜6は、トレンチ溝9の表面を
覆う絶縁膜(SiO2 膜)と、この絶縁膜上にトレンチ
溝9を埋めるように設けられたポリシリコンからなる。
なお、ポリシリコンを使用することなく前記トレンチ溝
9内全体を絶縁膜(SiO2 膜)で埋める構造でも良
い。これにより、SOI基板1の主面側には、三重のU
溝分離膜6で囲まれた領域(アイランド)7が形成され
る。
【0060】つぎに、図9に示すように、イオン打ち込
みによって酸素イオン(O~ )をNBL4の直ぐ下に打
ち込み、かつアニーリングを行う。これにより、前記絶
縁膜3の直ぐ下に絶縁膜3が形成され、SOI基板1と
なる。
【0061】つぎに、通常のプロセスで前記アイランド
7にトランジスタQを形成する。
【0062】本実施形態2の半導体集積回路は、その製
造において、n型シリコン基板2部分にエッチングスト
ッパ用絶縁層26を形成した後、エッチングによってト
レンチ溝9を作製するため、トレンチ溝9の深さ制御が
確実かつ容易になる。
【0063】また、エッチングストッパ用絶縁層26の
存在によって、トレンチ溝9を形成するためのエッチン
グ過多が発生しなくなり、半導体支持基板2の機械的強
度の低減が防止できる。
【0064】本実施形態2の半導体集積回路は、その製
造において、イオン打ち込みによる絶縁膜3の形成前に
トレンチ溝9が形成されるため、安定した絶縁膜3の形
成が達成される。
【0065】本実施形態2の半導体集積回路の製造方法
によれば、酸素のイオン打ち込みを併用することによ
り、部分的に基板寄生容量を低減した回路素子を作製で
き、安価な基板による集積回路を作製できる。
【0066】(実施形態3)図10は本発明の他の実施
形態(実施形態3)である半導体集積回路のバイポーラ
トランジスタ部分を示す模式的断面図である。
【0067】本実施形態3の半導体集積回路は、埋め込
み層4の直ぐ下の絶縁膜3まで三重にU溝分離膜6を形
成して水平方向の寄生容量の低減を図るとともに、垂直
方向の寄生容量の低減は、埋め込み層4の直ぐ下にp型
層27を形成して、逆バイアスとされるpn接合28の
接合容量で寄生容量を低減するようになっている。
【0068】また、SOI基板1には、前記エピタキシ
ャル層5,埋め込み層4,絶縁膜3を貫通してp型層2
7に繋がるp+ 型領域29が設けられている。このp+
型領域29上には、逆バイアスを印加するための一方の
電極30が形成されている。p型シリコン基板2と電極
30との間に逆バイアスが印加されることによって、接
合容量が形成される。
【0069】本実施形態3の半導体集積回路の製造にお
いては、SOI基板を作製する際、あらかじめn型シリ
コン基板2にpn接合28を形成しておくものとする。
【0070】本実施形態3の半導体集積回路は、U溝分
離膜6三重に形成されることから半導体層部分の電流経
路での寄生容量は3つ直列に発生するため全体の寄生容
量が低減されるとともに、絶縁膜3の下には逆バイアス
されるpn接合28が設けられていることから、半導体
支持基板部分では接合容量が発生し全体の寄生容量が低
減される。
【0071】したがって、たとえば、差動増幅回路の場
合では、基板寄生容量の低減から、差動増幅回路の利得
周波数依存性が、動作周波数帯域内においてフラットな
特性が得られる。
【0072】前記接合容量は、印加バイアスの大きさお
よびpn接合部分の濃度により、自由に調整可能とな
る。
【0073】以上本発明者によってなされた発明を実施
形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形
態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範
囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0074】たとえば、本実施形態において、バイポー
ラトランジスタを中心に説明を行ったが、それに限定さ
れることなく、MOSトランジスタ、抵抗器、容量およ
び配線等にも適用できる。
【0075】また、回路特性においては、抵抗負荷のア
ナログ回路について説明を行ったが、抵抗負荷のアナロ
グ回路に限定することなく、フィードバック回路および
ディジタル回路等の半導体集積回路にも適用可能とな
り、効果がある。
【0076】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
【0077】(1)回路素子が形成される領域(アイラ
ンド)を形成するU溝分離膜は三重に形成されかつU溝
分離膜の下端は半導体支持基板の途中深さまで延在して
いることから、半導体層部分および半導体支持基板部分
の電流経路での寄生容量は、それぞれ直列に複数発生す
るため全体の寄生容量が低減される。したがって、たと
えば、差動増幅回路の場合では、基板寄生容量の低減か
ら、差動増幅回路の利得周波数依存性が、動作周波数帯
域内においてフラットな特性が得られる。
【0078】(2)U溝分離膜は三重に形成されること
から半導体層部分の電流経路での寄生容量は3つ直列に
発生するため全体の寄生容量が低減されるとともに、絶
縁層の下には逆バイアスされるpn接合が設けられてい
ることから、半導体支持基板部分では接合容量が発生し
全体の寄生容量が低減される。接合容量は印加バイアス
の大きさによって自由に調整可能となることから、基板
寄生素子の影響する周波数帯域を、動作周波数帯域外と
することが可能となり、たとえば、差動増幅回路の場合
では、基板寄生容量の低減から、差動増幅回路の利得周
波数依存性が、動作周波数帯域内においてフラットな特
性が得られる。
【0079】(3)半導体集積回路の製造において、酸
素のイオン打ち込みを併用することにより、部分的に基
板寄生素子を低減した回路素子を作製でき、安価な基板
による半導体集積回路を作製できる。
【0080】(4)トレンチ溝形成前にエッチングスト
ッパ用絶縁層が形成されることから、トレンチ溝深さ制
御が容易になり一定し、特性の安定した半導体集積回路
を製造できる。
【0081】(5)トランジスタの寄生容量が低減され
ることにより、遮断周波数の向上が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態(実施形態1)である半導
体集積回路のバイポーラトランジスタ部分を示す模式的
断面図である。
【図2】本実施形態1のバイポーラトランジスタ部分を
示す模式的平面図である。
【図3】本実施形態1の半導体集積回路の製造において
SOI基板の製造状態を示す断面図である。
【図4】本実施形態1の半導体集積回路の製造において
SOI基板に多重にU溝分離膜を形成した状態を示す断
面図である。
【図5】本実施形態1の半導体集積回路の製造において
用いる他のSOI基板を示す断面図である。
【図6】本発明の他の実施形態(実施形態2)である半
導体集積回路のバイポーラトランジスタ部分を示す模式
的断面図である。
【図7】本実施形態2の半導体集積回路の製造において
シリコン基板にエッチングストッパ用絶縁膜を形成した
状態を示す断面図である。
【図8】本実施形態2の半導体集積回路の製造において
SOI基板に多重にU溝分離膜を形成した状態を示す断
面図である。
【図9】本実施形態2の半導体集積回路の製造において
シリコン基板をSOI基板に形成した状態を示す断面図
である。
【図10】本発明の他の実施形態(実施形態3)である
半導体集積回路のバイポーラトランジスタ部分を示す模
式的断面図である。
【図11】従来のSOI基板を用いた半導体集積回路の
バイポーラトランジスタ部分を示す模式的断面図であ
る。
【図12】従来のSOI基板を用いた半導体集積回路の
バイポーラトランジスタによる差動増幅回路図である。
【図13】従来のSOI基板を用いた半導体集積回路の
バイポーラトランジスタにおける利得と周波数との相関
を示すグラフである。
【符号の説明】
1…SOI基板、2…半導体支持基板(n型シリコン基
板)、3…絶縁膜、4…埋め込み層(NBL)、5…エ
ピタキシャル層、6…U溝分離膜、7…アイランド(領
域)、9…溝(トレンチ溝)、10…絶縁膜、11…コ
レクタ領域、12…ベース領域、13…エミッタ領域、
14…絶縁膜、15…コレクタ電極、16…ベース電
極、17…エミッタ電極、19…グランド電極、20…
拡散領域、25…定電流源、26…エッチングストッパ
用絶縁層、27…p型層、28…pn接合、29…p+
型領域、30…電極。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/73 (72)発明者 池田 隆英 東京都青梅市今井2326番地 株式会社日立 製作所デバイス開発センタ内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体支持基板の主面に絶縁層を介して
    半導体層を形成したSOI基板と、前記半導体層を複数
    の領域に絶縁分離する分離膜と、前記所望の領域の半導
    体層に形成された所望の回路素子とを有する半導体集積
    回路であって、前記分離膜は多重に形成されていること
    を特徴とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 前記絶縁層の下側に絶縁層に沿って逆バ
    イアスされるpn接合が設けられていることを特徴とす
    る請求項1記載の半導体集積回路。
  3. 【請求項3】 半導体支持基板の主面に絶縁層を介して
    半導体層を形成したSOI基板と、前記半導体層を複数
    の領域に絶縁分離する分離膜と、前記所望の領域の半導
    体層に形成された所望の回路素子とを有する半導体集積
    回路であって、前記分離膜は前記絶縁層を突き抜けて前
    記半導体基板の途中にまで延在していることを特徴とす
    る半導体集積回路。
  4. 【請求項4】 前記分離膜は多重に形成されていること
    を特徴とする請求項3記載の半導体集積回路。
  5. 【請求項5】 前記絶縁層の下に前記分離膜の下端が接
    触するエッチングストッパ用絶縁層が形成されているこ
    とを特徴とする請求項3または請求項4記載の半導体集
    積回路。
  6. 【請求項6】 半導体支持基板の主面に絶縁層を介して
    半導体層を有し、かつ前記半導体層を複数の領域に絶縁
    分離する分離膜を有するSOI基板を用意する工程と、
    前記所望の領域の半導体層に所望の回路素子を形成する
    工程とを有する半導体集積回路の製造方法であって、主
    面に半導体層を有する半導体支持基板を用意する工程
    と、イオン打ち込みによって前記半導体支持基板の中層
    にエッチングストッパ用絶縁層を形成する工程と、前記
    半導体層を分離するための溝を前記エッチングストッパ
    用絶縁層まで多重に形成しかつ前記溝に絶縁膜を形成し
    て分離膜を形成する工程と、前記エッチングストッパ用
    絶縁層の上方の半導体支持基板中層にイオン打ち込みに
    よって絶縁層を形成してSOI基板とする工程と、前記
    半導体層に所望の回路素子を形成する工程とを有するこ
    とを特徴とする半導体集積回路の製造方法。
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