JPH0913908A - タービン制御装置 - Google Patents

タービン制御装置

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Publication number
JPH0913908A
JPH0913908A JP16352695A JP16352695A JPH0913908A JP H0913908 A JPH0913908 A JP H0913908A JP 16352695 A JP16352695 A JP 16352695A JP 16352695 A JP16352695 A JP 16352695A JP H0913908 A JPH0913908 A JP H0913908A
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JP
Japan
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signal
output
turbine
circuit
upper limit
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP16352695A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruhiko Yoshimura
春彦 吉村
Norio Kichijima
範夫 吉島
Kenichi Morimoto
賢一 森本
Haruki Kuwabara
春樹 桑原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 タービンの過負荷を防止するタービン制御装
置をえる。 【構成】 上限信号発生器および下限信号発生器の出力
を受けタービンの蒸気絞り弁を制御する制御信号を出力
する制限器付PI演算器6を有するタービン制御装置に
おいて、タービンの発電機出力信号および負荷割増信号
を受ける減算器13,同減算器の出力を受けON,OF
Fするヒステリシス付モニタ器14,同ヒステリシス付
モニタ器の出力,タービンマスタ自動信号およびタービ
ン追従モード信号を受けるAND回路15,同AND回
路の出力を直接減端子にNOT回路を介して始動端子に
それぞれ入力しかつ蒸気絞り弁から負荷・信号をフィー
ドバック入力し同始動端子ONのとき同制御信号をメモ
リするとともに同減端子ONのとき同メモリ信号を所定
の変化率で減少出力するアナログメモリ8,同アナログ
メモリの出力,上限信号発生器の出力およびAND回路
の出力を受け同AND回路の出力がOFFのとき後者1
5を出力しONのとき所定の変化率で前者8へ切替え出
力するレート付切替器7を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タービン追従運転時の
ボイラ制御不調による過負荷を防止するようにしたター
ビン制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のタービン制御装置を図2により説
明する。主蒸気圧力偏差信号3sは比例演算器3を経て
減算器13と加算器12へ送られる。所定圧信号発生器
4aの出力は減算器13に減算入力され、加算器12に
入力される。減算器13の出力は高値選択器1へ、加算
器12の出力は低値選択器2へ送られる。
【0003】負荷制御信号1sは高値選択器1,低値選
択器2,掛算器5を順次経て制限器付PI演算器6へ送
られる。掛算器5には可変ゲイン信号5sが入力されて
いる。また制御器付PI演算器6には上限信号発生器4
bと下限信号発生器4cの出力が入力されている。
【0004】以上において、主蒸気圧力偏差信号3sが
小さいときは、高値選択器1および低値選択器2では負
荷制御信号1sがそれぞれ選択され出力される。この信
号は掛算器5で可変ゲイン信号5sが掛けられ、制限器
付PI演算器6へ送られ、PI演算されて、タービンの
蒸気弁絞り制御信号6sとなる。この信号によりタービ
ンの負荷、すなわち発電機の負荷が制御される。
【0005】また、主蒸気圧力偏差信号3sが大きくな
り、減算器13の出力が負荷制御信号1sより大きくな
ると、高値選択器1および低値選択器2では減算器13
の出力がそれぞれ選択され出力される。以下上記と同様
に作用するが、制限器付PI演算器6では出力が所定値
を越え大きくなると、上限信号発生器4bからの定格出
力の110%負荷の上限信号4sにより制限され、絞り
制御信号6sとなり出力される。なお下限の場合も同
様、下限信号発生器4cの下限信号(−10%信号)に
より制限される。
【0006】以上はタービンマスタ自動モード(タービ
ン自動制御)でタービン追従モード運転の場合である。
なおマニュアルモードの場合は、制限器付PI演算器6
に入力されている。絞り弁からフィードバックされる負
荷信号23sが切替え出力される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来装置では、ボ
イラ制御が不調となったとき等で、主蒸気圧力偏差信号
3sが異常に大きくなった場合、制限器付PI演算器が
制限状態となり良好な制御ができなかった。そのため、
タービン発電機の負荷が制限を越えて増加する恐れがあ
った。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため次の手段を講ずる。
【0009】すなわち、負荷制御信号および主蒸気圧力
偏差信号から所定値信号を引いた信号を受ける高値選択
器と、同高値選択器の出力および上記主蒸気圧力偏差信
号に上記所定値信号を加えた信号を受ける低値選択器
と、同低値選択器の出力および可変ゲイン信号を受ける
掛算器と、同掛算器の出力、上限信号発生器および下限
信号発生器の出力を受けタービンの蒸気絞り弁を制御す
る制御信号を出力する制限器付PI演算器とを有するタ
ービン制御装置において、上記タービンの発電機出力信
号および負荷割増信号を受ける減算器と、同減算器の出
力を受け入力が第1の所定値以上のときONし第2の所
定値以下のときOFFするヒステリシス付モニタ器と、
同ヒステリシス付モニタ器の出力,タービンマスタ自動
信号およびタービン追従モード信号を受けるAND回路
と、同AND回路の出力を直接減端子にNOT回路を介
して始動端子にそれぞれ入力しかつ上記蒸気絞り弁から
負荷信号をフィードバック入力し同始動端子ONのとき
同制御信号をメモリするとともに同減端子ONのとき同
メモリ信号を所定の変化率で減少出力するアナログメモ
リと、同アナログメモリの出力、上記上限信号発生器の
出力および上記AND回路の出力を受け同AND回路の
出力がOFFのとき同上限信号発生器の信号を出力しO
Nのとき所定の変化率で同アナログメモリの信号へ切替
え出力するレート付切替器とを設ける。
【0010】
【作用】上記発明において、通常の場合、制限器付PI
演算器の出力は上限信号以下で制限されず、蒸気絞り弁
を制御してタービン出力、すなわちタービンの発電機出
力は所定値に維持される。
【0011】一方、減算器の出力も小さく、ヒステリシ
ス付モニタ器の出力はOFFである。従ってAND回路
の出力もOFFとなり、アナログメモリは負荷信号をフ
ィードバック入力してメモリする。またレート付切替器
は上限信号発生器の出力を受け、それを上限信号として
制限器付PI演算器へ出力している。
【0012】次にボイラ制御が不安定等で、制限器付P
I演算器の出力が大きくなり、制限信号により制限され
るようになると、タービンの出力は増加する。すなわち
過負荷状態になる。すると発電機出力信号は増加し、減
算器の出力も増加し、ヒステリシスモニタ器の入力は第
1の所定値をこへONする。この信号によりAND回路
もONする。従ってアナログメモリの始動端子はOFF
し、減端子はONし、メモリしていた負荷信号から所定
の変化率で減少する負荷信号を出力する。またレート付
切替器はAND回路からON信号を受け、上限信号発生
器の出力からアナログメモリの出力へ所定の変化率で切
替へ上限信号として制限器付PI演算器へ送る。従って
制限器付PI演算器の出力はこの順次減少する上限信号
に制限されるので、蒸気絞り弁は対応して絞られる。す
なわち適切に過負荷状態が防止される。
【0013】以上のようにして、常に安定したタービン
運転が可能となる。
【0014】
【実施例】上記本発明の一実施例を図1により説明す
る。
【0015】なお、従来例で説明した部分は、同一の番
号をつけ説明を省略し、この発明に関する部分を主体に
説明する。発電機の出力信号20sは減算器13a,入
力が第1の所定値以上のときONし、第2の所定値以下
のときOFFするヒステリシス付モニタ器14を順次経
てAND回路15へ送られる。またAND回路15には
タービンマスタ自動信号21s,タービン追従モード信
号22sが送られている。減算器13aには負荷割増信
号発生器4dの出力が入力される。
【0016】アナログメモリ8の減端子cおよび始動端
子aにはAND回路15の出力が直接およびNOT回路
16を経てそれぞれつながれる。また増端子bにはゼロ
信号発生器9の出力がつながれる。さらに蒸気絞り弁か
らのフィードバック負荷信号23sが入力されている。
【0017】上限信号発生器4bの出力はレート付切替
器7を経て制限器付PI演算器6へ送られる。また切替
器7にはアナログメモリ8とAND回路15の出力がそ
れぞれ入力される。
【0018】以上において、通常の場合、制限器付PI
演算器6の出力は上限信号以下で制限されず、蒸気絞り
弁を制御してタービン出力、すなわちタービンの発電機
出力は所定値に維持される。
【0019】一方、減算器13aの出力も小さく、ヒス
テリシス付モニタ器14の出力はOFFである。従って
AND回路15の出力もOFFとなり、アナログメモリ
8は負荷信号23sをフィードバック入力してメモリす
る。またレート付切替器7は上限信号発生器4bの出力
を受け、それを上限信号として制限器付PI演算器6へ
出力している。
【0020】次にボイラ制御が不安定等で、制限器付P
I演算器6の出力が大きくなり、制限信号により制限さ
れるようになると、タービンの出力は増加する。すなわ
ち過負荷状態になる。すると発電機出力信号20sは増
加し、減算器13aの出力も増加し、ヒステリシス付モ
ニタ器14の入力は第1の所定値をこへONする。この
信号によりAND回路15もONする。従ってアナログ
メモリ8の始動端子aはOFFし、減端子cはONし、
メモリしていた負荷信号23sから所定の変化率で減少
する負荷信号を出力する。
【0021】またレート付切替器7はAND回路15か
らON信号を受け、上限信号発生器4bの出力からアナ
ログメモリ8の出力へ所定の変化率で切替へ上限信号と
して制限器付PI演算器6へ送る。従って制限器付PI
演算器6の出力はこの順次減少する上限信号に制限され
るので、蒸気絞り弁は対応して絞られる。すなわち適切
に過負荷状態が防止される。なおレート付切替器7はA
ND回路OFFのとき、上限信号発生器4b側に切替
る。
【0022】以上のようにして、過負荷運転が防止さ
れ、常に安定したタービン運転が可能となる。
【0023】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
ボイラ制御の不安定等によるタービンの過負荷運転が防
止され、つねに安定したタービン運転が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成ブロック図である。
【図2】従来例の構成ブロック図である。
【符号の説明】
1 高値選択器 2 低値選択器 3 比例演算器 4a〜4d 信号発生器 5 掛算器 6 制限器付PI演算器 7 レート付切替器 8 アナログメモリ 9 ゼロ信号発生器 10 信号変換器 12 加算器 13,13a 減算器 14 ヒステリシス付モニタ器 15 AND回路 16 NOT回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桑原 春樹 長崎県長崎市飽の浦町1番1号 長菱制御 システム株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負荷制御信号および主蒸気圧力偏差信号
    から所定値信号を引いた信号を受ける高値選択器と、同
    高値選択器の出力および上記主蒸気圧力偏差信号に上記
    所定値信号を加えた信号を受ける低値選択器と、同低値
    選択器の出力および可変ゲイン信号を受ける掛算器と、
    同掛算器の出力、上限信号発生器および下限信号発生器
    の出力を受けタービンの蒸気絞り弁を制御する制御信号
    を出力する制限器付PI演算器とを有するタービン制御
    装置において、上記タービンの発電機出力信号および負
    荷割増信号を受ける減算器と、同減算器の出力を受け入
    力が第1の所定値以上のときONし第2の所定値以下の
    ときOFFするヒステリシス付モニタ器と、同ヒステリ
    シス付モニタ器の出力,タービンマスタ自動信号および
    タービン追従モード信号を受けるAND回路と、同AN
    D回路の出力を直接減端子にNOT回路を介して始動端
    子にそれぞれ入力しかつ上記蒸気絞り弁から負荷信号を
    フィードバック入力し同始動端子ONのとき同制御信号
    をメモリするとともに同減端子ONのとき同メモリ信号
    を所定の変化率で減少出力するアナログメモリと、同ア
    ナログメモリの出力、上記上限信号発生器の出力および
    上記AND回路の出力を受け同AND回路の出力がOF
    Fのとき同上限信号発生器の信号を出力しONのとき所
    定の変化率で同アナログメモリの信号へ切替え出力する
    レート付切替器とを備えてなることを特徴とするタービ
    ン制御装置。
JP16352695A 1995-06-29 1995-06-29 タービン制御装置 Withdrawn JPH0913908A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007271189A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Tokyo Electric Power Co Inc:The 汽力発電設備の制御装置および制御方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007271189A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Tokyo Electric Power Co Inc:The 汽力発電設備の制御装置および制御方法
JP4670707B2 (ja) * 2006-03-31 2011-04-13 東京電力株式会社 汽力発電設備の制御装置および制御方法

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Effective date: 20020903