JPH09138730A - 情報入力処理装置 - Google Patents

情報入力処理装置

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Publication number
JPH09138730A
JPH09138730A JP29522295A JP29522295A JPH09138730A JP H09138730 A JPH09138730 A JP H09138730A JP 29522295 A JP29522295 A JP 29522295A JP 29522295 A JP29522295 A JP 29522295A JP H09138730 A JPH09138730 A JP H09138730A
Authority
JP
Japan
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input
pen
touch input
touch
type tablet
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Application number
JP29522295A
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English (en)
Inventor
Masaaki Takehara
正哲 竹原
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Publication of JPH09138730A publication Critical patent/JPH09138730A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 専用ペンによるペン入力とタッチ入力の両方
が可能な上に、ペン入力用座標とタッチ入力用座標とが
独立しており、しかも、ペン入力時の意図しないタッチ
入力を未然に防止することができる情報入力処理装置を
提供する。 【解決手段】 この情報入力処理装置は、ペン入力検出
手段1と、タッチ入力検出手段2と、ペン入力座標処理
手段3と、タッチ入力座標処理手段4と、専用ペンがペ
ン入力座標処理手段3が含んでいる電磁誘導式タブレッ
トデバイスに接近して、電磁誘導式タブレットデバイス
に流れる誘起電流を検出したペン入力検出手段1からペ
ン入力検知信号Spを受けたときに、タッチ入力検出手
段1が検出した位置座標データをタッチ入力座標処理手
段2に出力させないペン入力優先手段5を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ペン入力とタッチ
入力との2つの入力が可能な入力タブレットを備えてい
る情報入力処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、情報入力処理装置におけるポイ
ンティングデバイスとしては、マウスやタブレットがあ
る。そして、上記タブレットとしては、感圧抵抗膜方式
のものや電磁誘導方式のものや静電結合方式のものがあ
る。これらの方式のうち電磁誘導方式タブレットは、専
用ペンが出力する磁界によってもたらされる誘起電流に
よって上記専用ペンの位置を検出できる。したがって、
この電磁誘導方式タブレットは、被検出媒体としての専
用ペンの接近を検出することができ、ポインティングを
行う専用ペンが非接触状態であっても、この専用ペンの
位置座標を検出できる。
【0003】また、上記感圧抵抗膜方式のタブレット
は、2枚の抵抗膜を互いに垂直の方向にわずかな隙間を
あけて重ねて構成したものであり、ポインティングによ
り2枚の抵抗板が接触し合うことで位置を検出すること
ができ、タッチの位置の検出ができるものである。
【0004】また、上記静電結合方式のタブレットは、
周期的に交互に正負の電圧が印加されるようになってい
る。従って、この静電結合方式タブレットをコード付き
の専用ペンでタッチすると、この専用ペンからタブレッ
トに向かって電流が流れる。一方、上記静電結合方式タ
ブレットを操作者が指でタッチすると、このタブレット
から操作者の指に向かって電流が流れる。このように、
上記静電結合方式のタブレットでは、専用ペンによって
タッチされた場合と、指によってタッチされた場合と
で、電流の流れる方向が逆であるから、この電流が流れ
る方向の違いによって、専用ペンによるタッチと指によ
るタッチとを区別することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記静電結合方式タブ
レットを有する情報入力装置として、特開平7−129
321号公報に記載のものがある。しかし、このもの
は、ペンによる入力を行うときに、このペンを持つ手が
タブレットに触れてタッチ入力がなされてしまい、使用
者が意図したペン入力とは別の入力が行われてしまう可
能性がある。
【0006】また、今一つの入力装置としては、特開昭
63−298427号公報に記載のものがある。この入
力装置は、電磁誘導方式タブレットと感圧抵抗膜方式タ
ブレットの両方を有している。したがって、この入力装
置によれば、ペン入力による座標指示とタッチ入力によ
る座標指示の両方が可能であり、しかも、ペン入力によ
って指示された座標データとタッチ入力によって指示さ
れた座標データとを別個に独立して取り扱うことができ
る。しかし、この装置であっても、ペン入力時にペンを
持つ手がタブレット面に接触する可能性がある。したが
って、ペンを持つ手によって使用者が意図しないタッチ
入力がなされてしまうという前者と同様の問題がある。
【0007】さらに、もう1つの入力装置としては、電
磁誘導方式タブレットと感圧抵抗膜方式タブレットとの
両方を備え、抵抗膜の感圧感度を筆圧程度にすることに
よって、使用者が意図しないタッチ入力を防ぐようにし
たものがある(特開平3−235113号公報)。しか
し、この装置では、タッチ入力による感度が損なわれる
から、タッチ入力によるスムーズなポインティングがで
きないという問題がある。
【0008】そこで、この発明の目的は、専用ペンによ
るペン入力とタッチ入力の両方が可能で、かつ、ペン入
力で指示された座標とタッチ入力で指示された座標とを
区別して独立に処理することができ、しかも、ペン入力
時の意図しないタッチ入力を自動的に防止することがで
きる情報入力処理装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明の情報入力処理装置は、専用ペンの
位置座標を検出するペン入力検出手段と、被位置検出媒
体によって接触されることによって、上記被位置検出媒
体の位置座標を検出するタッチ入力検出手段と、上記ペ
ン入力検出手段が出力した座標データを処理して画像表
示手段に出力するペン入力座標処理手段と、上記タッチ
入力検出手段が出力した座標データを処理して画像表示
手段に出力するタッチ入力座標処理手段と、上記専用ペ
ンが上記ペン入力検出手段に接近したことを表すペン入
力検知信号をペン入力検出手段から受けたときに、上記
タッチ入力検出手段が検出した位置座標を上記タッチ入
力座標処理手段に出力させないペン入力優先手段とを備
えたことを特徴としている。
【0010】したがって、請求項1の発明によれば、上
記ペン入力優先手段は、専用ペンがペン入力検出手段に
接近したときに、上記ペン入力検出手段からペン入力検
知信号を受ける。すると、ペン入力優先手段は、上記タ
ッチ入力検出手段を制御して、タッチ入力検出手段が検
出した位置座標をタッチ入力座標処理手段に出力させな
い。したがって、請求項1の発明によれば、ペン入力時
の意図しないタッチ入力を自動的に防止することができ
る。
【0011】また、請求項1の発明は、ペン入力検出手
段およびペン入力座標処理手段と、タッチ入力検出手段
およびタッチ入力座標処理手段とを有しているので、専
用ペンによるペン入力とタッチ入力の両方が可能で、か
つ、ペン入力で指示された座標とタッチ入力で指示され
た座標とを区別して独立に処理することができる。
【0012】また、請求項2の発明の情報入力処理装置
は、電磁誘導式タブレットデバイスと、上記電磁誘導式
タブレットデバイスに接続されており、磁界を発生する
専用ペンが上記電磁誘導式タブレットデバイスに接近し
たときに、上記専用ペンからの磁界が上記電磁誘導式タ
ブレットデバイスに生じさせる誘起電流を検出すること
によって、上記専用ペンが上記電磁誘導式タブレットデ
バイスに非接触の状態であっても、上記電磁誘導式タブ
レットデバイス上の上記専用ペンの位置座標を検出する
電磁誘導方式タブレットコントローラとを有しているペ
ン入力検出手段と、感圧抵抗膜式タブレットデバイス
と、上記感圧抵抗膜式タブレットデバイスに接続されて
おり、被位置検出媒体によって上記感圧抵抗式タブレッ
トデバイスが押圧されたときに、この押圧によって抵抗
膜同士が接触することによる抵抗値の変化を検出するこ
とによって、上記感圧抵抗式タブレットデバイス上の被
位置検出媒体の位置座標を検出する感圧抵抗膜式タブレ
ットコントローラとを有しているタッチ入力検出手段
と、上記ペン入力検出手段が出力した座標データを処理
して画像表示手段に出力するペン入力座標処理手段と、
上記タッチ入力検出手段が出力した座標データを処理し
て画像表示手段に出力するタッチ入力座標処理手段と、
上記専用ペンが上記電磁誘導式タブレットデバイスに接
近したときに、上記電磁誘導式タブレットデバイスに流
れた誘起電流を検出したペン入力検出手段からペン入力
検知信号を受け、このペン入力検知信号を受けたとき
に、上記タッチ入力検出手段が検出した位置座標を上記
タッチ入力座標処理手段に出力させないペン入力優先手
段とを備えたことを特徴としている。
【0013】したがって、請求項2の発明によれば、上
記ペン入力優先手段は、専用ペンが電磁誘導式タブレッ
トに接近したときに、上記ペン入力検出手段からペン入
力検知信号を受ける。すると、ペン入力優先手段は、上
記タッチ入力検出手段を制御して、タッチ入力検出手段
が検出した位置座標をタッチ入力座標処理手段に出力さ
せない。したがって、請求項2の発明によれば、ペン入
力時の意図しないタッチ入力を自動的に防止することが
できる。
【0014】また、請求項2の発明は、ペン入力検出手
段およびペン入力座標処理手段と、タッチ入力検出手段
およびタッチ入力座標処理手段とを有しているので、専
用ペンによるペン入力とタッチ入力の両方が可能で、か
つ、ペン入力で指示された座標とタッチ入力で指示され
た座標とを区別して独立に処理することができる。
【0015】また、請求項3の発明は、請求項1または
2に記載の情報入力処理装置において、上記ペン入力検
出手段が検出した位置座標の座標データを上記ペン入力
座標処理手段に出力させないように、上記ペン入力検出
手段を制御する第1制御と、上記タッチ入力検出手段が
検出した位置座標の座標データを上記タッチ入力座標処
理手段に出力させないように、上記タッチ入力検出手段
を制御する第2制御とが可能な入力選択手段を備えてい
ることを特徴としている。
【0016】この請求項3の発明は、入力選択手段を備
えているから、この入力選択手段の第1制御によって、
上記ペン入力検出手段が検出した位置座標の座標データ
を上記ペン入力座標処理手段に出力させないようにする
ことができる。したがって、使用者が専用ペンを持ちな
がら、指によるタッチ入力を行っているときに、専用ペ
ンによる意図せざるペン入力の発生を防止することがで
きる。
【0017】また、上記入力選択手段の第2制御によっ
て、上記タッチ入力検出手段が検出した位置座標の座標
データを上記タッチ入力座標処理手段に出力させないよ
うにすることができる。したがって、使用者が専用ペン
を握って専用ペンによるペン入力を行っているときに、
指などによる意図せざるタッチ入力の発生を防止するこ
とができる。
【0018】また、請求項4の発明は、請求項1または
2に記載の情報入力処理装置において、入力種類報知手
段を備え、上記ペン入力検出手段は、専用ペンによる入
力を検出したときに上記入力種類報知手段にペン入力検
知信号を出力するようになっており、上記タッチ入力検
出手段は、上記被位置検出媒体によるタッチ入力を検出
したときに上記入力種類検出手段にタッチ入力検知信号
を出力するようになっており、上記入力種類報知手段
は、上記ペン入力検出手段からのペン入力検知信号を受
けたときに、上記ペン入力があったことを使用者に報知
し、上記タッチ入力検知手段からのタッチ入力検知信号
を受けたときに、上記タッチ入力があったことを使用者
に報知することができるようになっていることを特徴と
している。
【0019】したがって、請求項4の発明によれば、上
記入力種類報知手段は、ペン入力検出手段からのペン入
力検知信号を受けたときに、ペン入力があったことを使
用者に報知する。また、上記入力種類報知手段は、タッ
チ入力検出手段からのタッチ入力検知信号を受けたとき
に、タッチ入力があったことを使用者に報知する。した
がって、請求項3の発明によれば、使用者は、タッチ入
力またはペン入力のいづれの入力がなされているのかを
知ることができる。したがって、使用者は、タッチ入力
中であるときにペン入力をしないように注意することが
でき、ペン入力中であるときにタッチ入力をしないよう
に注意することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて詳細に説明する。
【0021】図1に、本発明の情報入力処理装置の実施
の形態の構成を示す。この実施の形態は、ペン,タッチ
入力情報処理装置であり、ペン入力検出手段1とタッチ
入力検出手段2とペン入力座標処理手段3とタッチ入力
座標処理手段4とペン入力優先手段5と入力選択手段6
と入力種類報知手段7とを備えている。
【0022】また、図4に示すように、この実施の形態
は、感圧抵抗膜方式タブレットデバイス21と液晶ディ
スプレイ22と電磁誘導方式タブレットデバイス23を
備えている。液晶ディスプレイ22は感圧抵抗膜方式タ
ブレットデバイス21と電磁誘導方式タブレットデバイ
ス23とに挟まれている。
【0023】そして、上記タッチ入力検出手段2は、図
4の感圧抵抗膜方式タブレットデバイス21と、図5の
感圧抵抗膜方式タブレットコントローラ508とによっ
て構成されている。また、上記ペン入力検出手段1は、
図4の電磁誘導方式タブレットデバイス23と図5の電
磁誘導方式タブレットコントローラ510とによって構
成されている。図5の感圧抵抗膜方式タブレットデバイ
ス509は、図4の感圧抵抗膜方式タブレットデバイス
21である。また、図5の電磁誘導方式タブレットデバ
イス511は、図4の電磁誘導方式タブレットデバイス
23である。
【0024】図2にも示すように、感圧抵抗膜方式タブ
レットデバイス21は指などによる接触の入力を受け付
けるタブレットデバイスである。また、液晶ディスプレ
イ22は画面表示装置である。この画面表示装置として
は、液晶ディスプレイに替えて、例えばプラズマ表示装
置などの平板表示装置を採用してもよい。また、電磁誘
導方式タブレットデバイス23は専用ペンによる入力を
受け付けるタブレットデバイスである。図3は、指31
によるタッチ入力時の状態を示している。図3に示すよ
うに、感圧抵抗膜方式タブレットデバイス21に指31
が接触することによって、タッチ入力が行われる。
【0025】また、図4は、専用ペン41によるペン入
力時の状態を示している。図4に示すように画面表示装
置が大きい面積を持つとき、専用ペン41による入力時
に、ペン41を持つ手42が感圧抵抗膜方式タブレット
デバイス21に接触することが多い。この実施の形態
は、この手42による接触によって、ペン41による入
力とは異なった意図せざる誤ったタッチ入力が行われる
ことを防止できるものである。
【0026】つまり、この実施の形態の感圧抵抗膜方式
タブレットであるペン入力検出手段1は、図4に示した
ような専用ペン41による操作時に手42による接触が
起こる前に、専用ペン41の接近によって電磁誘導方式
タブレットデバイス23に誘起される電流を検出し、ペ
ン入力優先手段5にペン41の接近を報告することがで
きるものである。上記ペン接近の報告を受けたペン入力
優先手段5は、タッチ入力検出手段2にタッチ入力を無
視するように指示するのである。以下により具体的に説
明する。
【0027】上記ペン入力検出手段1は、図4に示した
専用ペン41が電磁誘導方式タブレットデバイス23に
接近して、専用ペン41が発生する磁界によって電磁誘
導式タブレットデバイス23に誘起電流が生じると、こ
の誘起電流を検出して上記専用ペンの位置座標を検出す
る。そして、上記ペン入力検出手段1は、この検出した
位置座標データを上記ペン入力座標処理手段3に出力す
る。また、上記ペン入力検出手段1は、上記誘起電流を
検出したときに、ペン入力検知信号Spを上記入力種類
報知手段7と上記ペン入力優先手段5とに出力する。
【0028】また、上記タッチ入力検出手段2は、上記
感圧抵抗膜方式タブレットデバイス21が図3に示すよ
うに指31で押圧されたときに、この押圧によって抵抗
膜同士が接触することによる抵抗値の変化を検出するこ
とによって、上記感圧抵抗式タブレットデバイス21上
の指31で押圧されている箇所の位置座標を検出する。
そして、上記タッチ入力検出手段2は、この検出した位
置座標データを上記タッチ入力座標処理手段4に出力す
る。また、上記タッチ入力検出手段2は、上記抵抗値の
変化を検出したときに、タッチ入力検知信号Stを入力
種類報知手段7に出力する。
【0029】ペン入力検出手段1は、電磁誘導方式タブ
レット23から得られた位置座標データをペン入力座標
処理手段3に出力する。このペン入力座標処理手段3
は、上記位置座標データに所定の処理を施して所定の座
標データに変換する。そして、この変換されたデータ
は、液晶ディスプレイ22に入力される。
【0030】また、上記タッチ入力検出手段2は、感圧
抵抗膜方式タブレットデバイス21から得られた位置座
標データをタッチ入力座標処理手段4に出力する。この
タッチ入力座標処理手段4は、上記位置座標データに所
定の処理を施して所定の座標データに変換する。
【0031】また、上記専用ペン41による入力がなさ
れようとしているときに、上記ペン入力検出手段1は、
上記電磁誘導方式タブレットデバイス23に誘起された
電流を検出する。この検出によって、上記ペン入力検出
手段1は、非接触状態の被検出媒体である専用ペン41
が電磁誘導方式タブレットデバイス23に接近したこと
を検出し、ペン入力検知信号Spをペン入力優先手段5
および入力種類報知手段7に出力する。
【0032】そして、上記ペン入力優先手段5は、上記
ペン入力検出手段1からのペン入力検知信号Spが入力
されると、タッチ入力検出手段2に制止信号Ssを出力
して、タッチ入力検出手段2が感圧抵抗膜方式タブレッ
トデバイス21からの座標データをタッチ入力座標処理
手段4に出力しないようにする。
【0033】そして、電磁誘導方式タブレットデバイス
23から専用ペン41が離れて、専用ペン41が出力す
る磁界が電磁誘導方式タブレットデバイス23に誘起電
流をが起こさなくなると、ペン入力検出手段1は誘起電
流を検出しなくなる。すると、ペン入力検出手段1はペ
ン入力優先手段5にペン入力検知信号Spを出力しなく
なる。すると、上記ペン入力優先手段5はタッチ入力検
出手段2に制止信号Ssを出力しなくなる。すると、タ
ッチ入力座標処理手段2はタッチ入力座標処理手段4に
位置座標データを出力できるようになる。
【0034】また、入力選択手段6は、使用者が操作で
きる図示しない操作部を有し、使用者がこの操作部を操
作することによって、上記ペン入力検出手段1とタッチ
入力検出手段2とを制御して、3つの異なる入力受付状
態を選択することができるものである。この3つの異な
る入力受付状態とは、第1,第2,第3の入力受付状態で
ある。上記第1の入力受付状態とは、ペン入力検出手段
1がペン入力座標処理手段3に座標データを出力できる
一方、タッチ入力検出手段2がタッチ入力座標処理手段
4に座標データを出力できない状態である。また、第2
の入力受付状態とは、ペン入力検出手段1がペン入力座
標処理手段3に座標データを出力できない一方、タッチ
入力検出手段2がタッチ入力座標処理手段4に座標デー
タを出力できる状態である。また、第3の入力受付状態
とは、ペン入力検出手段1がペン入力座標処理手段3に
座標データを出力でき、かつ、タッチ入力検出手段2が
タッチ入力座標処理手段4に座標データを出力できる状
態である。
【0035】この入力選択手段6を操作して、第1の入
力受付状態にすれば、接触面積が小さなペン入力が有効
になる一方、接触面積が大きなタッチ入力が無効になる
から、ペン入力時に無用なタッチ入力がなされることを
強制的に防止できる。したがって、この第1の入力受付
状態は、小さな領域をポインティングしたり、文字入力
を行う場合に好適である。また、上記入力選択手段6を
操作して、第2の入力受付状態にすれば、タッチ入力が
有効になる一方、ペン入力が無効になるから、タッチ入
力時に無用なペン入力がなされることを完全に防止でき
る。また、上記入力選択手段6を操作して、第3の入力
受付状態にすれば、ペン入力とタッチ入力の両方を有効
にすることができるから、ペン入力とタッチ入力とを同
時に実行することができる。
【0036】また、上記入力種類報知手段7は、上記ペ
ン入力検出手段1からのペン入力検知信号を受けたとき
に、ペン入力がなされたことを表すブザー音を出力する
一方、上記タッチ入力検出手段2からのタッチ入力検知
信号を受けたときに、タッチ入力がなされたことを表す
ブザー音を出力する。
【0037】次に、図5にこの実施の形態のハードウェ
ア構成を示す。図5に示すように、この実施の形態は、
CPU(中央処理装置)501と、主記憶部502と、液
晶ディスプレイ503と、ディスプレイコントローラ5
04と、ディスクコントローラ505と、ディスク50
6と、割り込みコントローラ507と、感圧抵抗膜方式
タブレットコントローラ508と、感圧抵抗膜方式タブ
レットデバイス509と、電磁誘導方式タブレットコン
トローラ510と、電磁誘導方式タブレットデバイス5
11とを備えている。
【0038】上記CPU501はシステムの中枢をなす
制御装置である。主記憶部502はプログラムやデータ
を一時的に格納するRAM(ランダムアクセスメモリ)や
ROM(リードオンリメモリ)から構成されている。この
主記憶部502は、図1のペン入力座標処理手段3とタ
ッチ入力座標処理手段4とペン入力優先手段5と入力選
択手段6と入力種類報知手段7とを格納している。
【0039】また、液晶ディスプレイ503は表示を行
い、ディスプレイコントローラ504は液晶ディスプレ
イ503を制御する。この液晶ディスプレイ503は、
図2,図3,図4に示した液晶ディスプレイ22である。
【0040】また、ディスク506はプログラムやデー
タを格納する。そして、ディスクコントローラ505は
ディスク506を制御する。また、割り込みコントロー
ラ507は割り込みを制御し、タブレットデバイス50
9や511からの割り込みなどを制御する。そして、上
記感圧抵抗膜方式タブレットコントローラ508は感圧
抵抗膜方式タブレットデバイス509を制御するもので
ある。また、電磁誘導方式タブレットコントローラ51
0は電磁誘導方式タブレットデバイス511を制御する
ものである。
【0041】次に、この実施の形態のペン,タッチ入力
情報処理装置のデータ処理について説明する。
【0042】図3に示すように、使用者が指31を感圧
抵抗膜方式タブレットデバイス21に接触させてタッチ
入力を行ったとき、この指31によるタッチ入力は、感
圧抵抗膜タブレットコントローラ508からCPU50
1にポインティング情報として入力される。
【0043】一方、図4に示すように、上記専用ペン4
1が電磁誘導方式タブレットデバイス23に接近して、
専用ペン41による入力が行われたとき、まず、CPU
501は、電磁誘導方式タブレットコントローラ510
を介して専用ペン41の接近を検出する。すると、CP
U501は、割り込みコントローラ507を制御して、
感圧抵抗膜方式タブレットコントローラ508からの割
り込みを禁止させ、タッチ入力を無効にする。これによ
り、感圧抵抗膜方式タブレットコントローラ508から
のポインティング情報は割り込みコントローラ507で
阻止されてCPU501に入力されなくなる。したがっ
て、この実施の形態によれば、図4に示すように、ペン
入力時にユーザーの手42がタブレット面に密着して
も、意図しないタッチ入力を自動的に防止することがで
きる。
【0044】次に、図6のフローチャートにしたがっ
て、この実施の形態のペン,タッチ情報入力処理装置の
タッチ入力時の動作を説明する。
【0045】まず、ステップS1で、タッチ入力検出手
段2からの割り込みが発生する。次に、ステップS2に
進み、タッチ入力検出手段2は図1のタッチ入力座標処
理手段4にポインティングデータ(位置座標データ)を渡
す。
【0046】次に、ステップS3に進み、上記タッチ入
力座標処理手段4は上記ポインティングデータに座標変
換などの処理を施して、液晶ディスプレイ503に出力
する。
【0047】次に、ステップS4に進み、CPU501
は、上記タッチ入力があったことを使用者に報知するか
否かを判断し、使用者に報知すると判断したときには、
次のステップS5に進み、使用者に報知すると判断しな
かったときには、最初のステップS1に戻る。ステップ
S5では、上記タッチ入力検出手段2は、入力種類報知
手段7にタッチ入力検知信号Stを出力し、入力種類報
知手段7は上記タッチ入力があったことを表すブザー音
を出力して使用者に入力種類を報知する。したがって、
使用者は、タッチ入力中であることを知ることができる
から、タッチ入力中にペン入力をしないように注意を払
うことができる。
【0048】次に、図7のフローチャートにしたがっ
て、この実施の形態のペン,タッチ情報入力処理装置の
ペン入力時の動作を説明する。
【0049】まず、ステップS11において、専用ペン
41が電磁誘導方式タブレットデバイス23に接近する
と、このデバイス23に誘導電流が発生して、ペン入力
検出手段1から割り込みコントローラ507への割り込
みが発生する。
【0050】次に、ステップS12に進み、ペン入力検
出手段1は、ペン入力優先手段5にペン入力検知信号S
pを出力してペン入力を報告する。
【0051】次に、ステップS13に進み、上記ペン入
力優先手段5は、時間の経過にしたがって上記ペン入力
検知信号Spがどう変化するのかを調べることによっ
て、ペン41が電磁誘導方式タブレットデバイス23の
検出可能範囲において上記デバイス23に向かって接近
しているのか、ペン41が電磁誘導方式タブレットデバ
イス23の検出可能範囲内において上記範囲から離れよ
うとしているのかを判別する。そして、ペン41がデバ
イス23に向かって接近していると判断したときには、
ステップS14に進み、ペン41がデバイス23から離
れようとしていると判断したときには、ステップS15
に進む。
【0052】ステップS14では、CPU501は、割
り込みコントローラ507を制御して、感圧抵抗膜方式
タブレットであるタッチ入力検出手段2からCPU50
1への入力割り込みを禁止させ、使用者の指31等によ
るタッチ入力を無効にする。
【0053】また、ステップS15では、CPU501
は、割り込みコントローラ507を制御して、感圧抵抗
膜方式タブレットつまりタッチ入力検出手段2からCP
U501への入力の割り込みを許可する。
【0054】次に、ステップS16に進み、ペン入力検
出手段1からの座標データとしてのポインティグデータ
をペン入力座標処理手段3に出力する。
【0055】次に、ステップS17に進み、上記ペン入
力座標処理手段3はペン入力検出手段1から得たポイン
ティングデータに座標変換などの処理を施す。
【0056】次に、ステップS18に進み、CPU50
1は、入力種類を報知する場合であるか否かを判断し、
入力種類を報知する場合であると判断したときにはステ
ップS19に進み、報知する場合でないと判断したとき
にはステップS11に戻る。
【0057】ステップS19では、CPU501は、入
力種類報知手段7によって、ユーザに入力の種類を報知
する。この報知はたとえばブザーによって実行される
が、ランプもしくは液晶ディスプレイによる表示であっ
てもよい。この報知によって、使用者は、ペン入力中で
あることを知ることができるから、ペン入力中にタッチ
入力をしないように注意を払うことができる。
【0058】尚、上記実施の形態では、ペン入力検出手
段を電磁誘導式タブレットで構成したが、静電結合式タ
ブレットで構成してもよい。
【0059】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1の発明の情報入力処理装置は、専用ペンの位置座標を
検出するペン入力検出手段と、被位置検出媒体の位置座
標をこの媒体の接触によって検出するタッチ入力検出手
段と、ペン入力座標処理手段と、タッチ入力座標処理手
段と、上記専用ペンがペン入力検出手段に接近したこと
を表すペン入力検知信号を受けたときに、タッチ入力検
出手段が検出した位置座標を上記タッチ入力座標処理手
段に出力させないペン入力優先手段とを備えている。
【0060】したがって、請求項1の発明によれば、上
記ペン入力優先手段は、専用ペンがペン入力検出手段に
接近したときに、上記ペン入力検出手段からペン入力検
知信号を受ける。すると、ペン入力優先手段は、上記タ
ッチ入力検出手段を制御して、タッチ入力検出手段が検
出した位置座標をタッチ入力座標処理手段に出力させな
い。したがって、請求項1の発明によれば、ペン入力時
の意図しないタッチ入力を自動的に防止することができ
る。
【0061】また、請求項1の発明は、ペン入力検出手
段およびペン入力座標処理手段と、タッチ入力検出手段
およびタッチ入力座標処理手段とを有しているので、専
用ペンによるペン入力とタッチ入力の両方が可能で、か
つ、ペン入力で指示された座標とタッチ入力で指示され
た座標とを区別して独立に処理することができる。
【0062】また、請求項2の発明の情報入力処理装置
は、電磁誘導式タブレットデバイスと、電磁誘導式タブ
レットデバイスに接続されており、電磁誘導式タブレッ
トデバイス上の専用ペンの位置座標を検出する電磁誘導
方式タブレットコントローラとを有しているペン入力検
出手段と、感圧抵抗膜式タブレットデバイスと、感圧抵
抗膜式タブレットデバイスに接続されており、感圧抵抗
式タブレットデバイス上の被位置検出媒体の位置座標を
検出する感圧抵抗膜式タブレットコントローラとを有し
ているタッチ入力検出手段と、ペン入力座標処理手段
と、タッチ入力座標処理手段と、専用ペンが電磁誘導式
タブレットデバイスに接近したときに、電磁誘導式タブ
レットデバイスに流れた誘起電流を検出したペン入力検
出手段からペン入力検知信号を受け、このペン入力検知
信号を受けたときに、タッチ入力検出手段が検出した位
置座標をタッチ入力座標処理手段に出力させないペン入
力優先手段とを備えている。
【0063】この請求項2の発明によれば、ペン入力優
先手段は、専用ペンが電磁誘導式タブレットに接近した
ときに、ペン入力検出手段からペン入力検知信号を受け
て、タッチ入力検出手段を制御し、タッチ入力検出手段
が検出した位置座標をタッチ入力座標処理手段に出力さ
せない。したがって、請求項2の発明によれば、ペン入
力時の意図しないタッチ入力を自動的に防止することが
できる。
【0064】また、請求項2の発明は、ペン入力検出手
段およびペン入力座標処理手段と、タッチ入力検出手段
およびタッチ入力座標処理手段とを有しているので、専
用ペンによるペン入力とタッチ入力の両方が可能で、か
つ、ペン入力で指示された座標とタッチ入力で指示され
た座標とを区別して独立に処理することができる。
【0065】また、請求項3の発明は、請求項1または
2に記載の情報入力処理装置において、ペン入力検出手
段が検出した位置座標の座標データをペン入力座標処理
手段に出力させないように、ペン入力検出手段を制御す
る第1制御と、タッチ入力検出手段が検出した位置座標
の座標データをタッチ入力座標処理手段に出力させない
ように、タッチ入力検出手段を制御する第2制御とが可
能な入力選択手段を備えている。
【0066】この請求項3の発明は、上記入力選択手段
の第1制御によって、ペン入力検出手段が検出した位置
座標の座標データをペン入力座標処理手段に出力させな
いようにすることができる。したがって、使用者が専用
ペンを持ちながら、指によるタッチ入力を行っていると
きに、専用ペンによる意図せざるペン入力の発生を防止
することができる。
【0067】また、上記入力選択手段の第2制御によっ
て、タッチ入力検出手段が検出した位置座標の座標デー
タをタッチ入力座標処理手段に出力させないようにする
ことができる。したがって、使用者が専用ペンを握って
専用ペンによるペン入力を行っているときに、指などに
よる意図せざるタッチ入力の発生を防止することができ
る。
【0068】また、請求項4の発明は、請求項1または
2に記載の情報入力処理装置において、入力種類報知手
段を備え、ペン入力検出手段は、専用ペンによる入力を
検出したときに入力種類報知手段にペン入力検知信号を
出力するようになっており、タッチ入力検出手段は、被
位置検出媒体によるタッチ入力を検出したときに入力種
類検出手段にタッチ入力検知信号を出力するようになっ
ており、入力種類報知手段は、ペン入力検出手段からの
ペン入力検知信号を受けたときに、ペン入力があったこ
とを使用者に報知し、タッチ入力検知手段からのタッチ
入力検知信号を受けたときに、タッチ入力があったこと
を使用者に報知することができる。
【0069】したがって、請求項4の発明によれば、入
力種類報知手段の報知によって、使用者は、タッチ入力
またはペン入力のいづれの入力がなされているのかを知
ることができる。したがって、使用者は、タッチ入力中
であるときにペン入力をしないように注意することがで
き、ペン入力中であるときにタッチ入力をしないように
注意することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の情報入力処理装置の実施の形態とし
てのペン,タッチ入力情報処理装置の機能的な構成を示
す構成図である。
【図2】 上記実施の形態の手書き入力補助機能付きタ
ブレットデバイス部分を模式的に示す斜視図である。
【図3】 上記実施の形態において、指によるタッチ入
力時の状態を示す図である。
【図4】 上記実施の形態において、ペンによるペン入
力時の状態を示す図である。
【図5】 上記実施の形態の情報入力処理装置のハード
ウェア構成を示す構成図である。
【図6】 上記実施の形態において、指などによるタッ
チ入力による操作時の動作を説明するフローチャートで
ある。
【図7】 上記実施の形態において、専用ペンによるペ
ン操作時の動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1…ペン入力検出手段、2…タッチ入力検出手段、3…
ペン入力座標処理手段、4…タッチ入力座標処理手段、
5…ペン入力優先手段、6…入力選択手段、7…入力種
類報知手段、21…感圧抵抗膜方式タブレットデバイ
ス、22…液晶ディスプレイ、23…電磁誘導方式タブ
レットデバイス、31…指、41…専用ペン、42…
手、501…CPU、502…主記憶部、503…液晶
ディスプレイ、504…ディスプレイコントローラ、5
05…ディスクコントローラ、506…ディスク、50
7…割り込みコントローラ、508…感圧抵抗膜方式タ
ブレットコントローラ、509…感圧抵抗膜方式タブレ
ットデバイス、510…電磁誘導方式タブレットコント
ローラ、511…電磁誘導方式タブレットデバイス。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 専用ペンの位置座標を検出するペン入力
    検出手段と、 被位置検出媒体によって接触されることによって、上記
    被位置検出媒体の位置座標を検出するタッチ入力検出手
    段と、 上記ペン入力検出手段が出力した座標データを処理して
    画像表示手段に出力するペン入力座標処理手段と、 上記タッチ入力検出手段が出力した座標データを処理し
    て画像表示手段に出力するタッチ入力座標処理手段と、 上記専用ペンが上記ペン入力検出手段に接近したことを
    表すペン入力検知信号をペン入力検出手段から受けたと
    きに、上記タッチ入力検出手段が検出した位置座標を上
    記タッチ入力座標処理手段に出力させないペン入力優先
    手段とを備えたことを特徴とする情報入力処理装置。
  2. 【請求項2】 電磁誘導式タブレットデバイスと、上記
    電磁誘導式タブレットデバイスに接続されており、磁界
    を発生する専用ペンが上記電磁誘導式タブレットデバイ
    スに接近したときに、上記専用ペンからの磁界が上記電
    磁誘導式タブレットデバイスに生じさせる誘起電流を検
    出することによって、上記専用ペンが上記電磁誘導式タ
    ブレットデバイスに非接触の状態であっても、上記電磁
    誘導式タブレットデバイス上の上記専用ペンの位置座標
    を検出する電磁誘導方式タブレットコントローラとを有
    しているペン入力検出手段と、 感圧抵抗膜式タブレットデバイスと、上記感圧抵抗膜式
    タブレットデバイスに接続されており、被位置検出媒体
    によって上記感圧抵抗式タブレットデバイスが押圧され
    たときに、この押圧によって抵抗膜同士が接触すること
    による抵抗値の変化を検出することによって、上記感圧
    抵抗式タブレットデバイス上の被位置検出媒体の位置座
    標を検出する感圧抵抗膜式タブレットコントローラとを
    有しているタッチ入力検出手段と、 上記ペン入力検出手段が出力した座標データを処理して
    画像表示手段に出力するペン入力座標処理手段と、 上記タッチ入力検出手段が出力した座標データを処理し
    て画像表示手段に出力するタッチ入力座標処理手段と、 上記専用ペンが上記電磁誘導式タブレットデバイスに接
    近したときに、上記電磁誘導式タブレットデバイスに流
    れた誘起電流を検出したペン入力検出手段からペン入力
    検知信号を受け、このペン入力検知信号を受けたとき
    に、上記タッチ入力検出手段が検出した位置座標を上記
    タッチ入力座標処理手段に出力させないペン入力優先手
    段とを備えたことを特徴とする情報入力処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の情報入力処理
    装置において、 上記ペン入力検出手段が検出した位置座標の座標データ
    を上記ペン入力座標処理手段に出力させないように上記
    ペン入力検出手段を制御する第1制御と、上記タッチ入
    力検出手段が検出した位置座標の座標データを上記タッ
    チ入力座標処理手段に出力させないように上記タッチ入
    力検出手段を制御する第2制御とが可能な入力選択手段
    を備えていることを特徴とする情報入力処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載の情報入力処理
    装置において、 入力種類報知手段を備え、 上記ペン入力検出手段は、専用ペンによる入力を検出し
    たときに上記入力種類報知手段にペン入力検知信号を出
    力するようになっており、上記タッチ入力検出手段は、
    上記被位置検出媒体によるタッチ入力を検出したときに
    上記入力種類検出手段にタッチ入力検知信号を出力する
    ようになっており、 上記入力種類報知手段は、上記ペン入力検出手段からの
    ペン入力検知信号を受けたときに、上記ペン入力があっ
    たことを使用者に報知し、上記タッチ入力検知手段から
    のタッチ入力検知信号を受けたときに、上記タッチ入力
    があったことを使用者に報知することができるようにな
    っていることを特徴とする情報入力処理装置。
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