JP2018032428A - タッチ操作機能付表示装置およびタッチ入力の識別方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ペンタッチ操作および指タッチ操作を識別可能に検出するタッチ入力デバイスと、タッチ入力デバイスによる検出がペンタッチ操作か指タッチ操作かを判定する処理を行いかつペンタッチ操作を無視する指専用モード、指タッチ操作を無視するペン専用モードおよびペンタッチ操作と指タッチ操作とを受付ける指・ペンモードのユーザによる選択を受付ける処理部と、
操作用の電子ペンが接続されたときにその電子ペンからの信号を受けるペン接続部とを備え、電子ペンは前記タッチ入力デバイスを介したペンタッチ操作のほかにペン接続部を介した操作指示を入力し得るものであり、
処理部は、電子ペンの入力時または接続時における各モードの選択状態に応じて、電子ペンの入力を受け付けるか否かを判定するタッチ操作機能付表示装置。
【選択図】図5
Description
また、単に細い先端形状を有するだけでなく操作指示を与える操作ボタンや筆圧センサなどを有する電子ペンを接続可能なものもある。
上記文献には電子ペンによるタッチ操作と指のタッチ操作の2つの操作モードを入力することについては記載されているものの、電子ペンの接続を検出したときの処理と操作モードとの関係については示されていない。
詳細には、アクティブペンのボタンあるいはソフトウェアインターフェイスによりパッ
シブペン(ペン先が尖った汎用のスタイラスペン)とアクティブペンのユーザによる手動切替えに対応した制御システムである。当該制御システムは、デフォルト設定ではパッシブペンとしてのタッチモードであるパッシブタッチモードを選択し、アクティブタッチペンがタッチパネルに接触しようとすると、アクティブペンとしてのタッチモードであるアクティブタッチモードに自動的に切替える。さらに、アクティブタッチペンがタッチパネルから離れた後、所定時間が経過したときにパッシブタッチモードの設定へ自動的に戻す。
特に小さな文字を入力する場合、我々は掌や手首をタッチディスプレイ上に置いてペンを安定させた状態でペン先を移動させて軌跡を描く。そうするとタッチパネルは、掌や手首のタッチとペン先のタッチとを同時に検出することになる。この操作はマルチタッチによるズームや回転等の操作との判別がむずかしい。
この発明は、以上のような事情を考慮してなされたものであって、入力操作に係るモードおよび電子ペンによる入力をユーザに違和感を与えないように制御できるタッチ操作機能付表示装置を提供するものである。
記電子ペンの入力を受け付けるか否かを判定することを特徴とするタッチ操作機能付表示装置を提供する。
(実施の形態1)
まず、この発明のタッチ操作機能付表示装置の外観例と使用例について述べる。
図1は、この発明のタッチ操作機能付表示装置の一例を示す外観図である。(a)は表示面に対して正面、左側方および上方から見た三面図であり、(b)はフラップが立てられて水平面におかれた状態を示す側面図である。
また、右側面には電源/メニューボタン21が配置されており、電源オフ状態のときに押されると電源オン状態に遷移する。電源オン状態にあるときベゼル15の右下隅にある電源ランプ23が点灯する。電源オン状態のときに約2秒長押しされると電源オフ状態に遷移する。電源オフ状態になると電源ランプ23が消灯する。
さらに、電源オン状態で電源/メニューボタン21が短い期間(約1秒以内)押されると、表示装置11の設定を行うためのメニュー画面(図6参照)が表示部13に表示される。メニュー画面が表示された状態で短い期間押されると、メニュー画面が消える。
タッチ入力制御部53は、タッチパネル51を制御してタッチ入力の検出を行う。
操作処理部57は、タッチ入力制御部53により検出されたタッチ操作とペン接続部55が受けた操作指示に基づいて入力操作に係る処理を行う。入力操作の内容に応じてソース機器65およびユーザーインターフェイス処理部59に操作を知らせる。
ユーザーインターフェイス処理部59は、表示装置11の設定や操作モードに関する処理を行う。
また、図5に図示していないが、ソース機器65から音声信号を受けて処理し、音声信号を出力する音声信号回路やスピーカーを備えていてもよい。
ハードウェア構成としては、例えばタッチ入力制御部53および操作処理部57の機能をそれぞれ独立したマイクロコンピュータに割り当て互いにデータをやり取りしながら処理を行わせてもよい。さらに、ユーザーインターフェイス処理部59と映像処理部61とをマイクロコンピュータを含む映像処理用の集積回路で構成してもよい。
タッチ入力制御部53として処理を行うマイクロコンピュータ(タッチコントロールマイコン)は、タッチパネル51とのインターフェイス回路を介してタッチパネル51の容量センス値を取得する。そして、容量センス値の瞬時的な変動(ノイズ)を除去する。さらに、タッチ操作を検出したときタッチの位置およびタッチ面積を得、さらにタッチ面積の大きさを予め定められた閾値と比較して指タッチとペンタッチを判定する。そして、指・ペンモードにおいて例えば図4に示すような操作によって指タッチ操作とペンタッチ操作がほぼ同時に検出された場合に先にペンタッチ操作が検出された場合はペンタッチ操作を優先し後から検出された指タッチ操作を無視する処理を行う。逆に先に指タッチ操作が検出された場合は後から検出されたペンタッチ操作を無視する。
操作処理部57として処理を行うマイクロコンピュータ(USBコントロールマイコン)は、タッチ入力制御部53から送られるタッチ操作に係るデータおよびペン接続部55から送られる操作指示を受けてそれらの操作を整合させあるいは調停する処理を行う。そして、操作の内容に応じてソース機器65およびユーザーインターフェイス処理部59へ操作情報を出力する。入力操作が、表示装置11のメニュー画面(詳細は後述する)に対する操作であればユーザーインターフェイス処理部59へ操作情報を出力し、それ以外の操作であればソース機器65へ出力する。
まず、ユーザーインターフェイス処理部59としてオンスクリーンディスプレイ(OSD表示とも呼び、表示装置11のメニュー画面および状態表示を指す)を表示部13に表示させる処理を行う。そして、前記メニュー画面に対する操作として操作処理部57から送られる操作情報を受けて表示装置11のタッチモードの切替え、OSD表示の更新やその他の処理を行う。
さらに、ソース機器65とのケーブル接続の検出とそれに応答した入力切換の処理、映
像信号のタイミング制御処理、表示部13のバックライト制御等を行う。
また、スケーラーは、ソース機器65から送られる音声信号に係る処理を行ってもよい。
図5に示す表示装置11には、外部のソース機器65が接続される。表示部13に表示させるコンテンツは主にソース機器65が提供する。ソース機器65の具体的な態様の典型例としては図2に示すコンピュータ本体31が挙げられる。ただし、この発明の表示装置は図5の態様に限るものでなく、ソース機器65に相当する機能を内蔵していてもよい。
図6(a)に示すように、ユーザーインターフェイス処理部59は、メニュー画面として7種類のアイコンを表示部13に表示させる。左端から順に設定アイコン25a、入力切替アイコン25b、音量アイコン25c、ローテートアイコン25d、指専用モードアイコン25e、ペン専用モードアイコン25fおよび指・ペンモードアイコン25gである。
入力切替アイコン25bがタッチされると、それに応答してユーザーインターフェイス処理部59は、ソース機器65からの信号入力先を切替える。信号入力先としては、図5に図示していないが、例えばHDMI(登録商標)端子とDisplayPort端子が選択可能である
。
ローテートアイコン25dがタッチされると、それに応答してユーザーインターフェイス処理部59は、表示部13の画面表示を180°回転させる。これは、図3に示すように
対面して使用するときに説明者が画面設定を行った後相手方に見せるときに使用する。画面を180°回転させているときユーザーインターフェイス処理部59は、図6(b)に示
すローテートマーク27を表示部13に表示させる。再度ローテートアイコンがタッチされると、それに応答してユーザーインターフェイス処理部59は、表示部13の画面表示を元の状態に戻してローテートマーク27を消す。
の位置に表示させる。
ユーザは図6(a)に示すメニュー画面の指専用モードアイコン25e、ペン専用モードアイコン25fおよび指・ペンモードアイコン25gをタッチすることによって手動でタッチモードを選択することができる。
る。
続いて、ユーザーインターフェイス処理部59が実行するペン入力の受付およびタッチモード切り替えの処理について説明する。
図7および図8は、この実施形態におけるユーザーインターフェイス処理部59が実行する処理のうちペン入力の受付およびタッチモード切り替えに関連する処理を抜粋してその流れを示すフローチャートである。指入力の受付けを含む他の処理は単純化のために省略している。以下、フローチャートに沿って処理を説明する。
ステップS19でユーザーインターフェイス処理部59は、メニュー画面(図6(a)参照)を表示する要求があるか否かを調べる。要求がなければ(ステップS19のNo)、ルーチンは後述する図8のステップS41へと進む。
電源/メニューボタン21が押されてメニュー画面の表示要求がある場合(ステップS19のYes)、ユーザーインターフェイス処理部59は、表示部13にメニュー画面を表示させる(ステップS21)。
ペン専用モードアイコン25fがタッチされなかった場合(ステップS23のNo)、続いて指・ペンモードアイコン25gがタッチされたかを調べる(ステップS29)。指・ペンモードアイコン25gがタッチされた場合(ステップS29のYes)、指・ペンモードを選択し(ステップS31)、ペン入力許可フラグをセットした後(ステップS27)、ルーチンはステップS39へ進む。
プS39へ進む。
メニュー画面終了の要求がなければ(ステップS39のNo)、ルーチンは前述のステップS23へ戻り、タッチモードの選択が行われたか否かのチェックを繰り返す。一方、メニュー画面終了の要求があると(ステップS39のYes)、ルーチンは図8のステップS41へ進む。
ペン41が新たに接続された場合(ステップS41のYes)、ユーザーインターフェイス処理部59は、現在のタッチモードがペン専用モードか否かを調べる(ステップS43)。ペン専用モードであれば、ペン入力許可フラグをセットする(ステップS45)。即ち、タッチ入力制御部53が以後のペン41からの入力を受付けるようにする。そして、タッチモードとしてペン専用モードを維持する(ステップS47)。その後、ルーチンはステップS53へ進む。
現在のタッチモードが指・ペンモードでない場合(ステップS49のNo)、即ち、指専用モードである場合、ユーザーインターフェイス処理部59は、ペン入力許可フラグをリセットする(ステップS51)。即ち、タッチ入力制御部53が以後のペン41からの入力を受付けないようにする。その後、ルーチンはステップS53へ進む。
ステップS53で、ユーザーインターフェイス処理部59は、ペン41からの入力があるか調べる。入力がなければ、ルーチンは図7のステップS19へ戻りループする。
ンは図7のステップS19へ戻りループする。
以上、ユーザーインターフェイス処理部59が実行する処理のうち、ペン入力の受付およびタッチモード切り替えに関連する処理を抜粋して説明した。
また、処理部は、タッチ操作や操作指示を受付ける処理を行うものである。その具体的な態様は、例えば、マイクロコンピュータやCPU等のコンピュータを中心として前記コンピュータが実行する処理プログラムを記憶するメモリやタッチ入力デバイスとのインターフェイス回路を含む回路である。後述する実施形態において、処理部は、タッチ入力制御部、ユーザーインターフェイス処理部および操作処理部の3つのマイクロコンピュータの複合体に相当する。
また、ペン専用モードおよび指・ペンモードにおいて処理部は、汎用のスタイラスペンを用いたペンタッチ操作を受付けると共に、電子ペンを用いる場合はペンタッチ操作だけでなく前記接続部を介した操作指示を受付ける。
前記タッチ入力デバイスは、タッチ面積の大きさに基づいてペンタッチ操作および指タッチ操作を識別可能とするものであってもよい。
このようにすれば、ペン接続部への信号の有無ではなくタッチ面積に基づいてペンタッチ操作と指タッチ操作を識別できるので、電子ペンだけでなくペン先が尖った汎用のスタイラスペンを用いてもペンタッチ操作と指タッチ操作を正しく識別できる。
指・ペンモードが選択されているとき前記処理部は、ペンタッチ操作を受付けている期間は指タッチ操作を無視し、指タッチ操作を受付けている期間はペンタッチ操作を無視するようにしてもよい。
このようにすれば、ユーザは細かな文字の手書き入力を行うときはペン先をタッチしてから掌や手首をタッチすることでペンタッチ操作のみが受付けられ掌や手首のタッチ(タッチ面積が大きい指タッチ操作として検出される)が無視されるようにできるので、手書き入力を容易に行うことができる。
前記処理部は、指専用モード中に前記電子ペンが接続されて指専用モードを継続した後に指・ペンモードの選択を受付けたとき、以降は前記電子ペンによる入力を受付けるようにしてもよい。
このようにすれば、電子ペンが接続された後、ユーザの意志によって指・ペンモードが選択されたときは、それ以降電子ペンによる入力を受付けるようにできる。
前記処理部は、指・ペンモード中に前記電子ペンが接続された後はその接続に応答してペン専用モードに切替えるが、指専用モード中は前記電子ペンが接続されても指専用モードを継続するように処理してもよい。
このようにすれば、ユーザの意志により選択された指専用モード中に前記電子ペンが接続されても指専用モードを継続することによって前記電子ペンからの入力を無視できる。
前記処理部は、前記タッチ入力デバイスへのペンタッチ操作および指タッチ操作を受付けてペンタッチ操作か指タッチ操作かを判定するタッチ入力制御部と、指専用モード、ペン専用モードおよび指・ペンモードの選択を受付けるユーザーインターフェイス処理部と、前記電子ペンによる操作指示を受付けて前記タッチ入力デバイスにより検出されたペンタッチ操作および指タッチ操作との整合および調停を行う操作処理部とを含んでいてもよい。
前述した実施の形態の他にも、この発明について種々の変形例があり得る。それらの変形例は、この発明の範囲に属さないと解されるべきものではない。この発明には、請求の範囲と均等の意味および前記範囲内でのすべての変形とが含まれるべきである。
(1)ペンタッチ操作および指タッチ操作を識別可能に検出するタッチ入力デバイスと、
前記タッチ入力デバイスによる検出がペンタッチ操作か指タッチ操作かを判定する処理を行いかつペンタッチ操作を無視する指専用モード、指タッチ操作を無視するペン専用モードおよびペンタッチ操作と指タッチ操作とを受付ける指・ペンモードのユーザによる選択を受付ける処理部と、
操作用の電子ペンが接続されたときにその電子ペンからの信号を受けるペン接続部とを備え、
前記電子ペンは前記タッチ入力デバイスを介したペンタッチ操作のほかに前記ペン接続部を介した操作指示を入力し得るものであり、
前記処理部は、指・ペンモードが選択されかつ指タッチ操作を受付けている期間および指専用モードが選択されている期間は前記電子ペンによる入力を無視し、ペン専用モード中および指・ペンモード中に前記電子ペンが接続された後は前記電子ペンによる入力を受
付けるが、指専用モード中は前記電子ペンが接続されても前記電子ペンによる入力の無視を継続することを特徴とするタッチ操作機能付表示装置。
(2)前記タッチ入力デバイスは、タッチ面積の大きさに基づいてペンタッチ操作および指タッチ操作を識別可能とするものである請求項1に記載の表示装置。
(3)指・ペンモードが選択されているとき前記処理部は、ペンタッチ操作を受付けている期間は指タッチ操作を無視し、指タッチ操作を受付けている期間はペンタッチ操作を無視する請求項1または2に記載の表示装置。
(4)前記処理部は、指専用モード中に前記電子ペンが接続されて指専用モードを継続した後に指・ペンモードの選択を受付けたとき、以降は前記電子ペンによる入力を受付けるようにする請求項1〜3の何れか一つに記載の表示装置。
(5)前記処理部は、指・ペンモード中に前記電子ペンが接続された後はその接続に応答してペン専用モードに切替えるが、指専用モード中は前記電子ペンが接続されても指専用モードを継続する請求項1〜4の何れか一つに記載の表示装置。
(6)前記処理部は、前記タッチ入力デバイスへのペンタッチ操作および指タッチ操作を受付けてペンタッチ操作か指タッチ操作かを判定するタッチ入力制御部と、
指専用モード、ペン専用モードおよび指・ペンモードの選択を受付けるユーザーインターフェイス処理部と、
前記電子ペンによる操作指示を受付けて前記タッチ入力デバイスにより検出されたペンタッチ操作および指タッチ操作との整合および調停を行う操作処理部とを含む請求項1〜5の何れか一つに記載の表示装置。
Claims (10)
- ペンタッチ操作および指タッチ操作を識別可能に検出するタッチ入力デバイスと、
前記タッチ入力デバイスによる検出がペンタッチ操作か指タッチ操作かを判定する処理を行いかつペンタッチ操作を無視する指専用モード、指タッチ操作を無視するペン専用モードおよびペンタッチ操作と指タッチ操作とを受付ける指・ペンモードのユーザによる選択を受付ける処理部と、
操作用の電子ペンが接続されたときにその電子ペンからの信号を受けるペン接続部とを備え、
前記電子ペンは前記タッチ入力デバイスを介したペンタッチ操作のほかに前記ペン接続部を介した操作指示を入力し得るものであり、
前記処理部は、前記電子ペンの入力時または接続時における前記各モードの選択状態に応じて、前記電子ペンの入力を受け付けるか否かを判定することを特徴とするタッチ操作機能付表示装置。 - 前記処理部は、指・ペンモードが選択されかつ指タッチ操作を受付けている期間および指専用モードが選択されている期間は前記電子ペンによる入力を無視することを特徴とする請求項1に記載のタッチ操作機能付表示装置。
- 前記処理部は、ペン専用モード中および指・ペンモード中に前記電子ペンが接続された後は前記電子ペンによる入力を受付けるが、指専用モード中は前記電子ペンが接続されても前記電子ペンによる入力の無視を継続することを特徴とする請求項1または2に記載のタッチ操作機能付表示装置。
- 水平置き状態か縦置き状態かを検出する状態検出手段をさらに備え、
前記処理部は、前記電子ペンの入力時または接続時における、前記各モードの選択状態及び前記状態検出手段の検出結果に応じて、前記電子ペンの入力を受け付けるか否かを判定することを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載のタッチ操作機能付表示装置。 - 前記タッチ入力デバイスは、タッチ面積の大きさに基づいてペンタッチ操作および指タッチ操作を識別可能とするものである請求項1〜4の何れか一つに記載のタッチ操作機能付表示装置。
- 指・ペンモードが選択されているとき前記処理部は、ペンタッチ操作を受付けている期間は指タッチ操作を無視し、指タッチ操作を受付けている期間はペンタッチ操作を無視する請求項1〜5の何れか一つに記載のタッチ操作機能付表示装置。
- 前記処理部は、指専用モード中に前記電子ペンが接続されて指専用モードを継続した後に指・ペンモードの選択を受付けたとき、以降は前記電子ペンによる入力を受付けるようにする請求項1〜6の何れか一つに記載のタッチ操作機能付表示装置。
- 前記処理部は、指・ペンモード中に前記電子ペンが接続された後はその接続に応答してペン専用モードに切替えるが、指専用モード中は前記電子ペンが接続されても指専用モードを継続する請求項1〜7の何れか一つに記載のタッチ操作機能付表示装置。
- 前記処理部は、前記タッチ入力デバイスへのペンタッチ操作および指タッチ操作を受付けてペンタッチ操作か指タッチ操作かを判定するタッチ入力制御部と、
指専用モード、ペン専用モードおよび指・ペンモードの選択を受付けるユーザーインターフェイス処理部と、
前記電子ペンによる操作指示を受付けて前記タッチ入力デバイスにより検出されたペン
タッチ操作および指タッチ操作との整合および調停を行う操作処理部とを含む請求項1〜8の何れか一つに記載のタッチ操作機能付表示装置。 - ペンタッチ操作および指タッチ操作を識別可能に検出するタッチ入力デバイスのタッチ操作制御方法であって、
前記タッチ入力デバイスによる検出がペンタッチ操作か指タッチ操作かを判定する処理を行うステップと、
ペンタッチ操作を無視する指専用モード、指タッチ操作を無視するペン専用モードおよびペンタッチ操作と指タッチ操作とを受付ける指・ペンモードのユーザによる選択を受付けるステップと、
操作用の電子ペンが接続されたときにその電子ペンからの信号を受けるステップと、
前記電子ペンは前記タッチ入力デバイスを介したペンタッチ操作のほかに前記ペン接続部を介した操作指示を入力し得るものであり、
前記処理部が、前記電子ペンの入力時における前記各モードの選択状態に応じて、前記電子ペンの入力を受け付けるか否かを判定するステップを備える、ことを特徴とするタッチ操作制御方法。
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