JPH09138625A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09138625A
JPH09138625A JP7294467A JP29446795A JPH09138625A JP H09138625 A JPH09138625 A JP H09138625A JP 7294467 A JP7294467 A JP 7294467A JP 29446795 A JP29446795 A JP 29446795A JP H09138625 A JPH09138625 A JP H09138625A
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JP
Japan
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speed
motor
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copying
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Pending
Application number
JP7294467A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Harada
博之 原田
Takayuki Tojo
高之 東條
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mita Industrial Co Ltd filed Critical Mita Industrial Co Ltd
Priority to JP7294467A priority Critical patent/JPH09138625A/ja
Publication of JPH09138625A publication Critical patent/JPH09138625A/ja
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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】DFのモータの温度Tを取り込み、この取
り込まれた温度Tがしきい値TTH以上である場合、モー
タの回転速度が低下していると判断し、すべてのモータ
の回転速度を通常の回転速度よりも低い速度に一律に低
下させる。その結果、原稿供給速度は低下する(S3)。そ
の後、低速モードに移行した旨を本体側に通知する(S
4)。本体側では、低速モードに移行した旨が通知される
と、DFの速度低下に合わせて複写速度を低下させる。
たとえば、光源を含む第1移動枠体等のスタートタイミ
ングやリターン速度を低下させる。 【効果】本体における無駄な高速動作を防止できる。し
たがって、無駄な電力消費を抑えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば互いに連
動して行われる原稿供給機能および複写機能を予め設定
されている通常の原稿供給速度および複写速度でそれぞ
れ実行するための自動原稿供給装置および複写機本体を
含む複写機等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機やファクシミリ装置には、一般
に、互いに連動して行われる機能をそれぞれ実行するた
めの2つの機能実行部が備えられている。たとえば複写
機には、原稿を所定位置へ自動的にセットするための自
動原稿供給装置、および上記原稿搬送動作に連動して動
作し、当該原稿画像を複写紙に複写する複写機本体が備
えられている。
【0003】自動原稿供給装置は、たとえば原稿用給紙
モータ、原稿用搬送モータおよび排出モータをそれぞれ
駆動源として有する。各モータは、複写機本体から与え
られる搬送開始許可信号等の制御信号に基づいて動作さ
せられる。このとき、各モータは、予め設定されている
通常のタイミングでオンされ、その後は通常の回転速度
で動作させられ、そのうえ相互に同期するように制御さ
れる。すなわち、自動原稿供給装置は、予め設定された
原稿供給速度で原稿を供給/排紙する。
【0004】複写機本体は、たとえば光学系駆動モー
タ、ドラムモータ、複写紙用給紙モータおよび複写紙用
搬送モータをそれぞれ駆動源として有する。各モータ
は、自動原稿供給装置から与えられる制御信号(たとえ
ば、原稿が予め定める給紙位置に達したことを示す原稿
到達信号等。)に基づいて動作させられる。このとき、
各モータは、予め設定されている通常のタイミングでオ
ンされ、その後は通常の回転速度で動作させられる。す
なわち、複写機本体は、予め定められた複写速度で動作
する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、モータの回
転速度は、温度上昇、駆動電圧低下、励磁磁束密度の低
下等の様々な要因によって低下する場合がある。たとえ
ば、自動原稿供給装置の原稿用搬送モータの回転速度が
低下した場合、原稿の供給速度は低下する。その結果、
原稿が所定位置へセットされるまでの時間が通常よりも
遅くなる。一方、複写機本体側のモータは、通常のタイ
ミングでオンされ、通常の回転速度で動作させられる。
その結果、たとえば光学系は次の複写動作のためホーム
ポジションまで高速にリターンする。しかしながら、複
写機本体では、原稿がセットされるまで次の複写動作を
待機させておく必要がある。
【0006】逆の場合も同様である。すなわち、たとえ
ば複写機本体の複写紙用給紙モータの回転速度が低下し
た場合、たとえば光学系はホームポジションに達してい
ないのに、自動原稿供給装置では、モータが通常のタイ
ミングでオンされ、通常の回転速度で回転させられた結
果、次の原稿がすでにセットされているという事態が生
じる。しかしながら、複写動作は光学系がホームポジシ
ョンに復帰した後に行われるので、自動原稿供給装置で
は、次の原稿供給動作を待機させておく必要がある。
【0007】このように、自動原稿供給装置および複写
機本体のいずれか一方の動作速度が通常の動作速度より
も低い速度に低下した場合でも、他方は通常の動作速度
で動作する。にもかかわらず、複写機全体の動作速度は
遅くなる。したがって、電力を無駄に消費することにな
る。一方、複写機全体として動作速度が急に低下した場
合、従来では、その理由は、点検等を行った結果始めて
知ることができるに過ぎない。したがって、ユーザに無
用の不安を懐かせるおそれがある。
【0008】そこで、本発明の目的は、上述の技術的課
題を解決し、互いに連動して行われる機能をそれぞれ実
行するための2つの機能実行部を含む画像形成装置にお
いて、いずれか一方の機能実行部の動作速度が通常速度
よりも低い速度になった場合でも、無駄な電力消費を抑
えることができる画像形成装置を提供することである。
【0009】また、本発明の他の目的は、動作速度が急
に低下した場合でも、ユーザに不安を懐かせることのな
い画像形成装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の請求項1記載の画像形成装置は、互いに連動して行わ
れる所定機能を予め設定されている通常の動作速度でそ
れぞれ実行するための2つの機能実行部を含む画像形成
装置であって、一方の機能実行部の動作速度が上記通常
の動作速度よりも低い速度であるか否かを監視するため
の速度監視手段と、この速度監視手段で上記動作速度が
上記通常の動作速度よりも低い速度であると判別される
と、他方の機能実行部の動作速度を上記通常の動作速度
よりも低い速度に低下させる速度制御手段とを含むこと
を特徴とする。
【0011】この構成では、一方の機能実行部の動作速
度が通常の動作速度よりも低い速度である場合には、他
方の機能実行部の動作速度が通常速度よりも低い速度に
低下させられる。すなわち、他方の機能実行部において
無駄な高速動作が行われることはない。そのため、無駄
な電力消費を抑えることができる。上記各機能実行部が
所定機能を実行するための駆動源としてモータを含むも
のである場合、動作速度が通常の動作速度よりも低い速
度となるのは、モータの回転速度低下が主たる原因であ
る。また、モータの回転速度の低下は、モータの温度上
昇、モータへの駆動電圧の低下、モータの励磁磁束密度
の低下等が原因となっている。
【0012】そこで、このような場合、上記速度監視手
段は、たとえばモータの温度を検出する手段、検出され
た温度が予め定めるしきい値以上であるか否かを判別す
る手段、および温度がしきい値以上であると判別された
場合に、モータの回転速度は通常の回転速度よりも低い
速度であると判断し、動作速度が通常の動作速度よりも
低い速度であると判別する手段を備えるものであっても
よい。
【0013】また、上記速度監視手段は、たとえばモー
タの回転速度を検出する手段、モータの回転速度がしき
い値未満であるか否かを判別する手段、および回転速度
がしきい値未満であると判別された場合に、動作速度が
通常の動作速度よりも低い速度であると判別する手段を
備えるものであってもよい。また、機能実行部が同期回
転させるべき複数のモータを含むものである場合、いず
れかのモータの回転速度が通常の回転速度が通常の回転
速度よりも低い速度であると判別されたときには、すべ
てのモータの回転速度をそれぞれ所定速度に低下させる
ようにしてもよい。すなわち、たとえば上記機能実行部
がシート体を供給する機能を実行するものである場合、
同期回転させるべき複数のモータの回転速度が互いに異
なれば、ジャム等が発生するおそれがあるからである。
【0014】請求項2記載の画像形成装置は、上記請求
項1記載の画像形成装置であって、上記他方の機能実行
部の動作モードが特定モードであるか否かを判別するた
めのモード判別手段をさらに含み、上記速度制御手段
は、上記モード判別手段で動作モードが特定モードであ
ると判別されたときにのみ動作するものであることを特
徴とする。
【0015】たとえば複写機において、一方の機能実行
部である自動原稿供給装置の動作速度が通常速度よりも
低下した場合でも、他方の機能実行部である複写機本体
の動作速度を低下させるよりむしろ通常速度のままであ
る方が好ましい場合がある。たとえば1枚の原稿に対し
て複数回の複写動作を実行する場合には、通常速度のま
まの方が複数枚の複写紙に原稿画像を迅速に複写でき
る。一方、たとえば1枚の原稿に対して1回の複写動作
を実行するような場合(ワンツーワンモード)には、複
写機側だけが高速に動作しても無駄である。
【0016】そのため、上記請求項2記載の構成のよう
に、ワンツーワンモード等の特定モードが動作モードと
されている場合にのみ動作速度を低下させるようにする
方が好ましい。請求項3記載の画像形成装置は、上記請
求項1または2記載の画像形成装置であって、上記速度
制御手段が動作したか否かを判別するための動作判別手
段と、この動作判別手段で上記速度制御手段が動作した
と判別されると、動作速度が上記通常速度よりも低い速
度である旨を報知する報知手段とをさらに含むことを特
徴とする。
【0017】この構成では、他方の機能実行部の動作速
度が通常速度よりも低い速度に低下された場合には、そ
の旨が報知される。したがって、動作速度が急に低下し
たとしても、ユーザに不安を懐かせることはない。な
お、報知手段としては、たとえば低速表示をする手段、
低速である旨を音声出力する手段、ブザー音等を発生す
る手段、が考えられる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下では、本発明の実施の形態
を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発
明の第1実施形態が適用された複写機の内部構成を示す
概略図である。この複写機は、複写機本体(以下「本
体」という。)1と、本体1の上面に装着された自動原
稿供給装置(以下「DF」という。)8とを備えてい
る。
【0019】本体1の上面には、透明な原稿台10が配
置されている。複写を行う際には、複写すべき原稿は、
原稿台10に基準線11に沿わせた状態でセットされ
る。DF8は、原稿を上記原稿台10に自動的にセット
するためのもので、複写すべき原稿を載置するための原
稿載置台80を備えている。また、DF8は、原稿搬送
機構として、給紙ローラ81、搬送ベルト82および排
出ローラ83を備えている。さらに、DF8は、駆動源
として、給紙ローラ81、搬送ベルト82および排出ロ
ーラ83をそれぞれ駆動するための原稿用給紙モータG
1 、原稿用搬送モータGM2 および排出モータGM3
を備えている。
【0020】各モータGM1 ,GM2 ,GM3 は、それ
ぞれ予め定められたタイミングでオンされ、その後は通
常の回転速度で動作させられ、そのうえ相互に同期する
ように制御される。その結果、給紙ローラ81、搬送ベ
ルト82および排出ローラ83は、それぞれ予め定めら
れたタイミングで回転を開始し、その後は通常の周速で
回転する。すなわち、DF8は、予め定められた通常の
原稿供給速度で原稿を供給/排紙する。
【0021】原稿載置台80に載置された原稿は、給紙
ローラ81によって1枚ずつ取り出され、給紙経路84
に矢印Aの方向に沿って導かれる。給紙経路84に導か
れた原稿は、搬送ベルト82によって原稿台10にセッ
トされる。このとき、原稿は、フラッパ12により基準
線11に沿った状態でセットされる。原稿台10にセッ
トされた原稿は、複写動作終了後、搬送ベルト81によ
って図1において右方向に搬送され、排紙経路85に導
かれる。排紙経路85に導かれた原稿は、排出ローラ8
3によって矢印Bの方向に搬送され、排紙位置86に排
紙される。
【0022】排出ローラ83の近傍には、分離板87お
よび分離爪88が備えられている。分離爪88は、図1
において上下方向に回動可能なものである。分離板87
および分離爪88は、搬送ベルト82によって搬送され
てきた原稿のうち両面原稿を原稿台10に再セットする
ために備えられている。すなわち、複写すべき原稿が片
面原稿の場合、分離爪88は図において下方向に回動さ
れた位置にある。その結果、排紙経路85に導かれてき
た原稿は排紙位置26に排紙される。
【0023】一方、複写すべき原稿が両面原稿の場合、
分離爪88は図において上方向に回動された位置に制御
される。これにより、排紙経路85から排紙位置86に
至る経路が遮断される。その結果、排紙経路85に導か
れてきた原稿は、反転経路89に導かれた後、分離板8
7によって原稿台10に導かれる。このとき、原稿面は
反転されている。その後、原稿は、搬送ベルト81によ
って図1において左方向に搬送され、基準線11に沿っ
た状態で再セットされる。
【0024】本体1の内部には、原稿読取部20が備え
られている。原稿読取部20は、第1移動枠体21およ
び第2移動枠体22を備えている。第1移動枠体21
は、光源21aおよび第1反射鏡21bを含むものであ
る。第2移動枠体22は、第2反射鏡22aおよび第3
反射鏡22bを含むものである。また、原稿読取部20
は、ズームレンズ23および第4反射鏡24を備えてい
る。
【0025】光源21aから発生した光は、原稿台10
にセットされた原稿で反射される。当該反射光(図中一
点鎖線で示す。)は、第1反射鏡21b、第2反射鏡2
2aおよび第3反射鏡22bによって反射され、ズーム
レンズ23を介して、第4反射鏡24によってさらに反
射され、感光体ドラム31の表面に導かれる。第1移動
枠体21および第2移動枠体22は、原稿台10にセッ
トされた原稿を照明走査するため、図1において左右方
向に往復移動できるようにされている。すなわち、原稿
読取部20は、第1移動枠体21および第2移動枠体2
2を往復移動させるための構成として、ワイヤ25およ
び光学系駆動モータHM1 を備えている。
【0026】ワイヤ25は、固定端26aから可動プー
リ27を介して固定プーリ28に導かれ、その後固定プ
ーリ29に複数回巻き回された後可動プーリ27を介し
て固定端26bで固定される。第1移動枠体21は、上
記ワイヤ25の途中部に固定されている。第2移動枠体
21は、上記可動プーリ27に固定されている。光学系
駆動モータHM1 で発生した駆動力は、固定プーリ29
に伝達される。
【0027】原稿照明時、光学系駆動モータHM1 によ
って固定プーリ29が正転方向に回転駆動される。その
結果、ワイヤ25は図1において右方向に移動する。こ
れに伴い、第1移動枠体21および第2移動枠体22も
右方向に移動する。このとき、第2移動枠体22は、第
1移動枠体21の移動速度の1/2の移動速度で移動す
る。これにより、原稿からの反射光の感光体ドラム31
までの光路長は常に一定に保たれる。
【0028】原稿照明後、固定プーリ29は、光学系駆
動モータHM1 によって逆転方向に回転駆動される。そ
の結果、ワイヤ25は図1において左方向に移動する。
これにより、第1移動枠体21および第2移動枠体は、
元のホームポジションに戻される。光学系駆動モータH
1 は、予め定められた通常のタイミングでオンされ、
その後は通常の回転速度で動作させられる。したがっ
て、ワイヤ25は、通常のタイミングで移動を開始し、
その後は通常の速度で移動する。そのため、第1移動枠
体21および第2移動枠体22は、基本的に、通常のス
タートタイミング、移動速度およびリターン速度で動作
する。
【0029】画像形成部30は、上記感光体ドラム3
1、メインチャージャ32、現像装置33、転写チャー
ジャ34、分離チャージャ35を備えている。感光体ド
ラム31および現像装置33は、ドラムモータHM2
よって矢印Cおよび矢印Dの方向にそれぞれ回転駆動さ
れる。複写時、ドラムモータHM2 によって感光体ドラ
ム31は回転駆動される。これに伴い、感光体ドラム3
1の表面は、メインチャージャ32によって一様に帯電
される。その後、感光体ドラム31の表面に原稿画像に
対応する反射光が導かれ、原稿画像に対応した静電潜像
が形成される。静電潜像は、現像装置33によりトナー
像に顕像化される。トナー像は、転写チャージャ34に
よって複写紙に転写される。転写後の複写紙は、分離チ
ャージャ35によって分離される。
【0030】ドラムモータHM2 は、予め定められた通
常のタイミングでオンされ、その後は通常の回転速度で
動作させられる。したがって、感光体ドラム31および
現像装置33は、通常のタイミングで回転を開始し、そ
の後は通常の周速で回転する。そのため、トナー像は、
予め定められた通常の転写速度で複写紙に転写される。
【0031】複写紙は、給紙部40から給紙される。給
紙部40は、複写紙を収容するための給紙カセット4
1、給紙ローラ42、一対の第1搬送ローラ43および
一対の第2搬送ローラ44を備えている。給紙ローラ4
2は、給紙カセット41に収容されている複写紙を1枚
ずつ取り出すためのものである。第1搬送ローラ43お
よび第2搬送ローラ44は、給紙ローラ42により取り
出された複写紙を画像形成部30に向けて搬送するため
のものである。
【0032】給紙部40は、さらに、各ローラ42,4
3,44の駆動源として、複写紙用給紙モータHM3
備えている。複写紙用給紙モータHM3 で発生した駆動
力は、給紙クラッチ42a,43a,44aを介して、
それぞれ、給紙ローラ42、第1搬送ローラ43および
第2搬送ローラ44に伝達されるようにされている。複
写紙用給紙モータHM3 は、通常の回転速度で回転する
ように制御される。また、給紙クラッチ42a,43
a,44aは、通常のタイミングでオンされる。したが
って、各ローラ42,43,44は、通常のタイミング
で回転を開始し、その後は通常の周速で回転する。その
結果、給紙カセット41から取り出された複写紙は、基
本的に、通常のタイミングで搬送が開始され、その後は
通常の搬送速度で搬送される。
【0033】感光体ドラム31の複写紙搬送方向上流側
には、レジストローラ50が備えられている。レジスト
ローラ50は、給紙カセット41から搬送されてきた複
写紙をいったん停止させ、感光体ドラム31の回転とタ
イミングを合わせて、感光体ドラム31に給紙するため
のものである。感光体ドラム31の複写紙搬送方向下流
側には、搬送ベルト60および一対の定着ローラ61が
備えられている。定着ローラ61には、ハロゲンヒータ
61aが備えられている。分離チャージャ34によって
感光体ドラム31から分離された複写紙は、搬送ベルト
60によって定着ローラ61に導かれる。その結果、ハ
ロゲンヒータ61aの熱によって転写されたトナー像が
複写紙に定着される。定着後の複写紙は、排紙トレイ7
0に排紙される。
【0034】レジストローラ50、搬送ベルト60およ
び定着ローラ61は、複写紙用搬送モータHM4 によっ
て回転駆動される。そのうち、レジストローラ50は、
クラッチ50aを介して駆動力が伝達される。レジスト
ローラ50は、感光体ドラム31の回転とタイミングを
合わせて回転する必要があるためである。複写紙用搬送
モータHM4 は、通常の回転速度で回転するように制御
される。また、クラッチ50aは、通常のタイミングで
オンされる。したがって、レジストローラ50は、通常
のタイミングで回転を開始する。また、搬送ベルト60
および定着ローラ61は、通常の周速で回転する。その
ため、レジストローラ50から下流側へ向かう複写紙
は、基本的に、通常の搬送速度で搬送されるとともに、
トナー像は、通常の定着速度で複写紙に定着される。
【0035】以上のように、本体1では、第1移動枠体
21等のスタートタイミング、移動速度およびリターン
速度、感光体ドラム31の回転等による転写開始タイミ
ングおよび転写速度、複写紙の搬送開始タイミングおよ
び搬送速度、トナー像の定着速度等は、基本的に、予め
定められたタイミングおよび速度に設定されている。す
なわち、本体1における複写動作は、予め定められた通
常の複写速度で行われる。
【0036】図2は、上記原稿読取部20の構成を上か
ら見た図である。この図2を参照して、原稿読取部20
の構成について追加説明する。第1移動枠体21の両端
には、突出部21aがそれぞれ設けられている。この突
出部21にワイヤ25の途中部が固定されている。第2
移動枠体22には、両端に突出部22aがそれぞれ設け
られている。この突出部22aが可動プーリ27に固定
されている。
【0037】一対の固定プーリ29の間は、固定プーリ
連結シャフト90によって連結されている。固定プーリ
連結シャフト90の一端は、一方の固定プーリ29を突
き抜けて従動側タイミングプーリ91に連結されてい
る。従動側タイミングプーリ91は、無端状のタイミン
グベルト92を介して、モータ側タイミングプーリ93
に連結されている。モータ側タイミングプーリ93に
は、光学系駆動モータHM 1 の回転軸94が連結されて
いる。光学系駆動モータHM1 は、サーボコントローラ
95によってその動作が制御される。
【0038】この構成において、サーボコントローラ9
5の制御により光学系駆動モータHM1 がオンされる
と、その駆動力が回転軸94、モータ側タイミングプー
リ93、タイミングベルト92および従動側タイミング
プーリ91を介して、固定プーリ連結シャフト90に伝
達される。その結果、固定プーリ29が回転駆動され、
第1移動枠体21および第2移動枠体22が図2におい
て左右方向に移動する。
【0039】図3は、この複写機の電気的構成を示すブ
ロック図である。複写機には、DF制御部100および
複写機制御部120が備えられている。DF制御部10
0は、たとえばマイクロコンピュータで構成されたもの
で、DF8の制御中枢として機能するものである。複写
機制御部120は、同じくマイクロコンピュータ等で構
成されたもので、本体1の制御中枢として機能するもの
である。両制御部100,120は、電気的に接続さ
れ、所定の制御信号の送受が行われる。両制御部10
0,120は、与えられた制御信号に基づいて、所定の
制御を実行する。すなわち、DF8と本体1とは、互い
に連動して動作する。
【0040】DF制御部100には、給紙モータ用温度
センサ(TS)S1 、搬送モータ用温度センサ(TS)
2 および排出モータ用温度センサ(TS)S3 からそ
れぞれ検出信号が与えられるようにされている。各セン
サS1 ,S2 ,S3 (以下総称するときは「温度センサ
S」という。)は、それぞれ、図1に示すように、原稿
用給紙モータGM1 、原稿用搬送モータGM2 および排
出モータGM3 (以下総称するときは「モータGM」と
いう。)に関連して配置され、それらの温度T 1
2 ,T3 (以下総称するときは「温度T」という。)
をそれぞれ検出するためのものである。
【0041】DF制御部100は、複写機制御部120
から与えられる制御信号、および温度センサSで検出さ
れた温度T等に基づいて、原稿用給紙モータGM1 、原
稿用搬送モータGM2 および排出モータGM3 のオン/
オフ、回転速度等を制御する。複写制御部120には、
複写動作の開始を指示するためのスタートキー121、
ワンツーワンモード等の動作モードを指定するための複
写枚数セットキー122等からの信号が与えられるよう
にされている。ワンツーワンモードとは、1枚の原稿に
対して1回の複写動作をするモードである。
【0042】複写機制御部120は、各キー121,1
22から与えられる信号、DF制御部100から与えら
れる制御信号等に基づいて、光学系駆動モータHM1
ドラムモータHM2 、複写紙用給紙モータHM3 、複写
紙用搬送モータHM4 (以下総称するときは「モータH
M」という。)、レジストクラッチ50a、給紙クラッ
チ42a,43a,44aのオン/オフ、および回転速
度等を制御する。なお、複写機制御部120は、光学系
駆動モータHM1 を制御する際には、サーボコントロー
ラ95(図2参照。)を制御する。また、複写機制御部
120は、表示部123をオン/オフ制御する。表示部
123は、オン制御された場合にのみ「低速」を表示す
るものである。さらに、複写機制御部120は、ハロゲ
ンヒータ61aのオン/オフを制御する。
【0043】図4は、DF制御部100における原稿供
給処理の前処理を説明するためのフローチャートであ
る。図5は、複写機制御部120における複写処理の前
処理を説明するためのフローチャートである。以下で
は、図4および図5を参照して、各前処理について説明
する。複写実行時、ユーザは、原稿をDF8の原稿載置
台80に載置し、所望の動作モードを複写枚数設定キー
122から複写枚数を設定する。このとき、1枚が設定
されると、複写機の動作モードはワンツーワンモードと
なる。その後、スタートキー121を操作して複写動作
の開始を指示する。
【0044】複写機制御部120は、スタートキー12
1の操作に応答して、DF制御部100に原稿供給開始
信号を与える。DF制御部100は、複写機制御部12
0から原稿供給開始信号が与えられたか否かを監視して
いる(図4のステップS1)。その結果、原稿供給開始
信号が与えられたと判別されると、温度センサSで検出
されている温度Tを取り込む。その後、この取り込まれ
た温度Tのうち少なくとも1つが予め定めるしきい値T
TH(たとえばTTH=85℃)以上であるか否かを判別す
る(ステップS2)。
【0045】モータGMの温度Tは、モータMの動作状
態に依存する。たとえば、モータGMが大きな負荷が作
用している状態で長時間回転している場合には、温度T
は高くなる。このような場合、モータGMの温度Tはし
きい値TTHを越えることがあり得る。温度Tがしきい値
THを越えると、モータGMの性能が劣化し、たとえば
モータGMの回転速度が通常の回転速度よりも低い速度
に低下する。
【0046】一方、複数のモータGMのうちいずれか1
つの回転速度が通常の回転速度よりも低い速度に低下す
ると、DF8内の給紙ローラ81、搬送ベルト82およ
び排出ローラ83の各周速に差が生じ、原稿ジャム等が
発生するおそれがある。そこで、DF制御部100は、
上記ステップS2での判別の結果、温度Tのうち少なく
とも1つがしきい値TTH以上であると判別されると、い
ずれかのモータの性能が劣化していると判断し、すべて
のモータGM1 ,GM2 ,GM3 の回転速度を通常の回
転速度よりも低い速度に一律に低下させる(ステップS
3)。その結果、給紙ローラ81等の周速は通常の周速
よりも低い速度に一律に低下する。これにより、DF8
内の原稿供給速度は通常の搬送速度よりも低い一定速度
となり、原稿ジャム等の発生を防止できる。
【0047】一方、すべての温度Tがしきい値TTH未満
であると判別されると、モータGMは正常であると判断
し、給紙ローラ81等の周速が通常の周速になるよう
に、モータGMの回転速度を通常の回転速度に設定する
(ステップS5)。その結果、DF8内の原稿供給速度
は通常の搬送速度となる。ところで、DF8における原
稿の搬送に連動して複写動作を実行する本体1では、上
述したように、通常の複写速度で複写動作が行われるよ
うになっている。一方、本体1では、DF8における原
稿の搬送に連動して複写動作が実行されるので、本体1
における複写速度はDF8における原稿供給速度に合わ
せる必要がある。
【0048】そこで、DF制御部100は、原稿供給速
度がどの程度の速度であるかを複写機制御部120に通
知することとしている。具体的には、原稿供給速度が通
常の原稿供給速度よりも低い速度である場合には、複写
機制御部120に低速モードである旨を通知し(ステッ
プS4)、原稿供給速度が通常の原稿供給速度である場
合には、複写機制御部120に通常モードである旨を通
知する(ステップS6)。その後、原稿供給動作を開始
する(ステップS7)。
【0049】一方、複写機制御部120は、図5に示す
ように、スタートキー121が操作されたことに応答し
て複写動作の開始が指示されたと判別すると(ステップ
T1のYES)、DF制御部100から低速モードであ
る旨が通知されたか否かを判別する(ステップT2)。
その結果、DF制御部100から低速モードではなく通
常モードが通知されたと判別されると、モータHM等を
制御し、複写速度が通常の複写速度となるようにする
(ステップT7)。その後、表示部123をオフ制御す
る(ステップT8)。これにより、もしも「低速」表示
されている場合には、当該「低速」表示はオフされる。
その後、複写動作が開始される(ステップT6)。
【0050】一方、DF制御部100から低速モードが
通知されたと判別されると、まず、動作モードはワンツ
ーワンモードであるか否かを判別する(ステップT
3)。ワンツーワンモードは、上述のように、1枚の原
稿に対して1回の複写動作を行うためのモードである。
したがって、これ以外の動作モードでは、1枚の原稿に
対して複数回の複写動作が行われる。たとえば、原稿画
像を複数枚の複写紙に転写するような動作である。この
場合、複写紙を連続的に給紙し、かつ当該複写紙に連続
的に原稿画像に対応するトナー像を転写して定着する必
要がある。すなわち、本体1は、通常どおり、高速動作
する方が好ましい。
【0051】そこで、上記ステップT3での判別の結
果、動作モードがワンツーワンモードでないと判別され
ると、複写速度が通常の複写速度になるように、モータ
HMが制御され、表示部123をオフ制御する(ステッ
プT7,T8)。一方、動作モードがワンツーワンモー
ドであると判別されると、複写速度を通常の複写速度よ
りも低い速度に低下させる(ステップT4)。
【0052】具体的には、光学系駆動モータHM1 、ド
ラムモータHM2 、複写紙用給紙モータH3 、複写紙用
搬送モータHM4 の動作開始タイミングを遅らせる。こ
れにより、第1移動枠体21のスタートタイミング、感
光体ドラム31の回転開始のタイミング、複写紙の搬送
開始タイミング、搬送ベルト60や定着ローラ61の動
作開始タイミングを遅らせる。
【0053】また、光学系駆動モータHM1 の回転速度
を通常の回転速度よりも低い速度に低下させて第1移動
枠体21等の移動速度やリターン速度を遅らせる。ま
た、定着ローラ60に備えられているハロゲンヒータ6
1aの立ち上がりを緩やかにしたりパワーを落とす。こ
れにより、本体1における複写速度をDF8における原
稿供給速度に合わせることができる。
【0054】その後、表示部123をオン制御する(ス
テップT5)。その結果、表示部123には、「低速」
が表示される。これにより、ユーザに低速動作している
ことを知らせることができる。その後、複写動作を開始
する(ステップT6)。以上のようにこの第1実施形態
の複写機によれば、DF8が通常の原稿供給速度よりも
低い速度で原稿を供給/排紙する場合には、これに合わ
せて本体1における複写動作も通常の複写速度よりも低
い複写速度で行われるので、本体1における無駄な高速
動作を防止できる。したがって、無駄な電力消費を抑え
ることができる。特に、ハロゲンヒータ61aのパワー
を落としたときには、無駄な電力消費をさらに抑えるこ
とができる。そのため、コストダウンを図ることができ
るとともに、本体1の長寿命化に寄与することができ
る。
【0055】また、DF8および本体1の原稿供給速度
および複写速度が低下した場合には「低速」表示がされ
るので、複写機全体の動作速度低下に起因する無用な不
安をユーザに懐かせないですむ。なお、上記実施形態で
は、低速モードであることを表示部123で表示するよ
うにしているが、たとえば低速モードである旨を音声出
力したり、ブザー音等を発生させたりするようにしても
よい。
【0056】図6は、本発明の第2実施形態が適用され
た複写機の電気的構成を示すブロック図である。図6に
おいて、図3と同じ機能部分については同一の参照符号
を使用する。上記第1実施形態では、DF8におけるモ
ータGMの温度Tを監視してモータGMの回転速度の低
下を監視し、その結果に基づいて本体1における複写速
度を制御しているのに対して、この第2実施形態では、
モータGMの回転速度そのものを監視し、その結果に基
づいて複写速度を制御する、という点で異なる。
【0057】すなわち、モータGMの回転速度の低下
は、モータGMの温度Tだけでなく、モータGMの駆動
電圧の低下、モータGMの励磁磁束密度の低下によって
も生じる。このような場合、モータGMの温度Tを監視
しても、モータGMの回転速度の低下を検知することは
できない。そこで、各モータGM1 ,GM2 ,GM3
回転軸に、たとえば放射状に多数のスリットを有する回
転円板(パルス板)を取り付け、この回転円板にそれぞ
れ給紙モータ用フォトインタラプタ200、搬送モータ
用フォトインタラプタ201および排出モータ用フォト
インタラプタ202を光学的に結合させる(図1参
照。)。その結果、各フォトインタラプタ200,20
1,202からは、各モータGM1 ,GM2 ,GM3
回転に伴う回転に応じたパルスが出力される。そして、
図6に示すように、給紙モータ用フォトインタラプタ
(FG)200、搬送モータ用フォトインタラプタ(F
G)201、および排出モータ用フォトインタラプタ
(FG)202から出力されるパルスをDF制御部10
0に入力させる。
【0058】DF制御部100は、上記各フォトインタ
ラプタ200,201,202から与えられるパルス数
に基づいて各モータGM1 ,GM2 ,GM3 の回転速度
を監視する。すなわち、当該回転速度が予め定めるしき
い値未満であるか否かを監視する。その結果、回転速度
がしきい値未満であると判別されると、上記第1実施形
態と同様に、モータGMの回転速度を通常の回転速度よ
りも低い速度に一律に低下させて原稿供給速度を低下さ
せるとともに、複写機制御部120に低速モードである
旨を通知する。その結果、複写機制御部120は、モー
タHM等を制御し、複写速度を通常の複写速度よりも低
い速度に低下させる。これにより、複写速度をDF8に
おける原稿供給速度に合わせることができる。
【0059】本発明の実施の形態は以上のとおりである
が、本発明は上述の実施形態に限定されるものではな
い。たとえば上記各実施形態では、DF8における原稿
供給速度の低下を監視し、これに応じて本体1における
複写速度を制御する場合について説明しているが、たと
えば本体1における複写速度を監視し、これに応じてD
F8における原稿供給速度を制御するようにしてもよ
い。
【0060】すなわち、光学系駆動モータHM1 、ドラ
ムモータHM2 、複写紙用給紙モータHM3 、複写紙用
搬送モータHM4 に、それぞれ、温度センサまたはフォ
トインタラプタを設け、各モータHM1 ,HM2 ,HM
3 ,HM4 の温度Tまたは回転速度を監視するようにす
る。この構成において、温度Tのうち少なくとも1つの
温度がしきい値TTH以下、または回転速度のうちいずれ
か1つの回転速度がしきい値以下である場合、モータH
Mの回転速度を通常の回転速度よりも低い速度に低下さ
せたりして複写速度を低下させるとともに、低速モード
である旨をDF8側に通知する。この通知を受けたDF
8側では、本体1に合わせて、モータGM等を制御し、
原稿供給速度を通常の原稿供給速度よりも低い速度に低
下させる。
【0061】このように、本体1における複写速度が通
常の複写速度よりも低い速度である場合には、これに合
わせてDF8における原稿供給速度を通常の原稿供給速
度よりも低い速度に低下させているので、DF8におけ
る無駄な電力消費を抑えることができる。また、上記各
実施形態では、本発明を複写機に適用した場合を例にと
って場合について説明しているが、本発明は、他の互い
に連動して行われる所定機能を予め設定されている通常
速度でそれぞれ実行するための2つの機能実行部を含む
画像形成装置に適用することができることはもちろんで
ある。その他、特許請求の範囲の範囲に記載された技術
的範囲において種々の設計変更を施すことは可能であ
る。
【0062】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、一方の機
能実行部の動作速度が通常の動作速度よりも低い速度で
ある場合には、それに合わせて他方の機能実行部の動作
速度を通常の動作速度よりも低い速度に低下させている
ので、他方の機能実行部において無駄な高速動作が行わ
れることはない。したがって、無駄な電力消費を抑える
ことができる。そのため、コストダウンを図ることがで
きる。
【0063】また、請求項2記載の発明によれば、ワン
ツーワンモード等の動作速度を通常の速度よりも低い速
度に低下しても特に問題のない特定モードが設定されて
いる場合にのみ動作速度を低下させるようにしているの
で、高速動作が必要な場合における動作速度の遅延化の
発生を防止できる。また、請求項3記載の発明によれ
ば、他方の機能実行部の動作速度が通常速度よりも低い
速度に低下された場合には、その旨が報知されるので、
動作速度が急に低下したとしても、ユーザに不安を懐か
せることはない。そのため、使い勝手の良い装置とする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態が適用された複写機の内
部構成を示す概略図である。
【図2】原稿読取部の構成を上から見た図である。
【図3】複写機の電気的構成を示すブロック図である。
【図4】DFにおける原稿供給処理の前処理を説明する
ためのフローチャートである。
【図5】本体における複写処理の前処理を説明するため
のフローチャートである。
【図6】本発明の第2実施形態が適用された複写機の電
気的構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 本体 8 DF 100 DF制御部 120 複写機制御部 GM1 原稿用給紙モータ GM2 原稿用搬送モータ GM3 排出モータ HM1 光学系駆動モータ HM2 ドラムモータ HM3 複写紙用給紙モータ HM4 複写紙用搬送モータ S 温度センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 21/00 376 G03G 21/00 376 386 386 H04N 1/00 H04N 1/00 C

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに連動して行われる所定機能を予め設
    定されている通常の動作速度でそれぞれ実行するための
    2つの機能実行部を含む画像形成装置であって、 一方の機能実行部の動作速度が上記通常の動作速度より
    も低い速度であるか否かを監視するための速度監視手段
    と、 この速度監視手段で上記動作速度が上記通常の動作速度
    よりも低い速度であると判別されると、他方の機能実行
    部の動作速度を上記通常の動作速度よりも低い速度に低
    下させる速度制御手段とを含むことを特徴とする画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】上記他方の機能実行部の動作モードが特定
    モードであるか否かを判別するためのモード判別手段を
    さらに含み、 上記速度制御手段は、上記モード判別手段で動作モード
    が特定モードであると判別されたときにのみ動作するも
    のであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】上記速度制御手段が動作したか否かを判別
    するための動作判別手段と、 この動作判別手段で上記速度制御手段が動作したと判別
    されると、動作速度が上記通常の動作速度よりも低い速
    度である旨を報知する報知手段とをさらに含むことを特
    徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
JP7294467A 1995-11-13 1995-11-13 画像形成装置 Pending JPH09138625A (ja)

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JP7294467A JPH09138625A (ja) 1995-11-13 1995-11-13 画像形成装置

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ID=17808161

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015195513A (ja) * 2014-03-31 2015-11-05 ブラザー工業株式会社 画像処理装置及びプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015195513A (ja) * 2014-03-31 2015-11-05 ブラザー工業株式会社 画像処理装置及びプログラム

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