JPH066496A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH066496A
JPH066496A JP4157874A JP15787492A JPH066496A JP H066496 A JPH066496 A JP H066496A JP 4157874 A JP4157874 A JP 4157874A JP 15787492 A JP15787492 A JP 15787492A JP H066496 A JPH066496 A JP H066496A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 複写機能、プリンタ機能およびファクシミリ
機能のうち少なくとも2つの機能を有し、各々の機能で
動作可能な画像形成装置に、機能選択手段と、各種エレ
メントを駆動する駆動手段と、オートシャットタイム、
オートクリアタイム、または節電スタートタイムを設定
する手段と、設定された時間に基づいてオートシャット
機構、オートクリア機構、または省電力モードを実行す
う手段を設けた。 【効果】 ユーザのニーズに応じて自由にオートクリア
タイム、オートクリアタイム、節電スタートタイムを調
整でき、画像形成装置の使用勝手が良くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機能、プリンタ機
能及びファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を
有し、各々の機能で個別に動作可能な画像形成装置に関
する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
複写機等の画像形成装置として、オートシャット機構、
オートクリア機構、又は省電力モードを備えたものが知
られている。前記オートシャット機構は、最終コピー
(又はプリント)用紙の排出終了から所定のオートシャ
ットタイム経過後にメインモータの駆動を停止して初期
状態に復帰させる機能をいう。つまり、前記オートシャ
ットタイムの間はコピー動作をいつでも再開できる状態
で待機させておき、コピーの要求があれば即座にコピー
動作に移ることができるようにしたものである。また、
前記オートクリア機能は、最終コピー(又はプリント)
用紙の排出、データ送信等の終了から所定のオートクリ
アタイム経過後に特定の標準状態に復帰させる機能をい
う。さらに、前記省電力モードは、最終コピー(又はプ
リント)用紙の排出、データ送信等の終了から所定の節
電スタートタイム経過後に節電状態に切り替える機能を
いう。
【0003】ところで、近年、複写機、プリンタ、ファ
クシミリのうち複数の機能を備えた複合型の画像形成装
置が提供されており、この種の画像形成装置では、前記
オートシャットタイム、オートクリアタイム、及び節電
スタートタイムは、各機能に応じて適宜決定されるべき
である。例えば、複写機では、原稿交換の時間を確保し
たり、間欠コピー時にあっても1枚当たりのコピー所要
時間を短縮したりするために、前記オートシャットタイ
ムは、比較的長い時間(例えば15秒前後)とするのが
好ましい。これに対して、プリンタやファクシミリで
は、複写機のように原稿交換時間を考慮する必要がな
く、できるだけ短時間としても問題はない。また、複写
機やプリンタでは、出来るだけ早く次のコピーまたはプ
リントが得られるように、前記節電モードタイムは比較
的長くしていつでもコピー等の動作をスタート可能な状
態にしておくのが好ましい。さらに、オートクリアタイ
ムは、使用者のニーズに応じて適宜決定できるようにし
ておくことが便利である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前記問題点を解
決するためになされたもので、第1の発明は複写機能、
プリンタ機能及びファクシミリ機能のうち少なくとも2
つの機能を有し、各々の機能で動作可能な画像形成装置
であって、前記各機能のいずれかを選択する機能選択手
段と、前記装置の各種エレメントを駆動する駆動手段
と、画像形成動作が終了してから所定時間経過後に前記
駆動手段の動作を停止させるオートシャッタ機構と、前
記機能手段によって選択された機能毎に前記所定時間を
設定する手段と、前記設定手段によって設定された所定
時間に基づいて前記オートシャッタ機構の動作を制御す
る手段とを備えたものである。
【0005】次に、第2の発明は、複写機能、プリンタ
機能及びファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能
を有し、各々の機能で動作可能な画像形成装置であっ
て、前記各機能のいずれかを選択する機能選択手段と、
機能動作の終了後に所定時間経過したときあるいは装置
に所定時間何らの操作が行われなかったとき前記機能選
択手段で選択された機能の機械条件を標準状態に復帰さ
せるオートクリア機構と、前記機能選択手段によって選
択された機能毎に前記所定時間を設定する手段と、前記
設定手段によって設定された所定時間に基づいて前記オ
ートクリア機構の動作を制御する手段とを備えたもので
ある。なお、前記第1又は第2の画像形成装置には、前
記オートクリア機構の作動/不作動を設定する手段を設
けてもよい。
【0006】続いて、第3の発明は、複写機能、プリン
タ機能及びファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機
能を有し、各々の機能で動作可能な画像形成装置であっ
て、前記各機能のいずれかを選択する機能選択手段と、
機械動作の終了後、所定時間経過したときに装置の不要
な電力消費を防止する省電力モードを設定する手段と、
前記機能選択手段によって設定された所定時間に基づい
て省電力モードを実行する手段とを備えたものである。
【0007】
【発明の効果】上記画像形成装置によれば、複写機能、
プリンタ機能、ファクシミリ機能に応じて自由にオート
シャットタイム(画像形成動作が終了してから駆動手段
の動作を停止させるまでの時間)、オートクリアタイム
(機能動作が終了してから機械条件を標準状態に復帰さ
せるまでの時間)、または節電スタートタイム(機械動
作が終了してから省電力モードを実行するまでの時間)
を設定することができ、ユーザのニーズに応じた機械の
調整が可能となり、画像形成装置の使用勝手が向上す
る。
【0008】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例に
ついて説明する。図1は本発明の一実施例であるデジタ
ル複合機の概略構成を示し、図2は操作パネルの概略構
成を示す。本複合機は、走査系10,画像信号処理部2
0,印字処理部30,光学系40,作像系50,プリン
タコントローラ部90,ファックス(以下「FAX」と
表す。)コントローラ部91,及び操作パネル100で
構成される。
【0009】走査系10は、原稿を照射する露光ランプ
11と原稿からの反射光の光路を変えるミラー12,1
3と、反射光を集光するレンズ14と色判別の為に2つ
の光電変換素子へ光を導くハーフミラー15と、受光し
た光に応じて電気信号を発生する光電変換素子16,1
7とを有し、スキャナ19は、原稿台ガラス18に平行
に移動し、図の矢印方向への移動の時に、原稿を露光走
査する。原稿から反射した光はミラー12,13,レン
ズ14を介してハーフミラー15に入射され、透過光が
光電変換素子16に照明され、反射光が別の光電変換素
子17に照明される。
【0010】画像信号処理部20は、2つの光電変換素
子16,17から出力されてくる画像信号を処理し、特
定色とそれ以外の色に識別し、印字処理部30へ色情報
付画像データとして出力する。
【0011】印字処理部30は、送られてきた色情報付
画像データに応じて後述する2つの半導体レーザ発生装
置へ画像データを振り分けるとともに、2つのレーザ発
生装置の露光位置のずれの分だけ、第2のレーザ発生装
置へ画像データを遅延させて送り込む機能を有する。
【0012】光学系40は、2つのレーザ発生装置4
1,42,レンズ43,ミラー44,2つのレーザ光を
分離するミラー45,分離された各レーザ光を感光体に
導くミラー46,47を備えている。前記光学系40で
は、印字処理部30より出力されてくる画像データに応
じてレーザ発生装置41,42が変調されたレーザ光を
それぞれ独立に発射する。前記レーザ光はレンズ43を
通過した後、ミラー44で反射され、ミラー45で2つ
のレーザ光に分離され、ミラー46,47に反射してそ
れぞれ感光体62に露光される。
【0013】作像系50は、現像・転写系60,搬送系
70,定着系80で構成される。現像・転写系60は、
メインモータ61によって矢印方向に回転する感光体6
2の表面を一様に帯電する第1帯電チャージャ63、赤
トナーを収納する現像器64,第2露光に備え再度感光
体62を帯電させる第2帯電チャージャ65,黒トナー
を収納する現像器66,現像されたトナー像を用紙上に
転写するための転写チャージャ67,感光体62の表面
に残留するトナーを除去するクリーニング部68を備え
ている。定着系80は定着ローラ81,排出ローラ8
2,用紙を検出する排出センサ83を備えており、トナ
ーを定着された用紙は排出ローラ82によって機械より
排出され、排出センサ83によって用紙の排出を検出す
ることができる。搬送系70は、用紙を収納するカセッ
ト71,72,カセット71,72から取り出された用
紙を導く用紙ガイド73,用紙を転写部へ搬送するタイ
ミングを調整するタイミングローラ74,定着系80へ
用紙を搬送するベルト75を備えている。
【0014】前記作像系50では、メインモータ61に
より矢印方向に回転する感光体62の外周面は、第1帯
電チャージャ63で一様に帯電された後、ミラー46に
反射したレーザ光が露光されて第1の静電潜像が形成さ
れ、この第1の静電潜像が現像器64で赤トナー像とし
て可視像化される。次に、感光体62は第2帯電チャー
ジャ65で再び帯電された後、ミラー47に反射したレ
ーザ光が露光されて第2の静電潜像が形成され、この第
2の静電潜像が現像器66で黒トナー像として可視像化
される。用紙はカセット71又は72から選択的に供給
され、用紙ガイド73に導かれ、タイミングローラ74
で前記トナー像とタイミングを取って転写部に搬送され
る。転写部において、前記トナー像は転写チャージャ6
7によって用紙に転写された後、搬送ベルト75で定着
ローラ81に搬送され、ここでトナー像が用紙に加熱定
着された後、排出ローラ82で機外に排出される。ま
た、排出される用紙は排出センサ83で検出される。
【0015】プリンタコントローラ部90はホストコン
ピュータ(図示せず)から画像データを受信し、この画
像データをビットマップに展開し、用紙の動きに同期さ
せて印字処理部30に送信し、前述の光学系40,作像
系50の処理によりプリント動作を行なう。
【0016】FAXコントローラ部91は受信,送信の
2つの処理があり、送信の場合は画像信号処理部20か
ら送られてくる色情報付画像データを画像メモリに書き
込み、所定のプロトコルによって送信動作を行なう。受
信の場合、いったん受信データを画像メモリに書き込
み、この画像データを印字処理部30に送信し、前述の
光学系40及び作像系50の処理によりプリント動作を
行う。
【0017】操作パネル100には、複数のキー101
〜117、LCD表示120、複数のLED121〜1
30が設けてある。ここでユーザ環境選択キー101,
ダイアグ環境選択キー102,専門画面選択キー10
3,応用画面選択キー104,基本画面選択キー105
は、それぞれLCD表示120の表示画面を選択するも
ので、ユーザ環境には、ユーザが通常使用する倍率選
択,用紙選択等があり、さらにこのユーザ環境は使用頻
度に応じて、基本画面→応用画面→専門画面の順にLC
D表示画面内で選択できる項目が変わる。ダイアグ環境
とは、機械の調整維持診断に必要なもので、ファンクシ
ョンモード、カウンタ表示モード等があり、このダイア
グ環境内でも使用頻度に応じて、基本→応用→専門とL
CD表示画面が変わる。ユーザ環境表示LED121,
ダイアグ環境表示LED122,専門画面表示LED1
23,応用画面表示LED124,基本画面表示LED
125は,上記の選択されているLCD表示画面の種類
を表すものである。コピーモード選択キー106,プリ
ンタモード選択キー107,FAXモード選択キー10
8はそれぞれ複合機におけるアプリケーションモードを
選択するものであり、コピーモード表示LED126,
プリンタモード表示LED127,FAXモード表示L
ED128は、アプリケーションモード選択に対する表
示である。パネルリセットキー109は、後述するオー
トクリアと同様の処理を行うもので、操作パネルの状態
を標準状態に戻すものである。割り込みキー110は、
コピー動作などを一時中断し、別のモードで割り込んで
コピーするためのものであり、割り込み表示LED12
9は割り込みモード状態を示すものである。プリントキ
ー114はコピーモードにおけるコピースタートを指示
するものでありプリント可能表示130はプリント可能
な状態の時のみ表示する。ストップキー115は、コピ
ー動作を一時停止させるためのキーであり、クリアキー
116は、コピー枚数などを“1”にクリアするための
キーである。機能選択キー111,112,113は、
それぞれLCD表示画面内で、各アプリケーションモー
ド内の動作モードを選択するものである。テンキー11
7は、枚数設定やLCD表示画面内の種々の設定を行う
ためのものである。
【0018】図3は、複合機における制御回路のブロッ
ク図であり、7つのCPUを中心に構成されている。C
PU1は操作パネル100上のキー入力や通信によって
送られてきたデータを解析し、表示を行ったり、入力さ
れたデータを送信したりする制御を行う。CPU2は、
複合機システムの全体を統括するもので、電源投入時の
デフォルトのアプリケーションモードの設定、アプリケ
ーションモード変更、シーケンスの制御、リソースの使
用権の調停、シリアルで転送されるネットワークデータ
の通信制御を行う。以下の説明においてCPU2をUS
C(User System Controller)と呼ぶ。CPU3は、複合
機が複写機として動作する時の、画像入出力シーケンス
制御とコピーモードにおける操作パネル100の制御を
行う。以下の説明においてCPU3をMSCC(Macro
System Controller for Copy)と呼ぶ。CPU4は複合
機がプリンタとして動作する時のエンジン作像系のシー
ケンス制御ホストI/Fの制御とプリンタモードにおけ
る操作パネルの制御を行う。以下の説明においてCPU
4をMSCP(Macro System Controller for Printe
r)と呼ぶ。CPU5は複合機がファクシミリとして動作
する時の画像入出力シーケンス制御通信回線の管理、フ
ァクシミリモードにおける操作パネルの制御を行う。以
下の説明においてCPU5をMSCF(Macro System C
ontroller for FAX)と呼ぶ。CPU6は作像系を制御す
るCPUで、感光体ドラム62の第1,第2の帯電制
御、印字処理部30と協同して発生する画像データの書
き込み、カラー(赤)・黒の2色のトナーの現象動作、給
紙制御等のプリント関連動作の制御を実行するCPUで
通称エンジンと呼ばれる。CPU7は走査系の動作を制
御し、さらに光電交換素子16,17からの画像データ
を入力し、シェーディング補正,変倍,ディザ処理など
の通常の画像処理に加えて2色判別し、カラー(赤)・黒
のトナー現像に対応する書き込み信号に変換し、印字処
理部30へデータを出力するCPUである。
【0019】図4は、本発明の要旨となるアプリケーシ
ョンモードに応じたオートクリア,オートシャット,節
電モードの機能を選択する操作パネル100内のLCD
表示画面の遷移の形態を示すものである。この図はコピ
ーモードにおける表示画面を表しているが、他のアプリ
ケーションモード(プリンタモード,FAXモード)で
もユーザ環境専門画面12の表示以外は同様の形態をと
る。
【0020】図2に示すコピーモードの標準表示画面の
状態において、専門画面選択キー103を押すと専門画
面表示LED123が点灯し、LCD表示画面は図4の
ユーザ環境専門画面0の表示に切り替わる。
【0021】この画面状態で機能選択キー111(図2
参照,図4には図示せず)を押すとユーザ環境専門画面
10に切り替わり、オートクリア動作のON/OFFの
選択は、機能選択キー111を押すごとに“》”の位置
が変わり、さらに“確定”と表示されている下の機能選
択キー113を押すと、“動作する"を選択していた場
合はユーザ環境専門画面11へ移り、“動作しない"を
選択していた場合は再びユーザ環境専門画面0へ戻る。
【0022】ユーザ環境専門画面11では、オートクリ
アの時間をテンキー117で入力し、ここでは予め設定
可能な時間範囲を、例えば1分後〜10分後というよう
に決めておいて、範囲外のテンキー入力は禁止するよう
にする。テンキー117で時間を入力した後機能選択キ
ー113を押すとユーザ環境画面12へ移り、オートク
リアの処理を選択できる。ここで処理とはオートクリア
が実行されたときにどのような状態に設定するかという
ことである。本例ではコピーモードの表示画面を示して
いるので、選択できるのはプリンタモードもしくはFA
Xモードにアプリケーションモードを変更するか、アプ
リケーションモードは変更せずにコピーモード内で標準
設定値に戻すかである。このオートクリアの処理は、あ
るアプリケーションモードにおけるプリント等の動作終
了後、所定時間操作パネル100上のキー入力がない時
に自動的に行うものであるが、この処理を操作パネル1
00上のパネルセットキーが押された時の処理に取り組
んでも良いし、また、パネルセットキーが押された場合
はアプリケーションモードによらず常に一定の処理を行
うようにしても良い。
【0023】ユーザ環境専門画面0の表示画面状態にお
いて、機能選択キー112を押すとユーザ環境専門画面
20に切り替わり、オートシャット時間を設定できる。
この場合の処理は、ユーザ環境専門画面11と同等であ
り、機能選択キー113を押すことにより、再びユーザ
環境基本画面0に戻る。
【0024】ユーザ環境専門画面0の表示画面状態おい
て、機能選択キー113を押すとユーザ環境専門画面3
0に切り替わり、節電モード自動設定動作を行うか否か
の選択ができ、動作を行う場合はユーザ環境専門画面3
1に移りユーザ環境専門画面11と同様の処理を行い、
機能選択キー113を押すことにより、再びユーザ環境
基本画面0に戻る。
【0025】複合機のシステム動作 次に、図5、図6に基づいて複合機におけるアプリケー
ションモードの設定及び切り替えの動作をそれぞれのC
PU間のデータの流れを用いて説明する。図5は電源投
入時にデフォルトとして複写機モードを選択する場合を
示している。 まず最初にUSCが操作パネル100と、MSC
C,MSCP,MSCF,エンジン、スキャナに複写機
モードのアプリケーションモードを示すAPID(アプ
リケーション・ID)を送信する。これにより、操作パ
ネルとエンジン、スキャナは、このAPIDを受け、内
部で管理している複写機として動作するために必要な情
報をデフォルト値0に初期化する。 次にMSCCは、コピーモード内における標準状態
の設定値に従ってコピーとして動作するために必要なデ
フォルト値以外の情報を操作パネルとエンジン、スキャ
ナに送信する。 以上の処理を経て、操作パネル100,エンジン,スキ
ャナはコピーモードとしてのサポートを開始し、以後こ
れらリソースの制御はMSCCが行う。
【0026】図6はコピーモードからFAXモードへ切
り替える場合を示している。 まず最初に操作パネル100が、オートクリアのタ
イミング、またパネルリセットが押された時に、MSC
Cに対して、アプリケーション変更要求を送信する。 MSCCはこの変更要求を受け、前述のオートクリ
アの処理形態に応じてUSCに具体的なAPIDを付加
したアプリケーション変更要求を送信する。この例では
コピーモードにおけるオートクリアの処理がFAXモー
ドに切り替えるように設定されている場合を示す。 次にUSCはこのFAXモードへのアプリケーショ
ンモード変更要求を受け、FAXモードに必要なリソー
スの解放を指示するようにMSCCに送信する。 この例では、FAXモードではエンジンとスキャナ
を必要とするので、MSCCはエンジンとスキャナに対
してリソース解放要求を出す。 エンジン及びスキャナはこの解放要求を受け、コ
ピー動作中でなければ解放応答をMSCCに送信し、コ
ピー動作中であればコピー終了後に解放応答をMSCC
に送信する。 MSCCは、上記リソースからの解放応答を受け、
USCにアプリケーションモードの切り替えが可能なこ
とを示すリソース解放応答を送信する。 USCはこれを受けて操作パネルとMSCC,MS
CP,MSCF,エンジン,スキャナにFAXモードの
アプリケーションモードを示すAPIDを送信する。 以降の処理は図5における電源投入時と同様であり、こ
の場合はFAXモードであるので、MSCFが、FAX
として動作するために必要なデフォルト値以外の情報を
操作パネル、エンジン、スキャナに送信し()、アプ
リケーションモードの変更手続を終了する。
【0027】以下に図3におけるそれぞれのCPUの処
理の詳細を説明していく。 (1)CPU1(操作パネル) 図7に示すように、操作パネルのプログラムは、表示/
入力デバイス及びコントローラ(MSCC,MSCP,
MSCF,USC)とのインターフェイスの制御を行う
OPIライブラリ(操作パネル・インターフェイス・ラ
イブラリ)と、各アプリケーションモードの動作仕様を
記述したOPDD(操作パネル・デイスクリプション・
データ)と、OPIライブラリからの入力に従ってOP
DDを解析してOPIライブラリに出力するOPインタ
ープリタ(操作パネル・インタープリタ)、の3つのブ
ロックから構成される。
【0028】図8にOPインタープリタがOPDDを解
析する時の模式図を示す。OPDDには、全アプリケー
ションモードで異なる固有部がある。また、それぞれO
PDD内部には、OPインタープリタが必要なデータを
取り出すために必要なOPDD検索データとしてOP入
力情報(操作パネルからコントローラへ送信される情
報),OP表示情報(コントローラから操作パネルに送
信される表示情報),OPIライブラリが入力デバイス
からのキー入力を受けてこれをコード化し、OPインタ
ープリタに受け渡すキー入力コード,アプリケーション
モードを示すAPID等がある。さらにOPDD内部に
は、解析結果としてのOP入力情報,実際の表示変更の
ためのデータなどがあり、これらをOPインタープリタ
が取り出してOPIライブラリに受け渡す。
【0029】図9はCPU1のメインルーチンのフロー
チャートを示している。メインルーチンでは、CPUに
RESETがかかりプログラムが起動すると、最初にS
101では内部で用いるRAM及びI/Oポートの初期
設定を行う。次にS102ではメインルーチンの時間を
管理し、OPIライブラリ,OPインタープリタを定期
的に起動するための内部タイマをスタートする。S10
3ではライブラリのサブルーチンをコールし、S104
ではOPインタープリタのサブルーチンをコールする。
S105では、S102でスタートした内部タイマがカ
ウント終了したかどうかの判断を行い、終了すればS1
02へ戻り、前述の処理を繰り返し行う。
【0030】図10はOPIライブラリのフローチャー
トを示している。OPIライブラリでは、まずS110
で入力デバイスから入力されるキー入力をキーコードに
変換し、所定のRAMにこのキーコードをセットし、こ
れはOPインタープリタがOPDD検索データとして使
用する。S111ではOPインタープリタからの表示変
更データがあれば、実際の表示変更の為の制御を行う。
S112ではコントローラから送られてくるデータを所
定のRAMにセットし、これはOPインタープリタがO
PDD検索データとして用いる。S113ではOPイン
タープリタからのコントローラに送信すべきOP入力情
報があれば、これを実際のインターフェイスのフォーマ
ットに変換し送信する。
【0031】図11はOPインタープリタのフローチャ
ートを示している。以下に示す各処理はフローチャート
上には記述していないがそれぞれ前述のOPDDを解析
することによって、実行される。最初にS120では、
OPIライブラリからの入力がキー入力であるかどうか
を判定し、ここでキー入力でなければ(S120;N
O)、S125でキー入力以外の処理を行う。キー入力
以外の処理には、MSCからのOP表示情報に対する処
理等がある。S120でキー入力があった場合は、S1
21でオートクリアタイマをリセットし、S122で現
在の表示画面を判断する。そして、図4に示す専門画面
の場合(S122;YES)、S123で押されたキー
が機能選択キーかどうかを判断し、専門画面以外の場合
(S122;NO)の場合、S124で専門画面以外の
キー入力処理を実行する。機能選択キーが押されている
場合(S123;YES)は、S130で現在のアプリ
ケーションモードを判定する。ここで、アプリケーショ
ンモードがコピーモードの場合、S140へ進み、図4
に示した通り、押された機能選択キー111〜113に
従って処理を行う。すなわち、機能選択キー111のと
きはオートクリア、機能選択キー112のときはオート
シャット、機能選択キー113のときは節電モード、の
入力及び表示変更の処理をそれぞれ行う。次にS141
では、確定したデータをMSCCへ送信するために送信
データをセットする。ここで、実際のMSCCへ送信す
る処理はOPIライブラリで行われる。アプリケーショ
ンモードがプリンタモードの場合は、S150,S15
1で前述と同様の処理を行い、MSCPにデータを送信
する。アプリケーションモードがFAXモードの場合
も、同様にS160,S161で処理を行い、MSCF
にデータを送信する。専門画面における機能選択キー以
外の処理はS170で行われる。上記種々の処理の後、
OPインタープリタのメインルーチンに復帰する。
【0032】図12はS125のキー入力以外の処理内
容を示し、S1251でユーザ環境画面10でオートク
リアモードがON/OFFのいずれに設定されたかを判
定し、ONのときはS1352でオートクリア時間を計
測するためにタイマをカウントアップする。次に、S1
253でユーザ環境画面11で設定したオートクリア時
間が終了したか否かを判定し、終了していればS125
4でユーザ環境専門画面12で設定したオートクリアの
処理を行った後、S1255でその他の処理を実行す
る。前記S1254では、具体的には、現在のモードが
コピー,プリンタ,FAXのいずれであるかを判別し、
該当するMSCにクリヤ要求(オートクリア時にモード
変更も行う場合は、アプリケーション変更要求)を出力
する。
【0033】(2)CPU3(MSCC),CPU4
(MSCP),CPU5(MSCF) 図13〜図15にCPU3,CPU4,CPU5のメイ
ンルーチンのフローチャートを示す。 (2−1)CPU3(MSC) 最初にS301で、内部で用いるRAM,I/Oポット
の初期設定を行う。次にS302では、メインルーチン
の時間を管理する内部タイマをスタートする。S303
では、アプリケーションの切り替え、リソースの解放要
求等、システム全体を管理するUSCからのコマンド処
理及びリソースの解放応答,コピーモードにおけるオー
トクリアの処理形態をUSCへ送信する処理を行い、こ
こでAPIDが設定される。S304ではS303で設
定されたAPIDの判断を行い、コピーモードでなけれ
ば、S305〜S308の処理をスキップしてS309
に移る。また、コピーモードであれば、S305以下の
処理を継続して行う。S305では前述の操作パネル
(図上“オペパネ”と表示する。)との通信処理を行
う。具体的には操作パネルから設定内容を示すOP情報
の受信により、コピーモードとして動作するための動作
指示情報を設定する。また、必要に応じてユーザに知ら
せるべき情報をOP表示情報として操作パネルに送信す
る。さらに、アプリケーションモード切り替え時には、
コピーモードとして動作するために必要なデフォルト以
外の情報を操作パネルに送信する。S306ではエンジ
ンとの通信処理を行う。具体的には給紙口の設定、現像
器の選択等を行うデータ及びコピーシーケンスにかかわ
るプリントコマンド等のデータをエンジンに送信し、エ
ンジンからはエンジンの状態を示すデータ及びコピーシ
ーケンスにかかわるコマンドに対するレポート等を受信
する。また、アプリケーションモード切り替え時には、
コピーモードとして動作するために必要なデフォルト以
外の情報をエンジンに送信する。さらに、本発明のポイ
ントとなるオートシャット時間及び節電モードの設定内
容もこのS306でエンジンに対して送信される。続く
S307ではスキャナとの通信処理を行う。具体的には
操作パネルから入力される倍率,色指定に関する情報,
編集に関する情報及びコピーシーケンスにかかるスキャ
ン開始コマンド等のデータをスキャナに送信し、スキャ
ナからはスキャナの状態を示すデータ及びコピーシーケ
ンスにかかわるスキャン終了レポート等を受信する。ま
た、アプリケーションモード切り替え時には、コピーモ
ードとして動作するために必要なデフォルト以外の情報
をスキャナに送信する。S308では上記以外のコピー
モードにおける必要な処理を行う。S309ではS30
2でスタートとした内部タイマがカウント終了したかど
うかの判断を行い、カウント終了であればS302に戻
り、上記の処理を継続する。
【0034】(2−2)CPU4(MSCP) S401〜S406はMSCCの処理と同等であり、こ
れをプリンタモードに対して行う。S407では、ビッ
トマップ上に展開された画像データを用紙の動きに同期
させて印字処理部30に送信する処理を行う。S408
では、ホストI/Fから送られてくる画像データを受信
してビットマップ上に展開する処理を行う。S409で
は上記以外のプリンタモードにおける必要な処理を行
う。S410では上記以外のプリンタモードにおける必
要な処理を行う。S410ではS309と同様の処理を
行う。
【0035】(2−3)CPU5(MSCF) S501〜S507は前述のMSCCの処理と同等であ
り、これをFAXモードに対して行う。S508では、
画像メモリに書き込まれている受信済のデータを印字処
理部30に送信する処理を行う。S509では送信/受
信に関する通信プロトコルの処理を行うとともに、受信
の場合に直接メモリに書き込む処理、通信の場合は画像
処理部から送られてくる画像データを画像メモリに書き
込む処理も行う。S510では上記以外のFAXモード
における必要な処理を行う。S511ではS309と同
様の処理を行う。
【0036】(3)CPU6(エンジン) 図16にCPU6(エンジン)のメインルーチンのフロ
ーチャートを示す。最初にS601で内部で用いるRA
M,I/Oポートの初期設定を行う。次にS602では
メインルーチンの時間を管理する内部タイマをスタート
する。S603では、アプリケーションの切り替え等の
USCからの指示に対する受信処理を行う。S604で
は、S603で設定に応じて各アプリケーションモード
に対するMSCからのリソース解放要求、動作指示情
報、プリントシーケンスにかかわるコマンド等を受信
し、エンジンの状態に応じて、リソースの解放応答、ス
テータス情報、プリントシーケンスにかかわるレポート
等を送信する。S605は感光体(P/C)62の回転
処理を行うもので、ここでオートシャットタイマの制御
を行う。(詳細は後述する。)S606は感光体上に潜
像を形成し、これを用紙上に転写するための現像転写系
の処理を行う部分である。
【0037】図1に基づいてS606の処理を説明す
る。感光体ドラム62が矢印方向に一回転する間に帯電
→第1露光→第1現像第2帯電→第2露光→第2現像→
転写の各工程を行い、2色のプリント動作を制御する。
感光体ドラム62の表面を均一に帯電チャージャ63で
電位V01に帯電する。次に、レーザ光を露光して第1潜
像を形成し、これを第1現像器64によりバイアス電圧
を印加しながらカラートナー像に反転現像する。続い
て、第2帯電チャージャ65で感光体ドラム62の表面
電圧をV02に帯電し、レーザ光を露光し第2潜像を形成
し、第2現像器66によりバイアス電圧を印加しながら
黒トナー像に反転現像する。最後に、前記2色のトナー
像を転写チャージャ67で用紙上に転写する。なお、S
606におけるプリント開始時における現像バイアス、
転写、帯電のONタイミングは後述するS606内の処
理でセットされる現像転写系許可フラグにより決定され
る。
【0038】S607では給紙系の処理を行う。ここで
は、S604で受信されるMSCからのプリントコマン
ド(給紙要求)を受け、給紙できる状態であれば給紙を
開始し、MSCに対して給紙レポートを送信する。ま
た、トナー像の先端を合わせるタイミングローラ74の
起動し、転写終了後の用紙を定着部へ搬送する。さら
に、排出センサ83で用紙の排出を検出すると、MSC
に対して1枚の用紙のプリント終了を示す排出レポート
を送信する。前記給紙レポート,排出レポートはS60
5においてオートシャットの処理に使われる。S608
は用紙上に転写された像を熱圧着により定着させるため
の定着ローラ81の温度制御及び節電モードへの自動切
り替え処理を行う部分で詳細は後述する。S609では
S602でスタートされた内部タイマがカウント終了し
たかの判断を行うカウント終了であればS602に戻
り、上記の処理を継続して行う。なお、S604におい
て表されている“MSC”はアプリケーションモードに
よって異なり、コピーモード時はMSCC,プリントモ
ード時はMSCP,FAXモード時はMSCFである。
【0039】図17,18に図16内の感光体(P/
C)回転処理(S605)の詳細を示す。この感光体回
転処理はステート構成になっており、最初にS602P
でステート番号を示す感光体ステートカウンタを判定
し、その値に応じて以下の処理を実行する。
【0040】感光体ステートカウンタ=0の場合、S6
21Pで現在のアプリケーションモードをサポートする
MSCからのプリントコマンドを受信したかどうかのチ
ェックを行い、YESであれば、S622Pで感光体ス
テートカウンタを“1”に設定する。NOであれば感光
体ステートカウンタを変更することなくS623Pでメ
インルーチンに復帰する。
【0041】感光体ステートカウンタ=1の場合、S6
31PでメインモータON信号を出力し、メインモータ
61を起動して感光体62の回転をスタートする。次に
S632Pでメインモータ61の立ち上げ時間を考慮し
てメインモータ61の回転が定常状態に安定するまでの
タイマをセットする。これは、メインモータ61が正常
に回転していない状態で、転写チャージャ67等をON
するとオーバーチャージとなり、感光体62に悪影響を
与えるからである。最後に、S633Pで感光体ステー
トカウンタを“2”に設定する。
【0042】感光体ステートカウンタ=2の場合、S6
41PではS632Pでセットされたメインモータ立ち
上げ時間タイマをカウントし、カウント終了であればS
642Pに移り、現像,転写系の処理を許可するフラグ
をセットする。このフラグを参照して、S606(現
像,転写系処理)で、感光体ドラムの露光に備えた感光
体62の前処理がスタートすることになる。最後にS6
43Pで感光体ステートカウンタを“3”に設定する。
なお、S641Pでカウント続行の場合は感光体ステー
トカウンタを変更せずにそのままメインルーチンへ復帰
する。
【0043】感光体ステートカウンタ=3の場合、S6
51Pで一枚の用紙給紙を行ったかどうかを判断するた
めに、S607でセットされMSCに送信する給紙レポ
ートがあるかどうかチェックする。そして、YESであ
れば、S652Pで感光体ステートカウンタを“4”に
変更し、NOであればそのままメインルーチンに復帰す
る。
【0044】感光体ステートカウンタ=4の場合、S6
61PではS651Pで給紙レポートを受けているの
で、機内にペーパーが1枚入ったことを表す機内ペーパ
ーカウンタをインクリメントし、続くS662Pで感光
体ステートカウンタを“5”に変更する。
【0045】感光体ステートカウンタ=5の場合、S6
07でセットされ、MSCに送信する排出レポートのチ
ェックを行い、これに従って、オートシャットタイマを
セットする。まずS671Pでは、この排出レポートが
あるかどうかを判断し、無い場合はS676Pで再び給
紙レポートのチェックを行い、NOであればメインルー
チンにそのまま復帰し、YESであればS677Pで感
光体ステートカウンタ“4”に変更し、次にサブルーチ
ンがコールされた時に機内ペーパカウンタをインクリメ
ントする。S671PでYESの場合はS672Pで機
内ペーパカウンタをデクリメントし、S673Pでこの
カウンタが“0”になったかどうかのチェックを行う。
もし、前記カウンタが“0”になればS674Pに移
り、オートシャットタイマをセットする。このタイマ値
は、各アプリケーションモードをサポートするMSCか
ら操作パネルで設定された情報をエンジンが受け取り、
この情報をもとにタイマをセットされる。また、S67
5Pでは感光体ステートカウンタを“6”に変更する。
なお、S673PでNOの場合はそのままメインルーチ
ンに復帰する。
【0046】感光体ステートカウンタ=6の場合、S6
81Pでは再びプリントコマンドが入力されて給紙した
かどうかの判断を行い、YESであれば、S686Pで
感光体ステートカウンタを“4”に変更し、前述の処理
を繰り返し行う。S681PでYESの場合はS682
Pでオートシャットタイマのカウントを行い、終了すれ
ばS683PでメインモータOFFとし、感光体の回転
を止め、続くS684Pで現像転写許可フラグをリセッ
トし、S685Pで感光体ステートカウンタを“0”に
変更し、一連の感光体ドラムの起動停止の処理を終了す
る。また、S682Pでカウント継続の場合はそのまま
メインルーチンへ復帰し、処理を続行する。
【0047】図19,20にS608における定着系処
理の詳細を示す。この定着系処理はステート構成になっ
ており、最初にS620Hでこの定着系処理のステート
番号を示す定着ステートカウンタにより処理系統を分け
る。
【0048】定着ステートカウンタ=0の場合、S62
1HでウォーミングUP処理をスタートし、S622H
で定着ステートカウンタを“1”に変更する。
【0049】定着ステートカウンタ=1の場合、S63
1Hでは定着ローラの温度をサーミスタ等で検出し所定
の温度に達したかどうかの判断を行い、達していればS
632Hで温度を一定に保つために通常温調制御をスタ
ートし、S633Hで定着ステートカウンタを“2”に
変更する。S631HでNOの場合はウォーミングUP
制御を続行する。
【0050】定着ステートカウンタ=2の場合、S64
1Hで節電モード自動設定の動作をするかしないかを判
断する。この動作をするかしないかの設定及び後述する
節電モード自動設定のタイマ値は、各アプリケーション
モードをサポートするMSCから操作パネルで設定され
た情報をエンジンが受け取りこの情報をもとに設定する
ものである。S641Hで動作する場合は、S642H
へ移りメインモータがONしているかどうか、すなわ
ち、プリント動作をスタートしているかどうかのチェッ
クを行い、スタートしていればS643Hで定着ステー
トカウンタを“3”に変更する。S641H,S642
HでNOであればそのままメインルーチンに復帰する。
【0051】定着ステートカウンタ=3の場合、S65
1HでメインモータがOFFしているかどうか、すなわ
ち、プリント動作を終了しているかどうかのチェックを
行い、プリント動作の終了であればS652Hで節電モ
ード自動設定タイマをセットし、S653Hで定着ステ
ートカウンタを“4”に変更する。S651HでONで
あれば、そのままメインルーチンに復帰する。
【0052】定着ステートカウンタ=4の場合、S66
1HでメインモータがOFFしているかどうか、すなわ
ち再びプリント動作がスタートしていないかどうかの判
断を行い、もしメインモータがONしてプリント動作が
再スタートしていれば、S665Hで定着ステートカウ
ンタを“3”に変更する。S661でメインモータOF
Fの場合はS662Hで節電モード自動設定タイマのカ
ウントを行い、カウント終了であれば、S663Hで通
常温調よりも低い温度レベルでの節電モード温調の制御
をスタートし、S664Hで定着ステートカウンタを
“5”に変更する。S662Hでカウント終了でない場
合はそのままメインルーチンに復帰し、カウントを継続
する。
【0053】定着ステートカウンタ=5の場合、S67
1Hで節電モード解除の指令をMSCから受け取ったか
どうかを判断し、YESであればS672Hへ移り定着
ステートカウンタを“0”に変更し、再び、ウォーミン
グUP制御をスタートし、NOであればそのままメイン
ルーチンへ復帰して節電モードの温調制御を継続する。
【0054】図21はCPU2(USC)のフローチャ
ートを示している。ここでは、まずS201で内部で用
いるRAM,I/Oポートの初期設定と、電源投入時の
デフォルトアプリケーションモードの設定を行う。次に
S203ではメインルーチンの時間を管理する内部タイ
マをスタートする。S205では、各MSC(MSC
C,MSCP,MSCF)と各リソース(エンジン,ス
キャナ,操作パネル)から送信されるデータを入力す
る。S207はS205で入力されたデータがシステム
全体に関するデータ(アプリケーション変更要求、リソ
ース解放応答)か否かを判定する。ここで、YESの場
合はS209に移り、システム全体を統括するAPID
の設定等の処理を行う。S207でNOの場合は、シリ
アルで転送されるネットワークのルートを区別し、対応
する送信先へのデータをセットする。S209,S21
1で処理されたデータは、S213で再びネットワーク
データとして所定のMSCまたはリソースに送信する処
理を行う。S215では、S203でスタートした内部
タイマがカウント終了したかどうかの判断を行い、カウ
ント終了であれば、S203へ戻り、上記の処理を継続
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 デジタル複合機の概略構成を示す断面図であ
る。
【図2】 操作パネルの平面図である。
【図3】 制御回路のブロック図である。
【図4】 表示パネルにおけるLCD表示の一例を示す
図である。
【図5】 CPU間のデータの流れを示す図である。
【図6】 CPU間のデータの流れを示す図である。
【図7】 操作パネルのプログラム構成を示す図であ
る。
【図8】 OPインタープリタのOPDD解析模式図で
ある。
【図9】 CPU1のメインルーチンのフローチャート
である。
【図10】 OPIライブラリのフローチャートであ
る。
【図11】 OPインタープリタのフローチャートであ
る。
【図12】 キー入力以外の処理のフローチャートであ
る。
【図13】 CPU3のメインルーチンのフローチャー
トである。
【図14】 CPU4のメインルーチンのフローチャー
トである。
【図15】 CPU5のメインルーチンのフローチャー
トである。
【図16】 CPU6のメインルーチンのフローチャー
トである。
【図17】 感光体回転処理のフローチャートである。
【図18】 感光体回転処理のフローチャートである。
【図19】 定着系の処理のフローチャートである。
【図20】 定着系の処理のフローチャートである。
【図21】 CPU2のメインルーチンのフローチャー
トである。
【符号の説明】
10…走査系、20…画像信号処理部、30…印字処理
部、40…光学系、50…作像系、60…現像・転写
系、70…搬送系、80…定着系、90…プリンタコン
トローラ部、91…FAXコントローラ部、100…操
作パネル、101…ユーザ環境選択キー、102…ダイ
アグ環境選択キー、103…専門画面選択キー、104
…応用画面選択キー、105…基本画面選択キー、10
6…コピーモード選択キー、107…プリンタモード選
択キー、108…FAXモード選択キー、109…パネ
ルリセットキー、111…機能選択キーA、112…機
能選択キーB、113…機能線たうキーC、120…L
CD表示、126…コピーモード表示LED、127…
プリンタモード表示LED、128…FAXモード表示
LED。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複写機能、プリンタ機能及びファクシミ
    リ機能のうち少なくとも2つの機能を有し、各々の機能
    で動作可能な画像形成装置であって、前記各機能のいず
    れかを選択する機能選択手段と、前記装置の各種エレメ
    ントを駆動する駆動手段と、画像形成動作が終了してか
    ら所定時間経過後に前記駆動手段の動作を停止させるオ
    ートシャット機構と、前記機能手段によって選択された
    機能毎に前記所定時間を設定する手段と、前記設定手段
    によって設定された所定時間に基づいて前記オートシャ
    ット機構の動作を制御する手段とを備えたことを特徴と
    する画像形成装置。
  2. 【請求項2】 複写機能、プリンタ機能及びファクシミ
    リ機能のうち少なくとも2つの機能を有し、各々の機能
    で動作可能な画像形成装置であって、前記各機能のいず
    れかを選択する機能選択手段と、機能動作の終了後に所
    定時間経過したときあるいは装置に所定時間何らの操作
    が行われなかったとき前記機能選択手段で選択された機
    能の機械条件を標準状態に復帰させるオートクリア機構
    と、前記機能選択手段によって選択された機能毎に前記
    所定時間を設定する手段と、前記設定手段によって設定
    された所定時間に基づいて前記オートクリア機構の動作
    を制御する手段とを備えたことを特徴とする画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 前記オートクリア機構の作動/不作動を
    設定する手段を有する請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 複写機能、プリンタ機能及びファクシミ
    リ機能のうち少なくとも2つの機能を有し、各々の機能
    で動作可能な画像形成装置であって、前記各機能のいず
    れかを選択する機能選択手段と、機械動作の終了後、所
    定時間経過したときに装置の不要な電力消費を防止する
    省電力モードを設定する手段と、前記機能選択手段によ
    って設定された所定時間に基づいて省電力モードを実行
    する手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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