JP2005198468A - モータ制御装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ポリゴンモータが定常回転に達するまでの待ち時間を少なくして、印字開始までの時間を短縮することができるモータ制御装置および画像形成装置を提供する。
【解決手段】 モータに駆動電力を供給するモータ駆動電源と、モータへの駆動電力の出力電圧を決定する書込信号処理手段と、決定された出力電力に応じて出力電圧を変更する電源供給手段とを備えている。書込信号処理手段では、前記モータの起動時には前記モータ駆動電源からの出力電圧を基準電圧より高電位に変更するための指示を与える第一電源電圧変更信号を発生し、前記モータ起動時から所定の時間を経過したときには前記モータ駆動電源からの出力電圧を基準電位に切り替えるための指示を与える第二電源電圧変更信号を発生する。電源供給手段は、この第一および第二電源電圧変更信号に応答して出力電圧を変更する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、モータ制御装置および画像形成装置に関し、具体的には、プリンタ、複写機、MFP装置等の画像形成装置に搭載されるモータの起動特性の改善を図るためのものである。
レーザビームを利用した画像形成装置では、画像形成パターンに応じて光強度変調されたレーザビームを高速回転するポリゴンミラーに照射し、ポリゴンミラーを構成する各光偏向面の瞬時の角度および位置に応じてレーザビームを異なった方向へ反射させることにより、レーザビームを走査し、感光体上に潜像画像を形成する画像形成装置は、デジタル複写機やファクシミリなどに広く利用されている。
このようなレーザビームを使った画像形成装置において高い印字品質を得るためには、ポリゴンミラーの速度変動率を一定値以下に抑える必要があるため、極めて高い回転性能が要求される。
ところが、上記のような高速回転が要求されると、コピースタートキーを押下した後に、定常回転数に達するまでの起動時間が長くかかって作業性が損なわれてしまうことから、これまではコピーを行わない待機時においてもモータを回転させておくようにしていた。
したがって、消費電力が増加するばかりでなく、モータの寿命が短くなったり、待機状態でも高速でモータが回転するためモータ騒音が高くなるという問題があった。
このような問題を解決するために、例えば、特許文献1の技術では、ポリゴンモータへの供給電圧を発生する電源回路と、電源回路とモータ駆動回路との間に設けられて供給電圧を昇圧する昇圧手段と、モータの駆動電流を検出する手段と、前記検出された電流値が予定値以下となったことにより、起動されたポリゴンモータに発生する逆起電圧が予定値に達したと判断して、昇圧手段を付勢する昇圧付勢手段とを具備することによって、ポリゴンモータが起動されても供給電圧を直ぐには昇圧せず、予定のタイミングだけ遅らせてから昇圧するようにしたので、ドライバの破損防止とモータ起動時間の短縮とを両立できるようにした。
また、特許文献2の技術では、モータ駆動用電源と制御用電源とを有し、エンジンコントローラからモータの起動時に第一電源電圧変更信号を発生し、それにより、通常の制御電源用フィードバック回路から電源制御用ICでオン/オフを制御してモータ駆動電源の出力電圧を増大してモータの起動時間の短縮を図り、モータが所定回転数に達したならば第二電源電圧変更信号を発生させ、それに応答して電源の出力電圧を再度変更することによって、簡単でかつ安価な構成であっても、モータの起動時間を短縮することができる。
特許第3289495号 特開平9−252587号公報
従来の画像形成装置では、定着の立ち上がり時間がポリゴンモータ起動時間に比べて長かったため、コピー開始にともなってポリゴンモータを起動しても相対的に問題とならなかったが、定着の立ち上がり時間が短縮されるに伴い、ポリゴンモータ起動時間を短縮する必要がでてきた。
しかし、特許文献1の技術では、ポリゴンモータ起動時間の短縮を行ってはいるが、ポリゴンモータの破損を防ぐために時間を遅らせて電圧を増加させているため、いまだ改善の余地がある。
また、特許文献2の技術では、所定の回転数に達したあとでもモータが定常状態になるまで起動時電圧をかけ続けるようにしており、いまだ省電力の改善の余地がある。
本発明は、上述した実情を考慮してなされたものであって、ポリゴンモータが定常回転に達するまでの待ち時間を少なくして、印字開始までの時間を短縮することができるモータ制御装置および画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1の発明は、モータに駆動電力を供給するモータ駆動電源と、前記モータの起動時には前記モータ駆動電源からの出力電圧を基準電圧より高電位に変更するための指示を与える第一電源電圧変更信号を発生し、前記モータ起動時から所定の時間を経過したときには前記モータ駆動電源からの出力電圧を基準電位に切り替えるための指示を与える第二電源電圧変更信号を発生する書込信号処理手段と、前記第一および第二電源電圧変更信号に応答して出力電圧を変更する電源供給手段とを備えることを特徴とする。
請求項2の発明は、モータに駆動電力を供給するモータ駆動電源と、前記モータの回転数を計測する回転数計測手段と、前記モータの起動時には前記モータ駆動電源からの出力電圧を基準電圧より高電位に変更するための指示を与える第一電源電圧変更信号を発生し、前記モータの回転数が所定の回転数に達したときには前記出力電圧を基準電位に切り替えるための指示を与える第二電源電圧変更信号を発生する書込信号処理手段と、前記第一および第二電源電圧変更信号に応答して前記出力電圧を変更する電源供給手段とを備えることを特徴とする。
請求項3の発明は、モータに駆動電力を供給するモータ駆動電源と、前記モータの回転数を計測する回転数計測手段と、前記モータの起動時には前記モータ駆動電源からの出力電圧を基準電圧より高電位に変更するための指示を与える第一電源電圧変更信号を発生し、前記モータの回転数が所定の回転数に達したときには前記出力電圧を基準電位に切り替えるための指示を与える第二電源電圧変更信号を発生する書込信号処理手段と、前記第一電源電圧変更信号の供給を受けたときには前記出力電圧を基準電圧より高電位に変更し、前記第二電源電圧変更信号の供給を受けたときには前記出力電圧を連続的に基準電位に下げるように変更する電源供給手段とを備えることを特徴とする。
請求項4の発明は、画像処理手段と、画像形成手段と、請求項1、2または3に記載のモータ制御装置と、前記画像処理手段および前記画像形成手段の制御を行う制御手段を備え、前記画像形成手段で画像記録動作を行うときには、前記モータ制御装置により出力電位を切り替えて画像記録動作の立ち上がり時間を短縮するようにしたことを特徴とする。
本発明によれば、ポリゴンモータ起動時間を短縮することで、ポリゴンモータへの電源投入から印刷可能となるまでの待ち時間を短縮することができる。
以下、図面を参照して、本発明に係る好適な実施形態について説明する。本実施形態では複写機を例にして説明するが、これに限定されるものではなく、プリンタ、ファクシミリ装置や複合機等であっても同様な効果がある。
図1は、本発明の一実施形態に係るデジタル複写機の概略構成図である。この構成は、画像処理装置としての複写機100であり、この複写機100の上面にはコンタクトガラス206が設けられている。また、複写機100の上部には自動原稿送り装置(以下、単にADFという)201が設けられており、このADF1はコンタクトガラス206を開閉するように複写機100に図示しないヒンジ等を介して連結されている。このADF201は、複数の原稿からなる原稿束を載置可能な原稿載置台としての原稿トレイ202と、原稿トレイ202に載置された原稿束から原稿を1枚ずつ分離してコンタクトガラス206に向かって搬送する分離・搬送手段と、分離・搬送手段によってコンタクトガラス206に向かって搬送された原稿をコンタクトガラス206上の読取位置に搬送・停止させるとともに、コンタクトガラス206の下方に配設された複写機100の読取手段(公知の露光ランプ251、ミラー252、255、256、レンズ253、CCD254等)250により読み取りが終了した原稿をコンタクトガラス206から搬出する。給紙モータはコントローラからの出力信号によって駆動されるようになっており、コントローラは複写機100から給紙スタート信号が入力されると、給紙モータを正・逆転駆動するようになっている。給紙モータが正転駆動されると、給送ローラ203が時計方向に回転して原稿束から最上位に位置する原稿が給紙され、コンタクトガラス206に向かって搬送される。この原稿の先端が原稿セット検知センサ207によって検知されると、コントローラは原稿セット検知センサ207からの出力信号に基づいて給紙モータを逆転駆動させる。これにより、後続する原稿が進入するのを防止して分離されないようになっている。
また、コントローラは原稿セット検知センサ207が原稿の後端を検知したとき、この検知時点からの搬送ベルトモータの回転パルスを計数し、回転パルスが所定値に達したときに、給送ベルト204の駆動を停止して給送ベルト204を停止することにより、原稿をコンタクトガラス206読取位置に停止させる。また、コントローラは原稿セット検知センサ7によって原稿の後端が検知された時点で、給紙モータを再び駆動し、後続する原稿を上述したように分離してコンタクトガラス206に向かって搬送し、この原稿が原稿セット検知センサ207によって検知された時点からの給紙モータのパルスが所定パルスに到達したときに、給紙モータを停止させて次原稿を先出し待機させる。そして、原稿がコンタクトガラス206の読取位置に停止したとき、複写機100によって原稿の読み取りおよび露光が行なわれる。この読み取りおよび露光が終了すると、コントローラには複写機100から信号が入力されるため、コントローラはこの信号が入力すると、搬送ベルトモータを正転駆動して、搬送ベルト216によって原稿をコンタクトガラス206から排送ローラ205に搬出する。
上記のように、ADF201にある原稿トレイ202に原稿の画像面を上にして置かれた原稿束は、操作部上のプリントキーが押下されると、一番上の原稿からコンタクトガラス206上の所定の位置に給送される。給送された原稿は、読み取りユニット250によってコンタクトガラス206上の原稿の画像データを読み取り後、給送ベルト204および反転駆動コロによって排出口A(原稿反転排出時の排出口)に排出される。さらに、原稿トレイ202に次の原稿が有ることを検知した場合、前原稿と同様にコンタクトガラス206上に給送される。
第1トレイ208、第2トレイ209、第3トレイ210に積載された転写紙は、各々第1給紙ユニット211、第2給紙ユニット212、第3給紙ユニット213によって給紙され、縦搬送ユニット214によって感光体215に当接する位置まで搬送される。読み取りユニット250にて読み込まれた画像データは、書き込みユニット257からのレーザによって感光体215に書き込まれ、現像ユニット227を通過することによってトナー像が形成される。そして、転写紙は感光体215の回転と等速で搬送ベルト216によって搬送されながら、感光体215上のトナー像が転写される。その後、定着ユニット217にて画像を定着させ、排紙ユニット218に搬送される。排紙ユニット218に搬送された転写紙は、ステープルモードを行わない場合は、排紙トレイ219に排紙される。
図2は、本発明のモータ制御用装置を搭載した実施形態の構成を示すブロック図である。
この画像形成装置は、ユーザの指示や処理結果等を入力および出力する操作・表示部8と、スキャナ部9から読み取った画像データを操作・表示部8からの指示で出力イメージデータに変換する画像処理部6と、これらを制御するコントローラ7を有している。このイメージデータをプロッタ部5で印字形式に変換して紙等へ出力する。
書込信号処理部1は、CPUまたは制御ASIC等を含んでおり、イメージデータをプロッタ部5に送って印字する際に、ポリゴンモータ4へ供給する電圧の切り替えを制御する。
電源供給回路2は、書込信号処理部1により制御され、ポリゴンモータドライバ3に対して供給する電圧をコントロールする。
ポリゴンモータ4は、ポリゴンモータドライバ3により一定回転数になるようにコントロールされる。尚、電源供給回路2の内部は一般的なスイッチングレギュレータ方式である。
<実施形態1>
図3および図4を参照して、実施形態1の動作を説明する。
ユーザからの印字指示に応じて、画像処理部6で作成されたイメージデータの出力指示を受けると書込信号処理部1は、プロッタ部5へ出力イメージデータを送信すると供に、モータ回転スタート時に基準より高い電圧(例えば30V=24V×125%)をポリゴンモータドライバ3に印加するように、電源供給回路2に対して信号を送る。この昇圧する割合は、ポリゴンモータドライバ3やポリゴンモータ4の違いによって最適な値を選択できる構成とする(図4参照)。
次に、書込信号処理部1の内蔵タイマ機能により一定時間(T秒)経過したかを調べる(ステップS10)。
T秒が経過した後(ステップS10の「YES」)、書込信号処理部1はポリゴンモータ駆動電圧を基準電圧(例えば24V)に切り替える信号を電源供給回路2へ送る(ステップS11)。出力電圧のコントロールは、電源供給回路2に対して、PWM信号のDUTYまたはDC電圧値を変える制御信号を送ることにより制御される。
その後、現在のモータ回転数が所定の回転数1に一致した時点で回転数が一定となるので(ステップS12)、プロッタ部5は書込み動作を開始する(ステップS13)。
以上の制御によって、0〜T秒までモータ駆動電圧を高めることによりモータ回転トルクが増加し、所定の回転数1に達するまでの時間が短縮される。
T秒経過後は、モータ駆動電圧を標準値に戻すことで、回転の加速が抑えられるため、所定の回転数1に収束するまでの時間が短縮される。
図4は、モータ駆動電圧を一定にした場合と、本実施形態1のように電圧を切り替えた場合の回転数の変化を表した図である。
図4において、細い点線20で表すようにモータ駆動電圧を一定にして与えると、回転数は太い点線21で示すように変化していく。一方、本実施形態1のように最初に細い実線22で表すようにT秒間高い電圧を印加した場合、太い実線23で示すように変化していく。
この図4で示すように、本実施形態1の方が早く所定の回転数1に到達しているのが分かる。
<実施形態2>
図5および図6を参照して、実施形態2の動作を説明する。
ユーザからの印字指示に応じて、画像処理部6で作成されたイメージデータの出力指示を受けると書込信号処理部1は、プロッタ部5へ出力イメージデータを送信すると供に、モータ回転スタート時に基準より高い電圧(例えば30V=24V×125%)をポリゴンモータドライバ3に印加するように、電源供給回路2に対して信号を送る。この昇圧する割合は、ポリゴンモータドライバ3やポリゴンモータ4の違いによって最適な値を選択できる構成とする(図6参照)。
次に、ポリゴンモータ4に回転数を検知する手段を設けておき、ポリゴンモータドライバ3を介して、モータの回転数を検知して書込信号処理部1へ通知するようにしておく。
書込信号処理部1で現在の回転数が所定の回転数2に到達したかを調べる(ステップS20)。
回転数が所定の回転数2に達した後(ステップS20の「YES」)、書込信号処理部1はポリゴンモータ駆動電圧を基準電圧(例えば24V)に切り替える信号を電源供給回路2へ送る(ステップS21)。出力電圧のコントロールは、電源供給回路2に対して、PWM信号のDUTYまたはDC電圧値を変える制御信号を送ることにより制御される。
この回転数2の値は、書込線速やポリゴンモータ4の面数等の違いによって最適な値を選択できる構成とする。
その後、現在のモータ回転数が所定の回転数1に一致した時点で回転数が一定となるので(ステップS22)、プロッタ部5は書込み動作を開始する(ステップS23)。
以上の制御によって、ポリゴンモータ回転スタートの初期の電圧を高めることによりモータ回転トルクが増加し、所定の回転数1に達するまでの時間が短縮される。
また、所定の回転数2に達した後は回転数の加速が抑えられるため、所定の回転数1に安定するまでの時間が短縮される。
図6は、モータ駆動電圧を一定にした場合と、本実施形態2のように電圧を切り替えた場合の回転数の変化を表した図である。
図6において、細い点線30で表すようにモータ駆動電圧を一定にして与えると、回転数は太い点線31で示すように変化していく。一方、本実施形態2のように最初に細い実線32で表すように所定の回転数2となるまで高い電圧を印加した場合、太い実線33で示すように変化していく。
この図6で示すように、本実施形態2の方が早く所定の回転数1に到達しているのが分かる。
<実施形態3>
図7および図8を参照して、実施形態3の動作を説明する。
ユーザからの印字指示に応じて、画像処理部6で作成されたイメージデータの出力指示を受けると書込信号処理部1は、プロッタ部5へ出力イメージデータを送信すると供に、モータ回転スタート時に基準より高い電圧(例えば30V=24V×125%)をポリゴンモータドライバ3に印加するように、電源供給回路2に対して信号を送る。この昇圧する割合は、ポリゴンモータドライバ3やポリゴンモータ4の違いによって最適な値を選択できる構成とする(図8参照)。
次に、ポリゴンモータ4に回転数を検知する手段を設けておき、ポリゴンモータドライバ3を介して、モータの回転数を検知して書込信号処理部1へ通知するようにしておく。
書込信号処理部1で現在の回転数が所定の回転数2に到達したかを調べる(ステップS30)。
この回転数2の値は、書込線速やポリゴンモータ4の面数等の違いによって最適な値を選択できる構成とする。
回転数が所定の回転数2に達した(T1秒)後(ステップS30の「YES」)、書込信号処理部1はポリゴンモータ駆動電圧を基準電圧(例えば24V)に切り替える信号を電源供給回路2へ送る。出力電圧のコントロールは、電源供給回路2に対して、PWM信号のDUTYまたはDC電圧値を変える制御信号を送ることにより制御される。
電源供給回路2では出力電圧を直ちに基準電圧には変化させずに、連続的に徐々に基準電圧まで低下させ(T2秒)(ステップS31)、現在のモータ回転数が所定の回転数1に一致した時点で(ステップS32の「YES」)、モータの回転数が一定となるので、プロッタ部5は書込み動作を開始する(ステップS33)。
以上の制御によって、回転スタート初期の電圧を高めることによりモータ回転トルクが増加し、所定の回転数1に達するまでの時間が短縮される。
また、所定の回転数2に達した後は回転数の加速が徐々に抑えられるため、急激なモータ回転トルクの変化が発生せず、所定の回転数1に安定するまでの時間が短縮される。
図8は、モータ駆動電圧を一定にした場合と、本実施形態3のように電圧を連続的に徐々に切り替えた場合の回転数の変化を表した図である。
図8において、細い点線40で表すようにモータ駆動電圧を一定にして与えると、回転数は太い点線41で示すように変化していく。一方、本実施形態3のように最初に細い実線42で表すようにT1秒間高い電圧を印加し、その後基準電圧になるまで徐々に電圧を低くさせた場合、太い実線43で示すように変化していく。
この図8で示すように、本実施形態3の方が早く所定の回転数1に到達しているのが分かる。
本発明の一実施形態に係るデジタル複写機の概略構成図。 本発明に係るモータ制御用装置を搭載した画像形成装置の構成を示すブロック図。 実施形態1の動作を説明するためのフローチャート。 実施形態1におけるモータ駆動電圧と回転数の変化を表す図。 実施形態2の動作を説明するためのフローチャート。 実施形態2におけるモータ駆動電圧と回転数の変化を表す図。 実施形態3の動作を説明するためのフローチャート。 実施形態3におけるモータ駆動電圧と回転数の変化を表す図。
符号の説明
1 書込信号処理部、2 電源供給回路、3 ポリゴンモータドライバ、4 ポリゴンモータ、5 プロッタ部、6 画像処理部、7 コントローラ、8 操作・表示部、9 スキャナ部

Claims (4)

  1. モータに駆動電力を供給するモータ駆動電源と、前記モータの起動時には前記モータ駆動電源からの出力電圧を基準電圧より高電位に変更するための指示を与える第一電源電圧変更信号を発生し、前記モータ起動時から所定の時間を経過したときには前記モータ駆動電源からの出力電圧を基準電位に切り替えるための指示を与える第二電源電圧変更信号を発生する書込信号処理手段と、前記第一および第二電源電圧変更信号に応答して出力電圧を変更する電源供給手段とを備えることを特徴とするモータ制御装置。
  2. モータに駆動電力を供給するモータ駆動電源と、前記モータの回転数を計測する回転数計測手段と、前記モータの起動時には前記モータ駆動電源からの出力電圧を基準電圧より高電位に変更するための指示を与える第一電源電圧変更信号を発生し、前記モータの回転数が所定の回転数に達したときには前記出力電圧を基準電位に切り替えるための指示を与える第二電源電圧変更信号を発生する書込信号処理手段と、前記第一および第二電源電圧変更信号に応答して前記出力電圧を変更する電源供給手段とを備えることを特徴とするモータ制御装置。
  3. モータに駆動電力を供給するモータ駆動電源と、前記モータの回転数を計測する回転数計測手段と、前記モータの起動時には前記モータ駆動電源からの出力電圧を基準電圧より高電位に変更するための指示を与える第一電源電圧変更信号を発生し、前記モータの回転数が所定の回転数に達したときには前記出力電圧を基準電位に切り替えるための指示を与える第二電源電圧変更信号を発生する書込信号処理手段と、前記第一電源電圧変更信号の供給を受けたときには前記出力電圧を基準電圧より高電位に変更し、前記第二電源電圧変更信号の供給を受けたときには前記出力電圧を連続的に基準電位に下げるように変更する電源供給手段とを備えることを特徴とするモータ制御装置。
  4. 画像処理手段と、画像形成手段と、請求項1、2または3に記載のモータ制御装置と、前記画像処理手段および前記画像形成手段の制御を行う制御手段を備え、前記画像形成手段で画像記録動作を行うときには、前記モータ制御装置により出力電位を切り替えて画像記録動作の立ち上がり時間を短縮するようにしたことを特徴とする画像形成装置。
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