JP3917444B2 - 画像形成装置及びその固定部材除去検出方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、画像読取部における走査ユニットや給紙部におけるリフトアップ板のように運搬時に固定部材によって移動を規制される可動体を備えた画像形成装置、及び、この画像形成装置から固定部材が除去されたか否かを検出する画像形成装置の固定部材除去検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
原稿台上に載置された原稿の画像を読み取る画像読取部、及び、画像読取部で読み取られた画像に基づいて給紙部に収納されている記録紙(OHPフィルム等の紙以外の転写材を含む。)に画像を形成する画像形成部を備えた画像形成装置がある。このような画像形成装置には、画像読取時に原稿台上の原稿の画像面を走査する走査ユニットや給紙部において記録紙を給紙可能な位置まで持ち上げるリフトアップ板のように、装置内を移動する可動体が備えられている。
【0003】
このような可動体は、画像形成装置が使用場所に安定した状態で設置された後の画像読取時や画像形成時には画像形成装置内の所定の位置において移動できる状態にされている必要があるが、工場出荷後から使用場所に設置されるまでの画像形成装置の姿勢が不安定である運搬期間中には画像形成装置内における移動を規制して画像形成装置の姿勢変化時における高速の移動による破損や振動の作用による位置ずれを防止する必要がある。
【0004】
そこで、従来の画像形成装置では、工場出荷時に可動体を固定ネジやロックピン等の固定部材を介して画像形成装置に対して固定しておき、使用場所に設置した状態で固定部材を取り除いた後、現像槽や感光体の装着、及び、画像形成条件の設定等の初期設定を行って、画像形成装置を使用して画像読取処理や画像形成処理を実行できる状態にされる。
【0005】
ところが、画像形成装置を使用場所に設置した後に、固定部材を取り除くことなく画像形成装置の使用が開始されると、固定部材によって移動を規制されたままの状態の可動体に駆動力が供給され、可動体の破壊や電源回路の故障を生じる問題がある。
【0006】
このため、従来の画像形成装置として、特開平11−64999号公報には、画像読取部の可動体である2つの走査ユニットのそれぞれを画像形成装置本体に固定する固定部材としてのロックピンを圧板上に渡したシール部材によって連結し、ロックピンが画像形成装置から取り外されない状態で圧板を持ち上げることができないようにした構成が開示されている。この構成により、走査ユニットがロックピンによって固定されたままの状態では画像読取処理を行うことができず、画像形成装置の使用前に走査ユニットの固定を解除しないことによる故障を防ぐことができるとされている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、一般に画像形成装置では電源が投入されると各可動体をそれぞれのホームポジションに移動させる処理が行われるが、特開平11−64999号公報に開示された構成では、画像形成装置が使用場所に設置された後に、ロックピンが取り外される前に画像形成装置に電源が投入されることを規制できず、固定部材によって移動を規制されたままの状態の可動体にホームポジションへ移動させるための駆動力が供給されることによる可動体の破壊や電源回路の故障の発生を確実に防止することができない問題がある。
【0008】
また、特開平11−64999号公報に開示された構成は、装置外部に露出した複数の固定部材を圧板上に渡したシール部材によって連結するものであるため、給紙部のリフトアップ板のように固定部材が装置外部に露出していない可動体については適用することができず、用紙が給紙されることなく画像形成処理が無駄に行われてしまう問題がある。
【0009】
この発明の目的は、電源投入後に可動体を固定する固定部材が取り外されているか否かを制御部に入力される既存の信号に基づいて判別し、この判別結果に応じて可動体に対する駆動力の供給を制御することにより、検出手段の追加によるコストの上昇を招くことなく、固定部材の取外作業前に電源が投入されることによる可動体の破損や電源回路の故障を確実に防止できるとともに、装置外部に露出していない固定部材についても取り外されているか否かの状態を正確に検出して適正な状態で画像形成処理を開始させることができる画像形成装置及び画像形成装置の固定部材除去検出方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記の課題を解決するための手段として、以下の構成を備えている。
【0011】
(1)処理動作に応じた出力信号を出力する複数の処理部、及び、出力信号に基づいて各処理部における処理動作を制御する制御部から構成されるとともに、少なくとも一つの処理部における処理動作に応じて移動する可動体を備え、装置に着脱自在の固定部材を介して可動体の移動を選択的に規制する画像形成装置において、
前記固定部材は装置に対する着脱状態に応じて処理部の出力信号に所定の変化を生じさせ、前記制御部は出力信号における所定の変化の有無に基づいて固定部材が装置から除去されたか否かを検出することを特徴とする。
【0012】
この構成においては、処理動作に応じて処理部から出力される出力信号に固定部材が装着されているか否かに応じて所定の変化を生じさせ、この出力信号に所定の変化を生じているか否かによって固定部材が装置から除去されたか否かが検出される。したがって、処理部における処理動作の制御に用いられる既存の出力信号により、新たな検出手段を追加することなく、固定部材が装置から除去されたか否かが正確に検出される。
【0013】
(2)前記可動体が画像読取部の読取処理動作時に原稿の画像面を露光走査する走査ユニットであり、前記固定部材が画像読取部における読取光路中の所定の位置に露出する状態で装置に装着される部材であり、前記制御部が少なくとも装置に対する最初の電源投入時に画像読取部の読取信号における所定の位置に固定部材の画像信号が含まれるか否かに基づいて固定部材が装置に装着されているか否かを判別することを特徴とする。
【0014】
この構成においては、固定部材が走査ユニットの移動を規制すべく装置に装着されると固定部材が画像読取部における読取光路中の所定の位置に露出し、この状態で画像読取部が読み取った画像信号の所定の位置には固定部材の画像が存在する。したがって、画像読取部の読取信号における所定の位置に固定部材の画像が含まれるか否かを判別することにより、画像読取処理の結果として画像読取部から出力される既存の画像信号を用いて装置に固定部材が装着されているか否かが正確に検出される。また、この検出を少なくとも装置に対する最初の電源投入時に行うことにより、固定部材が装着されたままの状態、即ち、走査ユニットの移動が規制されたままの状態で装置が画像読取処理に使用されることが防止され、走査ユニットの破壊や電源回路の故障を生じることがない。
【0015】
(3)前記可動体が記録紙給紙部に収納された記録紙を給紙可能な位置まで持ち上げるリフトアップ板であり、前記固定部材がリフトアップ板を最も下方の位置に固定する部材であり、前記制御部が少なくとも装置に対する最初の電源投入時に記録紙給紙部において給紙可能な位置で記録紙を検出する検出手段の検出信号の有無に基づいて固定部材が装置から除去されたか否かを判別することを特徴とする。
【0016】
この構成においては、固定部材がリフトアップ板の移動を規制すべく装置に装着されるとリフトアップ板は最も下方の位置に固定され、記録紙給紙部において給紙可能な位置で記録紙を検出する検出手段は記録紙給紙部に記録紙が収納されているか否かに拘らず記録紙を検出することがない。したがって、記録紙給紙部の検出手段が検出信号を出力しているか否かを判別することにより、記録紙が給紙可能な状態であることを示すものとして記録紙給紙部から出力される既存の検出信号を用いて装置に固定部材が装着されているか否かが正確に検出される。また、この検出を少なくとも装置に対する最初の電源投入時に行うことにより、固定部材が装着されたままの状態、即ち、リフトアップ板の移動が規制されたままの状態で装置が画像形成処理に使用されることが防止され、記録紙が給紙されずに無駄に画像形成処理が行われることがない。
【0017】
(4)前記制御部は、固定部材が装置から除去されたと判別した後に、可動体の駆動を開始することを特徴とする。
【0018】
この構成においては、固定部材が装置から除去された状態で、可動体の駆動が開始される。したがって、固定部材が装置から除去されるまでは可動体が駆動されることがなく、可動体の移動が規制されたままの状態で画像読取処理や画像形成処理が行われることによる可動体の破損、電源回路の故障及び無駄な画像形成処理の実行が確実に防止される。
【0019】
(5)処理動作に応じた出力信号を出力する複数の処理部のうち少なくとも1つの処理部における可動体の移動を規制する固定部材が装置から除去されたか否かを検出する画像形成装置の固定部材除去検出方法であって、
装置に対する最初の電源投入時に、装置に対する固定部材の着脱状態に応じて変化する処理部からの出力信号を読み取り、読み取った出力信号に基づいて固定部材が装置から除去されたか否かを判別することを特徴とする。
【0020】
この構成においては、処理動作に応じて処理部から出力される出力信号に固定部材が装着されているか否かに応じて所定の変化を生じさせ、この出力信号に所定の変化を生じているか否かによって固定部材が装置から除去されたか否かが検出される。したがって、処理部における処理動作の制御に用いられる既存の出力信号により、新たな検出手段を追加することなく、固定部材が装置から除去されたか否かが正確に検出される。また、この検出が装置に対する最初の電源投入時に行われるため、固定部材が除去されていない状態で装置が使用されることがなく、可動体の移動が規制されたままの状態で装置が使用されることによる可動体の破損、電源回路の故障及び無駄な画像形成処理の実行が防止される。
【0021】
【発明の実施の形態】
図1は、この発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す概略図である。画像形成装置100は、上部に画像読取部110、中央部に画像形成部210、下部に記録紙給紙部250を配置して構成されている。この画像形成装置100の上面に配置された透明ガラス体の原稿台111上には、原稿セットトレイ上にセットされた複数枚の原稿を1枚ずつ自動的に原稿台111上へ給送する自動原稿搬送装置112が備えられている。また、画像形成部210の一方の側面に後処理ユニット260が装着されているとともに、記録紙給紙部250の下方に載置台を兼ねた多段給紙ユニット270が配置されている。
【0022】
原稿台111の下方に位置する画像読取部110は、第1の走査ユニット113、第2の走査ユニット114、光学レンズ115、光電変換素子であるCCDラインセンサ116を有し、自動原稿搬送装置112との関連した動作により、原稿台111上に載置された原稿の画像を所定の露光位置において相対的に走査して読み取る。第1の走査ユニット113は、原稿面上を露光する露光ランプユニット、及び、原稿からの反射光像を所定の方向に反射させる第1ミラーを搭載している。第2の走査ユニット114は、第1ミラーで反射された原稿からの反射光を光電変換素子であるCCDラインセンサ116に導く第2ミラー及び第3ミラーを搭載している。光学レンズ115は、原稿からの反射光をCCDラインセンサ116の受光面に結像させる。
【0023】
原稿読取部110において読み取られた原稿画像は、画像データとして図示しない画像データ入力部へと送られ、画像データに対して所定の画像処理が施された後、画像処理部のメモリに一旦記憶され、出力指示に応じてメモリ内の画像を読出して画像形成部210に転送される。
【0024】
画像形成部210には、感光体ドラム222を所定の電位に帯電させる帯電器223、原稿読取部110又は外部装置から転送された画像データに応じてレーザ光を出射して感光体ドラム222上に静電潜像を形成するレーザ書込ユニット227、感光体ドラム222上に形成された静電潜像にトナーを供給してトナー像に顕像化する現像器224、感光体ドラム222上に形成されたトナー像を記録紙に転写する転写器225、転写工程後の感光体ドラム222上に残留したトナー等を回収するクリーニング器226、転写工程後の感光体ドラム222から記録紙を剥離する剥離器229が設けられている。また、画像形成部210には、トナー像が転写された記録紙を加熱及び加圧して記録紙上にトナー像を定着させる定着ユニット217が設けられている。さらに、定着ユニット217の排出側には、記録紙の両面に画像を形成する両面画像形成モード時に記録紙の前後を反転させるスイッチバック路221が形成されている。
【0025】
定着ユニット217においてトナー像が定着された記録紙は、必要に応じてスイッチバック路221を経て排紙ローラ219にて後処理装置260へと導かれ、ここでステープル処理や穿孔処理等の後処理が施された後、トレイ261上に排出される。
【0026】
記録紙給紙部250は、この発明の記録紙給紙部であり、本体側面に装着された手差トレイ254、両面ユニット255、給紙トレイ251と多段給紙ユニット270に備えられた給紙トレイ252,253で構成されている。また、これらの給紙トレイ251,252,253,254がこの発明の収容手段であり、これらから給紙した記録紙を画像形成部210における感光体ドラム222と転写器225との間の転写位置へと搬送するローラ等の搬送手段を備えている。両面ユニット255は、記録紙を反転させるスイッチバック路221に通じており、両面画像形成モード時に表裏面が反転された記録紙を一時貯留する。なお、両面ユニット255は通常の給紙トレイと交換可能にされている。
【0027】
図2は、上記画像形成装置における原稿読取部の要部の構成を示す図である。前述のように、画像形成装置100の原稿読取部110には、露光ランプユニット118及び第1ミラー119aを搭載した第1の走査ユニット113、及び、第2ミラー119b及び第3ミラー119cを搭載した第2の走査ユニット114が設けられている。これによって、原稿読取部110の内部には、露光ランプユニット118から原稿台111上に載置された原稿の画像面において反射した後に第1〜第3ミラー119a〜119cを介してCCDラインセンサ116に至る画像光の光路が、図中一点鎖線で示すように形成される。
【0028】
第1の走査ユニット113及び第2の走査ユニット114には、図示しない単一の駆動モータの回転が単一の伝達機構を介して往復方向の駆動力に変換して伝達される。このとき、露光ランプユニット18からCCDラインセンサ116までの光路長を一定に維持するため、第1の走査ユニット113は第2の走査ユニット114の2倍の速度で駆動される。これによって、走査ユニット113及び114は、原稿読取処理時に図中破線で示すホームポジション(H.P.)から原稿台111の下面に平行に矢印A及びB方向に往復移動し、原稿の画像面におるけ反射光を画像光としてCCDラインセンサ116に導く。したがって、走査ユニット113及び114は、この発明の可動体である。
【0029】
走査ユニット113及び114は、画像形成装置100の工場出荷時に、ホームポジションよりも原稿読取部110の側面パネル110aに接近した図中実線で示す位置に配置される。原稿読取部110の側面パネル110aには、この発明の固定部材であるロックネジ1が外側から貫通する固定用孔2が形成されている。また、第2の走査ユニット114にはロックネジ1が螺合するネジ孔3が形成されており、図中実線で示す位置に配置された第2の走査ユニット114のネジ孔3に、固定用孔2を貫通したロックネジ1が螺合することにより、原稿読取部110における第2の走査ユニット114の位置が固定され、その移動が規制される。
【0030】
また、第1の走査ユニット113は第2の走査ユニット114と共通の伝達機構を介して駆動力の供給を受けるため、原稿読取部110における第2の走査ユニット114の位置が固定されると、原稿読取部110における第1の走査ユニット113の位置も固定される。
【0031】
このように、工場出荷時に第1の走査ユニット114を側面パネル110aに近接させた状態でロックネジ1を固定用用孔2に外部から貫通させて第2の走査ユニット114に形成されたネジ孔3に螺合させることにより、原稿読取部110において走査ユニット113及び114の移動を規制することができ、運搬中における画像形成装置100の姿勢変化や振動の伝播によって走査ユニット113及び114が移動することによる破損が防止される。
【0032】
側面パネル110aの固定用孔2を貫通したロックネジ1を第2の走査ユニット114のネジ孔3に完全に締め付けると、ロックネジ1の先端部分が第2ミラー119bと第3ミラー119cとの間における画像光の光路中に露出する。このように、画像形成装置100にロックネジ1を装着して走査ユニット113及び114の移動を規制した状態で露光ランプユニット118を駆動すると、露光ランプユニット118から照射された光は、原稿読取部110の上面パネル110bの下面に反射した後にロックネジ1の先端部分が露出している光路を経由してCCDラインセンサ116に導かれ、CCDラインセンサ116は一部がロックネジ1の先端部によって遮られた光を受光する。一方、画像形成装置100を使用場所に設置した後にロックネジ1を取り除き、走査ユニット113及び114の移動の規制が解除された状態では、露光ランプユニット118を駆動した際に露光ランプユニット118から照射された光は、ロックネジ1の先端部によって遮られることなくCCDラインセンサ116に受光される。
【0033】
したがって、画像形成装置100を使用場所に設置した後に、走査ユニット113及び114をホームポジションに移動させる前に、露光ランプユニット118を駆動して原稿読取部110における画像読取処理を行い、CCDラインセンサ116の受光信号にロックネジ1によって遮られた部分が含まれるか否かを判別することにより、ロックネジ1が画像形成装置100から取り除かれているか否かを検出することができる。
【0034】
図3は、上記画像形成装置の記録紙給紙部の要部の構成を示す図である。上記画像形成装置100の記録紙給紙部250には、複数枚の同一サイズの記録紙を収納する給紙カセット251が装着されている。この給紙カセット251は、この発明の可動体であるリフトアップ板256を、その後端を支点として回転自在に支持している。給紙カセット251の内部には、リフトアップ板256を矢印C方向に付勢する図示しないスプリングが備えられている。このスプリングは、最上部に位置する記録紙の上面がストッパ257に当接するまでリフトアップ板256を上方に揺動させる。
【0035】
記録紙給紙部250において、給紙カセット251の前端側の上面に対向する位置には、フォトセンサ11が固定されているとともに、アクチュエータ12が上下方向に移動自在に保持されている。アクチュエータ12は、ストッパ257に当接する位置に達した記録紙又はリフトアップ板256の上面に当接して上方(矢印D方向)に移動する。フォトセンサ11は、アクチュエータ12の上下方向の位置を、給紙カセット251における記録紙の給紙可能状態として検出する。即ち、アクチュエータ12が上方に位置している場合は給紙カセット251において記録紙を給紙できる状態であり、アクチュエータ12が下方に位置している場合は給紙カセット251において記録紙を給紙することができない状態である。
【0036】
なお、アクチュエータ12及びリフトアップ板256を導電体によって構成することにより、リフトアップ板256の上面に記録紙が載置されておらず、アクチュエータ12がリフトアップ板256の上面に直接当接する場合には、アクチュエータ12がリフトアップ板256に電気的に導通しているか否かを判断することにより、給紙カセット251内に記録紙が収納されているか否かを検出することができる。
【0037】
給紙カセット251には、この発明の固定部材であるロックピン10が着脱自在にされている。ロックピン10は、スプリングの弾性力に抗してリフトアップ板256を給紙カセット251の底面に固定する。リフトアップ板256を給紙カセット251内で下方に押し下げた状態で、ロックピン10を給紙カセット251に装着することにより、画像形成装置100が工場出荷後から使用場所に設置されるまでの間の運搬中に姿勢変化や振動伝播を生じた場合でも、給紙カセット251内でリフトアップ板256が移動することがなく、異音の発生やリフトアップ板256、フォトセンサ11及びアクチュエータ12を含む給紙カセット251の破損や故障の発生を防止することがてきる。
【0038】
ロックピン10が給紙カセット251に装着されている状態では、リフトアップ板256は上面に記録紙が載置されているか否かに拘らず上方に移動せず、フォトセンサ11はアクチュエータ12を検出しない。したがって、画像形成装置100を使用場所に設置した後に、フォトセンサ11がアクチュエータ12を検出しているか否かを判別することにより、ロックピン10が画像形成装置100から取り除かれているか否かを検出することができる。
【0039】
図4は、上記画像形成装置の制御部の構成を示すブロック図である。画像形成装置100の制御部20は、ROM22及びRAM23を備えたCPU21に画像メモリ24、画像処理ユニット25、ランプドライバ26及びディスプレイドライバ27等の入出力機器を接続して構成されている。ROM22にはCPU21の処理動作を規定するプログラムが記憶されていおり、CPU21はROM22に記憶されているプログラムにしたがって各入出力機器を統括して制御する。この間にCPU21に入出力されるデータがRAM23の所定のメモリエリアに格納される。
【0040】
画像処理ユニット25は、CCDラインセンサ116の受光信号をディジタルデータに変換した後に所定の画像処理を施して画像データとして画像メモリ24に格納する。ランプドライバ26は、CPU21から出力された制御データに基づいて露光ランプユニット118の露光ランプ118aを点灯駆動する。また、フォトセンサ11は、アクチュエータ12の上下位置を特定する検出信号をCPU21に入力する。ディスプレイドライバ27は、CPU21から出力された表示データに基づいて作成した表示画面を画像形成装置100の上面に設けられた操作パネル内のディスプレイ120に表示する。
【0041】
なお、フォトセンサ11は、具体的には図5に示すように、間隙を設けて互いに対向する発光素子11a及び受光素子11bからなり、この発光素子11aと受光素子11bとの間を上方に移動したアクチュエータ12の一部が遮断するようにされており、受光素子11bのコレクタがCPU21の端子P1に接続されている。したがって、給紙カセット251からロックピン10が取り外されて給紙カセット251の底面に対するリフトアップ板256の固定が解除され、リフトアップ板256の上面、又は、リフトアップ板256に載置された記録紙の上面との当接によってアクチュエータ12が上方に移動すると、受光素子11bは発光素子11aの光を受光できなくなり、CPU21の端子P1が“H”レベルになる。一方、給紙カセット251からロックピン10が取り外されておらず給紙カセット251の底面に対するリフトアップ板256の固定が解除されていない状態では、アクチュエータ12が上方に移動せず、受光素子11bは発光素子11aの光を受光し、CPU21の端子P1が“L”レベルになる。
【0042】
図6は、上記画像形成装置の制御部の処理手順の一部を示すフローチャートである。CPU21は、画像形成装置100に対して電源が投入されると、先ず、RAM23の所定のメモリエリアに割り当てられているフラグFの状態をチェックする(s1)。このフラグFは、ロックネジ1及びロックピン10の着脱状態の検出処理が既に実行されたか否かの状態を記憶する。CPU21は、フラグFがリセット状態であり、未だロックネジ1及びロックピン10の着脱状態の検出処理が実行されていない場合には、先ず、ドライバ26に対して制御データを出力して露光ランプ118aを点灯するとともに(s2)、画像処理ユニット25を介してCCDラインセンサ116による露光ランプ118aの光の反射光の読取を行う(s3)。このとき、CPU21は、走査ユニット113及び114を水平方向に動作させない。したがって、画像メモリ24には画像処理ユニット25によって1ライン分の画像データが書き込まれる。
【0043】
次いで、CPU21は、画像メモリ24に格納された画像データにおける所定の位置にロックネジ1によって遮られた暗部が存在するか否かの判別を行う(s4)。この所定の位置は、走査ユニット113,114の往復移動方向に直交する主走査方向における固定用孔2及びネジ孔3の形成位置として予めCPU21が認識している位置である。この位置に暗部が存在する場合には、CPU21は、ロックネジ1が原稿記録部110に装着されたままの状態であると判断し、ディスプレイドライバ27を介してディスプレイ120において、ロックネジ1を取り外すべき旨のメッセージを表示する(s5)。CPU21は、ロックネジ1が取り外されるまで上記s2〜s5の処理を繰り返し実行する。
【0044】
原稿読取部110からロックネジ1が取り外され、画像メモリ24に格納された画像データにおける所定の位置に暗部が存在しない場合には、CPU21は、記録紙給紙部250のフォトセンサ11のオン/オフ状態を検出する(s6)。フォトセンサ11の発光素子と受光素子との間がアクチュエータ12によって遮られておらず、CPU21における端子P1が“L”レベルである場合には、CPU21は、給紙カセット251にロックピン10が装着されており、リフトアップ板256が給紙カセット251の底面に固定されている状態であると判断し、ディスプレイドライバ27を介してディスプレイ120において、ロックピン10を取り外すべき旨のメッセージを表示する(s7)。CPU21は、ロックピン10が取り外されるまで上記s6,s7の処理を繰り返し実行する。
【0045】
記録紙給紙部250の給紙カセット251からロックピン10が取り外され、端子P1が“H”レベルになると、CPU21は、フラグFをセットし(s8)、初期設定処理を実行する(s9)。この初期設定処理は、画像形成状態に影響を与える帯電電圧や現像バイアス電圧等の画像形成条件を初期値に設定処理や定着ユニットの温度を所定の予熱温度まで上昇させる処理を含む。この後、CPU21は、操作パネルにおいてプリントスイッチが操作されるのを待機し(s10)、プリントスイッチが操作されると画像読取処理及び画像形成処理を実行する(s11,s12)。
【0046】
以上の処理により、この実施形態に係る画像形成装置では、使用場所に設置された後の画像形成装置100に対する最初の電源投入直後に、走査ユニット13,14を移動させることなく原稿読取部110での画像読取処理、及び、記録紙給紙部250での給紙状態の確認処理を1回のみ行うことにより、走査ユニット13,14を固定するロックネジ1、及び、リフトアップ板256を固定するロックピン10が取り外されているか否かを、画像読取処理及び記録紙給紙状態の確認処理に使用される既存のデータや信号を用いて正確に検出することができる。
【0047】
また、この検出結果に応じてディスプレイ120にロックネジ1及びロックピン10を取り外すべき旨のメッセージを表示するとともに、ロックネジ1及びロックピン10が取り外されるまで画像読取処理及び画像形成処理の実行を受け付ける状態にされることがない。このため、走査ユニット13,14が固定されたままの状態で画像読取処理が開始されて走査ユニット13,14に駆動力が伝達されることによる走査ユニット13,14や伝達機構等の破壊、電源回路の故障等の発生を防止することができるとともに、給紙カセット251において記録紙を給紙できる状態にないままで画像形成処理が開始されることによる形成された画像が出力されない状態の発生を防止することができる。
【0048】
なお、上記の実施形態に係る画像形成装置100では、画像読取処理及び画像記録処理を開始可能な状態にする前に、走査ユニット13,14を固定するロックネジ1及びリフトアップ板256を固定するロックピン10について取り外されたか否かの検出を行うようにしているが、画像形成装置100の運搬時に生じる装置の姿勢変化や振動の伝播による悪影響を防止するために画像形成装置100内に装着される他の梱包部材についても、例えば、既存のセンサの検出信号等によって取り外された状態を検出した後に、画像読取処理及び画像記録処理を開始可能な状態にすることもできる。
【0049】
また、上記の実施形態に係る画像形成装置100では、使用場所に設置された後の画像形成装置100に対する最初の電源投入時に1回のみ固定部材であるロックネジ1及びロックピン10が取り外されたか否かの検出処理を行うようにしているが、一旦設置された画像形成装置100が移動された後に操作パネルにおいて所定のキー操作がされた際、又は、画像形成装置100に電源が投入される度に上記の検出処理を行うようにしていもよい。
【0050】
【発明の効果】
この発明によれば、以下の効果を奏することができる。
【0051】
(1)処理動作に応じて処理部から出力される出力信号に固定部材が装着されているか否かに応じて所定の変化を生じさせ、この出力信号に所定の変化を生じているか否かによって固定部材が装置から除去されたか否かを検出することにより、処理部における処理動作の制御に用いられる既存の出力信号により、新たな検出手段を追加することなく、装置の外部に露出しているか否かに拘らず固定部材が装置から除去されたか否かを正確に検出することができ、固定部材が装着されたままで可動体が駆動されることによる装置の破損等を確実に防止することができる。
【0052】
(2)固定部材が走査ユニットの移動を規制すべく装置に装着された状態で固定部材が画像読取部における読取光路中の所定の位置に露出させることにより、画像読取部の読取信号における所定の位置に固定部材の画像が含まれるか否かの判別によって画像読取処理の結果として画像読取部から出力される既存の画像信号を用いて装置に固定部材が装着されているか否かを正確に検出することができる。また、この検出を少なくとも装置に対する最初の電源投入時に行うことにより、固定部材が装着されたままの状態、即ち、走査ユニットの移動が規制されたままの状態で装置が画像読取処理に使用されないようにすることができ、走査ユニットの破損や電源回路の故障を確実に防止することができる。
【0053】
(3)固定部材がリフトアップ板の移動を規制すべく装置に装着された状態でリフトアップ板を最も下方の位置に固定し、記録紙給紙部において給紙可能な位置で記録紙を検出する検出手段が記録紙給紙部に記録紙が収納されているか否かに拘らず記録紙を検出しないようにすることにより、記録紙給紙部の検出手段が検出信号を出力しているか否かを判別することによって記録紙が給紙可能な状態であることを示すものとして記録紙給紙部から出力される既存の検出信号を用いて装置に固定部材が装着されているか否かを正確に検出することができる。また、この検出を少なくとも装置に対する最初の電源投入時に行うことにより、固定部材が装着されたままの状態、即ち、リフトアップ板の移動が規制されたままの状態で装置が画像形成処理に使用されないようにすることができ、記録紙が給紙されずに無駄に画像形成処理が行われることを防止できる。
【0054】
(4)固定部材が装置から除去された状態で、可動体の駆動を開始することにより、固定部材が装置から除去されるまでは可動体が駆動されることがなく、可動体の移動が規制されたままの状態で画像読取処理や画像形成処理が行われることによる可動体の破壊、電源回路の故障及び無駄な画像形成処理の実行を確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す概略図である。
【図2】上記画像形成装置における原稿読取部の要部の構成を示す図である。
【図3】上記画像形成装置の記録紙給紙部の要部の構成を示す図である。
【図4】上記画像形成装置の制御部の構成を示すブロック図である。
【図5】上記画像形成装置におけるフォトセンサの回路構成を示す図である。
【図6】上記画像形成装置の制御部の処理手順の一部を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1−ロックネジ(固定部材)
10−ロックピン(固定部材)
100−画像形成装置
110−原稿読取部
113−第1の走査ユニット(可動体)
114−第2の操作ユニット(可動体)
250−記録紙給紙部
251−給紙カセット
256−リフトアップ板(可動体)
Claims (5)
- 処理動作に応じた出力信号を出力する複数の処理部、及び、出力信号に基づいて各処理部における処理動作を制御する制御部から構成されるとともに、少なくとも一つの処理部における処理動作に応じて移動する可動体を備え、装置に着脱自在の固定部材を介して可動体の移動を選択的に規制する画像形成装置において、
前記固定部材は装置に対する着脱状態に応じて処理部の出力信号に所定の変化を生じさせ、前記制御部は出力信号における所定の変化の有無に基づいて固定部材が装置から除去されたか否かを検出することを特徴とする画像形成装置。 - 前記可動体が画像読取部の読取処理動作時に原稿の画像面を露光走査する走査ユニットであり、前記固定部材が画像読取部における読取光路中の所定の位置に露出する状態で装置に装着される部材であり、前記制御部が少なくとも装置に対する最初の電源投入時に画像読取部の読取信号における所定の位置に固定部材の画像信号が含まれるか否かに基づいて固定部材が装置に装着されているか否かを判別することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記可動体が記録紙給紙部に収納された記録紙を給紙可能な位置まで持ち上げるリフトアップ板であり、前記固定部材がリフトアップ板を最も下方の位置に固定する部材であり、前記制御部が少なくとも装置に対する最初の電源投入時に記録紙給紙部において給紙可能な位置で記録紙を検出する検出手段の検出信号の有無に基づいて固定部材が装置から除去されたか否かを判別することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、固定部材が装置から除去されたと判別した後に、可動体の駆動を開始することを特徴とする請求項2又は4に記載の画像形成装置。
- 処理部における可動体の移動を規制する固定部材が装置から除去されたか否かを検出する画像形成装置の固定部材除去検出方法であって、
装置に対する最初の電源投入時に、装置に対する固定部材の着脱状態に応じて変化する処理部からの出力信号を読み取り、読み取った出力信号に基づいて固定部材が装置から除去されたか否かを判別することを特徴とする画像形成装置の固定部材除去検出方法。
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