JPH09249334A - 搬送装置及び画像形成装置並びにファクシミリ装置 - Google Patents

搬送装置及び画像形成装置並びにファクシミリ装置

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JPH09249334A
JPH09249334A JP8085724A JP8572496A JPH09249334A JP H09249334 A JPH09249334 A JP H09249334A JP 8085724 A JP8085724 A JP 8085724A JP 8572496 A JP8572496 A JP 8572496A JP H09249334 A JPH09249334 A JP H09249334A
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JP
Japan
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sheet material
sheet
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image
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JP8085724A
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Inventor
Toshiaki Saito
利昭 斉藤
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Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 過積載を検出する検出手段を備えるにあた
り、既存のシート材通過等の検出センサを利用して過積
載おも検出可能とすることで多機能化を図り、部品点数
を削減してコストダウンを図る。 【解決手段】 搬送装置の排出部に、シート材Sの通過
を検出する排出経路上の所定位置から排紙トレー56
(積載手段)上に過積載となる厚みまで積載されたシー
ト材Sの最上位のシート材の位置までを検出レンジとす
るシート材検出手段K1を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は搬送手段の排出部か
ら排出されるシート材の積載手段への過積載を検出する
ことの可能な搬送装置と、この搬送装置を利用する画像
形成装置及びファクシミリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より画像形成装置の一種として例え
ばプリンタ装置やファクシミリ装置においては、装置内
部の画像形成手段によりシート材に画像を形成し、画像
形成されたシート材を搬送する搬送装置で排出部から装
置外部へ排出することが行われている。
【0003】また排出部には、排出されたシート材を複
数枚積載可能とする積載手段としての排出トレー等が装
着されている。そしてシート材は排出に伴ってこの排出
トレー上に序々に積み重なっていくものである。
【0004】従ってオペレータは、通常は排出されたシ
ート材を排出の都度あるいは適当なタイミングで取り除
く必要があり、排出されたシート材の除去を怠ると、排
出トレーからのはみ出してや落下、またジャム等の問題
が発生していた。
【0005】一方、このような画像形成装置に採用され
ているシート材の搬送装置は、画像が形成されたシート
材の搬送状況を検出する等の目的で、排出部を通過する
シート材の検出センサを備えているものがあるが、この
検出センサはシート材の通過を検出するのみのものであ
った。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、排出されたシ
ート材が排出トレー上で過積載とならないように、過積
載状態を検出する機構を持つ装置も存在しているが、専
用の検出手段により過積載状態を検出するものであり、
部品点数が増加してコストアップの要因となっていた。
【0007】本発明は上記従来技術の問題を解決するた
めになされたもので、その目的とするところは、過積載
を検出する検出手段を備えるにあたり、既存のシート材
通過等の検出センサを利用して過積載をも検出可能とす
ることで多機能化を図り、部品点数を削減してコストダ
ウンを図ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、シート材を搬送する搬送手段と、
この搬送手段の排出部から排出経路に沿って排出される
シート材を複数枚積載可能とする積載手段と、を備えた
搬送装置において、前記シート材の通過を検出する排出
経路上の所定位置から前記積載手段上に過積載となる厚
みまで積載されたシート材の最上位のシート材の位置ま
でを検出レンジとするシート材検出手段を備える。
【0009】これによると、一つの検出センサにより、
シート材の排出経路上の所定位置を通過することと、排
出されたシート材が積載手段上で過積載となった状態を
検出することができる。
【0010】前記シート材検出手段により検出されるシ
ート材の検出時間が、搬送されているシート材の搬送方
向の長さにより定まる検出時間よりも長い場合に過積載
と認識することも好適である。
【0011】シート材を搬送していない状態で、前記シ
ート材検出手段がシート材を検出した場合に過積載と認
識することも好適である。
【0012】積載手段上にシート材が過積載であると認
識した後に、前記シート材検出手段が一定時間シート材
を検出しない状態が継続したときに、過積載の状態が解
消されたと認識することも好適である。
【0013】また、前記シート材検出手段は、少なくと
も前記排出経路に沿って排出されるシート材の通過を検
出する第1の検出レンジと、積載手段上に過積載となる
厚みまで積載されたシート材の最上位のシート材を検出
する第2の検出レンジとを有する複数の検出レンジを備
えたことを特徴とする。
【0014】これによると、シート材の通過と過積載と
を独立して認識することができる。前記シート材検出手
段の第1の検出レンジにおいて検出されるシート材の検
出時間が、搬送されているシート材の搬送方向の長さに
より定まる検出時間よりも長い場合に搬送不良と認識す
ることも好適である。
【0015】また、画像形成装置において、シート材に
画像を形成する画像形成手段を備え、画像が形成された
シート材を上記記載の搬送装置により搬送する。
【0016】さらに、上記記載の搬送装置を備え、受信
した画像情報を画像形成手段によりシート材に形成し、
前記搬送装置によりシート材を搬送・排出するファクシ
ミリ装置であって、受信した画像情報を蓄積することの
可能なメモリと、前記搬送装置が認識した過積載を表示
する表示手段とを備え、前記搬送装置がシート材の過積
載を認識した時に、前記表示手段によりオペレータに通
知すると共に、以後新たな画像形成動作を停止し、受信
した画像情報を前記メモリに蓄積することを特徴とす
る。
【0017】また、ファクシミリ装置において、搬送装
置がシート材の過積載の状態が解消されたと認識した後
に、前記表示手段による過積載の表示を停止し、前記メ
モリに蓄積された画像情報を画像形成手段によりシート
材に形成して出力することを特徴とすることも好まし
い。
【0018】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて本発明を適用す
る搬送装置の実施の形態を説明する。 (実施の形態1)図1と図2は本発明の第一の実施の形
態のシート材の搬送装置の特徴的な構成を示すものであ
り、シート材を排出する排出部を説明するものである。
【0019】図1は搬送装置の排紙部の断面構成を説明
する図であり、図1(a)はシート材Sが排出されてい
ない状態、図1(b)はシート材Sが排出されている状
態、図1(c)は積載手段としての排紙トレー56にシ
ート材Sが過積載となっている状態を示している。ま
た、図2は搬送手段としての排紙ローラ軸51のみを取
り出した斜視図である。
【0020】図1によりこの搬送装置の排出部の概略構
成を説明すると、シート材Sを搬送する搬送手段として
の排紙ローラ軸51、排出部から搬送・排出されたシー
ト材Sを積載する積載手段としての排紙トレー56及び
後述するシート材検出手段K1とを備えている。
【0021】52a〜52dは排紙ローラ軸51と一体
的に設けられたローラゴム、53は排紙部を通過するシ
ート材及び排紙トレー56上に排出され、過積載となっ
たシート材を検出する為のアクチュエータ、53aは排
紙ローラ軸51との摺動部、53bはシート材と接触す
る接触部、54はローラゴム52と圧接するピンチコ
ロ、55はフォトインタラプタであり、アクチュエータ
53及びフォトインタラプタ55がシート材検出手段K
1として機能する。
【0022】図1(a)はシート材Sがトレー56にな
い状態(過積載でない状態)を示す。この状態ではフォ
トインタラプタ55の光路を遮っており、過積載でない
ことが判断できる。
【0023】図1(b)はシート材Sが排出されると途
中を示す図である。シート材Sによりアクチュエータ5
3は矢印方向に回転し、フォトインタラプタ55の光路
が開く。シート材Sが排出されるとアクチュエータ53
は自重で図2の状態に戻る。図1(c)は排出されたシ
ート材の厚みが所定の高さtに達した図である。シート
材Sが排出されたあともアクチュエータ53は過積載と
なる厚みまで積載された最上位のシート材により図1
(a)の状態へと戻ることができず、フォトインタラプ
タ55の光路を遮ることができないので、過積載を認識
できる。
【0024】従って、シート材検出手段K1としては一
つのフォトインタラプタ55により図1(b)に示すシ
ート材Sの排出経路上を通過するシート材Sと図1
(c)に示した過積載となったシート材の最上位までの
位置を検出レンジとすることになり、シート材Sの通過
と過積載との両方を検出することが可能である。
【0025】(実施の形態2)図3は本発明の第二の実
施の形態のシート材の搬送装置の形態を示すものであ
り、第一の実施の形態にフォトインタラプタ57を追加
したものである。この図において第一の実施の形態と同
様の構成には同一の符号を付している。51は排紙ロー
ラ軸、52は排紙ローラ軸と一体のローラゴム、53は
排紙部通過およびシート材過積載用のアクチュエータ、
53aは排紙ローラ軸51との摺動部、53bはシート
材Sとの接触する接触部、54はローラゴム52と圧接
するピンチコロ、55,57はフォトインタラプタ、5
6は排紙トレーである。
【0026】図3(a)はシート材Sがトレー56にな
い状態(過積載でない状態)を示す。この状態を状態A
とする。状態Aはフォトインタラプタ57は光路が開い
ており、シート材Sが排紙される途中でないことが判断
でき、かつ、フォトインタラプタ55の光路を遮ってい
ることにより判断でき、過積載でないことが認識でき
る。
【0027】図3(b)はシート材Sが排出される途中
を示す図である。この状態を状態Cとする。状態Cはシ
ート材Sによりアクチュエータ53は矢印方向に回転
し、フォトインタラプタ57の光路が遮ることで、シー
ト材Sが排紙途中であることで判断できる。アクチュエ
ータ53がこのフォトインタラプタ57の光路を遮る位
置にある時が第1の検出レンジである。シート材Sが排
出されればアクチュエータ53は自重で図3(a)の状
態に戻る。
【0028】図3(c)は排出されたシート材Sの厚み
が過積載である所定の高さtに達した図である。この状
態を状態Bとする。状態Bはシート材Sが排出されたこ
とがフォトインタラプタ57は光路が開いていることで
判断でき、かつ、アクチュエータ53はフォトインタラ
プタ55の光路を遮ることができないことにより判断で
き、過積載であることが認識できる。アクチュエータ5
3がこのフォトインタラプタ55の光路を遮る位置にあ
る時が第2の検出レンジである。
【0029】従って、シート材の通過と過積載とを独立
して検出することが可能である。
【0030】(実施の形態3)次に第3の実施の形態と
して上記に説明したシート材の搬送装置を適用すること
の可能な画像形成装置としてのファクシミリ装置につい
て説明する。
【0031】図4及び図5において、1は装置本体、2
はカートリッジカバーであるとともに原稿Sを複数枚積
載することができるように構成された原稿載置台、3は
原稿Sの画像情報を読み取る画像読取部、4はレーザビ
ームプリンタからなる記録装置本体、5は原稿搬送部、
6は原稿押圧部、7は密着型イメージセンサ、8は原稿
排紙トレー、9はレーザスキャナ、10は画像形成部
(画像形成手段)、11は手差し給紙部、12はフェー
スダウンシート材排紙トレー、13はカセット部、14
はシート材搬送路切換えフラッパ、15はフェースダウ
ンガイド、16は上原稿ガイド、17は下原稿ガイド、
25は操作部、26は表示部、27は搬送ガイド、28
はリヤカバー、29は搬送ローラである。
【0032】画像読取部3は、先ず原稿載置台2上に積
載されたシート状の原稿Gを摩擦片18と圧接する分離
ローラ19で1枚ずつ分離して給送し、次いで、その分
離された原稿Gを押圧バネ20により押圧された給紙コ
ロ21及び該給紙コロ21に圧接する給紙ローラ22等
で密着型イメージセンサ7に搬送し、その原稿Gを原稿
押圧部6で密着型イメージセンサ7に押圧して密着さ
せ、原稿Gの画像情報を密着型イメージセンサ7で読み
取った後、原稿Gを押圧バネ20により押圧された排紙
コロ23及び該排紙コロ23に圧接する排紙ローラ24
によって原稿排紙トレー8に排出するようになってい
る。尚、この間、原稿Gは、上原稿ガイド16と下原稿
ガイド17によりガイドされる。
【0033】原稿載置台2には、原稿Gの搬送方向と直
角方向(原稿Gの幅方向)にスライド可能なスタイダ2
aが設けられている。そして、そのスダイダ2aによっ
て原稿載置台2上に積載された原稿Gの両サイズを揃え
ることができるようになっている。また、原稿Gが長尺
原稿の場合、原稿トレー2bによって原稿Gの後端部が
原稿載置台2からはみ出して垂れ下がるのを防止するこ
とができる。
【0034】記録装置本体4は、後述する制御部301
から出力される画像信号に基づいてレーザスキャナ9の
レーザビーム発信器9aから変調信号を射出し、この変
調ビームをポリゴンミラー9bによって画像形成部10
の感光ドラム10aに走査光として照射し、感光ドラム
10a表面に画像情報を形成して、手差し給紙部11ま
たはカセット部13から画像形成部10に給送されたシ
ート材Sに画像情報を転写して定着した後、そのシート
材Sをシート材積載トレイ12に排紙するように構成さ
れている。
【0035】ここで、前述の第1の実施の形態により説
明した搬送装置K1は、画像が形成されたシート材Sを
シート材積載トレイ12に排紙させる手段として適用さ
れている。
【0036】感光ドラム10aは、一次帯電器10bと
現像剤ローラ10cとクリーニングブレード(図示しな
い)とともに記録カートリッジ10e内に一体に組み込
まれていて、装置本体1に対して着脱自在に構成されて
いる。そして、感光ドラム10aは、その表面が一次帯
電器10bにより均一に帯電され、その表面にポリゴン
ミラー9bから送られる走査光が折り返しミラー9cを
介して照射されると、その表面に潜像が形成され、その
潜像が現像ローラ10cから供給されるトナーによって
顕画化されるようになっている。
【0037】画像形成部10の感光ドラム10a周辺部
には、転写帯電器10fが配置されている。また、感光
ドラム10aよりも下流側のシート材搬送経路には、熱
定着器10g、排紙ローラ対10h及びフェースダウン
用排紙ローラ対10jが配置されている。
【0038】シート材Sは、転写帯電器10fで感光ド
ラム10a表面に形成されたトナー像が転写された後、
搬送ガイド27に沿って搬送され、熱定着器10gでト
ナー像を定着されて、その後、排紙ローラ対10hに送
られる。
【0039】またユーザーは、2つのシート材Sの出力
様式(いわゆる、フェースダウン排紙とフェースアップ
排紙)のうちいずれかを選択することができる。ここ
で、フェースダウン排紙とは、原稿の印字面を下方にし
て、出力ページ順が揃うように排紙する様式をいう。ま
た、フェースアップ排紙とは、印字面を上方にして、出
力した内容を排紙中にも確認できるようにした様式をい
う。その両方式の切換えは、シート材搬送路切換えフラ
ッパ14を動かし、搬送経路を切り替えることにより行
われる。
【0040】この図5は、フェースダウン排紙の状態を
示している。フラッパ14で上方に向きを変えられたシ
ート材Sは、フェースダウンガイド15に沿ってガイド
され、フェースダウン用排紙ローラ対10jによりフェ
ースダウンシート材排紙トレイ12に排出させられる。
【0041】ユーザーがフェースアップ排紙を選択する
場合には、切換えレバー(図示しない)によりフラッパ
14の向きを変え、原稿排紙トレイ8側に原稿を排出す
る。フェースアップ排紙トレイと原稿排紙トレイを兼ね
ているトレイ8は、不図示の針金状のものであり、ユー
ザーが装置正面に立ったときでも、装置の前面に障害物
があるというような間隔を緩和している。
【0042】カセット部13は、装置本体1の底部に配
設されている。カセットオケ31に積載されたシート材
Sは、リフタアーム(給送力付与手段)38により中板
36が上方に回動させられることによって分離ローラ6
0に圧接され、分離パッド73によって1枚ずつ分離さ
れ(摩擦片分離方式)、分離ガイド75に沿って搬送さ
れ、さらに、搬送ローラ29、リアカバー28に配置さ
れたカバー側Uターンガイド28a及び装置本体1側に
配置された本体側Uターンガイド28bによって反転さ
れる。
【0043】さらに、給送中にシート材Sは、レジスト
センサ28cにより先端位置を検知され、感光ドラム1
0aに形成されたトナー像の先端とシート材Sの先端が
一致するように給紙と画像出力のタイミングを合わされ
た後、転写帯電器10fと感光ドラム10aとの間に搬
送される。画像は、カセット部13に積載されたシート
材Sの下面側に記録される。
【0044】また、シート材Sは、シート材サイズに合
わせて移動可能に装置された幅規制板33と後端規制板
34により側端面と後端面を規制され、斜行や不送りが
発生しないようになっている。シート材積載可能枚数
は、約250枚であり、装置本体1に向かって前面方向
に引き出されるように構成されている(フロントローデ
ィング方式)。また、積載可能なシート材サイズは、A
4、レター、リーガルの3種類である。尚、同図におい
ては、後端規制板34がレターサイズの位置に設定され
ている。
【0045】手差し給紙部11は、リアカバー28の上
部に設けられている。この手差し給紙部11に挿入され
たシート材Sは、搬送ローラ29とUターンガイド28
bに設けられたコロ281 とにより画像形成部10に送
られる。
【0046】装置本体1は、カートリッジカバー2が開
閉可能に設けられていて、該カートリッジカバー2を開
くことによって、記録カートリッジ10eを外に引き出
して交換できるようになっている。
【0047】また、この実施の形態に係るファクシミリ
装置は、カートリッジカバー2にインターロック機構が
備わっており、カートリッジカバー2が開いているか又
は記録カートリッジ10eが装置本体1にセットされて
いない場合、記録装置本体4が動作しないようになって
いる。
【0048】また、記録カートリッジ10eに設けたド
ラム感光防止シャッター(図示しない)は、記録カート
リッジ10eの装置本体1へのセットと連動するように
なっており、カートリッジカバー2を開き、記録カート
リッジ10eを装置本体1にセットした時に開く一方、
記録カートリッジ10eを装置本体1から取り出した時
に閉じ、感光ドラム10aの不必要な感光を防止するよ
うになっている。
【0049】また、記録中にジャムが発生した場合、カ
ートリッジカバー2、リアカバー28、フェースダウン
ガイド15、カセット部13のいずれかを開けることに
よって、装置本体1の内部に滞留しているシート材Sを
取り出すことができるようになっている。
【0050】密着型イメージセンサ7は、光源としての
LEDアレイから原稿Gの画像情報面に光を照射し、画
像情報面から反射された反射光をセルフォックスレンズ
(商標)でセンサ素子に結像して、画像情報を読み取る
ものである。
【0051】図6は、本発明におけるレーザビームプリ
ンタを使用したファクシミリ装置の制御系300のブロ
ック図である。
【0052】図において、301は、ファクシミリ装置
全体を制御するCPUである。このCPU301は、M
PU、MPUの制御プログラム等を格納するROM、各
種データ処理のワークエリアや画像情報の一時的記憶部
として使用されるメモリとしてのRAM、画像の変倍や
解像度変換等を行う画像処理部等により構成されてい
る。
【0053】また、CPU301には、公知の構成から
なるカレンダ、時計機能などが備えられ、RAMのうち
ワンタッチキー宛先情報やソフトウェアスイッチ情報等
の重要なシステム設定情報を格納する領域がバッテリー
バックアップによって停電等の不慮の障害から保護され
ている。ファクシミリ装置の制御系は、上述のCPU3
01と以下の各要素302〜310をインタフェースを
通じて結合した構成をとるものである。
【0054】操作部302は、テンキー、ファンクショ
ンキー、ワンタッチキー、スタートキー、ストップキー
等の各種キースイッチ等からなる。
【0055】表示部303は、各種メッセージの表示を
行うLCD、送信モード等の表示を行う各種LED等か
らなる。
【0056】読取部304は、読取りモータ等の駆動
部、画像の読み取りを行う読取りセンサ、読み取った画
像のシェーデイングや2値化を行う画像処理部、原稿検
知等を行う各種センサ等からなる。
【0057】記録部305は、記録モータ等の駆動部、
レーザスキャナや電子写真プロセスの制御等を行う記録
ユニット、記録する画像のスムージング等を行う画像処
理部、シート材等の検知を行う各種センサからなる。
【0058】発呼、着呼、画像データの符号化等を行う
通信制御部306は、MODEM、NCU等からなる接
続部を持ち、接続部には通信網が接続される。
【0059】CPU外部インタフェース309は、CP
U301から直接データの送受信を行うインタフェース
であり、例えば、RS232C、SCSI、LAN等の
回線を通じて装置外部のコンピュータと接続すること
で、装置を外部のコンピュータのスキャナプリンタ等と
して使用する。
【0060】HDD310は、大容量の不発揮性メモリ
として画像情報等の保存に使用される。
【0061】次に、レーザビームプリンタの基本動作を
観念図である図7を用いて説明する。
【0062】図7において、400は記録する画像デー
タに対してレーザ光を点滅する半導体レーザ、401は
ポリゴンモータ、402はポリゴンモータ401により
回転するポリゴンミラー、403は結像や倒れ補正等を
行う光学系、404はフォトディテクタ、405は折り
返しミラー、406は感光ドラム、407は現像器、P
は記録シート、409は搬送ガイド、410は定着器で
ある。
【0063】以上の構成において、まず、半導体レーザ
400から発射されたレーザ光は、ポリゴンミラー40
2で反射されることにより偏向され、光学系403、折
り返しミラー405を介して感光ドラム406上に照射
される(主走査)。
【0064】このときフォトディテクタ404により頭
出しされ、照射位置が決定される。この主走査が1ライ
ン分終了する間に、感光ドラム406が1ライン分回転
する(副走査)。
【0065】以上のようにして、感光ドラム406上に
結像された画像は、現像器407により現像され、記録
シートP上に転写される。記録シートPは、搬送ガイド
409に沿って搬送され、定着器410で定着された
後、装置本体1の外部に排出される。
【0066】尚、上述の感光ドラム406、現像器40
7、定着器410等の副走査系の要素は、図示しない記
録モータ、ギア、ベルト等によって、同期して駆動され
ている。
【0067】(実施の形態4)第4の実施の形態とし
て、第3の実施の形態で説明されたファクシミリ装置に
本発明を適用した第1の実施の形態の搬送装置を利用す
る時の制御部の各種動作を図8〜12のフローチャート
を用いて説明する。
【0068】図8はページ記録制御タスクのフローチャ
ートである。
【0069】ページ記録制御タスクはプリント待機状態
においてプリンタ状態を監視する(シーケンスS10
1:プリンタ状態監視処理の詳細は図9にて後述す
る)。
【0070】S102において、プリンタ状態が記録不
可能である場合には、通信網307からのデータ受信が
あるか監視しない場合にはS101を繰り返す。一方あ
る場合には次にメモリに空きがあるかどうかを監視し
(S109)空きがあればメモリ代行受信する(S11
0)。一方空きがない場合は、S101を繰り返す。
【0071】プリンタ状態が記録可能である場合には、
S103において、プリントQueに記録するページが
存在するか否かを判断する。記録するページが存在しな
ければ、S101から繰り返す。記録するページが存在
するならば、S104において、プリント要求をプリン
タに発行する。(プリント要求に対するプリンタの制御
は図10にて後述する。)S105において、プリンタ
からのプリント終了を待ち、S106でプリンタから通
知されるプリント結果を判断する。プリントOKであれ
ば、S107でプリントQueからプリントしたページ
情報を削除し、プリントNGではページ情報を削除せず
に、S101のプリント待機状態から繰り返す。
【0072】図9はプリント状態監視処理のフローチャ
ートである。
【0073】S201はプリンタのカバーが開いている
か否かを判断する。プリンタはプリンタカバーが開いて
いるときは、高圧電源がカットされ記録できない様にな
っている。この時S202においてカバーフラグをON
にし、S203にて、JAM状態はプリンタカバーを開
くことで解除されるためにJAMフラグをOFFにす
る。プリンタカバーが閉じている場合にはS204にて
カバーフラグをOFFにする。
【0074】S205はプリンタにシート材がセットさ
れているか否かを判断する。シート材がない場合にはS
206において、紙なしフラグをONにする。シート材
がある場合にはS207において、紙なしフラグをOF
Fにする。
【0075】S208は給紙センサの状態を判断する。
プリンタが停止状態において、給紙センサがONである
場合には、シート材が搬送路上に存在することになるの
で、S209においてJAMフラグをONにする。
【0076】S210はシート材検出手段として機能す
るフォトインタラプタ55(ここでは排紙センサと呼
ぶ)の状態を判断する。本発明の第一の実施の形態にお
いて、排紙センサは過積載センサを兼用するので、プリ
ンタ停止状態においてシート材検出手段がONである場
合には、過積載状態であると判断し、S211において
過積載フラグをONにする。排紙センサがOFFである
場合には、過積載状態ではないと判断し、S212にお
いて過積載フラグをOFFにする。
【0077】S213において、S201からS212
において設定された各種の記録不可要因フラグ(カバー
フラグ、紙なしフラグ、JAMフラグ、過積載フラグ)
のいずれか1つでもONであるか否かを判断する。1つ
でも記録不可要因があれば、S214において、プリン
ト可能タイマーを予め決められた時間を設定し、S21
7でプリンタ状態としてNGを返し終了する。
【0078】S213において、各種の記録不可要因フ
ラグがすべてOFFの場合、プリンタ可能タイマーがタ
イムアップしているか否かを判断する。タイムアップし
ていない場合には、S217でプリンタ状態としてNG
を返し終了する。タイムアップしている場合には、S2
18でプリンタ状態としてOKを返し終了する。
【0079】プリント可能タイマーとは記録不可要因が
なくなったときに直ちに記録可能とさせずに規定時間経
過後に記録可能とするために用いるタイマーであり、例
えば、シート材をセットする場合、シート材有無センサ
は完全にシート材が装填されていなくても紙なし状態か
ら紙あり状態に変化する場合があり、記録不可要因がな
くなった場合、直ちに記録を開始すると、完全にシート
材が装填されていないために、給紙不良を起こすことが
あるので、プリント可能タイマーによって、記録開始タ
イミングを遅延させている。
【0080】図10はプリンタのシート材搬送制御のフ
ローチャートである。
【0081】S301はページ記録制御タスクからのプ
リント要求があるか否かの監視をする。プリント要求が
ある場合、S302において記録搬送モータを起動し、
S303でシート材のピックアップを行い給紙を開始す
る。
【0082】S304においては、給紙センサがONな
るタイミングを監視する。給紙センサがOFFの場合、
S305において、シート材のピックアップをしてから
給紙センサがONになるまでにかかる最大時間(規定時
間1)かが経過したか否かを判断し、未経験ならばS3
04から繰り返す。規定時間1を経過しているならば、
給紙遅延ジャムとしてS306でJAMフラグをONに
して、S314に進む。
【0083】S304において給紙センサがONになっ
たならば、S307において、画像データのシート材へ
の転写を行う。
【0084】S308において排紙センサがONなるタ
イミングを監視する。排紙センサがOFFの場合、S3
09において、給紙センサがONしてから排紙センサが
ONになるまでにかかる最大時間(規定時間2)が経過
したか否かを判断し、未経過ならばS308を繰り返
す。規定時間2を経過しているならば、シート材滞留ジ
ャムとしてS310でJAMフラグをONにして、S3
14に進む。
【0085】S308において排紙センサがONになっ
たならば、S311において、出力するシート材長に応
じた排紙センサをシート材が通過する時間の経過を監視
する。
【0086】S309においては、記録したシート材が
排紙終了しているタイミングであるのでこの時に排紙セ
ンサの状態を判断する。この時排紙センサがONのまま
であると図4に示すシート材排紙トレーの過積載状態で
あると判断し、S313にて過積載フラグをONにす
る。
【0087】S314では一連のシート材搬送動作が終
了しているものとしてシート材搬送モータを停止させ
る。
【0088】S315ではプリンタ制御の終了を示す終
了信号をページ記録制御タスクに発行する。
【0089】図11はプリンタの異常状態をオペレータ
に警告するためのプリンタ状態表示タスクのフローチャ
ートである。
【0090】S401は警告用のLCD表示内容および
警告LEDを一時消去する。
【0091】S402はプリンタカバーフラグがONで
あるか否かを判断する。
【0092】ONであればカバーが開いていると判断
し、S403にて警告用のLCD表示に“カバーが開い
ています”のメッセージを登録する。
【0093】S404は紙なしフラグがONであるか否
かを判断する。
【0094】ONであればシート材がないものと判断
し、S405にて警告用のLCD表示に“シート材があ
りません”のメッセージを登録する。
【0095】S406はJAMフラグがONであるか否
かを判断する。
【0096】ONであればシート材JAMがあるものと
判断し、S407にて警告用のLCD表示に“シート材
ジャム”のメッセージを登録する。
【0097】S408は過積載フラグがONであるか否
かを判断する。
【0098】ONであればシート材排紙トレーが過積載
状態であるものと判断し、S409にて警告用のLCD
表示に“シート材ジャム”のメッセージを登録する。
【0099】S410では各種記録不可フラグのいずれ
か一つでもONであるか否かの判断をする。いずれか一
つでもONであればS411にて警告LEDの点滅を行
う。
【0100】S412ではプリンタ状態表示切り替えを
一定周期で行うため、一時的な時間(500ms程度)
ウエイト状態にする。
【0101】(実施の形態5)第5の実施の形態とし
て、第3の実施の形態で説明されたファクシミリ装置に
本発明を適用した第2の実施の形態の搬送装置を利用す
る時の制御部の各種動作を図12及び13のフローチャ
ートを用いて説明する。これらのフローチャートは、そ
れぞれ図9、図10を第2の実施の形態の搬送装置に合
わせて改良したフローとなっている。
【0102】図12のプリンタ状態監視処理においては
S220からS223が図9のS210からS212と
異なり、以下、図12を説明する。
【0103】S201はプリンタのカバーが開いている
か否かを判断する。プリンタはプリンタカバーが開いて
いるときは、高圧電源がカットされ記録できない様にな
っている。この時S202においてカバーフラグをON
にし、S203にて、JAM状態はプリンタカバーを開
くことで解除するためにJAMフラグをOFFにする。
プリンタカバーが閉じている場合にはS204にてカバ
ーフラグをOFFにする。
【0104】S205はプリンタにシート材がセットさ
れているか否かを判断する。シート材がない場合にはS
206において、紙なしフラグをONにする。シート材
がある場合にはS207において、紙なしフラグをOF
Fにする。
【0105】S208は給紙センサの状態を判断する。
プリンタが停止状態において、給紙センサがONである
場合には、シート材が搬送路上に存在することになるの
で、S209においてJAMフラグをONにする。
【0106】S220は排紙センサ部の状態を判断す
る。本発明の第二の実施の形態において、排紙部のアク
チュエータ53の位置状態によって3段階の状態を検出
できる。本実施の形態では2つのフォトインタラプタ5
5,57の状態によって3段階の位置を検出しており、
プリンタ停止状態において排紙部が状態Cの時は排紙部
にシート材が滞留状態であると判断し(図3(b))、
JAMフラグをONにする。プリンタ停止状態において
排紙部が状態Bの時は排紙トレーにシート材が過積載状
態であると判断し(図3(c))、S222において過
積載フラグをONにする。プリンタ停止状態において排
紙部が状態Aの時は排紙トレーは通常の状態であると判
断し(図3(a))、S222において、過積載フラグ
をOFFにする。
【0107】S213においてはS201からS212
において設定された各種の記録不可要因フラグ(カバー
フラグ、紙なしフラグ、JAMフラグ、過積載フラグ)
のいずれか1つでもONであるか否かを判断する。1つ
でも記録不可要因があれば、S214において、プリン
タ可能タイマーを予め決められた時間を設定し、S21
7でプリンタ状態としてNGを返し終了する。S213
において、各種の記録不可要因フラグがすべてOFFの
場合、プリント可能タイマーがタイムアップしているか
否かを判断する。タイムアップしていない場合には、S
217でプリンタ状態としてNGを返し終了する。タイ
ムアップしている場合には、S218でプリンタ状態と
してOKを返し終了する。
【0108】次に、図13のプリンタの記録搬送制御に
おいてはS320からS325が図10のS308から
S311と異なる。
【0109】以下、図17を説明する。
【0110】S301はページ記録制御タスクからのプ
リント要求があるか否かの監視をする。プリント要求が
ある場合、S302において記録搬送モータを起動し、
S303でシート材のピックアップを行い給紙を開始す
る。
【0111】S304においては、給紙センサがONな
るタイミングを監視する。給紙センサがOFFの場合、
S305においてシート材のピックアップをしてから給
紙センサがONになるまでにかかる最大時間(規定時間
1)が経過したか否かを判断し、未経過ならばS304
から繰り返す。規定時間1を経過しているならば、給紙
遅延ジャムとしてS306でJAMフラグをONにし
て、S314に進む。
【0112】S304において給紙センサがONになっ
たならば、S307において、画像データのシート材へ
の転写を行う。
【0113】S320において排紙センサ状態が状態C
になるタイミングを監視する。排紙センサ状態が状態C
でない場合、S309において、給紙センサがONして
から排紙センサ状態が状態Cになるまでにかかる最大時
間(規定時間2)が経過したか否かを判断し、未経過な
らばS308を繰り返す。規定時間2を経過しているな
らば、シート材滞留ジャムとしてS310でJAMフラ
グをONにして、S314に進む。
【0114】S320において排紙センサ状態が状態C
になったにならば、S321において、排紙センサ状態
が状態Cから状態Bまたは状態Aに遷移するタイミング
を監視する。状態Cのまま変化がない場合、S322に
おいて、排紙センサ状態が状態Cに遷移してから排紙セ
ンサ状態が状態C以外に遷移するまでにかかる最大時間
(規定時間3)が経過したか否かを判断し、未経過なら
ばS321を繰り返す。規定時間3を経過しているなら
ば、排紙ジャムとしてS323でJAMフラグをONに
して、S314に進む。
【0115】S324においては、記録したシート材が
排紙終了しているタイミングであるので、この時に排紙
センサの状態を判断する。この時排紙センサ状態が状態
Bであると図3(c)に示すシート材排紙トレーの過積
載状態であると判断し、S325にて過積載フラグをO
Nにする。
【0116】S314では一連のシート材搬送動作が終
了しているものとしてシート材搬送モータを停止させ
る。
【0117】S315ではプリント制御の終了を示すプ
リント終了信号をページ記録制御タスクに発行する。
【0118】
【発明の効果】上記のように説明された本発明による
と、一つの検出センサにより、シート材の排出経路上の
所定位置を通過することと、排出されたシート材が積載
手段上で過積載となった状態を検出することが可能とな
り、検出センサの多機能化が図られ、部品点数が少なく
コストメリットのある搬送装置が提供されると共に、過
積載による搬送不良が防止される。また、この検出セン
サにより得られる排出されたシート材の情報により、過
積載のみならず、ジャム等の搬送不良をも検出可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1の実施の形態における搬送
装置の断面説明図。
【図2】図2は本発明の第1の実施の形態における排紙
ローラ軸の斜視図。
【図3】図3は本発明の第2の実施の形態における搬送
装置の断面説明図。
【図4】図4は本発明の搬送装置を使用したファクシミ
リ装置の外観斜視図。
【図5】図5はファクシミリ装置の概略構成図。
【図6】図6はファクシミリ装置の制御系ブロック図。
【図7】図7はレーザビームプリンタの基本動作を説明
する概念図。
【図8】図8は本発明によるページ記録制御タスクの動
作を示すフローチャート。
【図9】図9は本発明によるプリンタ状態監視処理の動
作を示すフローチャート。
【図10】図10は本発明によるプリンタ搬送制御処理
の動作を示すフローチャート。
【図11】図11は本発明のプリンタ警告表示タスクの
動作を示すフローチャート。
【図12】図12は本発明のプリンタ状態監視処理の動
作を示すフローチャート。
【図13】図13は本発明のプリンタ搬送制御処理の動
作を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 装置本体 2 原稿載置台 3 画像読取部 4 記録装置本体 5 原稿搬送部 6 原稿押圧部 7 密着型イメージセンサ 8 原稿排紙トレー 9 レーザースキャナ 10 画像形成部(画像形成手段) 11 手指し給紙部 12 記録し排紙トレー 13 カセット部 14 記録し搬送路切換えフラッパ 15 フェースダウンガイド 16 上原稿ガイド 17 下原稿ガイド 18 摩擦片 19 分離ローラ 20 押圧バネ 25 操作部 26 表示部 27 搬送ガイド 28 リヤカバー 29 搬送ローラ 51 排紙ローラ軸 52a,52b,52c,52d ローラゴム 53 アクチュエータ(シート材検出手段) 53a 摺動部 54 ピンチコロ 55,57 フォトインタラプタ(シート材検出手段) 56 排紙トレー(積載手段) G 原稿 K1 シート材検出手段 S シート材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/21 H04N 1/21

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート材を搬送する搬送手段と、この搬
    送手段の排出部から排出経路に沿って排出されるシート
    材を複数枚積載可能とする積載手段と、を備えた搬送装
    置において、 前記シート材の通過を検出する排出経路上の所定位置か
    ら前記積載手段上に過積載となる厚みまで積載されたシ
    ート材の最上位のシート材の位置までを検出レンジとす
    るシート材検出手段を備えたことを特徴とする搬送装
    置。
  2. 【請求項2】 前記シート材検出手段により検出される
    シート材の検出時間が、搬送されているシート材の搬送
    方向の長さにより定まる検出時間よりも長い場合に過積
    載と認識することを特徴とする請求項1に記載の搬送装
    置。
  3. 【請求項3】 シート材を搬送していない状態で、前記
    シート材検出手段がシート材を検出した場合に過積載と
    認識することを特徴とする請求項1に記載の搬送装置。
  4. 【請求項4】 積載手段上にシート材が過積載であると
    認識した後に、前記シート材検出手段が一定時間シート
    材を検出しない状態が継続したときに、過積載の状態が
    解消されたと認識することを特徴とする請求項2または
    3に記載の搬送装置。
  5. 【請求項5】 前記シート材検出手段は、少なくとも前
    記排出経路に沿って排出されるシート材の通過を検出す
    る第1の検出レンジと、積載手段上に過積載となる厚み
    まで積載されたシート材の最上位のシート材を検出する
    第2の検出レンジとを有する複数の検出レンジを備えた
    ことを特徴とする請求項1に記載の搬送装置。
  6. 【請求項6】 前記シート材検出手段の第1の検出レン
    ジにおいて検出されるシート材の検出時間が、搬送され
    ているシート材の搬送方向の長さにより定まる検出時間
    よりも長い場合に搬送不良と認識することを特徴とする
    請求項5に記載の搬送装置。
  7. 【請求項7】 シート材に画像を形成する画像形成手段
    を備え、画像が形成されたシート材を上記請求項1,
    2,3,4,5または6のいずれか一項に記載の搬送装
    置により搬送することを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 上記請求項1,2,3,4,5または6
    のいずれか一項に記載の搬送装置を備え、受信した画像
    情報を画像形成手段によりシート材に形成し、前記搬送
    装置によりシート材を搬送・排出するファクシミリ装置
    であって、 受信した画像情報を蓄積することの可能なメモリと、前
    記搬送装置が認識した過積載を表示する表示手段とを備
    え、 前記搬送装置がシート材の過積載を認識した時に、前記
    表示手段によりオペレータに通知すると共に、以後新た
    な画像形成動作を停止し、受信した画像情報を前記メモ
    リに蓄積することを特徴とするファクシミリ装置。
  9. 【請求項9】 搬送装置がシート材の過積載の状態が解
    消されたと認識した後に、前記表示手段による過積載の
    表示を停止し、前記メモリに蓄積された画像情報を画像
    形成手段によりシート材に形成して出力することを特徴
    とする請求項8に記載のファクシミリ装置。
JP8085724A 1996-03-14 1996-03-14 搬送装置及び画像形成装置並びにファクシミリ装置 Withdrawn JPH09249334A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7558493B2 (en) * 2005-11-07 2009-07-07 Samsung Electronics Co., Ltd. Full-loading sensing device for an image forming apparatus
US8023837B2 (en) 2006-10-18 2011-09-20 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus capable of preventing a sheet jamming during detected abnormal situations
JP2017015781A (ja) * 2015-06-26 2017-01-19 キヤノン株式会社 画像形成装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7558493B2 (en) * 2005-11-07 2009-07-07 Samsung Electronics Co., Ltd. Full-loading sensing device for an image forming apparatus
US8023837B2 (en) 2006-10-18 2011-09-20 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus capable of preventing a sheet jamming during detected abnormal situations
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