JPH09249335A - シート搬送装置及び画像形成装置並びに画像読取装置 - Google Patents

シート搬送装置及び画像形成装置並びに画像読取装置

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JPH09249335A
JPH09249335A JP8085731A JP8573196A JPH09249335A JP H09249335 A JPH09249335 A JP H09249335A JP 8085731 A JP8085731 A JP 8085731A JP 8573196 A JP8573196 A JP 8573196A JP H09249335 A JPH09249335 A JP H09249335A
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JP
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sheet
unit
conveying
roller
image forming
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JP8085731A
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Yasushi Ishida
石田  靖
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置を大きくしたり、部品点数を増加させる
ことなくシートの通過を検知する。 【解決手段】 シートPを搬送する搬送ローラ52を有
する搬送手段と、搬送手段の搬送ローラ52にて搬送さ
れたシートPの端部が接することで回動する回動部材5
3を有し、回動部材53の移動に応じてセンサ55が検
知してシートPの通過を検知する検知手段と、を備えた
シート搬送装置において、搬送ローラ52の搬送ローラ
軸51を、前記検知手段の回動部材53の回動中心とす
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばファクシミ
リ、プリンタ、複写機等の画像形成装置に使用されるシ
ート搬送装置及び該シート搬送装置を備えた画像形成装
置並びに画像読取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、シート搬送装置におけるシートの
通過の検出には、搬送手段にて搬送されたシートの端部
が、回動部材を成すアクチュエータを回転させ、そのア
クチュエータに設けられた切欠部が、フォトインタラプ
タ等のセンサをON−OFFすることにより行なわれる
ものが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、アクチュエータの回転中心支持部を装置本体に
設けなければならず、部品点数が増加してしまうという
欠点があった。
【0004】また、アクチュエータの回転中心支持部を
構成するためにスペースが必要となり、装置が大きくな
ってしまうという欠点もあった。
【0005】本発明は、上記した従来技術の課題を解決
するためになされたもので、その目的とするところは、
装置を大きくしたり、部品点数を増加させることなくシ
ートの通過を検知し得るシート搬送装置及びそれを備え
た画像形成装置並びに画像読取装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本出願に係る第1の発明にあっては、シートを搬送
する搬送ローラを有する搬送手段と、該搬送手段の搬送
ローラにて搬送された前記シートの端部が接することで
回動する回動部材を有し、該回動部材の移動に応じてセ
ンサが検知してシートの通過を検知する検知手段と、を
備えたシート搬送装置において、前記搬送ローラの搬送
ローラ軸を、前記検知手段の回動部材の回動中心とする
ことを特徴とする。
【0007】上記目的を達成するために、本出願に係る
第2の発明にあっては、上記第1の発明に係るシート搬
送装置において、前記検知手段の回動部材は、前記搬送
ローラ軸の外周面と摺動する摺動部と、該摺動部と連結
されて前記搬送ローラにて搬送されたシートの端部と接
触する接触部とから構成され、前記摺動部と前記接触部
との間に前記搬送ローラが位置することを特徴とする。
【0008】上記目的を達成するために、本出願に係る
第3の発明にあっては、シートを画像形成部へ給送する
給送部及び前記画像形成部からのシートを排出する排出
部とを備えた画像形成装置において、前記給送部及び排
出部のうち少なくとも一方に上記第1または第2の発明
に係るシート搬送装置を備えたことを特徴とする。
【0009】上記目的を達成するために、本出願に係る
第4の発明にあっては、シートを画像読取部へ給送する
給送部及び前記画像読取部からのシートを排出する排出
部とを備えた画像読取装置において、前記給送部及び排
出部のうち少なくとも一方に上記第1または第2の発明
に係るシート搬送装置を備えたことを特徴とする。
【0010】上記第1の発明に係るシート搬送装置にあ
っては、検知手段の回動部材の回動中心を搬送ローラ軸
としたことから、別に回動支持部を設ける必要が無くな
るため、装置が大きくならないと共に、部品点数が削減
される。
【0011】上記第2の発明に係るシート搬送装置にあ
っては、回動部材の摺動部を搬送ローラ軸に挿入するだ
けで検知手段を組み付けることができるため、検知手段
の組立性が良い。
【0012】また検知手段の回動部材の摺動部と接触部
との間に搬送ローラがあることから、回動部材の接触部
がその搬送ローラにて搬送されたシートと接触して回動
するため、確実にシートの通過を検知できる。
【0013】上記第3及び第4の発明に係る画像形成装
置及び画像読取装置にあっては、画像形成部及び画像読
取部における給送部,排出部のうち少なくとも一方に上
記第1または第2の発明に係るシート搬送装置を備える
ことで、そのシート搬送装置を備えた部分においては省
スペースとなるため、装置の小型化を図ることができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づき詳述する。
【0015】図1〜4は本発明に係るシート搬送装置L
の一実施の形態を示すものであり、とりわけシートを排
出する排出部である排紙部を説明するものである。
【0016】これらの図において、51は搬送ローラ軸
としての排紙ローラ軸、52は搬送ローラとしての排紙
ローラ軸51と一体のローラゴム、53は回動部材を成
す排紙オーバーフローアクチュエータ、53aは排紙ロ
ーラ軸51の外周面との摺動部、53bはシートPと接
触する接触部、54はローラゴム52と圧接するピンチ
コロ、55はセンサとしてのフォトインタラプタ、56
は排紙トレイである。
【0017】ローラゴム52は図1に示すように排紙ロ
ーラ軸51上に軸方向所定間隔を有して52a〜52d
まで複数設けられている。
【0018】そして、排紙オーバーフローアクチュエー
タ(以下、単にアクチュエータという)53とフォトイ
ンタラプタ55とでシートPの通過を検知する検知手段
を成している。
【0019】アクチュエータ53は、ローラゴム52d
をはさむように配設されている。つまり、アクチュエー
タ53は、ローラゴム52dの軸方向外側(図中右側)
に摺動部53aが位置し、ローラゴム52dの軸方向ロ
ーラゴム52c側に接触部53bが位置している。
【0020】摺動部53aは、排紙ローラ軸51の外周
面と摺動する円筒形状となっている。
【0021】接触部53bは、内径がローラゴム52d
の外径より大径で、外径がフォトインタラプタ55の光
路をさえぎる大きさの円弧形状となっている。
【0022】この接触部53bと摺動部53aとはロー
ラゴム52dを覆うように連結されている。即ちこの連
結部53cは、摺動部53aの外周面から全長にわたっ
て径方向外方に所定量突出し、その突出部の外径端から
ローラゴム52dの外周面より外側を通って、軸方向接
触部53bに向って延び、その接触部53bの端面に連
結されるL字状となっている。
【0023】そして、このアクチュエータ53は排紙ロ
ーラ軸51を中心に摺動部53bを介して回動自在とな
っている。
【0024】このアクチュエータ53は、図4に示すよ
うにシートPが排紙トレイ56に排紙積載されていき、
その厚みがtを越えると、ピンチコロ54と排紙トレイ
56の間隙57にシートPが巻き込まれやすくなってし
まう。
【0025】そこでアクチュエータ53を設け、シート
Pの排紙厚みtを検知し、厚みが所定の高さを越えた時
点でシートPの搬送を新規に続行しないように装置を制
御しようとするものである。
【0026】図2はシートPが排紙トレー56に無い待
機状態を示す。
【0027】アクチュエータ53の接触部53bには、
フォトインタラプタ55に対応した位置の外周部にスリ
ット53dが設けられていて、図に示す様に待機状態で
はスリット53からずれてフォトインタラプタ55の光
路をさえぎっている。
【0028】図3はシートPが排出される途中を示す図
である。
【0029】ローラゴム52,ピンチコロ54にて搬送
(排出)されたシートPにより、接触部53bを介して
アクチュエータ53は矢印方向に回転し、スリット53
dがフォトインタラプタ55の光路に位置して、フォト
インタラプタ55の光路が開く。これにより、シートP
の通過を検知している。
【0030】シートPが排出されると、アクチュエータ
53は自重で図2の状態に戻る。
【0031】シートPの排出高さが所定の高さtに達し
た図が図4である。
【0032】シートPの排出高さが所定の高さtに達し
た場合には、シートPが排出された後もアクチュエータ
53は接触部53bのスリット53dからずれた位置の
フォトインタラプタ55の光路をさえぎるまで戻ること
ができない。
【0033】装置は所定時間フォトインタラプタ55の
出力が変化しなくなったことを検知すると、それ以上シ
ートを給紙(排紙)しないように制御を行なう。
【0034】ここでアクチュエータ53は図1に示すよ
うに、円弧形状の接触部53bが、その内周面がローラ
ゴム52dの外周面上を通過してローラゴム52c側に
位置し、摺動部53aがローラゴム52d近傍に位置す
るまで、摺動部53aを介して排紙ローラ軸51に挿入
されている。
【0035】従ってアクチュエータ53は排紙ローラ軸
51を回動中心にしているため、他に支点軸をもたな
い。
【0036】このことから、部品点数を増やさずに、コ
ンパクトにアクチュエータ53を組込むことが可能であ
る。
【0037】またシートPと接触する接触部53bは、
上記したようにローラゴム52c,52dの間にある。
排紙されるシートPは、ローラゴム52,ピンチコロ5
4にしっかり挟持されているため、接触部53bが排出
紙(シート)Pの抵抗になったりすることが無い。
【0038】本実施の形態では、センサとしてフォトイ
ンタラプタを用いたが、もちろんこれ以外の検知手段で
も良い。また、回動部材を成すアクチュエータの形状も
図の形状に限定されることも無い。さらに、搬送ローラ
としてローラゴムを用いたが、ゴムの材質に限定される
ことも無い。
【0039】(画像形成装置)図5及び図6は、前記シ
ート搬送装置Lをシートを排出する排出部である排紙部
に使用した画像形成装置としてのファクシミリ装置を例
に採って説明するものである。尚、シート搬送装置Lの
部分における構成及び作用については前述した通りなの
で、図中符号を付して、その説明は省略する。
【0040】図5及び図6において、1は装置本体、2
はカートリッジカバーであるとともに原稿Sを複数枚積
載することができるように構成された原稿載置台、3は
原稿Sの画像情報を読み取る画像読取部、4はレーザビ
ームプリンタからなる記録装置本体、5は原稿搬送部、
6は原稿押圧部、7は密着型イメージセンサ、8は原稿
排紙トレイ、9はレーザスキャナ、10は画像形成部
(画像形成手段)、11は手差し給紙部、12は上記シ
ート搬送装置Lの排紙トレイ56を含むフェースダウン
記録紙排紙トレイ、13はカセット部、14は記録紙搬
送路切換えフラッパ、15はフェースダウンガイド、1
6は上原稿ガイド、17は下原稿ガイド、25は操作
部、26は表示部、27は搬送ガイド、28はリヤカバ
ー、29は搬送ローラである。
【0041】画像読取部3は、先ず原稿載置台2上に積
載された原稿(シート)Sを摩擦片18と圧接する分離
ローラ19で1枚ずつ分離して給送し、次いで、その分
離された原稿を押圧バネ20により押圧された給紙コロ
21及び該給紙コロ21に圧接する給紙ローラ22等で
密着型イメージセンサ7に搬送し、その原稿を原稿押圧
部6で密着型イメージセンサ7に押圧して密着させ、原
稿Sの画像情報を密着型イメージセンサ7で読み取った
後、原稿Sを押圧バネ20により押圧された排紙コロ2
3及び該排紙コロ23に圧接する排紙ローラ24によっ
て原稿排紙トレイ8に排出するようになっている。尚、
この間、原稿Sは、上原稿ガイド16と下原稿ガイド1
7によりガイドされる。
【0042】原稿載置台2には、原稿Sの搬送方向と直
角方向(原稿Sの幅方向)にスライド可能なスタイダ2
aが設けられている。そして、そのスタイダ2aによっ
て原稿載置台2上に積載された原稿Sの両サイズを揃え
ることができるようになっている。また、原稿Sが長尺
原稿の場合、原稿トレイ2bによって原稿Sの後端部が
原稿載置台2からはみ出して垂れ下がるのを防止するこ
とができる。
【0043】記録装置本体4は、制御部301(図7参
照)から出力される画像信号に基づいてレーザスキャナ
9のレーザビーム発信器9aから変調信号を射出し、こ
の変調ビームをポリゴンミラー9bによって画像形成部
10の感光ドラム10aに走査光として照射し、感光ド
ラム10a表面に画像情報を形成して、手差し給紙部1
1またはカセット部13から画像形成部10に給送され
た記録紙(シート)Pに画像情報を転写して定着した
後、その記録紙Pを記録紙積載トレイ12に排紙するよ
うに構成されている。
【0044】感光ドラム10aは、一次帯電器10bと
現像剤ローラ10cとクリーニングブレード(図示しな
い)とともに記録カートリッジ10e内に一体に組み込
まれていて、装置本体1に対して着脱自在に構成されて
いる。そして、感光ドラム10aは、その表面が一次帯
電器10bにより均一に帯電され、その表面にポリゴン
ミラー9bから送られる走査光が折り返しミラー9cを
介して照射されると、その表面に潜像が形成され、その
潜像が現像ローラ10cから供給されるトナーによって
顕画化されるようになっている。
【0045】画像形成部10の感光ドラム10a周辺部
には、転写帯電器10fが配置されている。また、感光
ドラム10aよりも下流側の記録紙搬送経路には、熱定
着器10g、排紙ローラ対10h及びフェースダウン用
排紙ローラ対を成すシート搬送装置Lのゴムローラ5
2,ピンチコロ54が配置されている。
【0046】記録紙Pは、転写帯電器10fで感光ドラ
ム10a表面に形成されたトナー像が転写された後、搬
送ガイド27に沿って搬送され、熱定着器10gでトナ
ー像を定着されて、その後、排紙ローラ対10hに送ら
れる。
【0047】ユーザーは、2つの記録紙Pの出力様式
(いわゆる、フェースダウン排紙とフェースアップ排
紙)のうちいずれかを選択することができる。ここで、
フェースダウン排紙とは、原稿の印字面を下方にして、
出力ページ順が揃うように排紙する様式をいう。また、
フェースアップ排紙とは、印字面を上方にして、出力し
た内容を排紙中にも確認できるようにした様式をいう。
その両方式の切換えは、記録紙搬送路切換えフラッパ1
4を動かし、搬送経路を切り替えることにより行われ
る。
【0048】図6は、フェースダウン排紙の状態を示し
ている。フラッパ14で上方に向きを変えられた記録紙
Pは、フェースダウンガイド15に沿ってガイドされ、
フェースダウン用排紙ローラ対を成すローラゴム52,
ピンチコロ54によりフェースダウン記録紙排紙トレイ
12に排出させられる。
【0049】ユーザーがフェースアップ排紙を選択する
場合には、切換えレバー(図示しない)によりフラッパ
14の向きを変え、原稿排紙トレイ8側に原稿を排出す
る。フェースアップ排紙トレイと原稿排紙トレイを兼ね
ているトレイ8は、図5に示すような針金状のものであ
り、ユーザーが装置正面に立ったときでも、装置の前面
に障害物があるというような感覚を緩和している。
【0050】カセット部13は、装置本体1の底部に配
設されている。カセットオケ31に積載された記録紙P
は、リフタアーム(給送力付与手段)38により中板3
6が上方に回動させられることによって分離ローラ60
に圧接され、分離パッド73によって1枚ずつ分離され
(摩擦片分離方式)、分離ガイド75に沿って搬送さ
れ、さらに、搬送ローラ29、リアカバー28に配置さ
れたカバー側Uターンガイド28a及び装置本体1側に
配置された本体側Uターンガイド28bによって反転さ
れる。
【0051】さらに、給送中の記録紙Pは、レジストセ
ンサ28cにより先端位置を検知され、感光ドラム10
aに形成されたトナー像の先端と記録紙Pの先端が一致
するように給紙と画像出力のタイミングを合わされた
後、転写帯電器10fと感光ドラム10aとの間に搬送
される。画像は、カセット部13に積載された記録紙P
の下面側に記録される。
【0052】また、記録紙Pは、記録紙サイズに合わせ
て移動可能に装置された幅規制板33と後端規制板34
により側端面と後端面を規制され、斜行や不送りが発生
しないようになっている。記録紙積載可能枚数は、約2
50枚であり、装置本体1に向かって前面方向に引き出
されるように構成されている(フロントローディング方
式)。また、積載可能な記録紙サイズは、A4、レタ
ー、リーガルの3種類である。尚、図6においては、後
端規制板34がレターサイズの位置に設定されている。
【0053】手差し給紙部11は、リアカバー28の上
部に設けられている。この手差し給紙部11に挿入され
た記録紙Pは、搬送ローラ29とUターンガイド28b
に設けられたコロ281 とにより画像形成部10に送ら
れる。
【0054】装置本体1は、カートリッジカバー2が開
閉可能に設けられていて、該カートリッジカバー2を開
くことによって、記録カートリッジ10eを外に引き出
して交換できるようになっている。
【0055】また、この実施の形態に係るファクシミリ
装置は、カートリッジカバー2にインターロック機構が
備わっており、カートリッジカバー2が開いているか又
は記録カートリッジ10eが装置本体1にセットされて
いない場合、記録装置本体4が動作しないようになって
いる。
【0056】また、記録カートリッジ10eに設けたド
ラム感光防止シャッター(図示しない)は、記録カート
リッジ10eの装置本体1へのセットと連動するように
なっており、カートリッジカバー2を開き、記録カート
リッジ10eを装置本体1にセットした時に開く一方、
記録カートリッジ10eを装置本体1から取り出した時
に閉じ、感光ドラム10aの不必要な感光ドラムを防止
するようになっている。
【0057】また、記録中にジャムが発生した場合、カ
ートリッジカバー2、リアカバー28、フェースダウン
ガイド15、カセット部13のいずれかを開けることに
よって、装置本体1の内部に滞留している記録紙Pを取
り出すことができるようになっている。
【0058】密着型イメージセンサ7は、光源としての
LEDアレイから原稿Sの画像情報面に光を照射し、画
像情報面から反射された反射光をセルフォックスレンズ
(商標)でセンサ素子に結像して、画像情報を読み取る
ものである。
【0059】図7は、本発明におけるレーザビームプリ
ンタを使用したファクシミリ装置の制御系300のブロ
ック図である。
【0060】図において、301は、ファクシミリ装置
全体を制御するCPUである。このCPU301は、M
PU、MPUの制御プログラム等を格納するROM、各
種データ処理のワークエリアや画像情報の一時的記憶部
として使用されるRAM、画像の変倍や解像度変換等を
行う画像処理部等により構成されている。
【0061】また、CPU301には、公知の構成から
なるカレンダ、時計機能などが備えられ、RAMのうち
ワンタッチキー宛先情報やソフトウェアスイッチ情報等
の重要なシステム設定情報を格納する領域がバッテリ−
バックアップによって停電等の不慮の障害から保護され
ている。ファクシミリ装置の制御系は、上述のCPU3
01の以下の各要素302〜310をインタフェースを
通じて結合した構成をとるものである。
【0062】操作部302は、テンキー、ファンクショ
ンキー、ワンタッチキー、スタートキー、ストップキー
等の各種キースイッチ等からなる。
【0063】表示部303は、各種メッセージの表示を
行うLCD、送信モード等の表示を行う各種LED等か
らなる。
【0064】読取部304は、読取りモータ等の駆動
部、画像の読み取りを行う読取りセンサ、読み取った画
像のシェーディングや2値化を行う画像処理部、原稿検
知等を行う各種センサ等からなる。
【0065】記録部305は、記録モータ等の駆動部、
レーザスキャナや電子写真プロセスの制御等を行う記録
ユニット、記録する画像のスムージング等を行う画像処
理部、記録紙等の検知を行う各種センサからなる。
【0066】発呼、着呼、画像データの符号化等を行う
通信制御部306は、MODEM、NCU等からなる接
続部を持ち、接続部には通信網307が接続される。
【0067】CPU外部インタフェース309は、CP
U301から直接データの送受信を行うインタフェース
であり、例えば、RS232C、SCSI、LAN等の
回線を通じて装置外部のコンピュータと接続すること
で、装置を外部のコンピュータのスキャナプリンタ等と
して使用する。
【0068】HDD310は、大容量の不揮発性メモリ
として画像情報等の保存に使用される。
【0069】次に、レーザビームプリンタの基本動作を
観念図である図8を用いて説明する。
【0070】図8において、400は記録する画像デー
タに対してレーザ光を点滅する半導体レーザ、401は
ポリゴンモータ、402はポリゴンモータ401により
回転するポリゴンミラー、403は結像や倒れ補正等を
行う光学系、404はフォトディテクタ、405は折り
返しミラー、406は感光ドラム、407は現像器、P
は記録シート、409は搬送ガイド、410は定着器で
ある。
【0071】以上の構成において、まず、半導体レーザ
400から発射されたレーザ光は、ポリゴンミラー40
2で反射されることにより偏向され、光学系403、折
り返しミラー405を介して感光ドラム406上に照射
される(主走査)。このときフォトディテクタ404に
より頭出しされ、照射位置が決定される。この主走査が
1ライン分終了する間に、感光ドラム406が1ライン
分回転する(副走査)。
【0072】以上のようにして、感光ドラム406上に
結像された画像は、現像器407により現像され、記録
シートP上に転写される。記録シートPは、搬送ガイド
409に沿って搬送され、定着器410で定着された
後、装置本体1の外部に排出される。
【0073】尚、上述の感光ドラム406、現像器40
7、定着器410等の副走査系の要素は、図示しない記
録モータ、ギア、ベルト等によって、同期して駆動され
ている。
【0074】このように、ファクシミリ装置の画像形成
部10の排紙部にシート搬送装置Lを備えたので、その
排紙部においては省スペースとなるため、装置の小型化
を図ることができる。
【0075】また、上記実施の形態において、画像記録
部をレーザビームプリンタを例に採って説明したが、カ
ットシートを使用するものであれば、他の電子写真方
式、熱転写式やインクジェット式のシート搬送装置にも
適用可能である。さらには、画像形成装置でなく、画像
読取装置の画像読取部に対するシートの給送部または排
出部にも適用可能である。
【0076】また、上記実施の形態においてはシートの
排出部としての排紙部のオーバーフローセンサとして説
明したが、他の部位(シートの給送部及び排出部)のシ
ートの通過を検知する検知手段であっても適用可能であ
る。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
シートを搬送する搬送ローラの搬送ローラ軸を、回動部
材の移動に応じてセンサが検知してシートの通過を検知
する検知手段の回動中心とすることにより、別に回動支
軸を設ける必要が無くなるため、装置が大きくならない
と共に、部品点数が削減される。これにより、コストダ
ウンが可能になるとともに、省スペースとなる。
【0078】また、検知手段の回動部材が、搬送ローラ
軸の外周面と摺動する摺動部と、搬送ローラにて搬送さ
れたシートの端部と接触する接触部とから構成されるこ
とにより、回動部材の摺動部を搬送ローラ軸に挿入する
だけで検知手段を組み付けることができるため、検知手
段の組立性が良い。
【0079】また、検知手段の回動部材の摺動部と接触
部との間に搬送ローラが位置することにより、搬送ロー
ラとその従動コロにてしっかり挟持されたシートに検知
手段の接触部が接触し回動するため、確実にシートの通
過を検知できる。
【0080】さらに、画像形成部及び画像読取部におけ
る給送部,排出部のうち少なくとも一方に上記シート搬
送装置を備えることにより、そのシート搬送装置を備え
た部分においては省スペースとなるため、装置の小型化
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施の形態を示すシート搬送
装置の説明図。
【図2】図2は排紙部の第1の動作説明図。
【図3】図3は排紙部の第2の動作説明図。
【図4】図4は排紙部の第3の動作説明図。
【図5】図5は本発明のシート搬送装置を使用したファ
クシミリ装置(画像形成装置)の外観斜視図。
【図6】図6は図5のファクシミリ装置の概略構成図。
【図7】図7は図5のファクシミリ装置の制御系のブロ
ック図。
【図8】図8はレーザビームプリンタの基本動作を説明
する概念図。
【符号の説明】
1 装置本体 51 排紙ローラ軸(搬送ローラ軸) 52,52a,52b,52c,52d ローラゴム
(搬送ローラ) 53 排紙オーバーフローアクチュエータ(回動部材;
検知手段) 53a 摺動部 53b 接触部 53c 連結部 53d スリット 54 ピンチコロ(搬送手段) 55 フォトインタラプタ(センサ;検知手段) 56 排紙トレイ 57 間隙

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを搬送する搬送ローラを有する搬
    送手段と、 該搬送手段の搬送ローラにて搬送された前記シートの端
    部が接することで回動する回動部材を有し、該回動部材
    の移動に応じてセンサが検知してシートの通過を検知す
    る検知手段と、 を備えたシート搬送装置において、 前記搬送ローラの搬送ローラ軸を、前記検知手段の回動
    部材の回動中心とすることを特徴とするシート搬送装
    置。
  2. 【請求項2】 前記検知手段の回動部材は、前記搬送ロ
    ーラ軸の外周面と摺動する摺動部と、該摺動部と連結さ
    れて前記搬送ローラにて搬送されたシートの端部と接触
    する接触部とから構成され、前記摺動部と前記接触部と
    の間に前記搬送ローラが位置することを特徴とする請求
    項1に記載のシート搬送装置。
  3. 【請求項3】 シートを画像形成部へ給送する給送部及
    び前記画像形成部からのシートを排出する排出部とを備
    えた画像形成装置において、 前記給送部及び排出部のうち少なくとも一方に請求項1
    または2に記載のシート搬送装置を備えたことを特徴と
    する画像形成装置。
  4. 【請求項4】 シートを画像読取部へ給送する給送部及
    び前記画像読取部からのシートを排出する排出部とを備
    えた画像形成装置において、 前記給送部及び排出部のうち少なくとも一方に請求項1
    または2に記載のシート搬送装置を備えたことを特徴と
    する画像読取装置。
JP8085731A 1996-03-14 1996-03-14 シート搬送装置及び画像形成装置並びに画像読取装置 Withdrawn JPH09249335A (ja)

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