JP2003292180A - シート給送装置及び画像形成装置 - Google Patents

シート給送装置及び画像形成装置

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JP2003292180A
JP2003292180A JP2002102196A JP2002102196A JP2003292180A JP 2003292180 A JP2003292180 A JP 2003292180A JP 2002102196 A JP2002102196 A JP 2002102196A JP 2002102196 A JP2002102196 A JP 2002102196A JP 2003292180 A JP2003292180 A JP 2003292180A
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separating
sheet
separation
unit
feeding
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JP2002102196A
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Yasushi Ishida
石田  靖
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を増やすことなく、記録紙の分離方
式の1つであるデュプロ分離において、騒音(分離パッ
ド鳴き)を防止すること。 【解決手段】 分離パッドと分離ローラの接触部を通る
分離ローラの接線上近傍に分離パッドの回動支点を設
け、ローラの回転によりパッドが受ける力の方向と近い
角度で分離パッドを付勢するような分力を発生するよう
に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ、プ
リンタ、複写機等の画像形成装置に使用されるシート給
送装置及び該シート給送装置を備えた画像形成装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来一般にシート給送装置におけるシー
ト分離機構として爪分離方式、摩擦片分離方式、逆転ロ
ーラ方式等が知られている。その中で摩擦分離方式はコ
スト、性能の面でバランスがとれた分離機構とされる。
しかし、この方式は鳴き(びびり音)を生じやすく、パ
ッドの材質、その支持方法に配慮が必要であった。
【0003】特公昭55−21696号公報に見られる
様にローラとパッドの接地部における接線方向に支点を
設けることにより、パッドがくい込み勝手や逃げ勝手に
ならない様に構成している。パッドがくい込み勝手や逃
げ勝手となると、バッド圧が不安定になり、分離性能が
低下しやすいからである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例ではパッドは受ける力の方向に移動しようとするた
め、前記支点部にガタがあると、ローラとパッド接触部
をシートが通過する際に分離圧が不安定となったりする
とびびり音を生じるという欠点があった。
【0005】そこで本発明は分離ローラと分離パッド間
に生じる摩擦力の不安定を安定方向にもっていくことに
より、分離パッド鳴きを防止することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、シートを給送する手段と、該給送
手段に対して接離可能に配置され、該給送手段と共動し
てシートを一枚ずつ分離する分離手段と、該分離手段を
前記給送手段側に向けて付勢する分離部付勢手段とを備
えたシート給送装置において、前記給送手段と、前記分
離手段との接触部を通る給送手段の接線上近傍に分離手
段の回動支点軸を設け、前記給送手段の回転により分離
手段が受ける力の方向と近い角度で前記分離手段を押圧
するような分力を発生するように前記分離部付勢手段を
構成したことを特徴とする。
【0007】また、本発明の画像形成装置にあっては、
上記のシート給送装置によって給送されるシート上に画
像を形成する画像形成手段を設けることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載が
ない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣
旨のものではない。
【0009】図1〜図10を参照して、本発明の実施の
形態に係るシート給送装置および画像形成装置について
説明する。
【0010】なお、図3は本発明の実施の形態に係るシ
ート給送装置が適用された画像形成装置の概略構成断面
図であり、図9はそのブロック図であり、図10は画像
形成装置に設けられたレーザー照射の模式図であり、そ
の他の図面はシート給送装置における分離給送部の構成
について示している。
【0011】これらの図において、13はシート積載手
段としてのカセットであり、このカセット13上に複数
枚のシートPを積載するようになっている(図5および
図3参照)。
【0012】このカセット13内には、図5に示すよう
に、シートの幅方向位置を規制する幅規制板32,33
がそれぞれ配置されており、一方の幅規制板33には、
シート束を他方の幅規制板32側に付勢する側圧ばね
(図示しない)が取り付けられている。
【0013】そして、これら幅規制板32,33には、
シートがカールするのを抑える爪35,35がそれぞれ
形成されている。
【0014】又、このカセット13内には、シートの後
端の位置を規制する後端規制板34を取り付けるように
なっている(図3参照)。
【0015】更に、このカセット13の底部には、シー
トを積載・支持する中板36が配置されており、この中
板36は、図3及び図5に示すように、リフタアーム
(給送力付与手段)38により後述する分離ローラ(給
送手段)60側に付勢されて、回動させられるようにな
っている。
【0016】ここで、リフタアーム38は、図5および
図6に示すように、リフタ軸(支軸)37に取り付けら
れており、リフタ軸37は、図6に示すように、その両
端部が装置本体1に固定された軸受69に回動可能に支
持されている。
【0017】そして、そのリフタ軸37の一端には、リ
フタレバー39が取り付けられており(図8参照)、こ
のリフタレバー39は、図5および図6に示すように、
その端部が常時リフタばね(引っ張りばね)40の一端
側に取り付けられている。
【0018】また、このリフタレバー39は、図6に示
すように、常時リフタアーム38で中板36を持ち上げ
る方向にリフタばね40で付勢されている。
【0019】給送手段としての分離ローラ60は、図4
にその詳細を示すように、一方向クラッチ50を介して
分離ローラ軸(駆動手段)62に取り付けられ、この分
離ローラ軸62及び分離ローラ軸62の一端側に取り付
けられた入力クラッチ61を介して図外の動力源に連繋
されている0分離ローラ軸62は、装置本体(図示せ
ず)に固定した軸受63により回動可能に支持されてお
り、入力クラッチ61が取り付けられた一端側に分離カ
ム(給送規制手段)64が取り付けられている。
【0020】シート積載手段としてのカセットオケ31
の先端には、先端突起部70が一体形成されている(図
2および図3参照)。
【0021】そして、カセットオケ31を装置本体1内
に装着した際に、この先端突起部70に当接する分離レ
バー71は、リフタ軸37に回動可能に支持されている
(図2参照)。
【0022】この分離レバー71の図2の図中上方には
付勢手段としての分離ばね(圧縮コイルスプリング)7
2が取り付けられており、この分離バネ72が弾性を有
する分離手段としての分離パッド73の摩擦部材73a
を分離ローラ60側に付勢する(図1中の力G)。
【0023】このとき、付勢方向は分離ローラ60の中
心から紙搬送方向下流側にずれた方向に設定してある
(図1、図2参照)。
【0024】また、分離ローラ60をJ方向に回転して
シートを搬送しようとする場合、その回転により分離パ
ッド73は接線方向の力Aを受ける。
【0025】シートと分離パッド73の断続的な摩擦力
変化により分離パッド73が受ける力Aは変動するが、
支点部材74と分離パッド回動支点部73bの嵌合ガタ
内で振動しようとする。
【0026】分離ばね72の付勢力Gは、その方向が分
離ローラ60の中心からずれているために、分離パッド
73を分離ローラ60方向に押圧する力G1と、分離パ
ッド73を紙搬送下流側(略A方向)に押圧する力G2
に分解できる。
【0027】この紙搬送下流側に押圧する力G2によ
り、分離パッド73は略A方向に押しつけられるため、
前記振動が抑えられる。従ってパッド鳴きも防止され
る。
【0028】分離パッド73は、装置本体1に対して回
動できるように支点部材74を介して取り付けられてい
る。
【0029】分離パッド73の支点部材74は、その支
点中心が分離ローラ60と分離パッド73の接触部を通
る分離ローラ外周に接線上近傍に位置しており、分離ロ
ーラ60の回転により分離パッド73が受ける力が、分
離ばね72の圧接力にほとんど影響しないように構成さ
れている(図1参照)。
【0030】分離パッド73の支点部材74は本体1に
ねじで取付けられており(図5)、組立性も良く、部品
コストも低い。
【0031】また、装置給紙部奥側に電源部となる電源
ユニット79が設けられている(図2、図3、図5)。
【0032】この電源ユニット79の下には接地アース
及び電磁波ノイズ防止用に電源フレーム板金78が設け
られており、また、上部には外装として電源カバー80
が設けられている。
【0033】図に示すように、装置本体内部ではなく外
側に電源ユニット79が単独で構成されているため、故
障時に電源ユニット79を交換する必要が発生した場合
には、電源カバー80を取り外すのみで、電源ユニット
79にアクセスできるため作業が容易であるという効果
がある。
【0034】底板1aの上部には支持体としての底板補
強板金76が設けられていて各部の剛性を向上させて、
分離パッド73の鳴き(びびり音)などを防止する他、
形状寸法の矯正、接地アースの強化に寄与している。
【0035】底板補強板金76は給紙部奥側でL形に曲
げられ、分離部となる中央部分に開口部76aを設けて
いる(図2、図5参照)。
【0036】また、電源フレーム板金78も給紙部側で
L形に曲げられ、底板補強板金76と重なるようにねじ
で締結される(図2および図5参照)。
【0037】そして、給紙部と電源部と遮断部材として
の電源フレーム板金78により遮蔽されているため電源
部で万一発火しても給紙部にまで及ばない。
【0038】なお、図中77は装置本体1に形成した凸
部であり、この凸部77は、カセットオケ31を装置本
体1から取り外すと、分離バネ72で押圧される分離レ
バー71と接触するようになっている(図7参照)。
【0039】次に、給紙部の動作について説明する。
【0040】図2はカセット部13が装置本体1に装着
された状態を示しており、図7はカセット部13が装置
本体1から取り外された状態を示している。
【0041】なお、この図2および図7は、いずれもリ
アカバー28が閉じている状態の図である。
【0042】上述のように、分離レバー71は、リフタ
軸37に回動可能に支持されており、分離パッド73と
分離レバー71の間には、分離ばね72が配設されてい
る。
【0043】カセット部13が装置本体1に装着される
ことにより、カセットオケ31の先端突起部70が分離
レバー71を押し上げる。
【0044】そして、分離パッド73は、分離ばね72
の反発力(ばね力)により分離ローラ60の方向に所定
の付勢力(本実施形態では2N)で付勢される(図1、
2に示す状態)。
【0045】なお、装置本体1の底板1aには、カセッ
トオケ31の先端突起部70が所定位置まで挿入された
ときに、その先端突起部70の下に入り込むような寸法
形状で底板1aが形成されている。
【0046】また、その真下(対応する位置)近傍に
は、装置本体1から装置外部に突出して本体設置面に接
する脚部(支持手段)112が設けられている。
【0047】その結果、分離ばね72の反力を受けたカ
セットオケ31の先端突起部70は脚部112が装置本
体1を本体設置面(通常は装置が置かれた机等の表面)
に対して支持するようになっているため、下方に変形す
ることなく、分離ローラ60と分離パッド73との間に
所望の分離圧を生じさせることができる(図2参照)。
【0048】従って、分離ばね72による分離ローラ6
0と分離パッド73との間の分離圧が安定し、これら両
者分離ローラ60と分離パッド73によるシートの分離
性能が安定する。
【0049】また、カセット31の先端突起部70が受
ける反力は、カセット部13の装着方向の法線方向にな
るので、カセット部13の装着方向に反力を受けるよう
なことがなく、カセット部13の装置本体1に対する装
着位置が安定する。
【0050】次に、図7に示すように、カセット部13
が装置本体1から取り外されると、カセットオケ31の
先端突起部70が分離レバー71から離れるため、分離
レバー71が分離パッド73の自重により凸部77に当
接するまで時計回り方向に回転する。
【0051】この結果、分離パッド73と分離ローラ6
0が離れ、分離圧が解除される。
【0052】そして、分離パッド73と分離ローラ60
の間に挟まっていた記録シートが自由になり、その記録
シートがカセット部13を装置本体1の外部に引き出し
た時にカセット部13と共に引き出されるため、分離パ
ッド73と分離ローラ60との間にシート残りを生じる
ことがない。
【0053】次に、特に図8を用いてカセット部13の
動作について説明する(記録シートPの積載枚数が少数
の時)。
【0054】カセット部13を装置本体1に装着した直
後の給紙時について説明する。
【0055】リフタ軸37には、リフタレバー39とリ
フタアーム38がそれぞれ固定され、一体的に回動する
ようになっている。
【0056】リフタばね40は、その一端が本体フレー
ムフック部(図示しない)に取り付けられ、その他端が
リフタレバー39のフック部に取り付けられ、リフタレ
バー39を分離ローラ60の方向に付勢している。
【0057】給紙待機状態では、リフタばね40に付勢
されたリフタレバー39が分離ローラ60と同軸上に配
設された分離カム64に当接し、回動を規制されている
(図8(a))。
【0058】図示しないピックアップソレノイドの起動
により入力クラッチ61が駆動伝達状態になり、分離カ
ム64が回転を始めると、分離カム64と結合された分
離ローラ軸62が回転する。
【0059】この分離ローラ軸62には、分離ローラ軸
62が図2中J方向に回転すると集に、分離ローラ60
にJ方向と反対方向の回転抵抗が作用した時にトルクを
伝達する一方向クラッチ50がはめ込まれている(図4
参照)。
【0060】従って、分離カム64側(分離ローラ軸6
2)の回転が分離ローラ60に伝達される(図2、図8
(a))。
【0061】次に、分離カム64の外周形状に沿ってリ
フタレバー39が回動し、リフタレバー39が図8中時
計回り方向に回動すると、リフタアーム38が中板36
を分離ローラ60側に押し上げる(図8(b)〜
(c))。
【0062】この際、リフタアーム38がシートを複数
積載した中板36(中板36の重量及び記録シートPの
重量分)を押し上げるため、リフタ軸37が図中下方に
向かって作用する反力Hを受ける(図8(b))。
【0063】リフタ軸37を回動可能に支える軸受69
の真下には、装置本体1から外部に突出して、装置本体
1を本体設置面に対して支持する脚部111が形成され
ている(図6参照)。
【0064】このように、リフタ軸37を回動可能に支
持する軸受69の設置部分(装置本体1)が脚部111
で設置面に支えられるため、リフタ軸39の位置が変わ
ったりすることがない。
【0065】従って、上記リフタアーム38が中板36
を押し上げる量が安定し、リフタアーム38の中板36
を押し上げる力のロスが無くなり、リフタアーム38に
より中板36を押圧する力が安定して、分離ローラ60
による分離性能(給紙性能)も安定することになる。
【0066】さらに、分離ローラ60及び分離カム64
が回転することにより、中板先端部67上の記録シート
Pが分離ローラ60に接触し、分離カム64とリフタレ
バー39との間に空間65が発生すると、リフタばね4
0の付勢力により中板36上に積載された記録シートP
が分離ローラ60に圧接され、記録シートPが分離ロー
ラ60によって一枚だけ引き出される(給送される)
(図8(d),(e))。
【0067】さらに、分離ローラ60及び分離カム64
が回転し、分離カム64によりリフタレバー39が押し
下げられると、リフタアーム38が分離ローラ60から
離れる方向に回動し、中板36が自重により下降するよ
うに回動する(図8(f))。
【0068】さらに、分離ローラ60及び分離カム64
が回転することにより、中板36が初期位置に戻る(図
5(g))。
【0069】図8(f)〜(h)の間、記録シートPに
は中板36による圧接力が働かない。
【0070】しかし、記録シートPは、図2に示すよう
に、分離ローラ60と分離パッド73に挟まれているの
で、分離口ーラ60と分離パッド73とによって1枚づ
つ分離され、その分離されたシートが分離ガイド75に
沿って搬送される。
【0071】分離ローラ軸62及び分離カム64の回転
が終了した後は、搬送ローラ29,30の回転によって
記録シートPが搬送され、分離ローラ60との間で記録
シートPのたるみがとれ、分離ローラ60が従動する。
【0072】このとき、分離ローラ60は、一方向クラ
ッチ50により分離ローラ軸62とのロック状態が解除
され、上記のように記録シートPの動きに従動する(図
8(h))。
【0073】記録シートPの後端が分離ローラ60と分
離パッド73のニップを通過すると、分離ローラ60及
び一方向クラッチ50の回転が停止する。
【0074】記録シートPの搬送が終了すると、中板3
6等は待機状態に復帰する(図8(h)〜(a))。
【0075】次に、図7に示すように、カセット部13
が装置本体1から取り外されると、カセットオケ31の
先端突起部70が分離レバー71から離れるため、分離
レバー71が分離パッド73の自重により凸部77に当
接するまで図中時計回り方向に回転する。
【0076】この結果、分離パッド73と分離ローラ6
0が離れ、分離パッド73と分離ローラ60との間の分
離圧が解除される。
【0077】その結果、本実施の形態に係るシート給送
装置Lは、カセット部13を装置本体1から引き出した
時に分離ローラ60側に記録シートPが残ってしまうと
いう不具合を生じることがない。
【0078】次に、図3を参照して、本発明の実施の形
態に係るシート給送装置が適用された画像形成装置につ
いて説明する。
【0079】なお、図3は前述のシート給送装置Lを使
用した画像形成装置の一例としてファクシミリ装置につ
いて示している。
【0080】図3において、1は装置本体、2はカート
リッジカバーであるとともに原稿Sを複数枚積載するこ
とができるように構成された原稿載置台、3は原稿Sの
画像情報を読取る画像読取部、4はレーザビームプリン
タからなる記録装置本体、5は原稿搬送部、6は原稿押
圧部、7は密着型イメージセンサ、8は原稿排紙トレ
イ、9はレーザスキャナ、10は画像形成部(画像形成
手段)、11はマルチトレイ給紙部、12はフェースダ
ウン記録紙排紙トレイ、13はカセット部、14は記録
紙搬送路切換えフラッパ、15はフェースダウンガイ
ド、16は上原稿ガイド、17は下原稿ガイド、25は
操作部、26は表示部、27は搬送ガイド、28はリヤ
カバー、29,30は搬送ローラである。
【0081】画像読取部3は、先ず原稿載置台2上に積
載された原稿(シート)Sを摩擦片18と圧接する分離
ローラ19で1枚ずつ分離して給送し、次いで、その分
離された原稿を押圧ばね20により押圧された給紙コロ
21及びこの給紙コロ21に庄接する給紙ローラ22等
で密着型イメージセンサ7に搬送する。
【0082】そして、その原稿を原稿押庄部6によって
密着型イメージセンサ7に押圧して密着させ、原稿Sの
画像情報を密着型イメージセンサ7で読取った後、原稿
Sを押圧ばね20により押圧された排紙コロ23及び該
排紙コロ23に庄接する排紙ローラ24によって原稿排
紙トレイ8に排出するようになっている。
【0083】なお、この間、原稿Sは、上原稿ガイド1
6と下原稿ガイド17によりガイドされる。
【0084】原稿載置台2には、原稿Sの搬送方向と直
角方向(原稿Sの幅方向)にスライド可能なスライダ2
aが設けられており、そのスライダ2aによって原稿載
置台2上に積載された原稿Sの両サイドを揃えることが
できるようになっている。
【0085】また、原稿Sが長尺原稿の場合には、原稿
トレイ2bによって原稿Sの後端部が原稿載置台2から
はみ出して垂れ下がるのを防止することができる。
【0086】記録装置本体4は、制御部301から出力
される原稿信号に基づいてレーザスキャナ9のレーザビ
ーム発信器9aから変調信号を射出し、この変調ビーム
をポリゴンミラー9bによって画像形成部10の感光体
ドラム10aに走査光として照射し、感光体ドラム10
a表面に画像情報を形成する。
【0087】そして、マルチトレイ給紙部11またはカ
セット部13から画像形成部10に給送された記録紙P
に画像情報を転写して定着した後、その記録紙Pを記録
紙積載トレイ12に排紙するように構成されている。
【0088】感光体ドラム10aは、1次帯電器10b
と現像剤ローラ10cとクリーニングブレード10fと
共に記録カートリッジ10e内に一体に組込まれてい
て、装置本体1に対して着脱自在に構成されている。
【0089】そして、感光体ドラム10aは、その表面
が1次帯電器10bにより均一に帯電され、その表面に
ポリゴンミラー9bから送られる走査光が折り返しミラ
ー9cを介して照射されると、その表面に潜像が形成さ
れ、その潜像が現像ローラ10cから供給されるトナー
によって顕画化されるようになっている。
【0090】画像形成部10の感光体ドラム10a周辺
部には、転写帯電器10gが配置されている。
【0091】また、感光体ドラム10aよりも下流側の
記録紙搬送路には、熱定着器10h、排紙ローラ対10
j及びフェースダウン用排紙ローラ対10kが配置され
ている。
【0092】記録紙Pは、転写帯電器10gで感光体ド
ラム10a表面に形成されたトナー像が転写された後、
搬送ガイド27に沿って搬送され、熱定着器10hでト
ナー像を定着されて、その後、排紙ローラ対10jに送
られる。
【0093】なお、ユーザは、2つの記録紙Pの出力様
式(いわゆる、フェースダウン排紙とフェースアップ排
紙)のうちのいずれかを選択することができる。
【0094】ここで、フェースダウン排紙とは、原稿の
印字面を下方にして、出力ページ順が揃うように排紙す
る様式をいい、また、フェースアップ排紙とは、印字面
を上方にして、出力した内容を排紙中にも確認できるよ
うにした様式をいう。
【0095】その両方式の切換えは、記録紙搬送踏切換
えフラッパ14を動かし、搬送経路を切換えることによ
り行われる。
【0096】なお、図3では、フェースダウン排紙の状
態を示している。
【0097】フラッパ14で上方に向きを変えられた記
録紙Pは、フェースダウンガイド15に沿ってガイドさ
れ、フェースダウン用排紙ローラ対10kによりフェー
スダウン記録紙排紙トレイ12に排出させられる。
【0098】ユーザがフェースアップ排紙を選択する場
合には、切換レバー(図示しない)によりフラッパ14
の向きを変え、原稿排紙トレイ8側に原稿を排出する。
【0099】カセット部13は、装置本体1の底部に配
設されており、カセットオケ31に積載された記録紙P
は、リフタアーム(圧接部材)38により中板36が上
方に回動させられることによって分離ローラ60に圧接
され、分離パッド73によって1枚ずつ分離され(摩擦
片分離方式)、ガイド75に沿って搬送され、さらに、
搬送ローラ29,30、リアカバー28に配置されたカ
バー側Uターンガイド28a及び装置本体1側に配置さ
れた本体側Uターンガイド28bによって反転される。
【0100】さらに、給送中の記録紙Pは、レジストセ
ンサ28cにより先端位置を検知され、感光体ドラム1
0aに形成されたトナー像の先端と記録紙Pの先端が一
致するように給紙と画像出力のタイミングを合わされた
後、転写帯電器10gの感光体ドラム10aとの間に搬
送される。
【0101】画像は、カセット部13に積載された記録
紙Pの下面側に記録される。
【0102】また、記録紙Pは、記録紙サイズに合わせ
て移動可能に装着された幅規制板33と後端規制板34
により側端面と後端面を規制され、斜行や不送りが発生
しないようになっている。
【0103】なお、記録紙積載可能枚数は、約250枚
であり、装着本体1に向かって前面方向に引き出される
ように構成されており(フロントローディング方式)、
また、積載可能な記録紙サイズは、A4、レター、2種
類であり、図3においては、後端規制板34がレターサ
イズの位置に設定された状態を示している。
【0104】マルチトレイ給紙部11は、リアカバー2
8の上部に設けられており、このマルチトレイ給紙部1
1に挿入された記録紙Pは、カセット部と同様に1枚ず
つ分離、搬送され、画像形成部10に送られる。
【0105】装置本体1は、原稿載置台2及びフェース
ダウン排紙部が一体(ユニット)で開閉可能に構成させ
られていて、このユニットを開くことによって、記録カ
ートリッジ10eを外に引出して交換できるようになっ
ている。
【0106】また、この実施形態のファクシミリ装置
は、上記ユニットにインターロック機構が備わってお
り、このユニットが開いているか又は記録カートリッジ
10eが装置本体1にセットされていない場合には、記
録装置本体4が動作しないようになっている。
【0107】また、記録カートリッジ10eに設けたド
ラム感光防止シャッター(図示しない)は、記録カート
リッジ10eの装置本体1へのセットと連動するように
なっており、上記ユニットを開いて記録カートリッジ1
0eの装置本体1にセットした時に開く一方、記録カー
トリッジ10eを装置本体1から取り出した時に閉じ
て、感光体ドラム10aの不必要な感光を防止するよう
になっている。
【0108】また、記録中にジャムが発生した場合に
は、上記ユニット,リアカバー28,フェースダウンガ
イド15、あるいはカセット部13のいずれかを開ける
ことによって、装置本体1の内部に滞留している記録シ
ートPを取り出すことができるようになっている。
【0109】密着型イメージセンサ7は、光源としての
LEDアレイから原稿Sの画像情報面に光を照射し、画
像情報面から反射された反射光をセルフォックスレンズ
(登録商標)でセンサ素子に結像して、画像情報を読取
るものである。
【0110】図9は、本発明の実施の形態に係るレーザ
ビームプリンタを使用したファクシミリ装置の制御系3
00のブロック図である。
【0111】図において、301は、ファクシミリ装置
全体を制御するCPUであり、このCPU301は、M
PU、MPUの制御プログラム等を格納するROM、各
種データ処理のワークエリアや画像情報の一時的記録部
として使用されるRAM、画像の変倍や解像度変換断行
う画像処理部等により構成されている。
【0112】また、CPU301には、公知の構成から
なるカレンダ、時計機能などが備えられ、RAMのうち
ワンタッチキー宛先情報やソフトウェアスイッチ情報等
の重要なシステム設定情報を格納する領域がバッテリー
バックアップによって停電等の不慮の障害から保護され
ている。
【0113】ファクシミリ装置の制御系は、上述のCP
U301と以下の各要素302〜310を、インタフェ
ースを通じて結合した構成をとるものである。
【0114】操作部302は、テンキー、ファンクショ
ンキー、ワンタッチキー、スタートキー、ストップキー
等の各種キースイッチ等からなる。
【0115】表示部303は、各種メッセージの表示を
行うLCD、送信モード等の表示を行う各種LED等か
らなる。
【0116】読取部304は、読取モータ等を駆動部、
画像の読取を行う読取センサ、読取った画像のシェーデ
イングや2値化を行う画像処理部、原稿検知等を行う各
種センサ等からなる。
【0117】記録部305は、記録モータ等の駆動部、
レーザスキャナや電子写真プロセスの制御等を行う記録
ユニット、記録する画像のスムージング等を行う画像処
理部、記録紙等の検知を行う各種センサからなる。
【0118】発呼,着呼,画像データの符号化等を行う
通信制御部306は、MODEM、NCU等からなる接
続部を持ち、接続部には通信網が接続される。
【0119】CPU外部インタフエース309は、CP
U301から直接データの送受信を行うインタフェース
であり、例えば、RS232C、SCSI、LAN等の
回線を通じて装置外部のコンピュータと接続することで
装置を外部のコンピュータのスキャナプリンタ等として
使用する。
【0120】HDD310は、大容量の不揮発性メモリ
として画像情報等の保存に使用される。
【0121】次に、レーザビームプリンタの基本動作を
観念図である図10を用いて説明する。
【0122】図10において、400は記録する画像デ
ータに対してレーザ光を点成する半導体レーザ、401
はポリゴンモータ、402はポリゴンモータ401によ
り回転するポリゴンミラー、403は結像、倒れ補正等
を行う光学系、404はフォトディテクタ、405は折
り返しミラー、406は感光ドラム、407は現像器、
Pは記録シート、409は搬送ガイド、410は定着器
である。
【0123】以上の構成において、まず、半導体レーザ
400から発射されたレーザ光は、ポリゴンミラー40
2で反射されることにより偏向され、光学系403、折
り返しミラー405を介して感光ドラム406上に照射
される(主走査)。
【0124】このときフォトディテクタ404により頭
出しされ、照射位置が決定される。
【0125】この主走査が1ライン分終了する間に、感
光ドラム406が1ライン分回転する(副走査)。
【0126】以上のようにして、感光ドラム406上に
結像された画像は、現像器407により現像され、記録
シートP上に転写される。
【0127】記録シートPは、搬送ガイド409に沿っ
て搬送され、定着器410で定着された後、装置本体1
の外部に排出される。
【0128】なお、上述の感光ドラム406、現像器4
07、定着器410等の副走査系の要素は、図示しない
記録モータ、ギヤ、ベルト等によって、同期して駆動さ
れている。
【0129】なお、これまでの説明では、画像記録部が
レーザビームプリンタの場合を例に採って説明したが、
カットシートを使用するものであれば、他の電子写真方
式、熱転写式やインクジェット式のシート給送装置にも
適用可能である。
【0130】加えて、給送部の数、使用する記録シート
の種類、シートの積載枚数は、本発明の構成から逸脱し
ない限り特に制限されることはない。
【0131】更に、加えて、本発明に係るシート給送装
置は、前記した記録用シートの給送のみならず、原稿用
シートを画像読み取り手段としての光学系や密着型イメ
ージセンサ等に給送する原稿給送装置として、電子写真
複写機等の画像形成装置に適用できる。
【0132】また、分離パッドを支持するパッド支持部
材74を設けたが、もちろんこれに限ったことではな
く、底板1aや、底板補強板金76等により支持しても
かまわない。
【0133】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、分離手段と給送手段の接触点における接線方向近傍
に該分離手段の回動支点軸が配設され、給送手段の回転
により分離手段が受ける力の方向と近い角度で分離部付
勢手段が該分離手段を押圧するような分力を発生するよ
うに構成されているため、該付勢手段により分離手段に
作用する振動をおさえることができ、静粛なシート給送
を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るシート給送装置の要
部説明図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るシート給送装置の給
送部の動作説明図。
【図3】本発明の実施の形態に係るシート給送装置を使
用した画像形成装置(ファクシミリ装置)の概略構成断
面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るシート給送装置の要
部を示す正面図である。
【図5】本発明の実施の形態に係るシート給送装置のカ
セット部の平面図である。
【図6】本発明の実施の形態に係るシート給送装置のカ
セット部の一部を切り欠いて示す正面図である。
【図7】本発明の実施の形態に係るシート給送装層のカ
セット給紙部の動作説明図である。
【図8】本発明の形態に係るシート給送装置の給送部の
作動状態図である。
【図9】本発明の実施の形態に係るシート給送装置を使
用した画像形成装置(ファクシミリ装置)の制御系のブ
ロック図である。
【図10】レーザビームプリンタの基本動作を説明する
概念図である。
【符号の説明】
1 装置本体 10 画像形成部(画像形成手段) 31 カセットオケ(シート積載手段) 60 分離ローラ(給送手段) 70 先端突起部 71 分離レバー(付勢手段) 72 分離ばね(付勢手段) 73 分離パッド(分離手段) 74 分離パッド支点部材(分離手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のシートを収納するシート積載手段
    と、該シート積載手段からシートを送り出す給送手段
    と、該給送手段に対して接離可能に配置され、該給送手
    段と共動してシートを一枚ずつ分離する分離手段と、該
    分離手段を前記給送手段側に向けて付勢する分離部付勢
    手段とを備えたシート給送装置において、 前記給送手段と前記分離手段との接触部を通る給送手段
    の接線上近傍に分離手段の回動支点軸を設け、 前記給送手段の回転により、分離手段が受ける力の方向
    と近い角度で、前記分離手段を付勢するような分力を発
    生するように、前記分離部付勢手段を構成したことを特
    徴とするシート給送装置。
  2. 【請求項2】 前記分離手段は前記給送手段に接触する
    摩擦部材と、該摩擦郡材を支持し前記支点抽に揺動自在
    にされたアーム部とを有し、前記分離部付勢手段は前記
    摩擦部材を給送手段に付勢するとともに、前記分離手段
    を略前記支点軸方向にも付勢することを特徴とする請求
    項1に記載のシート給送装置。
  3. 【請求項3】前記シート積載手段は、画像形成装置本体
    に着脱自在に支持されることを特徴とする請求項1乃至
    2のいずれか1項に記載のシート給送装置。
  4. 【請求項4】 前記請求項1乃至3のいずれか1項に記
    載のシート給送装置と、該シート給送装置から給送され
    たシートに画像を形成する画像形成手段と、を備えたこ
    とを特徴とする画像形成装置。
JP2002102196A 2002-04-04 2002-04-04 シート給送装置及び画像形成装置 Withdrawn JP2003292180A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014221687A (ja) * 2014-08-01 2014-11-27 株式会社リコー シート給送装置

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