JPH09136720A - シートスタッカ - Google Patents
シートスタッカInfo
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- JPH09136720A JPH09136720A JP29422195A JP29422195A JPH09136720A JP H09136720 A JPH09136720 A JP H09136720A JP 29422195 A JP29422195 A JP 29422195A JP 29422195 A JP29422195 A JP 29422195A JP H09136720 A JPH09136720 A JP H09136720A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- conveyor
- discharge
- belt
- discharge conveyor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2301/00—Handling processes for sheets or webs
- B65H2301/40—Type of handling process
- B65H2301/44—Moving, forwarding, guiding material
- B65H2301/447—Moving, forwarding, guiding material transferring material between transport devices
- B65H2301/4474—Pair of cooperating moving elements as rollers, belts forming nip into which material is transported
Landscapes
- Stacking Of Articles And Auxiliary Devices (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 シートに乱れを生じさせることなくシートを
搬送してシート積載部に積み重ねることができるように
したシートスタッカを提供する。 【解決手段】 排出端に向けて上り勾配をもって傾斜す
るシート搬送コンベヤ１の前方に排出コンベヤ５を段差
をもって設ける。排出コンベヤ５の上方にベルトコンベ
ヤ１８を設け、そのコンベヤベルト２１の下部ベルト２
３を傾斜させる。シート搬送コンベヤ１の排出端から送
り出されるシートＳを下部ベルト２３に衝突させて勢い
を弱めると共に、その下部ベルト２３に対する衝突によ
って傾きのあるシートＳは傾きを修正し、コンベヤベル
ト２１の移動により、そのシートＳを斜め下方に移送さ
せて排出コンベヤ５の所定位置に送り込む。排出コンベ
ヤ５によりシートＳを前方のシート積載部８に送り込ん
で順次積み重ねる。
搬送してシート積載部に積み重ねることができるように
したシートスタッカを提供する。 【解決手段】 排出端に向けて上り勾配をもって傾斜す
るシート搬送コンベヤ１の前方に排出コンベヤ５を段差
をもって設ける。排出コンベヤ５の上方にベルトコンベ
ヤ１８を設け、そのコンベヤベルト２１の下部ベルト２
３を傾斜させる。シート搬送コンベヤ１の排出端から送
り出されるシートＳを下部ベルト２３に衝突させて勢い
を弱めると共に、その下部ベルト２３に対する衝突によ
って傾きのあるシートＳは傾きを修正し、コンベヤベル
ト２１の移動により、そのシートＳを斜め下方に移送さ
せて排出コンベヤ５の所定位置に送り込む。排出コンベ
ヤ５によりシートＳを前方のシート積載部８に送り込ん
で順次積み重ねる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、プリンタ・スロ
ッタ等のシート加工装置から連続的に送り出される段ボ
ールシート等のシートを順次積み重ねるシートスタッカ
に関するものである。
ッタ等のシート加工装置から連続的に送り出される段ボ
ールシート等のシートを順次積み重ねるシートスタッカ
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】この種、従来のシートスタッカとして、
図７に示したものが知られている。このシートスタッカ
は、排出端に向けて上り勾配をもって傾斜するシート搬
送コンベヤ３０の前側に排出コンベヤ３１を、その供給
端部がシート搬送コンベヤ３０の排出端部の下方に位置
するよう設け、シート搬送コンベヤ３０の排出端から連
続的に送り出されるシートＳを排出コンベヤ３１で受け
取り、その排出コンベヤ３１でさらに前方に搬送してシ
ート積載部３２に積み重ねるようにしている。
図７に示したものが知られている。このシートスタッカ
は、排出端に向けて上り勾配をもって傾斜するシート搬
送コンベヤ３０の前側に排出コンベヤ３１を、その供給
端部がシート搬送コンベヤ３０の排出端部の下方に位置
するよう設け、シート搬送コンベヤ３０の排出端から連
続的に送り出されるシートＳを排出コンベヤ３１で受け
取り、その排出コンベヤ３１でさらに前方に搬送してシ
ート積載部３２に積み重ねるようにしている。
【０００３】上記のようなシートスタッカにおいては、
シート搬送コンベヤ３０の後側に設けられたシート加工
装置の生産性に合わせてシート搬送コンベヤ３０を高速
度で移動させる必要がある。
シート搬送コンベヤ３０の後側に設けられたシート加工
装置の生産性に合わせてシート搬送コンベヤ３０を高速
度で移動させる必要がある。
【０００４】このため、シート搬送コンベヤ３０から送
り出されるシートＳを排出コンベヤ３１上に先に送り出
されたシートＳ上に直接送り込むと、先に送り込まれた
シートＳの表面上を次にシートＳが滑り、排出コンベヤ
３１上においてシートＳに乱れが生じる。
り出されるシートＳを排出コンベヤ３１上に先に送り出
されたシートＳ上に直接送り込むと、先に送り込まれた
シートＳの表面上を次にシートＳが滑り、排出コンベヤ
３１上においてシートＳに乱れが生じる。
【０００５】また、シートＳをバッチ分けするため、排
出コンベヤ３１上でバッチ分けされる先頭のシートＳを
停止させた場合、次のシートＳは停止状態にあるシート
Ｓ上に送り込まれてシート上を滑ることになり、この場
合も、排出コンベヤ３１でシートＳを整列させることは
できない。
出コンベヤ３１上でバッチ分けされる先頭のシートＳを
停止させた場合、次のシートＳは停止状態にあるシート
Ｓ上に送り込まれてシート上を滑ることになり、この場
合も、排出コンベヤ３１でシートＳを整列させることは
できない。
【０００６】このため、シートスタッカにおいては、排
出コンベヤ３１上にストッパ３３を設け、そのストッパ
３３に対する衝突によってシート搬送コンベヤ３０から
送り出されるシートＳの勢いを弱め、排出コンベヤ３１
上のほぼ定位置にシートＳを送り込むようにしている。
出コンベヤ３１上にストッパ３３を設け、そのストッパ
３３に対する衝突によってシート搬送コンベヤ３０から
送り出されるシートＳの勢いを弱め、排出コンベヤ３１
上のほぼ定位置にシートＳを送り込むようにしている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のシー
トスタッカにおいては、ストッパ３３が板体から成り、
その板体をシート搬送コンベヤ３０の排出端との間にシ
ートＳの長さに対応する間隔をおいて設け、シート搬送
コンベア３０から送り出されるシートＳを停止状態にあ
る板体に略直角に衝突させてシートＳの勢いを弱める構
成であるため、以下に述べる問題がある。
トスタッカにおいては、ストッパ３３が板体から成り、
その板体をシート搬送コンベヤ３０の排出端との間にシ
ートＳの長さに対応する間隔をおいて設け、シート搬送
コンベア３０から送り出されるシートＳを停止状態にあ
る板体に略直角に衝突させてシートＳの勢いを弱める構
成であるため、以下に述べる問題がある。
【０００８】すなわち、シート搬送コンベヤ３０によっ
て搬送されるシートＳは、シート搬送方向に対して前縁
が直角な状態にあるとは限らず、多少の傾きをもって送
られている場合が多い。このようなシートＳが板体に衝
突すると、衝突時の反力に片寄りが生じてシートＳはさ
らに大きく傾くことになり、排出コンベヤ３１上におい
てシートＳに乱れが生じる。特に、シート間に間隔があ
けられて搬送されるシートの場合、板体に衝突して後退
動するシートＳに次のシートＳが衝突してシートＳに乱
れが生じ易い。
て搬送されるシートＳは、シート搬送方向に対して前縁
が直角な状態にあるとは限らず、多少の傾きをもって送
られている場合が多い。このようなシートＳが板体に衝
突すると、衝突時の反力に片寄りが生じてシートＳはさ
らに大きく傾くことになり、排出コンベヤ３１上におい
てシートＳに乱れが生じる。特に、シート間に間隔があ
けられて搬送されるシートの場合、板体に衝突して後退
動するシートＳに次のシートＳが衝突してシートＳに乱
れが生じ易い。
【０００９】ここで、排出コンベヤ３１上でシートＳに
乱れが生じると、シート積載部３２に送り込まれたと
き、詰まりが生じ、あるいは山積みされたとき、シート
の山に傾きが生じて崩れる危険がある。
乱れが生じると、シート積載部３２に送り込まれたと
き、詰まりが生じ、あるいは山積みされたとき、シート
の山に傾きが生じて崩れる危険がある。
【００１０】この発明の課題は、排出コンベヤ上に乱れ
を生じさせることなくシートを送り込むことができるよ
うにしたシートスタッカを提供することである。
を生じさせることなくシートを送り込むことができるよ
うにしたシートスタッカを提供することである。
【００１１】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明においては、排出端に向けて上り勾配を
もって傾斜するシート搬送コンベヤと、そのシート搬送
コンベヤの排出端部の下方に供給端が臨む排出コンベヤ
とを備え、前記シート搬送コンベヤから排出コンベヤ上
に送り込まれるシートを排出コンベヤの前方に設けたシ
ート積載部に送り込んで積み重ねるようにしたシートス
タッカにおいて、前記排出コンベヤの上方に、その排出
コンベヤと対向する下部ベルトがシート移送方向に向け
て移動されるベルトコンベヤを設け、上記下部ベルトを
前記シート搬送コンベヤから送り出されるシートが鋭角
の角度をもって衝突するよう傾斜させた構成を採用して
いる。
めに、この発明においては、排出端に向けて上り勾配を
もって傾斜するシート搬送コンベヤと、そのシート搬送
コンベヤの排出端部の下方に供給端が臨む排出コンベヤ
とを備え、前記シート搬送コンベヤから排出コンベヤ上
に送り込まれるシートを排出コンベヤの前方に設けたシ
ート積載部に送り込んで積み重ねるようにしたシートス
タッカにおいて、前記排出コンベヤの上方に、その排出
コンベヤと対向する下部ベルトがシート移送方向に向け
て移動されるベルトコンベヤを設け、上記下部ベルトを
前記シート搬送コンベヤから送り出されるシートが鋭角
の角度をもって衝突するよう傾斜させた構成を採用して
いる。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
面に基づいて説明する。
【００１３】図１に示すように、プリンタ・スロッタ等
のシート加工装置Ａから送り出されるシートＳは、シー
ト搬送コンベヤ１上に送り込まれて前方に搬送される。
のシート加工装置Ａから送り出されるシートＳは、シー
ト搬送コンベヤ１上に送り込まれて前方に搬送される。
【００１４】シート搬送コンベヤ１は、第１コンベヤ
２、第２コンベヤ３および第３コンベヤ４から成り、こ
れらの各コンベヤ２、３、４は排出端に向けて上り勾配
をもって傾斜している。
２、第２コンベヤ３および第３コンベヤ４から成り、こ
れらの各コンベヤ２、３、４は排出端に向けて上り勾配
をもって傾斜している。
【００１５】ここで、シート搬送コンベヤ１は、第１コ
ンベヤ２のシート搬送速度をシート加工装置Ａから送り
出されるシートＳの排出速度より遅くして第１コンベヤ
２上でシートＳを瓦状に積み重ね、その瓦状の状態でシ
ートを移送させるようにしてもよい。あるいは、第１コ
ンベヤ２のシート搬送速度をシート加工装置Ａのシート
搬送速度以上として、第１コンベヤ２上におけるシート
Ｓ間に所要の間隔をあけ、間隔があく状態でシートＳを
移送させるようにしてもよい。
ンベヤ２のシート搬送速度をシート加工装置Ａから送り
出されるシートＳの排出速度より遅くして第１コンベヤ
２上でシートＳを瓦状に積み重ね、その瓦状の状態でシ
ートを移送させるようにしてもよい。あるいは、第１コ
ンベヤ２のシート搬送速度をシート加工装置Ａのシート
搬送速度以上として、第１コンベヤ２上におけるシート
Ｓ間に所要の間隔をあけ、間隔があく状態でシートＳを
移送させるようにしてもよい。
【００１６】シート搬送コンベヤ１の前方に設けられた
排出コンベヤ５は、図３に示すように、複列のコンベヤ
ベルト６を有するベルトコンベヤから成る。この排出コ
ンベヤ５は、供給端部がシート搬送コンベヤ１の排出端
部の下方に配置され、その供給端部から排出端部に向け
て上り勾配をもって傾斜状に配置されている。
排出コンベヤ５は、図３に示すように、複列のコンベヤ
ベルト６を有するベルトコンベヤから成る。この排出コ
ンベヤ５は、供給端部がシート搬送コンベヤ１の排出端
部の下方に配置され、その供給端部から排出端部に向け
て上り勾配をもって傾斜状に配置されている。
【００１７】排出コンベヤ５の供給端部には複列のコン
ベヤベルト６間に複数のバキュームキャップ７が設けら
れている。このバキュームキャップ７は図示省略した昇
降装置により上下動され、上昇時に排出コンベヤ５のシ
ート搬送面上に突出する。
ベヤベルト６間に複数のバキュームキャップ７が設けら
れている。このバキュームキャップ７は図示省略した昇
降装置により上下動され、上昇時に排出コンベヤ５のシ
ート搬送面上に突出する。
【００１８】上記バキュームキャップ７は、シートＳを
バッチ分けする場合に上昇動され、排出コンベヤ５上の
シートＳの一枚を吸着して停止させる。
バッチ分けする場合に上昇動され、排出コンベヤ５上の
シートＳの一枚を吸着して停止させる。
【００１９】排出コンベヤ５の前側にはシート積載部８
が設けられている。シート積載部８の上側前後には、板
状のフロントガイド９とバックガイド１０とが設けられ
ている。フロントガイド９はバックガイド１０に対して
移動自在とされ、排出コンベヤ５から送り出されるシー
トＳの長さに対応して位置調整される。
が設けられている。シート積載部８の上側前後には、板
状のフロントガイド９とバックガイド１０とが設けられ
ている。フロントガイド９はバックガイド１０に対して
移動自在とされ、排出コンベヤ５から送り出されるシー
トＳの長さに対応して位置調整される。
【００２０】フロントガイド９とバックガイド１０間の
下方にはテーブル１１が設けられている。テーブル１１
は、図４に示すように、枠体１２の前後桟１３間に複数
の横桟１４を渡した枠状をなしている。このテーブル１
１は、その両側前後に設けた複数のエンドレスチェーン
１５の移動によって上下動され、下降時には床面上に設
けた送り出しコンベヤ１６の複列のコンベヤベルト１７
間に横桟１４が侵入し、その横桟１４の上面が送り出し
コンベヤ１６の搬送面より下がった位置を下限の停止と
されている。
下方にはテーブル１１が設けられている。テーブル１１
は、図４に示すように、枠体１２の前後桟１３間に複数
の横桟１４を渡した枠状をなしている。このテーブル１
１は、その両側前後に設けた複数のエンドレスチェーン
１５の移動によって上下動され、下降時には床面上に設
けた送り出しコンベヤ１６の複列のコンベヤベルト１７
間に横桟１４が侵入し、その横桟１４の上面が送り出し
コンベヤ１６の搬送面より下がった位置を下限の停止と
されている。
【００２１】図２および図３に示すように、前記排出コ
ンベヤ５の上方にはベルトコンベヤ１８が設けられてい
る。ベルトコンベヤ１８はヘッドローラ１９とテールロ
ーラ２０間にコンベヤベルト２１をかけ渡しており、コ
ンベヤベルト２１は、ベルトコンベヤ１８の駆動時に図
２の矢印方向に移動される。
ンベヤ５の上方にはベルトコンベヤ１８が設けられてい
る。ベルトコンベヤ１８はヘッドローラ１９とテールロ
ーラ２０間にコンベヤベルト２１をかけ渡しており、コ
ンベヤベルト２１は、ベルトコンベヤ１８の駆動時に図
２の矢印方向に移動される。
【００２２】ヘッドローラ１９はシリンダ２２によって
上下動される。シリンダ２２はシートＳの搬送時、圧力
が除去され、ヘッドローラ１９は自重で下降して排出コ
ンベヤ５の排出端部に接触している。
上下動される。シリンダ２２はシートＳの搬送時、圧力
が除去され、ヘッドローラ１９は自重で下降して排出コ
ンベヤ５の排出端部に接触している。
【００２３】コンベヤベルト２１の排出コンベヤ５と対
向する下部ベルト２３は、ガイドローラ２４の組込みに
よって２段に折れ曲がり、テールローラ２０とガイドロ
ーラ２４間に形成された第１傾斜部２５およびガイドロ
ーラ２４とヘッドローラ１９間に設けられた第２傾斜部
２６のそれぞれは、排出コンベヤ５のシート搬送面に対
して傾斜し、シート搬送コンベヤ１の排出端から送り出
されるシートＳは第１傾斜部２５に鋭角の角度をもって
当接するようになっている。
向する下部ベルト２３は、ガイドローラ２４の組込みに
よって２段に折れ曲がり、テールローラ２０とガイドロ
ーラ２４間に形成された第１傾斜部２５およびガイドロ
ーラ２４とヘッドローラ１９間に設けられた第２傾斜部
２６のそれぞれは、排出コンベヤ５のシート搬送面に対
して傾斜し、シート搬送コンベヤ１の排出端から送り出
されるシートＳは第１傾斜部２５に鋭角の角度をもって
当接するようになっている。
【００２４】ガイドローラ２４を支持するローラアーム
２７は、排出コンベヤ５のシート搬送面と平行に配置さ
れたねじ棒２８とねじ係合し、そのねじ棒２８の回転に
よりガイドローラ２４はシート搬送方向に移動される。
ガイドローラ２４の移動により第１傾斜部２５の傾きが
変化し、第１傾斜部２５のシート当接位置とシート搬送
コンベヤ１の排出端間の距離がシートＳの長さに応じて
調整される。
２７は、排出コンベヤ５のシート搬送面と平行に配置さ
れたねじ棒２８とねじ係合し、そのねじ棒２８の回転に
よりガイドローラ２４はシート搬送方向に移動される。
ガイドローラ２４の移動により第１傾斜部２５の傾きが
変化し、第１傾斜部２５のシート当接位置とシート搬送
コンベヤ１の排出端間の距離がシートＳの長さに応じて
調整される。
【００２５】実施の形態で示すシートスタッカは上記の
構造から成り、シート加工装置Ａからシート搬送コンベ
ヤ１上にシートＳが送り込まれると、このシートＳはシ
ート搬送コンベヤ１により前方に搬送される。
構造から成り、シート加工装置Ａからシート搬送コンベ
ヤ１上にシートＳが送り込まれると、このシートＳはシ
ート搬送コンベヤ１により前方に搬送される。
【００２６】シート搬送コンベヤ１の排出端からシート
Ｓが送り出されると、このシートＳはベルトコンベヤ１
８の第１傾斜部２５に当接する。
Ｓが送り出されると、このシートＳはベルトコンベヤ１
８の第１傾斜部２５に当接する。
【００２７】このとき、シートＳは第１傾斜部２５に対
して鋭角の傾きをもって衝突するため、勢いが弱められ
ると共に、上記第１傾斜部２５はシートＳと同方向に移
動しているため、シートＳは第１傾斜部２５との接触に
よって斜め下方に搬送される。
して鋭角の傾きをもって衝突するため、勢いが弱められ
ると共に、上記第１傾斜部２５はシートＳと同方向に移
動しているため、シートＳは第１傾斜部２５との接触に
よって斜め下方に搬送される。
【００２８】上記のように、シート搬送コンベヤ１の排
出端から送り出されるシートＳは同じ方向に移動してい
る第１傾斜部２５に対する当接により勢いが弱められて
斜め下方に搬送されるため、シート搬送コンベヤ１の排
出端から送り出されるシートＳに傾きがあると、そのシ
ートＳは傾きが修正された状態で排出コンベヤ５上の所
定の位置に送り出される。
出端から送り出されるシートＳは同じ方向に移動してい
る第１傾斜部２５に対する当接により勢いが弱められて
斜め下方に搬送されるため、シート搬送コンベヤ１の排
出端から送り出されるシートＳに傾きがあると、そのシ
ートＳは傾きが修正された状態で排出コンベヤ５上の所
定の位置に送り出される。
【００２９】図６（Ｉ）、（II）はシートＳの傾きが修
正されていく状態を示し、シート搬送コンベヤ１から送
り出されるシートＳに傾きがあると、そのシートＳの先
端縁における先行側の一端ａが第１傾斜部２５に先に当
接して勢いが弱められると共に、短時間であるが接触状
態を保って第１傾斜部２５と共に移動する。このとき、
シートＳの後行側の他端ｂはシート搬送コンベヤ１のシ
ート搬送速度と略同じ大きさの速度成分をもつため、シ
ートＳの一端ａが第１傾斜部２５と共に移動している間
に他端ｂが一端ａに追いつき、図６（II）のＳ1 、
Ｓ2 、Ｓ3 で示すようにシートＳは傾きが修正されて排
出コンベヤ５上に落下する。
正されていく状態を示し、シート搬送コンベヤ１から送
り出されるシートＳに傾きがあると、そのシートＳの先
端縁における先行側の一端ａが第１傾斜部２５に先に当
接して勢いが弱められると共に、短時間であるが接触状
態を保って第１傾斜部２５と共に移動する。このとき、
シートＳの後行側の他端ｂはシート搬送コンベヤ１のシ
ート搬送速度と略同じ大きさの速度成分をもつため、シ
ートＳの一端ａが第１傾斜部２５と共に移動している間
に他端ｂが一端ａに追いつき、図６（II）のＳ1 、
Ｓ2 、Ｓ3 で示すようにシートＳは傾きが修正されて排
出コンベヤ５上に落下する。
【００３０】排出コンベヤ５上のシートＳは、その排出
コンベヤ５により移送され、排出端から送り出されるシ
ートはフロントガイド９に当接し、バックガイド１０と
の間を落下してテーブル１１上に積み重ねられる。
コンベヤ５により移送され、排出端から送り出されるシ
ートはフロントガイド９に当接し、バックガイド１０と
の間を落下してテーブル１１上に積み重ねられる。
【００３１】テーブル１１はシートＳが送り込まれる毎
に下降し、そのテーブル１１が所定位置まで下降する
と、バキュームキャップ７が上昇して排出コンベヤ５上
の一枚のシートＳの後端を吸着し、同時に、シート搬送
コンベヤ１の第３コンベヤ４が停止する。
に下降し、そのテーブル１１が所定位置まで下降する
と、バキュームキャップ７が上昇して排出コンベヤ５上
の一枚のシートＳの後端を吸着し、同時に、シート搬送
コンベヤ１の第３コンベヤ４が停止する。
【００３２】バキュームキャップ７の吸着により図５に
示すように、シートＳが停止保持され、その前側のシー
トＳが排出コンベヤ５からテーブル１１上に送り出され
ると、バキュームキャップ７はシートＳの吸着を解除
し、同時に排出コンベヤ５およびベルトコンベヤ１８が
停止する。
示すように、シートＳが停止保持され、その前側のシー
トＳが排出コンベヤ５からテーブル１１上に送り出され
ると、バキュームキャップ７はシートＳの吸着を解除
し、同時に排出コンベヤ５およびベルトコンベヤ１８が
停止する。
【００３３】また、第３コンベヤ４は通常の速度より低
速で移動してその上部のシートＳを排出コンベヤ５上に
送り込む。
速で移動してその上部のシートＳを排出コンベヤ５上に
送り込む。
【００３４】バキュームキャップ７がシートＳを停止保
持してから第３コンベヤ４がシートＳを低速度で排出コ
ンベヤ５上に送り込んでいる間、テーブル１１は下限位
置まで下降し、その上部の積み重ねシートＳが送り出し
コンベヤ１６で受けられて前方に排出され、同時に送り
出しコンベヤ１６上に敷板が供給される。また、敷板供
給後にテーブル１１が上昇する。
持してから第３コンベヤ４がシートＳを低速度で排出コ
ンベヤ５上に送り込んでいる間、テーブル１１は下限位
置まで下降し、その上部の積み重ねシートＳが送り出し
コンベヤ１６で受けられて前方に排出され、同時に送り
出しコンベヤ１６上に敷板が供給される。また、敷板供
給後にテーブル１１が上昇する。
【００３５】上記テーブル１１が所定位置まで上昇する
と、第３コンベヤ４は通常の運転速度に戻されると共
に、排出コンベヤ５およびベルトコンベヤ１８が駆動さ
れ、テーブル１１上に次のシートＳが順次送り込まれ
る。
と、第３コンベヤ４は通常の運転速度に戻されると共
に、排出コンベヤ５およびベルトコンベヤ１８が駆動さ
れ、テーブル１１上に次のシートＳが順次送り込まれ
る。
【００３６】
【発明の効果】以上のように、この発明においては、排
出コンベヤ上にベルトコンベヤを設け、そのベルトコン
ベヤにおけるコンベヤベルトの下部ベルトをシート搬送
コンベヤから送り出されるシートが鋭角の角度をもって
衝突するよう傾斜させたので、シート搬送コンベヤから
送り出されるシートを排出コンベヤ上の所定位置に乱れ
を生じさせることなく順次送り込むことができると共
に、シートに傾きがある場合でも、その傾きを修正した
状態で排出コンベヤ上に送り込むことができる。
出コンベヤ上にベルトコンベヤを設け、そのベルトコン
ベヤにおけるコンベヤベルトの下部ベルトをシート搬送
コンベヤから送り出されるシートが鋭角の角度をもって
衝突するよう傾斜させたので、シート搬送コンベヤから
送り出されるシートを排出コンベヤ上の所定位置に乱れ
を生じさせることなく順次送り込むことができると共
に、シートに傾きがある場合でも、その傾きを修正した
状態で排出コンベヤ上に送り込むことができる。
【図１】この発明の実施の形態を示す概略図
【図２】同上の要部を拡大して示す概略図
【図３】同上の平面図
【図４】同上のテーブルと送り出しコンベヤとを示す平
面図
面図
【図５】同上のシートのバッチ分けの状態を示す概略図
【図６】シートの傾きが修正されていく状態を示し、
（Ｉ）は正面図、（II）は平面図
（Ｉ）は正面図、（II）は平面図
【図７】従来のシートスタッカを示す概略図
１ シート搬送コンベヤ ５ 排出コンベヤ ８ シート積載部 １８ ベルトコンベヤ ２１ コンベヤベルト ２３ 下部ベルト ２５ 第１傾斜部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 蓮池 広美 清水市渋川200番地 レンゴー株式会社清 水工場内
Claims (1)
- 【請求項１】 排出端に向けて上り勾配をもって傾斜す
るシート搬送コンベヤと、そのシート搬送コンベヤの排
出端部の下方に供給端が臨む排出コンベヤとを備え、前
記シート搬送コンベヤから排出コンベヤ上に送り込まれ
るシートを排出コンベヤの前方に設けたシート積載部に
送り込んで積み重ねるようにしたシートスタッカにおい
て、前記排出コンベヤの上方に、その排出コンベヤと対
向する下部ベルトがシート移送方向に向けて移動される
ベルトコンベヤを設け、上記下部ベルトを前記シート搬
送コンベヤから送り出されるシートが鋭角の角度をもっ
て衝突するよう傾斜させたことを特徴とするシートスタ
ッカ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7294221A JP2738920B2 (ja) | 1995-11-13 | 1995-11-13 | シートスタッカ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7294221A JP2738920B2 (ja) | 1995-11-13 | 1995-11-13 | シートスタッカ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09136720A true JPH09136720A (ja) | 1997-05-27 |
| JP2738920B2 JP2738920B2 (ja) | 1998-04-08 |
Family
ID=17804910
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7294221A Expired - Lifetime JP2738920B2 (ja) | 1995-11-13 | 1995-11-13 | シートスタッカ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2738920B2 (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1995
- 1995-11-13 JP JP7294221A patent/JP2738920B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| CN109080315A (zh) * | 2018-08-12 | 2018-12-25 | 吴锋 | 一种铅笔生产磨削装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2738920B2 (ja) | 1998-04-08 |
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