JPH09136027A - 界面活性剤混合物 - Google Patents

界面活性剤混合物

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JPH09136027A
JPH09136027A JP8266803A JP26680396A JPH09136027A JP H09136027 A JPH09136027 A JP H09136027A JP 8266803 A JP8266803 A JP 8266803A JP 26680396 A JP26680396 A JP 26680396A JP H09136027 A JPH09136027 A JP H09136027A
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hydrogen
mixture
dye
dyeing
surfactant
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JP8266803A
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Fritz Lesszinsky
フリツツ・レスツインスキ
Klaus-Wilfried Wanken
クラウス−ビルフリート・バンケン
Peter Roger Nyssen
ペーター・ロジエ・ニツセン
Martin Dipl Chem Dr Riegels
マルテイン・リーゲルス
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Bayer AG
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 界面活性剤混合物。 【解決手段】 新規な界面活性剤混合物は、式 【化1】 [式中、置換基及び記号は前述の通りである]のスチレ
ン−フェノール縮合物のアルコキシル化生成物及びそれ
に由来するエステルを必須成分として含み、水に不溶な
染料、顔料及び明色化剤を仕上げるための分散剤とし
て、及びポリエステル繊維又はそれと羊毛、木綿、ポリ
アクリルもしくはポリアミドとの繊維混合物の、水に不
溶な染料での染色工程又は明色化工程に対する染色助剤
として使用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、水に不溶な染料、顔料及び明色
化剤を仕上げるための分散剤として、及びポリエステル
繊維又はそれと羊毛、木綿、ポリアクリルもしくはポリ
アミドとの繊維混合物の、水に不溶な染料又は明色化剤
での染色工程又は明色化工程に対する染色助剤として使
用することができる、スチレン−フェノ−ル縮合物及び
これに基づくエステル、非イオン性界面活性剤、規格化
剤及び水を含んでなる新規な界面活性剤混合物に関す
る。
【0002】親水性の合成繊維は、分散染料で染色する
ことができ、或いは非イオン性の明色化剤で明色化でき
る。この種の染料又は明色化剤は、それらが水に不溶で
あるから、使用するときに微分散させることを必要とす
る。このために、これらの染料又は明色化剤は一般に微
分散染料液を容易に生成する界面活性剤を用いて使用形
態に仕上げられる。これらの染料液は、着色剤の分散に
関して安定でなければならない。無水の最終品を、例え
ば噴霧乾燥で調製すべき場合には、噴霧乾燥に用いられ
る分散液は更に良好な熱安定性も必要とする。この仕上
げ工程には、染料の合成において普通結晶系で得られる
プレスケ−キに分散剤が添加される。その上、染料の仕
上げとは関係なく、親水性合成繊維の染色、明色化及び
捺染に対して、同様に界面活性剤又はその混合物でもあ
る染色助剤が添加される[クワラ(Chwala)/ア
ンガ−(Anger)著、織物助剤ハンドブック、フェ
アラグ・ヘミ−(Verlag Chemie,Wei
nheim,New York)、1977、502−
513ペ−ジ]。
【0003】β−ナフタレンスルホン酸とホルムアルデ
ヒドの重縮合物は言及した目的の界面活性剤として重要
性が増し、かくしてそのような縮合生成物が製造され、
多くの態様で、例えば種々のアルキルアリ−ル−スルホ
ン酸及びハロゲノアリ−ルスルホン酸、スルホン化フェ
ノ−ル、β−ナフト−ル、種々の窒素化合物、及び反応
性アルキルアリ−ル化合物を、芳香族スルホン酸と組み
合わせて用いることにより使用される。更に、この目的
に対しては、ジフェニルエ−テルとアリ−ルスルホン酸
との組み合わせ、クレゾ−ルスルホン酸、尿素−ホルム
アルデヒド縮合物とフェノ−ルスルホン酸との組み合わ
せ、スルホメチル化フェノ−ル−ホルムアルデヒド縮合
物、及び増加傾向でリグニンスルホネ−トを言及するこ
とができる。
【0004】しかしながら、これらの公知の分散剤は、
すべての場合、十分安定な染料分散液又は明色化剤分散
液をもたらさない。この欠点は、加熱期間中、染料を染
色装置、例えばビ−ム染色装置及びチ−ズ装置上に凝集
させ、或いは沈殿せしめる。極端な場合には、生成した
沈降物が液体の循環を妨害することさえある。結果とし
て、いわゆるOMI(外−中−内)効果が得られる。更
に言及した界面活性剤の、貧弱な生分解性と除去しにく
さとが、排水の汚染をもたらす。
【0005】最近の進歩は、言及した欠点を迂回する試
みである。即ち、ヨ−ロッパ特許第382138A1号
は、フェノ−ルのアルコキシル化生成物の酸エステル、
非イオン性の界面活性剤、及びカルボン酸エステル、ア
ルキルベンゼン、テトラリン、又はこれらの物質の混合
物を含んでなる染色助剤混合物を記述する。これらの混
合物は染料の移動を改善し、染料の繊維材料中への浸透
を容易にする。またこれらの混合物を用いれば、より均
一な染色物が得られる。しかし、これらの混合物もすべ
ての必要条件を満たしておらず、依然として生物学的に
処理するのが難しい成分を含んでなる。
【0006】ヨ−ロッパ特許第463401A2号は、
芳香族又は長鎖脂肪族カルボン酸、その塩又はその無水
物の他に、アリ−ルスルホン酸−ホルムアルデヒド縮合
物及び/又はリグニンスルホネ−トを含んでなる分散剤
を記述する。これらの分散剤は、改良された生分解性が
特徴であるが、依然分散性に関して期待するところが残
っている。
【0007】独国特許広報第4229442A1号は、
アルキル及び/又はアルケニルポリグリコシド、ポリヒ
ドロキシ脂肪酸アミド、及び他の陰イオン性、非イオン
性、両性又は双生イオン性界面活性剤及び/又は重合体
を含んでなる分散剤を開示する。
【0008】独国特許広報第2732732B2号は、
水性染料分散液の製造に対する分散剤としてスチレン−
フェノ−ル縮合物のオキシアルキル化生成物を開示す
る。しかしながら、この生成物の分散作用は必要条件に
適合しない(微分散化作用が最適でない)。
【0009】したがって、生物学的に容易に除去でき、
普遍的に適用でき、また更に改良された分散性を有する
分散及び染色助剤が依然要求されている。
【0010】本発明は、 A1)式
【0011】
【化3】
【0012】[式中、Rは水素又はC−C−アル
キルを示し、Rは水素又はCHを表し、Rは水
素、C−C−アルキル、C−C−アルコキシ、
−C−アルコキシ−カルボニル、フェニル又は融
合したベンゼン核を示し、mは1−3の数を示し、nは
6−100の数を示し、但し上式はm及びnに対して種
々の値を有する混合物も含み、Rは水素、水素及びC
の混合物、又は水素及びフェニルの混合物を表し、
但し種々の−(−CH−CH(R)−O)−基にC
も存在する場合、Rはnの全値の0−60%でC
を表し且つRはnの全値の100−40%で水素
を表し、そして種々の−(−CH−CH(R)−
O)−基にフェニルも存在する場合、Rはnの全値の
0−40%でフェニルを表し且つRはnの全値の10
0−60%で水素を表す]のスチレン−フェノ−ル縮合
物のアルコキシル化生成物、 A2)式
【0013】
【化4】
【0014】[式中、R1′、R2′、R3′、R4′、
m′及びn′は互いに独立にR、R、R、R
m及びnの意味の範囲を、これらは独立に示し、Xは基
−SO3 、−SO2 、又は−PO3 --を示し、そして
CatはLi、Na、K、NH4 、HO−CH2
CH−NH3 、(HOCH2CHNH2 又は
(HOCHCH2NHからなる群からのカチオ
ンであり、但しX=−PO3 --の場合、二つのCatが
存在する]のアルコキシル化生成物(I)のエステル、 B)非イオン性界面活性剤、 C)規格化剤、及び D)水 を含んでなり、但しA1)、A2)、B)、C)及び
D)の全重量に基づいて、A1)は0−95%を構成
し、A2)は5−100%を構成し、B)は0−30%
を構成し、C)は0−40%を構成しそしてD)は0−
80%を構成する、界面活性剤混合物に関する。
【0015】更に本発明は、水に不溶な着色剤(染料、
顔料及び明色化剤)を仕上げるための分散剤として、及
び染色助剤として上述した界面活性剤混合物を使用する
ことに関する。
【0016】C−C−アルキルは、例えばメチル、
エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、又はイソブ
チル、好ましくはメチルである。
【0017】C−C−アルコキシは、例えばメトキ
シ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキ
シ、又はイソブトキシ、好ましくはメトキシである。
【0018】C−C−アルコキシ−カルボニルは、
例えばメトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロ
ポキシカルボニル、イソプロポキシカルボニル、ブトキ
シカルボニル、又はイソブトキシカルボニル、好ましく
はメトキシカルボニルである。
【0019】上記からの好適なカチオンCatは、Na
、K、NH4 、HO−CHCH−NH3
(HOCH2CH2NH2 及び(HOCH2CH2)3
NHであり、特に好適なCatはNH4 である。
【0020】本発明の重要な特徴は、好ましくは式
(I)の非エステル化アルコキシル化生成物に加えて
の、式(II)のアルコキシル化生成物のエステルの存
在である。スチレン−フェノ−ル縮合物を製造するため
には、まずフェノ−ル又はナフト−ルをスチレン又は置
換スチレン1−3倍と縮合せしめ、この縮合物をエチレ
ンオキシドで又はエチレンオキシド及びプロピレンオキ
シドで又はエチレンオキシド及びスチレンオキシドでア
ルコキシル化して、6−100のアルキレンオキシド基
−(−CH−CH(R)−O)−が存在するように
する。そのようなスチレン−フェノ−ル縮合物のアルコ
キシル化生成物は、すでに独国特許第2732732B
2号において使用されており、例えば独国特許第112
1814B2号にしたがって製造することができる。同
業者は、異なった置換度を有する縮合物の混合物がしば
しばスチレン1−3倍のスチレン−フェノ−ル縮合物か
ら製造されるということを知っている。そのような混合
物は、一般に費用の点から純粋種で分離できないので、
mが全数からずれた値を取るであろう。好ましくは、m
は1.5−2.8の値、特に好ましくは2.5−2.8
の値を取る。
【0021】縮合物の製造に重要なフェノ−ルは、フェ
ノ−ルそれ自体、クレゾ−ル、キシレノ−ル、ヒドロキ
シビフェニル及びナフト−ル、好ましくはフェノ−ルそ
れ自体又は異性体クレゾ−ルの一つである。スチレンそ
れ自体、ビニルトルエン又はα−メチルスチレン、好ま
しくはスチレンそれ自体及びビニルトルエンは、縮合物
の製造に対するスチレンとして使用することができい
る。縮合反応は、公知の方法に従い、有利には触媒、例
えばH2SO、p−トルエンスルホン酸又はZnCl
の存在下に行われる。このようにして製造できるスチ
レン−フェノ−ル縮合物は、均一な物質として単離し、
オキシアルキル化に供することができるが、これには、
縮合反応で最初に得られるごとき混合物をそのまま使用
してもよい。オキシアルキル化には、エチレンオキシド
それ自体又はエチレンオキシドとプロピレンオキシドの
混合物又はエチレンオキシドとスチレンオキシドの混合
物が使用できるが、好ましくはエチレンオキシドそれ自
体又はエチレンオキシドとプロピレンオキシドの混合
物、特に好ましくはエチレンオキシドそれ自体が用いら
れる。プロピレンオキシドを共用するする場合、これは
全n値の0−60%をなし、一方エチレンオキシドは1
00%に対するその残りである。好ましくはプロピレン
オキシドは全n値の0−30%の量で用いられ、一方エ
チレンオキシドは100%に対するその残りである。ス
チレンオキシドを共用するする場合、これは全n値の0
−40%をなし、一方この時もエチレンオキシドは10
0%に対するその残りである。1−20%のスチレンオ
キシドの共用は好適である。同業者には公知のように、
nがnに対して想定される平均値の辺りに分散している
物質の混合物が、オキシアルキル化でも生成する。nに
関して混合物であるそのようなオキシアルキル化生成物
は、一般に、その単一の構成分に分離するのが許容でき
ないほど高い経費が掛かるので、混合物としてさらに使
用される。
【0022】本発明に従って重要である式(II)のエ
ステルを製造するためには、式(I)のオキシアルキル
化生成物を、多塩基性酸素酸又はその誘導体と反応させ
る。そのような酸素酸の誘導体は例えばその酸無水物、
酸ハライド、酸エステル、又は酸アミドである。そのよ
うな酸又は酸誘導体の例は、クロロスルホン酸、アミド
スルホン酸、スルファミン酸、五酸化燐、又はオキシ三
塩化燐である。エステル化反応は、同業者には公知の方
法で行われる。この反応は、言及したアルコキシル化生
成物を与えるが、これは酸誘導体を出発物質として用い
た場合には水、アルカリ金属水酸化物又はモノエタノ−
ルアミンにより式(II)の遊離酸又はそのような半エ
ステルの塩に転化することができる。
【0023】本質的に、式(I)のオキシアルキル化生
成物は半エステル(II)に加えて使用することがで
き、(I)による物以外のオキシアルキル化生成物は半
エステル(II)の製造に対する出発物質として使用さ
れる。式(I)及び(II)において、これはそれぞれ
の場合にダッシュ(′)でもって示される(II)の置
換基及び記号で表示される。しかしながら好ましくは、
1′、R2′、R3′、R4′、m′及びn′の代わり
に、対応する基及び記号R、R、R、R、m及
びnであるオキシアルキル化生成物(I)に由来する半
エステル(II)が使用される。そのようなA1)及び
A2)の混合物は、成分A1)であるオキシアルキル化
の部分を除外し、そして(I)の他の部分を言及した方
法でエステル化してA2)とし、この生成物を適当なら
ば中和し、ついで二つの成分を混合することによって製
造できる。勿論、アルコキシル化生成物(I)を化学量
論量より少ない酸又は酸誘導体と反応させ、自動的に成
分A1)及びA2)の混合物を得る事も可能であり、有
利な方法である。
【0024】本発明は、好ましくは式
【0025】
【化5】
【0026】[式中、R11は水素又はCHであり、R
13はCH、OCH又はCOOCHであり、R14
水素又はメチルであり、但しCHも存在する場合には
同一のことがRに関するR14にも当て嵌まり、そして
2、m及びnは上述した意味を有する]のアルコキシ
ル化生成物を成分A1)として含んでなる界面活性剤混
合物に関する。
【0027】この好適な場合、エステルA2)は式(I
II)のこれらのアルコキシル化生成物に由来していて
も良い。
【0028】式
【0029】
【化6】
【0030】[式中、R23は水素又はCHを表し、
そしてR11、R及びnは式(III)の意味を有す
る]に相当するアルコキシル化生成物A1)及びそれに
由来するエステルA2)は特に好適に使用される。
【0031】式
【0032】
【化7】
【0033】[式中、R11、R23及びnは式(IV)
におけるごとき意味を有する]に相当するアルコキシル
化生成物は、成分A1)及びそれに由来するエステルA
2)として特に好適に使用される。
【0034】本発明による可能な非イオン性界面活性
剤、即ち成分B)は、エチレンオキシド、プロピレンオ
キシド又はスチレンオキシドの、鎖長がC原子6−2
0、好ましくはC原子12−20の脂肪族アルコ−ル、
脂肪酸及び脂肪酸アミドへの付加生成物である。フェノ
−ル及びアルキル部分のC原子が4−12のアルキルフ
ェノ−ルへのそのような付加(アルコキシル化)生成物
も更に可能である。ここで付加されるアルキレンオキシ
ドの数は4−100、好ましくは6−50である。ここ
にそのような数は、同業者には公知のようにおよそ想定
される値の平均値である。
【0035】本発明の界面活性剤混合物の可能な規格化
(standardizing)剤、即ち成分C)は、
これの助けを借りて本発明の界面活性剤混合物の又はこ
れを用いて製造される最終着色剤形の適当な粘度を確立
するが、この目的に対して同業者には公知の物質であ
り、例えばプロピレングリコ−ル、エチレングリコ−
ル、ポリエチレングリコ−ル、ブチルジグリコ−ル、イ
ソプロパノ−ル、又は1−メトキシ−2−プロパノ−ル
である。
【0036】本発明による界面活性剤混合物の各成分の
量は、それぞれの場合、成分A1)、A2)、B)、
C)及びD)の全量に基づいて、A1)が0−95%、
好ましくは0−85%、A2)が5−100%、好まし
くは15−100%、B)が0−30%、好ましくは5
−20%、C)が0−40%、好ましくは5−30%、
及びD)が0−80%である。これらの重量%は、非エ
ステル化アルコキシル化生成物A1),非イオン性界面
活性剤、規格化剤及び水の共用が随意であることを示す
が、好ましくは非イオン性界面活性剤、規格化剤又はそ
の両方が存在する。他の好適な変化において、A2の他
にA1も存在し、特にA1の40−80%に対してA2
の20−60%の比である。非イオン性界面活性剤、規
格化剤、水、又はこれらのいくつかが存在する場合、A
1)及びA2)の含量は対応して減少するが、相対的に
100%をなす値(=A1)及びA2)の合計)で表現
されるそれらの相対比は保持される。さらに水の重量含
量の広い範囲は、本発明の界面活性剤混合物が、種々の
濃度の水性系で貯蔵、輸送、又は使用できることを示す
が、例えば噴霧乾燥によって得られる本発明による界面
活性剤混合物の無水物形も同様に貯蔵、輸送、又は使用
できる。
【0037】しかしながら、好ましくは本発明による界
面活性剤混合物は成分A1)に関して及び成分A2)に
関して0と異なる。成分A1)に関して、成分A2)に
対する好適な範囲で表現されるごとき100モル%以下
の低エステル化度は特に良好な分散性を示すということ
さえも発見された。
【0038】個々の場合、種々の水に不要な染料に対し
て最適な仕上げ条件に適合させるために、或いは本発明
の界面活性剤混合物を、疎水性合成繊維の染色及び捺染
又は明色化に対する染色助剤として最適に処方するため
に、陰イオン性界面活性剤からなる群からの更なる分散
剤の添加が望ましいことがある。勿論、界面活性剤のい
くつかの混合物も使用できる。更なる陰イオン性界面活
性剤は、例えば芳香族スルホン酸とホルムアルデヒドの
縮合生成物、例えば(アルキル)ナフタレンスルホン酸
−ホルムアルデヒド縮合物、(アルキル)ナフタレンス
ルホン酸−ベンゼンスルホン酸−ホルムアルデヒド縮合
物、フェノ−ル−ホルムアルデヒド−ナトリウムビサル
ファイト縮合物及びリグニンスルホン酸塩、例えばサル
ファイト又はクラフト法で得られるものである。リグニ
ンスルホン酸塩は、好ましくは部分的に加水分解、酸
化、プロポキシル化又は脱スルホン化された生成物であ
り、公知の方法により、例えば分子量により又はスルホ
ン化度により分画されている。サルファイト及びクラフ
ト・リグニンの混合物も良好な作用を有する。そのよう
なリグニンスルホン酸塩は、1000−100000の
平均分子量を有し、活性リグニンスルホン酸塩の顔料が
少なくとも80%であり、多価カチオンが可能な最低の
顔料で存在する。スルホン化度は広い範囲内で変えるこ
とができる。
【0039】本発明による界面活性剤混合物を、水に不
要な染料又は明色化剤の仕上げに使用する場合、言及で
きるそのような染料は、分散染料及び無機又は有機顔料
である。分散染料は、例えばアゾ、ジアゾ、アンスラキ
ノン、クマリン、イソインド−ル、キノリン及びメチン
系である。 適当な有機顔料は、例えばアゾ、ジアゾ、
ポリアゾ、アンスラキノン及びチオインジゴ系、並びに
更に例えばフタロシアニン、キナクリドン、ジオキサジ
ン、ナフタレンテトラカルボン酸、ペリレンテトラカル
ボン酸又はイソインド−ル系の他の多環式顔料、並びに
金属錯体顔料又はレ−キ染料、例えばスルホン酸及び/
又はカルボン酸基を含む染料のCa,Mg又はAlレ−
キ、及び顔料として理解しうる且つ多くが例えばカラ−
−インデックス(Color−Index)、第2版か
ら公知であるカ−ボン・ブラックである。炉ブラック又
はガス・ブラックからなる群からの酸性ないしアルカリ
性カ−ボン・ブラックは特に言及できる。他の有機顔料
は、例えば硫化亜鉛、ウルトラマリン、二酸化チタン、
酸化鉄、ニッケル−又はクロム−アンチモン−二酸化チ
タン、コバルト−ブル−及び酸化クロムである。
【0040】「仕上げ」とは、製造工程から得られる染
料(分散染料、顔料、明色化剤)を、その染色での使用
に対して取扱いうる形態に転化することを意味するもの
と理解される。この染色使用に対して、言及される染料
は最も細かい分布(分散)で存在すべきである。染料
は、適当なミル、例えばボ−ルミル、ビ−ズ又はサンド
・ミルでの粉砕により最も細かい可能な分布に転化され
る。このためには、本質的に公知の方法に従って、染料
又は染料混合物を、一つ又はそれ以上の分散剤と一緒に
液体媒体中に、好ましくは水中に分散させ、この懸濁液
を粉砕操作での剪断力の作用に供し、もともと存在する
粒子を機械的に、染色の目的に最適な比表面積が達成さ
れ且つ染料の、染色液体中での沈降ができるだけ最低に
なる程度まで粉砕する。ここに、染料の粒径は一般に
0.01−5μmであり、好ましくは0.05−1μm
に近い。更なる助剤、例えば殺菌剤及び乾燥を防ぐ試
剤、例えばグリセロ−ルは、このように調製された染料
分散液に添加することができる。
【0041】しかしながら、そのような最終染料形態
を、例えば輸送又は貯蔵の目的で、乾燥形で製造するこ
とも望ましい。そのような乾燥形の最終染料形態を製造
するためには、例えば真空乾燥、凍結乾燥により、ロ−
ラ−乾燥機での乾燥により、好ましくは噴霧乾燥によ
り、上述した液体最終染料形態から液体、例えば主に水
を除去する。液体最終形態には、問題のない乾燥のため
に、乾燥前に消泡剤を添加することができる。また乾燥
中に生成する粉末又は粒状物の面倒な取扱い(粉末処方
物の摩耗による危険)を無くすために、乾燥の前後に粉
末除去剤を有利に添加することができる。
【0042】本発明による界面活性剤混合物を用いて製
造される最終染料形態は、例えば疎水性合成繊維例えば
適当ならば羊毛又は木綿と混紡した芳香族ポリエステ
ル、セルロ−スエステル又は芳香族ポリアミドの染色及
び捺染又は明色化に適当である。この目的に対しては、
例えば分散染料、顔料又は明色化剤(又はこれらのいく
つかの混合物)10−50部を、本発明による界面活性
剤混合物10−50部及び湿潤剤0.1−1.5部と共
にボ−ルミル中で粉砕することができる(部=重量
部)。上述した種類の繊維商品の染色は、続いて公知の
方法に従い、好ましくは水性懸濁液から及び適当ならば
担体の存在下に、イクゾ−スト法の場合80−110℃
で、またオ−トクレ−ブ中での高温法の場合110−1
40℃で行われる。非常に良好な使用性及び高均質性の
染色物がこの方法で得られる。
【0043】本発明による界面活性剤混合物及びこれを
用いて製造される最終の染料または明色化剤形態は、次
の利点が特徴である。
【0044】−製造される最終染料(明色化剤)形態
は、通常の分散剤よりも安定な分散液をもたらす。これ
は長期間に亘る染料の非凝集性で明白である。
【0045】−本発明による界面活性剤混合物を用いて
製造される最終染料(明色化剤)形態は、通常製造され
る最終形態と比べて改良された熱安定性を示す。これ
は、最終染料(明色化剤)形態の噴霧乾燥中及び染色オ
−トクレ−ブ中での高温染色中における高い熱安定性で
明白である。この熱安定性のない通常の最終染料(明色
化剤)形態は、高温染色中に、染料または明色化剤を染
料液から沈降せしめる。沈殿した染料または明色化剤
は、染色操作(明色化)に対して不完全にしか利用され
ず、一般に染色された商品の繊維に均一に 吸収されな
い。
【0046】−本発明による界面活性剤混合物の良好な
分散性は、一定量の染料または明色化剤当たりの分散剤
の量が少なくて済み、従って高染料(明色化剤)濃度を
有する最終染料(明色化剤)形態が可能となる。更に、
改良された分散力の結果として、最終工程での粉砕工程
が数少なくて済む。
【0047】−本発明による界面活性剤混合物は今日ま
でしばしば用いられてきたリグニンスルホン酸塩よりも
安価である。
【0048】−多くの通常の分散剤、例えばリグニンス
ルホン酸塩は、生物学的に分解するのが困難であり、ま
た生物学的に除去するのが困難である。一方、本発明に
よる界面活性剤混合物は、容易な具合に排水スラッジに
吸着され、かくして生物学的に除去される。
【0049】−本発明による界面活性剤混合物を、液体
処方物の製造に用いる場合、乾燥を防ぐ試剤及び普通必
要とされる凍結防止剤は省略できる。
【0050】―本発明による界面活性剤混合物を、染色
助剤として用いる場合、普通必要とされる均質化剤の添
加が省略できる。
【0051】―本発明による界面活性剤混合物での染色
物または明色化物は、通常の処方物で得られる染色物よ
りもかなり均質である。
【0052】―本発明による界面活性剤混合物を添加し
て行った合成繊維の染色物または明色化物は、しばしば
見られる液体循環の低下及び関連するOMI効果をもた
らさない。
【0053】
【実施例】次の実施例において、部は重量部であり、%
は重量%である。
【0054】A.仕上げ実施例実施例1 染料C.I.デイスパーズ・レッド(Disperse Red)343 (水で湿ったプレス・ケーク形) 34部 を助剤2(参照、表1) 24部 で処理し、適当ならばこの混合物をスルホン酸でpH6
−7にした。
【0055】 サーフィノール(エア・プロダクツ(Air Products)=2,4, 7,9−テトラメチル−5−デシン4、7−ジオール) 0.1部 を消泡剤として添加した。この固体含量を、水で約40−50% に調節した。ついで湿式粉砕を、ボールミル中で必要とされる 微粉砕(90%≦1μm)まで室温下に行った。所望の色強度を 確立するために、ナフタレンスルホン酸−ホルムアルデヒド型の 陰イオン性規格化剤 46部 を、濃溶液の形で添加した。この仕上げ及び規格化工程
後に、混合物を噴霧乾燥した。粉末除去剤(一般に鉱
油)は、乾燥前又は後に得られる粉末又は粒状物に添加
することができる。
【0056】表1からの他の助剤混合物も、同じく成功
裡に使用できた。
【0057】この最終染料を用いて、ポリエステル繊維
をHT条件下に染色した場合、それは染色浴中、とりわ
け加熱期間中の際立った分散安定性で特徴付けられた。
染料は均一に、即ち優秀な均質性で繊維に吸収された。
染色浴に更なる均質化助剤を添加することが省略でき
た。
【0058】
【表1】
【0059】実施例2 液体染料調製物の製造法は次の通りであった。
【0060】 染料C.I.デイスパーズ・レッド(Disperse Red)343 (水で湿ったプレス・ケーク形) 34部 を助剤2(参照、表1) 24部 で処理し、適当ならばこの混合物をスルホン酸でpH6−7 にした。更にサーフィノール104E(エア・プロダクツ) 0.1部 を消泡剤として、プロクセル(Proxel)GXL(ICI= 1,2−ベンズイソチアゾール−3(2H)−オン) 0.3部 を水性ジプロピレングリコール溶液の形で保存剤として、 また水 41.6部 を添加した。
【0061】ついで湿式粉砕を、ボールミル中で必要と
される微粉砕(90%≦1μm)まで室温下で行った。
(実施例1と同様)。
【0062】得られる染料懸濁液は、際立った貯蔵安定
性、乾燥安定性、低温凍結防止、沈降傾向なし、凝集な
しで特徴づけられた。
【0063】実施例3 顔料C.I.ピグメント・イエロー(Pigment yellow)83 32部 助剤2(参照、表1) 25部 ポリエチレングリコール 7部 水 36部 を含んでなる均一な混合物を、溶解器で製造した。
【0064】ついで、すべての粒子の90%以上で<
0.5μmの粒径が達成されるまで、冷却しながら不連
続式撹拌ボールミルで粉砕した。
【0065】得られる顔料調製物は23℃で〜120m
Pasの粘度及びD=7s-1の剪断勾配並びに優秀な流
れ性を有した。
【0066】更に、それは高着色強度を有し、市販の塗
料、ワニス及び織物捺染インキに対する着色剤として並
びに紙に対する着色剤として際立って適当であった。
【0067】B.染色実施例 実施例4(チーズ染色) 材料 100%PES布(チーズ重量4kg) 機械 空気クッションを有するHTチーズ染色装置、液体比1:10 処方物 普通の分散染料液、実施例1からの混合物2.0%、pH4−5 染色工程 開始温度80℃ 加熱速度1℃/分 最高温度130℃ TMaxでの染色時間45分 結果 完全な均質性、即ち編布後、OMI効果全然なし 実施例5(ピース染色) 材料 100%PESフィラメント 機械 HTビーム染色装置 処方物 実施例1からの混合物2.0%を含む普通の分散染料液、 pH4−5 染色工程 開始温度80℃ 加熱速度1℃/分 最高温度130℃ TMaxでの染色時間30分 結果 全体に完全な均質性、一定の微分圧(内−外)及びポンプ稼働性 実施例6(ピース染色) 材料 100%PESフィラメント 機械 HTジッガー(jigger)、液体比1:6、商品走行速度80m/分 処方物 実施例1からの混合物2.0%を含む普通の分散染料液、 pH4−5 染色工程 化学品、助剤及び染料液を60℃で添加、15分かけて130℃ま で加熱、80m/分で5回通過 結果 完全な均質性、織りぶち又はテーリング(tailing)なし、染料の 機械内への付着なし、商品へのしみの危険なし C.明色化剤実施例 実施例7 材料 100%PES 機械 循環機、液体比1:5 処方物 実施例1からの混合物2.0%を含むが、染料の代わりに明色化剤 を含む普通の分散染料液、pH4−5 染色工程 化学品、助剤及び明色化剤液を50℃で添加、滞留時間5分、3℃ /分で105℃まで及び1℃/分で105℃から130℃まで、1 30℃で45分間加熱 結果 完全な均質性、織りぶち又はテーリング(tailing)なし、明色化 剤の機械への付着なし、商品へのしみの危険なし 本発明の特徴および態様は以下の通りである。
【0068】1.A1)式
【0069】
【化8】
【0070】[式中、R1は水素又はC1−C4−アルキ
ルを示し、R2は水素またはCH3を表し、R3は水素、
1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ、C1−C4
−アルコキシ−カルボニル、フェニル又は融合したベン
ゼン核を示し、mは1−3の数を示し、nは6−100
の数を示し、但し上式はm及びnに対して種々の値を有
する混合物も含み、R4は水素、水素及びCH3の混合
物、又は水素及びフェニルの混合物を表し、但し種々の
−(−CH2−CH(R4)−O)−基にCH3も存在する
場合、R4はnの全値の0−60%でCH3を表し且つR
4はnの全値の100−40%で水素を表し、そして種
々の−(−CH2−CH(R4)−O)−基にフェニルも存
在する場合、R4はnの全値の0−40%でフェニルを
表し且つR4はnの全値の100−60%で水素を表
す]のスチレン−フェノール縮合物のアルコキシ化生成
物、 A2)式
【0071】
【化9】
【0072】[式中、R1′、R2′、R3′,R4′、
m′及びn′はR1、R2、R3、R4、m及びnの意味の
範囲を、これらとは独立に示し、Xは基−SO3 -、−S
2 -、又は−PO3 --を示し、そしてCatはLi+、N
+、K+、NH4 +、HO−CH2CH2−NH3 +、(HO
CH2CH2)2NH2 +又は(HOCH2CH2)3NH+から
なる群からのカチオンであり、但しX=−PO3 --の場
合、二つのCatが存在する]のアルコキシル化生成物
(I)のエステル、 B)非イオン性界面活性剤、 C)規格化剤、及び D)水 を含んでなり、但しA1)、A2)、B)、C)及び
D)の全重量に基づいて、A1)は0−95%を構成
し、A2)は5−100%を構成し、B)は0−30%
を構成し、C)は0−40%を構成しそしてD)は0−
80%を構成する、界面活性剤混合物。
【0073】2.すべての成分の全重量に基づいて、A
1)が0−85%を構成し、そしてA2)が15−10
0%を構成する、上記1の界面活性剤混合物。
【0074】3.成分A2)において、R1′、R2′、
3′、R4′、m′及びn′の代わりに、対応する基及
び記号R1、R2、R3、R4、m及びnである上記1の界
面活性剤混合物。
【0075】4.式
【0076】
【化10】
【0077】[式中、R11は水素又はCH3であり、R
13はCH3、OCH3又はCOOCH3であり、R14は水
素又はメチルであり、但しCH3も存在する場合には同
一のことが上記4のR4に関するR14にも当て嵌まり、
そしてR2、m及びnは上記1に示した意味を有する]
のアルコキシル化生成物を成分A1)としておよびそれ
に由来するエステルA2)を含んでなる界面活性剤混合
物。
【0078】5.式
【0079】
【化11】
【0080】[式中、R23は水素又はCH3を表し、そ
してR11、R2及びnは上記4におけるごとき意味を有
する]に相当するアルコキシル化生成物を成分A1)と
して及びそれに由来するエステルA2)を含んでなる上
記4の界面活性剤混合物。
【0081】6.式
【0082】
【化12】
【0083】[式中、R11、R23及びnは上記5におけ
るごとき意味を有する]のアルコキシル化生成物を成分
A1)として及びそれに由来するエステルA2)を含ん
でなる上記5の界面活性剤混合物。
【0084】7.mが1.5−2.8、好ましくは2.
5−2.8値をとる上記1の界面活性混合物。
【0085】8.水に不溶な染料、顔料及び明色化剤を
仕上げるための分散剤として、及びポリエステル繊維又
はそれと羊毛、木綿、ポリアクリルもしくはポリアミド
との繊維混合物の、水に不溶な染料での染色工程又は明
色化工程に対する染色助剤として上記1の界面活性剤混
合物を使用すること。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D06P 1/60 D06P 1/60 1/62 1/62 (72)発明者 ペーター・ロジエ・ニツセン ドイツ41542ドルマゲン・マグノリエンシ ユトラーセ6 (72)発明者 マルテイン・リーゲルス ドイツ42799ライヒリンゲン・アンデンツ バイアイヘン19ベー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 A1)式 【化1】 [式中、Rは水素又はC−C−アルキルを示し、 Rは水素又はCHを表し、 Rは水素、C−C−アルキル、C−C−アル
    コキシ、C−C−アルコキシ−カルボニル、フェニ
    ル又は融合したベンゼン核を示し、 mは1−3の数を示し、 nは6−100の数を示し、但し上式はm及びnに対し
    て種々の値を有する混合物も含み、 Rは水素、水素及びCHの混合物、又は水素及びフ
    ェニルの混合物を表し、但し種々の−(−CH−CH
    (R)−O)−基にCHも存在する場合、Rはn
    の全値の0−60%でCHを表し且つRはnの全値
    の100−40%で水素を表し、そして種々の−(−C
    −CH(R)−O)−基にフェニルも存在する場
    合、Rはnの全値の0−40%でフェニルを表し且つ
    はnの全値の100−60%で水素を表す]のスチ
    レン−フェノ−ル縮合物のアルコキシル化生成物、 A2)式 【化2】 [式中、R1′、R2′、R3′、R4′、m′及びn′は
    1、R2、R、R、m及びnの意味の範囲を、これ
    らとは独立に示し、 Xは基−SO3 、−SO2 、又は−PO3 --を示し、
    そしてCatはLi+、Na+、K+、NH4 +、HO−C
    2CH−NH3 、(HOCHCHNH
    又は(HOCHCHNHからなる群からのカ
    チオ ンであり、但しX=−PO3 --の場合、二つのC
    atが存在する]のアルコキシル化生成物(I)のエス
    テル、 B)非イオン性界面活性剤、 C)規格化剤、及び D)水 を含んでなり、但しA1)、A2)、B)、C)及び
    D)の全重量に基づいて、A1)は0−95%を構成
    し、A2)は5−100%を構成し、B)は0−30%
    を構成し、C)は0−40%を構成しそしてD)は0−
    80%を構成する、界面活性剤混合物。
  2. 【請求項2】 水に不溶な染料、顔料及び明色化剤を仕
    上げるための分散剤として、及びポリエステル繊維又は
    それと羊毛、木綿、ポリアクリルもしくはポリアミドと
    の繊維混合物の、水に不溶な染料での染色工程又は明色
    化工程に対する染色助剤として請求項1の界面活性剤混
    合物を使用すること。
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