JPH09135637A - 温室装置及びその施設方法 - Google Patents

温室装置及びその施設方法

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JPH09135637A
JPH09135637A JP7322242A JP32224295A JPH09135637A JP H09135637 A JPH09135637 A JP H09135637A JP 7322242 A JP7322242 A JP 7322242A JP 32224295 A JP32224295 A JP 32224295A JP H09135637 A JPH09135637 A JP H09135637A
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JP
Japan
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greenhouse
bird
skeleton
greenhouse device
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Application number
JP7322242A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Yamada
寿幸 山田
Noritoshi Wada
範捷 和田
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KISHU SAKUDO KK
Original Assignee
KISHU SAKUDO KK
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor

Landscapes

  • Greenhouses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 [課題]果樹園には、種々の制限により温室装置は設け
られず、代わりに支柱を有する防鳥網が張設してある。
しかし、この防鳥網は、鳥の侵入の防止のみを目的とし
ているため、温度及び雨量などの調整や、虫などの侵入
を防止することができない。 [解決手段]符号Kは果樹園に施設する温室装置であ
り、既設の防張網支柱Sに取着可能な骨組1を備えてい
る。骨組1は、横方向に架設された梁材10と、縦方向
に架設された谷材11と、谷材11間に架設された屋根
材12を備えている。また、骨組1は上記の部材以外に
側面部材13や、中間支柱材15や、屋根部補強梁材1
6などを備えている。骨組1は遮蔽材2で被覆されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、栽培施設である温
室装置に関し、更に詳しくは、既設の防鳥網支柱を支柱
として使用することにより、短期間でしかも安価に施設
できる温室装置及びその施設方法に関するものである。
【0002】
【従来技術】温室装置は、雨量や温度の調節が可能であ
り更に風害や虫害をも防ぐことができるので、野菜や花
などの栽培を行うのに広く用いられている。またこの温
室装置は通常栽培物を栽培する以前に施設されている。
【0003】しかしながら、この温室装置の施設には種
々の制限があり、いかなる場所においても容易に施設が
できるというわけではない。例えば果樹園などのように
栽培物が大型であるような場所や栽培面積が広域である
場所などにおいては、この温室装置の施設は困難である
とされている。同様に既に栽培を行なっている場所にお
いても、栽培物が邪魔になるため施設は困難であるとさ
れている。(この場合、仮に施設を試みてもその施設工
期中約1〜2ヶ月は、栽培物の手入れができなくなるの
でこの点においても、施設は事実上不可能である。)
【0004】上記記載の事実に従って果樹園などには、
栽培を行なう以前に所要間隔を有して支柱を設け、この
支柱の上端部に果樹園の上方部及び側方部を覆い鳥の侵
入を防止するための防鳥網が、温室装置の代わりに張設
してある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記に
示した防鳥網には次のような課題があった。即ち、果樹
園などに張設された防鳥網は鳥の侵入の防止のみを目的
としているため、温室装置のように温度及び雨量などの
管理を行うことが不可能であった。また、鳥の侵入は防
ぐことができても、防鳥網の網の目よりも小さい虫など
の侵入は防ぐことが不可能であった。そのため、以前か
ら果樹園などにも施設可能な温室装置が切望されてい
た。
【0006】本発明は上記課題を解消するもので、既設
の防鳥網支柱を支柱として利用することにより、短期間
でしかも安価に施設できる新規の温室装置及びその施設
方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に講じた本発明の手段は次のとおりである。第1の手段
にあっては、既設の防鳥網支柱を支柱として施設するよ
うにした温室装置であって、この温室は、既設の防鳥網
支柱に取着可能な骨組と、この骨組を被覆して張設され
る透光性を有する遮蔽材と、が備えてある、温室装置で
ある。
【0008】第2の手段にあっては、骨組は、防鳥網支
柱間の横方向に架設する梁材と、防鳥網支柱間の縦方向
に架設する谷材と、当該谷材間に連結具を介して所要間
隔で架設してあるアーチ状の屋根材と、が備えてある、
第1の手段に係る温室装置である。
【0009】第3の手段にあっては、温室装置の施設方
法であって、この施設方法は、既設の防鳥網支柱に骨組
を取着するステップと、この骨組を被覆して、透光性を
有する遮蔽材を張設するステップと、を含んでいる、温
室装置の施設方法である。
【0010】温室装置を形成する各部材は、通常は金属
や合成樹脂製のパイプ材が用いられるが、これに限定せ
ず、軽量であり同等の強度を備えたような部材であれば
他のものでも良い。各部材の取着は、通常仮設材を固着
するクランプなどを使用するが、これに限定せず、同等
の機能を有するものであれば他の構造のものでも良い。
【0011】
【作用】骨組を既設の防張網支柱間に取着して外形を形
成した後、この骨組を覆う透光性を有する遮蔽材を張設
することにより本発明に係る温室装置を形成することが
できる。従って、温室装置の施設にあたって、新規に支
柱を建てる必要がなく、施設における手間が軽減され
る。また、部材数及び施工工程が少ないので、工期が短
期間で済み、安価な費用で施設することができる。
【0012】また、既設の防鳥網支柱に、本発明に係る
温室装置を構成する各部材を取着していくことによりほ
ぼ施設が完了するので、施設工事が栽培の妨げになりに
くい。従って、栽培物を栽培中でも温室装置の施設が可
能である。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明を図面に示した実施の形態
に基づき更に詳細に説明する。図1は本発明に係る温室
装置の実施の形態を示す概略斜視図、図2は図1の温室
装置の内部構造を示す説明図、図3は図2のa部におけ
る連結構造を示す説明図である。符号Kは温室装置であ
り、地面にほぼ垂直に立設されている既設の防張網支柱
Sに取着可能な骨組1と、この骨組1を被覆して張設さ
れる透光性を有する遮蔽材2を備えている。
【0014】上記骨組1は、既設の防張網支柱S間の横
方向に架設された梁材10と、同じく防鳥網支柱S間の
縦方向に架設された谷材11と、この谷材11間に架設
されたアーチ状の屋根材12とを備えている。
【0015】骨組1は上記の部材以外に、温室装置Kの
正面部及び背面部を形成する側面部材13及び、谷材1
1間の横方向に設けられ、風などによる横揺れに対する
振れ止め防止強度を高める振れ止め材14を備えてい
る。また、任意箇所に補強などのために立設してある中
間支柱材15及び、上記の屋根材12と直角方向に屋根
材12の補強として架設される屋根部補強梁材16を備
えている。なお、これらの部材は必要に応じて任意に設
けられるものである。
【0016】上記の各部材を更に詳しく説明する。谷材
11には軸線方向に所要間隔でほぼ「V」字状の連結具
110が固着してある。パイプ材で形成されたアーチ状
の屋根材12の各両端部を、これらの連結具110に差
し込むことにより屋根部が形成してある。(図3参
照)。振れ止め材14は谷材11間に架設されており、
谷材11とはクランプ3で固定されている(図3参
照)。また、振れ止め材14の所要位置には、後述する
中間支柱材15との間に斜めに架設されるステー4を取
着するためのピンP1が突設してある。
【0017】中間支柱材15は、上記の梁材10、谷材
11及び振れ止め材14自体の自重による撓みを抑えた
り、各部材の端部を相互に接続したり、また、側壁部を
形成する骨材として用いられている。この中間支柱材1
5は、支柱150と、その上端部にボルト・ナットB1
を介して支柱150と直角方向に取着されている連結管
151を備えている。また、この支柱150の下端部に
は、引き抜き防止のために例えば一辺が500mm程の
四角形の錨板(図示省略)が固着されることもある。こ
の場合、錨板は埋設して設定する。
【0018】上記中間支柱材15は、連結管151に部
材を嵌入させることによって、部材を取着することがで
きる。そのため連結管151は両側方から部材が嵌入で
きるように、嵌入部材よりも若干直径の大きいパイプで
形成されている。更に、この連結管151は上記の部材
が嵌入した場合に、その隙間によってがたつきを起こさ
ないように、嵌入した部材を締め付け固着するためのボ
ルト・ナットB2を備えている。なお、中間支柱材15
は必ずしも一体で使用する必要はなく、連結管151単
体でも使用することができる(図3参照)。
【0019】中間支柱材15の支柱150には、振れ止
め材14との間に斜めに架設することのできるステー4
を取着するためのピンP2が上部寄りに突設してある。
即ち、上記に示した振れ止め材14のピンP1と、この
ピンP2にステー4を相互に架け渡して取着すること
で、横揺れに対する強度が振れ止め材14だけの場合よ
りも更に向上する。
【0020】骨組1を被覆して張設される透光性を有す
る遮蔽材2は、屋根部遮蔽材20と、側面部遮蔽材21
を備えている。この屋根部遮蔽材20及び側面部遮蔽材
21は、屋根部、正面部、背面部及び側面部を覆ってい
る。なお、本発明は上記の発明の実施の形態に開示され
たものに限定されるものではなく、特許請求の範囲の記
載内において種々の変形が可能である。
【0021】
【発明の効果】本発明は上記構成を備え、次の効果を有
する。 (a) 防鳥網が取り付けてあった防鳥網支柱に、本発
明に係る温室装置を施設することにより、果樹園などに
あっても雨量や温度の調節が可能である。また、風害や
虫害も防ぐことも可能である。更には、上記のような効
果によって人的作業が軽減されるため、あまり手間がか
からなくなり栽培が容易になる。
【0022】(b) 骨組を既設の防張網支柱間に取着
して外形を形成した後、この骨組を覆う透光性を有する
遮蔽材を張設することにより本発明に係る温室装置を形
成することができる。従って、温室装置の施設にあたっ
て、新規に支柱を建てる必要がなく、施設における手間
が軽減される。また、部材数及び施工工程が従来の温室
装置に比べて少ないので、工期が短期間で済み安価な費
用で施設することができる。
【0023】(c) 既設の防鳥網支柱に、本発明に係
る温室装置を構成する各部材を取着していくことにより
ほぼ施設が完了するので、施設工事が栽培物の手入れの
妨げになりにくい。従って、栽培物を栽培中の場合にあ
っても施設は可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る温室装置の実施の形態を示す概略
斜視図。
【図2】図1の温室装置の内部構造を示す説明図。
【図3】図2のa部における連結構造を示す説明図。
【符号の説明】
K 温室装置 S 防鳥網支柱 1 骨組 10 梁材 11 谷材 110 連結具 12 屋根材 13 側面部材 14 振れ止め材 15 中間支柱材 150 支柱 151 連結管 16 屋根部補強梁材 B1,B2 ボルト・ナット P1,P2 ピン 2 遮蔽材 20 屋根部遮蔽材 21 側面部遮蔽材 3 クランプ 4 ステー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 既設の防鳥網支柱を支柱として施設する
    ようにした温室装置であって、この温室は、 既設の防鳥網支柱(S) に取着可能な骨組(1) と、 この骨組(1) を被覆して張設される透光性を有する遮蔽
    材(2) と、が備えてあることを特徴とする、 温室装置。
  2. 【請求項2】 骨組(1) は、 防鳥網支柱(S) 間の横方向に架設してある梁材(10)
    と、 防鳥網支柱(S) 間の縦方向に架設してある谷材(11)
    と、 当該谷材(11)間に連結具(110) を介して所要間隔で架設
    してあるアーチ状の屋根材(12)と、が備えてあることを
    特徴とする、 請求項1記載の温室装置。
  3. 【請求項3】 温室装置の施設方法であって、この施設
    方法は、 既設の防鳥網支柱(S) に骨組(1) を取着するステップ
    と、 この骨組(1) を被覆して、透光性を有する遮蔽材(2) を
    張設するステップと、を含んでいることを特徴とする、 温室装置の施設方法。
JP7322242A 1995-11-15 1995-11-15 温室装置及びその施設方法 Pending JPH09135637A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008263883A (ja) * 2007-04-23 2008-11-06 Nisshin Steel Co Ltd 連棟型グリーンハウス間通路構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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