JPH09132386A - フック速度同調装置 - Google Patents

フック速度同調装置

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JPH09132386A
JPH09132386A JP29087995A JP29087995A JPH09132386A JP H09132386 A JPH09132386 A JP H09132386A JP 29087995 A JP29087995 A JP 29087995A JP 29087995 A JP29087995 A JP 29087995A JP H09132386 A JPH09132386 A JP H09132386A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pump
drum
voltage
hook
rope
Prior art date
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Pending
Application number
JP29087995A
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English (en)
Inventor
Yasushi Suzuki
康史 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd filed Critical Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2つのフックを等速で操作する場合に、ドラ
ムのロ−プ巻き取り径が変化した時に生じる速度変化を
防ぎ、作業の安全性の向上と操作性の向上を図る。 【解決手段】 フロント及びリヤドラムD1,D2のロ−
プ層数検出手段A1,A2と、フック掛本数設定手段C
と、各ドラムのロ−プ層数Lf,Lrとフック掛本数N
f,Nr、フロントドラムのポンプP1の吐出量Qfを決定
するための電圧Vrとにより、リヤポンプ吐出量Qrを制
御する電圧Vrを出力するコントロ−ラBと、前記設定
された電圧Vf及び電圧Vrを電流値に変換する手段
1,H2と、変換された電流値でフロント及びリヤポン
プの傾転角制御手段F1,F2を制御する手段E1,E2
を備え、ロ−プ層数の関数としてロ−プ巻取径Rf,Rr
を、電圧Vfの関数としてフロントポンプP1の吐出量Q
fを、リヤポンプP2の吐出量Qrを前記フロントポンプ
1の吐出量Qfとフック掛本数の比及びロ−プ巻取径の
比とによって求め、該吐出量Qrの関数としてリヤポン
プP2の吐出量制御用電圧Vrを求め自動制御しうるよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】例えばバイブロにより、2つ
のフックを使用して矢板を引抜くとき、これら2つのフ
ックを等速で操作する必要がある。本発明はこのような
場合の2つのフックの速度同調装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】バイブロで矢板を引抜く場合、フロント
とリヤの両ドラムのフックを等速で巻き上げる必要があ
る。この場合、オペレ−タは両ドラムに対応する各ポン
プの吐出量を電圧によって変化させる手段を用いる。そ
して可変抵抗で各ポンプへの指令電圧を調整し、両フッ
クを等速にすることができる。そのためにはオペレ−タ
は両フックの掛本数およびドラムロ−プの巻き取り径の
違いを把握しなければならない。掛本数の場合は、目視
で簡単に読み取ることができるが、ドラムロ−プの巻き
取り径はオペレ−タ自身では簡単に読み取ることができ
ない。従って、両フックが等速になるように可変抵抗の
値を調整するには可成りの時間を要する。また、刻々と
各ドラムのロ−プ巻き取り径が変化することがあり、操
作上かなりの不都合を生じている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は2つのフック
を等速で操作する場合に、ドラムのロ−プ巻き取り径が
変化した時に生じる速度変化を防ぎ、作業の安全性の向
上を目指すと共に、作業者による両フックの速度の調整
作業を無くすことにより、操作性の向上を図ることを課
題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】フロントドラムD1とリ
ヤドラムD2のロ−プ層数検出手段A1,A2と、フック
掛本数設定手段Cと、ドラムのロ−プ層数Lf,Lrとフ
ック掛本数Nf,Nr及びフロントドラムのポンプP1
吐出量Qfを決定する可変抵抗Gにて設定される電圧Vf
とによりリヤポンプ吐出量Qrを決定する電圧Vrを出力
するコントロ−ラBと、前記設定されたフロントポンプ
1の電圧Vf及びリヤポンプP2を制御する電圧Vrをそ
れぞれ電流値に変換する手段H1,H2と、変換された電
流値でフロントポンプ及びリヤポンプの傾転角制御手段
1,F2をそれぞれ制御する手段E1,Eとを備え、前
記コントロ−ラBにて Rf=γF0+F(Lf,γf)・・・(1) Rr=γR0+F(Lr,γr)・・・(2) (1)式と(2)式によりロ−プ巻取径Rf,Rrを求
め、フロントドラムD1のポンプP1の吐出量QfをQf=
F(Vf)・・・で、又リヤドラムD2のポンプP2の吐出
量QrをQr=Qf×(Nr/Nf)×(Rf/Rr)・・・で求
め、リヤポンプP2の吐出量Qrを決定する電圧Vrを Vr=F(Qr) にて求めフロントドラムD1とリヤドラムD2を同調さ
せ、等速で巻上げできるようにした。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図1に示
す。図1で、D1,D2は図示しないフックをロ−プを介
し巻き上げ・巻き下げするドラムである。ドラムD1
2の回転速度は油圧モ−タM1,M2を駆動する油圧を
供給するポンプP1,P2の吐出量を変化させることによ
って変化させることができる。A1,A2はロ−プの層数
を検出するロ−プ層数検出手段で、各ドラムD1,D2
それぞれ取り付けられている。Cはフック掛本数を設定
する手段である。Gは可変抵抗で、これにより片側のド
ラムD1の回転速度を電圧Vfにて設定する。
【0006】H1,H2は可変抵抗Gで与えられた電圧V
f及びドラムD2の回転速度に対し演算された電圧Vrを
電流に変換する手段たとえばアンプである。E1,E2
アンプH1,H2により与えられた電流に比例した油圧を
出力する電磁比例減圧弁である。F1,F2はポンプ
1,P2の傾転角を油圧で制御する傾転角制御手段で、
電磁比例減圧弁E1,E2にて出力された油圧により制御
している。Bはコントロ−ラで、フック掛本数設定手段
Cからの信号Nf,Nrと、ロ−プ層数検出手段A1,A2
からの信号Lr,Lfと可変抵抗Gの設定電圧Vfとを読
み込み、他方のドラムD2の回転速度を電圧Vrにて制御
するものである。
【0007】
【作用】ドラムD1をフロントドラム、ドラムD2をリヤ
ドラムとする。可変抵抗Gにより設定されたフロントド
ラムD1制御用の電圧VfをアンプH1で電流値に変え、
電磁比例減圧手段E1で電流値に比例して発生させた油
圧によりフロントポンプP1の傾転角制御手段を制御し
て吐出量を変化させ、フロントドラムD1の速度を制御
する。各ドラムD1,D2にはロ−プの層数検出手段
1,A2があり、ドラム径とロ−プ径がわかっているの
で、各ドラムに巻かれたロ−プ巻取径Rf,Rrは、ロ−
プ径と層数の関数であるから、 Rf=γF0+F(Lf,γf) Rr=γR0+F(Lr,γr)・・・となる。 ただし、γF0:フロントドラムD1の径 γR0:リヤドラムD2の径 γf :フロントドラムのロ−プ径 γr :リヤドラムのロ−プ径 Lf :フロントドラムの層数 Lr :リヤドラム層数 Rf :フロントドラムの巻取径 Rr :リヤドラムの巻取径
【0008】フロントドラムD1のポンプP1の吐出量Q
fは可変抵抗Gにより設定された電圧Vfにより決まる。 Qf=F(Vf) ただし、Vf:フロントポンプP1の指令電圧 Qf:フロントポンプP1の吐出量 F :関数
【0009】リヤドラムD2のポンプP2の吐出量Qrは
各ドラムのロ−プ巻取径比Rf/Rrと、各フック掛本数
比Nr/NfとフロントポンプP1の吐出量Qfから、 Qr=Qf×(Nr/Nf)×(Rf/Rr) ただし、Qr:リヤポンプの吐出量 Nr,Nf:フック掛本数
【0010】によってコントロ−ラBからリヤポンプP
2に対する電圧出力Vrは、Qrの関数として求められ、
Vr=F(Qr)となる。 ただしVr:リヤポンプP2の指令電圧 F :関数 により求められる。かくしてフロント及びリヤドラムは
互に同調されて運転される。
【0011】
【発明の効果】ロ−プ層数の関数としてロ−プ巻取径R
f,Rrを求め、可変抵抗Gで設定した電圧Vfの関数と
してフロントドラムD1のポンプP1の吐出量Qfを、又
リヤドラムD2のポンプP2の吐出量Qrをフック掛本数
の比とロ−プ巻取径の比及びフロントポンプP1への指
令電圧Vfにより吐出量Qrを求め、その関数としてリヤ
ドラムD2のポンプP2の吐出量制御用電圧Vrを求める
ようにした。このように2つのフックを等速で操作する
場合に、ドラムのロ−プ巻き取り径が変化し速度変化を
生じても、フロントドラムとリヤドラムの速度が自動的
に同調されるので、作業の安全性が向上し、従来に比し
一段と操作性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関るフック速度同調装置の回路図。
【符号の説明】
1,A2 ロ−プ層数検出手段 B コントロ−ラ C フック掛本数設定手段 D1 フロントド
ラム D2 リヤドラム E1,E2 電磁比
例減圧弁 F1,F2 傾転角制御手段 G 可変抵抗 H1,H2 電圧を電流値に変換する手段(アンプ) P1 フロントポンプ P2 リヤポンプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロントドラム(D1)とリヤドラム(D2)
    のロ−プ層数検出手段(A1,A2)と、フック掛本数設定
    手段(C)と、ドラムのロ−プ層数(Lf,Lr)とフック掛
    本数(Nf,Nr)及びフロントドラムのポンプ(P1)の吐
    出量(Qf)を決定する可変抵抗(G)にて設定される電圧
    (Vf)とによりリヤポンプ吐出量(Qr)を決定する電圧
    (Vr)を出力するコントロ−ラ(B)と、前記設定された
    フロントポンプ(P1)の電圧(Vf)及びリヤポンプ(P2)
    を制御する電圧(Vr)をそれぞれ電流値に変換する手段
    (H1,H2)と、変換された電流値でフロントポンプ及び
    リヤポンプの傾転角制御手段(F1,F2)をそれぞれ制御
    する手段(E1,E2)とを備え、前記コントロ−ラ(B)に
    て Rf=γF0+F(Lf,γf)・・・(1) Rr=γR0+F(Lr,γr)・・・(2) ただし、 Rf :フロントドラムの巻取径 Rr :リヤドラムの巻取径 γF0:フロントドラムの径 γR0:リヤドラムの径 γf :フロントドラムのロ−プ径 γr :リヤドラムのロ−プ径 Lf :フロントドラムのロ−プ層数 Lr :リヤドラムのロ−プ層数 F :関数 上記(1)式と(2)式によりロ−プ巻取径(Rf,R
    r)を求め、フロントドラム(D1)のポンプ(P1)の吐出
    量(Qf)をQf=F(Vf)・・・で、又リヤドラム(D2)の
    ポンプ(P2)の吐出量(Qr)をQr=Qf×(Nr/Nf)×
    (Rf/Rr)・・・で求め、リヤポンプ(P2)の吐出量(Q
    r)を決定する電圧(Vr)を Vr=F(Qr) ただしF:関数、にて求め制御するようにしたことを特
    徴とするフック速度同調装置。
JP29087995A 1995-11-09 1995-11-09 フック速度同調装置 Pending JPH09132386A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103253594A (zh) * 2013-05-07 2013-08-21 徐工集团工程机械股份有限公司 履带起重机多卷扬钢丝绳长度调整方法及装置
CN103318778A (zh) * 2013-06-21 2013-09-25 中联重科股份有限公司 双吊臂动臂塔机及其控制方法
WO2020085492A1 (ja) 2018-10-25 2020-04-30 株式会社Ihi 接合方法

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