JPH09132174A - キャブチルト用トーションバーの組付方法 - Google Patents

キャブチルト用トーションバーの組付方法

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JPH09132174A
JPH09132174A JP7327784A JP32778495A JPH09132174A JP H09132174 A JPH09132174 A JP H09132174A JP 7327784 A JP7327784 A JP 7327784A JP 32778495 A JP32778495 A JP 32778495A JP H09132174 A JPH09132174 A JP H09132174A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cab
chassis frame
side arm
torsion bar
torsion bars
Prior art date
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Pending
Application number
JP7327784A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Azuma
孝啓 東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Auto Body Co Ltd
Original Assignee
Toyota Auto Body Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Auto Body Co Ltd filed Critical Toyota Auto Body Co Ltd
Priority to JP7327784A priority Critical patent/JPH09132174A/ja
Publication of JPH09132174A publication Critical patent/JPH09132174A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャブを傾けることなく組付けができ、車種
混合ラインにも容易に対応可能なキャブチルト用トーシ
ョンバーの組付方法を提供することを課題とする。 【解決手段】 第1および第2のトーションバー5,6
に予めキャブ1の通常使用状態に相当する負荷をかけ
て、両トーションバー5,6の両端におけるシャシフレ
ーム側アーム51,61とキャブ側アーム52,62と
をそれぞれ固定治具10,11により固定し、その状態
で上記シャシフレーム側アーム51,61のブラケット
53,63をシャシフレーム2に固着し、次いでキャブ
1を水平状態でシャシフレーム2に架装するとともに、
上記キャブ側アーム52,62のブラケット54,64
をキャブ1に固着し、その後、上記固定治具10,11
を取外す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャブチルト用ト
ーションバーの組付方法に関する。
【0002】
【従来技術】図4に示すように、キャブオーバートラッ
クのキャブ1は、車両前後方向に延びる左右のシャシフ
レーム2上に配設された左右一対のフロントマウント3
とリヤマウント4に支持されており、かつ、車両前端部
で車幅方向に配設されたチルト軸3aを回動中心として
前方へ約45°チルトアップ可能に構成されている。そ
して、シャシフレーム2とキャブ1との間にチルト操作
力を軽減するためのトーションバー装置Aが備えられて
いる。
【0003】前記トーションバー装置Aは図5および図
6に示すように、チルト軸3aと略平行に配設され、両
端に、シャシフレーム2にブラケット53,63を介し
て回動可能に取付けられるシャシフレーム側アーム5
1,61と、キャブ1にブラケット54,64を介して
回動可能に取付けられるキャブ側アーム52,62を左
右対称に有するとともに、ねじれを許容したうえで相互
に分離しないように連結された第1および第2のトーシ
ョンバー5,6より構成されている。
【0004】ブラケット53,63はシャシフレーム側
アーム51,61に取付ピン7,7を介してチルト軸3
aと平行な軸線回りに回動可能に取付けられ、ブラケッ
ト54,64はキャブ側アーム52,62に取付ピン
7,7を介してチルト軸3aと平行な軸線回りに回動可
能に取付けられている。シャシフレーム側アーム51,
61およびキャブ側アーム52,62の基端部には内周
にスプライン溝を備えた有底の支持パイプ51a,61
a,52a,62aが、その軸線がチルト軸3aと平行
になるように取付けられている。支持パイプ51aと5
2aおよび61aと62aは開口部が互いに対向する位
置関係にある。
【0005】一方、一対のトーションバー5,6の端部
5a,5b,6a,6bにはスプラインが形成されてお
り、その端部5a,5b,6a,6bが、対応する支持
パイプ51a,52a,61a,62aにそれぞれ挿通
され、スプラインとスプライン溝との噛合いによってト
ーションバー5,6がチルト軸3aと平行状態に支持さ
れている。そして支持パイプ52a,61aにねじ込ま
れたボルト8によりトーションバー5,6の抜止めがな
されている。尚、支持パイプ52a,61aの長さが支
持パイプ51a,62aより長くなっており、トーショ
ンバー5,6の端部5b,6aがキャブ側アーム52と
シャシフレーム側アーム61からオーバーハングした状
態で支持されているのは、車両側の機能部品との干渉を
避けつつトーションバー5,6の有効長さを確保するた
めである。さらに、互いに対向するシャシフレーム側ア
ーム51とキャブ側アーム62およびシャシフレーム側
アーム61とキャブ側アーム52の基端部相互は結合ピ
ン9,9にてそれぞれチルト軸3aと平行な軸線回りに
回動可能に結合され、トーションバー5,6をチルト軸
3aに対して略平行に維持する。
【0006】トーションバー装置Aは、キャブ1が通常
使用状態にあるときに、トーションバー5,6に所定の
ねじれが付与される状態で取付けられ、キャブ1に対し
てチルト力を作用させるようになっている。図5におい
て、キャブ1がチルトアップされた時のトーションバー
装置Aの状態を実線で示し、キャブ1の通常使用状態の
時のトーションバー装置Aの状態を2点鎖線で示す。
【0007】次に上記トーションバー装置Aの従来の組
付方法について説明する。トーションバー装置Aをキャ
ブ1とシャシフレーム2間に組付けるには、まず、ブラ
ケット53,63をシャシフレーム2に固定し、続いて
ハンガーに吊り下げられて搬送されてきたキャブ1の前
端をシャシフレーム2に枢着した後、ブラケット54,
64をキャブ1に固定する。この時、図7に示すように
トーションバー5,6は無負荷状態であるためキャブ側
アーム52,62とシャシフレーム側アーム51,61
はくの字状に開いている。したがって、キャブ1をシャ
シフレーム2上に搬送すると同時にブラケット54,6
4と、これらに対するキャブ1の固定部が一致するよう
にキャブ1は傾けて図略のハンガーに吊り下げられてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、無負荷状態に
おいて、互いに対向するキャブ側アームとシャシフレー
ム側アームの開度が左右で異なり、また車種混合ライン
の場合、各車種ごとにキャブ側アーム52,62とシャ
シフレーム側アーム51,61の長さや開度が異なるた
め、キャブ1の傾きをそれぞれに対応させて規制するの
は困難である。本発明は上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、キャブ1を傾けることなく組付けができ、車
種混合ラインにも容易に対応可能なキャブチルト用トー
ションバーの組付方法を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、チルト軸3a
と略平行に配設され、両端に、シャシフレーム2にブラ
ケット53,63を介して回動可能に取付けられるシャ
シフレーム側アーム51,61と、キャブ1にブラケッ
ト54,64を介して回動可能に取付けられるキャブ側
アーム52,62とを左右対称に有するとともに、ねじ
れを許容したうえで相互に分離しないように連結された
第1および第2のトーションバー5,6をシャシフレー
ム2とキャブ1との間に組付ける方法であって、第1お
よび第2のトーションバー5,6に予めキャブ1の通常
使用状態に相当する負荷をかけて、両トーションバー
5,6の両端におけるシャシフレーム側アーム51,6
1とキャブ側アーム52,62とをそれぞれ固定治具1
0,11により固定し、その状態で上記シャシフレーム
側アーム51,61のブラケット53,63をシャシフ
レーム2に固着し、次いでキャブ1を水平状態でシャシ
フレーム2に架装するとともに、上記キャブ側アーム5
2,62のブラケット54,64をキャブ1に固着し、
その後、上記固定治具10,11を取外すことを特徴と
する。
【0010】
【発明の実施の形態】トーションバー装置Aの基本構造
は従来技術で説明したものと同じであるので基本構造の
説明は省略する。本発明のトーションバーの組付方法
は、図1に示すように、まずライン外で第1および第2
のトーションバー5,6にキャブ1の通常使用状態に相
当する負荷をかけてシャシフレーム側アーム51とキャ
ブ側アーム62およびシャシフレーム側アーム61とキ
ャブ側アーム52とをそれぞれ固定治具10,11によ
り固定する。図2に示すようにキャブ側アーム52,6
2およびシャシフレーム側アーム51,61とそれぞれ
のブラケット54,64,53,63とを枢着するピン
7には、それぞれネジ穴52b,62b,51b,61
b,が形成されており、固定治具10はその両端の貫通
孔10a、をネジ穴51bと62bに合致させ、固定治
具11はその両端の貫通孔11aをネジ穴61bと52
bに合致させてボルト12により締着される。
【0011】次に、上記のようにトーションバー装置A
を負荷状態で保持した状態でブラケット53,63をシ
ャシフレーム2に固着する。続いて、図3に示すように
ハンガー13によって水平状態に支持したキャブ1を搬
送してシャシフレーム2に架装し、キャブの前端をシャ
シフレーム2に枢着するとともにブラケット54,64
をキャブ1に固着する。その後固定治具10,11を取
外す。
【0012】トーションバー装置Aはキャブ1の通常使
用状態に相当する負荷をかけられて保持されているた
め、キャブ1を水平状態で搬送してシャシフレーム2に
架装することができ、ブラケット54,64とキャブ1
の固定部の位置決めが容易である。また、チルト角度や
トーションバー装置のアーム長の異なる多車種に対応さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトーションバー組付方法の一工程を示
す図である。
【図2】図1のII−II線に沿う拡大断面図である。
【図3】本発明のトーションバー組付方法の他の工程を
示す図である。
【図4】トーションバーにてキャブをチルトアップする
車両の断面図である。
【図5】トーションバー装置の斜視図である。
【図6】トーションバー装置の要部の一部破断平面図で
ある。
【図7】従来のトーションバー組付方法を説明するため
の断面図である。
【符号の説明】
1 キャブ 2 シャシフレーム 3a チルト軸 5 第1のトーションバー 51 シャシフレーム側アーム 52 キャブ側アーム 53 ブラケット 54 ブラケット 6 第2のトーションバー 61 シャシフレーム側アーム 62 キャブ側アーム 63 ブラケット 64 ブラケット 10 固定治具 11 固定治具

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チルト軸と略平行に配設され、両端に、
    シャシフレームにブラケットを介して回動可能に取付け
    られるシャシフレーム側アームと、キャブにブラケット
    を介して回動可能に取付けられるキャブ側アームとを左
    右対称に有するとともに、ねじれを許容したうえで相互
    に分離しないように連結された第1および第2のトーシ
    ョンバーをシャシフレームとキャブとの間に組付ける方
    法であって、 第1および第2のトーションバーに予めキャブの通常使
    用状態に相当する負荷をかけて、両トーションバーの両
    端におけるシャシフレーム側アームとキャブ側アームと
    をそれぞれ固定治具により固定し、その状態で上記シャ
    シフレーム側アームのブラケットをシャシフレームに固
    着し、次いでキャブを水平状態でシャシフレームに架装
    するとともに、上記キャブ側アームのブラケットをキャ
    ブに固着し、その後、上記固定治具を取外すことを特徴
    とするキャブチルト用トーションバーの組付方法。
JP7327784A 1995-11-09 1995-11-09 キャブチルト用トーションバーの組付方法 Pending JPH09132174A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1090783A1 (fr) * 1999-10-04 2001-04-11 Compagnie Generale Des Etablissements Michelin-Michelin & Cie Procédé de stabilisation des caractéristiques mécaniques de fonctionnement d'une articulation élastique d'un dispositif de suspension de véhicule
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CN110979374A (zh) * 2019-12-20 2020-04-10 中车长春轨道客车股份有限公司 一种新式二系悬挂装置

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