JPH09132033A - 自動車用ドアヒンジ - Google Patents

自動車用ドアヒンジ

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Publication number
JPH09132033A
JPH09132033A JP7288598A JP28859895A JPH09132033A JP H09132033 A JPH09132033 A JP H09132033A JP 7288598 A JP7288598 A JP 7288598A JP 28859895 A JP28859895 A JP 28859895A JP H09132033 A JPH09132033 A JP H09132033A
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JP
Japan
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hinge
door
door hinge
vehicle
width direction
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Application number
JP7288598A
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English (en)
Inventor
Koji Makino
浩司 槙野
Junji Okumura
純二 奥村
Hiroki Nasuda
宏樹 那須田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH09132033A publication Critical patent/JPH09132033A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05DHINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
    • E05D11/00Additional features or accessories of hinges
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05DHINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
    • E05D11/00Additional features or accessories of hinges
    • E05D2011/009Impact absorbing hinges for vehicle doors
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME RELATING TO HINGES OR OTHER SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS AND DEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION, CHECKS FOR WINGS AND WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
    • E05Y2900/00Application of doors, windows, wings or fittings thereof
    • E05Y2900/50Application of doors, windows, wings or fittings thereof for vehicles
    • E05Y2900/53Application of doors, windows, wings or fittings thereof for vehicles characterised by the type of wing
    • E05Y2900/531Doors

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドアヒンジにて連結される車体とドアとの連
結部において、車幅方向の衝撃を吸収する。 【解決手段】 自動車用ドアヒンジ10はヒメール12
とメール14とで構成されており、メール14には連結
部14Bが立設されている。ヒメール12には軸受部1
2B、12Cが立設されており、連結部14Bと軸受部
12B、12Cとが軸36を回転中心にして相対的に回
転する。メール14の連結部14Bは、車体前方に凸と
なるように湾曲しており、メール14の荷重作用点P1
と支持点P2とが、車体前後方向にオフセットしてい
る。サイドドア16の車幅方向外側(矢印F)から衝撃
荷重が作用した場合には、メール14の連結部14Bが
想像線で示されるように、車体前方にさらに凸となるよ
うに湾曲する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車用ドアヒンジ
に係り、特に衝撃吸収能力を持たせた自動車用ドアヒン
ジに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車用ドアヒンジは、通常、図
7(特開平4−81322号公報)に示される如くなっ
ており、ピラー100のアウタパネル102の車幅方向
外側壁部102Aに、ヒンジ104のメール106が、
ボルト108及びナット110で固定されている。ま
た、ヒンジ104のヒメール112が、サイドドア11
4のインナパネル116の車体前後方向前側壁部116
Aにボルト118及びナット120で固定されており、
ヒンジ104のメール106とヒメール112とが軸1
22によって、回転可能に軸支されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この様
な自動車用ドアヒンジ104では、サイドドア114の
車幅方向外側(図7の矢印F)から衝撃荷重が作用した
場合に、ヒンジ104によるピラー100とサイドドア
114との連結部において、衝撃を吸収する構造にはな
っていない。
【0004】本発明は上記事実を考慮し、ドアヒンジに
て連結される車体とドアとの連結部において、車幅方向
の衝撃を吸収することができる自動車用ドアヒンジを得
ることが目的である。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
自動車用ドアヒンジは、車体にドアヒンジを介してドア
を連結する自動車用ドアヒンジにおいて、前記ドアヒン
ジにて連結される車体とドアとの連結部に、車幅方向か
らの衝撃により変形し衝撃を吸収する衝撃吸収部を設け
たことを特徴としている。
【0006】従って、車幅方向からの衝撃をうけると、
衝撃吸収部が変形し衝撃を吸収する。
【0007】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
自動車用ドアヒンジにおいて、前記ドアヒンジがヒンジ
メールとヒンジヒメールとからなり、ヒンジメールとヒ
ンジヒメールとの少なくとも一方に車幅方向からの衝撃
により変形し衝撃を吸収する衝撃吸収部を設けたことを
特徴としている。
【0008】従って、車幅方向からの衝撃をうけると、
衝撃吸収部が変形し衝撃を吸収する。
【0009】請求項3記載の本発明は、請求項2記載の
自動車用ドアヒンジにおいて、前記衝撃吸収部の荷重作
用点と支持点とをオフセットするとともに前記荷重作用
点と支持点とを連結する部位の形状をドアから離間する
方向へ凸となるように湾曲させたことを特徴としてい
る。
【0010】従って、車幅方向からの衝撃をうけると、
衝撃吸収部がドアと干渉しない方向へ変形し衝撃を吸収
する。
【0011】請求項4記載の本発明は、請求項2記載の
自動車用ドアヒンジにおいて、前記衝撃吸収部の形状を
車体上下方向に湾曲した形状としたことを特徴としてい
る。
【0012】従って、車幅方向からの衝撃をうけると、
衝撃吸収部が車体上下方向にさらに湾曲し衝撃を吸収す
る。
【0013】請求項5記載の本発明は、請求項2記載の
自動車用ドアヒンジにおいて、前記衝撃吸収部は基部
と、この基部から分割されたヒンジ部と、このヒンジ部
と基部とを連結する連結手段と、衝撃作用時前記連結手
段を導き前記ヒンジ部と前記基部とを衝撃吸収方向へ相
対移動させるためのガイド部とからなることを特徴とし
ている。
【0014】従って、車幅方向からの衝撃をうけると、
ガイド部により連結手段が導かれ、ヒンジ部と基部とを
衝撃吸収方向へ相対移動し衝撃を吸収する。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の自動車用ドアヒンジの第
1実施形態を図1及び図2に従って説明する。
【0016】なお、図中矢印FRは車体前方方向を、矢
印UPは車体上方方向を、矢印INは車幅内側方向を示
す。
【0017】図1に示される如く、本第1実施形態の自
動車用ドアヒンジ10は、ヒメール12とメール14と
で構成されており、ヒメール12はサイドドア16の車
室内側部を構成するサイドドアインナパネル18の車体
前側縦壁部18Aに固定され、メール14はセンタピラ
ー20の車幅方向外側部を構成するセンタピラーアウタ
パネル22の車体外側縦壁部22Aに固定されている。
【0018】図2に示される如く、メール14の取付部
14Aには、一対の取付孔24、26が、車体上下方向
に所定の間隔を開けて穿設されており、図1に示される
如く、これらの取付孔24、26に挿入されたボルト3
1によって、センタピラーアウタパネル22の車体外側
縦壁部22Aに固定されている。また、メール14の取
付部14Aからは、衝撃吸収部としての連結部14Bが
立設されている。この連結部14Bの断面形状は、図2
に斜線部Eで示すように上下方向を長手方向とする矩形
状とされており、連結部14Bの先端部には、上下方向
に沿って貫通孔15が穿設されている。
【0019】一方、ヒメール12の取付部12Aには、
一対の取付孔28、30が、車体上下方向に所定の間隔
を開けて穿設されており、図1に示される如く、これら
の取付孔28、30に挿入されたボルト27によって、
サイドドアインナパネル18の車体前側縦壁部18Aに
固定されている。また、ヒメール12の取付部12Aか
らは、上下一対の軸受部12B、12Cが立設されてお
り、これらの軸受部12B、12Cには、上下方向に沿
ってそれぞれ貫通孔32、34が穿設されている。
【0020】メール14の貫通孔15とヒメール12の
貫通孔32、34には、軸36が挿入されており、この
軸36を回転中心にして、メール14とヒメール12と
が相対的に回転し、サイドドア16が開閉するようにな
っている。
【0021】図1に示される如く、連結部14Bの貫通
孔15の中心は、荷重作用点P1となっており、連結部
14Bの根元部は支持点P2となっている。荷重作用点
P1と支持点P2とは、車体前後方向にオフセット(オ
フセット量L)しており、荷重作用点P1と支持点P2
との間の部位は、サイドドアインナパネル18の車体前
側縦壁部18Aから離間する方向、即ち、車体前方に凸
となるように湾曲している。
【0022】従って、サイドドア16の車幅方向外側
(図1の矢印F)から衝撃荷重が作用した場合には、メ
ール14の連結部14Bが、図1に想像線で示されるよ
うに、車体前方にさらに凸となるように湾曲するように
なっている。
【0023】次に、本第1実施形態の作用を説明する。
本第1実施形態の自動車用ドアヒンジ10では、サイド
ドア16の車幅方向外側(図1の矢印F)から衝撃荷重
が作用した場合に、メール14の連結部14Bが、図1
に想像線で示されるように、車体前方に凸となるように
さらに湾曲し、サイドドア16が車幅方向内側へ移動
し、図1の想像線の位置となる。
【0024】この様に、本第1実施形態の自動車用ドア
ヒンジ10では、サイドドア16の車幅方向外側から衝
撃荷重が作用した場合に、メール14の連結部14B
が、サイドドアインナパネル18の車体前側縦壁部18
Aと干渉しない方向へ変形するため、この変形によって
衝撃を確実に吸収することができる。
【0025】次に、本発明の自動車用ドアヒンジの第2
実施形態を図3及び図4に従って説明する。
【0026】なお、第1実施形態と同一部材に付いて
は、同一符号を付してその説明を省略する。
【0027】図3に示される如く、本第2実施形態の自
動車用ドアヒンジ40は、ヒメール42とメール44と
で構成されている。メール44の取付部44Aには、一
対の取付孔46、48が、車体上下方向に所定の間隔を
開けて穿設されており、これらの取付孔46、48に挿
入されたボルト50によって、サイドドアインナパネル
18に固定されている。また、メール44の取付部44
Aからは、軸受部44Bが立設されており、これらの軸
受部44Bには、上下方向に沿って貫通孔52が穿設さ
れている。
【0028】図4に示される如く、ヒメール42の取付
部42Aには、一対の取付孔54、56が、車体前後方
向に所定の間隔を開けて穿設されており、図3に示され
る如く、これらの取付孔54、56に挿入されたボルト
58によって、センタピラーアウタパネル22に固定さ
れている。また、ヒメール42の取付部42Aからは、
衝撃吸収部としての上下一対の連結部42B、42Cが
立設されており、連結部42B、42Cの先端部には、
それぞれ貫通孔58、60が穿設されている。
【0029】メール44の貫通孔52とヒメール42の
貫通孔58、60には、軸62が挿入されており、この
軸62を回転中心にして、メール44とヒメール42と
が相対的に回転し、サイドドア16が開閉するようにな
っている。
【0030】図3に示される如く、ヒメール42の連結
部42Bは、取付部42Aから先端部(図3の右側)へ
向かって車体下向に傾斜しており、ヒメール42の連結
部42Cは、取付部42Aから先端部(図3の右側)へ
向かって車体上向に傾斜している。
【0031】従って、サイドドア16の車幅方向外側
(図3の矢印F)から衝撃荷重が作用した場合には、ヒ
メール42の連結部42B、42Cが、図3に想像線で
示されるように、車体外方に凸となるように屈曲するよ
うになっている。
【0032】次に、本第2実施形態の作用を説明する。
本第2実施形態の自動車用ドアヒンジ40では、サイド
ドア16の車幅方向外側(図3の矢印F)から衝撃荷重
が作用した場合に、ヒメール42の連結部42B、42
Cが、図3に想像線で示されるように、車体外方に凸と
なるように屈曲し、サイドドア16が車幅方向内側へ移
動し、図3の想像線の位置となる。
【0033】この様に、本第2実施形態の自動車用ドア
ヒンジ40では、サイドドア16の車幅方向外側から衝
撃荷重が作用した場合に、メール44の連結部42B、
42Cが、サイドドアインナパネル18と干渉しない方
向へ変形するため、この変形によって衝撃を確実に吸収
することができる。
【0034】次に、本発明の自動車用ドアヒンジの第3
実施形態を図5及び図6に従って説明する。
【0035】なお、第1実施形態と同一部材に付いて
は、同一符号を付してその説明を省略する。
【0036】図5に示される如く、本第3実施形態の自
動車用ドアヒンジ70は、ヒメール72とメール74と
で構成されている。メール74の取付部74Aには、一
対の取付孔76、78が、車体上下方向に所定の間隔を
開けて穿設されており、これらの取付孔76、78に挿
入されたボルト80によって、センタピラーアウタパネ
ル22の車体外側縦壁部22Aに固定されている。
【0037】図6に示される如く、メール74の取付部
74Aからは、衝撃吸収部の一部としての基部74Bが
立設されている。この基部74Bの中央部には、車幅方
向へ延びるガイド部としての長孔82が穿設されてい
る。長孔82は、車幅方向外側部がボルト取付部82A
となっており、ボルト取付部82Aから車幅方向内側の
部位は、狭幅とされたガイドスリット82Bとなってい
る。
【0038】長孔82のボルト取付部82Aには、連結
手段としての段付きビス84が挿入されており、段付き
ビス84はヒンジ部86に形成された螺子孔87に螺合
している。なお、ヒンジ部86は、メール74と別体、
即ちメール74から分割されており、基部74Bととも
に衝撃吸収部を構成している。
【0039】従って、メール74とヒンジ部86とに、
車幅方向(図6の矢印A、B方向)から所定値以上の荷
重が作用すると、段付きビス84とガイドスリット82
Bとが相対移動して、メール74とヒンジ部86とが車
幅方向へ相対移動するようになっている。
【0040】また、ヒンジ部86の先端部86Aには、
上下方向に沿って貫通孔88が穿設されている。
【0041】一方、ヒメール72の取付部72Aには、
一対の取付孔90、92が、車体上下方向に所定の間隔
を開けて穿設されており、図5に示される如く、これら
の取付孔90、92に挿入されたボルト94によって、
ヒメール72はサイドドアインナパネル18の車体前側
縦壁部18Aに固定されている。
【0042】また、ヒメール72の取付部72Aから
は、上下一対の軸受部72B、72Cが立設されてお
り、これらの軸受部72B、72Cには、上下方向に沿
ってそれぞれ貫通孔94、96が穿設されている。
【0043】メール74のヒンジ部86の貫通孔88
と、ヒメール72の軸受部72B、72Cの貫通孔9
4、96には、軸98が挿入されており、この軸98を
回転中心にして、メール74とヒメール72とが相対的
に回転し、サイドドア16が開閉するようになってい
る。
【0044】次に、本第3実施形態の作用を説明する。
本第3実施形態の自動車用ドアヒンジ70では、サイド
ドア16の車幅方向外側(図5の矢印F)から衝撃荷重
が作用した場合に、段付きビス84とガイドスリット8
2Bとが相対移動して、メール74とヒンジ部86とが
車幅方向へ相対移動し、サイドドア16が車幅方向内側
へ移動し、図5の想像線の位置となる。
【0045】この様に、本第3実施形態の自動車用ドア
ヒンジ70では、サイドドア16の車幅方向外側から衝
撃荷重が作用した場合に、段付きビス84とガイドスリ
ット82Bとが相対移動するため、この移動によって衝
撃を確実に吸収することができる。
【0046】以上に於いては、本発明を特定の実施形態
について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々
の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかで
ある。例えば、ヒンジメールを取り付けるメール取付部
とヒンジヒメールを取り付けるヒメール取付部との少な
くとも一方に車幅方向からの衝撃により、メール取付部
とヒンジメールとの相対位置と、ヒメール取付部とヒン
ジヒメールとの相対位置との少なくとも一方が変化し衝
撃を吸収する衝撃吸収部を設けた構成としても良い。
【0047】
【発明の効果】請求項1記載の本発明の自動車用ドアヒ
ンジは、車体にドアヒンジを介してドアを連結する自動
車用ドアヒンジにおいて、前記ドアヒンジにて連結され
る車体とドアとの連結部に、車幅方向からの衝撃により
変形し衝撃を吸収する衝撃吸収部を設けた構成としたの
で、ドアヒンジにて連結される車体とドアとの連結部に
おいて、車幅方向の衝撃を吸収することができるという
優れた効果を有する。
【0048】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
自動車用ドアヒンジにおいて、ドアヒンジがヒンジメー
ルとヒンジヒメールとからなり、ヒンジメールとヒンジ
ヒメールとの少なくとも一方に車幅方向からの衝撃によ
り変形し衝撃を吸収する衝撃吸収部を設けた構成とした
ので、ドアヒンジにより車幅方向の衝撃を吸収すること
ができるという優れた効果を有する。
【0049】請求項3記載の本発明は、請求項2記載の
自動車用ドアヒンジにおいて、衝撃吸収部の荷重作用点
と支持点とをオフセットするとともに荷重作用点と支持
点とを連結する部位の形状をドアから離間する方向へ凸
となるように湾曲させたので、衝撃吸収部がドアと干渉
することが無く、ドアヒンジにより車幅方向の衝撃を確
実に吸収することができるという優れた効果を有する。
【0050】請求項4記載の本発明は、請求項2記載の
自動車用ドアヒンジにおいて、衝撃吸収部の形状を車体
上下方向に湾曲した形状としたので、衝撃吸収部がドア
と干渉することが無く、ドアヒンジにより車幅方向の衝
撃を確実に吸収することができるという優れた効果を有
する。
【0051】請求項5記載の本発明は、請求項2記載の
自動車用ドアヒンジにおいて、衝撃吸収部は基部と、基
部から分割されたヒンジ部と、ヒンジ部と基部とを連結
する連結手段と、衝撃作用時前記連結手段を導きヒンジ
部と基部とを衝撃吸収方向へ相対移動させるためのガイ
ド部とからなる構成としたので、ドアヒンジにより車幅
方向の衝撃を吸収することができるという優れた効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る自動車用ドアヒン
ジを示す平断面図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る自動車用ドアヒン
ジを示す斜視図である。
【図3】本発明の第2実施形態に係る自動車用ドアヒン
ジを示す側断面図である。
【図4】本発明の第2実施形態に係る自動車用ドアヒン
ジを示す斜視図である。
【図5】本発明の第3実施形態に係る自動車用ドアヒン
ジを示す平断面図である。
【図6】本発明の第3実施形態に係る自動車用ドアヒン
ジを示す斜視図である。
【図7】従来の技術に係るセンタピラーを示す平断面図
である。
【符号の説明】
10 自動車用ドアヒンジ 12 ヒメール 14 メール 14B 連結部(衝撃吸収部) 16 サイドドア 20 センタピラー 40 自動車用ドアヒンジ 42 ヒメール 42B 連結部(衝撃吸収部) 42C 連結部(衝撃吸収部) 44 メール 70 自動車用ドアヒンジ 72 ヒメール 74 メール 74B 基部(衝撃吸収部の一部) 82 長孔(ガイド部) 84 段付きビス(連結手段) 86 ヒンジ部(衝撃吸収部の一部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 那須田 宏樹 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体にドアヒンジを介してドアを連結す
    る自動車用ドアヒンジにおいて、前記ドアヒンジにて連
    結される車体とドアとの連結部に、車幅方向からの衝撃
    により変形し衝撃を吸収する衝撃吸収部を設けたことを
    特徴とする自動車用ドアヒンジ。
  2. 【請求項2】 前記ドアヒンジがヒンジメールとヒンジ
    ヒメールとからなり、ヒンジメールとヒンジヒメールと
    の少なくとも一方に車幅方向からの衝撃により変形し衝
    撃を吸収する衝撃吸収部を設けたことを特徴とする請求
    項1記載の自動車用ドアヒンジ。
  3. 【請求項3】 前記衝撃吸収部の荷重作用点と支持点と
    をオフセットするとともに前記荷重作用点と支持点とを
    連結する部位の形状をドアから離間する方向へ凸となる
    ように湾曲させたことを特徴とする請求項2記載の自動
    車用ドアヒンジ。
  4. 【請求項4】 前記衝撃吸収部の形状を車体上下方向に
    湾曲した形状としたことを特徴とする請求項2記載の自
    動車用ドアヒンジ。
  5. 【請求項5】 前記衝撃吸収部は基部と、この基部から
    分割されたヒンジ部と、このヒンジ部と基部とを連結す
    る連結手段と、衝撃作用時前記連結手段を導き前記ヒン
    ジ部と前記基部とを衝撃吸収方向へ相対移動させるため
    のガイド部とからなることを特徴とする請求項2記載の
    自動車用ドアヒンジ。
JP7288598A 1995-11-07 1995-11-07 自動車用ドアヒンジ Pending JPH09132033A (ja)

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