JPH09131418A - 感知部分離型スプリンクラ消火設備 - Google Patents
感知部分離型スプリンクラ消火設備Info
- Publication number
- JPH09131418A JPH09131418A JP7290897A JP29089795A JPH09131418A JP H09131418 A JPH09131418 A JP H09131418A JP 7290897 A JP7290897 A JP 7290897A JP 29089795 A JP29089795 A JP 29089795A JP H09131418 A JPH09131418 A JP H09131418A
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- Japan
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- head
- water
- fire
- sprinkler
- partial dispersion
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- Pending
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Abstract
に、その部分散水域のみ散水を行なう。 【解決手段】単位散水範囲Sを複数の部分散水域15〜
18に区分し、各該部分散水域15〜18に、他の部分
散水域と独立した専用の開放型スプリンクラヘッド5a
〜5dと火災感知器25〜28とを設け、各該ヘッド5
a〜5dに散水範囲を規制するための遮蔽板12を設け
る。
Description
プリンクラ消火設備に関するものである。
部とヘッドとが一体構造になっており、該感知部が火災
を感知すると、該ヘッドが開放して放水が開始され、方
形状、又は円形状などの1つの散水範囲即ち単位散水範
囲、に散水される。
水範囲の限界付近で発生すると、この散水は火源のみな
らず火源と逆方向にも広がり、水損が発生する。
cm以上下方に設置する場合には、火災感知の遅れを防
止するため集熱板を用いなければならない。ところが、
ダクトや梁のある現場では、それらよりも下方にスプリ
ンクラヘッドを設けなければならなくなるので、火災感
知部とヘッドとが一体構造のものを用いると該集熱板
は、ヘッド上部に設けることになる。しかし、この場
合、熱はそのスプリンクラヘッドよりも上方へ行ってし
まうため、集熱板の集熱効果はほとんど得られず、ヘッ
ドの作動が大幅に遅れてしまい、効果的な消火は困難と
なる。
水後のヘッド交換が必要となり、施工面、コスト面の上
で好ましくない。
散水範囲を早期に検出するとともに、その部分散水域の
み散水を行なうことを目的とする。
された開放型スプリンクラヘッドの単位散水範囲内に火
災感知手段を設けると共に、該火災感知手段により該ヘ
ッドの開閉弁を制御する消火設備において;前記単位散
水範囲を複数の部分散水域に区分し、各該部分散水域
に、互いに他の部分散水域と独立な専用の開放型スプリ
ンクラヘッドと火災感知器とを設け、各該ヘッドに散水
範囲を規制するための部分散水制御手段を設けたことを
特徴とする感知部分離型スプリンクラ消火設備、であ
る。
て複数の開放型スプリンクラヘッドが設けられている。
該ヘッドは、各部分散水域に専用に1個づつ設けられて
いる。該ヘッドには該部分放水域のみ放水されるように
部分散水制御手段、例えば、遮蔽板、が設けられてい
る。
ッドが受け持つ散水範囲、即ち、単位散水範囲、を複数
に区分けして形成した散水領域で、例えば、単位散水範
囲が円形状の場合に当該範囲を一例として4つに区分し
た場合には、各部分散水域は1/4円状に形成される。
知手段がそれぞれ設けられている。この火災感知手段と
して、例えば、光電式火災感知器、イオン化式火災感知
器、定温式火災感知器、差動式感知器あるいは炎式火災
感知器などが用いられる。
配設位置は、各部分散水域内において必要に応じて適宜
調整されるが、例えば、単位散水範囲の中央に隣接して
配設される。
分散水域の火災感知手段が、火災を感知するとともに、
該火災感知手段は該散水域の該ヘッドの開閉弁を開放さ
せて放水を開始させる。この時、該ヘッドには部分散水
制御手段が設けられているので、該ヘッドから放出され
る消火水は、該部分散水域のみに散布される。
明する。天井面1の裏側には図示しない給水源に接続さ
れた配管2が設けられ、この配管2には、所定間隔をお
いて枝管3が接続されている。
リンクラヘッド5が複数接続されている。このヘッド5
は図3に示す様に、枝管3に螺着され、放水口7に対向
するデフレクタ8はアーム10により支持されている。
の中央に4個5a〜5d隣接して設けられている。この
単位散水範囲Sは、4つの部分散水域15〜18から構
成され、又、この部分散水域15〜18は、単位散水範
囲Sを4等分にして形成したもので、その形状は1/4
円状である。
型スプリンクラヘッド5a〜5dがそれぞれ1個づつ配
設される。これらのヘッド5のアーム10には部分散水
制御手段、例えば、遮蔽板12が固定されている。
れ、その両側縁の耳部13は、アーム10に圧入されて
いる。この遮蔽板12は放水口7から噴出する消火水W
を所定の部分散水域のみに散水できる様にするものであ
る。即ち、放水口7からの消火水の一部は直接この遮蔽
板12に衝突しその飛散方向を変えられ、又、放水口7
から放出しデフレクタ8に衝突し水平方向に飛散した消
火水はこの遮蔽板12に衝突しその飛散方向を変えられ
る。
の火災感知手段、例えば、光電式煙感知器25〜28が
設けられ、又、該感知器25〜28は、自己の属する部
分散水域15〜18に位置する専用の開放型スプリンク
ラヘッド5a〜5dの開閉弁30を制御する。
災感知器25〜28と開放型スプリンクラヘッド5a〜
5dとは、他の部分散水域15〜18のそれらと互いに
独立しており、例えば、火災感知器25は、開放型スプ
リンクラヘッド5aの開閉弁30のみを制御し、他の該
ヘッド5b〜5dの開閉弁30とは無関係である。
位散水範囲S内で火災が発生し、火災感知器25が火災
を感知すると、該感知器25は開放型スプリンクラヘッ
ド5aの開閉弁30の図示しないモータを駆動させ開弁
させる。
aの放水口7から消火水Wが放出され、該消火水Wの一
部は遮蔽板12に衝突して飛散方向を部分散水域15内
になる様に変更され、又、デフレクタ8に衝突した後に
遮蔽板12に衝突した消火水はその飛散方向を部分散水
域15内になる様に変更される。この時、該ヘッド5a
から放出される消火水Wは、他の部分散水域16〜18
内に散水されることはない。また、他の火災感知器26
〜28が火災を感知した場合も同様に他の部分散水域1
6〜18内に各々散水される。尚、本実施例では開放型
スプリンクラヘッド5a〜5dは独立に働くので、複数
の火災感知器が動作したときには上記開放型に伝達する
ためにワイヤ37には伸縮性の少ないワイヤを用いる。
により説明する。この実施例と第1実施例との相違点
は、次の通りである。 (1)開栓したフラッシュ型ヘッド43に部分散水制御
手段、即ち、遮蔽板32がデフレクタ38にスポット溶
接等により固定され、かつ、その支柱39の内側に配設
されていること。 (2)火災感知手段がバイメタル36であり、一端13
0が天井面等に固定されている。このバイメタル36が
感熱し、バイメタル36がワイヤ37の固定していない
方に反ることによってワイヤ37が引かれて該ヘッド5
の開閉弁30が開弁される。 なお、図6において、40はデフレクタ38及びコーン
41を支持するガイドであり、コーン41は消火水を分
散させる。また、バイメタル36をワイヤ37に固定す
るには、バイメタル36に穴をあけ、ワイヤ37の他端
をその穴に通し、その他端を球状にしてバイメタル表面
に溶接する方法を用いる。尚バイメタル36の反りを有
効に利用するためワイヤ37はバイメタル36の固定端
130と異なる他端に固定される。また、バイメタル3
6の反りを開閉弁30まで有効に伝達するためにワイヤ
37には伸縮性の少ないワイヤを用いる。
説明するが、この実施例と第1実施例との相違点は次の
通りである。 (1)デフレクタ48の外周部に部分散水規制手段であ
る遮蔽板42を固定すること。 (2)図9に示す様に、火災感知手段として閉鎖型スプ
リンクラヘッド55を用い、このヘッド55の開放によ
り減圧弁56を制御すること。 即ち、ヘッド55の開放により該ヘッド55に接続され
る管57及び枝管3が減圧され、減圧弁56が感応し、
当該弁が開放され、ヘッド5から放水が行われる。
より説明するが、この発明と第1実施例との相違点は次
の通りである。 (1)開栓した有底円筒状のマルチヘッド60の円周方
向に間隔をおいて設けられた複数の放水孔61のうち、
該散水制御に必要な放水孔61を閉鎖部材63で閉鎖
し、その孔61から放水しないようにすること。例え
ば、前記マルチヘッド60の円周と同じ曲率をもった金
属板で、前記マルチヘッドの外周に溶接等により固定し
て放水孔61の一部を閉鎖する。
フラム70により感知ヘッド側71と開放型スプリンク
ラヘッド側73とを仕切り、該感知ヘッド側71の開放
に伴い、ヘッド側71が減圧しダイヤフラム70が弁座
75から離れ一次側76の消火水Wが開放型スプリンク
ラヘッド側73に流れ、部分散水域に放水されること。
つの散水用のスプリンクラが対応して散水するようにし
たが、かかる散水用スプリンクラを多数設け、1つの部
分散水域につき、同時に複数のスプリンクラが散水する
ようにしてもよい。また、各スプリンクラの放水特性を
変更することにより、単位散水範囲は円形状の他、方形
状等に適宜変更できる。尚、第1実施例から第4実施例
において示された開放型スプリンクラヘッド5、43、
60等と火災感知手段としての火災感知器25〜28、
バイメタル36、閉鎖型スプリンクラヘッド55等と開
閉弁としての弁30、減圧弁56、ダイヤフラム70等
は適宜組み合わせて用いられてもよい。また、上記実施
例で示された感知器、弁、スプリンクラヘッドの他の既
知の感知器、弁、スプリンクラヘッド等を適宜用いても
よい。
火の必要な散水範囲を早期に検出するとともに、その部
分散水域のみ散水を行なうことができる。従って、従来
例と異なり初期消火を行なえるとともに、水損の防止を
図ることができる。
線縦断面図である。
図である。
図である。
る。
を示す斜視図である。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】枝管に接続された開放型スプリンクラヘッ
ドの単位散水範囲内に火災感知手段を設けると共に、該
火災感知手段により該ヘッドの開閉弁を制御するスプリ
ンクラ消火設備において;前記単位散水範囲を複数の部
分散水域に区分し、 各該部分散水域に、他の部分散水域と独立した専用の開
放型スプリンクラヘッドと火災感知手段とを設け、 各該ヘッドに散水範囲を規制するための部分散水制御手
段を設けたことを特徴とする感知部分離型スプリンクラ
消火設備。 - 【請求項2】部分散水制御手段が、デフレクタに立設さ
れた遮蔽板であることを特徴とする請求項1記載の感知
部分離型スプリンクラ消火設備。 - 【請求項3】部分散水制御手段が、マルチヘッドにおけ
る放水孔の閉鎖部材であることを特徴とする請求項1記
載の感知部分離型スプリンクラ消火設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7290897A JPH09131418A (ja) | 1995-11-09 | 1995-11-09 | 感知部分離型スプリンクラ消火設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7290897A JPH09131418A (ja) | 1995-11-09 | 1995-11-09 | 感知部分離型スプリンクラ消火設備 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09131418A true JPH09131418A (ja) | 1997-05-20 |
Family
ID=17761927
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7290897A Pending JPH09131418A (ja) | 1995-11-09 | 1995-11-09 | 感知部分離型スプリンクラ消火設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09131418A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001161853A (ja) * | 1999-12-14 | 2001-06-19 | Nohmi Bosai Ltd | 回転水噴霧ヘッド |
JP2001340483A (ja) * | 2000-06-02 | 2001-12-11 | Keiichi Sugino | 水処理システム |
-
1995
- 1995-11-09 JP JP7290897A patent/JPH09131418A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001161853A (ja) * | 1999-12-14 | 2001-06-19 | Nohmi Bosai Ltd | 回転水噴霧ヘッド |
JP2001340483A (ja) * | 2000-06-02 | 2001-12-11 | Keiichi Sugino | 水処理システム |
JP4601125B2 (ja) * | 2000-06-02 | 2010-12-22 | 慶一 杉野 | 水処理システム |
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Legal Events
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