JP2001161853A - 回転水噴霧ヘッド - Google Patents

回転水噴霧ヘッド

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JP2001161853A
JP2001161853A JP35434399A JP35434399A JP2001161853A JP 2001161853 A JP2001161853 A JP 2001161853A JP 35434399 A JP35434399 A JP 35434399A JP 35434399 A JP35434399 A JP 35434399A JP 2001161853 A JP2001161853 A JP 2001161853A
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head
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rotating
water discharge
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Kazumichi Shiga
法道 志賀
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Nohmi Bosai Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消火水を効率的に利用でき、安定した動作が
可能で、回転ノズル部とノズル本体との間にシール部が
不必要な回転水噴霧ヘッドを提供する。 【解決手段】 ヘッド本体に放水ノズルを持つ回転ヘッ
ドを回転可能に支持する軸受け装置と、消火水により回
転ヘッドに回転力を与える回転力発生手段とを備えた回
転水噴霧ヘッドは、球軸受け等の軸受け装置は、ヘッド
本体と回転ヘッドとの間で環状間隙を通して消火水を一
部流出させデフレクタに当てる。回転力は、回転ヘッド
の中心からずれた放水ノズルや、水車によって発生させ
る。放水ノズルを回転位置に応じて閉じて、受持の防護
エリア外には不必要な散水を行わないように板である放
水制御装置を備えている。回転駆動力と逆方向の減速力
を与えるための減速放水ノズルや減速水車等を備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は回転水噴霧ヘッド
に関し、特に消火設備等の回転水噴霧ヘッドに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の回転水噴霧ヘッドは、例えば特開
平9−299503号公報に記載されているように、消
火水放水のためのスリット穴を持つ回転可能なノズル部
に、回転駆動のためだけのジェットノズル穴と、回転ノ
ズル部の回転を減速するための押圧ばねやロータリダン
パ等の摩擦減速部とを設けたものである。また、回転ノ
ズル部と固定されているノズル本体部との間から消火水
が漏れないように構成されている。このような構成によ
り、回転水噴霧ノズルを中心とする円形の領域内に消火
水が散水される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな回転水噴霧ヘッドに於いて、ジェットノズル穴から
の放水は、専ら回転駆動のためであって消火用にはあま
り役立たないので、消火水が有効に消火に利用できてい
るとは言えない。また、ノズル部の回転減速が摩擦によ
り行われるので、ジェットノズル穴から放水された消火
水とそのエネルギーとをこの点でも浪費することにな
る。
【0004】また、従来の回転水噴霧ノズルに於いて
は、散水範囲が円形であるにも拘わらず、実際に散水の
必要な防護範囲は殆ど全てが矩形である。従って矩形を
覆うような円形に散水される消火水の多くは矩形の防護
範囲の外側となり、散水が無駄に行われることになる。
このような消火水の非効率的な利用のため、回転水噴霧
ヘッドが作動したときに消火水による水被害が大きくな
る。
【0005】また、回転ノズル部の減速に用いられる摩
擦力は一定の摩擦力を与えるのが困難であり、また製造
時にも消火設備として長期間の待機期間中にも極めて不
安定で、回転水噴霧ヘッドの動作が安定しない。更に、
回転可能なノズル部と固定のノズル本体との間にシール
部を設けて、間から消火水が漏れないようにすることは
困難であり、また特別な装置や寸法精度の仕上げが必要
であり、長期間の待機期間中にシール部が固着してしま
う可能性もある。
【0006】従って、この発明の課題は上述のような従
来の回転水噴霧ヘッドの問題点を解消することであり、
また、消火水を効率的に利用でき、安定した動作が可能
で、回転ノズル部とノズル本体との間にシール部が不必
要な回転水噴霧ヘッドを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、この発明によれば、給水源に接続されるヘッド本
体と、ヘッド本体に組み合わされてヘッド本体に連通し
た回転ヘッドと、回転ヘッドをヘッド本体に対して回転
可能に支持する軸受け装置と、回転ヘッドに設けられて
消火水を放出させる放水ノズルと、回転ヘッドに設けら
れて回転ヘッドに回転モーメントを与えるような消火水
の流れを発生させる回転力発生手段とを備えた回転水噴
霧ヘッドに於いて、軸受け装置は、ヘッド本体と回転ヘ
ッドとの間に形成された環状間隙に設けられ、環状間隙
を通して消火水の一部を流出させることを特徴とする回
転水噴霧ヘッドが得られる。
【0008】軸受け装置はボールベアリングとすること
ができる。
【0009】回転水噴霧ノズルは、環状間隙から流出し
た消火水を用いて散水するデフレクタを備えることがで
きる。
【0010】また、回転水噴霧ノズルは、ヘッド本体に
支持され、放水ノズルの入口の回転軌道の一部分だけに
沿って配置されて、放水ノズルの入口に対面したときに
入口を実質的に閉じ、もって受持の防護エリアに必要か
つ十分な散水を行い、受持の防護エリア外には不必要な
散水を行わないようにする放水制御装置を備えることも
できる。
【0011】放水制御装置は、放水ノズルの入口の回転
軌道の径方向対向位置に設けられて所定の周方向幅を持
つ板部材であってもよい。
【0012】放水制御装置の板部材の側縁の形状を、放
水ノズルの入口が板部材により実質的に閉ざされる面積
が、回転ヘッドの回転位置に応じて次第に変化するよう
な形状とすることもできる。
【0013】さらに、回転水噴霧ノズルには、回転ヘッ
ドに対して、回転モーメントと反対方向の減速回転モー
メントを与える減速装置を備えることもできる。
【0014】減速装置を、放水ノズルの放水孔の軸心を
回転ヘッドの回転中心軸を通らないようにずらした構
成、または、回転ヘッド内に回転ヘッドの回転中心軸と
同心に設けられた水車とすることもできる。
【0015】また更に、回転力発生手段は、放水ノズル
の放水孔の軸心を回転ヘッドの回転中心軸を通らないよ
うにずらした構成、または、回転ヘッド内に回転ヘッド
の回転中心軸と同心に設けられた水車とすることができ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1および図2に
は本発明の回転水噴霧ヘッドの一実施形態を示してあ
る。これらの図に於いて、回転水噴霧ノズルは、図示し
てない給水源に接続される固定のヘッド本体1と、ヘッ
ド本体1に組み合わされてヘッド本体1に連通した回転
ヘッド2と、回転ヘッド2をヘッド本体1に対して回転
可能に支持する軸受け装置3とを備えている。ヘッド本
体1は一端に給水源に接続するためのフランジ4を持つ
ほぼ中空円筒形の部材であり、他端部には軸受け装置3
のボール5を収容するための周方向溝6(図3)が設け
られている。
【0017】回転ヘッド2はヘッド本体1に同軸に挿入
された一端部が閉じた中空の有底円筒部材であり、その
上端外周には軸受け装置3のボール5を収容するための
周方向溝7(図3)が設けられている。このように、回
転ヘッド2は軸受け装置3により回転可能にヘッド本体
1に支持されていて、その間に給水源(図示してない)
に連通したプレナム2aを形成している。
【0018】回転ヘッド2の他端部の外周には消火水を
放出させる2種類の放水ノズル8および9が設けられて
いる。第1の放水ノズル8は水平面から僅かに上向きに
径方向に延びており、半径方向の対向位置に設けられて
いる。第2の放水ノズル9は第1の放水ノズル8から9
0度離間して設けられており、中間部で放水ノズル自体
が放水平面で約90度曲げられている。このように、第
2の放水ノズル9の放水孔の軸心10は、回転ヘッド2
の回転中心軸を通らないようにずらされていて、回転ヘ
ッド2に設けられて回転ヘッド2に回転モーメントを与
えるような消火水の流れを発生させる回転力発生手段を
構成している。
【0019】回転ヘッド2の底壁にはプレナム2aから
回転ヘッド2の下方へ放水するための4つの穴11が等
間隔に設けられおり、また底壁の中心には円板状のデフ
レクタ12が固着されていて、穴11から放水された消
火水の方向を変えて散水できるようにしてある。
【0020】軸受け装置3は、ヘッド本体1と回転ヘッ
ド2との間に形成された環状間隙2bに設けられ、この
環状間隙2bを通して消火水の一部を流出させるよう
に、図示の例ではボールベアリングが用いられている。
図3乃至図5には本発明に用いることのできる軸受け装
置の例の一部を概略的に示すが、間隙のある軸受け装置
ならば内外レースを持つベアリングや径方向に間隙が形
成されたベアリング等でもよい。
【0021】この環状間隙2bを通して消火水を流出さ
せて消火活動に寄与させるためには、図3あるいは図4
のような直線的な間隙が好ましく、勢いを持ってディフ
レクタ12に当たることになる。
【0022】本発明の回転水噴霧ヘッドに於いては、給
水源(図示してない)から回転水噴霧ヘッドのプレナム
2aに供給された消火水は、一部が軸受け装置3のボー
ルの間に形成された空隙を通って回転水噴霧ヘッドの外
部に放出され、回転ヘッド2の外周に沿って軸方向に放
水ノズル8および9の間を流れ、デフレクタ12に衝突
して、径方向に方向を変えられる。この消火水はプレナ
ム2aから底壁の穴11を通ってデフレクタ12に衝突
して放射方向に散水される消火水と一緒になって、比較
的近距離の消火受持領域に散水される。この消火水はま
た、軸受け装置3のボールの間を通る間に軸受け装置を
洗浄して異物を洗い流すと共に、軸受け装置3の潤滑を
も行う潤滑剤の作用をもする。なお、ディフレクタ12
の形状について詳細に示していないが、散水形状に合わ
せて溝等が設けられることになる。
【0023】環状間隙2bからも底壁の穴11からも放
出されないその他の消火水は、プレナム2aに連通した
放水ノズル8および9から放出される。第1の放水ノズ
ル8は径方向に僅かに上向きに放水するので、比較的遠
距離の消火受持領域の散水を行うものである。第2の放
水ノズル9の放水孔の軸心10は互いに反対方向に90
度曲げられて僅かに下に向けられており、また回転ヘッ
ド2の回転中心軸を通らないようにずらされている。従
って、第2の放水ノズル9から放出された消火水の反力
の作用線は、回転ヘッド2の回転中心から離れており、
回転ヘッド2に回転モーメントを与え、回転ヘッド2を
回転させる。この回転速度について第2の放水ノズル9
の放水量や角度等により決定し、所望の回転モーメント
を得るためには形状等を変更すればよい。また、第2の
放水ノズル9から放出された消火水は、ノズルが下向き
であることと、回転している回転ヘッド2から放出され
て、ヘッド本体1に対する放出速度が回転ヘッド2の速
度分だけ遅くなることから、到達距離が小さくなる。従
って、第2の放水ノズル9は中距離の消火受持領域への
散水のために用いるとよい。図6には図1および図2の
回転水噴霧ヘッドの散水パターンを示す。
【0024】このように、本発明の回転水噴霧ヘッドに
よれば、回転駆動のためだけでなく消火用にも消火水を
有効に消火に利用できる。また、ノズル回転部の摩擦が
小さいので消火水のエネルギーを浪費することがなく、
回転水噴霧ヘッドの動作が安定し、回転可能なノズル部
と固定のノズル本体との間にシール部を必要としないの
で、構成が簡単でありまた特別な装置や寸法精度の仕上
げを必要とせず、長期間の待機期間中にシール部が固着
してしまうこともない。実施の形態2.
【0025】図7および図8には本発明の回転水噴霧ヘ
ッドの別の実施形態を示し、図9にはこの回転水噴霧ヘ
ッドの散水パターンを示す。この回転水噴霧ヘッドに於
いては、回転ヘッド2を回転させる回転力発生手段が回
転ヘッド2内に取り付けられて回転ヘッドの回転中心軸
と同心に設けられた水車13である。また、径方向に延
びた第1の放水ノズル8は備えられているが、放水孔が
回転ヘッド2の回転中心軸からずれた第2の放水ノズル
9は設けられていない。
【0026】この回転水噴霧ヘッドは回転ヘッド2のプ
レナム2aの内壁に取り付けられた水車13(スパイラ
ル)を持ち、この水車13は回転ヘッド2内に流入する
消火水の流れを受けて回転方向の力として回転ヘッド2
を回転させる。従って、この水車13の形状によって回
転する力を設定することになる。水車13を通過した消
火水の流れは図1および図2のものと同様に、図9の散
水パターンに示す如く、放水ノズル8から放出された消
火水の噴流と、底壁の穴11から放出されてデフレクタ
12で方向を変えられた消火水の噴流とを形成するが、
先の実施形態による中距離用の散水パターンはこの実施
形態に於いては無い。また、中距離用の放水ノズルは別
途追加してもよい。実施の形態3.
【0027】図10乃至図12に示す回転水噴霧ヘッド
は、受持の防護エリアに必要かつ十分な散水を行い、受
持の防護エリア外には不必要な散水を行わないようにす
るための放水制御装置15を備えている。放水制御装置
15はヘッド本体1に支持され、放水ノズル8の入口8
aの回転軌道の一部分だけに沿って配置されて、放水ノ
ズルの入口8aに対面したときにこれらの入口を実質的
に閉じるように配置されている。放水制御装置15は図
13に示す如き構造であって、ヘッド本体1の円筒部の
軸方向の端部から一体に、放水ノズル8の入口8aの回
転軌道上で径方向に対向する位置にまで延長されて、所
定の周方向幅を持ち、ヘッド本体1の直径方向反対側に
離して設けられた2枚の湾曲した矩形の板部材16、1
7により構成されている。板部材16、17には端部に
フランジ16a、17a(図11)を設けて、放水ノズ
ル8に対面したときの板部材16、17の邪魔板として
の機能を増大させることができる。
【0028】なお、図10および図11に示す如く、回
転ヘッド2の底壁部には、遠距離放水用の放水ノズル8
の下方に、斜め下向きにされた近距離用の放水ノズル2
0が設けられている。この近距離用の放水ノズル20に
対しては、放水制御装置15の板部材16、17が対面
することがないようにされていて、放水制御装置15邪
魔板として機能しない。従って、近距離用の放水ノズル
20からの放水は連続的に行われる。
【0029】図10乃至図12によく示されているよう
に、固定されているヘッド本体1に設けられた放水制御
装置15は、回転ヘッド2の回転位置によって放水ノズ
ル8の入口8aに近接した位置で対面して入口8aに流
入する消火水の流れを減少させたり実質的に無くすこと
ができる。図14には回転水噴霧ヘッドによる散水パタ
ーンを示す。回転ヘッド2が図10および図12の実線
位置にあって、放水ノズル8の入口8aが放水制御装置
である板部材16あるいは17によって邪魔されてない
ときには、図14に示すように遠距離散水範囲18に散
水される。回転ヘッド2が実線位置から回転して図11
および図12の破線で示す位置となったときには、放水
ノズル8の入口8aが放水制御装置である板部材16に
よって邪魔されて放水ノズル8に流入する消火水が抑制
されるか殆ど無くなり、勢いの抑制された消火水は図1
4に示す散水パターンに於いて近距離散水範囲19内に
だけ散水される。なお、近距離散水範囲19には図10
および図11に示される下向きの近距離用の放水ノズル
20からの消火水が散水されるのは勿論である。
【0030】本発明の回転水噴霧ヘッドによれば、放水
制御装置15により、回転ヘッド2の回転位置に応じて
遠距離散水範囲18と近距離散水範囲19とが組み合わ
されて、図14に示すように、全体としてこの回転水噴
霧ヘッドが受け持って散水すべき矩形の防護範囲21を
完全にカバーし、しかも不必要な散水範囲が過度に大き
くない散水パターン22が得られる。実施の形態4.
【0031】図15および図16には、それぞれ別の形
の放水制御装置25および26とそれを支持するヘッド
本体1の一部だけを斜視図で示してある。各板部材の側
縁の形状は、放水ノズル8の入口8aが図13の放水制
御装置15の板部材16あるいは17により実質的に閉
ざされる面積が、回転ヘッド2の回転位置に応じて次第
に変化するような形状にされている。図15の放水制御
装置25はその板部材の側縁が傾斜した直線であり、図
16の放水制御装置26はその側縁が湾曲した曲線であ
る。このような側縁形状を採用することにより、遠距離
散水範囲18が図14に示すように扇形にならずに図1
7に示すような散水パターン27を得ることができ、消
火水の浪費を更に低減させることができる。
【0032】また図18に示すような形の放水制御装置
29を用いれば、図19に示すような散水パターン30
を得ることができる。この放水制御装置29は回転水噴
霧ヘッドを受持防護範囲の中央部に配置しない場合に有
用である。実施の形態5.
【0033】図20および図21に於いては、放水制御
装置の板部材の周方向配置を説明する図であり、このよ
うな配置によれば回転ヘッド2の回転速度を一定として
回転位置によって速度が変わるようなことがないように
されている。即ち、図示の例では4本の放水ノズル
(A、B、C、Dノズル)31乃至34が互いに90度
離れて設けられていて、放水制御装置25は互いに18
0度離れた2つの板部材を持っている。図20および図
21から理解できるように、放水ノズル31乃至34の
入口の幅(回転ヘッド2の周方向に見た長さ)と放水制
御装置25の幅とを適切に設定することにより、回転ヘ
ッド2がどのような位置にあっても常に放水ノズル31
乃至34のいずれか2本から一定の流量が定常的に流れ
るようにでき、従って、回転ヘッド2に回転力を与える
ことができる。実施の形態6.
【0034】図22および図23に示す本発明の回転水
噴霧ヘッドは、回転ヘッド2に対して、放水ノズルによ
る駆動回転モーメントと反対方向の減速回転モーメント
を与える減速装置を備えている。図22に示す減速装置
は、回転ヘッド2から径方向外側に向かって延びて、そ
こから回転駆動用の放水ノズル8の方向と反対方向に9
0度曲げられた、放水ノズル8よりも小型の2つの減速
用放水ノズル36である。減速用放水ノズル36は小型
ではあるが、減速の目的だけでなく消火に十分な量の消
火水を放水することができ、この意味で、図22に示す
回転水噴霧ヘッドの減速装置は、放水ノズルの放水孔の
軸心を回転ヘッドの回転中心軸を通らないようにずらし
て減速回転モーメントを発生するようにした構成である
と言うことができる。また、減速用放水ノズル36は放
水ノズル8よりも近い方の範囲に散水させると効率がよ
い。実施の形態7.
【0035】図23に示す回転水噴霧ヘッドの減速装置
は、回転ヘッド内に回転ヘッドの回転中心軸と同心に設
けられた水車38である。即ち、図24に良く示されて
いるように、回転ヘッド2の円筒部の内壁から軸方向内
側に向かって延びた多数のブレード39を備え、消火水
の流れによって回転ヘッド2を回転駆動用の放水ノズル
8による回転の方向と反対方向に回転させるトルクを発
生させる。この水車38が図7および図8に示す水車1
3と相違する点は、減速用であるので、回転方向が逆で
あることと発生する回転トルクが回転駆動用のトルクよ
りも小さいことだけで、その他の構成は同じで良い。実
施の形態8.
【0036】図24に示す回転水噴霧ヘッドは、図23
に示すような減速用水車38と駆動用の放水ノズル8と
を持つ回転水噴霧ヘッドに、例えば図10乃至図12に
示すような放水制御装置を応用したものである。これら
の図に於いて、固定のヘッド本体1の円筒部の内壁から
消火水の流れを阻害しないような形状のブラケット41
が径方向内向きに延びており、このブラケット41によ
り軸方向に延びたロッド42が支持されている。ロッド
42は水車38の中心部に形成された詳細に示さない空
間部を貫通して延び、その先端部には支柱43が固着さ
れており、支柱43の先端には放水ノズル8の入口近傍
に支持された板部材44が設けられている。このような
構成によっても板部材44を備えた放水制御装置の作用
は先の実施の形態について説明したのと同様である。
【0037】以上に説明した様々な実施の態様およびそ
の変形例は単独で実施しても、互いに組み合わせて実施
してもそれぞれの効果を有効に発揮できる。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明の回転水噴霧ヘッド
によれば、給水源に接続されるヘッド本体と、ヘッド本
体に組み合わされてヘッド本体に連通した回転ヘッド
と、回転ヘッドをヘッド本体に対して回転可能に支持す
る軸受け装置と、回転ヘッドに設けられて消火水を放出
させる放水ノズルと、回転ヘッドに設けられて回転ヘッ
ドに回転モーメントを与えるような消火水の流れを発生
させる回転力発生手段とを備えた回転水噴霧ヘッドに於
いて、軸受け装置が、ヘッド本体と回転ヘッドとの間に
形成された環状間隙に設けられ、環状間隙を通して消火
水の一部を流出させるようにものであるので、回転可能
なノズル部と固定のノズル本体との間に流体密のシール
部を設けて、間から消火水が漏れないようにしたり、特
別な装置や寸法精度の仕上げをする必要がなく、また、
長期間の待機期間中にシール部が固着してしまう虞もな
い。
【0039】軸受け装置をボールベアリングとすれば、
シール部を設ける必要も、特別な装置や寸法精度の高い
仕上げの必要もなく、シール部の固着の問題もない構成
が簡単、安価かつ高信頼性をもって実現できる。
【0040】また、この発明の回転水噴霧ヘッドに於い
ては、回転力発生手段が、放水ノズルの放水孔の軸心を
回転ヘッドの回転中心軸を通らないようにずらした構成
であっても、あるいは回転ヘッド内に回転ヘッドの回転
中心軸と同心に設けられた水車であっても良いので、製
造時にも消火設備として長期間の待機期間中にも極めて
不安定で一定しない摩擦力に依存する必要がなく、回転
水噴霧ヘッドの動作を安定させ得る。
【0041】また、環状間隙から流出した消火水を用い
て散水するデフレクタを持っているので、近距離散水範
囲への放水が高信頼度をもって効果的に実現できる。
【0042】また、ヘッド本体に支持され、放水ノズル
の入口の回転軌道の一部分だけに沿って配置されて、放
水ノズルの入口に対面したときに入口を実質的に閉じ、
もって受持の防護エリアに必要かつ十分な散水を行い、
受持の防護エリア外には不必要な散水を行わないように
した放水制御装置を備えているので、散水範囲の形状に
応じた的確な散水が行われ、散水に無駄が無く効率的な
利用ができ、消火水による水被害を小さくできる。
【0043】また、放水制御装置が、放水ノズルの入口
の回転軌道の径方向対向位置に設けられて所定の周方向
幅を持つ部材であるので、矩形の散水範囲に的確に効率
よく散水できる。
【0044】放水制御装置の板部材の側縁の形状が、放
水ノズルの入口が板部材により実質的に閉ざされる面積
が、回転ヘッドの回転位置に応じて次第に変化するよう
な形状であるので、矩形の散水範囲に対してもより正確
により高効率で散水できる。
【0045】更にこの発明の回転水噴霧ヘッドは、回転
ヘッドに対して、回転モーメントと反対方向の減速回転
モーメントを与える減速装置を備えているので、不安定
な摩擦力に頼らずに、消火水の流れを利用して簡単な構
成で回転水噴霧ヘッドの動作を安定したものとできる。
【0046】減速装置が、放水ノズルの放水孔の軸心を
回転ヘッドの回転中心軸を通らないようにずらした構成
であるので、放水を消火水として有効に利用しながら減
速回転モーメントを発生できる。
【0047】減速装置が、回転ヘッド内に回転ヘッドの
回転中心軸と同心に設けられた水車であるので、簡単な
構成で効果的な減速ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の回転水噴霧ヘッドを示す概略平面断
面図。
【図2】 図1の回転水噴霧ヘッドの概略側面断面図。
【図3】 図1の回転水噴霧ヘッドに使用できる軸受け
装置の例を示す概略断面図。
【図4】 図1の回転水噴霧ヘッドに使用できる軸受け
装置の別の例を示す概略断面図。
【図5】 図1の回転水噴霧ヘッドに使用できる軸受け
装置の更に別の例を示す概略断面図。
【図6】 図1および図2の回転水噴霧ヘッドによる散
水パターンを示す概略図。
【図7】 本発明の回転水噴霧ヘッドの別の実施の形態
を示す概略平面断面図。
【図8】 図7の回転水噴霧ヘッドの概略側面断面図。
【図9】 図7および図8の回転水噴霧ヘッドによる散
水パターンを示す概略図。
【図10】 本発明の回転水噴霧ヘッドの更に別の実施
の形態の遠距離放水時の状態を示す概略側面断面図。
【図11】 図10に示す回転水噴霧ヘッドの近距離放
水時の状態を示す概略側面断面図。
【図12】 図10に示す回転水噴霧ヘッドの放水時の
状態を示す概略平面断面図。
【図13】 図10に示す回転水噴霧ヘッドに用いられ
る放水制御装置の概略斜視図。
【図14】 図10乃至図12に示す回転水噴霧ヘッド
による散水パターンを示す概略図。
【図15】 図10に示す回転水噴霧ヘッドに用いられ
る放水制御装置の別の例の概略斜視図。
【図16】 図10に示す回転水噴霧ヘッドに用いられ
る放水制御装置の更に別の例の概略斜視図。
【図17】 図10乃至図12に示す回転水噴霧ヘッド
による散水パターンを示す概略図。
【図18】 図10に示す回転水噴霧ヘッドに用いられ
る放水制御装置のなお別の例の概略斜視図。
【図19】 図18に示す放水制御装置を用いた回転水
噴霧ヘッドによる散水パターンを示す概略図。
【図20】 放水制御装置を備えた回転水噴霧ヘッドに
於いて、回転むらを無くす配置を示す平面概略断面図。
【図21】 図20に示す回転水噴霧ヘッドに於いて、
回転ヘッドが回転した状態を示す平面概略断面図。
【図22】 この発明の減速放水ノズルを備えた回転水
噴霧ヘッドを示す平面概略断面図。
【図23】 この発明の減速水車を備えた回転水噴霧ヘ
ッドを示す平面概略断面図。
【図24】 この発明の回転水噴霧ヘッドの更に別の実
施の形態を示すの概略側面断面図である。
【符号の説明】
1 ヘッド本体、2 回転ヘッド、2b 環状間隙、3
軸受け装置、8、9放水ノズル、8a 放水ノズルの
入口、9、13、31〜34、38 回転力発生手段、
9 駆動用放水ノズル、10 放水孔の軸心、12 デ
フレクタ、13水車、15、25、26、29 放水制
御装置、16、17 板部材、36、38 減速装置
(36 減速放水ノズル、38 水車)。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給水源に接続されるヘッド本体と、上記
    ヘッド本体に組み合わされて上記ヘッド本体に連通した
    回転ヘッドと、上記回転ヘッドを上記ヘッド本体に対し
    て回転可能に支持する軸受け装置と、上記回転ヘッドに
    設けられて消火水を放出させる放水ノズルと、上記回転
    ヘッドに設けられて上記回転ヘッドに回転モーメントを
    与えるような消火水の流れを発生させる回転力発生手段
    とを備えた回転水噴霧ヘッドに於いて、 上記軸受け装置は、上記ヘッド本体と上記回転ヘッドと
    の間に形成された環状間隙に設けられ、上記環状間隙を
    通して消火水の一部を流出させることを特徴とする回転
    水噴霧ヘッド。
  2. 【請求項2】 上記軸受け装置がボールベアリングであ
    る請求項1記載の回転水噴霧ヘッド。
  3. 【請求項3】 環状間隙から流出した消火水を用いて散
    水するデフレクタを持つ請求項1あるいは2記載の回転
    水噴霧ヘッド。
  4. 【請求項4】 給水源に接続されるヘッド本体と、上記
    ヘッド本体に組み合わされて上記ヘッド本体に連通した
    回転ヘッドと、上記回転ヘッドを上記ヘッド本体に対し
    て回転可能に支持する軸受け装置と、上記回転ヘッドに
    設けられて消火水を放出させる放水ノズルと、上記回転
    ヘッドに設けられて上記回転ヘッドに回転モーメントを
    与えるような消火水の流れを発生させる回転力発生手段
    とを備えた回転水噴霧ヘッドに於いて、 上記ヘッド本体に支持され、上記放水ノズルの入口の回
    転軌道の一部分だけに沿って配置されて、上記放水ノズ
    ルの入口に対面したときに上記入口を実質的に閉じ、も
    って受持の防護エリアに必要かつ十分な散水を行い、受
    持の防護エリア外には不必要な散水を行わないようにし
    た放水制御装置を備えたことを特徴とする回転水噴霧ヘ
    ッド。
  5. 【請求項5】 上記放水制御装置が、上記放水ノズルの
    入口の回転軌道の径方向対向位置に設けられて所定の周
    方向幅を持つ板部材である請求項4記載の回転水噴霧ヘ
    ッド。
  6. 【請求項6】 上記放水制御装置の上記板部材の側縁の
    形状が、上記放水ノズルの上記入口が上記板部材により
    実質的に閉ざされる面積が、上記回転ヘッドの回転位置
    に応じて次第に変化するような形状である請求項5記載
    の回転水噴霧ヘッド。
  7. 【請求項7】 給水源に接続されるヘッド本体と、上記
    ヘッド本体に組み合わされて上記ヘッド本体に連通した
    回転ヘッドと、上記回転ヘッドを上記ヘッド本体に対し
    て回転可能に支持する軸受け装置と、上記回転ヘッドに
    設けられて消火水を放出させる放水ノズルと、上記回転
    ヘッドに設けられて上記回転ヘッドに回転モーメントを
    与えるような消火水の流れを発生させる回転力発生手段
    とを備えた回転水噴霧ヘッドに於いて、 上記回転ヘッドに対して、上記回転モーメントと反対方
    向の減速回転モーメントを与える減速装置を備えたこと
    を特徴とする回転水噴霧ヘッド。
  8. 【請求項8】 上記減速装置が、上記放水ノズルの放水
    孔の軸心を上記回転ヘッドの回転中心軸を通らないよう
    にずらした構成、または、上記回転力発生手段が上記回
    転ヘッド内に上記回転ヘッドの回転中心軸と同心に設け
    られた水車である請求項7記載の回転水噴霧ヘッド。
  9. 【請求項9】 上記軸受け装置が、上記ヘッド本体と上
    記回転ヘッドとの間に形成された環状間隙に設けられ、
    上記環状間隙を通して消火水の一部を流出させる請求項
    4乃至8のいずれか記載の回転水噴霧ヘッド。
  10. 【請求項10】 上記ヘッド本体に支持され、上記放水
    ノズルの入口の回転軌道の一部分だけに沿って配置され
    て、上記放水ノズルの入口に対面したときに上記入口を
    実質的に閉じ、もって受持の防護エリアに必要かつ十分
    な散水を行い、受持の防護エリア外には不必要な散水を
    行わないようにした放水制御装置を備えたことを特徴と
    する請求項1乃至5または7あるいは8のいずれか記載
    の回転水噴霧ヘッド。
  11. 【請求項11】 上記回転ヘッドに対して、上記回転モ
    ーメントと反対方向の減速回転モーメントを与える減速
    装置を備えた請求項1乃至6のいずれか記載の回転水噴
    霧ヘッド。
  12. 【請求項12】 上記回転力発生手段が、上記放水ノズ
    ルの放水孔の軸心を上記回転ヘッドの回転中心軸を通ら
    ないようにずらした構成、または、上記回転ヘッド内に
    上記回転ヘッドの回転中心軸と同心に設けられた水車で
    ある請求項1乃至11記載の回転水噴霧ヘッド。
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