JPH09130563A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JPH09130563A
JPH09130563A JP7280987A JP28098795A JPH09130563A JP H09130563 A JPH09130563 A JP H09130563A JP 7280987 A JP7280987 A JP 7280987A JP 28098795 A JP28098795 A JP 28098795A JP H09130563 A JPH09130563 A JP H09130563A
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JP7280987A
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Inventor
Hiroaki Nakamura
中村  浩章
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】Dチャネル上におけるアウトバンド手順に
よる端末種別識別処理の結果、通信相手端末の種別が確
定した場合(S4 のYES)、通信相手が通信可能な種別の端
末であるか否かを判別する(S5)。その結果、通信相手は
通信不可能な端末であると判別されると、上記確定した
種別が表示されるとともに、Dチャネル上で回線が切断
される(S6,S7) 。 【効果】通信相手端末が通信不可能な端末である場合、
回線切断に加えて通信相手端末の種別が表示される。し
たがって、回線切断の理由をユーザに通知することがで
きる。そのため、通信不可能な相手に対する通信手続き
を繰り返すという無駄を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
のような情報伝送を行うための通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ITU(International Telecommunicati
on Union) −T勧告は、G3/G4ファクシミリ装置が
従うべき伝送手順を定める。そのうち勧告T.90は、
ISDN(サービス総合ディジタル網)におけるテレマ
ティクサービスのための端末の特性とプロトコルについ
て定めている。勧告T.90の付属書Fには、さらに、
ISDNテレマティク端末の端末選択手順が定められて
いる。
【0003】それによれば、端末は、通信相手端末から
HLC等の端末選択フィールドを含む制御信号を制御チ
ャネル(Dチャネル)を介して受信すると、上記端末選
択フィールドに基づいて、アウトバンド手順による端末
種別識別処理を実行する。その結果、通信相手端末が通
信可能な種別の端末であると識別されると、通常どお
り、情報チャネル(Bチャネル)が接続され、所要の情
報通信が開始される。一方、通信相手端末が通信不可能
な種別の端末であると識別されると、Dチャネル上で回
線が切断される。
【0004】一方、上記アウトバンド手順では、通信相
手端末の種別を識別できない場合がある。これは、たと
えばHLCの伝送がISDN網によって保証されていな
いことが原因の1つと考えられる。このような場合、端
末は、インバンド手順による端末種別識別処理を実行す
る。すなわち、端末識別情報を含むXIDをBチャネル
上で互いに交換する。その結果、通信相手端末が通信不
可能な種別の端末であると識別された場合、または識別
不能の場合には、Bチャネル上で回線が切断される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、上記手順
では、通信相手端末が通信不可能な種別の端末である場
合には、所要の情報通信が開始される前に、Dチャネル
上またはBチャネル上で回線が強制的に切断される。し
かしながら、ユーザにとっては回線切断の理由がわから
ない。したがって、通信不可能な種別の端末に対して通
信手続きを繰り返し行うおそれがある。そのため、ユー
ザへのサービスが十分でないおそれがある。
【0006】また、ISDNでは、Bチャネルでの通信
は課金対象となる。したがって、アウトバンド手順では
識別不能となる端末と通信する場合、所要の情報通信を
行っていないにもかかわらず課金される。そのため、上
記のような端末に対して通信手続きを繰り返し行うと、
ユーザに多大な経済的負担をかけることになる。そこ
で、本発明の目的は、上述の技術的課題を解決し、通信
相手の通信端末装置が通信不可能な種別の装置であるた
めに回線が切断された場合、その理由をユーザに通知す
ることができる通信端末装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の通信端末装置は、所定の通信回線を介して所
定種別の通信端末装置と通信することができる通信端末
装置であって、上記所定の通信回線を介して接続された
他の通信端末装置の種別を識別するための識別手段と、
この識別手段で上記他の通信端末装置の種別が識別され
た場合、その識別された種別を報知するための報知手段
とを含むことを特徴とする。
【0008】この構成では、通信相手の装置の種別が識
別されると、その識別された種別が報知される。一方、
ユーザは、通信相手の装置の種別がわかれば、通常、自
局と通信可能であるか否かを判断することができる。し
たがって、たとえば通信相手の装置が通信不可能な種別
の装置であるために回線が強制的に切断された場合で
も、その理由をユーザは知ることができる。
【0009】上記所定の通信回線は、ISDN網であっ
てもよい。この場合に、上記識別手段は、他の通信端末
装置と制御チャネル上で接続し、当該他の通信端末装置
の種別をアウトバンド手順に従って識別するための第1
の識別手段を含んでいてもよい。また、上記識別手段
は、他の通信端末装置と情報チャネル上で接続し、当該
他の通信端末装置の種別をインバンド手順に従って識別
するための第2の識別手段を含んでいてもよい。さら
に、上記識別手段は、上記第1および第2の識別手段の
両方を含んでいてもよい。
【0010】さらに、上記識別手段によって上記他の通
信端末装置の種別が識別された場合、その識別された種
別に基づいて、上記他の通信端末装置は通信可能な装置
であるか否かを判別するための判別手段をさらに含んで
いてもよい。この場合には、上記報知手段は、上記判別
手段で上記他の通信端末装置が通信不可能な装置である
と判別された場合に、上記識別手段によって識別された
種別を報知するものであることが好ましい。また、この
場合、種別を報知するとともに通信不可能である旨を報
知するようにしてもよい。このようにすれば、回線切断
の理由をより一層わかりやすくユーザに通知することが
できる。
【0011】ところで、上記通信相手の装置の種別を識
別できない場合もあり得る。そこで、たとえば、上記識
別手段によって上記他の通信端末装置の種別が識別でき
ない場合に、その旨を報知手段によって報知するように
することが好ましい。このようにすれば、識別不能が原
因で回線が切断された場合に、回線切断の理由をユーザ
に通知することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下では、本発明の実施の形態
を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発
明の一実施形態の通信端末装置であるファクシミリ装置
の基本的構成を示すブロック図である。このファクシミ
リ装置は、ISDN網に接続されるグループ3(G3)
ファクシミリ装置である。ISDN網には、電話機、G
3Fファクシミリ装置、G3Cファクシミリ装置、G4
ファクシミリ装置等の種々の種別の端末装置が接続され
得る。
【0013】このファクシミリ装置は、制御中枢として
主制御部30を備えている。主制御部30は、CPUを
含むマイクロコンピュータで構成されている。送信すべ
き原稿は、読取部31によって光学的に読み取られ、画
像データに変換される。この画像データは、画像処理部
32によって、圧縮符号化等の所定の画像処理が施さ
れ、送信符号に変換される。この送信符号は、ライン3
3から、網インタフェース部34を介して、ISDN網
に送出される。メモリ送信機能が用いられる場合には、
読取部31からの画像データは、画像メモリ部37に一
旦格納され、その後、画像処理部32によって符号化さ
れて送出される。
【0014】一方、ISDN網からの受信符号は、網イ
ンタフェース部34を介し、ライン33から画像処理部
32に入力される。画像処理部32は、受信符号を伸長
して復号化し、原画データを復元する。復元された原画
データは、印字部35に与えられて用紙上に記録され
る。メモリ受信機能が用いられる場合には、受信符号
は、画像メモリ部37に一旦蓄積される。蓄積された画
像を記録するときには、画像メモリ部37から受信符号
が読み出され、この受信符号に画像処理部32による復
号化処理が施される。
【0015】通信相手の端末(以下「通信相手端末」と
いう)の端末番号等は、操作表示部36から入力するこ
とができる。操作表示部36は、通信相手端末の端末番
号等を入力するためのテンキー、ファクシミリ通信の開
始を指示するためのスタートキー、ならびに入力された
端末番号、および後述する通信相手端末の種別等を表示
するための表示部36aを備えている。
【0016】このファクシミリ装置には、さらに、Dチ
ャネル通信制御部39およびBチャネル通信制御部40
が備えられている。Dチャネル通信制御部39は、制御
チャネルであるDチャネルにおけるプロトコル制御を行
う。Bチャネル通信制御部40は、情報チャネルである
Bチャネルにおけるプロトコル制御を行う。なお、シス
テムメモリ38には、たとえば自局のファクシミリ番号
等が記憶されている。
【0017】図2および図3は、このファクシミリ装置
の通信動作を説明するためのフローチャートである。こ
のファクシミリ装置では、通信を行う場合、まず、Dチ
ャネル通信制御部39によるDチャネル通信が行われる
(ステップS1)。すなわち、このファクシミリ装置が
発呼側となった場合、呼の設定を要求するための呼設定
信号SETUP等の送信、および呼設定信号SETUP
に対する応答である応答信号CONNの受信等が行われ
る。一方、このファクシミリ装置が着呼側となった場合
には、呼設定信号SETUP等の受信、および応答信号
CONNの送信等が行われる。
【0018】Dチャネル通信では、通信相手端末が自局
と通信可能な端末であるか否かを判断するため、端末特
性の交換が行われる。端末特性は、Dチャネル通信で
は、端末選択フィールドによって表現される。端末選択
フィールドは、上記呼設定信号SETUPまたは応答信
号CONNにセットされる。端末選択フィールドは、B
C(Beare Capability;伝達能力)、LLC( LowLaye
r Compatibility;低位レイヤコンパチビリティ)、H
LC(Higher LayerCompatibility;高位レイヤコンパ
チビリティ)等の情報を含むことができる。
【0019】BCは、情報転送能力等の種々の情報を含
むものである。情報転送能力とは、転送する情報の種類
等を示し、情報の種類には、「音声」、「3.1kHzオーデ
ィオ」、「非制限ディジタル情報」等がある。また、H
LCは、高位レイヤ特性識別等の種々の情報を含むもの
である。高位レイヤ特性識別とは、自局の端末種別を示
し、端末種別には、「電話」、「G2/G3ファクシミ
リ」、「G4ファクシミリ(クラス1)」等がある。
【0020】Dチャネル通信制御部39は、上記呼設定
信号SETUPまたは応答信号CONNにセットされて
いる端末選択フィールドを取得する(ステップS2のY
ES)。その後、アウトバンド手順による端末種別識別
処理を実行する(ステップS3)。すなわち、取得され
た端末選択フィールドに基づいて、通信相手端末の種別
は、電話、G3Fファクシミリ、G3Cファクシミリ、
G4ファクシミリ(クラス1)のいずれか、または上記
以外の種別であるかが識別される。詳細については後述
する。
【0021】アウトバンド手順による端末種別識別処理
が実行された結果、通信相手端末の種別が確定しない場
合には(ステップS4のNO)、Bチャネル上で端末種
別の識別を再度試行するため、Bチャネル通信制御部4
0によってBチャネルの接続手順が実行される。一方、
上記アウトバンド手順による端末種別識別処理が実行さ
れた結果、通信相手端末の種別が確定すると(ステップ
S4のYES)、Dチャネル通信制御部39は、この確
定した種別は自局と通信可能な種別であるか否かを判別
する(ステップS5)。
【0022】具体的には、この実施形態のファクシミリ
装置は、上述のように、G3ファクシミリ装置なので、
上記確定した種別がG3であれば通信可能な種別である
と判別し、それ以外ならば通信不可能な種別であると判
別する。なお、この実施形態をG3Cファクシミリ装置
に適用する場合には、上記確定した種別がG3Cであれ
ば通信可能な種別であると判別し、それ以外ならば通信
不可能な種別であると判別する。また、この実施形態を
G3Fファクシミリ装置に適用する場合には、上記確定
した種別がG3FおよびG4であれば通信可能な種別で
あると判別し、それ以外ならば通信不可能な種別である
と判別する。
【0023】上記ステップS5での判別の結果、通信可
能な種別であると判別されると、所要の情報通信を実行
するため、Bチャネル通信制御部40によってBチャネ
ルの接続手順が実行される。一方、通信不可能な種別で
あると判別されると、Dチャネル通信制御部39は、上
記確定した通信相手端末の種別を操作表示部36の表示
部36aに表示させるとともに、Dチャネル上で回線を
切断する(ステップS6,S7)。図6(a) 〜(e) に、
通信相手端末の種別の表示例を示す。
【0024】通信相手端末の種別を表示させるのは、回
線切断の理由をユーザに通知するためである。すなわ
ち、ユーザは、通信相手端末の種別がわかれば、通常、
自局と通信可能か否かを判断することができる。したが
って、上記のように通信相手端末の種別を表示させれ
ば、ユーザは、なぜ回線が切断されたのかの理由を知る
ことができる。
【0025】また、通信相手端末の種別を表示する際、
通信不可能である旨を同時に表示するようにしてもよ
い。この場合、回線切断の理由を一層わかりやすくユー
ザに通知することができる。Bチャネル通信制御部40
は、Bチャネルを接続すると、識別交換信号XID(Exc
hange Identifier) を互いに送受信する(ステップS
8,S9)。
【0026】識別交換信号XIDは、互いの端末種別識
別情報の交換のためにBチャネル上で使用されるもの
で、フォーマット識別子サブフィールド(FI)および
テレマティクプロトコルファイル識別子(TPI)を含
むものである。TPIは、自己端末の端末種別を表すた
めの識別子である。ISDN網に接続される端末装置に
は、識別交換信号XIDを送信する機能を備えているも
のと備えていないものとがある。したがって、自局から
識別交換信号XIDを送信しても、相手の端末装置から
識別交換信号XIDが返信されない場合もある。
【0027】Bチャネル通信制御部40は、相手の端末
から識別交換信号XIDが返信された場合には(ステッ
プS9のYES)、この識別交換信号XIDに含まれて
いるFIおよびTPIを取得する(ステップS10)。
その後、インバンド手順による端末種別識別処理を実行
する(図3のステップS11)。一方、相手の端末から
識別交換信号XIDが返信されない場合には(ステップ
S9のNO)、ステップS10の処理を省き、インバン
ド手順による端末種別識別処理を実行する(図3のステ
ップS11)。
【0028】インバンド手順による端末種別識別処理で
は、上記取得されたTPI等に基づいて、通信相手端末
の種別は、電話、G3Fファクシミリ、G3Cファクシ
ミリ、G4ファクシミリ(クラス1)のいずれか、また
は上記以外の種別であるかが識別される。詳細について
は後述する。図3において、Bチャネル通信制御部40
は、上記処理を実行した結果、通信相手端末の種別が確
定していない場合には(ステップS12のNO)、識別
不能を示すメッセージを操作表示部36の表示部36a
に表示させるとともに、Bチャネル上で回線を切断する
(ステップS13,S14)。
【0029】識別不能を示すメッセージを表示させるの
は、上記ステップS6の表示に関する説明と同様に、ユ
ーザに回線切断の理由を通知するためである。なお、D
チャネル上において識別不能になった際(図2のステッ
プS4のNO)にこの処理と同様の表示を行わないの
は、Bチャネル上で種別を識別できる可能性が残ってい
るためである。
【0030】一方、Bチャネル通信制御部40は、上記
処理を実行した結果、通信相手端末の種別が確定した場
合には(ステップS12のYES)、この確定した種別
が自局と通信可能な種別であるか否かを判別する(ステ
ップS15)。その結果、通信可能な種別であると判別
されると、そのまま所要の情報通信処理を実行する(ス
テップS16)。具体的には、このファクシミリ装置が
発呼側となった場合、読取部31にセットされた原稿に
対応する送信符号を、ライン33、網インタフェース部
34およびISDN網を介して、通信相手端末に送信す
る。一方、このファクシミリ装置が着呼側となった場
合、網インタフェース部34およびライン33を介して
受信された受信符号に対応する画像を印字部35におい
て用紙上に印字させる。その後、所定の切断処理により
回線が切断される。
【0031】一方、上記ステップS15での判別の結
果、通信不可能な種別であると判別されると、上記確定
された通信相手端末の種別が表示部36aに表示される
とともに、Bチャネル上で回線が切断される(ステップ
S17,S14)。なお、通信相手端末の種別を表示さ
せるのは、上記ステップS6の表示に関する説明と同様
に、回線切断の理由をユーザに通知するためである。
【0032】図4は、アウトバンド手順による端末種別
識別処理を説明するためのフローチャートである。アウ
トバンド手順では、図2のステップS2で取得された端
末選択フィールドを参照して通信相手端末の種別が識別
される。すなわち、まず、BCに含まれる情報転送能力
が表している内容が判別され(ステップT1,T3,T
8)、その結果に応じてHLCに含まれる高位レイヤ特
性識別の内容が判別され(ステップT4,T5,T9,
T11)、通信相手端末の種別が識別される。
【0033】より詳述すると、情報転送能力が「音声」
を表している場合には(ステップT1のYES)、通信
相手端末の種別は電話であると識別される(ステップT
2)。情報転送能力が「音声」ではなく「3.1kHzオーデ
ィオ」を表している場合には(ステップT3のYE
S)、通信相手端末の種別は電話またはG2(グループ
2)/G3(グループ3)ファクシミリである可能性が
高いので、HLCに含まれる高位レイヤ特性識別が参照
される。
【0034】その結果、高位レイヤ特性識別が「電話」
を表している場合には(ステップT4のYES)、通信
相手端末の種別は電話であると識別される(ステップT
2)。 また、高位レイヤ特性識別が「電話」ではなく
「G2/G3ファクシミリ」を表している場合には(ス
テップT5のYES)、通信相手端末の種別はG3ファ
クシミリであると識別される(ステップT6)。
【0035】高位レイヤ特性識別が「電話」および「G
2/G3ファクシミリ」のいずれも表していない場合に
は(ステップS5のNO)、識別不能と判断され、通信
相手端末の種別は他の種別の端末であると識別される
(ステップT7)。情報転送能力が「音声」および「3.
1kHzオーディオ」のいずれでもなく「非制限ディジタル
情報」を表している場合には(ステップT8のYE
S)、通信相手端末の種別はG2/G3ファクシミリま
たはG4ファクシミリ(クラス1)である可能性が高い
ので、HLCに含まれる高位レイヤ特性識別が参照され
る。
【0036】その結果、高位レイヤ特性識別が「G2/
G3ファクシミリ」を表している場合には(ステップT
9のYES)、通信相手端末の種別はG3Cファクシミ
リであると識別される(ステップT10)。高位レイヤ
特性識別が「G2/G3ファクシミリ」ではなく「G4
ファクシミリ(クラス1)」を表している場合には(ス
テップT11のYES)、通信相手端末の種別はG4フ
ァクシミリ(クラス1)であると識別される。
【0037】高位レイヤ特性識別が「G2/G3ファク
シミリ」および「G4ファクシミリ(クラス1)」のい
ずれも表していない場合には(ステップT12のN
O)、識別不能と判断され、通信相手端末の種別は他の
種別の端末であると識別される(ステップT13)。な
お、情報転送能力が、「音声」、「3.1kHzオーディオ」
および「非制限ディジタル情報」のいずれも表していな
い場合には(ステップT8のNO)、識別不能と判断さ
れ、通信相手端末の種別はその他の種別の端末であると
識別される(ステップT7)。その他の種別の端末と
は、この場合、電話、G3Fファクシミリ、G3Cファ
クシミリおよびG4ファクシミリ以外の種別の端末であ
る。
【0038】図5は、インバンド手順による端末種別識
別処理を説明するためのフローチャートである。この処
理では、まず、識別交換信号XIDが受信されたか否
か、すなわち識別交換信号XIDからTPI等が取得さ
れたか否かが判別される(ステップP1)。その結果、
識別交換信号XIDからTPI等が取得されていないと
判別された場合には、識別不能と判断され、通信相手端
末の種別はその他の種別の端末であると識別される(ス
テップP2)。その他の種別の端末とは、この場合、G
4、G3C、G3Fのファクシミリ以外の種別の端末で
ある。
【0039】一方、TPI等が取得されたと判別される
と、TPIに含まれている端末種別識別情報に応じて通
信相手端末が識別される。すなわち、TPIが、G4フ
ァクシミリ、G3CファクシミリまたはG3Fファクシ
ミリを表している場合には(ステップP3のYES,P
5のYES,P7のYES)、通信相手端末の種別は、
それぞれ、G4ファクシミリ、G3Cファクシミリまた
はG3Fファクシミリであると識別される(ステップP
4,P6,P8)。一方、上記TPIは取得されたにも
かかわらずTPIが上記以外の端末種別識別情報を表し
ている場合には、識別不能と判断され、通信相手端末の
種別はその他の種別の端末であると識別される(ステッ
プP2)。
【0040】以上のように本実施形態のファクシミリ装
置によれば、通信相手端末が通信不可能な種別である場
合、回線切断に加えて当該通信相手端末の種別を表示さ
せているので、回線切断の理由をユーザに通知すること
ができる。したがって、その後は、通信不可能な通信相
手端末に対する通信手続きの繰り返しを防止できる。そ
のため、ユーザへのサービス向上を図ることができる。
【0041】特に、Bチャネルにおけるインバンド手順
でしか種別を確定できない端末と通信する場合、Bチャ
ネル上での回線切断が繰り返されるのを防止することが
できるので、通信できないのに課金される回数を軽減で
きる。したがって、ユーザへの経済的負担を大幅に軽減
できる。本発明の実施の形態の説明は以上のとおりであ
るが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではな
い。たとえば上記実施形態では、通信相手端末の種別が
通信不可能な種別である場合にのみ当該種別を表示する
場合を例にしているが、たとえば通信相手端末の種別が
確定すれば無条件にその種別を表示するようにしてもよ
い。
【0042】具体的には、図7(a) に示すように、ステ
ップS6の表示処理をステップS4の処理とステップS
5の処理との間に移せばよい。また、図7(b) に示すよ
うに、ステップS17の表示処理をステップS12の処
理とステップS15の処理との間に移せばよい。この場
合、図7(b) に示すように、重複表示防止のため、たと
えばステップS12の処理とステップS17の処理との
間に、当該種別は表示済であるか否かを判別するための
ステップS20を設け、表示済でない場合にのみ、当該
種別を表示するようにしてもよい。すなわち、図2での
アウトバンド手順および図3でのインバンド手順のいず
れでも種別が確定した場合には、重複表示になるおそれ
があるためである。
【0043】このように、通信可能か否かにかかわらず
種別を表示するようにすれば、ユーザは常に種別を確認
できるので、装置の使い勝手がさらに良くなる。なお、
通信相手端末の種別を表示する際、その後の通信可能な
種別であるか否かの判別後に、通信可能/通信不可能で
ある旨を表示させるようにする方が好ましい。この構成
によれば、ユーザに対するサービスを一層向上すること
ができる。また、たとえば将来新種別の端末装置がIS
DN網に接続された場合にも柔軟に対応することができ
る。
【0044】また、上記実施形態では、通信相手端末の
種別を表示によって報知する例を示したが、たとえば音
声によって通信相手端末の種別を報知するようにしても
よい。さらに、上記実施形態では、ファクシミリ装置に
本発明が適用される例を示したが、本発明は情報伝送の
ための任意の通信端末装置に適用することができる。
【0045】その他、特許請求の範囲に記載された技術
的事項の範囲で種々の設計変更を施すことは可能であ
る。
【0046】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、通信相手
の装置の種別が識別された場合には、その識別された種
別が報知されるので、たとえば上記種別が識別された通
信相手の装置が通信不可能な種別の装置であるために回
線が強制的に切断された場合でも、ユーザは回線切断理
由を知ることができる。したがって、通信不可能な相手
に対する通信手続きを繰り返すという無駄を防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の通信端末装置であるファ
クシミリ装置の基本的構成を示すブロック図である。
【図2】上記ファクシミリ装置の通信動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図3】同じく、上記ファクシミリ装置の通信動作を説
明するためのフローチャートである。
【図4】アウトバンド手順による端末種別識別処理を説
明するためのフローチャートである。
【図5】インバンド手順による端末種別識別処理を説明
するためのフローチャートである。
【図6】通信相手端末の種別の表示例を示す図である。
【図7】他の実施形態における通信動作を説明するため
のフローチャートである。
【符号の説明】
30 主制御部 36a 表示部 39 Dチャネル通信制御部 40 Bチャネル通信制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の通信回線を介して所定種別の通信端
    末装置と通信することができる通信端末装置であって、 上記所定の通信回線を介して接続された他の通信端末装
    置の種別を識別するための識別手段と、 この識別手段で上記他の通信端末装置の種別が識別され
    た場合、その識別された種別を報知するための報知手段
    とを含むことを特徴とする通信端末装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7593719B2 (en) 2004-01-30 2009-09-22 Lg Electronics, Inc. Apparatus and method for checking originator information of message in mobile communication system
US7903138B2 (en) 1997-09-05 2011-03-08 Nikon Corporation Information processing device, information processing method, and recording media

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