JPH09130513A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09130513A
JPH09130513A JP7286058A JP28605895A JPH09130513A JP H09130513 A JPH09130513 A JP H09130513A JP 7286058 A JP7286058 A JP 7286058A JP 28605895 A JP28605895 A JP 28605895A JP H09130513 A JPH09130513 A JP H09130513A
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JP
Japan
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user
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JP7286058A
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English (en)
Inventor
Masami Toyama
雅美 遠山
Motomi Takemoto
もとみ 竹本
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人や原稿を検知するセンサを用いず、画像形
成装置において、センサー等の装置を使用することな
く、使用者の存在を想定し、最適な動作を行えるように
することを目的とする。 【解決手段】 時計手段63が所定の時刻を計時した
時、記憶している使用者による設定データの内容を自動
的に所定のデータに変更して記憶し、時計手段63が所
定の時刻の終了を計時した時、前述の所定のデータに変
更された設定データを、前述の入力された設定データに
変更しなおし、記憶することで、上記の目的を達成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレーザビームプリン
タや複写機等の画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】レーザビームプリンタや複写機等の電子
写真方式を採用した画像形成装置は、記録紙上に転写し
たトナー画像を熱定着する。この熱定着のための定着器
の立上がりに長い時間が掛かるので、装置が不使用状態
でも予備加熱し続け、使用時に定着器の立ち上がりのた
めの待ち時間がないようにされる。また、予備加熱の時
点から冷却ファンも駆動される。予備加熱および冷却フ
ァンのための消費電力は比較的大きく、電源の切り忘れ
による給電の継続は、省エネルギーおよび騒音の面で特
に問題である。
【0003】そこで、一定時間以上継続して、人体を検
知しないとき、あるいは操作がないときに、使用者不在
として電源を自動的にオフするいわゆるオートパワーオ
フ処理が行われるようになっている。一方、マルチジョ
ブ機能、夜間バッチプリント機能を持つ複写機では、こ
れら機能を使用者が選択することによって、使用者が複
写機の近傍に存在しない状態でも複写動作が実行され
る。
【0004】特開平5−204201号公報、特開平5
−127447号公報は、複写機の近傍に人体を検出す
ると、使用者不在に関する自動設定制御手段の動作開始
を禁止するもの、特開平5−107854号公報は原稿
台ガラスの上に原稿を検知しているときは複写継続中と
見なして予備加熱動作に入らないようにするもの、特開
平5−188713号公報は使用者がガイダンスを見て
いる間は、オートクリアしないもの、特公平6−300
00号公報は所定時刻内はオートパワーオフを行わず、
所定時刻外に電源を入れると、複写動作終了後一定時間
経過でオートパワーオフするものをそれぞれ開示してい
る。
【0005】このように、最近の複写機では、省電力、
操作性等の様々な点に着目した機能が付与されており、
使用者は必要な機能を選択するデータ設定を行い、設定
したデータに従って複写機が動作するようにされる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、画像形成装置
の機能制御のために、特開平5−204201、5−1
07854のように人や原稿を検知するのでは、人体や
原稿を検知するためのセンサとこれの取付け構造および
結線が必要となり、その分だけ高価につく。また、設定
されたオートパワーオフの時間帯以外の時は、一度電源
がオンされるとオートパワーオフの時刻になるまでの間
は電源が入ったままになるため無駄な電力を消費すると
いう欠点がある。
【0007】さらに、使用者の都合によりなされた設定
は、その使用者が複写機の近傍に存在しているときは有
効であっても、複写機の近傍にいないときは特別な機能
以外は必ずしも有効とは言えない。使用者の存在の有無
によって動作をするかどうかを決定する方が効果的であ
る。
【0008】本発明の目的は、人や原稿を検知するセン
サを用いずに、センサー等の装置を使用することなく、
使用者の存在を想定し、最適な動作を行う画像形成装置
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の本発明の画像形成装置は、データを設定
するための入力手段、入力された設定データを記憶する
手段、および記憶した設定データに従って装置を動作さ
せる手段を持ったものにおいて、時刻を計時する時計手
段と、時計手段が所定の時刻を計時した時、記憶してい
る設定データの内容を自動的に所定のデータに変更して
記憶する手段と備えたことを特徴とするものであり、所
定の時刻を例えば使用者不在の時刻に対応させると、機
械内部の時計機能により、その使用環境において使用者
不在の時刻に達した時、使用者が設定した機械の動作環
境データを、不在時に適した設定データに変更して、不
在時には前記変更された設定データで動作するようにす
ることができる。
【0010】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
てさらに、時計手段が所定の時刻の終了を計時した時、
前述の所定のデータに変更された設定データを、前述の
入力された設定データに変更しなおし、記憶する手段を
備えたものであり、請求項1の発明においてさらに、使
用者の在時間である使用頻度の高い定時刻内では、使用
者が設定したデータに従って、例えば機械の使用効率に
対してはそれほど影響することはなく人体検知や原稿検
知によるオートパワーオフやオンを行うようにすること
ができる。
【0011】したがって、機械に内蔵した時計からの時
刻情報により、メモリに記憶している使用者が設定した
機械動作環境を設定変更するという簡単な処理でありな
がら、夜間時の騒音省エネルギー等に対応した動作を行
うことのできる機械を提供することができる。
【0012】
【実施の実施の形態】以下に、本発明の幾つかの実施の
形態につき、図1〜図11を参照しながら説明する。
【0013】ここでは本発明が電子写真方式のデジタル
カラー複写機に適用され場合の一例を示している。図1
はその概略構成を断面で見て示している。このデジタル
カラー複写機は、原稿画像を読取るイメージリーダ部1
00と、イメージリーダ部100で読み取った画像を再
現する複写部200とに大きく分けられる。
【0014】イメージリーダ部100において、プラテ
ン15の下を移動するスキャナ10は、プラテン15上
の原稿を照射する露光ランプ12と、原稿からの反射光
を集光するロッドレンズアレー13、および集光された
光を電気信号に変換する密着型のCCDカラーイメージ
センサ14を備えている。スキャナ10は原稿読み取り
時にモータ11により駆動れて、矢印の方向(副走査方
向)に移動し、プラテン15上に載置された原稿を走査
する。露光ランプ12で照射された原稿面の画像は、イ
メージセンサ14で光変換される。イメージセンサ14
により得られたR.G.Bの3色の多値電気信号は、読
取信号処理部20により、イエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)のいずれかの
8ビットの階調データに変換される。読取信号処理部2
0で得られた8ビットの階調データは、同期用バッファ
(FIFOメモリ)30に記憶される。
【0015】プラテン15の側部には図1〜図3に示す
操作パネル部50が設けられる。操作パネル部50は、
制御ラインを介してプリントヘッド部31と接続される
(図3)。プリットヘッド部31では、操作パネル部5
0を介して使用者により設定されるコピーモードに従
い、複写機内部の各モータ等を制御するとともに、半導
体レーザの発光強度を制御する。
【0016】次に、複写部200において、プリントヘ
ッド部31は、バッファ30を介して入力される8ビッ
トの階調データに対して、所定の階調補正(γ補正)を
行った後、補正後の画像データをD/A変換してレーザ
ダイオード駆動信号を生成し、このレーザダイオード駆
動信号に基づく発光強度で半導体レーザを変調する。
【0017】プリントヘッド部31から出力されるレー
ザビームは、反射鏡39を介して、回転駆動される感光
体ドラム41を露光する。感光体ドラム41は一回の複
写ごとに矢印の方向(主走査方向)に回転され、露光を
受ける前にイレーサランプ42で照射され、帯電チャー
ジャ43により一様に帯電されている。この状態で露光
を受けると、感光体ドラム41上に原稿の静電潜像が形
成される。イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)、ブラック(Bk)のトナー現像器45a〜45
dのうちいずれか一つだけが選択され、感光体ドラム4
1上の静電潜像を現像する。現像された感光体ドラム4
1上のトナー像は、転写チャージャ46によって転写ド
ラム251上に巻付けられた記録紙に転写され印字が行
われる。
【0018】この印字の過程は、イエロー(Y)、マゼ
ンタ(M)、シアン(C)およびブラック(Bk)の4
色について繰り返し行われる。このとき、感光体ドラム
41と転写ドラム251の動作に同期してスキャナ10
はスキャン動作を繰り返し、印字に対応した色の画像読
取りを行う。その後記録紙は、分離爪47を転写ドラム
251に働かせることによって転写ドラム251から分
離され、次の定着装置48を通って定着処理される。定
着処理後の記録紙はソータ49に排紙される。
【0019】ソータ49は操作パネル部50を介して設
定された排紙形式で記録紙を出力させる。排紙形式には
記録紙を連続して1つの排紙トレーに排紙する形式と、
各頁を1部ずつ各排紙トレーに排紙する丁合い形式と、
同一頁を同一排紙トレーに排紙するグルーピング形式と
がある。記録紙は、複数ある用紙カセット250から適
切なサイズのものが給紙される。供給された記録紙は、
転写ドラム251上のチャッキング機構252によりそ
の先端がチャッキングされ、前記した転写時に位置ずれ
が生じないようにしている。
【0020】図2は操作パネル部50を正面から見て示
している。操作パネル部50は、操作パネルとしてコピ
ー枚数や複写倍率等の数値データを設定するためのテン
キー54と、複写動作の開始を支持するプリントキー6
1と、LCD表示ユニット51を備える。LCD表示ユ
ニット51は、図3に示すように液晶表示装置52と、
その上に設けられた透明なタッチスイッチ53からなる
タッチパネルである。
【0021】使用者は、液晶表示装置52に表示された
キー入力画面をタッチスイッチ53を通して視差なしに
認識することできる。
【0022】図3は操作パネル部50の制御回路の概略
構成をブロック図で示している。CPU55は、操作パ
ネル部50の制御を行うとともに、使用者により設定さ
れた複写条件や、プリント開始の支持を制御ラインを介
してプリントヘッド部31へ伝える。ROM59は、操
作パネル部50で実行する表示処理プログラムを格納す
る。また、RAM58は、バッテリーによりバックアッ
プされており、使用者により設定されたコピーモード等
を記憶する。これにより使用者は自身に合ったオートパ
ワーオフの時間帯の時刻データを入力することができ、
RAM58はこの時刻データも記憶する。VRAM57
は、液晶表示装置52に表示する各種のキー入力画面の
データを格納する。MPX(マルチプレクサ)60は、
VRAM57から読みだされるキー入力画面のデータ
と、RAM58より読みだされる複写条件のデータ(例
えば、複写枚数や複写倍率)とを合成し、この合成した
データをLCDコントローラ56に入力する。LCDコ
ントローラ56は、CPU55より送られてくるデータ
に従って液晶表示装置52にデータを出力する。時計用
IC63は、電池でバックアップされ、一度時刻をセッ
トすると、以後、計時動作をし時刻を刻む。この時計用
IC63はCPU55に接続され、CPU55はこの時
計用IC63から時刻データを入力する。
【0023】液晶表示装置52はスイッチ62によりO
N/OFFされるバックライトを備え、LCDコントロ
ーラ56から送られてくる制御信号に従ってキー入力画
面を表示する。使用者は、例えば図2に示すように液晶
表示装置52に表示されるキー505、506等の表示
箇所をタッチスイッチ53を介して触れることでタッチ
スイッチ53を押下する。タッチスイッチ53は、表示
画面を横に20個、縦に15個に分割された、合計30
0個のスイッチからなり、使用者に押下されたスイッチ
の位置データをCPU55に送る。CPU55は、タッ
チスイッチより送られてくる位置データと、液晶表示装
置52に表示しているキー入力画面とに基づいて、使用
者の押下したキーを認識する。CPU55は、認識した
キーの内容に応じてRAM58、VRAM57およびL
CDコントローラ56に制御信号を送り液晶表示装置5
2の表示画面を切換える。また、何のキー入力もない場
合、一定の時間経過後に各種設定画面から基本画面に戻
す。そして、さらに一定の期間経過後に使用者により設
定された複写条件を初期化する(図4)。操作パネル5
0は使用者がした設定データをクリアするクリアキー6
4、現動作をストップさせるストップキー65、および
液晶表示装置52の表示画面を基本画面に戻すパネルリ
セットキー66も設けられている。
【0024】次に、表示の制御動作につき説明する。複
写機の動作環境に関する動作で、使用者が設定できるも
のは数多く考えられる。この実施の形態では、一例とし
て、使用者に注意を与えるブザーONの設定と、電源オ
フの設定を例に挙げて説明する。
【0025】図4はCPU55が実行する表示制御処理
のメインルーチンを示している。この処理では、電源が
オンされた後、初期化処理を実行する(ステップ♯1・
図6)。使用者により、パネル入力された場合(ステッ
プ♯2・Yes)、入力処理(ステップ♯3・図7)を
実行する。ここで、在時間(time=0)であるかど
うかを判別し(ステップ♯4)、在時間であると(ステ
ップ♯4・Yes)、オートパワーオフ用のタイマTI
MEに在時刻用のタイマー値TIME1を設定する(ス
テップ♯5)。在時間でなければ(ステップ♯4・N
o)、オートパワーオフ用のタイマTIMEに不在時刻
用のタイマー値TIME2を設定する(ステップ♯
6)。続いて、プリントヘッド31に使用者により設定
されたコピーモードの情報を送る(ステップ♯7)。プ
リント要求の場合(ステップ♯8・Yes)、プリント
ヘッド31にプリント開始の指示を送る(ステップ♯
9)。そして、プリント終了信号を受け取るまで待機す
る(ステップ♯10No)。プリントが終了した場合
(ステップ♯10・Yes)およびプリット要求がなか
った場合(ステップ♯8・No)、オートパワーオフ処
理を行い(ステップ♯11)、上記ステップ♯2に戻
る。
【0026】また、使用者により何の入力もなかった場
合(ステップ♯2・No)、本発明の時刻情報を判断し
(ステップ♯12)、不在時刻であれば(ステップ♯1
2・Yes)、新たに不在時刻に到達したかどうかを判
断するため、timeの値を判断する。time=1
(ステップ♯13・Yes)の場合、以前も不在時刻で
あったので、既に不在時間時の設定ができているので、
ステップ♯21のその他の処理に移る。time=0
(ステップ♯13・No)の場合、新たに不在時刻に入
ったことになるので、オートパワーオフ用のタイマーT
IMEに不在時刻用のタイマー値TIME2を設定し
(ステップ♯14)、不在時刻を示す1をtimeに代
入した後(ステップ♯15)、入力処理(ステップ♯1
6)に入り、設定値を変更する処理を行う。
【0027】一方、ステップ♯12で本発明の時刻情報
を判断した結果、在時刻であった場合(ステップ♯12
・No)、新たに在時刻に到達したかどうかを判断する
ため、timeの値を判断する(ステップ♯17)。t
ime=0(ステップ♯17・No)の場合、以前も在
時刻であったので、ステップ♯21のその他の処理に移
る。time=1(ステップ♯17・Yes)の場合、
新たに在時刻に入ったことになるので、オートパワーオ
フ用のタイマーTIMEに在時刻用のタイマー値TIM
E1を設定し(ステップ♯18)、在時刻を示す0をt
imeに代入した後(ステップ♯19)、入力処理(ス
テップ♯20)に入り、設定値を使用者が設定した値に
戻す処理を行う。これらの処理が終わり、その他の処理
も終了した後、夜間バッチ処理、マルチジョブ処理等の
プリント要求がある場合は、その処理を行い、ない場合
はステップ♯2に戻る。
【0028】図5は、図4の初期化処理のサブルーチン
を示している。この初期化処理では、CPU55の初期
化(ステップ♯25)、各種コピーモード、本発明の節
電モード、パネル押下音等の複写機の動作環境設定の初
期設定を行う(ステップ♯26)。次に、LCDコント
ローラ56、タッチスイッチ53、プリントキー61、
本発明で使用する時計用IC63からの割込みを許可す
る(ステップ♯27)。そして、本発明の不在時刻を示
す値(time)を初期化し、使用者が設定したブザー
音設定の値をバックアップ変数(backup)に、ブ
ザー音を鳴らすか否かを記憶する値(buzzer)を
代入しておく(ステップ♯28)。
【0029】図6は、図4のオートパワーオフ処理のサ
ブルーチンを示している。コピー終了直後(ステップ♯
31・Yes)、またはキーがオフエッジ(何らかのキ
ーオンからキーオフへの変わり目)のとき(ステップ♯
32・Yes)は、そのままリターンし図4のステップ
♯2に戻る。また、コピー終了直後でなく(コピー中や
コピー待機中等のような状態)(ステップ♯21・N
o)、またはキーがオフエッジでないとき(ステップ♯
32・No)、何らかのキーが押されておらず(ステッ
プ♯33・Yes)、コピー中でない(ステップ♯34
・Yes)と判断すると、ステップ♯35でオートパワ
ーオフ用タイマーTIMEを1カウントダウンする。カ
ウントダウンされたタイマー値TIMEが0になったと
判断すると(ステップ♯36Yes)、ステップ♯37
でオートパワーオフモードにて電源をオフする。
【0030】図7は、図4の入力処理のサブルーチンを
示している。まず、使用者による入力がプリントキー6
1の入力であるか否かを判断する(ステップ♯41)。
プリントキー61である場合(ステップ♯41・Ye
s)そのままリターンし、プリント要求は図4のメイン
ルーチンで処理する。プリントキー以外である場合(ス
テップ♯41・No)、以下の処理を実行する。まず、
タッチスイッチ53の押下された位置から押されたキー
の種類を判別する(ステップ♯43)。コピーモード設
定に関するキー(例えば自動露光選択、A4サイズ選
択)の場合、キーに対応するコピーモード設定処理を行
う(ステップ♯44)。画面遷移を指示するキーの場
合、キーに対応する画面遷移処理を行う(ステップ♯4
05)。複写動作環境設定に関するキー(例えば節電モ
ードON、オートクリアモードON)の場合、およびキ
ー入力がない場合、つまり、本発明の時刻情報に関連し
てこの入力処理に入った場合、複写動作環境設定処理を
行う(ステップ♯46)。
【0031】図8は、図7の複写動作環境設定処理のサ
ブルーチンを示している。まず、ブザー音の設定を行う
指示の場合で(ステップ♯51・Yes)、ONの場合
(ステップ♯52・Yes)、ブザー音を鳴らすか否か
を示す変数buzzerはONとなる(ステップ♯5
3)。OFFの場合(ステップ♯52・No)、変数b
uzzerはOFFとなる(ステップ♯54)。その他
の複写動作環境設定に関する指示の場合(ステップ♯5
5・Yes)、時間設定処理(ステップ♯56)および
使用率補正処理(ステップ♯57)を行った後、現在、
在時刻か不在時刻かの判別を行い(ステップ♯58)、
不在時刻であると(ステップ♯58・Yes)、オート
パワーオフ用のタイマTIMEに在時刻用のタイマー値
TIME1を設定し(ステップ♯59)、在時刻である
と(ステップ♯58・No)、オートパワーオフ用のタ
イマTIMEに不在時刻用のタイマー値TIME2を設
定する(ステップ♯60)。次いでその他の複写動作環
境処理を行い(ステップ♯61)、リターンする。どの
設定要求でもない場合(ステップ♯55・No)は、時
刻情報を判断してこの処理ルーチンに入った場合である
ので、ブザー音設定値の変更処理を行う。まず、現在、
不在時刻であるか否かを判断し(ステップ♯62)、不
在時刻(time=1)であれば(ステップ♯62・Y
es)、使用者が設定したブザー音設定値buzzer
の値を、在時刻に戻った時に基に戻すために変数bac
kupに保持した後(ステップ♯63)、不在時にはブ
ザー音を鳴らしても周囲に人はいないので、設定をオフ
にする(ステップ♯64)。在時刻(time=0)で
あれば(ステップ♯62・No)、buzzerの値
を、変数backupに保持している使用者が設定した
ブザー音設定値に戻す(ステップ♯65)。
【0032】図9、図10は、上記時間設定処理のサブ
ルーチンの第1、第2の各実施の形態を示している。こ
こでは、24時間中の時間帯によって複写機の使用頻度
の違いがあるのに対応して、第1の時間帯と第2の時間
帯を考える。第1の時間帯は24時間中の第1の所定時
刻から第2の所定時刻の間の複写機の使用頻度の高い時
間帯をいい、第2の時間帯は第2の所定時刻から第1の
所定の時刻の間の複写機の使用頻度が第1の時間帯より
も低い時間帯を言う。
【0033】図9は第1の時間帯に関するタイマー値1
の時間が指定されると第2の時間帯が自動的にタイマー
値2の時間も指定される、第1の実施の形態の場合のサ
ブルーチンを示している。現モードがタイマー値の時間
設定モードと判断し(ステップ♯71・Yes)、この
判断のもとテンキーがオンされていると判断される(ス
テップ♯72・Yes)と、第1の時間帯用のタイマー
値TIME1にテンキーによる入力値を設定する(ステ
ップ♯73)とともに、この設定されたタイマー値TI
ME1にaを乗算した値を第2の時間帯用のタイマーT
IME2に設定する(ステップ♯74)。使用頻度の高
い第1の時間帯用のタイマー値TIME1は、使用頻度
の低い第2の時間帯用のタイマー値TIME2よりも長
くした方が業務効率がよくなるので、TIME1>TI
ME2となる。つまり、TIME1に乗算されるaはa
<1である。
【0034】図10はタイマー値1、タイマー値2のそ
れぞれの時間をテンキーにより指定する第2の実施の形
態を示すサブルーチンである。現モードが第1の時間帯
用のタイマー値TIME1の設定モードと判断し(ステ
ップ♯81・Yes)、この判断の基にテンキーがオン
されたと判断すると(ステップ♯82・Yes)、タイ
マー値TIME1にその値を設定する(ステップ♯8
3)。次に、現モードが第2の時間帯用のタイマー値T
IME2の設定モードと判断し(ステップ♯84・Ye
s)、この判断の基にテンキーがオンされたと判断する
と(ステップ♯85・Yes)、タイマー値TIME2
にその値を設定する(ステップ♯86)。
【0035】図11は、図8の使用頻度補正処理のサブ
ルーチンを示している。昨日の在時刻中に使用した時間
の累計を在時間で割った比率をN1、昨日の不在時刻中
に使用した時間の累計を不在時間で割った比率をN2、
さらに在時刻の使用頻度を補正するための基準にする使
用率をnとする。本実施の形態では、Nを30%、nを
10%とする。
【0036】現在の時刻が在時刻かを判断する(ステッ
プ♯91)。在時刻(time=0)であると、昨日の
在時刻中に使用された比率N1を基準となる使用率N=
30と比較する(ステップ♯92)。30%以上であれ
ば使用頻度が高いと言うことなので、TIME1の値を
現在の設定値よりも大きくした方がよい。在時刻用のタ
イマー値TIME1に、タイマー値を大きくする値β
(β>1)を乗算する(ステップ♯93)。30%より
も小さければ使用頻度が低いということなので、TIM
E2の値を現在に設定値よりも小さくした方がよい。在
時刻用のタイマー値TIME1に、タイマー値を小さく
する値γ(γ<1)を乗算する(ステップ♯94)。T
IMEMINはTIME1およびTIME2の下限値で
あり、TIMEMAXはTIME1およびTIME2の
上限値である。そこで、TIME1はTIMEMAXよ
りも大きいかを判断し(ステップ♯95)、大きければ
TIME1=TIMEMAXに補正する(ステップ♯9
6)。次に、同様にTIME1はTIMEMINよりも
小さいかを判断し(ステップ♯97)、小さければTI
ME1=TIMEMINに補正する(ステップ♯9
8)。
【0037】また、ステップ♯91で現在の時刻が在時
刻(time=0)でないと判断すると、昨日の不在時
刻中に使用された比率N2を基準となる使用率n=10
と比較する(ステップ♯101)。10%以上であれば
使用頻度が高いということなので、TIME2の値を現
在の設定値よりも大きくした方がよい。不在時刻用のタ
イマ値TIME2に、タイマ値を大きくする値β(β>
1)を乗算する(ステップ♯101)。10%よりも小
さければ使用頻度が低いということになるので、TIM
E2の値を現在の設定値よりも小さくした方がよい。不
在時刻用タイマ値TIME2に、タイマ値を小さくする
値γ(γ<1)を乗算する(ステップ♯102)。そこ
で、TIME2はTIMEMAXよりも大きいかを判断
し(ステップ♯103)、大きければTIME2=TI
MEMAXに補正する(ステップ♯104)。次に、同
様にTIME2はTIMEMINよりも小さいかを判断
し(ステップ♯105)、小さければTIME2=TI
MEMINに補正する(ステップ♯106)。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、人や原稿を検知するセ
ンサを用いずに、機械に内蔵した時計からの時刻情報に
より、メモリに記憶している使用者が設定した機械動作
環境を設定変更するという簡単な処理でありながら、夜
間時の騒音省エネルギー等に対応した動作を行うことの
できる機械を提供することを可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたデジタルカラー複写機の断
面図である。
【図2】図1の複写機の操作パネルの配置図である。
【図3】操作パネル部の制御ブロック図である。
【図4】表示制御処理のメインルーチンを示す図であ
る。
【図5】オートパワーオフのフローチャートを示す図で
ある。
【図6】図4の初期化の処理フローチャートを示す図で
ある。
【図7】図4の入力処理の処理フローチャートを示す図
であ。
【図8】図7の複写動作環境設定処理の処理フローチャ
ートを示す図である。
【図9】図8のテンキーによる時間設定の第1の実施の
形態を示すフローチャートである。
【図10】図8のテンキーによる時間設定の第2の実施
の形態を示すフローチャートである。
【図11】図8の使用率を反映させた時間設定のフロー
チャートである。
【符号の説明】
10 スキャナ 11 モータ 20 読取り信号処理部 31 プリントヘッド部 50 操作パネル部 51 LCD表示ユニット 52 液晶表示装置 53 タッチスイッチ 54 テンキー 55 マイクロコンピュータ 56 LCDコントローラ 57 VRAM 58 RAM 59 ROM 60 MPX 61 プリントキー 63 時計用IC 100 イメージリーダ部 200 複写部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを設定するための入力手段、入力
    された設定データを記憶する手段、および記憶した設定
    データに従って装置を動作させる手段を持った画像形成
    装置において、 時刻を計時する時計手段と、時計手段が所定の時刻を計
    時した時、記憶している設定データの内容を自動的に所
    定のデータに変更して記憶する手段とを備えたことを特
    徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 時計手段が所定の時刻の終了を計時した
    時、前述の所定のデータに変更された設定データを、前
    述の入力された設定データに変更しなおし、記憶する手
    段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
JP7286058A 1995-11-02 1995-11-02 画像形成装置 Pending JPH09130513A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011024151A (ja) * 2009-07-21 2011-02-03 Fujifilm Corp 画像表示装置および方法並びにプログラム
JP2015109648A (ja) * 2014-12-01 2015-06-11 富士フイルム株式会社 表示制御装置および方法並びにプログラム

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