JPH09130163A - オフセット除去回路 - Google Patents

オフセット除去回路

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JPH09130163A
JPH09130163A JP7282205A JP28220595A JPH09130163A JP H09130163 A JPH09130163 A JP H09130163A JP 7282205 A JP7282205 A JP 7282205A JP 28220595 A JP28220595 A JP 28220595A JP H09130163 A JPH09130163 A JP H09130163A
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邉 顕 田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 全差動出力を有する複数の演算増幅器におけ
るそれぞれの同相出力電位に存在するオフセット量がも
たらす誤差の影響を除去することが可能なオフセット除
去回路を提供する。 【構成】 全差動出力及び同相出力を有する演算増幅器
11、12を含み、演算増幅器11の全差動出力の一方
Vo + 1 と演算増幅器12の全差動出力の一方Vo + 2
とを入力されて加算し出力する加算器15と、演算増幅
器11の全差動出力の他方Vo - 1 と演算増幅器12の
全差動出力の他方Vo - 2 とを入力されて加算し出力す
る加算器16と、演算増幅器11の同相出力Vcm1 と演
算増幅器12の同相出力Vcm2 とを入力されて加算し出
力する加算器13と、加算器13の出力に1/2を乗算
して出力する乗算器14とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はオフセット除去回路に係
わり、特に全差動出力を有する演算増幅器によりアナロ
グ信号の処理を行う装置に好適なものに関する。
【0002】
【従来の技術】アナログ信号処理では、電源電圧除去比
の向上、ダイナミックレンジの拡大、高調波歪の低減等
の要請がある。そこで近年では、直流成分として含まれ
ている雑音やドリフト等の影響を相殺するため、全差動
出力を有する演算増幅器が広く用いられている。
【0003】図6に、従来の二つの演算増幅器21及び
22を有する信号処理回路の構成を示す。外部入力端子
1及び2から入力された信号Vi - 1 、Vi + 1 が、演
算増幅器21の反転入力端子及び非反転入力端子にそれ
ぞれ入力され、演算結果信号Vo + 1 及びVo - 1 とし
て出力される。信号Vo + 1 は加算器23に入力され、
信号Vo - 1 は加算器24に入力される。
【0004】一方、外部入力端子3及び4から入力され
た信号Vi - 2 、Vi + 2 が、演算増幅器22の反転入
力端子及び非反転入力端子にそれぞれ入力され、演算結
果信号Vo + 2 及びVo - 2 として出力される。信号V
o + 2 は加算器23に入力され、信号Vo - 2 は加算器
24に入力される。これにより、加算器23からは信号
Vo + 1 +Vo + 2 が、信号Vo + として外部へ出力さ
れる。加算器24からは、信号Vo - 1 +Vo - 2 が信
号Vo - として外部へ出力される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の信号処理回路には次のような問題があった。
【0006】上述した全差動出力を有する演算増幅器2
1及び22においては、それぞれの同相出力電位Vcm1
及びVcm2 は不安定になりやすく、またそれぞれの電位
にはオフセット量が存在する。ここで、Vo + 1 =Vd1
+Vcm1 、Vo - 1 =−Vd1+Vcm1 、Vo + 2 =Vd2
+Vcm2 、Vo - 2 =−Vd2+Vcm2 である。オフセッ
ト量は、理想的な同相電位Vcmに対してVcm1 及びVcm
2 が有する電位差である。
【0007】従来の技術には、例えば“Proc. IEEE ISC
AS 1991 pp.1363-1366”に示されているように、同相出
力電位を安定化するためにこの電位を帰還する経路を設
けたものもある。しかし、このような従来の帰還経路を
付加した場合には、同相出力電位は安定化するが、それ
ぞれの同相出力が含んでいるオフセット量を相殺するこ
とはできず、絶対値を正確に設定することは困難であ
る。特に、複数のアナログ信号処理系の回路を同一チッ
プ上に形成した場合には、各々の素子の特性が製造プロ
セス上のばらつきが原因となって、それぞれの素子の同
相出力が含むオフセット量は大きく異なったものとな
る。この結果、複数の信号処理系の出力を加算又は減算
して複合する出力を行う場合、それぞれの同相出力電位
に含まれたオフセット量の差異が、直接処理結果の誤差
となってもたらされることになる。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、全差動出力を有する複数の演算増幅器を用いた回路
において、それぞれの同相出力電位に存在するオフセッ
ト量を相殺することが可能なオフセット除去回路を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によるオフセット
除去回路は、全差動出力及び同相出力を有する複数の演
算増幅器を含んだオフセット除去回路であって、演算増
幅器のそれぞれの全差動出力の一方を入力されて所定の
演算を行い演算結果を出力する第1の演算器と、演算増
幅器のそれぞれの全差動出力の他方を入力されて所定の
演算を行い演算結果を出力する第2の演算器と、演算増
幅器のそれぞれの同相出力を入力されてその平均値を出
力する第3の演算器とを備えている。
【0010】本発明の他の回路は、全差動出力及び同相
出力を有する第1、第2の演算増幅器を含んだオフセッ
ト除去回路であって、第1の演算増幅器の全差動出力の
一方と第2の演算増幅器の全差動出力の一方とを入力さ
れて所定の演算を行い演算結果を出力する第1の演算器
と、第1の演算増幅器の全差動出力の他方と第2の演算
増幅器の全差動出力の他方とを入力されて所定の演算を
行い演算結果を出力する第2の演算器と、第1の演算増
幅器の同相出力と第2の演算増幅器の同相出力とを入力
されて加算し、加算結果を出力する加算器と、加算器の
出力した加算結果に所定値を乗算して出力する乗算器と
を備える。
【0011】本発明の他のオフセット除去回路は、第1
の演算増幅器の第1の全差動出力端子と第2の演算増幅
器の第1の全差動出力端子とに接続されており、第1及
び第2の演算増幅器からそれぞれ全差動出力の一方を与
えられて加算し出力する第1の加算器と、第2の演算増
幅器の第2の全差動出力端子と第2の演算増幅器の第2
の全差動出力端子とに接続されており、第1及び第2の
演算増幅器からそれぞれ全差動出力の他方を与えられて
加算し出力する第2の加算器と、第1の演算増幅器の同
相出力端子と第2の演算増幅器の同相出力端子との間に
直列に接続された第1及び第2の抵抗であって、第1及
び第2の抵抗の接続点から平均化された同相出力を発生
する第1及び第2の抵抗とを備える。
【0012】本発明のさらに他のオフセット除去回路
は、外部から第1及び第2の信号を反転入力端子及び非
反転入力端子にそれぞれに入力され、全差動出力の一方
を出力端子より発生する第1の演算増幅器と、第1の演
算増幅器の出力端子に入力端子が接続され、全差動出力
の一方を与えられて反転し、出力端子から全差動出力の
他方を発生する反転増幅器と、第1の演算増幅器の出力
端子と反転増幅器の出力端子との間に接続され、第1の
演算増幅器が発生した全差動出力の一方と反転増幅器が
発生した全差動出力の他方とを与えられてその中間電位
に対応する同相出力を発生する同相出力発生部とを備え
る。
【0013】本発明の他のオフセット除去回路は、全差
動出力及び同相出力を有する第1、第2及び第3の演算
増幅器を含んでおり、第1の演算増幅器の第1の全差動
出力端子と第2の演算増幅器の第1の全差動出力端子と
に接続されており、第1及び第2の演算増幅器からそれ
ぞれ全差動出力の一方を与えられて加算し出力する第1
の加算器と、第2の演算増幅器の第2の全差動出力端子
と第2の演算増幅器の第2の全差動出力端子とに接続さ
れており、第1及び第2の演算増幅器からそれぞれ全差
動出力の他方を与えられて加算し出力する第2の加算器
と、第1の演算増幅器の同相出力端子と第2の演算増幅
器の同相出力端子とに接続され、それぞれの同相出力を
与えられて平均化し基準電位として出力する基準電位発
生器とを備え、第3の演算増幅器は、第1及び第2の加
算器のそれぞれの出力端子に非反転入力端子及び反転入
力端子を接続され、基準電位発生器の出力端子に基準電
位端子を接続されており、基準電位発生器が出力した基
準電位と、第1及び第2の加算器のそれぞれの出力とを
与えられて、全差動出力及び同相出力を発生することを
特徴としている。
【0014】ここで、各々の演算増幅器の同相出力は、
全差動出力を発生する2つの端子の間に直列に接続され
た二つの抵抗の接続点より取り出されるものであっても
よい。
【0015】
【作用】複数の演算増幅器のそれぞれの同相出力が第3
の演算器に入力されて、平均化されたものが出力される
ことによって、各々の同相出力に含まれていたオフセッ
ト量が相殺される。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
【0017】図1に、第1の実施例によるオフセット除
去回路の構成を示す。この回路は、全差動出力及び同相
出力を有する二つの演算増幅器11及び12と、それぞ
れの全差動出力を加算する加算器15及び16と、それ
ぞれの同相出力を加算する加算器13と、加算器13の
出力に1/2を乗算する乗算器14とを備えている。
【0018】入力信号Vi - 1 及びVi + 1 が入力され
る外部入力端子1及び2が、演算増幅器11の反転入力
端子と非反転入力端子にそれぞれ接続されており、入力
信号Vi - 2 及びVi + 2 が入力される外部入力端子3
及び4が演算増幅器12の反転入力端子と非反転入力端
子にそれぞれ接続されている。演算増幅器11及び12
のそれぞれの非反転出力Vo + 1 、Vo + 2 が加算器1
5に入力され、加算されたものが出力Vo + として外部
出力端子5より出力される。同様に、演算増幅器11及
び12の反転出力Vo - 1 、Vo - 2 が加算器16に入
力され、加算されて出力Vo - として外部出力端子6よ
り出力される。
【0019】さらに、演算増幅器11及び12のそれぞ
れの同相出力Vcm1 、Vcm2 が加算器13に入力されて
加算され、乗算器14に与えられて1/2が乗算され
る。この結果、(Vcm1 +Vcm2 )/2がこの回路の同
相出力Vcmとして外部出力端子7より外部へ出力され
る。
【0020】このように、本実施例によれば複数の演算
増幅器11および12のそれぞれの同相出力電位Vcm1
及びVcm2 を用いて平均化した出力(Vcm1 +Vcm2 )
/2を全体の回路の同相出力電位Vcmとして用いる。
これにより、演算増幅器21及び22の全差動出力Vo
+ 1 及びVo - 1 、Vo + 2 及びVo - 2 をそれぞれ加
算又は減算した値においてオフセット量が相殺され、完
全に除去される。
【0021】第1の実施例は、二つのアナログ信号処理
系における演算増幅器の同相出力に存在するオフセット
量を相殺するものである。しかし、アナログ信号処理系
がn(nは2以上の整数)個設けられている場合にも同
様に本発明を適用することができる。即ち、1番目の演
算増幅器の出力をVo1、2番目の演算増幅器の出力をV
o2、…、n番目の演算増幅器の出力をVon、差動出力成
分を順に±Vd1、±Vd2、…、±Vdn、同相出力成分を
順にVc1、Vc2、…、Vcnとすると、次のような関係が
成立する。
【0022】 Vo1=Vd1+Vc1,−Vo1=−Vd1+Vc1 (1) Vo2=Vd2+Vc2,−Vo2=−Vd2+Vc2 (2) … Von=Vdn+Vcn,−Von=−Vdn+Vcn (3) 同相出力成分の平均値をVcm(=(Vc1+Vc2+…+V
cn)/n)とし、この平均値Vcmに対するDCオフセッ
ト電圧を、それぞれVos1 、Vos2 、…、Vosn とする
と、次の関係が成立する。
【0023】 Vo1=Vd1+Vcm+Vos1 ,−Vo1=−Vd1+Vcm+VoS1 (4) Vo2=Vd2+Vcm+Vos2 ,−Vo2=−Vd2+Vcm+VoS2 (5) … Von=Vdn+Vcm+Vosn ,−Von=−Vdn+Vcm+Vosn (6) ここで、全てのDCオフセット電圧Vos1 〜Vosn を合
計すると、次のように0になる。
【0024】 = Vc1+Vc2+…+Vcn−n・Vcm=0(7) このように、複数のアナログ信号処理系の信号を加算し
た場合、同相出力電圧の平均値Vcmを同相入力電圧、即
ち基準電位として用いることで、各演算増幅器の同相出
力に含まれていたDCオフセット電圧を完全に相殺する
ことができる。
【0025】第1の実施例における演算増幅器11、1
2の同相出力は、例えば図2に示されたような構成によ
り得ることができる。演算増幅器11の全差動出力Vo
+ 1、Vo - 1 をそれぞれ出力する内部端子8、9の間
に、同一の抵抗値を有する抵抗R1及びR2を直列に接
続する。そして、抵抗R1と抵抗R2とを接続するノー
ドに接続された内部端子10から、同相出力Vcm1 を取
り出すことができる。
【0026】本発明の第2の実施例によるオフセット除
去回路は、図3に示されたような構成を備えている。上
記第1の実施例では、演算増幅器11の同相出力Vcm1
と演算増幅器12の同相出力Vcm2 とを加算器13によ
り加算し、乗算器14により1/2倍することで同相出
力Vcmを得ている。これに対し、本実施例では演算増幅
器11の同相出力端子と演算増幅器12の同相出力端子
との間を、同一の抵抗値を有し直列に接続された抵抗R
3及びR4で接続し、接続ノードに接続された外部出力
端子7より同相出力Vcmを取り出している。他の構成
は、第1の実施例と同様であり、説明を省略する。
【0027】図4に、本発明の第3の実施例によるオフ
セット除去回路の構成を示す。本実施例では、一方の演
算増幅器の出力を他方の演算増幅器により反転すること
で、全差動出力を得ており、さらにこの全差動出力から
抵抗分割により同相出力を生成している点に特徴があ
る。
【0028】外部入力端子1及び2に、演算増幅器11
の反転入力端子と非反転入力端子とがそれぞれ接続され
ており、演算増幅器11の出力端子に外部出力端子5が
接続されている。また演算増幅器11の出力端子には、
抵抗R5を介して演算増幅器12の反転入力端子が接続
されており、反転入力端子は抵抗R6を介して演算増幅
器12の出力端子に接続されている。この演算増幅器1
2の出力端子は外部出力端子6に接続され、非反転入力
端子は接地されている。さらに、外部出力端子5と外部
出力端子6との間には、抵抗R7及びR8が直列に接続
されており、この抵抗R7と抵抗R8との接続点には外
部出力端子7が接続されている。
【0029】このような構成としたことで、演算増幅器
11から全差動出力の一方の電位Vo + が外部出力端子
5を介して出力され、抵抗R5、R6及び演算増幅器1
2とで構成された反転増幅器により反転された電位Vo
- が外部出力端子6より出力される。さらに、外部出力
端子7より同相出力Vcmが出力される。
【0030】図5に、本発明の第4の実施例によるオフ
セット除去回路の構成を示す。演算増幅器11及び1
2、抵抗R3及びR4、加算器15及び16から成る構
成は、図3に示された第2の実施例の構成と同様であ
り、説明を省略する。第4の実施例ではさらに、加算器
15及び16のそれぞれの全差動出力Vo + 及びVo -
を、後段の演算増幅器33の非反転入力端子及び反転入
力端子に入力すると共に、さらに抵抗R3及びR4の接
続ノードN1から出力される同相出力Vcmを、基準電位
Vref として演算増幅器33に入力している点に特徴が
ある。
【0031】このような構成により、本実施例では後段
の演算増幅器33から全差動出力Vo + 及びVo - と、
前段の演算増幅器11及び12の同相出力Vcm1 及びV
cm2が含んでいるオフセット量を相殺した同相出力Vcm
を得ることができる。
【0032】上述した実施例はいずれも一例であって、
本発明を限定するものではない。例えば、第1から第4
の実施例ではいずれも演算増幅器を2つ用いているが、
3つ以上用いてもよい。この場合には、図1に示された
第1の実施例を例にとると、m個(mは3以上)の演算
増幅器の全差動出力の一方の電位Vo + 1 、Vo + 2、
…、Vo + m を一方の加算器で全て加算し、あるいはこ
のうちの幾つかを減算(例えば、Vo + 1 +Vo + 2 −
Vo + 3 −Vo + 4 +…−Vo + m )し、演算増幅器の
全差動出力の他方の電位Vo - 1 、Vo - 2 、…、Vo
- m を他方の加算器で全て加算し、あるいはこのうちの
幾つかを減算(例えば、Vo - 1 +Vo- 2 −Vo - 3
−Vo - 4 +…−Vo - m )し、それぞれの同相出力V
cm1 、Vcm2 、…、Vcmm を全て加算して1/m倍した
ものを出力してもよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のオフセッ
ト除去回路によれば、全差動出力を有する複数の演算増
幅器のそれぞれの同相出力を平均化することにより、各
々の同相出力に含まれていたオフセット量を相殺するこ
とが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例によるオフセット除去回
路の構成を示した回路図。
【図2】同オフセット除去回路における演算増幅器11
で同相出力を取り出すための構成を示した回路図。
【図3】本発明の第2の実施例によるオフセット除去回
路の構成を示した回路図。
【図4】本発明の第3の実施例によるオフセット除去回
路の構成を示した回路図。
【図5】本発明の第4の実施例によるオフセット除去回
路の構成を示した回路図。
【図6】従来のオフセット除去回路の構成を示した回路
図。
【符号の説明】
11、12、33 演算増幅器 1〜4 外部入力端子 5〜10 外部出力端子 13、15、16 加算器 14 乗算器 R1〜R8 抵抗

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】全差動出力及び同相出力を有する複数の演
    算増幅器を含んだオフセット除去回路において、 前記演算増幅器のそれぞれの全差動出力の一方を入力さ
    れて所定の演算を行い演算結果を出力する第1の演算器
    と、 前記演算増幅器のそれぞれの全差動出力の他方を入力さ
    れて所定の演算を行い演算結果を出力する第2の演算器
    と、 前記演算増幅器のそれぞれの同相出力を入力されてその
    平均値を出力する第3の演算器と、 を備えることを特徴とするオフセット除去回路。
  2. 【請求項2】全差動出力及び同相出力を有する第1、第
    2の演算増幅器を含んだオフセット除去回路において、 前記第1の演算増幅器の全差動出力の一方と前記第2の
    演算増幅器の全差動出力の一方とを入力されて所定の演
    算を行い演算結果を出力する第1の演算器と、 前記第1の演算増幅器の全差動出力の他方と前記第2の
    演算増幅器の全差動出力の他方とを入力されて所定の演
    算を行い演算結果を出力する第2の演算器と、 前記第1の演算増幅器の同相出力と前記第2の演算増幅
    器の同相出力とを入力されて加算し、加算結果を出力す
    る加算器と、 前記加算器の出力した前記加算結果に所定値を乗算して
    出力する乗算器と、 を備えることを特徴とするオフセット除去回路。
  3. 【請求項3】全差動出力及び同相出力を有する第1、第
    2の演算増幅器を含んだオフセット除去回路において、 前記第1の演算増幅器の第1の全差動出力端子と前記第
    2の演算増幅器の第1の全差動出力端子とに接続されて
    おり、前記第1及び第2の演算増幅器からそれぞれ全差
    動出力の一方を与えられて加算し出力する第1の加算器
    と、 前記第2の演算増幅器の第2の全差動出力端子と前記第
    2の演算増幅器の第2の全差動出力端子とに接続されて
    おり、前記第1及び第2の演算増幅器からそれぞれ全差
    動出力の他方を与えられて加算し出力する第2の加算器
    と、 前記第1の演算増幅器の同相出力端子と前記第2の演算
    増幅器の同相出力端子との間に直列に接続された第1及
    び第2の抵抗であって、前記第1及び第2の抵抗の接続
    点から平均化された同相出力を発生する前記第1及び第
    2の抵抗と、を備えることを特徴とするオフセット除去
    回路。
  4. 【請求項4】外部から第1及び第2の信号を反転入力端
    子及び非反転入力端子にそれぞれに入力され、全差動出
    力の一方を出力端子より発生する第1の演算増幅器と、 前記第1の演算増幅器の出力端子に入力端子が接続さ
    れ、前記全差動出力の一方を与えられて反転し、出力端
    子から全差動出力の他方を発生する反転増幅器と、 前記第1の演算増幅器の出力端子と前記反転増幅器の出
    力端子との間に接続され、前記第1の演算増幅器が発生
    した前記全差動出力の一方と前記反転増幅器が発生した
    前記全差動出力の他方とを与えられてその中間電位に対
    応する同相出力を発生する同相出力発生部と、 を備えることを特徴とするオフセット除去回路。
  5. 【請求項5】全差動出力及び同相出力を有する第1、第
    2及び第3の演算増幅器を含んだオフセット除去回路に
    おいて、 前記第1の演算増幅器の第1の全差動出力端子と前記第
    2の演算増幅器の第1の全差動出力端子とに接続されて
    おり、前記第1及び第2の演算増幅器からそれぞれ全差
    動出力の一方を与えられて加算し出力する第1の加算器
    と、 前記第2の演算増幅器の第2の全差動出力端子と前記第
    2の演算増幅器の第2の全差動出力端子とに接続されて
    おり、前記第1及び第2の演算増幅器からそれぞれ全差
    動出力の他方を与えられて加算し出力する第2の加算器
    と、 前記第1の演算増幅器の同相出力端子と前記第2の演算
    増幅器の同相出力端子とに接続され、それぞれの同相出
    力を与えられて平均化し基準電位として出力する基準電
    位発生器とを備えており、 前記第3の演算増幅器は、前記第1及び第2の加算器の
    それぞれの出力端子に非反転入力端子及び反転入力端子
    を接続され、前記基準電位発生器の出力端子に基準電位
    端子を接続されており、前記基準電位発生器が出力した
    前記基準電位と、前記第1及び第2の加算器のそれぞれ
    の出力とを与えられて、全差動出力及び同相出力を発生
    することを特徴とするオフセット除去回路。
  6. 【請求項6】前記各々の演算増幅器の同相出力は、全差
    動出力を発生する2つの端子の間に直列に接続された二
    つの抵抗の接続点より取り出されることを特徴とする請
    求項1、2、3、ないし5のいずれかに記載されたオフ
    セット除去回路。
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