JPH0239624A - 雑音抑圧回路 - Google Patents

雑音抑圧回路

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JPH0239624A
JPH0239624A JP18802088A JP18802088A JPH0239624A JP H0239624 A JPH0239624 A JP H0239624A JP 18802088 A JP18802088 A JP 18802088A JP 18802088 A JP18802088 A JP 18802088A JP H0239624 A JPH0239624 A JP H0239624A
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Yasuyuki Matsutani
康之 松谷
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 本発明はディジタル・アナログ変換器(以下D/A変換
器と記す)等のクロック信号に同期してアナログ信号を
出力する装置またはLSI等において、クロック信号に
内在するパルス幅変動による雑音の影響によって生じる
アナログ出力1g号のシグナル対ノイズ比(以下SN比
と呼ぶ)の劣化を抑圧する回路に関するものである。
〔従来の技術〕
近年の通信機器、ディジタル・オーディオ機器等の高精
度化により、95〜98d BのSN比を有するD/A
変換器が実現されてきている。この高精度化にともない
、今まで問題とならなかったクロック幅変動によるSN
比の劣化が注目されてきており、それがD/A変換器の
高精度化の制限要因となってきている。
第5図はクロックを発生するクロック回路における雑音
重畳の原因を簡単に示した回路図である。
第5図において、クロック発生源31から出力されたク
ロック信号aには、雑音すが重畳される。
この雑音すとしては、電源ハム雑音、クロック発電源3
1で用いているトランジスタの1/f雑音等がある。こ
の雑音の重畳したクロック信号Cを波形整形器32で整
形し、出力信号dとして出力する。
第6図は、上記第5図中の各信号a、b、QTdの波形
を示した図であり、aには正確なりロック波形が出てい
るが、雑音すが加わると、Cのように電圧とクロックの
重畳した波形となる。
波形整形器32は、Cの波形が一定のスレッシュホルド
レベル(例えばCの点線で示すレベル)より上のときは
Hfghレベル、下のときにLowレベルを出力する。
したがって、出力信号dの波形に示すように、整形後の
クロック信号のクロック幅は雑音波形によって変動を受
ける。
なお、上記のクロック幅の変動量は雑音の波形に比例す
るため、クロック周波数に対して十分低い周波数の雑音
に対しては、近傍のクロックのクロック幅変動量はほぼ
等しくなる6 従来技術においては、上記のクロック幅変動雑音に対す
る対策として、水晶発振子に低雑音クロック発生回路を
用いたクロック幅変動の少ない発振器を使用する等、D
/A変換器以外のところで対処していた。
以下、詳細に説明する。
第7図は従来回路の一例図(例えば特公昭62−530
88号に記載)である。
第7図において、 11はD/A変換器、12はサンプ
ルホールド回路、 13はディジタル入力信号、14は
D/A変換鼎用クロック信号、15はサンプルホールド
用クロック信号、16はアナログ出力信号、17はD/
A変換器の出力である。
第8図は上記第7図の回路の動作波形図である。
前記のごとく、クロック発生回路では、電源ハムやクロ
ック発生回路に用いたトランジスタが発生する1/f雑
音等によるクロック幅変動によってクロック幅が変動す
る。そしてD/A変換器11は与えられたクロック信号
に同期してアナログ信号を出力するので、アナログ信号
の出力点(アナログ出力の変化点)がクロック幅変動の
影響によって変動し、これがSN比を劣化させる。
上記の欠点を解決するため、従来においては。
第7図に示すように、クロック幅変動の小さなサンプル
ホールド用クロック信号15で駆動されるサンプルホー
ルド回路12をD/A変換器11の後段に接続し、第8
図中に矢印で示すように、D/A変換器11の出力17
中におけるクロック幅変動の影響のない部分のアナログ
電圧をサンプルホールドして出力信号1Gとすることに
より、クロック幅変動の影響をなくするようにしていた
なお、第8図中において、τ□はタロツク幅変動による
D/A変換器用クロック信号14の立上りエツジの変動
分、τ2はD/A変換器用クロック信号14の幅変動に
よるD/A変換器出力17のエツジの変動分を示す。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上記のごとく、従来回路においては、高精度の
サンプルホールド回路が必要であり、また、上記高精度
のサンプルホールド回路駆動用としてクロック幅変動の
少ない高精度のクロック信号が必要である。ところが、
そのような高精度のクロック信号を得るためには、クロ
ック信号発生回路の電源として電源ハム等の非常に小さ
な高級な電源が必要であり、そのため装置全体が高価に
なってしまう、という問題があった。
本発明は、上記のごとき従来技術の問題を解決するため
になされたものであり、従来のごとき高精度サンプルホ
ールド回路やクロック幅変動の少ないサンプルホールド
回路駆動用クロック信号を用いることなしに、クロック
幅変動によるSN比の劣化を抑圧することの出来る雑音
抑圧回路を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本発明においては。
クロック信号入力端子とディジタル48号入力端子とア
ナログ信号出力端子とを有し、クロック信号に同期して
ディジタル信号に対応したアナログ値を出力するディジ
タル・アナログ変換器を2個備え、上記2個のディジタ
ル・アナログ変換器のクロック信号入力端子には同一ク
ロック信号を入力し、また、一方のディジタル・アナロ
グ変換器のディジタル信号入力端子にはディジタル信号
を入力し、他方のディジタル・アナログ変換器のディジ
タル信号入力端子にはOまたは一定値を入力し、さらに
上記2個のディジタル・アナログ変換器の一方のアナロ
グ出力から他方のアナログ出力を減算して出力する回路
を備えるように構成している。
すなわち1本発明においては、2個のD/A変換器を用
い、一方のD/A変換器の人力にはディジタル信号を与
え、他方のD/A変換器の入力にはOまたは一定値を与
えることにより、前者の出力には入力ディジタル信号に
対応したアナログ信号とクロック幅変動による雑音分と
を含むアナログ信号を出力させ、後者の出力にはクロッ
ク信号のパルス幅変動分だけのアナログ信号を出力させ
、一方の出力から他方の出力を減算することによってパ
ルス幅変動分を打ち消すことにより、信号成分のみを出
力するように構成したものである。
上記のように本発明においては、D/A変換器が2個必
要であるが、D/A変換器は市販の安価なCMOSイン
バータ等で容易に構成することが出来るので、従来のご
とき高精度サンプルホールド回路やクロック幅変動の少
ない高精度クロック信号発生回路等よりはるかに安価に
構成することが出来る。
なお、本発明は、特にパルス幅変調(PWM)方式のD
/A変換器のクロック幅変動雑音の抑圧に大きな効果を
有する。
〔発明の実施例〕
第1図は本発明の一実施例図であり、本発明の基本的な
構成を示す。
第1図において、11および11’はD/A変換器、1
2はディジタル入力信号、13は0信号、14はクロッ
ク信号、16はアナログ出力信号、 18はアナログ減
算器である。
第1図の回路においては、2個のD/A変換器11およ
び11’ のクロック信号入力端子には、同一のクロッ
ク信号、すなわち同じクロック幅変動を有するタロツク
信号が与えられる。したがって。
2個のD/A変換器11および11′から出力されるア
ナログ信号中のクロック幅変動による雑音も同一となる
そして、一方のD/A変換器11のディジタル信号入力
端子にはディジタル入力信号12を与え、他方のD/A
変換器11’のディジタル信号入力端子にはディジタル
の0値を入力すると、D/A変換器11からは入力ディ
ジタル信号に対応したアナログ信号とクロック幅変動雑
音分のアナログ出力が出力され、D/A変換器11’ 
からはクロック幅変動雑音分のみのアナログ出力が出力
される。
したがって、アナログ減算器18で、D/A変換器11
の出力からD/A変換器11’の出力を減算することに
より、低周波のクロック幅変動雑音をキャンセルするこ
とが出来、雑音に影響されないアナログ出力信号16が
得られる。
次に、第2図は本発明の具体的な回路側図であり、第1
図と同符号は同一物を示す。また、第3図は第2図の回
路の信号波形図である。
第2図において、D/A変換器11および11’は。
Dフリップフロラプ回路20からなるディジタル信号の
りサンプル回路と、その出力をアナログ値として出力す
る出カバソファ21とからなるPWM用D/A変換器で
ある。そして、ディジタル入力信号12は、 I’WM
 (パルス幅変調)のかかったディジタル信号であり、
また入力信号13は0値のディジタル信号である。また
、アナログ減算器18は演算増幅器22と複数の抵抗器
からなる差動増幅回路で構成されている。
第3図に示すように、D/A変換器11の出力Aは、デ
ィジタル入力信号12の値に対応するパルス幅Paの出
力波形となり、またD/A変換器11’の出力Bは、入
力O値に対応するPbの出力波形となる。このPaとP
bは、クロック信号が有するクロック幅変動の影響を受
け、Paはta分だけ、Pbは1+、分だけパルスの幅
が真の値よりずれる。
このずれ分がクロック幅変動による雑音パワーとして出
力に現われる。
しかし、前記第6図で説明したように、ディジタル人力
信号に比して周波数の低い雑音によるクロック幅の変動
は、近傍のクロック信号ではほぼ等しいので、1変換時
間が雑音の周期に対して十分小さければ、上記のt&と
tbとはほぼ等しくなる。そしてPWM回路では、パル
ス高Va、Vbは1つの値しかとらないため、V a 
” V bであり、上記のとと<ta”Ftbとすれば
、出力Aと出力Bに出るクロック幅変動によって発生す
る雑音は等しくなる。したがって、アナログ減算器18
によって出力Aから出力Bを減算(両信号の差を求める
)することにより、クロック幅変動によって発生する雑
音を打ち消し、SN比の劣化を抑圧することが出来る。
上記のように、本発明の回路においては、D/A変換器
の変換周波数よりも十分低い雑音成分である電源ハムや
クロック発生回路のトランジスタの有する1/f雑音で
発生するクロック幅変動によって生ずる雑音を抑圧する
ことが出来る。
次に、第4図は本発明の第2の実施回路図であり、第2
図と同符号は同一物を示す。
第4図の回路は、アナログ減算器18の部分に、演算増
幅器22およびコンデンサ23.24等からなる積分器
を用い、積分機能のほかに本発明の効果も得られるよう
に構成したものである。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明においては、従来のように
高価な高精度サンプルホールド回路や高精度クロック信
号発生回路を用いること無しに。
電源ハムや1/f雑音等のようにD/A変換器の変換速
度に比して十分低い周波数成分の雑音によって生ずるク
ロック幅変動の影響でD/A出力に生ずる雑音を抑制す
ることができる。
そのため、従来のようにクロック信号発生回路の電源と
して電源ハム等の非常に小さな高価な電源を用いる必要
が無く、装置全体を大幅に安価に構成することが出来る
、という実用上極めて優れた効果が得られる。
なお、本発明においては、D/A変換器が2個必要であ
るが、D/A変換器は市販の安価なCMOSインバータ
等で容易に構成することが出来るので、従来のごとき高
精度サンプルホールド回路やクロック幅変動の少ない高
精度クロック信号発生回路等よりはるかに安価に構成す
ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例図、第2図は本発明の具体的
な実施例図、第3図は第2図の回路の動作波形図、第4
図は本発明の他の実施例図、第5図はクロック信号発生
回路の等価回路図、第6図はクロックイ8号発生回路の
各部の波形図、第7図は従来回路の一例図、第8図は従
来回路の動作波形図である。 〈符号の説明〉 11、11’・・・D/A変換器 12・・・サンプルホールド回路 13・・・ディジタル入力信号 14・・・D/A変換器用クロック信号15・・・サン
プルホールド回路用クロック信号16・・・アナログ出
力信号 18・・・アナログ減算器 第1図 L 第2図 特許出願人 日本電信電話株式会社 代理人弁理士 中 村 純 之 助 第3図 第4 図 第5 図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. クロック信号入力端子とディジタル信号入力端子とアナ
    ログ信号出力端子とを有し、クロック信号に同期してデ
    ィジタル信号に対応したアナログ値を出力するディジタ
    ル・アナログ変換器を2個備え、上記2個のディジタル
    ・アナログ変換器のクロック信号入力端子には同一クロ
    ック信号を入力し、また、一方のディジタル・アナログ
    変換器のディジタル信号入力端子にはディジタル信号を
    入力し、他方のディジタル・アナログ変換器のディジタ
    ル信号入力端子には0または一定値を入力し、さらに上
    記2個のディジタル・アナログ変換器の一方のアナログ
    出力から他方のアナログ出力を減算して出力する回路を
    備えた雑音抑圧回路。
JP63188020A 1988-07-29 1988-07-29 雑音抑圧回路 Expired - Lifetime JP2585734B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5523459A (en) * 1994-03-25 1996-06-04 Ube Industries, Ltd. Preparation of α-keto acid ester

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5523459A (en) * 1994-03-25 1996-06-04 Ube Industries, Ltd. Preparation of α-keto acid ester

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