JPH09130146A - Fm無線機における低周波データ変調回路 - Google Patents
Fm無線機における低周波データ変調回路Info
- Publication number
- JPH09130146A JPH09130146A JP7283822A JP28382295A JPH09130146A JP H09130146 A JPH09130146 A JP H09130146A JP 7283822 A JP7283822 A JP 7283822A JP 28382295 A JP28382295 A JP 28382295A JP H09130146 A JPH09130146 A JP H09130146A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frequency
- signal
- modulation
- voltage
- local
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- Pending
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- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
- Superheterodyne Receivers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、自動周波数調整機能を持った変調回
路を提供する。 【解決手段】PLLシンセサイザー及び電圧制御発振器
を用いて第1及び第2のローカル周波数を出力する第1
及び第2のPLLを備え、該第2のPLLシンセサイザ
ーからのアナログ信号をA/D変換し、変換されたデジ
タル信号をロック電圧として保持する制御部を設け、該
制御部により前記第2のPLLシンセサイザーを閉ルー
プとした後に、前記D/A変換器により出力された制御
電圧で発振している電圧制御発振器に変調用AF信号で
FM変調をかけることにより第2のローカル周波数及び
基準周波数用シンセサイザーの基準信号源として使用す
るようにした。
路を提供する。 【解決手段】PLLシンセサイザー及び電圧制御発振器
を用いて第1及び第2のローカル周波数を出力する第1
及び第2のPLLを備え、該第2のPLLシンセサイザ
ーからのアナログ信号をA/D変換し、変換されたデジ
タル信号をロック電圧として保持する制御部を設け、該
制御部により前記第2のPLLシンセサイザーを閉ルー
プとした後に、前記D/A変換器により出力された制御
電圧で発振している電圧制御発振器に変調用AF信号で
FM変調をかけることにより第2のローカル周波数及び
基準周波数用シンセサイザーの基準信号源として使用す
るようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、FM無線機におけ
る低周波データ変調回路に関する。
る低周波データ変調回路に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車電話機等のFM無線機は、制御信
号に音声周波数帯(300Hz〜3KHz)より低い3
00Hz以下の信号にて搬送波をFM変調し、制御信号
として使用している。
号に音声周波数帯(300Hz〜3KHz)より低い3
00Hz以下の信号にて搬送波をFM変調し、制御信号
として使用している。
【0003】FM無線機で、Tx波に300Hz以下の
低周波データ等にてFM変調を掛ける方法は色々ある
が、第1に図2に示すように、温度制御水晶発振器(T
CXO)からなる1つのPLLic、ローパスフィルタ
LPFとからなる一つのPLLシンセサイザーを介して
電圧制御発振器(VCO)に変調用AF信号を入力して
FM変調をかけ直接Tx周波数をつくりだす直接方式が
ある。第2に図3に示すように、Rxシンセサイザーか
らの1stローカル周波数と図2で作り出された固定的
な周波数をミキサー(MIX)でPLLシンセサイザー
でつくりだしたものとをミックスしてTx周波数をつく
りだすいわゆるミックス方式がある。
低周波データ等にてFM変調を掛ける方法は色々ある
が、第1に図2に示すように、温度制御水晶発振器(T
CXO)からなる1つのPLLic、ローパスフィルタ
LPFとからなる一つのPLLシンセサイザーを介して
電圧制御発振器(VCO)に変調用AF信号を入力して
FM変調をかけ直接Tx周波数をつくりだす直接方式が
ある。第2に図3に示すように、Rxシンセサイザーか
らの1stローカル周波数と図2で作り出された固定的
な周波数をミキサー(MIX)でPLLシンセサイザー
でつくりだしたものとをミックスしてTx周波数をつく
りだすいわゆるミックス方式がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし両方式とも、低
周波信号にてFM変調をかけるためPLLシンセサイザ
ーの設計が難しいという問題がある。一方、基準発振器
TCXOの周波数にも変調用AF信号にてFM変調をか
ければPLLシンセサイザーの設計は楽であるが、この
基準発振器にて制御されている他のPLLシンセサイザ
ー、例えば1stローカルPLLシンセサイザーにも影
響を与えてしまう。
周波信号にてFM変調をかけるためPLLシンセサイザ
ーの設計が難しいという問題がある。一方、基準発振器
TCXOの周波数にも変調用AF信号にてFM変調をか
ければPLLシンセサイザーの設計は楽であるが、この
基準発振器にて制御されている他のPLLシンセサイザ
ー、例えば1stローカルPLLシンセサイザーにも影
響を与えてしまう。
【0005】なお、図4に示すように1stローカルP
LLシンセサイザー1と2ndローカルPLLシンセサ
イザー2の2つを使うシステムも考えられる。しかしこ
の場合は2ndローカルPLLシンセサイザー2の設計
が難しくなってしまう。この場合も基準発振器TCXO
にも変調用AF信号にてFM変調をかければPLLシン
セサイザーの設計は楽であるが、前技術と同様、他のP
LLシンセサイザーに影響を与えてしまうという問題が
生じる。
LLシンセサイザー1と2ndローカルPLLシンセサ
イザー2の2つを使うシステムも考えられる。しかしこ
の場合は2ndローカルPLLシンセサイザー2の設計
が難しくなってしまう。この場合も基準発振器TCXO
にも変調用AF信号にてFM変調をかければPLLシン
セサイザーの設計は楽であるが、前技術と同様、他のP
LLシンセサイザーに影響を与えてしまうという問題が
生じる。
【0006】以上の考察から、基準発振器TCVOを2
個持てば解決するはずであるが、この場合はコストアッ
プになる、また自動周波数調整AFCが難しくなってし
まう。
個持てば解決するはずであるが、この場合はコストアッ
プになる、また自動周波数調整AFCが難しくなってし
まう。
【0007】本発明の目的は、かかる問題点を解決した
自動周波数調整機能を持った変調回路を提供することに
ある。
自動周波数調整機能を持った変調回路を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、PLLシンセサイザー及び電圧制御発振
器を用いて第1及び第2のローカル周波数を出力する第
1及び第2のPLLを備え、該第2のPLLシンセサイ
ザーからのアナログ信号をA/D変換し、変換されたデ
ジタル信号をロック電圧として保持する制御部を設け、
該制御部により前記第2のPLLシンセサイザーを閉ル
ープとした後に、前記D/A変換器により出力された制
御電圧で発振している電圧制御発振器に変調用AF信号
でFM変調をかけることにより第2のローカル周波数及
び基準周波数用シンセサイザーの基準信号源として使用
するようにした。
に、本発明は、PLLシンセサイザー及び電圧制御発振
器を用いて第1及び第2のローカル周波数を出力する第
1及び第2のPLLを備え、該第2のPLLシンセサイ
ザーからのアナログ信号をA/D変換し、変換されたデ
ジタル信号をロック電圧として保持する制御部を設け、
該制御部により前記第2のPLLシンセサイザーを閉ル
ープとした後に、前記D/A変換器により出力された制
御電圧で発振している電圧制御発振器に変調用AF信号
でFM変調をかけることにより第2のローカル周波数及
び基準周波数用シンセサイザーの基準信号源として使用
するようにした。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の変調回路の実施
形態を示す回路図である。
形態を示す回路図である。
【0010】受信入力3は、RF−AMP4を経て第1
ミキサー5に入力される。第1ミキサー5にはPLLシ
ンセサイザー6からの1stローカル周波数が入力され
てバンドパスフィルタBPFを介して第2ミキサー7に
入力される。第2ミキサー7には、PLLic8、ロー
パスフィルタLPFからの信号に電圧制御発振器VCO
9に変調用AF信号が入力されてFM変調された2nd
ローカル周波数が入力される。第2ミキサー7の出力
は、中間周波数検出回路10に入力される。中間周波数
検出回路10からのAF信号出力はキャンセル回路11
を経て出力される。ここでPLLシンセサイザーを構成
するPLLic8、LPFにはスイッチSW1、SW2
を介して制御部12が接続されている。制御部12はL
PFからのアナログ信号をデジタル信号に変換するA/
D変換器と、デジタル信号をアナログ信号に変換するD
/A変換器を有しており、ロック電圧の保持を行う。ま
た、電圧制御発振器9から出力される2ndローカル周
波数は、分周器1/Nを介してPLLic13に入力さ
れPLLic13とLPFからの信号が変調用AF信号
によって電圧制御発振器14でFM変調され基準信号と
なる。
ミキサー5に入力される。第1ミキサー5にはPLLシ
ンセサイザー6からの1stローカル周波数が入力され
てバンドパスフィルタBPFを介して第2ミキサー7に
入力される。第2ミキサー7には、PLLic8、ロー
パスフィルタLPFからの信号に電圧制御発振器VCO
9に変調用AF信号が入力されてFM変調された2nd
ローカル周波数が入力される。第2ミキサー7の出力
は、中間周波数検出回路10に入力される。中間周波数
検出回路10からのAF信号出力はキャンセル回路11
を経て出力される。ここでPLLシンセサイザーを構成
するPLLic8、LPFにはスイッチSW1、SW2
を介して制御部12が接続されている。制御部12はL
PFからのアナログ信号をデジタル信号に変換するA/
D変換器と、デジタル信号をアナログ信号に変換するD
/A変換器を有しており、ロック電圧の保持を行う。ま
た、電圧制御発振器9から出力される2ndローカル周
波数は、分周器1/Nを介してPLLic13に入力さ
れPLLic13とLPFからの信号が変調用AF信号
によって電圧制御発振器14でFM変調され基準信号と
なる。
【0011】ここで、SW1をオン、SW2をオフとし
た場合、2ndローカル周波数は、PLLic8、LP
F、SW1、抵抗R、コンデンサCのループにてPLL
シンセサイザーを構成する。この状態にて、受信入力R
xの受信信号に自動周波数調整AFCが行われる。AF
C完了後、ロック電圧を制御部12のA/D変換器で読
み込み、SW1をオフ、SW2をオンとして、A/D変
換器で読み込んだ電圧を制御部12のD/A変換器から
送出して2ndローカルの周波数をPLLシンセサイザ
ーの閉ループ時と同一周波数となるようホールドを行
う。次にこのPLLシンセサイザーのPLLic8等の
電源を切る。
た場合、2ndローカル周波数は、PLLic8、LP
F、SW1、抵抗R、コンデンサCのループにてPLL
シンセサイザーを構成する。この状態にて、受信入力R
xの受信信号に自動周波数調整AFCが行われる。AF
C完了後、ロック電圧を制御部12のA/D変換器で読
み込み、SW1をオフ、SW2をオンとして、A/D変
換器で読み込んだ電圧を制御部12のD/A変換器から
送出して2ndローカルの周波数をPLLシンセサイザ
ーの閉ループ時と同一周波数となるようホールドを行
う。次にこのPLLシンセサイザーのPLLic8等の
電源を切る。
【0012】そうすると2ndローカル周波数は単なる
発振器となり、変調用AF信号はDCからの変調が可能
となる。この出力を2ndローカル信号で使うと共に、
PLLシンセサイザーの基準信号として使用する。
発振器となり、変調用AF信号はDCからの変調が可能
となる。この出力を2ndローカル信号で使うと共に、
PLLシンセサイザーの基準信号として使用する。
【0013】Tx周波数の変調はこの変調のかかった基
準信号と必要に応じて電圧制御発振器VCO14にも変
調用AF信号を外乱として与えることによって、DCか
らの理想的な変調器が構成される。2ndローカル信号
は、電圧制御発振器9にて変調用AF信号にてFM変調
がかかっているため、中間周波数検出回路IFDET出
力のAF信号中に変調用AF信号が復調されてしまう、
よってこれをキャンセルするためのキャンセル回路11
を必要に応じて付加する。
準信号と必要に応じて電圧制御発振器VCO14にも変
調用AF信号を外乱として与えることによって、DCか
らの理想的な変調器が構成される。2ndローカル信号
は、電圧制御発振器9にて変調用AF信号にてFM変調
がかかっているため、中間周波数検出回路IFDET出
力のAF信号中に変調用AF信号が復調されてしまう、
よってこれをキャンセルするためのキャンセル回路11
を必要に応じて付加する。
【0014】以上にて、通話を行うわけであるが、2n
dローカルは通話中は制御部12からのD/A変換器に
よって変換された電圧にて周波数をホールドしてあるた
め、AFC回路及び制御部12のコントロール下に置か
れていることとなり、通話中のAFCを前記電圧のコン
トロールにて達成される。
dローカルは通話中は制御部12からのD/A変換器に
よって変換された電圧にて周波数をホールドしてあるた
め、AFC回路及び制御部12のコントロール下に置か
れていることとなり、通話中のAFCを前記電圧のコン
トロールにて達成される。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の構成なら
びに方法によれば、変調回路の低消費電流化が達成され
るとともに、自動周波数調整機能も達成される。
びに方法によれば、変調回路の低消費電流化が達成され
るとともに、自動周波数調整機能も達成される。
【図1】本発明の変調回路の回路図。
【図2】従来の回路図。
【図3】従来の回路図。
【図4】従来の回路図。
1 1stローカルPLLシンセサイザー 2 2ndローカルPLLシンセサイザー 3 受信入力 4 RF−AMP 5 第1ミキサー 6 PLLシンセサイザー 7 第2ミキサー 8 PLLic 9 電圧制御発振器 10 中間周波数検出回路 11 キャンセル回路 12 制御部 13 PLLic 14 電圧制御発振器
Claims (1)
- 【請求項1】PLLシンセサイザー及び電圧制御発振器
を用いて第1及び第2のローカル周波数を出力する第1
及び第2のPLLを備え、該第2のPLLシンセサイザ
ーからのアナログ信号をA/D変換し、変換されたデジ
タル信号をロック電圧として保持する制御部を設け、該
制御部により前記第2のPLLシンセサイザーを閉ルー
プとした後に、前記D/A変換器により出力された制御
電圧で発振している電圧制御発振器に変調用AF信号で
FM変調をかけることにより第2のローカル周波数及び
基準周波数用シンセサイザーの基準信号源として使用す
るようにしたことを特徴とするFM無線機における低周
波データ変調回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7283822A JPH09130146A (ja) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | Fm無線機における低周波データ変調回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7283822A JPH09130146A (ja) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | Fm無線機における低周波データ変調回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09130146A true JPH09130146A (ja) | 1997-05-16 |
Family
ID=17670605
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7283822A Pending JPH09130146A (ja) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | Fm無線機における低周波データ変調回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09130146A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100501182B1 (ko) * | 1998-07-07 | 2005-09-26 | 삼성전기주식회사 | 광대역용 2입력 변조회로 |
CN105634484A (zh) * | 2015-12-24 | 2016-06-01 | 熊猫电子集团有限公司 | 基于外部触发的调频连续波信号源 |
-
1995
- 1995-10-31 JP JP7283822A patent/JPH09130146A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100501182B1 (ko) * | 1998-07-07 | 2005-09-26 | 삼성전기주식회사 | 광대역용 2입력 변조회로 |
CN105634484A (zh) * | 2015-12-24 | 2016-06-01 | 熊猫电子集团有限公司 | 基于外部触发的调频连续波信号源 |
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