JPS6366089B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6366089B2 JPS6366089B2 JP58046213A JP4621383A JPS6366089B2 JP S6366089 B2 JPS6366089 B2 JP S6366089B2 JP 58046213 A JP58046213 A JP 58046213A JP 4621383 A JP4621383 A JP 4621383A JP S6366089 B2 JPS6366089 B2 JP S6366089B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frequency
- transmission
- reception
- oscillator
- output
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 38
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 claims description 12
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000010009 beating Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/38—Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
- H04B1/40—Circuits
- H04B1/50—Circuits using different frequencies for the two directions of communication
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Transceivers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は送受信周波数偏差を厳しく要求された
場合に有用なPLL形の変復調器を用いた多チヤ
ネル等の無線装置に関するものである。
場合に有用なPLL形の変復調器を用いた多チヤ
ネル等の無線装置に関するものである。
従来例の構成とその問題点
従来、送受信周波数偏差を厳しく要求される多
チヤネル切替の無線装置では、周波数シンセサイ
ザを用いるのが一般的である。また、変復調器と
して位相同期系(PLL)を用いる場合には、変
復調器の基準発振源に高安定な発振器が必要とな
るが、高安定な発振器を別々に用意することは価
格、消費電力、小形化等の上で不経済であり、何
等かの対策が必要となつていた。
チヤネル切替の無線装置では、周波数シンセサイ
ザを用いるのが一般的である。また、変復調器と
して位相同期系(PLL)を用いる場合には、変
復調器の基準発振源に高安定な発振器が必要とな
るが、高安定な発振器を別々に用意することは価
格、消費電力、小形化等の上で不経済であり、何
等かの対策が必要となつていた。
発明の目的
本発明は、多チヤネル切替用等の周波数シンセ
サイザの高安定な基準発振器をPLL形の変復調
器の発振器と共用することにより上記欠点を除去
し、構造簡単で安価な無線装置を提供することを
目的とするものである。
サイザの高安定な基準発振器をPLL形の変復調
器の発振器と共用することにより上記欠点を除去
し、構造簡単で安価な無線装置を提供することを
目的とするものである。
発明の構成
本発明は上記目的を達成するため、周波数シン
セサイザの高安定な基準発振器の発振周波数と
PLL形の変復調器の出力周波数との差周波数を
受信中間周波数と一致させ、受信中間周波信号と
の位相比較により受信波の復調を行い、また、周
波数シンセサイザの基準発振器の発振周波数と
PLL形の変復調器の出力周波数と差周波数と変
調入力で位相変調された変調用発振器の出力信号
との位相比較により高安定な送信変調波を得るよ
うに構成したものである。
セサイザの高安定な基準発振器の発振周波数と
PLL形の変復調器の出力周波数との差周波数を
受信中間周波数と一致させ、受信中間周波信号と
の位相比較により受信波の復調を行い、また、周
波数シンセサイザの基準発振器の発振周波数と
PLL形の変復調器の出力周波数と差周波数と変
調入力で位相変調された変調用発振器の出力信号
との位相比較により高安定な送信変調波を得るよ
うに構成したものである。
実施例の説明
以下に本発明の実施例について図面を用いて説
明する。第1図は本発明の一実施例を示し、第1
図において、1はアンテナ、2はアンテナ切替器
(ANTSW)であり、これは待受時にアンテナ1
を受信部へ、また送信時にはプレストークスイツ
チ等により送信部へ切替える。3は受信の帯域フ
イルタ(BPF−1)であり、高周波域での選択
度を確保するためのものである。4は受信の第1
ミキサ(MIX−1)、5は受信の第1IF(中間周
波)アンプ(IF−1)、6は受信の第2ミキサ
(MIX−2)、7は受信の第2ローカル発振器
(OSC−2)、8は周波数zの受信の第2IFアンプ
(IF−2)、9は周波数シンセサイザ用(以下シ
ンセ部と略記する)の基準発振器(TCX0)で発
振周波数は0である。10はシンセ部の固定分周
器(D−1)であり、基準発振器9の周波数を位
相比較周波数まで分周する。11は制御電圧によ
り周波数が変化するシンセ部の電圧制御発振器
(VCO)であり、その発振周波数はLである。1
2はシンセ部の可変分周器(D−2)であり、
VCO11の周波数を位相比較周波数まで分周す
る。従つて、この周波数をかえることにより
VCO11の周波数Lを変化させることができ、
2波シンプレツクス方式の場合は送信と受信で分
周数をかけてもよい。13はシンセ部の位相比較
器(PD−1)であり、シンセ部の固定分周器1
0とシンセ部の可変分周器12の両出力の位相を
比較し、位相差に比例した電圧を出力する。14
はシンセ部の低域フイルタ(LPF−1)であり、
位相比較器13のノイズ成分を除去するためのも
のである。前記基準発振器9、固定分周器10、
VCO11、可変分周器12、位相比較器13、
低域フイルタ14で多チヤネル切替の周波数シン
セサイザー部を構成しており、可変分周器12の
分周数をかえることによりVCO11の周波数L
をかえて、チヤネル切替をすることができる。1
5はPLL形変復調器用(以下モデムと略記する)
の電圧制御発振器(VCXO−1)で、その周波
数は3である。16はモデム用の周波数てい倍器
(MT)であり、基準周波発振器9の周波数0を
nてい倍(n>2)する。ここでnは2以上(送
受の周波数関係によつてはてい倍器を用いない場
合、即ちn=1に相当する場合も含まれる)を意
味する。17はモデムのミキサ(MIX−3)で
あり、ここではモデムのVCO15とてい倍器1
6の出力n・0を混合し、差周波数2=3−n0
を取出している。18はモデムの変調用発振器
(VCXO−2)であり、その発振周波数は受信の
第2IFアンプ8と同じ2である。19はモデムの
送受切替用スイツチ(SW−1)(スイツチ回路)
であり、受信の場合は受信の第2IFアンプ8の側
へ、送信の場合は変調用発振器18の側へ切替え
られる。20はモデムの位相比較器(PD−2)、
21はモデムの低域フイルタ(LPF−2)、22
はモデムの復調信号の周波数特性のイコライザ
(EQ)、23は受信出力端子であり、ここからス
ピーカ等の音響機器やデータ処理器に接続され
る。24は変調用発振器18の変調入力端子であ
り、マイクロホンやデータコーダに接続される。
このような構成であるため、受信時はVCO15、
ミキサ17、てい倍器16、基準発振器9、位相
比較器20、低域フイルタ21、イコライザ2
1、送受切替用SW19、第2IFアンプ8でモデ
ムのPLL形復調器部が構成される。また送信時
はVCO15、ミキサ17、てい倍器16、基準
発振器9、位相比較器20、低域フイルタ21、
送受切替SW19、変調用発振器18でモデムの
PLL形変調器を構成している。次に25は送信
のミキサ(MIX−4)であり、シンセ部のVCO
11のローカル周波数LのモデムのVCO15の
発振周波数3から送信周波数Tを例えば、T=L
−3の関係により合成する。26は送信のミキサ
25で生じる不要波を除去する送信の帯域フイル
タ(BPF−2)である。27は送信スイツチ
(SW2)であり、送信時にONとなり、常時は
OFFとなり送信のミキサ25の出力が送信の電
力増幅器(PA)28に加えられるのを阻止して
いる。電力増幅器28がAPC(Antomatic
Power Control)ループをもつ場合には、前記
APCループを制御して出力を制御してもよい。
29はプレストークSW(PTSW)であり、通常
はハンドマイクに設けられており、プレストーク
SW29を押しながら送話する。このプレストー
クSW29のONにより連動してアンテナSW2、
送信SW27、モデムの送受切替用SW19を送
信側に切替える。また2波シンプレツクス方式を
送受でVCO11のローカル周波数Lを変化させ
る場合は可変分周器12の分周比を送受信の都度
このプレストークSW29により変えるようにす
る。
明する。第1図は本発明の一実施例を示し、第1
図において、1はアンテナ、2はアンテナ切替器
(ANTSW)であり、これは待受時にアンテナ1
を受信部へ、また送信時にはプレストークスイツ
チ等により送信部へ切替える。3は受信の帯域フ
イルタ(BPF−1)であり、高周波域での選択
度を確保するためのものである。4は受信の第1
ミキサ(MIX−1)、5は受信の第1IF(中間周
波)アンプ(IF−1)、6は受信の第2ミキサ
(MIX−2)、7は受信の第2ローカル発振器
(OSC−2)、8は周波数zの受信の第2IFアンプ
(IF−2)、9は周波数シンセサイザ用(以下シ
ンセ部と略記する)の基準発振器(TCX0)で発
振周波数は0である。10はシンセ部の固定分周
器(D−1)であり、基準発振器9の周波数を位
相比較周波数まで分周する。11は制御電圧によ
り周波数が変化するシンセ部の電圧制御発振器
(VCO)であり、その発振周波数はLである。1
2はシンセ部の可変分周器(D−2)であり、
VCO11の周波数を位相比較周波数まで分周す
る。従つて、この周波数をかえることにより
VCO11の周波数Lを変化させることができ、
2波シンプレツクス方式の場合は送信と受信で分
周数をかけてもよい。13はシンセ部の位相比較
器(PD−1)であり、シンセ部の固定分周器1
0とシンセ部の可変分周器12の両出力の位相を
比較し、位相差に比例した電圧を出力する。14
はシンセ部の低域フイルタ(LPF−1)であり、
位相比較器13のノイズ成分を除去するためのも
のである。前記基準発振器9、固定分周器10、
VCO11、可変分周器12、位相比較器13、
低域フイルタ14で多チヤネル切替の周波数シン
セサイザー部を構成しており、可変分周器12の
分周数をかえることによりVCO11の周波数L
をかえて、チヤネル切替をすることができる。1
5はPLL形変復調器用(以下モデムと略記する)
の電圧制御発振器(VCXO−1)で、その周波
数は3である。16はモデム用の周波数てい倍器
(MT)であり、基準周波発振器9の周波数0を
nてい倍(n>2)する。ここでnは2以上(送
受の周波数関係によつてはてい倍器を用いない場
合、即ちn=1に相当する場合も含まれる)を意
味する。17はモデムのミキサ(MIX−3)で
あり、ここではモデムのVCO15とてい倍器1
6の出力n・0を混合し、差周波数2=3−n0
を取出している。18はモデムの変調用発振器
(VCXO−2)であり、その発振周波数は受信の
第2IFアンプ8と同じ2である。19はモデムの
送受切替用スイツチ(SW−1)(スイツチ回路)
であり、受信の場合は受信の第2IFアンプ8の側
へ、送信の場合は変調用発振器18の側へ切替え
られる。20はモデムの位相比較器(PD−2)、
21はモデムの低域フイルタ(LPF−2)、22
はモデムの復調信号の周波数特性のイコライザ
(EQ)、23は受信出力端子であり、ここからス
ピーカ等の音響機器やデータ処理器に接続され
る。24は変調用発振器18の変調入力端子であ
り、マイクロホンやデータコーダに接続される。
このような構成であるため、受信時はVCO15、
ミキサ17、てい倍器16、基準発振器9、位相
比較器20、低域フイルタ21、イコライザ2
1、送受切替用SW19、第2IFアンプ8でモデ
ムのPLL形復調器部が構成される。また送信時
はVCO15、ミキサ17、てい倍器16、基準
発振器9、位相比較器20、低域フイルタ21、
送受切替SW19、変調用発振器18でモデムの
PLL形変調器を構成している。次に25は送信
のミキサ(MIX−4)であり、シンセ部のVCO
11のローカル周波数LのモデムのVCO15の
発振周波数3から送信周波数Tを例えば、T=L
−3の関係により合成する。26は送信のミキサ
25で生じる不要波を除去する送信の帯域フイル
タ(BPF−2)である。27は送信スイツチ
(SW2)であり、送信時にONとなり、常時は
OFFとなり送信のミキサ25の出力が送信の電
力増幅器(PA)28に加えられるのを阻止して
いる。電力増幅器28がAPC(Antomatic
Power Control)ループをもつ場合には、前記
APCループを制御して出力を制御してもよい。
29はプレストークSW(PTSW)であり、通常
はハンドマイクに設けられており、プレストーク
SW29を押しながら送話する。このプレストー
クSW29のONにより連動してアンテナSW2、
送信SW27、モデムの送受切替用SW19を送
信側に切替える。また2波シンプレツクス方式を
送受でVCO11のローカル周波数Lを変化させ
る場合は可変分周器12の分周比を送受信の都度
このプレストークSW29により変えるようにす
る。
上記構成の動作を要約するに、受信の場合は、
受信周波数Rから、受信の第2IF周波数Rを得て、
モデム部の送受切替用SW19を介して位相比較
器20にミキサ17の出力2と共に入力し、PLL
形復調器部の出力として受信出力22を得てい
る。一方送信時には、変調入力端子18からの変
調信号で、変調用発振器18の出力周波数4に変
調を掛け、前記PLL形変調器の出力3を得て、ロ
ーカル周波発Lと送信ミキサ25に入力して、送
信周波数Tを得ている。上記構成において第2図
に示すように、基準発振器9の出力をモデムの基
準発振器30に兼用するように構成したものであ
る。なお前記基準発振器9は温度補償された高安
定の水晶発振器であり、VCO11の発振周波数
Lの安定度βLは基準発振器9の安定度と一致す
る。ローカル周波数Lは受信時はL=R+1、送
信時はL=T+3の関係になるとしているが、L
=R−1、L=T−3としてもよい。
受信周波数Rから、受信の第2IF周波数Rを得て、
モデム部の送受切替用SW19を介して位相比較
器20にミキサ17の出力2と共に入力し、PLL
形復調器部の出力として受信出力22を得てい
る。一方送信時には、変調入力端子18からの変
調信号で、変調用発振器18の出力周波数4に変
調を掛け、前記PLL形変調器の出力3を得て、ロ
ーカル周波発Lと送信ミキサ25に入力して、送
信周波数Tを得ている。上記構成において第2図
に示すように、基準発振器9の出力をモデムの基
準発振器30に兼用するように構成したものであ
る。なお前記基準発振器9は温度補償された高安
定の水晶発振器であり、VCO11の発振周波数
Lの安定度βLは基準発振器9の安定度と一致す
る。ローカル周波数Lは受信時はL=R+1、送
信時はL=T+3の関係になるとしているが、L
=R−1、L=T−3としてもよい。
また15の発振周波数3が低すぎる場合は、変
復調のPLL回路を構成できない場合がある。こ
のような場合にはVCO15の発振周波数3をて
い倍し、その分だけn0を高くして中間周波数2
を得る方法もある。また、変調用発振器18を変
調出力周波数を2とした場合は充分な周波数変化
(変調)が得られない場合がある。この場合は変
調用発振器18の発振周波数を高くし、他の発振
器とミキサによりこれをビートダウンし、2を得
る方法もある。
復調のPLL回路を構成できない場合がある。こ
のような場合にはVCO15の発振周波数3をて
い倍し、その分だけn0を高くして中間周波数2
を得る方法もある。また、変調用発振器18を変
調出力周波数を2とした場合は充分な周波数変化
(変調)が得られない場合がある。この場合は変
調用発振器18の発振周波数を高くし、他の発振
器とミキサによりこれをビートダウンし、2を得
る方法もある。
さらに、基準発振器9の出力を受信の第2局発
(ローカル)7として用いても良い。また上記実
施例ではダブルスーパーの場合を示したがシング
ルスーパーであつても良い。
(ローカル)7として用いても良い。また上記実
施例ではダブルスーパーの場合を示したがシング
ルスーパーであつても良い。
次に、送信周波数安定度について説明する。
第2図に送信時の周波数関係を示す。ここで3
0はモデムのVCO15の周波数をビートダウン
するための基準発振器(TCXO−2)である。
0はモデムのVCO15の周波数をビートダウン
するための基準発振器(TCXO−2)である。
またβ′0、β3、β4、β0はそれぞれ基準発振器3
0、VCO15、変調用発振器18、シンセ部の
VCO11の周波数安定度である。
0、VCO15、変調用発振器18、シンセ部の
VCO11の周波数安定度である。
モデムのミキサ17で
3−n・0=4 ……(1)
より、3の周波数安定度β3は
β3=(β4 4+nβ′0 0)/3 ……(2)
となる。一方、送信周波数Tは
T=L−3 ……(3)
従つて、β′0、β0、β4が従来のように独立の場
合、最悪、β0′とβ0の方向が逆となり、この場合
送信周波数安定度βTは β′T=(β0 L+β3 3)/T =(β0 L+β4 4+nβ′0 0)/T ……(4) =(β0 L+nβ′0 0)/T+β4 4/T……(5) となる。
合、最悪、β0′とβ0の方向が逆となり、この場合
送信周波数安定度βTは β′T=(β0 L+β3 3)/T =(β0 L+β4 4+nβ′0 0)/T ……(4) =(β0 L+nβ′0 0)/T+β4 4/T……(5) となる。
一方、本発明による基準発振器30を周波数シ
ンセサイザの基準発振器9と共用する場合には、
β0′とβ0の変化方向は同方向でしかもβ0′=β0とな
る。従つて、送信周波数安定度βTは βT T=β0 L−nβ0 0+β4 4 βT=β0(L−n0)/T+β4 4/T ……(6) (5)、(6)式より、送信周波数安定度β′TとβTの差
は n0(β0′+β0)/T ……(7) だけ改善されていることがわかる。
ンセサイザの基準発振器9と共用する場合には、
β0′とβ0の変化方向は同方向でしかもβ0′=β0とな
る。従つて、送信周波数安定度βTは βT T=β0 L−nβ0 0+β4 4 βT=β0(L−n0)/T+β4 4/T ……(6) (5)、(6)式より、送信周波数安定度β′TとβTの差
は n0(β0′+β0)/T ……(7) だけ改善されていることがわかる。
一例として、
T=155.545MHz、3=45.455MHz、
n0=45MHz、L=200MHz、
4=0.455MHz、β0′=±3×10-6、
β0=±3×10-6、β4=±10×10-6、
とすると、従来方式のβTは(5)式より
βT=±4.75×10-6
本発明によると、
βT=±3.02×10-6
となり、本発明によれば±3×10-3の発振器を2
個用いた従来方式に比較して、1.73×10-3だけ送
信周波数安定度が改善されることがわかる。
個用いた従来方式に比較して、1.73×10-3だけ送
信周波数安定度が改善されることがわかる。
発明の効果
本発明は上記のような構成であるから、送信周
波数の安定度はシンセサイザ用高安定度の基準発
振器の安定度で決定され、基準発振器を独立に設
けた場合に比較して他の影響は無視できるので、
安価で高安定な送受信が可能となる効果を有す
る。
波数の安定度はシンセサイザ用高安定度の基準発
振器の安定度で決定され、基準発振器を独立に設
けた場合に比較して他の影響は無視できるので、
安価で高安定な送受信が可能となる効果を有す
る。
第1図は本発明の一実施例における無線装置の
構成を示すブロツク図、第2図は送信機の周波数
関係を示す説明図である。 1……アンテナ、2……アンテナ切替器、3…
…受信帯域フイルタ、4……第1ミキサ、5……
第1IFアンプ、6……第2ミキサ、7……第2ロ
ーカル発振器、8……第2IFアンプ、9……基準
発振器、10……固定分周器、11……可変周波
数発振器、12……可変分周器、13……位相比
較器、14……低域フイルタ、15……変復調器
用電圧制御発振器(VCO)、16……周波数てい
倍器、17……ミキサ、18……変調用発振器、
19……送受切替用スイツチ、20……位相比較
器、21……低域フイルタ、22……周波数特性
イコライザ、23……受信出力端子、24……変
調入力端子。
構成を示すブロツク図、第2図は送信機の周波数
関係を示す説明図である。 1……アンテナ、2……アンテナ切替器、3…
…受信帯域フイルタ、4……第1ミキサ、5……
第1IFアンプ、6……第2ミキサ、7……第2ロ
ーカル発振器、8……第2IFアンプ、9……基準
発振器、10……固定分周器、11……可変周波
数発振器、12……可変分周器、13……位相比
較器、14……低域フイルタ、15……変復調器
用電圧制御発振器(VCO)、16……周波数てい
倍器、17……ミキサ、18……変調用発振器、
19……送受切替用スイツチ、20……位相比較
器、21……低域フイルタ、22……周波数特性
イコライザ、23……受信出力端子、24……変
調入力端子。
Claims (1)
- 1 送信部と、受信部と、前記送信部及び受信部
にそれぞれローカル発振信号を供給するための
PLL型シンセサイザー部と、前記シンセサイザ
ー部に基準周波数信号を供給するための基準発振
器と、少くとも送信中間周波数を発振させるため
の電圧制御発振器と、位相検波器と、前記位相検
波器の一方の入力を得るためのミキサと、前記位
相検波器の他方の入力に接続したスイツチ回路
と、変調器とを設けた変復調器とを備え、前記ミ
キサ入力には、前記電圧制御発振器の出力と前記
基準発振器の出力若しくはそのてい倍出力を印加
し、前記スイツチ回路から送信時と受信時で変調
器出力若しくは受信中間周波出力のいずれか一方
を選択出力してそれぞれ送信中間周波出力若しく
は受信復調出力を得るように構成してなる無線装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58046213A JPS59171334A (ja) | 1983-03-18 | 1983-03-18 | 無線装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58046213A JPS59171334A (ja) | 1983-03-18 | 1983-03-18 | 無線装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59171334A JPS59171334A (ja) | 1984-09-27 |
JPS6366089B2 true JPS6366089B2 (ja) | 1988-12-19 |
Family
ID=12740815
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58046213A Granted JPS59171334A (ja) | 1983-03-18 | 1983-03-18 | 無線装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59171334A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2726428B2 (ja) * | 1988-03-31 | 1998-03-11 | 株式会社東芝 | 無線電話装置 |
JP2623931B2 (ja) * | 1990-07-11 | 1997-06-25 | 日本電気株式会社 | 位相同期送受信装置 |
JP2850160B2 (ja) * | 1991-01-25 | 1999-01-27 | 松下電器産業株式会社 | 時分割複信無線送受信装置 |
DE4201415A1 (de) * | 1992-01-21 | 1993-07-22 | Telefunken Microelectron | Kombiniertes funksende- und -empfangsgeraet mit einer pll-schaltung |
-
1983
- 1983-03-18 JP JP58046213A patent/JPS59171334A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59171334A (ja) | 1984-09-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5852784A (en) | Multiband mobile unit communication apparatus | |
US5825813A (en) | Transceiver signal processor for digital cordless communication apparatus | |
US5740521A (en) | Method and circuit for creating frequencies for a radio telephone | |
US4627099A (en) | Communication apparatus for transmitting and receiving signals on different frequency bands | |
JP5345858B2 (ja) | ノイズリダクションを持つ無線周波数信号の受信及び/又は送信用の装置 | |
JPH05227234A (ja) | 受信装置 | |
JP3503964B2 (ja) | 無線機 | |
US6912376B1 (en) | Mobile phone transceiver | |
JPS5919652B2 (ja) | コヒ−レント周波数ダイバ−シチ受信方式 | |
JPS6366089B2 (ja) | ||
US20020000890A1 (en) | Radio communications apparatus | |
US7349672B2 (en) | Digital signal transceiver | |
JP3825317B2 (ja) | フェーズロックループおよび直交位相変調器の両方を用いたfm変調器 | |
US6167096A (en) | Transmitting circuit for use in code-division multiple access system and frequency-division multiple access system | |
JP3203119B2 (ja) | 周波数シンセサイザ回路 | |
JP2558265B2 (ja) | Fm復調器に関する改良 | |
JPH0564101A (ja) | チユーナ装置を共有する少なくとも2種類の復調回路を備えた受信装置 | |
JPH04245814A (ja) | Fm送信回路 | |
JP3148260B2 (ja) | 無線通信機 | |
JPH02112323A (ja) | 無線通信装置 | |
JPH0998071A (ja) | 自動周波数制御方法とその回路 | |
JPH0464217B2 (ja) | ||
JPS5845860B2 (ja) | 変調回路 | |
JPH06152469A (ja) | シンセサイザー受信機 | |
JPS6198054A (ja) | フエイズロツクドル−プ帯域幅制御方式 |