JPH0342757Y2 - - Google Patents

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JPH0342757Y2
JPH0342757Y2 JP1986010346U JP1034686U JPH0342757Y2 JP H0342757 Y2 JPH0342757 Y2 JP H0342757Y2 JP 1986010346 U JP1986010346 U JP 1986010346U JP 1034686 U JP1034686 U JP 1034686U JP H0342757 Y2 JPH0342757 Y2 JP H0342757Y2
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carrier
circuit
oscillation
oscillation circuit
frequency
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Description

【考案の詳細な説明】 「考案の目的」 (産業上の利用分野) この考案は、SSB,AM,FMモードを備えた
無線通信機の受信回路に係り、特に、局部発振回
路のループ内に含まれたキヤリヤ発振回路のキヤ
リヤ信号切り替えに好適な無線通信機の受信回路
に関する。
(従来技術・考案が解決しようとする問題点) 従来、SSBモード、AM,FMモードを備えた
無線通信機における受信回路のキヤリヤ発振回路
としては、例えば、第2図に示すように構成され
たものがある。この、第2図に示す従来例は、キ
ヤリヤ発振回路2のキヤリヤ信号を、検波器6に
入力すると共に、その信号を、PLLを構成する
局部発振回路1に入力している。したがつて、キ
ヤリヤ発振回路2は、常時発振動作をさせておく
必要があるため、特に、AM,FMモード時にお
いては、その発振出力信号が、IFアンプ等に回
り込み、妨害を与えることがないように配慮をす
る必要があつた。そこで、キヤリヤ発振回路2
に、2つの異なる周波数のキヤリヤ信号を発振す
る発振器CARI,CAR2を設け、AM,FMモー
ド時は、IFアンプ等に発振出力信号が回り込ま
ないような周波数の発振器に、スイツチSW2を切
り替えて変更し、検波器6にキヤリヤ信号を入力
していた。
しかし、上記のようにSSBモード時と、AM,
FMモード時とで、キヤリヤ信号の周波数を変更
して、検波器6に入力していたので、その周波数
変化分を、局部発振回路1で補正をする必要があ
つた。また、IF周波数とキヤリヤ周波数との差
成分がビートになるという欠点があつた。
この考案の目的は、上記従来例の欠点を解消
し、AM,FMモード時に、キヤリヤ周波数を変
更せずに、そのキヤリヤ信号が検波器に入力され
ないように遮断できるようにすることにより、局
部発振回路での周波数の補正操作や、IFアンプ
等への発振出力信号の回り込みをなくすことがで
きるようにした無線通信機の受信回路を提供する
ことにある。
「考案の構成」 (問題を解決するための手段) この考案に係る無線通信機の受信回路は、キヤ
リヤ発振回路の発振出力信号を、キヤリヤ信号と
して検波器に入力する第1の分周器と、キヤリヤ
発振回路の発振出力信号を、PLLで構成された
局部発振回路に入力する第2の分周器とを設ける
と共に、第1の分周器をAM,FMモードのとき
にはオフ、SSBモードのときにはオンさせるスイ
ツチ手段とを設けることによつて、問題の解決を
図つている。
(作用) AM,FMモード時に、キヤリヤ信号を検波器
に入力する第1の分周器を動作させず、検波器の
キヤリヤ信号入力を遮断することで、キヤリヤ発
振回路の周波数を切り替えず、そのままとするた
めに、局部発振回路において周波数差の補正をす
る必要がない。また、IFアンプ等への発振出力
信号の回り込みがない。
(実施例) この考案に係る無線通信機の受信回路の実施例
を第1図に基づいて説明する。
図中、1はPLL構成による局部発振回路で、
電圧制御発振器(VCO)、ミキサ(MIX2)、低
減フイルタ(L.P.F)、プログラマブルデイバイ
ダ(P.D)、比較検波器(φ−DET)から構成さ
れている。2はキヤリヤ発振回路、3は第1の分
周器でSSBモードの時は、キヤリヤ発振回路2の
発振出力信号をキヤリヤ信号として検波器6に入
力し、また、AM,FMモード時は、スイツチ手
段SW1によつて、動作しないように構成されてい
る。
これは、スイツチ手段SW1から第1の分周器3
を構成するIC回路に、データ信号を印加するこ
とによつて、キヤリヤ発振回路2の発振出力信号
が検波器6に入力しないようにオフ状態となるよ
うに構成されている。
4は第2の分周器で、キヤリヤ発振回路2の発
振出力信号を1/A分周し、局部発振回路1の
PLLループ内のミキサー(MIX2)に入力して
いる。
したがつて、この実施例の受信回路は、受信周
波数Sが局部発振周波数VCOとミキサー(MIX
1)で、IF周波数IFに変換され、IFアンプを通
り、検波器6でキヤリヤ信号CARにより、オーデ
イオ信号AFが得られるように構成されている。
上記のように構成することによつて、AM,
FMモード時に、第1の分周器3を、スイツチ手
段SW1からのデータ信号によりオフ状態とし、検
波器6へのキヤリヤ発振回路2からの発振出力信
号を遮断することにより、キヤリヤ発振器の発振
周波数を切り替えず、そのままとするため、局部
発振回路1で周波数差を補正する必要がなく、ま
た、IFアンプ等に発振出力信号が回り込む等の
虞れがない。
「考案の効果」 この考案に係る無線通信機の受信回路によれ
ば、キヤリヤ発振回路を、AM,FMモードでは、
局部発振回路のPLLループを構成する回路の一
部としてまた、SSBモードでは、局部発振回路の
PLLループを構成する回路の一部としての働き
の他に、キヤリヤ信号の発生源となる発振器とし
て使用することができる。また、検波器にキヤリ
ヤ信号を入力させるための第1の分周器をオン・
オフ動作するだけで、送・受信時、同一周波数で
発振できるので、AM,FMモードにおける送・
受信の切り替えによるPLLロツクアツプタイム
を無視することができる。さらに、キヤリヤ発振
回路の発振器を少なくすることができるので、コ
ストの低減と、回路の信頼性の向上を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る無線通信機の受信回路
の実施例を示すブロツク図である。第2図は従来
の無線通信機の受信回路の要部を示すブロツク図
である。 1;PLL構成による発振回路、2;キヤリヤ
発振回路、3;第1の分周器、4;第2の分周
器、5;IFアンプ、6;検波器、7;ミキサ、
SW1;スイツチ手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キヤリヤ発振回路の発振出力信号をキヤリヤ信
    号として検波器に入力する第1の分周器と、前記
    キヤリヤ発振回路の発振出力信号を、PLLで構
    成された局部発振回路に入力する第2の分周器
    と、前記第1の分周器をAM,FMモードのとき
    にはオフさせると共にSSBモードのときにはオン
    させるスイツチ手段とを備えたことを特徴とする
    無線通信機の受信回路。
JP1986010346U 1986-01-29 1986-01-29 Expired JPH0342757Y2 (ja)

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JPS62125034U JPS62125034U (ja) 1987-08-08
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5830359B2 (ja) * 1973-01-17 1983-06-28 イ−シ−化学工業株式会社 コケイカジユンカツユソセイブツ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5830359U (ja) * 1981-08-25 1983-02-28 株式会社ケンウッド 受信機

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5830359B2 (ja) * 1973-01-17 1983-06-28 イ−シ−化学工業株式会社 コケイカジユンカツユソセイブツ

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JPS62125034U (ja) 1987-08-08

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