JPH09129739A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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Publication number
JPH09129739A
JPH09129739A JP7306707A JP30670795A JPH09129739A JP H09129739 A JPH09129739 A JP H09129739A JP 7306707 A JP7306707 A JP 7306707A JP 30670795 A JP30670795 A JP 30670795A JP H09129739 A JPH09129739 A JP H09129739A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiring layer
laser
semiconductor device
layer
passivation film
Prior art date
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Pending
Application number
JP7306707A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirohiko Urushiyama
裕彦 漆山
Hiroshi Otani
拡 大谷
Kenichiro Fuji
健一郎 冨士
Yoshihisa Nishida
敬久 西田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsumi Electric Co Ltd filed Critical Mitsumi Electric Co Ltd
Priority to JP7306707A priority Critical patent/JPH09129739A/ja
Publication of JPH09129739A publication Critical patent/JPH09129739A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザートリミングによるザッピング調整用
配線層溶断の際の歩留まり低下防止 【解決手段】 表面に回路素子が設けられた半導体基板
(21)上に絶縁膜(22)が形成され、絶縁膜(2
2)上にレーザートリミングされる配線層(23)が形
成され、更に配線層(23)上にパッシベーション膜
(24)が形成されてなる半導体装置に於いて、レーザ
ートリミングされる配線層(23)の近傍位置に対応す
るパッシベーション膜(24)に開口部(24a)を形
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ICにおけ
る配線層をレーザートリミングするに適した半導体装置
の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の半導体装置は、完成品の歩留まり
をあげたりあるいは種々の機能をオプションとして持た
せるために種々の調整が用いられ、ザッピングは、この
調整に用いられる手段の一つである。
【0003】図4は、ザッピング調整の一例を示す回路
構成図である、同図において、R1、R2、R3は電源
端子T1とT2との間に直列に配置された抵抗であり、
Sは抵抗R3を電気的にショートする配線である。ここ
で、同図の状態では、電源端子T1とT2との間の抵抗
は値R1、R2を加えた抵抗値であり、配線Sを切断し
た状態では、R1、R2、R3を加えた抵抗値となる。
【0004】図5、図6は調整の具体的な半導体装置の
従来例を示す、それぞれ平面図、A−A線断面図であ
る。図5、図6において、1は表面に抵抗、トランジス
タなどの回路素子が形成された半導体基板、2は半導体
基板1上に形成された酸化膜などの絶縁層、3は上述の
配線Sを形成し、レーザートリミングされる細形部3a
を有するアルミニウム材からなるメタル配線層、4はメ
タル配線層3の細形部を露出する開口部4aを有し他の
メタル配線層を保護するパッシベーション膜である。
【0005】図5において、レーザー照射によってトリ
ミングされてメタル配線層3の細形部3aが溶断され
て、図4の場合で見ると電源端子T1、T2の間の抵抗
値がR1、R2、R3を加えた値になる。
【0006】図7、図8は調整の具体的な半導体装置の
他の従来例を示す、それぞれ平面図、図7のBーB線断
面図である。図7、図8において、11は表面に抵抗、
トランジスタなどの回路素子が形成された半導体基板、
12は半導体基板11上に形成された酸化膜などの絶縁
層、13は上述の配線Sを形成し、レーザートリミング
される細形部13aを有するアルミニウム材からなるメ
タル配線層、14はメタル配線層13を覆いメタル配線
層を保護するパッシベーション膜である。
【0007】図7において、パッシベーション膜14上
からレーザーを照射することによってトリミングされて
メタル配線層13の細形部13aが溶断されて、図4の
場合で見ると電源端子T1、T2の間の抵抗値がR1、
R2、R3を加えた値になる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成の半
導体装置において、従来例ではメタル配線層のレーザー
照射部の上部のパッシベーション膜は開口されて、容易
にメタル配線層が溶断できるが、パッシベーション膜が
除去されてメタルが露出しているため、耐湿性の面で問
題があり、また他の従来例ではメタル配線層のレーザー
照射部の上部にパッシベーション膜が付いていることか
ら、耐湿性の面では有利であるが、メタル配線層をレー
ザー照射により溶断する際に発生するガスにより、レー
ザー照射部のメタルが爆発し、半導体基板表面にダメー
ジを与え、歩留まりを低下させるという問題がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題は、レーザート
リミングされる配線層の近傍に対応するパッシベーショ
ン膜に開口部を形成することによって解決される。
【0010】
【発明の実施の形態】図1、図2において本発明に係る
半導体装置の第一実施例について説明する。図1、図2
はそれぞれ平面図、図1のC−C線断面図であり、これ
ら図面中、21は表面に抵抗、トランジスタなどの回路
素子が形成された半導体基板、22は半導体基板21上
に形成された酸化膜などの絶縁膜、23は上述の配線S
を形成し、レーザートリミングされる細形部23aを有
するアルミニウム材からなるメタル配線層、24はメタ
ル配線層23の細形部23aの近傍位置に開口部24a
を有しメタル配線層23を覆い保護するパッシベーショ
ン膜である。
【0011】図1において、パッシベーション膜24上
からレーザーを照射することによってトリミングされて
メタル配線層23の細形部23aが溶断されて、図4の
場合で見ると電源端子T1、T2の間の抵抗値がR1、
R2、R3を加えた値になる。ここで、メタル配線層2
3の細形部23aがレーザー照射により溶断した際に発
生するガスは、図2の矢印Dに示す如くパッシベーショ
ン24の開口部24aを通じ外部へ放出される。これに
より、メタル溶断の際に半導体基板11の表面に与える
ダメージを少なくしている。
【0012】図3は本発明に係わる半導体装置の第二実
施例を示す平面図である。本実施例は、上述の第一実施
例を改良したもので、図3において図1と同一部分は同
一符号を付し、その詳細な説明を省略する。図3中、2
4bはパッシベーション膜24の開口部であるが、図1
が長方形状の開口部であるのに対し、コ字状の開口部に
形成されている。このコ字状の開口部24bにより、開
口部がメタル配線層23の細形部23aに近ずき、レー
ザー照射した際に発生するガスをより外部へ放出し易く
する。
【0013】なお、上記説明中、メタル配線について述
べたが、これに限ることなくポリシリコン配線などにも
適用することができる。
【0014】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係る半導体
装置は、表面に回路素子が設けられた半導体基板の表面
に絶縁膜が形成され、該絶縁膜上にレーザートリミング
される配線層が形成され、更に該配線層上にパッシベー
ション膜が形成されてなる半導体装置に於いて、該レー
ザートリミングされる配線層の近傍位置に対応するパッ
シベーション膜に開口部を形成してなるため、パッシベ
ーション膜の上からレーザー照射して配線層を溶断して
も、発生するガスがパッシベーション膜の開口部を通っ
て外部へ放出されるので、半導体基板の表面にダメージ
を与えることが少なくなって歩留まりが向上するなどの
利点が生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体装置の第一実施例を示す要
部平面図。
【図2】本発明に係る半導体装置の第一実施例示し、図
1のC−C線断面図。
【図3】本発明に係る半導体装置の第二実施例を示す平
面図。
【図4】一般的なザッピング調整を示す図。
【図5】従来の半導体装置を示す平面図。
【図6】従来の半導体装置を示し、図5のA−A線断面
図。
【図7】他の従来の半導体装置を示す平面図。
【図8】他の従来の半導体装置を示し、図7のB−B線
断面図。
【符号の説明】
1、11、21 半導体基板 2、12、22 絶縁膜 3、13、23 配線層 4、14、24 パッシベーション膜 23a 配線層の細形部 24a、24b パッシベーション膜の
開口部 S 配線
フロントページの続き (72)発明者 西田 敬久 神奈川県厚木市酒井1601 ミツミ電機株式 会社厚木事業所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に回路素子が設けられた半導体基板
    上に絶縁膜が形成され、該絶縁膜上にレーザートリミン
    グされる配線層が形成され、更に該配線層上にパッシベ
    ーション膜が形成されてなる半導体装置に於いて、該レ
    ーザートリミングされる配線層の近傍位置に対応するパ
    ッシベーション膜に開口部を形成してなることを特徴と
    する半導体装置。
JP7306707A 1995-10-31 1995-10-31 半導体装置 Pending JPH09129739A (ja)

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JP7306707A JPH09129739A (ja) 1995-10-31 1995-10-31 半導体装置

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JP7306707A JPH09129739A (ja) 1995-10-31 1995-10-31 半導体装置

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JPH09129739A true JPH09129739A (ja) 1997-05-16

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ID=17960345

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JP7306707A Pending JPH09129739A (ja) 1995-10-31 1995-10-31 半導体装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040217